JPS6144207Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6144207Y2
JPS6144207Y2 JP2973584U JP2973584U JPS6144207Y2 JP S6144207 Y2 JPS6144207 Y2 JP S6144207Y2 JP 2973584 U JP2973584 U JP 2973584U JP 2973584 U JP2973584 U JP 2973584U JP S6144207 Y2 JPS6144207 Y2 JP S6144207Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sheet
drum
repeat
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2973584U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6044044U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2973584U priority Critical patent/JPS6044044U/ja
Publication of JPS6044044U publication Critical patent/JPS6044044U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6144207Y2 publication Critical patent/JPS6144207Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シート自動張り付け装置に関する。
従来、回転体にシートを張り付けてそのシート
からくり返して複写物を得るものが知られてい
る。
この場合、シートを回転体の定位置に張り付け
るべく、回転体を所定位置に固定しシートを手で
回転体のグリツプ部に差し込んでグリツプするも
のであつた。
従つて、回転体停止後又はグリツプ前回転体が
何らかの理由で所定位置から動いてしまうと、グ
リツプ作業に困難をきたすことがあり、又所定位
置から動かない様メカ的にロツクするためにはそ
の構成が複雑であつた。
本考案は上記点に鑑みなされたもので、シート
の張り付けが可能な回転体と、シートを前記回転
体に給送する給送手段と、シートを前記回転体の
定位置に保持する保持手段と、前記回転体の互い
に異る第1、第2所定位置に対応した第1、第2
信号を発生する信号発生手段と、シートを前記回
転体の定位置に張り付けるべく前記信号発生手段
からの第1信号により前記給送手段を制御する第
1制御手段と、シートを前記回転体にグリツプす
るべく前記信号発生手段からの第2信号により前
記保持手段の動作を制御する第2制御手段とを有
するものであり、これにより複雑なメカ構成をと
ることなく回転体の定位置に正確にシートを張り
付けることを可能にしたものである。
第1図において本考案の1実施例を構成する複
写機本体の作動を説明する。
原稿3は原稿載置面を構成する原稿台ガラス2
上に置かれて、原稿圧板2′によつて押えられ、
照明ランプ6、これと一体となつて移動する移動
反射ミラー4とこの移動反射ミラー4の1/2の移
動速度をもつて同一方向へ移動する移動反射ミラ
ー5により光路長を等しく保たれながら、更にレ
ンズ7と固定反射ミラー8,9を経てスリツト露
光され、感光ドラム1上へ結像される。即ち、原
稿3は光学系(照明部)により走査されながらス
リツト露光される。
感光ドラム1の表面は感光層の上を透明絶縁層
で覆つた感光面となつており、高圧電源10から
正の高圧電流を供給されているプラス帯電器11
により正に帯電させられる。続い露光部12に達
すると、感光面は原稿像で露光されると同時に高
圧電源10からAC高圧電流を供給されているAC
放電器13によりAC除電をうける。
次いで、全面露光ランプ14による全面露光を
受けてドラム表面(感光面)上に静電潜像が形成
され、現像器15にはいる。
現像はスリーブ方式による粉体現像により行な
われ、静電潜像は顕像化される。
次にカセツト16中から給紙され送られてきた
複写材17が感光ドラム1に密着し、転写用帯電
器18で高圧電源10からの正の高圧電流による
帯電で感光ドラム1上の像が複写材17上に転写
される。
転写を終えた複写材は分離部19で感光ドラム
1から分離され、定着部20に導かれ、定着され
たのち除電器23により余分な電荷を除電され
て、排出ローラー22によつて、トレイ30に排
出される。通常の複写(片面複写)の時にはこれ
で複写が完了し、一方ドラム表面(感光面)は圧
接されたブレード21によりドラム上の残存トナ
ーをクリーニングされ再び次のサイクルを繰り返
すこことができる。
更に本複写機は、複写材の表裏両面に簡易に複
写を行うことができる。即ち、表面複写(これは
通常の複写に相当するが)を完了した複写紙を機
外に排出せずに裏面複写のために再び転写装置を
導くように構成してある。
即ち第1回目の複写サイクルで定着器20を通
過し排出ローラー22によつて搬送され除電器2
3により余分な電荷を除電されながら進行する複
写材はその後端の通過を受光素子24によつて検
出され、排出ローラー22の反転により裏面複写
用の通路25に導かれる。案内板26は排出ロー
ラ22反転と同時に通路25に複写紙を案内する
位置に変位し、複写紙は搬送ローラ27,28に
よりレジスタローラ29の近くで停止する。
続いて第2回目の複写サイクルで裏面複写に移
り複写紙は再びレジスタローラ29の制御を受け
ながら給紙信号によつて転写装置へ送り込まれ、
転写完了後定着器20、除電器23を経て排紙ロ
ーラ22によつてトレイ30に排出される。
煩雑さを避けるため複写機本体の駆動糸及び各
プロセスのシークエンスの詳細な説明は省略する
が、感光体をドラム型に形成して定速度で回転
し、その回りに各プロセスを配する構成、光学系
と同期して紙送りを行う給紙駆動系、照明部と反
射ミラー5を2対1の速度で駆動する方法等は一
般に使用されている。
本考案の実施例は上記の原稿台固定方式の複写
機にオートリピートフイーダーを配設したもの
で、オートリピートフイーダーによつて複写を行
う場合には、照明ランプ6と移動反射ミラー4に
よりなる照明部をその走査の移動軌跡の延長線上
に移動して、(照明ランプ6′、移動反射ミラー
4′の位置)オートリピートフイーダーの原稿案
内ガラス43の直下に位置せしめ、シート原稿を
照明露光しようとするものである。
次に、複写機本体に関連させながらオートリピ
ートフイーダーの説明を行う。
電源スイツチを投入してウオームアツプ等の準
備期間のうちにドラム1の表面は感光体の特性を
含めて複写可能の状態に整えられる。複写機本体
にはドラム1と同期しながらある比率で定速度で
回転体するカム円板(図示せず)があり、いくつ
かのカム群が配置されている。カム円板の近くに
は、カム群に対応するマイクロスイツチ群(図示
せず)が配置され、カム円板の一回転中に周期的
な信号が発生する。カム円板の一回転はコピー一
枚の複写行程(一複写サイクル)に相当し、カム
円板の停止位置はそのカムの1つで定められてい
る。
又、複写機本体には枚数カウンターがあり、同
一原稿から複写するコピーの枚数即ち一セツトの
シート原稿から複写するコピーの部数を設定で
き、所要枚数の複写サイクルに到達したことを示
すカウントアツプ信号を出す。
又、複写機本体の給紙駆動系はカム円板からの
給紙信号によつて、転写材17の最上部の一枚が
給紙ローラー31によつて送り出され、予備レジ
スタローラー32によつて斜行を矯正されながら
送りローラー28を通過し、レジスタローラー2
9によつてカム円板からのレジスター信号によつ
て感光ドラム1上の画像と位置を合されて転写位
置に至る。
まず第1図に於いて、オートリピートフイーダ
ーの動作の概要を述べる。
複数枚のシート原稿50をコピーしようとす面
を下側に向け、下側からページ順に重ね、終わり
のページを最も上にして積載台51に置く。枚数
カウンターをセツトしコピーボタンを押すと互い
に逆方向にシート原稿を送るべく回転する分離ロ
ーラー53と送りローラー52が回転し、積載さ
れた一番上のシート原稿50、つまり原稿の終わ
りのページが分離搬送されて、連続的に引出しロ
ーラー54,55によつて搬送され、待機位置で
ランプ41と受光素子42によつてシート原稿の
先端が検出され、一旦停止する。コピーボタンに
よるコピースタート信号により既に始動している
カム円板によつて本体の給紙信号が発せられると
同一信号によつてリピートドラム66が回転開始
し、所定の位置まで回転すると再びシート原稿5
0′は、引出しローラ54,55及び送りローラ
52によつて搬送され、シート原稿50′の先端
は、リピートドラム66のグリツパー71にくわ
え込まれ感光ドラム1と同期しながら、案内ガラ
ス43上を搬送され、スリツト露光される。
シート原稿50′の先端をくわえたグリツパー
71は、枚数カウンターが1にセツトされている
場合には、リピートドラム66が、さらに所定位
置まで回転するとくわえ込みを開放し、シート原
稿50′の先端を案内板72の方へ押しやり、シ
ート原稿50′は排出ローラ73,74を通過
し、Uターンする形で原稿トレイ92に排出され
る。このときくわえ込みを解放され、シート原稿
50′は押えローラ45,46によつて送られ
る。引出ローラ54,55の搬送速度は送りロー
ラ52よりも大きく、分離及び送りローラ52,
53によつて連続的に分離し送り込まれる第2枚
目の原稿先端と、第1枚目のシート原稿50′の
後端との間に間隙をつくる。この間隙により第2
枚目の原稿は第1枚目と区別され同様に一旦停止
し、リピートドラム66と関連して制御され再び
送り出される。
一枚の原稿から複数枚のコピーが必要とされ、
枚数カウンターが複数にセツトされた場合は、ス
リツト露光されたシート原稿の先端はリピートド
ラム66のグリツプ71のくわえ込まれたまゝ、
案内板72の下方を通過し、再び案内ガラス38
のところでスリツト露光される。必要なコピー放
数と同じ回数だけ露光された原稿は、前に述べた
様に、リピートドラム66のグリツプ71のくわ
え込みから解除され、原稿トレー92に排出され
る。その時、第2枚目のシート原稿はランプ41
と受光素子42で検出され、一旦停止したまゝ、
待機して、第1枚目のシート原稿が、グリツプ7
1からはずされ、リピートドラム66が所定の位
置まで回転してから、搬送される。
第2図に於いて、本体側の駆動ギヤ60に、原
稿給紙部へクラツチCL2を介して動力を伝える
ギヤ62とリピートドラム部にクラツチCL1を
介して動力を伝えるギヤ61とが噛み合つてい
る。コピースタート信号によりクラツチCL2が
通電されると、ギヤ62の駆動をギヤ65を経
て、ギヤ81,80,82,83,84に伝達す
る。第4図に示しているようにギヤ81はピン1
12で軸111と固定されており、オーバランニ
ングクラツチ113を介して引出しローラ55を
駆動する。
従動側の引出しローラ54は軸44を介して両
側板に固定されているトーシヨンバネ121によ
つて駆動側の引出しローラ55に圧着されている
ギヤ82はピン107によつて軸93と固定され
ている。軸93はオーバーランニングクラツチ9
4を介して送りローラ52を駆動する。
ギヤ84は軸96と一体化されており、ベアリ
ングボツクス95に支持され、ユニバーサルジヨ
イント97、軸98を経て分離ローラ53に送り
ローラ52と同じ回転方向の回転を与える。軸9
1は両側板に固定されていて、アーム99を軸受
114を介して支持している。アーム99と調整
基板102との間にバネ103が掛けてあり、ア
ーム調整用スチールホール101に突き当てられ
ていて、調整用ツマミ100を回転することによ
り、分離ローラ53と送りローラ52の間隙をシ
ート原稿に応じて調整することができる。
又、本体の給紙信号によりクラツチCL1が通
電されるとギヤ60,61の駆動をギヤ63を介
してリピートドラムギヤ64に伝達する。リピー
トドラムギヤ64はフランジ軸受67を介して、
リピートドラム66に取付けられていて、側板1
04に固定されている軸68の上を回転する。リ
ピートドラム66が回転しカム69がマイクロス
イツチMS1を押して、原稿スタート信号を出す
と、再びシート原稿は引出しローラ54,55及
び送りローラ52によつて搬送される。シート原
稿の先端がリピートドラム66に接する直前に、
グリツパー71は扇形ギヤ78とカム板85の凸
部117の作用で、回転して開き、シート原稿の
先端が確実に接してから閉じる(第5図)。
シート原稿をグリツパ71でくわえ込んだリピ
ートドラム66は、感光ドラム1と同期しながら
回転し、案内ガラス43でシート原稿のスリツト
露光を行いながら、さらに回転し、カム70はマ
イクロスイツチMS2を押す。
複写機本体よりカウントアツプの信号が来てい
る場合は、カム70はマイクロスイツチMS2を
通過しても、カム板85の凸部118の作動でグ
リツパ71は開き、くわえ込みを開放し、シート
原稿の先端を案内板72の方へ押しや、りシート
原稿は排出ローラ73,74を通過し、原稿トレ
イ92に排出される。さらにリピートドラム66
は回転し、グリツパ71は閉じ、次のシート原稿
が待機している時にはサイクルを繰返し、待機し
ていない時にはホームポジシヨンカム119でマ
イクロスイツチMS3を押して、リピートドラム
66は停止する。次に、複写機本体からカウント
アツプ信号が来ていない場合、つまり、一セツト
の原稿の複数部複写するとき、カム70がマイク
ロスイツチMS2を押すとプランジヤSL1は通電
されて作動しレバー86を介してカム板85は第
2図及び第5図の点線の位置まで移動し、扇形ギ
ヤ78に作動しなくなる。そのため、グリツパ7
1はシート原稿の先端をくわえ込んだまゝ、案内
板72の下方を通過し再びガラス43のところで
スリツト露光される。枚数カウンターにより所要
枚数のコピーサイクルに到達したことを示すカウ
ント、アツプの信号が出され、カム70がマイク
ロスイツチMS2を押すと、プランジヤSL1の通
電は断たれカム板85はバネ89の復帰力によつ
て軸68の軸方向にスライドし、扇形ギヤ78に
作用する範囲に戻る。カム板85の凸部118が
扇形ギヤ78を押し上げ、グリツパ71を開き、
シート原稿の先端を案内板72の方へ押しやり、
シート原稿を排出ローラ73,74を通過させ原
稿トレイ92に排出する。
グリツパー71はグリツパ軸76に固定されて
おり、リピートドラム66の側板に支持され、回
転自在であるが、トーシヨンバネ75によつて、
閉じる方向に回転力が与えられる。グリツパ軸7
6の片側にギヤ77がビスによつて取付けられて
おり、扇形ギヤ78と噛み合つている。扇形ギヤ
78は段ビス79でリピートドラム66に支持さ
れカム板85に接している。リピートドラム66
が回転すると扇形ギヤ78はカム板85の凸部1
17,118に押され一部回転し、ギヤ77を介
し、トーシヨンバネ75に打ち勝ちグリツパ71
を回転させる。
カム板85はキーミゾの加工された軸受87に
加締められて一体化している。側板104に固定
された軸68はキー88が植込んであり、ラジア
ル方向に回転せずバネ89により軸68のスラス
ト方向に押されストツパ115に突き当たつてい
る。スライドレバー86のダボ116は軸受87
の溝にはまつており、プランジヤSL1が吸引し
たとき、スライドレバー86が側板に固定してい
る軸113を中心に回転するので、カム板85は
バネ89に打ち勝つて第2図、第5図の点線に示
している位置にスライドするようになつている。
リピートドラムギヤ64はアイドラギア119を
介して、排出ローラ73と一体化しているギヤ1
10に駆動を伝え、排出ローラ73,74を回転
する。第6図と第7図は、グリツパ71のシート
原稿の先端をくわえたり、解放したりする動作を
説明したものである。グリツパ71は長手方向の
数箇所に、はね上げ部71′を持ち、第7図に示
す通り、シート原稿の先端をはね上げ、案内板7
2の上へ導く。案内板72は、はね上げ部71′
が通過できるように対応した位置に数箇所の切欠
き溝72′がある。又、前述した様にグリツパー
のシート原稿を押える部分を透明な部材で、必要
に応じて薄く構成することは、シート原稿の全面
を複写でき有効である。
電気回路系の動作を第8図タイムチヤートおよ
び第9図回路図をもとに説明する。
第8図タイムチヤートで、は、本体のコピー
スタート信号によりHレベルとなり、コピー期間
中このレベルを保持し、コピー終了にともないL
レベルに復帰する信号である。は、電源スイツ
チ投入とともにHレベルとなり、本体の給紙信号
によつて短時間Lレベルになるパルス信号であ
る。は枚数カウンタにより設定された所要枚数
の複写サイクルに達したことを示すための信号
で、HレベルからLレベルに変化したことにより
上記表示を行なうものである。以上〜が複写
機本体からオートリピートフイーダー側に供給さ
れる信号である。はリピートドラム66がホー
ムポジシヨンにあるか否かを示す信号でカム11
9とマイクロスイツチMS3により作られる。リ
ピートドラム66がホームポジシヨンに有ると
き、Lレベルそれ以外はHレベルとなる。
前述したように、リピートドラム66はホーム
ポジシヨン(通常の停止位置)から本体の給紙信
号でスタートするが、それは複写材17の先端が
転写位置に到達する時間とリピートドラムがスタ
ートして、シート原稿を搬送し、露光を行い、そ
の像の先端が転写位置に到達する時間とがほとん
ど等しい構成になつているからである。厳密にい
うと、複写材17がわずかに短い時間で到達でき
るような通路になつているが、それはスリツプ等
によつて遅れる可能性があるので、あらかじめレ
ジスターローラー29に到達した時に先端を止め
てループを作り、カム円板からのレジスター信号
によつて、複写材17を再スタートさせ、その先
端と像の先端を合せるためである。
従つて本実施例とは別の構成をとれば、リピー
トドラム66は、給紙信号でない別の信号(例え
ばカム円板よりそのために信号を出す)によつて
制御することが可能であり、又そうする必要があ
る。はシート原稿を待機位置から再スタートさ
せるタイミングをとるための信号で通常はLレベ
ルでスタートすべきタイミングにHレベルとなる
ようにカム69とマイクロスイツチMS1により
構成される。はグリツパを開くためにカム板8
5を移動させるための信号で、HレベルからLレ
ベルに変化したときにカム板85を移動させるよ
うにカム70とマイクロスイツチMS2から得ら
れるものである。はランプ41と受光素子42
抵抗およびオペレーシヨナルアンプ550から得
られる信号でシート原稿が待機位置にあるか否か
を判定するための信号で、シート原稿がこの位置
にあるときにはLレベル、ランプ41と受光素子
42の間にないときHレベルとなる信号である。
以上〜がオートリピートフイーダー側で得ら
れる信号であり、これらの信号を論理回路等の手
段を用いて適当に組合せることにより、リピート
ドラム66、引き出しローラー54,55、カム
板85の動作を制御する。このための具体的な回
路例が第9図に示されている。
なお、これらの信号を得る手段として、ここで
は、カム板、マイクロスイツチ、ランプ、受光素
子等を示したが、これらの手段以外に、永久磁石
とホール素子、発光ダイオードと受光半導体、超
音波発振器と受信器の組合せ等の様々な方法を使
用することが可能である。
つぎに回路の動作をタイムチヤートを参照しな
がら説明する。
電源スイツチ(図示せず)投入後各々のフリツ
プフロツプ等をクリアするために、パワーオンリ
セツト回路により短時間にクリアを行なつてお
く。つぎに、リピートドラム66がホームポジシ
ヨンにない場合には、信号がLレベルになるま
で、CL1をオンにして、駆動モータよりの動力
をリピートドラム66に加え、リピートドラム6
6をホームポジシヨンに置き、オートリピートフ
イーダーを待機させる。複写機本体のウオームア
ツプ期間終了後シート原稿がセツトされ、コピー
ボタンが押されると、信号は、Hレベルである
ために、CL2を通して引き出しローラ54,5
5と送りローラー52を駆動し、シート原稿がラ
ンプ41と受光素子42間を遮光し信号をLレ
ベルにするまで動作させ、シート原稿を待機位置
に置く。
以下の説明においては、簡略化のために、従来
公知の手段、方法で作動する複写機本体に関して
の詳細な回路の説明は省略し、また、シート原稿
(以下オリジナルとする)2枚につき各々3枚ず
つのコピーを得ようとする場合を第8図に例示す
る。
複写機本体の給紙信号により、タイミングを合
せて、CL1をオンにしリピートドラム66を回
動させ、リピートドラム66に取り付けられたリ
ピートドラムギヤ64上のカムにより、マイクロ
スイツチMS1〜MS3を動作させる。リピートド
ラムホームポジシヨン用マイクロスイツチM3が
復帰し、信号はHレベルとなり、以後リピート
ドラム1回転につき1ケのLレベルのパルスが得
られる。つぎにリピートドラムとタイミングを合
せオリジナルを送り込むためのオリジナルスター
ト用マイクロスイツチMS1がカム板により動作
し、Hレベルとなるパルスをドラム1回転につき
1ケ供給する。この信号により、CL2をオン
にし、引き出しローラ54,55を動作させ、オ
リジナルを給送するわけであるが、1つのオリジ
ナルについて複数部のコピーを得ようとする場合
には、引き出しローラがこの期間中、この信号で
動作しないようにしなければならない。第一のオ
リジナルが送りローラー52により送り出される
と、続いて送りローラー52の回動により第二の
オリジナルが自動的に送り出される。CL2は第
一のオリジナル給送後第1と第2のオリジナルの
スピードの差により、受光素子22が受光し、信
号がHレベルになるため、この信号がLレベル
になるまで動作を継続し、第2のオリジナルを待
機位置に置く。第2のオリジナルはグリツパーが
開き、第1のオリジナルがトレイに送出された後
のオリジナルスタート信号により送給される。
最終のオリジナルがリピートドラムへ給送された
後は、信号がHレベルになるためCL2はオン
になり、引き出しローラーも回動を継続するが、
コピー動作には全く影響しない。
つぎにリピートドラムの回動にともない、グリ
ツパ用マイクロスイツチMS2が動作し、前記信
号と同様にリピートドラム1回転につき1ケのL
レベルのパルス信号を供給する。この信号によ
りグリツパの開閉を制御するカム板を制御する。
すなわちこの信号により、カム板用ソレノイド
SL1を動作させ、グリツパが開かないように
し、カム板をグリツプを開けるような位置に移動
させるための信号として、複写装置本体から得ら
れるカウントアツプ信号(信号)を選べば、必
要期間中グリツパを閉じ、必要枚数コピー後に開
くことが可能になる。この動作は第2のオリジナ
ルについても同様である。リピートドラムは、複
写装置本体よりの給紙信号で回転し始め、コピ
ー終了まで、回転を継続し、さらにオリジナルを
トレイに送り出すために、もう一度、ホームポジ
シヨンマイクロスイツチMS3を動作させるまで
回転する。
以上説明したように機械系を制御するための制
御信号は、検知信号とともに第8図に示されてい
る。すなわち、リピートドラムは、の信号がH
レベル期間中回転しなければならない。また、引
き出しローラーはの信号のHレベル期間中回
転、グリツパー用カム板はの信号のHレベル期
間中動作しなければならない。これらの信号を作
成するための具体的な回路例が第9図に示されて
いる。信号をインバータ501により反転し、
信号と共にアンドゲート502に加える。これ
が信号となる。ナンドゲート504,505に
より構成されるフリツプフロツプ506のセツト
入力端子に信号、リセツト入力端子に信号を
加えると、出力はになる。およびをオア
ゲート503に加えれば出力はとなる。この信
号をコレクタと電源+B間にクラツチCL1を接
続したNPNトランジスタ507のベースに加え
れば、リピートドラムは、CL1により所望の動
作を行なう。
ナンドゲート521と522により構成される
フリツプフロツプ523のセツト入力端子に信号
を、リセツト入力端子に信号を加えればフリ
ツプフロツプ523の出力は信号となる。こ
の信号をコレクタと電源+B間にソレノイドSL
1を接続したNPNトランジスタ524のベース
に加えれば、カム板は所望の動作を行なう。フリ
ツプフロツプ523のQ出力と信号を加えたナ
ンドゲート512の出力をナンドゲート51
4,515により構成されるフリツプフロツプ5
16のセツト入力に、信号をインバータ513
を通した後リセツト入力に加えると出力は信号
となる。信号と信号を入力に加えられたアン
ドゲート511の出力は信号となり、信号と
信号をオアゲート512に加えると出力はと
なり、コレクタと電源+B間にクラツチCL2を
接続したNPNトランジスタ514にこの信号
を加えれば引き出しローラーに所望の動作を行な
わせることができる。なお、フリツプフロツプ5
06,516,523には、電源スイツチ投入直
後に、図示しないパワーオンリセツト回路からリ
セツト信号を加えて506,516,523共に
出力がLレベルとなるようにする。
以上、リピートドラム、引き出しローラー、カ
ム板に所望の動作を行なわせるための一例につい
て説明したが、ここでの例にとらわれることな
く、様々の方法で実現可能である。
オートリピートフイーダー側でのシート原稿の
給送開始は、複写機本体の給紙信号により制御さ
れるリピートドラムに連結された回転カム板を通
して制御される一方、リピートドラムの周速は、
複写機本体の感光ドラムの周速と同一であるた
め、リピートドラムの外径およびマイクロスイツ
チが押圧されるタイミングを適当に設計すること
により、本体の複写サイクルに合わせて、リピー
トドラムを一時停止したりする必要を無くすこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案複写機の一例を示す断面図、
第2図は原稿繰返し搬送部の断面図、第3図はそ
の側面図、第4図は原稿の分離搬送部の断面図、
第5図は原稿繰返し搬送部を示す斜視図、第6
図・第7図は原稿のくわえ込み作動を示す断面
図、第8図は電気回路系の動作を示すタイムチヤ
ート図、第9図は検知部および制御部回路図であ
る。 45,46は押えローラ、51はシート原稿積
載台、52は送りローラ、53は分離ローラ、5
4,55は引出しローラー、60,61,62,
63は駆動ギヤ、64はリピートドラムギヤ、6
6はリピートドラム、67はフランジ軸受、68
は軸、69,70はカム、71はグリツパ、72
は案内板、73,74は排出ローラ、75はトー
シヨンバネ、78は扇形ギヤ、79は段ビス、8
5はカム板、86はレバー、87は軸受、89は
バネ、94はオーバーランニングクラツチ、97
はユニバーサルジヨイント、100は調整用ツマ
ミである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートの張り付けが可能な回転体と、シートを
    前記回転体に給送する給送手段と、シートを前記
    回転体の定位置に保持する保持手段と、前記回転
    体の互いに異る第1、第2所定位置に対応した第
    1、第2信号を発生する信号発生手段と、シート
    を前記回転体の定位置に張り付けるべく前記信号
    発生手段からの第1信号により前記給送手段を制
    御する第1制御手段と、シートを前記回転体にグ
    リツプするべく前記信号発生手段からの第2信号
    により前記保持手段の動作を制御する第2制御手
    段とを有するシート自動張り付け装置。
JP2973584U 1984-03-01 1984-03-01 シート自動張り付け装置 Granted JPS6044044U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2973584U JPS6044044U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 シート自動張り付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2973584U JPS6044044U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 シート自動張り付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6044044U JPS6044044U (ja) 1985-03-28
JPS6144207Y2 true JPS6144207Y2 (ja) 1986-12-12

Family

ID=30160602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2973584U Granted JPS6044044U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 シート自動張り付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6044044U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6044044U (ja) 1985-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS599046B2 (ja) 厚手原稿・シ−ト原稿両用複写機
US4422756A (en) Copying machine
JPS59114553A (ja) 原稿送り装置
US3848995A (en) Copier/duplicator system
JPS6144207Y2 (ja)
JPS597102B2 (ja) 原稿自動搬送装置
JPH044587B2 (ja)
JPS6235674B2 (ja)
JPS5949581B2 (ja) カムの制御装置
JPS5991458A (ja) 画像形成装置
JPS6242268B2 (ja)
JPS58176653A (ja) 複写装置
JPS5928907B2 (ja) 複写機
JPH0219061B2 (ja)
JPS6038302B2 (ja) シ−ト折り装置
JPS5875162A (ja) 原稿自動繰返し両面複写装置
JPS6248226B2 (ja)
USRE29186E (en) Electrophotographic copying apparatus of slit exposure type
JPS6113228B2 (ja)
KR830001112B1 (ko) 전자 사진 장치
JPS628045Y2 (ja)
JPS6330257B2 (ja)
JPS6361662B2 (ja)
JPH0244742B2 (ja)
JPS6156513B2 (ja)