JPS58117270A - 野積堆積物の被覆用塗料 - Google Patents

野積堆積物の被覆用塗料

Info

Publication number
JPS58117270A
JPS58117270A JP21530781A JP21530781A JPS58117270A JP S58117270 A JPS58117270 A JP S58117270A JP 21530781 A JP21530781 A JP 21530781A JP 21530781 A JP21530781 A JP 21530781A JP S58117270 A JPS58117270 A JP S58117270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
paint
insoluble
film
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21530781A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohito Shinkawa
新川 尚人
Kazuhiro Takeshita
竹下 和博
Masao Asada
浅田 正雄
Kazuhide Fujita
和秀 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp, Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP21530781A priority Critical patent/JPS58117270A/ja
Publication of JPS58117270A publication Critical patent/JPS58117270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は石炭、コークス、鉄鉱石、川砂のような鉱物
、木粉などを長期間にわたり野積堆積させる際に、これ
ら堆積物の表面上に塗工して堆積物の防水、防塵などを
図るための被覆用塗料に関する。
一般に、製鉄所、ガス製造所、製紙工場などは、石炭、
コークス、木粉などを野積堆積して保管する場合か多い
。ところが、これらの堆積物はその保管中に風によって
粉塵を巻きおこして作業環境を悪くしたり、降雨時には
微粉を流し出して、堆積物のロスを招きやすい。また、
とくに石炭、コークス、鉄鉱石などにあっては、野積堆
積時に吸水して堆積物中の含水量が過剰となるとこれを
加熱ないし燃焼させる場合に水の蒸発熱損を生じるなど
の不都合もある。
これらの問題を解決するすぐれた方法として、堆積物表
面に堆積物と同一もしくは類似する粉粒体を充てん剤と
して配合した塗料をを布することにより、その乾燥とに
堆積物表面に水不溶性の塗膜を形成させる方法かすでに
提案されている。しかしながら、野積堆積物は寒暖差、
乾温差、風圧。
自重などの影智で経時的に体積変化を生じやすく、一方
塗膜は降雨や日照などの環境変化にさらされてしだいに
強度か低下するため、ついには上記堆積物の体積変化に
屈して粥膜が破断し堆積物の崩壊を生じることがある。
この発明者らは、上記塗料の性能をさらに改善するため
に鋭意研究を重ねた結果、塗料成分中に繊維質補強材を
配合することにより、塗膜強度が飛躍的に向上して前記
の塗膜破断による問題がほとんど生じなくなることを知
り、この発明をなすに至ったものである。
すなわち、この発明は、乾燥とに水不溶性となる溶体の
溶質(以下、固形分と称する)100重量部に対七、野
積堆積物と同一もしくは類似する材料からなる粉粒体(
以下、充てん剤と称する)500〜15.”1) 00
重量部および繊維質補強材5〜100重量部が混合され
てなる野積堆積物の被覆用塗料に係るものである。
この発明に適用される野積堆積物とは、たとえば石炭(
粉)、コークス(粉)、鉄鉱石、川砂のような鉱物、銅
鉱物9石灰岩、ボーキサイト、その他の金属鉱石または
木粉などの有機粉末物などである。
この発明において溶体の種類は、溶媒が水エマルジョン
系であるものが好適であるが、その他有機溶剤系のもの
であっても差し支えない。いずれにしても、これら各溶
体を構成する固形分としては、乾燥とに水不溶性となる
材料が用いられる。
この固形分材料、とくに水エマルジョン系の固形分材料
には主材としての樹脂とともに造膜助剤。
増粘剤、消泡剤、線屑安定剤などの任意成分が含まれる
上記固形分の主材となる樹脂の代表例を挙げれば、水エ
マルジョン系では酢酸ビニルの重合体本しくはその共重
合体、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルの重
合体もしくはそれらとスチレンとの共重合体、ブタジェ
ンとスチレンとの共重合体、ブタジェンとアクリロニト
リルとの共重合体などがあり、また有機溶剤系ではスチ
レン化アルキッド樹脂、キシレン樹脂変性アルキッド、
塩化ビニルと酢酸ビニルとの共重合体などがある。
水エマルジヨン系塗料とする場合に通常添加する造膜助
剤と増粘剤とにつきその具体例を挙げると、造膜助剤と
してブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート、
ブチルカルピトール、カルピトールアセテート、ヘキシ
レングリコール、ジブチルフタレート、ジオクチルフタ
レートなどがアリ、増粘剤としてメチルセルロース、エ
チルセルロース、カルボキンメチルセルロース、ポリア
クリル酸ソーダ、カゼイ/、デンプンなどがある。
この発明の塗料は、これらの固形分を通常7〜60 L
m%含む溶体たとえば水ゝ工°マルジョンないしはトル
エン、メチルエチルケトンなどの有機溶剤浴液中に、野
積堆積物と同一もしくは類似の材料からなる充てん剤を
混合することにより、塗料にチクソトロピックな性質を
付与して堆積物表面に塗工されたときの堆積物中への塗
料の浸透を可及的に抑止する。
このような充てん剤は、上述したとおり、野積堆積物と
同一もしくは類似する材料から選はれるが、堆積物に類
似する材料とは機能ないし用途が四−もしくは類似する
ものであれはよい。またこの充てん剤の粒子径は一般に
最大粒径が20w以下でる、って、5メツシュパス品が
80%以上、菊メツシュバス品が20%以上となるよう
に調整されたものが望ましい。
この充てん剤の配合吉0合は、+jO記の固形分100
真敏部に対して500〜15,000屯献部、好ましく
は1,000〜6,000重敏部とする必要がある。こ
れは、500重愉部上り少なくなるとチクソトロピック
カ性状を与えに<<、また形成される塗膜の寸断性が悪
くなってショベルなどで心安部分をかき取る除−にがき
取り部具外の= hpが同時にはぎとられるおそれがあ
り、一方15,000重量部より多くすると乾燥塗膜に
ひび割41やクラックが生じて堆積物人間に連続する塗
IIλを形成しくこくくなるだめである。
この発明の塗料L’L1..I:、記の充てん削ととも
に1、戟維質補強剤を配合することが重装であり、この
懺維質補強削の存(Fによって塗膜強度が飛114tl
的に同上し、環境変化に伴う堆積物の体債変tヒが生じ
ても塗膜破断をほとんどおこさず、堆積物の崩哄を抑止
する。
このような声維質補強剤としては、セルロース、コツト
ン、j林、カポック、パームなどの植物j、R維、羊毛
、羽毛などの動物繊維、およびナイロン、ビ二ロン、テ
トロンなどの合成繊維が挙げられる。
これら繊維の平均長さは通常1〜100m+1好適には
2〜50m+gであることが望ましい。平均長さが短か
すぎると塗膜の補強効果が充分に発揮されず、また長く
なりすぎると塗料を混合、塗工する際に攪拌機の羽根や
噴霧機のノ父ルなどにからまりやすくなって作業性を悪
化させる。
この繊維質補強剤の配合割合は、前記の固形分100重
量部に対して5〜100重量部、好ましくは10〜50
重量部とする必要がある。これは、5重量部より少なく
なると塗膜の補強効果が不充分となり、また100重量
部より多くすると前記固形分が繊維に付着しすぎて充て
ん剤の結着に寄与しにくくなって逆に塗膜強度を低下さ
せるおそれがあるからである。
上記の各成分を配合したこの発明の塗料を野積堆積物表
面に塗工するには、スプレー、流し塗り、コテ塗りなど
の手段で乾燥塗膜厚が充てん剤の最大粒径の1/10以
上、好ましくは最大粒径以上となるようにすればよく、
塗工ごは自然乾燥させれはよい。乾燥とに形成された水
不溶性の塗膜は非常に強じんであり、環境変化による堆
積物の体積変化に屈せずこれを押さえこむように作用し
て長期にわたって堆積物の崩壊を阻止する。
以下に、この発明の実施例を比較tallと対比して記
述する。なお、以下において、部および%とあるはそれ
ぞれ重緬部および重量%であることを音吐する。
実施例1 単量体組成が65 :35のアクリル酸ブチルとスチレ
ンとの共重合体の50%水エマルジョン100部を溶質
とし、溶媒としてカルボキンメチルセルロースの4%水
溶液15部、ブチルセロソルブ2部、ヘキサメタリン酸
ソーダの10%水溶液08部および水20部を加えて溶
体をつくり、これに5メツシユパスのコークス粉5.0
00 部(!:平均長さ3+mのセルロース繊維10部
とを混合してこの発明の被覆用塗料とした。
この塗料を、床面積5,400rn”、山積の茜さ18
mの石炭粉からなる野積堆積物の表面にスプレーで塗工
して自然乾燥させたところ、乾燥厚みが約5mの水不溶
性の塗膜が形成された。この方法で被覆した堆積物は約
6ケ月経過ども崩壊せず、この間石炭粉の飛散や流出は
認められなかった。
比較例 セルロース繊維を配合しなゝか°つた以外は実施例1と
同様にして得られた塗料を用い、実施例1とほぼ同規模
の石炭粉からなる野積堆積物表面に塗膜を形成したとこ
ろ、約3ケ月とに崩壊箇所が散見された。
実施例2 単量体組成が50 :45 :5の2−エチルへキシル
アクリレートとスチレンとメタクリル酸との共重合体の
50%水エマルジョン100部を溶質とし、溶媒として
ブチルカルピトールアセテート25部、ヒドロキシエチ
ルセルロースの2%水溶e、50部、エチレングリコー
ル10部、消泡剤(信越シリコーンKM−72)0.5
部および水300部を加えて溶体をつくり、これに40
メツシユパスの川砂2,000部と平均長さ5mのカポ
ック繊維20部とを混合してこの発明の被援用塗料とし
た。
この塗料を、床面積240rn’、高さ1Qtnの川砂
からなる野積堆積物の表面にスプレーで塗工して自然乾
燥させたところ、乾燥厚みが約8Mの水不溶性の塗膜が
形成された。この方法で被覆された堆積物は約6ケ月経
過ども崩壊を生じなかった。
実施例3 単量体組成が30’: 70のスチレンとフリジエンと
の共重合体の50%水エマルジョン100部を溶質とし
、溶媒としてエチルセロソルブ3部および水100部を
加えて溶体をつくり、これに25メツシユパスの木粉1
,200部と平均長さ30mのビニロン繊維5部とを混
合してこの発明の被援用塗料とした。
この塗料を、床面積2,400rn”、高さ15mの木
粉よりなる野積堆積物表面にスプレーで塗工して自然乾
燥させたところ、乾燥厚が約6閣の水不溶性の樹脂塗膜
が形成された。この方法によって被覆された堆積物は約
3ケ月経過ども崩壊せず、この間木粉の飛散や雨水の浸
入は認められなかった。
実施例4 自然乾燥性フェス(詳しくは日東電気工業社製ニラトー
ル120C)100部を溶質とし、溶媒としてキシレン
100部を力♂え°て溶体をつくり、これに5メツシユ
パスの鉄鉱石粉700部と平均長さ10+w+のテトロ
ン繊維10部とを混合して被覆用塗料とした。
この塗料を、床面積5,000nl’、高さ15mの鉄
鉱石粉からなる野積堆積物表面にスプレーで塗工して自
然乾燥させたところ、乾燥厚が約7IIlKの水不溶性
の塗膜が形成された。この方法で被覆された堆積物は約
6ケ月経過ども崩壊せず、この間鉱石粉の飛散や流出は
認められなかった。
特許出願人 新日本製鐵株式會社 日東電気工業株、式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乾燥とに水不溶性となる溶体の溶質1oo重量部
    に対して、野積堆積物と1同°−もしくは類似する材料
    からなる粉粒体500〜15,000重量部および繊維
    質補強材5〜100重量部が混合されてなる野積堆積物
    の被覆用塗料。
  2. (2)繊維質補強材の平均長さが1〜100+wである
    特許請求の範囲第(1)項記載の野積堆積物の被覆用塗
    料。
JP21530781A 1981-12-30 1981-12-30 野積堆積物の被覆用塗料 Pending JPS58117270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21530781A JPS58117270A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 野積堆積物の被覆用塗料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21530781A JPS58117270A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 野積堆積物の被覆用塗料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58117270A true JPS58117270A (ja) 1983-07-12

Family

ID=16670149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21530781A Pending JPS58117270A (ja) 1981-12-30 1981-12-30 野積堆積物の被覆用塗料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58117270A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155165A (ja) * 1984-08-27 1986-03-19 Dainippon Ink & Chem Inc 堆積石炭の流出防止用組成物
JPS62230868A (ja) * 1986-03-31 1987-10-09 Aisin Chem Co Ltd 耐チツピング用被覆組成物
CN102775961A (zh) * 2012-07-12 2012-11-14 天津市瑞德赛恩新材料开发有限公司 一种抗氧抑尘剂及其制备方法
CN103756418A (zh) * 2013-12-27 2014-04-30 安徽省美域节能环保技术应用有限公司 外墙用抗裂涂料及其制备方法
WO2014080960A1 (ja) * 2012-11-20 2014-05-30 株式会社クラレ 粉塵飛散防止剤およびこれを用いた粉塵飛散防止方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545587A (en) * 1978-09-28 1980-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Arc welding power supply device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545587A (en) * 1978-09-28 1980-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd Arc welding power supply device

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6155165A (ja) * 1984-08-27 1986-03-19 Dainippon Ink & Chem Inc 堆積石炭の流出防止用組成物
JPS62230868A (ja) * 1986-03-31 1987-10-09 Aisin Chem Co Ltd 耐チツピング用被覆組成物
CN102775961A (zh) * 2012-07-12 2012-11-14 天津市瑞德赛恩新材料开发有限公司 一种抗氧抑尘剂及其制备方法
WO2014080960A1 (ja) * 2012-11-20 2014-05-30 株式会社クラレ 粉塵飛散防止剤およびこれを用いた粉塵飛散防止方法
JP2014122336A (ja) * 2012-11-20 2014-07-03 Kuraray Co Ltd 粉塵飛散防止剤およびこれを用いた粉塵飛散防止方法
CN104797676A (zh) * 2012-11-20 2015-07-22 可乐丽股份有限公司 粉尘飞散防止剂及使用该粉尘飞散防止剂的粉尘飞散防止方法
US10106716B2 (en) 2012-11-20 2018-10-23 Kuraray Co., Ltd. Dust scatter preventing agent and dust scatter preventing method using same
CN103756418A (zh) * 2013-12-27 2014-04-30 安徽省美域节能环保技术应用有限公司 外墙用抗裂涂料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1857503B1 (en) Aqueous emulsion and coating
US4855349A (en) Mastic and caulking compositions and composite articles
JP3105228B2 (ja) 水性合成樹脂調剤
CA1053995A (en) Impregnation and primer coating of absorptive substrates with plastics dispersions
KR101881402B1 (ko) 비산 방지용 표면 경화제 조성물
JP4264197B2 (ja) 耐水摩耗性を改善するためのイタコン酸含有分散樹脂
JPS6189270A (ja) 改良されたマスチックまたはコーキング配合物
ES2330407T3 (es) Empleo de dispersiones de polimeros, exentas de amoniaco, como aditivo para materiales de construccion a base de agentes aglutinantes hidraulicos.
CA2169314A1 (en) Methods for suppressing dust emissions
AU2008340157A1 (en) Aqueous polymer dispersions, method for the production and use thereof
EP1904590A1 (en) Paint composition
JP2002179985A (ja) 水性の着色塗料組成物
JPS58117270A (ja) 野積堆積物の被覆用塗料
JPH0476365B2 (ja)
CA2893695A1 (en) Amphoteric polymer particles and compositions thereof
US5135813A (en) Mastic and caulking composite articles
CN107216763A (zh) 一种外墙用耐候性弹性防水涂料
JPS58117271A (ja) 野積堆積物の被覆用塗料
US5120607A (en) Mastic and caulking coated substrates
US9528023B2 (en) Amphoteric polymer particles and compositions thereof
JPS6225561B2 (ja)
JPH01190764A (ja) 弾性塗料用下塗り組成物
KR102381571B1 (ko) 효과적인 불투명도를 갖는 저 광택 페인트 조성물
JP3405469B2 (ja) 野積み堆積物の表面処理方法
JPS6248B2 (ja)