JPS6189270A - 改良されたマスチックまたはコーキング配合物 - Google Patents

改良されたマスチックまたはコーキング配合物

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JPS6189270A
JPS6189270A JP60216288A JP21628885A JPS6189270A JP S6189270 A JPS6189270 A JP S6189270A JP 60216288 A JP60216288 A JP 60216288A JP 21628885 A JP21628885 A JP 21628885A JP S6189270 A JPS6189270 A JP S6189270A
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    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は外部表面用水性塗料およびコーキング配合物に
関し、これらは施工されると、不意の降水によシ洗い流
され、あるいは良い落とされたりすることに対し迅速な
抵抗性を生ずるーこれらのの配合物は、乳化重合により
調製された水不訂注ラテックスポリマーの水性分散散、
アニオン重合体で分散された無機顔料、および揮発しゃ
すい配位子を有する多価錯イオン、たとえは亜鉛アンモ
ニウム錯イオンの水溶性塩を含んで構成される。
(従来の技術) (発明が解決しようとする問題点) 本発明は外部表面用水性塗料およびコーキング配合物に
関するものであるが、一般に外部用塗料は、それが外部
表面を保護するために塗布された瞬間から天候の変化に
噌されるものである。水性塗料は数多くの周知の理由か
ら、溶剤官有塗料よりも有利である。水注輩料は施用の
容易さ、輸注溶剤放出の減少、原料および施工費の低減
化、ならびに現場および装置掃除の容易さを提供する。
しかし、水性塗料の施用中および施用@後、水による損
傷で特に傷付きやすい。例えば夏の俄雨が、何時間もの
労働の結果を洗い流すか、あるいはJβ傷し、かつj1
2京な材料を無駄にしてしまうこともある。
外部表面用水性塗料は、水不溶性ポリマーラテックスの
水性分散液をバインダーとして用いることにより配合す
ることができる。施用後、水性キャリヤーは蒸発し、そ
して個々のラテックス粒子は凝集して一体的な被膜を形
成する。成る種の施用では、比較的厚い塗膜を必要とす
る。たとえば、規格化された、商業および工業的屋根材
を断熱および保護するために用いる全型内発泡のポリウ
レタンフォーム用塗膜は比較的厚く、慣用的には0.0
5−0.10 cmのオーダーである。これらの塗料は
、屡々「ルー7マスチツクス」と称される。
ルーフマスチツクスは屡々スプレー技法で施工すれ、こ
れは単一作業期間中に広い面積にわたって塗料を塗布し
得るものである。それらは厚い塗膜として使用されるの
で、たとえば家庭用ペイントのようなポリマーラテック
ス塗料製品と比較すると、相対的に綬慢な蒸発により水
を失うものである。従って、ルーフマスチツクスは特に
傷付きやすくて、予期せぬ降水により洗い落とされるこ
とになる。それで、施用直後またはその後短時間に、洗
い落とし、または洗い流れに対し抵抗性(「早期」洗い
流れ抵抗性)を示す水性ルー7マスチツクスおよびその
他の外部用水性塗料製品に関する実質的ニーズが存在す
る。
(問題点を解決するための手段) 本発明の目的は、洗い流れ抵抗性外部用塗料を提供する
ととKある。本発明は塗料バインダーを提供するもので
あり、該バインダーはルー7マスチツクスを含む外部用
水性塗料を配合するために用いることができ、そしてこ
れは、降水により洗い流されることに対し迅速に抵抗性
を示すものである。本発明は塗布作業者に天気予報とは
無関係K、作業を行わせるものであり、従来技術の水性
塗料では、天気予報によってその塗布が不可能になった
りしてい念のに対し、その生産的な時間ならびにその資
本設備および労力の価値を増加させるものである。更に
、本発明は洗い流れ抵抗性コーキング材およびシーラン
トを提供するものである。以下の開示から理解されるで
あろう、これらおよびその他の目的ならびに効果は、乳
化重合により調製された水不溶性ラテックスポリマーの
水性分散液、アニオン重合体で分散された顔料、および
揮発しゃすい配位子を有する多価錯体イオン、たとえば
亜鉛アンモニウム錯イオンの水溶性塩を含んで構成され
て、優れた洗い流れ抵抗性を示す改良された外部用塗料
配合物に係る本発明によって達成される。
更に、本発明はルーフマスチツクスおよびコーキング材
を含むその他の外部塗布用配合物の洗い流れ抵抗性を改
良する方法を提供する。この方法は、この種の塗料配合
物に、有効量の多価金属錯体水溶性塩を添加するか、あ
るいは新しく施用された配合物が洗い流されることに対
して抵抗性を生ずるのに要する時間を減少させるに足る
塗料配合物を、その場で生成することを含んで構成され
る。
本発明の配合物は、乳化重合により調製された水不溶性
ラテックスポリマーの水性分散液と、アニオン重合体で
分散された顔料と、揮発しゃすい配位子を有する多価錯
体イオン、たとえば亜鉛アンモニウム錯イオンの水溶性
塩とを含んで構成される。
本発明の配合物は、特に外部表面用洗い流れ抵抗性塗料
として有用であり、また特に水平乃至略水平な面、たと
えば工業、商業用および規格化された建物、たとえば倉
庫、工場、小売り店、病院、および学校等に及ぶ屋根材
に施用したとき、有用である。さらに該配合物は、全型
内発泡ポリウレタンフォーム被膜を保護するために使用
することができ、あるいはルーフイングフエルトおよび
アスファルトまたはタールから形成される組み立て屋根
材に施用することができる。エラストマー、ルーフマス
チツクスの一般的記載に関しては、口  、−ム・アン
ド・ハース−カンパニー刊行物83E4(Feb、19
82)rZラストマー屋根材市場1981年(The 
Elastomeric Roof hhrket 1
981 ) Jおよびエル・ニス・フランケル(L、S
、Frankel )他  ′I・ ニヨル「エラストマー・ルーフ・マスチツクスに関する
アクリル・バインダーのライン延長(Ex−tendi
ng the Line of Acr711c Bi
nders forElaatomeric Roof
 Mastici) Jレジン・レビュー(Re5in
 Review ) V−32(Nu 4 、1983
 )を参照されたい。更に、適切な顔料対バイングー比
をもって、かつ適切な流動性制御添加剤と共に配合した
ときは、塗料技術分野で周知のように、これらの配合物
はラテックスコーキング材およびシーラントとして使用
することができる。
本発明の配合物は、優れた洗い流れ抵抗性を示す、すな
わちそれらは雨またはその他の天然あるいは模擬的な降
水により耐洗い流れ性(または洗い流れ抵抗性)を、塗
料乃至コーキング配合物の施用後、先行技術の配合物よ
りも遥かに迅速に呈するものである。この初期の耐洗い
流れ性は顔料を分散させるために用いるアニオン重合体
の多価金属イオン沈殿の結果であり、また多価金属イオ
ンは、錯体金属イオンがそれを金ね4イオンに結合する
様々な平衡を経由して移動する際、この種の沈殿に関し
て得られるようになるものであると信じられている。
配位子は、たとえば施用された塗料またはコーキング材
の表面において空気中に失われてゆくものと信じられて
埴る。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく
、また他の如何なる説明もしくは理1mK限定されるも
のでもない。
M鉛アンモニウム錯イオンは、カルボキシレート基を有
する重合性バインダー用の周゛知の架橋剤であり、そし
てカルボキシレートの官能性を有するポリマーラテック
スバインダーを含有するであろう本発明の配合物によっ
て、アンモニウムが断たれる場合、この種の架橋が生ず
るのは不可避的である。しかし、塗料配合物中の、この
種のポリマーラテックスの存在は、初期耐洗い流れ性を
達成するためKこれら配合物にとって必要な条件という
訳ではなく、カルボキシレートを含まないバインダーも
使用可能である。
本発明の配合物は、アルカリ土類および遷移金属イオン
から選択される多価金属イオンから成る錯イオンの水溶
性塩と、アンモニアおよび有機アミンから選択される配
位子とを必要とする。配位子は、それが金属イオンから
解離する際、あるいは金属錯体から部分的に解離する際
、配位子分子が相対的に揮発性であるように選択されね
ばならない。更に錯イオンから金属イオンへの解離の、
または部分解離金属錯体の速度定数および配位子分子も
相対的に大きくなければならない。これら二つの条件が
合致すると、錯体イオンおよび金属間の平衡に際して相
対的に迅速な移動が見られるか、あるいはルーフマスチ
ックが支持体に施用されたとき、部分的に解離した金属
錯体および配位子分子が生ずる。ルーフマスチックを施
用すると、大気に曝されている大表面積が比較的揮発性
の配位子をルーフマスチック配合物から空気中へ脱離さ
せるものと信じられている。金属錯体の解離に関する比
較的大きい速度定数が、錯体の連続した解離ならびに大
気中に曝された表面に近いルーフマスチック溶剤中に溶
解した配位子分子のプールの補充を保証し、これが順次
配位子分子の空気中への喪失に続く。ルーフマスチック
において金属錯イオンの濃度が減少すると、金員イオン
の濃度が増加し、結局、ルーフマスチック中で顔料分散
剤として使用されるアニオン重合体を不安定とし、かつ
沈殿させるのに有効な濃度を達成するものと信じられる
。有用である金属イ、オンには、Zn(II)、Zr(
II)、Fe(II)、Fe(III)、V(III)
、VO(II)、Co(II)、Mn (I I )、
Ca(II)、Mg (I I )、Ba(II)、5
r(II)、Cd(II)、Cu(II)およびpb(
II)があり、そしてZn(II)  が好ましい。有
用な配位子には、アンモニア、メチルアミン、ジメチル
アミン、トリメチルアミン、エチルアミン、イソプロピ
ルアミンおよびn−プロピルアミンがある。その他の揮
発性アミンもまた用いることができるが、アンモニアが
好ましい。炭酸水素亜鉛アンモニウムも利用できる。し
かし、多価金属錯イオンの、他の如何なる水溶性塩、た
とえば酢酸亜鉛アンモニウムまたは硝酸亜鉛アンモニウ
ムもまた使用可能である。更に、水溶性多価金属錯塩類
の混合物、たとえば亜鉛アンモニウム錯塩類も使用でき
る。
塗料配合物への添加に先立って、水中に水溶性塩を溶解
させることは屡々都合がよい。この種の溶液もまた、過
剰のアンモニアを含むことができる。多価金属錯イオン
の水溶性塩を、塗料またはコーキング材用バインダーと
して機能する水不溶性ポリマーラテックスの水性分散液
と混合してもよい。添加した塩を含有するポリマーラテ
ックス分i液を用いて、引き続きルーフマスチックスコ
ーキング材、またはその他の塗料配合物を調製すること
もできる。多価金属錯体を配合する別の方法は、塗料配
合技術分野における当業者には容易に明らかであろう。
外部用塗料、ルーフマスチック、コーキング材またはシ
ーラント配合物の初期耐洗い流れ性の改良を得るために
添加することを要する多価金属錯塩の量は、該配合物を
調製するに際して用いられるアニオン顔料分散剤の量に
左右され、これはひいては、使用される顔料の41およ
びタイプに左右されることになる。特定の配合物につい
て必要とされる最低レベルは、日常の実験により塗料化
学者によって容易に決定することができる。基鵡として
、初期耐洗い流れ性における顕著な増加は、錯塩を、重
合性分散剤に対するアニオン変化の当量当たり錯イオン
略1当量を付与するに足るレベルで添加したとき、若干
のルー7マスチツク配合物中で得られることが観察され
ている。
本発明の配合物中に用いられる水不溶性ラテックスポリ
マーの水性分散液は乳化重合により調製される。乳化重
合技法は当該技術分野において周知であり、そしてディ
ー・シー・プラッキイ(D。
C−Black)’ )の[乳化重合(Emulsio
n Polymeriza−tion ) J [ワイ
リー(Wiley )、1975  )中で詳細に論述
されている。水中に分散可能な水不溶性ポリマーラテッ
クスをもたらす凡ゆるモノマー混合物は、本発明配合物
のラテックスポリマーを調製するために用いることがで
きる。たとえば、酢酸ビニールのホモポリマーは水不溶
性であるが、それ自体はモノマーとして可成りの水溶性
を有する酢酸ビニールを使用することができる。アクリ
ルモノマー、たとえばアクリル酸およびメタクリル酸の
アルキルエステルが好ましい。本発明のラテックスポリ
マーを調製するために使用することのできるアクリルモ
ノマーの例には、アクリル酎の(C+Cs)アルキルエ
ステルおよびメタクリル酸の(C+Cs)アルキルエス
テル、たとえばメチルメタクリレート、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、n
−ブチルメタクリレート、2−エチルへキシルアクリレ
ート、n−オクチルアクリレート、5ea−ブチルアク
リレート、イソブチルメタクリレート、およびシクロプ
ロピルメタクリレートがある、顕著な水溶性を有する、
微遣のα、β−エチレン系不飽和七ツマー1たとえばア
クリル酸、メタクリル酸、イタフン酸、シトラコン酸、
アクリルアミドおよびメタクリルアミドもまた、本発明
の配合物中で用いる乳化重合体を調製するのに利用する
ことかできろう当該技術分野で周知のように、この穐の
水溶性モノマーと水不溶性モノマーとの共重合は得られ
たフボリマーに対し腰々所望の特性、たとえば長期ラテ
ックス安定性、分散性、および特定の下地に対する改良
ぢれた接着性等を付与する。
本発明において使用されるエマルジョンを調製するのに
用いることができる酸性モノマーは、α。
β−モノエチレン系不飽和酸類、たとえばマレイン酸、
フマル酸、アコニット酸、クロトン酸、シトラコン酸、
アクリロキシプロピオン酸、ならびにアクリル酸、メタ
クリル酸およびイタコン酸の高級オリゴマーである。
更に、共重合して本発明の水不溶性付加重合体を生成さ
せるために用いることのできる酸性モノエチレン系不飽
和モノマーの例には、不飽和脂肪族ジカルボン酸の部分
エステルがあり、そして特にこの種酸類のアルキル半エ
ステルがある。この種の部分エステルの例には、イタコ
ン酸、フマル酸、およびマレイン酸のアルキル半エステ
ルがあり、この場合のアルキル基の炭素数は1乃至6で
ある。この基の代表的な数を有する化合物には、酸性イ
タコン酸メチル、酸性イタコン酸ブチル、酸性7マル酸
エチル、酸性7マル酸ブチル、およ   □び酸性マレ
イン酸メチルがある。
乳化重合体は、α、β−エチレン系不飽和芳香族モノマ
ー、たとえばスチレン、ビニルトルエン、2−ブロモ−
スチレン、0−ブロモ−スチレン、p−クロロ−スチレ
ン、0−メトキシ−スチレン、p−メトキシ−スチレン
、了りルフェニルエーテル、アリルトリルエーテル、お
よびα−メチルスチレンを含んでいてもよい。
本発明の乳化重合体は、極性または可極性非イオノゲン
親木性モノマー、たとえばアクリロニトリル、メタクリ
レートリル、シス−およびトランス−クロトニトリル、
α−シアノスチレン、α−クロロ了クり四ニトリル、エ
チルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イ
ソブチルビニルエーテル、およびブチルビニルエーテル
、ジエチレングリコールビニルエーテル、デシルビニル
エーテル、ビニルアセテート、ヒドロキシアルキル(メ
タ)アクリレート、たとえば2−とドルキシエチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、3−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、ブタンジオールア
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルアク
リレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、お
よびビニルチオール類、たとえば2−メルカプトプロピ
ルメタクリレート、2−スルホエチルメタクリレート、
メチルビニルサルファイド、およびプロピルビニルサル
ファイドを含有していてもよい。
本発明の乳化重合体は、モノマービニルエステルであっ
て、この場合エステルの酸性部分か芳香族および(C1
〜Cl8)脂肪族酸から選択されるものを含んでいても
よい。この種の酸の例には、ギ酸、酢酸、プロピオン酸
、れ−酪酸、n−吉草酸、パルミチン酸、ステアリン酸
、フェニル酢酸、安息香酸、クロロ酢酸、ジクロ四酢酸
、r−クロロ酪酸、4−クロ四安息香酸、2,5−ジメ
チル安息香酸、0−トルイル酸、2+4.5− )リメ
トキシ安息香酸、シクロブタンカルボン酸、シクロブタ
ンカルボン酸、1−(p−メトキシフェニル)シクロヘ
キサンカルボン酸、1−(p−)リル)−1−シフ四ペ
ンタンカルボン酸、ヘキサン酸、ミリスチン酸、および
p−)ルイル酸がある。
モノマー配合物もまた、多官能性モノマー、たとえばア
リルメタクリレート、ジビニルベンゼン、ジエチレング
リコールジメタクリレート、エチレングリコールジメタ
クリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート等を含んでいてもよい。
慣用の乳化重合技法を用いて、本発明の配合物に使用さ
れるポリマーをR製することができる。
従って、これらのモノマーをアニオンまたはノニオン分
散剤で乳化することができ、全モノマーの重量に対して
その約0.5%乃至10%を使用することができる。酸
性モノマーは水溶性であり、従って分散剤として機能し
、これは用いられた他のモノマーの乳化を助ける。フリ
ーラジカル型の重合開始剤、たとえば過硫醸アンモニウ
ムまたはカリウムは、単独にあるいは促進剤たとえばメ
タ重亜硫酸またはチオ硫醜ナトリウムと共に使用するこ
とができる。通常、触媒と称される開始剤および促進剤
は、夫々共重合すべきモノマーの重量に基づいて0.5
乃至2%の割合で用いることができる。熱重合法ならび
にレドックス重合法を採用することができる。重合温度
は、慣用のように室温乃至90℃、またはそれ以上であ
ってもよい。バッチ式、漸次添加、連続および多段法を
用いることができる。
本発明で用いられるエマルジョンの重合方法に適する乳
化剤の実例には、アルキル、アリール、アルカリール、
およびアラルキルスルホネート、スルフェート、および
ポリエーテルスルフェートのアルカリ金属ならびにアン
モニウム塩類、対応するホスフェートおよびホスホネー
ト、更にアルコキシル化脂肪酸、エステル、アルコール
、アミン、アミド、およびアルキルフェノールがある。
メルカプタン、ポリメルカプタン、およびボリハマゲン
化合物を含む連鎖移動剤は重合混合物において、ポリマ
ーの分子社を制御するのに屡々望ましいものである。
適切なポリマーラテックス・バインダーは、多くの販売
業者から入手可能である。
本発明の配合物中で用いられるポリマーラテックスの相
対量は、所望の用途に左右される。一般に有機顔料対バ
インダーの重屋比は1/1乃至約5/1、好ましくは約
1/1乃至4/1である。ルーフマスチツクスの場合は
、約1/1乃至3/1の顔料対バインダー比を用いるこ
とができるが、約2/1の比が好ましい。塗料技術分野
で周知のように、顔料の体積濃度を臨界体積濃度−未満
に保持することが望ましい。
本発明の水性ラテックスベース・マスチツクス、コーキ
ング材、またはシーラントに関して、全固形分は約50
乃至約90重量%、好ましくは約60乃至約85重量%
である。固形分の割合は、有用な稠度が得られるまで出
来、るだけ高く保持するものとする。
本明細書ならびに特許請求の範囲中で使用されるように
、用語「顔料」は、審美性および機能性を付与するため
に用いられる無機物質、たとえばルチルおよびアナター
ゼ二酸化チタンならびに配合物を充填するために用いら
れる無機物質、たとえば炭酸カルシウム(充填材)の双
方を示すものである。
顔料は、所望の稠度、増粘剤の有無、および用いられる
溶剤の量および同−性等によって配合物中に全固形分1
0乃至90重量%の量をもって存在する。適切な顔料に
は、ルチルおよびアナターゼ二酸化チタン、方解石、石
灰石、マイカ、タルク、アスベスト繊維または粉末、珪
藻土、パライト、アルミナ、天然スレート粉、ケイ酸カ
ルシウム、クレー、コロイドシリカ、炭酸マグネシウム
、ケイ酸マグネシウム、および酸化亜鉛等がある。
もし使うとしても溶剤、顔料、およびポリマー固形分の
量は、ツーキング配合物に生パン状稠度を付与するよう
なものとする。ルーフマスチツクスは、若干低い稠度、
即ち粘度約80−120 K、U。
を有している。
本発明の配合物中で用いられる顔料は、高速分散装置、
たとえば「カウルズ(Cowles ) J分散装置を
利用して分散する。アニオン重合体、たとえばポリアク
リレートまたはポリホスフェートは、分散助剤として、
また分散液を安定させるに際して用いられる。アクリル
酸および/またはメタクリル酸と低級アルキルアクリレ
ートとの共重合体が分散剤として好ましい。他の好まし
い実施態様において、トリポリりん酸カリウムか焦損顔
料を分散させるために使用される。用いら11る分散剤
の量は、配合物の単位重鑓当たり使用される顔料の表面
積に左右される。この量は、塗料技術分野における当業
者には慣用の技法をもって容易に決定可能なものである
使用可能なアニオン分散剤は、本発明の塗料、ルーフマ
スチック、コーキング材またはシーラント配合物を着色
あるいは充填するために用いる熊機物質を分散させるた
めに使用する陰イオン帯電高分子物質である。トリポリ
りん酸ナトリウム(CAS Reg、 Ha 7758
−29−4 )は、トリポリりん酸カリウムがそうであ
るように、好ましいアニオン分散剤である。ポリアクリ
レートもまた、好ましい分散剤であり、更にポリアクリ
レートとポリホスフェートの組み合わせは特に好ましい
。他のタイプの「縮合」9ん酸塩、すなわち脱水重合オ
ルトりん酸塩であって、H,O対P、0.比が3対1未
満のものを用いてもよい。ナフタレン−ホルムアミドス
ルホン化重縮合体を含むスルホン化重合体、ポリマレエ
ート、天然物由来分散剤、たとえdタンニン、リグニン
、アルギネート、グルコネート、グルコシド、そしてメ
チレンホスホネートを含む有機ホスホネートを使用して
もよい。用いられる分散剤の、特定のタイプおよび量は
、選定された顔料のタイプおよびグレードにより決定す
ることができ、そして成る顔料の特定のグレード、たと
えば二酸化チタンは未分散状で市場から入手可能である
本発明配合物の−は、たとえば貯蔵中の早期ゲル化を阻
止するために十分高く調節されねばならない。許容最低
限の−は通常の実験で決定可能である。
目安として、下記に示す処方により調製したル   □
) 一7マスチツクスは、−が約10.0以上、好ましくは
一約10,3以上で安定であることが判明している。耐
洗い流れ性は、若干の処方において当初−9,5では得
られない。
本発明の配合物は、所望により慣用の塗料シックナーを
用いて増粘してもよい。たとえば、セルロース・シック
ナー、たとえばメチルセルロースおよびヒドロキシエチ
ルセルロースを使用することができる。他のタイプのシ
ックナーおよび流動性調整剤、たとえば会合疎水性アル
カリ可溶エマルジョンも使用可能である。使用シックナ
ーの量は、調製すべき塗料製品のタイプ、配合物の顔料
/バインダー比、用いられるシックナーのタイプおよび
グレード、および適用されるべき技法等により左右され
る。
更に、本発明の配合物は慣用の塗料成分を含んでいても
よく、それらは防腐剤、抗微生物剤、殺カビ剤、不凍液
、凝集剤、脱泡剤、着色剤、染料、補助溶剤、可塑剤、
および定着剤であってもよい。
様々な施用技法を、本発明の配合物について採用するこ
とができる。成る程度まで、この施用技法は本配合物の
粘度および流動性に左右される。
本発明によるルー7マスチツクスは外部用ラテックスペ
イントよりも若干高い粘度を有しており、そしてそれら
は慣用的にはスプレー技法、たとえけエアレススプレー
により使用される。その他の技法、たとえば刷毛、ロー
ラ、静電吹付は等による施用もまた、適当な手段として
採用することができる。コーキング材はガン吹きで施用
することができる。
0.01 cm厚さく湿潤状態)のルー7マスチツクス
の塗膜を、7.6mX15.2mのアルミニウム板上に
調製する。これらの塗膜を、相対温度約50%、温度7
27(22℃)の条件下で、5分間から開始しその後5
分間または10分間の増し分をもった時間で乾燥する。
これを、1回につき5種類の塗膜を調製すると七により
行い、次いでこれらの塗膜を乾燥した際に所望の乾燥時
間を有する塗膜を選択し、かつ試験する。乾燥時間ごと
K。
塗膜は手動家庭用吹付は器からの水の微細な噴霧を受け
る。この噴霧は30秒間隔で合計10回反復される。塗
膜は、それが10回噴霧された後一定の乾燥時間におい
て、該塗膜から流れる水が白色の再分散された塗料を全
く含まない場合に、試験をパスした(良好な耐洗い性を
有する)ものとする。
また塗膜は、その10回の水の噴霧の、いずれの1回の
後でも一定の乾燥時間において、該塗膜から流れる水が
白色の再分散された塗料を含む場合には、試験をパスし
なかった(不良な耐洗い流れ性を有する)ものとする。
い流れ性−コーキング材 0.32cm厚さく湿潤状態)で、かつ2.5儒×8.
9mの寸法を有するコーキング材のスラブを、約7.6
 cm X 15.2 cmのアルミニウム板上に調製
する。これらのコーキング材のスラブを相対湿度50%
、温度72下(22℃)の条件下で5分間から開始され
、次いで10分間、15分間、そしてその後15分間の
増し分をもった時間で乾燥する。
これを、1回につき数種類のスラブを調製することKよ
り行い、次いでこれらの塗膜を乾燥した際に所望の乾燥
時間を有する塗膜を選択し、かつ試験する。乾燥時間ご
とに、コーキング材スラブを支持するアルミニウム板を
、全体的に24時間水中に浸漬し、次いで再分散に対す
る抵抗性を評価する。コーキング材スラブは、それが2
4時間の再分散に耐えたとき、試験をパスしたものとす
る。
稠度−コーキング材 コンパウンド試料および6オンスのポリエチレン・カー
トリッジを、標準条件で少なくとも16時間状態il整
する。この状態調整末期に、適所にプランジャーを備え
たカートリッジをノズル端からコンパウンドで収容能力
まで充填し、そして空気動力コーキング書ガン〔「セム
コ・セールス・アンド・サーヴイス・インコーホレーテ
ッド(Semco 5ales & 5ervice、
Inc、) J )中に配置する。直径1/8インチの
オリフィスを備えた標準「セムコ」ノズルにカートリッ
ジを取り付ケル。  1次に、このフンパウンドを、ス
トップウォッチを用いてオリアイスを経由する押し出し
時間を計りながら空の容器内に50 psiでガン吹き
する。ガン吹き時間は秒で記録する。
(実施例) 以下の実施例により例示するが、本発明はこれによって
限定されるものではない。
ラテックス重合体の調(1’!! ポリマーAを、標帛技法を利用して乳化重合により調製
するっ得られたラテックス重合体の水性分散液は、全固
形分55%を有し、かつ以下のモノマー組成を重量で有
している。すなわち、アクリル酵ブチル96.35%、
アクリロニトリル2%、メタクリル酸1.65%である
。この重合体は、種エマルジョンに80−82℃で、ア
ニオン界面粘性剤により安定化させたモノマーエマルジ
ョンを漸次添加することによって調製される。ラジカル
重合は、重合中に供給されるNa2 Sz Osによっ
て触媒作用を受ける。得られた重合体ラテックスには、
レドックス触媒がさらに加えられ歿存モノマーを減少さ
せる。
ルーフマスチックの調す! ルーフマスチックは、以下の処方Iに従い標fls塗料
技法を利用して調製される。
水        キャリアー   178.1とドロ
キシエチルセルロース     シックナー     
 4.4〔「ナトロソール(Natrosol■)25
0MXR’ J) アニオン重合体     分散剤     5.0〔「
タモール(Tamol■)8502J)エチレングリフ
−/l/      凝集剤     15.6〔「ノ
プコ(Nopco■)NXZ”     脱泡剤   
     2.0KTPP           ポリ
りん耐塩分散剤   1.5炭醸カルシウム    充
填材顔料   4.13.4〔「テ5.ラマイト(Du
rarnite■)4」〕醗化亜鉛        反
応性顔料/安定剤  49.3〔「力〜クス(Kado
x■515’ J)二酸化チタン      隠蔽/反
射    73・9〔「タイピュア(TiPure■)
R−960’J)l 「ナトνソール■」はプラウエア
州、ウイルミントンの八−キュリーズ・インコーホレー
テッドの登録商標。
2 「タモール■」はロームeアンド・ハース・カンパ
ニーの登録商標。[タモール■850 J分散剤はカル
ボキシル化高分子電解質のナトリウム塩である。
3 「ノプコ■」はダイアモンド−ジャムロック争コー
ポレーションの登録商標。
4 「デュラマイト」はジョーシア州、カータースケイ
ルのトンプソンーワイマン・アンド嗜カンパニーの商標
5 「カドツクス■」はペンシルヴアニア州、ベツレヘ
ムのニューシャーシー〇ジンクの登録商標。
6 「タイピュア■」はイー・アイーデュボンーデニュ
モアス・カンパニーの登録面m。
上記成分を配合し、そして高速ディスペンサーで15分
間磨砕する。この磨砕物を低速で、下記成分と溶解させ
る6 ポリマーA 全固形分55%    バインダー   
431.4Fテクサノール(Texanol■)7」 
     凝集剤        7.31スケイン(
Skane■)M−8’J      殺カビ剤   
   2.2[ノプコ(Nopco■)NXZ”J  
    脱泡剤       2.0「トライトン(T
riton■)X−405’J   ノニオン界面活性
剤    5.5NH,OHpHFli節     1
,07 「テクサノールf0」はニューヨーク州、o−
F−ニスターのイーストマン・コダックの登録商標。
8 「スケイン■」ケローム・アンド・ハース・カンノ
ぐニーの登録商標。
9 「トライトン■」ハローム・アンド・ハース・カン
ノぞニーの登録商標。
「トライトンX−405J 界面活性剤はオクチルフェ
ノールポリエーテルアルコール、 CASReg、No
、9036−19−5である。
成分     機能  重層グ) ポリマーA              /々インダー
      522.20「ドライドy(Trito#
X−4o5’ J    ノニオ:y!mjm生11 
  10.50エチレングリコール         
凝集剤      2.90ヒドロキシエチルセルロー
ス     シックナー       5.80   
   ’〔「ナトロソール(Natrosol■250
MXfeJ)$ IJ IvrR−)、、q、二二浦工
、      顔”散剤     °°°。
〔「カルボン(」〕
1  r7″ロクセルCRL J抗微生物剤はデラウェ
アメリカズの製品 2 「トライトン■X−405J界面活性剤はオクチル
フェノールポリエーテルアルコール。
3 「ナトロソール■」はプラウエア州、ウィルミント
ンのバーキュリーズ・インコーホレーテッドの登録商標
一テッドの登録商標つ 5 「タモール■」はペンシルグアニア州、フィラデル
フィアのローム・アンド・ハース・カンノぐニーの登録
商標。
コーキング材処方■(続き) 上記の成分をシグマ−ブレードミキサーに添加し、そし
て高剪断応力において75分間混合する。
次いで、下記の成分を添加し、そして混合を更に10分
間継続する。
最後に、下記の脱泡剤を添加し、そして混合を更に5分
間継続して連行空気を減少させろう「ノプコ(Nopc
o■)NXY” J                
  1.106 「キャメル テックス」はメリーラン
ド州、エクソンのバリー・ティー・キャンベル・サンズ
Φコーポレーションの商標。「キャメルテツクス」体質
顔料は吸油指数13−16ならびに平均粒径2−5ミク
ロンを有するつ 7 「タイピュア■」はイー・アイ・デュポン・デニュ
モアス・カンノぐニーのR録標i。
8 「プアーンール」はテキサス州、ヒユーストンのエ
クソン・コーポレーションの商標つ9 「シラン Z−
6060Jはミズリー州、ミツドランドのタウφコーニ
ノグ・コーポレーションの製品。
10「ノゾコ■」はダイアモンド・ジャムロック・コー
ポレーションの登録商標。
亜鉛アンモニウム錯体溶液の調製 以下の処方に従って、可溶性亜鉛アンモニウム錯体の溶
液を調製する。
炭酸水素亜鉛アンモニウム(亜鉛8.4%)水    
                  2.80 f炭
酸水素アンモニウム         74.4 g酸
化亜鉛                62.0 g
水酸化アンモニウム          176.0 
g酢酸亜鉛アンモニウム(亜鉛8.42%)水    
                  21.8g酢酸
亜鉛(工水和物)           28.2g水
酸化アンモニウム          50.0 g硝
酸亜鉛アンモニウム(亜鉛8.4%)硝酸亜鉛(六水和
物)          40.3 g水酸化アンモニ
ウム          59.7 g比較例 1 ルーフマスチックを上記ルーフマスチック処方Iに従っ
て調製する。得られたマスチックはストツマ−粘匿計に
よる測定で、初期)1・1度89に、U。
(クレブス単位)を有し、また上記試験法を用いて耐洗
力流れ性を発現させるには80分の乾燥時間を要するっ
50℃で、30日後の稠度は85に、U。
であろっ耐洗r流れ性を発現させるだめの長い乾燥時間
は、従来調製され、かつ使用された水性ルーフマスチッ
クスでは典型的なものである。
実施例 1 水41.1 fを炭酸水素、亜鉛アンモニウム浴液41
.1 fで置き換える以外は、上記ルーフマスチック処
方■に従ってルーフマスチックを調製する5この錯体浴
液の調製は上に説明されているつこのルーフマスチック
は、初期稠度88に、U、、50℃、30日後の稠度9
6 K、U、を有し、また耐洗い流れ性を発現させるに
は10乃至20分の乾燥時間を要する、この実施例は、
ルーフマスチックの耐洗い流れ性に対する添加亜鉛錯体
の効果を示しているう あるいは金属錯棒金、その場所で生成させるようにして
もよいったとえば、ルーフマスチック処方■に対する炭
酸水素アンモニウムおよび付加的な水酸化アンモニウム
の添加は、6タ化唾鉛が既にマスチック配合物の一成汁
τあり、かつ亜鉛イオンの供給源としてはたらくのだか
ら、1llu鉛アンモニウム錯イオンの生成をもたらす
ことになる。
比較例 2 [タモール■850(分散剤含有縫がL6f。
そしてKTPPを除去する以外)t、ループマスチツ、
り処方lに従ってルーフマスチックヲ門製する、「タモ
ール@gso]分散剤のQ(Vよ、比較例1と同様のア
ニオン分散剤当量数1jl−維持するように設定する。
このルーフマスチックは、稠1189に−U。
を有し、また耐洗い流れ性を発現させるにtf8G分の
乾燥時間を要する。50℃で、30日後の稠度は90に
、U、であるう 実施例 2 水41.1 fを炭酸水素亜鉛アンモニウム浴液41.
1 ?で置き換える以外は、実施17す1と全く同様に
してルーフマスチックt” A″:l QtJする、こ
のルーフマスチックは、初期稠度89 K、lJ、を’
+iしhiた耐洗い流れ性を発現きせるにI−,120
分の乾燥時間を要する、50℃で、30日後の稠度は9
6に、U。
である、この実施例は、ポリカーゼキシレート顔料分散
剤のみを含有するルーフマスチックにおいて、早期耐洗
い流れ性の得られることを示しているつ 比較例 3 ルーフマスチック処方■に従ってルーフマスチックを調
製する。KTPP−含有量は3.1rであり。
そして「タモール■850」分散剤を除去する。
KTPPの量は、比較例1と同様のアニオン分散剤当量
数を維持するように設定する。このルーフマスチックは
、初期稠度89 K、U、を有し、また耐洗い流れ性を
発現させるには100分の乾燥時間を要する。50℃で
、30日後の稠度は89に、LLである。
実施例 3 水44.1 fを炭酸水素亜鉛アンモニウム浴液41.
1 fで置き換える以外は、実施例3と全く同様にして
ルーフマスチックを調製する。このルーフマスチックは
、初期稠度105 K、U、 t−有し。
また耐洗い流れ性を発現させるには5分の乾燥時間を要
する、50℃で、30日後のf1度は136に、U、で
あろうこのルーフマスチックのかなり高い初期稠度は、
高温貯蔵中の粘度の、比較的顕著な増加を生ずるので、
限界に近い安定性を示している可能性がある。この実施
例は1.t?りりん酸塩顔料分散剤のみを含有するルー
フマスチックにおいて、早期耐洗い流れ性の得られるこ
とを示している。
比較例 4 水10.3 fのみを炭酸水素亜鉛アンモニウム溶液で
置き換える以外は、実施例1と全く同(羨にしてルーフ
マスチックを調製する。このルーフマスチックは、初期
稠度82 K、U、を有し、また耐洗い流れ性を発現さ
せるには80分の乾燥時間を要する750℃で、30日
後の稠度は79に、U、であろうこの比較例は、実施例
1の亜鉛錯体量の僅かに25%が、本比較例において用
いる特定のルーフマスチック配合物の耐洗い流れ性を改
良するには不適当であることを示している。
実施例 4 水15.52のみを炭酸水素亜鉛アンモニウム溶液で置
き換える以外は、実施例1のようにしてルーフマスチッ
クを調JJfる、このルーフマスチックは、初期稠度8
0 K、U、を有し、また耐洗い流れ性を発現させるに
は70分の乾燥時間を要する一50℃で、30日後の稠
度は80に、U、である、本実施例は、実施例2の亜鉛
錯体量の僅かに37,5チが、この特定ルーフマスチッ
ク配合物の耐洗い流れ性を大幅に改良するには不適当で
あることを示しているが、一方では僅かな改良も認めら
れるう実施例 5 水211.5 tのみを炭酸水素亜鉛アンモニウム溶液
で置き換える以外は、実施例1のようにしてルーフマス
チックを調製、する、このルーフマスチックは、初期稠
度84 K、U、を有し、また耐洗い流れ性を発現させ
るには50分の乾燥時間を要すり、:1゜50℃で、3
0日後の稠度は85 K、U、である。
本実施例は、この特定ルーフマスチック配合物において
改良された耐洗い流れ性を付与するために。
時間に関し顕著な減少5f:達成する亜鉛錯体の下限力
、該ルーフマスチック中のアニオン物質基準で約捗当量
であることを示している。
実施例 6 水41.1 Fを除去し、かつ炭酸水素亜鉛アンモニウ
ム溶液82.29を添加する以外は、実施例1と全く同
様にしてルーフマスチックヲ調製する。
このルーフマスチックは、初期稠度791(、U、を有
し、また耐洗い流れ性を発現させるには5分の乾燥時間
を要する。、50℃で、30日後の稠度は89 K、U
、であるう本実施例は、過剰の亜鉛錯体が、このルーフ
マスチック中の全アニオン物質基準で等しい当量の亜鉛
およびアニオンにより生成されたものを超える耐洗い流
れ性の改良金全くもたらさないことを示している。
火t7 炭酸水素亜鉛アンモニウム浴液41.1 fの代わシに
、硝酸亜鉛アンモニウム溶液41.11を用いる以外は
、実施例1と全く同様にしてルーフマスチックを調製し
た。このルーフマスチックは、初期稠度83 K、U、
を有し、また耐洗い流れ性を発現させるには5分の乾燥
時間を要する150℃で。
30日後の稠度は93 K、U、であるう本実施例は、
早期耐洗い流れ性を維持しながら、炭酸水素亜鉛アンモ
ニウムをその他の亜鉛アンモニウム錯塩で置換し得るこ
とを示している。
実施例 8 炭酸水素亜鉛アンモニウムまたは硝酸亜鉛アンモニウム
溶液41.1 Fの代わりに、炭酸水素亜鉛酢酸アンモ
ニウム溶液41.1 fを用いる以外は。
実施例1および7と全く同様にしてルーフマスチックを
調製する。このルーフマスチックは、初期稠度84 K
、U、を有し、また耐洗い流れ性を発現させるには5分
の乾燥時間を要する750℃で、30日後の稠度は90
 K、U、である、本実施例は、早期耐洗い流れ性を維
持1−ながら、炭酸水素亜鉛アンモニウムをその他の亜
鉛アンモニウム錯塩で置換し得ることを示している、 比較例 5 コーキング材処方■に従って、コーキング材を調製する
うとのコーキング材は、測定された稠度10.4秒を有
し、また耐洗い流れ性fIC発現させるには90分を超
える時間を要するっ 実施例 9 セルロースシックナーのレベルe 8.7 Ofに高め
て、コーキング材の稠度を比較例5のそれと略同−に維
持すること、および下記の付加的な成分を当初混合物に
添加する以外はコーキング材処方Hに従って、コーキン
グ材fr、調製する。
炭酸水素アンモニウム   12.20水酸化アンモニ
ウム     29.00これらの成分は、錯塩の浴液
tr−″4製するために用いるのと同一の割合において
添加されるうその場所における錯体の生成は、ns I
ei、とじての添加よりもコーキング材固形分の減少t
 (U小にするという利点を有している。このコーキン
グ材は、稠度8.4秒を有し、また耐洗い流れ性を発現
させるには5乃至10分金要する。
(発明の効果) 本発明の配合物は、特に外部表面用洗い流れ抵抗性塗料
として有用であり、また特に水平乃至略水平な面、たと
えば工業、商業用および規格化された建物、たとえば倉
庫、工場、小売り店、病院、および学校等に及ぶ屋根材
に施用したとき、有用である。さらに該配合物は、全型
内発泡ポリウレタンフォーム被膜を保護するために使用
することができ、あるいはルーフイングフエルトおよび
アスファルトまたはタールから形成される組み立て屋根
材に施用することができる。更に、適切な顔料対ノ々イ
ングー比をもって、かつ適切な流動性制御添加剤と共に
配合したときは、塗料技術分野で周知のように、これら
の配合物はラテックスコーキング材およびシーラントと
して使用することができる。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乳化重合により調製された水不溶性ラテックスポ
    リマーの水性分散液と、アニオン重合体で分散された顔
    料と、亜鉛アンモニウム錯体イオンの水溶性塩とを含ん
    で構成され、この場合ルーフマスチックの顔料対バイン
    ダーの割合が約1.0乃至2.5であることを特徴とす
    る優れた洗い流れ抵抗性を示す改良されたマスチックま
    たはコーキング配合物。
  2. (2)乳化重合により調製された水不溶性ラテックスポ
    リマーの水性分散液と、アニオン重合体で分散された顔
    料とを含んで構成される塗料配合物で、外部表面を塗布
    する方法において、前記塗料配合物に亜鉛アンモニウム
    錯イオンの水溶性塩を添加することを特徴とする方法。
  3. (3)乳化重合により調製された水不溶性ラテックスポ
    リマーの水性分散液と、アニオン重合体で分散された顔
    料とを含んで構成されるコーキング配合物でコーキング
    し、かつ外部接合を行う方法において、前記コーキング
    配合物に亜鉛アンモニウム錯イオンの水溶性塩を添加す
    ることを特徴とする方法。
  4. (4)配合物のpHが、少なくとも10.0である特許
    請求の範囲第1項記載の配合物。
  5. (5)配合物のpHが、約10.2である特許請求の範
    囲第4項記載の配合物。
  6. (6)前記ポリマー分散剤によって示されるアニオン変
    化の全当量に対する前記亜鉛イオン変化の当量の割合が
    、少なくとも約0.5である特許請求の範囲第1項記載
    の配合物。
  7. (7)前記当量の割合が、約0.8乃至1.5である特
    許請求の範囲第6項記載の配合物。
  8. (8)前記当量の割合が、約1である特許請求の範囲第
    7項記載の配合物。
  9. (9)前記アニオンポリマー分散剤が、アクリル酸の共
    重合体から選択されるポリホスフェート、そして(C_
    1−C_4)アルキルアクリレートから選択される少な
    くとも1種類のモノマー、およびそれらの混合物である
    特許請求の範囲第1項記載の配合物。
  10. (10)前記アニオンポリマーが、トリポリりん酸カリ
    ウムとアクリル酸の共重合体との混合物および(C_1
    −C_4)アルキルアクリレートから選択される少なく
    とも1種類のモノマーである特許請求の範囲第9項記載
    の配合物。
  11. (11)前記亜鉛アンモニウム錯イオンの水溶性塩が、
    炭酸水素亜鉛アンモニウム、硝酸亜鉛アンモニウムおよ
    び酢酸亜鉛アンモニウムから選択される特許請求の範囲
    第1項記載の配合物。
JP60216288A 1984-10-01 1985-10-01 改良されたマスチックまたはコーキング配合物 Expired - Lifetime JPH0684482B2 (ja)

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