JPS6144278Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6144278Y2 JPS6144278Y2 JP18479781U JP18479781U JPS6144278Y2 JP S6144278 Y2 JPS6144278 Y2 JP S6144278Y2 JP 18479781 U JP18479781 U JP 18479781U JP 18479781 U JP18479781 U JP 18479781U JP S6144278 Y2 JPS6144278 Y2 JP S6144278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinch roller
- lever
- crimping
- loading
- capstan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 22
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はVTRにおけるピンチローラ圧着機構
に関する。 まず、従来のピンチローラ圧着機構の一例を以
下に説明する。 第１図はローデイング途中におけるピンチロー
ラ圧着機構の平面図、第２図はローデイング完了
時における同平面図であり、１は円筒状ガイドシ
リンダ、２は外周に切欠き２ａが設けられたロー
デイングデイスクで、支持ローラ３，３，３によ
り回動自在に支持されている。４，４，４，４，
４は該ローデイングデイスク上に軸支されテープ
（図示省略）を所定のテープパスに装架するガイ
ドピン、５は同じくローデイングデイスク２上に
軸支され回動可能なピンチローラ支持レバー、６
は該ピンチローラ支持レバー上に載置されたピン
チローラ、７は該ピンチローラが圧着されるキヤ
プスタンである。 ８は金属製のシヤーシ上の支軸９に軸支される
と共にバネ１０により常時、ローデイングデイス
ク２側に付勢され、ローデイング完了時に反時計
方向に回動してピンチローラ６とキヤプスタン７
を圧着せしめるピンチローラ圧着レバー、８ａは
該ピンチローラ圧着レバーの回動端に設けられロ
ーデイング中、前記ローデイングデイスク２の外
周に摺接し、ローデイング完了時に切欠き２ａ内
に侵入するローラ、８ｂは同じくピンチローラ圧
着レバーの回動端に設けられ、ローデイング完了
時、該ピンチローラレバーの回動によつてローデ
イング完了検出スイツチ１１を押圧する押圧片で
ある。また、１２は前記バネ１０の一端を固定す
るストツパである。 次に上述の機構の動作について説明する。 まず、ストツプモードからプレイ釦（図示省
略）を操作すると第１図に示す如くローデイング
デイスク２が反時計方向に回動する。このローデ
イング途中においては、ローラ８ａはバネ１０の
付勢によりローデイングデイスク２の外周に圧接
されている。 次にローデイングデイスク２が所定位置まで回
動すると、前記ローラ８ａはローデイングデイス
ク２外周の切欠き２ａ内に侵入するため、第２図
に示す如くピンチローラ圧着レバー８は反時計方
向に回動する。この回動により、ピンチローラ圧
着レバー８の押圧片８ｂがローデイング完了検出
スイツチ１１を押圧し該スイツチをオンとしてロ
ーデイングデイスク２の回動を停止せしめると共
にピンチローラ圧着レバー８がピンチローラ支持
レバー５を押圧し、該ピンチローラ圧着レバーを
時計方向に回動せしめピンチローラ６をキヤプス
タン７に圧着せしめる。 この状態でローデイングが完了し、引続いてテ
ープ（図示省略）が所定速度で走行し始めプレイ
モードとなる。 次に第３図はピンチローラ圧着時の側面図であ
り、ピンチローラ６とキヤプスタン７との圧着部
分において圧着力を均一にすべく、ピンチローラ
支持レバー５の上下のツバ５ａ，５ｂにピンチロ
ーラ圧着レバー８の押圧壁８ｃが均等に当接する
様に為している。 しかしながら、ピンチローラ支持レバー５はロ
ーデイングデイスク２上に軸支されており、一
方、ピンチローラ圧着レバー８はシヤーシ上に軸
支されているため、押圧壁８ｃが上下のツバ５
ａ，５ｂに対して均等に当接せしめるのは非常に
困難であり、そのため押圧壁８ｃが片当りを起こ
し、ピンチローラ６がキヤプスタン７に対して均
等に圧着されないことがあつた。 本考案は上述の欠点を解消すべく為されたもの
であり、ピンチローラ圧着レバー及び支持レバー
の精度を高くしなくともピンチローラがキヤプス
タンにその圧着部分において略均等に圧着するこ
とができるピンチローラ圧着機構を提案するもの
である。 以下、図面に従つて本考案の一実施例を説明す
る。 第４図はピンチローラ圧着前の側面図、第５図
はピンチローラ圧着時の側面図であり、本実施例
においてはピンチローラ圧着レバー８の支軸９を
固定するシヤーシ１３は樹脂にて成型されてお
り、支軸９が圧入される支持部１３ａは弾性によ
り変形可能となつている。また、ピンチローラ支
持レバー５′の上下のツバ５a′，５b′はピンチロ
ーラ６の軸心からの半径がαだけ異なり上部のツ
バ５a′が下部のツバ５b′よりも突出量が大きい。 よつて、第４図の状態では、支軸９はシヤーシ
１３に対して垂直となつているが、第５図の圧着
時には押圧壁８ｃはまず上部のツバ５a′に当接
し、ピンチローラ支持レバー５′を回動せしめ、
ピンチローラ６がキヤプスタン７に当接した後、
バネ１０の付勢によりピンチローラ圧着レバー８
が更に回動しようとすると、支持部１３ａが弾性
変形し、支軸９及び押圧壁８ｃが傾斜する。この
ため押圧壁８ｃは下部のツバ５a′にも当接し、支
軸９は角度θ傾斜した状態でピンチローラ６とキ
ヤプスタン７は圧着する。 従つて、押圧壁８ｃは上下のツバ５a′，５b′に
片当りすることなく略均等に当接し、ピンチロー
ラ６とキヤプスタン７との圧着部分において圧着
力は略均等になる。 上述の如く本考案に依ればピンチローラ圧着レ
バーとピンチローラ支持レバーとの加工精度及び
取付け精度をそれほど高めなくとも、ピンチロー
ラ圧着レバーの押圧壁がピンチローラ支持レバー
の上下ツバに片当りすることなく略均等に当接す
るため、ピンチローラとキヤプスタンとの圧着部
分における圧着力が略均等になりその効果は大で
ある。
に関する。 まず、従来のピンチローラ圧着機構の一例を以
下に説明する。 第１図はローデイング途中におけるピンチロー
ラ圧着機構の平面図、第２図はローデイング完了
時における同平面図であり、１は円筒状ガイドシ
リンダ、２は外周に切欠き２ａが設けられたロー
デイングデイスクで、支持ローラ３，３，３によ
り回動自在に支持されている。４，４，４，４，
４は該ローデイングデイスク上に軸支されテープ
（図示省略）を所定のテープパスに装架するガイ
ドピン、５は同じくローデイングデイスク２上に
軸支され回動可能なピンチローラ支持レバー、６
は該ピンチローラ支持レバー上に載置されたピン
チローラ、７は該ピンチローラが圧着されるキヤ
プスタンである。 ８は金属製のシヤーシ上の支軸９に軸支される
と共にバネ１０により常時、ローデイングデイス
ク２側に付勢され、ローデイング完了時に反時計
方向に回動してピンチローラ６とキヤプスタン７
を圧着せしめるピンチローラ圧着レバー、８ａは
該ピンチローラ圧着レバーの回動端に設けられロ
ーデイング中、前記ローデイングデイスク２の外
周に摺接し、ローデイング完了時に切欠き２ａ内
に侵入するローラ、８ｂは同じくピンチローラ圧
着レバーの回動端に設けられ、ローデイング完了
時、該ピンチローラレバーの回動によつてローデ
イング完了検出スイツチ１１を押圧する押圧片で
ある。また、１２は前記バネ１０の一端を固定す
るストツパである。 次に上述の機構の動作について説明する。 まず、ストツプモードからプレイ釦（図示省
略）を操作すると第１図に示す如くローデイング
デイスク２が反時計方向に回動する。このローデ
イング途中においては、ローラ８ａはバネ１０の
付勢によりローデイングデイスク２の外周に圧接
されている。 次にローデイングデイスク２が所定位置まで回
動すると、前記ローラ８ａはローデイングデイス
ク２外周の切欠き２ａ内に侵入するため、第２図
に示す如くピンチローラ圧着レバー８は反時計方
向に回動する。この回動により、ピンチローラ圧
着レバー８の押圧片８ｂがローデイング完了検出
スイツチ１１を押圧し該スイツチをオンとしてロ
ーデイングデイスク２の回動を停止せしめると共
にピンチローラ圧着レバー８がピンチローラ支持
レバー５を押圧し、該ピンチローラ圧着レバーを
時計方向に回動せしめピンチローラ６をキヤプス
タン７に圧着せしめる。 この状態でローデイングが完了し、引続いてテ
ープ（図示省略）が所定速度で走行し始めプレイ
モードとなる。 次に第３図はピンチローラ圧着時の側面図であ
り、ピンチローラ６とキヤプスタン７との圧着部
分において圧着力を均一にすべく、ピンチローラ
支持レバー５の上下のツバ５ａ，５ｂにピンチロ
ーラ圧着レバー８の押圧壁８ｃが均等に当接する
様に為している。 しかしながら、ピンチローラ支持レバー５はロ
ーデイングデイスク２上に軸支されており、一
方、ピンチローラ圧着レバー８はシヤーシ上に軸
支されているため、押圧壁８ｃが上下のツバ５
ａ，５ｂに対して均等に当接せしめるのは非常に
困難であり、そのため押圧壁８ｃが片当りを起こ
し、ピンチローラ６がキヤプスタン７に対して均
等に圧着されないことがあつた。 本考案は上述の欠点を解消すべく為されたもの
であり、ピンチローラ圧着レバー及び支持レバー
の精度を高くしなくともピンチローラがキヤプス
タンにその圧着部分において略均等に圧着するこ
とができるピンチローラ圧着機構を提案するもの
である。 以下、図面に従つて本考案の一実施例を説明す
る。 第４図はピンチローラ圧着前の側面図、第５図
はピンチローラ圧着時の側面図であり、本実施例
においてはピンチローラ圧着レバー８の支軸９を
固定するシヤーシ１３は樹脂にて成型されてお
り、支軸９が圧入される支持部１３ａは弾性によ
り変形可能となつている。また、ピンチローラ支
持レバー５′の上下のツバ５a′，５b′はピンチロ
ーラ６の軸心からの半径がαだけ異なり上部のツ
バ５a′が下部のツバ５b′よりも突出量が大きい。 よつて、第４図の状態では、支軸９はシヤーシ
１３に対して垂直となつているが、第５図の圧着
時には押圧壁８ｃはまず上部のツバ５a′に当接
し、ピンチローラ支持レバー５′を回動せしめ、
ピンチローラ６がキヤプスタン７に当接した後、
バネ１０の付勢によりピンチローラ圧着レバー８
が更に回動しようとすると、支持部１３ａが弾性
変形し、支軸９及び押圧壁８ｃが傾斜する。この
ため押圧壁８ｃは下部のツバ５a′にも当接し、支
軸９は角度θ傾斜した状態でピンチローラ６とキ
ヤプスタン７は圧着する。 従つて、押圧壁８ｃは上下のツバ５a′，５b′に
片当りすることなく略均等に当接し、ピンチロー
ラ６とキヤプスタン７との圧着部分において圧着
力は略均等になる。 上述の如く本考案に依ればピンチローラ圧着レ
バーとピンチローラ支持レバーとの加工精度及び
取付け精度をそれほど高めなくとも、ピンチロー
ラ圧着レバーの押圧壁がピンチローラ支持レバー
の上下ツバに片当りすることなく略均等に当接す
るため、ピンチローラとキヤプスタンとの圧着部
分における圧着力が略均等になりその効果は大で
ある。
第１図は従来のピンチローラ圧着機構における
ピンチローラ圧着前の平面図、第２図は同圧着時
の平面図、第３図は同圧着時の側面図、第４図は
本考案の一実施例機構におけるピンチローラ圧着
前の側面図、第５図は圧着時の側面図である。 主な図番の説明、５，５′……ピンチローラ支
持レバー、６……ピンチローラ、７……キヤプス
タン、８……ピンチローラ圧着レバー、１３……
シヤーシ。
ピンチローラ圧着前の平面図、第２図は同圧着時
の平面図、第３図は同圧着時の側面図、第４図は
本考案の一実施例機構におけるピンチローラ圧着
前の側面図、第５図は圧着時の側面図である。 主な図番の説明、５，５′……ピンチローラ支
持レバー、６……ピンチローラ、７……キヤプス
タン、８……ピンチローラ圧着レバー、１３……
シヤーシ。
Claims (1)
- キヤプスタンに圧着可能なピンチローラと、該
ピンチローラの下部に配され前記ピンチローラの
軸心からの突出量が前記ピンチローラの半径より
も大きい第１の鍔と前記ピンチローラの上部に配
され前記突出量が前記第１の鍔より大きい第２の
鍔とを有するピンチローラ支持レバーと、樹脂製
のシヤーシに固定された支軸と、該支軸に軸支さ
れ、前記ピンチローラ圧着時前記第１及び第２の
鍔を押圧する押圧部を有するピンチローラ圧着レ
バーとから成るピンチローラ圧着機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18479781U JPS5890554U (ja) | 1981-12-10 | 1981-12-10 | ピンチロ−ラ圧着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18479781U JPS5890554U (ja) | 1981-12-10 | 1981-12-10 | ピンチロ−ラ圧着機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5890554U JPS5890554U (ja) | 1983-06-18 |
| JPS6144278Y2 true JPS6144278Y2 (ja) | 1986-12-13 |
Family
ID=29985270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18479781U Granted JPS5890554U (ja) | 1981-12-10 | 1981-12-10 | ピンチロ−ラ圧着機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5890554U (ja) |
-
1981
- 1981-12-10 JP JP18479781U patent/JPS5890554U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5890554U (ja) | 1983-06-18 |
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