JPS628045Y2 - - Google Patents

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JPS628045Y2
JPS628045Y2 JP15080183U JP15080183U JPS628045Y2 JP S628045 Y2 JPS628045 Y2 JP S628045Y2 JP 15080183 U JP15080183 U JP 15080183U JP 15080183 U JP15080183 U JP 15080183U JP S628045 Y2 JPS628045 Y2 JP S628045Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複写材の両面に複写を行うことが可能
な複写機に関する。
従来の複写装置は、1枚の複写紙の一面に複写
を行うのが一般であつた。しかし、大量の複写物
を保管する場合には、1枚の両面に印刷されてい
る書籍等に比較して2倍の量となり、保管スペー
スや重量の点で問題となる。また省資源化、省力
化複写コスト等の点からも、1枚の複写紙の表裏
に複写する両面複写機の必要性がある。
転写方式の両面複写可能な複写装置としては、
いくつかの形式が考えられてきたが、その一つと
して転写紙の片面に通常の複写(転写・定着)を
行い、複写を終えた転写紙を再び元の或いは第二
の給紙装置に導き、今度は裏返しに再び複写装置
に送り込んで裏面に表面と同じように複写を行う
方式である。この方式では、複写プロセスは片面
複写と同じもの1組で済み、安価でコンパクトな
複写機とすることができるので、最も実用的な方
式ということができる。
この場合第2給送部に表面の複写完了した複写
材を搬送する際表面の複写動作時と同時にして搬
送すると裏面複写の動作の開始に余裕をもたせる
必要があり、特に表面、裏面への交互の複写動作
を繰返して行う場合は、余裕時間の積重ねにより
総合的な複写効率が低下することがある。
又、複写時間を短縮するために単純に複写材の
搬送速度を速めたのでは定着不良等が発生し、複
写紙上に形成される画像が劣化してしまう虞れが
ある。
本考案は上記点に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、両面複写に要する時間を短
縮するとともに画像の劣化を防止することが可能
な複写機を提供することにある。
即ち本考案は、収納部から複写材を給送しその
複写材の第1面に複写像を転写しその転写像を定
着した後、排出することなく第2面複写の為の準
備位置にその複写材を搬送させる第1複写工程手
段と、上記準備位置から複写材を給送し上記複写
材の第2面に複写像を転写しその転写像を定着し
た後、排出させる第2転写工程手段とを有する両
面複写装置において、上記第1複写工程手段が第
1面に複写像の形成された複写材を上記準備位置
に搬送するための回転部材と、上記回転部材の駆
動タイミングを制御する制御回路と、上記準備位
置において複写材を検出する検出手段とを有し、
第1面への複写像の定着完了後上記回転部材を高
速回転させて上記第1面に複写像の形成された複
写材を上記準備位置に高速に至らしめ、更に、上
記検出手段により複写材を検出することにより前
記回転部材の高速回転を終了せしめる様構成した
ことを特徴とする複写機を提供するものである。
本考案によれば、定着完了後に第2面複写のた
めの準備位置に第1面複写済の複写材を高速搬送
し、準備位置でその複写材を検出すると高速搬送
を終了するので、複写紙上の画像を劣化させるこ
となく複写時間を短縮し、更に正確に準備位置へ
複写材を搬送することができる。
本考案の一実施例を参照して以下詳細に説明す
る。
この実施例は転写方式の電子複写機で原稿台固
定方式を採用し厚手原稿、立体物をも手軽に複写
可能とする複写機である。
第1図において複写機の作動を説明する。
原稿3は原稿台の透明板2上に置かれ、光学系
は移動反射ミラー4,5レンズ7及び固定反射ミ
ラー8,9により構成されている。即ち原稿3は
照明ランプ6と一体となつて移動する移動反射ミ
ラー4とこの移動反射ミラー4の1/2の移動速度
をもつて同一方向へ移動する移動反射ミラー5に
より光路長を等しく保たれながら、更にレンズ7
と固定反射ミラー8,9を経てスリツト露光さ
れ、ドラム1上へ結像される。
ドラム1の表面は感光層の上を透明絶縁層で覆
つた感光体からなり感光体はまず高圧電源10か
ら正の高圧電流を供給されているプラス帯電器1
1により正に帯電させられる。続いて露光部12
に達すると原稿台の透明板2上の原稿3は照明ラ
ンプ6に照明され移動反射ミラー4,5及びレン
ズ7固定反射ミラー8,9によりドラム1上に結
像される。感光体は原稿像を露光されると同時に
高圧電源10からAC高圧電流を供給されている
交流放電器13により交流放電をうける。
次いで全面露光ランプ14による全面露光を受
けて感光体ドラム表面に静電潜像が形成され現像
器15に入る。
現像は磁気スリーブ方式による粉体現像により
行なわれる静電潜像は顕像化される。
次にカセツト16中から送られてきた複写紙1
7がドラム1に密着される。転写帯電器18は高
圧電源10により正の帯電を複写紙に行いドラム
1上の像を複写紙上に転写する。
転写を終えた複写紙は分離部19でドラム1か
ら分離された定着部20に導かれる。一方ドラム
表面(感光体)は圧接されたブレード21により
ドラム上の残存トナーをクリーニングされ再び次
のサイクルを繰り返すことが出来る。
以上のような構成をもとにして、本発明の特徴
である複写紙の表裏両面に簡易に複写を行なうこ
とを説明する。まず紙搬送系について述べると表
面複写を完了した複写紙を機外に排出せずに裏面
複写のために再び転写装置に導くように構成して
ある。即ち表面複写時に定着器20を通過し排出
ローラ22によつて搬送され、除電器23により
余分な電荷を除電されながら進行する複写紙は、
その後端の通過を受光素子24によつて検出され
排出ローラの反転により裏面複写用の通路25に
導かれる。案内板26は排紙ローラ22の反転と
同時に通路25に複写紙を案内する位置に変位
し、複写紙は搬送ローラ27,28によりレジス
タローラ29の近くで停止する。
続いて裏面複写に移り複写紙は再びレジスタロ
ーラ29の制御を受けながら給紙信号によつて転
写装置へ送り込まれ、転写完了後定着器20除電
器23を経て排紙ローラ22によつてトレイ30
に排出される。
以上本考案を原稿台静止移動型複写機を実施例
として説明したが、これに限られることは全くな
く、原稿往復型の複写機ならば相対的に原稿台を
A,B両面に対応させて、移動させればよく、又
転写方式に限らず原稿台を有する他の方式、例え
ばエレクトロフアツクス方式等の全ての複写機に
適用され得るものである。
次に本複写機を使用する場合のコピー操作につ
いて第2図及び第3図をもとに詳細に説明する。
40はメインスイツチで本複写機を使用可能の
状態にするものである。
31はコピー枚数セツトダイヤルで指標にダイ
ヤルの目盛を合わせると1〜99枚までのセツトが
可能であり、32はコピー経過枚数を示す枚数標
示管である。34は複写枚コピーのときのコピー
スタートボタンであり、又1枚コピーのみを希望
するときには別のコピースタートボタン35を押
せばコピー枚数セツトダイヤル31の指示如何に
かかわらず1枚のみのコピーをする。36は画像
の濃い淡いを決める濃淡選定ダイヤルであり37
はA面用、B面用、片面用及び両面用(AB)の
コピー種類の選択ダイヤルである。ここでA面用
とは、このダイヤル37をAにセツトすると標示
ランプAが点灯し、原稿台のA面のみの複写がな
され、1枚のコピーの時には複写紙は排出トレイ
に排出されず複写紙後端が受光素子24によつて
検知されたのち、裏面複写用の通路へ、ソレノイ
ド58、及び電磁クラツチ53,54の働きによ
つて導かれB面複写用の準備位置に停止する。但
し多数枚のコピーのときには、最後の1枚を除い
て複写完了した複写紙はそのまま排紙トレイ30
に排出される。
次にB面用とはダイヤル37をBにセツトする
と標示ランプBが点灯し、原稿台のB面のみの複
写がなされ多数枚コピー、1枚コピーにかかわら
ず複写完了後、複写紙は排紙トレイ30に排出さ
れる。片面用にダイヤル37をセツトすると標示
ランプA,B双方とも点灯しない。そして従来の
複写機と同様にA3サイズまでの複写が複写紙の
片面に可能であり片面に複写された複写紙はその
まま排紙トレイ30に排出される。
次にAB用ダイヤル37をセツトするとA面の
複写後B面の複写工程に自動的に入りB面の複写
後自動的に排紙トレイに排出される。しかもコピ
ー枚数セツトを多数枚としても連続的に両面コピ
ーをすることが出来る。
又、A面、B面が原稿台上の本のどちからの頁
へコピーをしているかは表示ランプがA面近傍、
B面近傍にそれぞれA面用39、B面用38とし
て点灯されるので簡単に判別がつく。
次にとにかく2面の原稿がそれぞれ分離でき同
時に原稿台上のA面、B面に分けて置ける場合で
これを1枚の複写紙の両面にコピーしたい場合は
次の要領で両面複写が行なえる。
まず必要なコピー部数を枚数セツトダイヤル3
1によりセツトし、次に選択ダイヤル37をAB
用としてコピースタートボタン34を押せば必要
部数の両面コピーが自動的にとれる。この時は、
A,B双方の表示ランプ39,38が共に点灯し
ているので自動的に両面コピーが行なわれている
ことを確認できる。以上の如くいかなる両面複写
のケースが生じてもそれに対し操作上の複雑さを
伴なわずに両面複写が行なえるのが本複写装置の
一つの特徴である。
次に本考案における電気制御方法を前記実施例
において説明する。第4図は、制御に関係する装
置を機能別に分けたブロツク図である。まず、1
01は電源入力部、ドアスイツチ、ジヤムした時
のシヤツトオフ等の安全装置電源をオンする時に
おけるドラムのホームポジシヨンセツトまた以後
に説明する制御回路のリセツト等の各種リセツト
装置、更に必要とあればウオームアツプ設定装置
等が含まれる。次に103は従来装置と同様なカ
セツト、転写紙、現像剤その他消耗品の充てん補
充確認装置である。また105はコピー選択ダイ
ヤル、枚数設定ダイヤル、コピースタート、コピ
ーストツプボタンが含まれる。これら三つの部分
からの信号は107の中央制御装置部(以下
CPUと書く)に入力され、コピーのための各種
動作部への動作命令信号を発生するが、107は
更に次の五つの部分に大別することが出来る。ま
ず、109は、ドラムのコピー回転命令を含む1
05によつて、設定される各種のコピー動作を選
択的に命令する部分である。また111は複写の
現像工程後に更に必要となる搬送回転命令信号を
発生させる部分である。次に113は光学系の移
動即ち前進、後退、停止命令を発生させる部分で
あり、また115は裏面コピーのために転写紙を
準備位置にセツトさせる命令信号を発生させ、1
17は準備位置または、通常の時はカセツトから
転写紙を転写の位置へ給紙させる装置である。以
上のようにCPU107から、各動作実行部への
動作命令信号が発せられる。121は動作実行部
の中でCPU107へのフイードバツクの必要の
ないもの、例えば原稿照射用ランプ、高圧電源給
紙動作部等が従来の複写機と同様に含まれる。ま
た123はドラム回転動作部で、必要な位置にド
ラム回転位置検出装置を含みその信号は、CPU
107にフイードバツクされる。更に125も光
学系移動動作部で、同様に位置検出装置を含み、
CPU107にフイードバツクされる。また12
7は、転写紙検出装置で転写紙回路の必要な個所
に設けられ、紙検出信号を発生させ、107に入
力される。
次に131はジヤム検出装置で、転写紙の正常
な搬送を確認するためのもので従来装置における
それと変りはない。また、129は各種表示装置
で、パネル面における必要な表示を司どる部分で
ある。以上簡単に構成を説明したが、本考案にか
かわる部分を中心に以後各図面を用いて更に詳述
する。
第1図において、24,133,134は紙通
過検知手段でランプ−感光素子ペアあるいは超音
波送受信器ペア等で構成することが出来るが、本
実施例では説明の繁雑さを避けるため単にこの検
知部からの信号を紙検知中はハイレベル、紙非通
過中はローレベルとして、以後の説明を行なう。
更にこれらの紙通過検知部の位置及びそれらから
の信号のシーケンス上の役割は給紙動作及び準備
位置セツト動作説明時において説明する。
次に本回路は主にデジタル論理回路を使用して
構成した制御回路であるが本考案における制御回
路はこれに限つたものではない。そこでまず始め
に以下の説明を簡単なものにするため、本回路例
で使用されるデジタル論理記号及び一部回路ユニ
ツトをあらかじめ説明する。
第6図aの202はプリセツトカウンタでこの
回路の全体的機能はプリセツトダイヤルからのデ
ータ信号が入力端子226に接続されると入力端
子228からプリセツト命令信号が入力されるこ
とによりデータ数字が内部カウンタにセツトされ
る。また227はクロツク入力で、この端子から
パルスが入力されると内部カウンタの出力は端子
226からのセツトされたデータからパルスの数
を差し引いたものとなる。端子231は、内部カ
ウンタの出力が0になるとハイレベル出力を出す
端子であり、また229はリセツト入力端子で、
この端子から正のパルスが入ると内部カウンタの
セツト入力及び、出力とも0にリセツトされる。
また端子230は、カウンタ出力の表示用出力端
子である。このプリセツトカウンタ202の全体
的機能は以上のようなものとして本考案の回路に
用いられている。この全体的機能を満足するため
に内部的には、前述のカウンタ回路の他にも0検
出回路及び10進信号を2進信号に変換するエンコ
ーダ等が含まれるが本考案と直接的な関係はない
ため説明の詳細は省く。次に第6図bのフリツプ
フロツプ回路233で本考案の実施例に用いたも
のはDタイプエツジトリガードフリツプフロツプ
であるが、これに限定するものではない。このD
タイプエツジトリガードフリツプフロツプの機能
は、まず、端子236に、ローレベルからハイレ
ベルへの変化が外部的に加えられると、出力端子
238から、その時の入力端子235のハイレベ
ル、ローレベルかのデータが出力され保持され
る。また入力端子234は、リセツト入力端子で
DCPの入力端子に関係なく出力端子238の出
力をローレベルにする。また入力端子237は、
逆に出力端子238をハイレベルと成す。ここ
で、R.S入力の端子は、一般にローレベルでその
機能を発揮するものが多いが以後説明を簡便にす
るためのハイレベルとなつた時に機能を発揮する
ものとして説明する。また端子239は出力端子
238と逆のレベルを出力するものである。次に
第6図cの1/2分周器251はCP入力端子241
にローレベルからハイレベルへの変化が加えられ
るとQ出力端子243はレベルの変化を起しハイ
レベルであつたときはローレベルに、ローレベル
であつたときにはハイレベルへと変化するもので
ある。またB入力端子はQ出力端子243をリセ
ツトするものでR端子にハイレベルが加えられる
とQはCP入力端子241に関係なくローレベル
となる。
次にコピー選択部105の回路例を第7図を用
いて説明すると、まず本考案におけるコピー種類
を片面ハーフサイズコピー、片面フルサイズコピ
ー、両面Aコピー両面、Bコピー、両面自動AB
コピーの5つに分けて考えてもよい。この時片面
ハーフサイズコピー、両面コピーの場合はハーフ
サイズの転写紙が給紙されなければならない。そ
こで、給紙カセツトがハーフサイズであれば入力
端子145がハイレベル、フルサイズカセツトで
あれば入力端子147がハイレベルとなるように
し、且つコピー選択ダイヤルからの信号を“片
面”であれば入力端子149がハイレベルとなり
また、“両面A”の場合は151が、また“両面
B”の場合は153が、更に、“両面自動”の場
合は155がそれぞれハイレベルとなり他はロー
レベルになつているとすると、まずANDゲート
181の出力はハーフサイズカセツト信号と片面
コピーの信号が双方ハイレベルとなるとハイレベ
ルとなりANDゲート186の入力端子に接続さ
れる。またANDゲート182の出力はフルサイ
ズカセツト信号片面コピーの信号が双方ハイレベ
ルとなるとハイレベルになりANDゲート187
の入力端子に接続される。更にハーフサイズカセ
ツト信号がハイレベルであり、かつA面コピー、
またはB面コピー、または自動コピーがハイレベ
ルであればそれぞれANDゲート183,18
4,185の出力端子がハイレベルとなり、更に
それぞれはANDゲート188,189,190
の入力端子に接続される。従つて前記5種類のコ
ピーを行なう時、ダイヤルと給紙カセツトが正し
くセツトされるとANDゲート181,182,
183,184,185のいずれか一つがハイレ
ベルとなる。従つてこれらのゲートの出力をそれ
ぞれ別個にORゲート197の入力端に接続する
と一つもハイレベルの出力がない場合ORゲート
出力はローレベルとなる。即ちこのことはダイヤ
ルとカセツトが正しい状態にセツトされていない
事を示すのであるから、ORゲート197の出力
をインバータ200の入力に接続すると、この出
力がハイレベルになりこれをカセツト、ダイヤル
点検表示ランプ点灯信号129−aとすることが
出来る。次にプリセツトカウンタには入力端子1
61からセツトされるコピー枚数のデータがPD
端子に入力され、コピー開始ボタンを押すことに
よつて159からPRS端子にハイレベルが入り、
それによつてプリセツトカウンタ202のQ端子
がハイレベルとなる。またQは、CP端子からの
入力パルスがセツトしたコピー枚数と同じ数にな
るかまたは、端子157からストツプ命令を受け
るまでハイレベルを維持する。このプリセツトカ
ウンタ202からの出力は前記ANDゲート18
6,187,188,189,190の入力他端
子に加えられる。従つて、このとき、片面ハーフ
サイズコピーの場合はANDゲート186の出力
端子がハイレベルとなり、また片面フルサイズの
時はANDゲート187、両面Aの場合はANDゲ
ート188、両面Bの場合はANDゲート18
9、両面自動の場合はANDゲート190のそれ
ぞれの出力端子がハイレベルとなりプリセツトカ
ウンタのCP端子に所定のパルス数が加えられそ
の出力Qがローレベルになるとローレベルに戻
る。従つてANDゲート186,187,18
8,189,190の出力はそれぞれ片面ハーフ
サイズ、片面フルサイズ、両面A、両面B、両面
自動の各コピー命令信号として用いることができ
る。
これらのコピー命令に従つて、各部がコピー動
作を実行するが、本考案の効果的な実施例は具体
的に次のようなものであつてもよい。即ち前述と
重複するがコピー選択ダイヤルが、「片面」の時
でペーパーカセツトがハーフサイズの時はハーフ
サイズコピーを、またペーパーカセツトがフルサ
イズの時はフルサイズコピーを、従来の複写機と
全く同様に実行する。それぞれの場合のドラムの
回転と光学系の移動、給紙、タイミング関係を簡
単に説明する。第5図bにおいて、2は感光ドラ
ム、401はドラムの回転位置検出用マイクロス
イツチ、403a,404a,403b,404
b,はドラムについたカムで、401のマイクロ
スイツチのレバーを押し上げることによつてそれ
ぞれの位置が検知される。またドラムは、矢印5
の方向に回転するのであるが、今ハーフサイズコ
ピー命令が、発生するとその時ドラム上のカム4
03aが401の位置にあれば、ドラムのコピー
回転がスタートする。次にカム404aが、40
1の位置に達すると、光学系が135の位置にあ
つて前進を開始する。この前進中に原稿の露光が
行なわれ、138の位置に来ると、露光工程は終
了し光学系は後退を開始する。またその間137
の位置に来た時、前述のプリセツトカウンタにク
ロツクパルス1個を出力する。また転写紙の給紙
工程開始は光学系が前進中141の位置に来る
と、機械的に行なわれる。従つてそのコピー実行
が指定数の最後の一枚に相当する場合、光学系
が、138の位置に来るまでに、コピー命令は解
除される。次にドラムの回転が403bの位置に
来た時、まだコピー命令がある場合は、403a
の位置からスタートした場合と全く同様のコピー
工程が実行される。
但し、カム404aに相当するのはこの場合4
04bとなる。次にフルサイズの場合はこの40
3b,404bのカムは無関係となり、常に40
3aの位置でコピー動作が開始されまた、光学系
後退開始位置は、403aとなるが他の動作はハ
ーフサイズコピーと同様である。次にハーフサイ
ズコピーの場合、ドラムの回転位置が403aあ
るいは403bの位置に来た時、またフルサイズ
コピーの場合、403aの位置に来た時に既にコ
ピー命令がなくなつている場合、ドラムはただち
に搬送回転となる。この搬送回転の場合、光学系
及び給紙動作は停止したままとなる。またこの
時、再度コピー命令がない場合、ドラムは403
aの位置が搬送回転開始時を除いて二度目に40
1の位置に来た時停止するようにしても不都合は
ない。この間に最後にコピーされた転写紙は完全
に排出される。以上のように片面コピーの場合
は、従来の複写機と大差はない。次に両面コピー
について、具体的な実施例を次のように為すこと
ができる。まず両面Aコピーの場合、コピー動作
は片面ハーフサイズコピーと全く同様であるが、
引続き両面コピー命令がない場合、その両面Aコ
ピー実行工程で、転写された転写紙は排出されず
に裏面コピー準備位置に導入される。ここで、転
写紙が準備位置に導入されると、次に行なうコピ
ーがいかなる種類の場合でもその時の給紙は準備
位置から為されるようにする。次に両面Bコピー
の場合は片面ハーフサイズコピーの場合と異なる
のは光学系の移動が第5図aにおいて、136か
ら139の範囲で原稿の露光が行なわれることで
ある。この時、どの種類のコピーでも、光学系が
前進終了後、両面Bコピー命令が既に出力されて
いると後退は136の位置で停止し、両面Bコピ
ー実行にそなえる。また光学系が135の位置に
ある時、両面Bコピー命令が来るとドラムは、4
03aから403bまたは403bから403a
までの半回転の搬送回転を行なつた後、コピー回
転に入るようにしてもよい。その間に光学系を、
135から136の位置まで前進させ、両面コピ
ーのため待機させることが出来る。次に両面自動
コピーの場合は、まず最初にA面コピー命令を出
し次の命令切換点即ち、光学系が前進中137の
位置を通過後、自動的に両面Bコピー命令を出す
ことが出来る。両面自動コピー実行を再び第7図
の実施回路例に戻つて説明する。まずプリセツト
カウンタ202に入力されるクロツクパルスは、
光学系移動により第5図a,137の位置で発生
するパルスをANDゲート195の一入力端子に
接続し、他端に光学系前進命令(発生過程は後述
する)を接続することにより、その出力端子から
の信号を用いることが可能である。そこで次に両
面自動コピーを両面、A,Bコピーに分解するに
は更に次のようにすることが出来る。まずこの
ANDゲート195の出力を更にフリツプフロツ
プ回路203のCP端子に接続しそのD端子に
は、A面コピー実行ラツチ(発生過程は後述する
がこれはA面コピー実行中であることを意味して
いる)と、両面自動コピー命令とをANDゲート
193の入力端子に接続し、その出力を接続す
る。出力端子Qは、両面自動コピー命令があると
き、A面コピー実行中に光学系が前進し、第5図
a,137の位置を通過するときハイレベルとな
り、次のB面コピー実行中の光学系前進による
ANDゲート195の出力発生でローレベルに戻
る。従つてQ端子及びQ端子と逆の信号を出す
端子からの出力をそれぞれ、ANDゲート19
1,192の一入力端に接続し、それぞれの他端
に両面自動コピー命令信号(ANDゲート190
の出力)を接続すると191,192の出力は
夫々、両面自動コピー時における、両面Bコピ
ー、両面Aコピー命令とすることが出来る。即
ち、両面自動コピー命令が発生するとはじめはフ
リツプフロツプ203のがハイレベルとなつて
いるため、ANDゲート192の出力がハイレベ
ルとなる。これははじめに両面Aコピーを命令す
るものとなり、その命令によつて、A面コピー実
行ラツチ即ち、167がハイレベルとなり、光学
系が前進移動中に203のQがハイレベルとな
る。従つて、その時点で両面Bコピー命令が発生
し、自動的にA,B面コピーが順序よく実行され
ることになる。従つて、ANDゲート191,1
92の出力をそれぞれORゲート199,198
の一方の入力端に接続し、他の入力端子にはそれ
ぞれANDゲート189,188の出力を接続す
ることによつて、ORゲート199,198の出
力は、それぞれ両面B、両面Aコピー命令信号と
して用いることが出来る。すなわち、第7図の端
子169,171,167,173はそれぞれ、
ハイレベルのとき、片面ハーフサイズコピー、両
面A、両面Bコピー命令となる。
次に、感光ドラムの回転を制御する回路例を第
8図において説明すると、まず前述のようにコピ
ーの実行は、第5図bに示すドラム位置がカム4
03aがマイクロスイツチ401のレバーを押下
げた時に出るハイレベル出力をドラムのホームポ
ジシヨンAとし、403bのときはドラムホーム
ポジシヨンBとし、又、ドラムのホームポジシヨ
ンから次のドラムのホームポジシヨンがドラム回
転の単位となる。ここでまず、片面ハーフコピー
実行ラツチ214発生の過程を説明すると、端子
169から入力される片面ハーフコピー命令は、
プリツプフロツプ回路233のD端子に接続され
かつANDゲート234の一方の入力端子にも接
続される。従つて、ANDゲート234の他端に
くるドラムホームポジシヨンの信号が既にあるか
または、発生した時、回路233のQ端子はハイ
レベルとなり、片面ハーフコピー実行ラツチが発
生した事になる。
しかし、ここでフリツプフロツプ回路231、
ANDゲート230,229によつて、もしその
前のコピーが両面Aコピーであれば前述のように
転写紙は準備位置にセツトされるのであるから、
そのセツトされるまでの間は、ドラムホームポジ
シヨン信号が前記ANDゲート234の他端子に
加わらないようになる。即ち、出力端子216の
両面Aコピー実行ラツチがハイレベルで、かつ、
入力端子167の片面Aコピー命令がないとき、
ANDゲート230の出力がハイレベルとなり前
述のように出力端子218から裏面準備位置セツ
ト命令信号として出力される。その信号は更に回
路231のS端子に入り、詳細は後述するが、準
備位置セツト完了を示す紙検出Cの信号
(PDPC)が212より入力されるまでその出力
は、出力端子においてローレベルを維持する。
その出力がANDゲート232,229の各一
方の入力端子に接続されることにより、前記準備
位置セツト中にドラムのホームポジシヨン信号が
発生しても、回路233のCP端子にハイレベル
信号は入力されない。従つてこの時は、次のドラ
ムのホームポジシヨン信号が、入力されてから発
生するようになる。但し、この時ドラムのホーム
ポジシヨン信号としては、ホームポジシヨンA,
B両方ともORゲート228を介して入力され
る。
しかし、次に片面フルサイズコピーの場合は、
直接ドラムホームポジシヨンAをANDゲート2
32の一方の入力端子に接続することにより、ド
ラムのホームポジシヨンBはこの時は無関係とな
つて片面フルサイズコピー実行ラツチ発生の動作
が行なわれるが他の過程は、ハーフコピー実行ラ
ツチの場合と全く同様で、入力端子169AND
ゲート229,234、回路233、出力端子2
14のそれぞれが171,232,236,23
5,215に置き換えられて全く同様の発生過程
を生じる。次に両面Aコピー実行ラツチ発生過程
はホームポジシヨン信号が準備位置セツトのため
にANDゲート238に入力されるのを阻止する
必要がないこと以外はすべて、片面ハーフコピー
実行ラツチ発生過程と全く同様に行なわれ、更に
両面Bコピー実行ラツチ発生過程は片面ハーフコ
ピー実行ラツチ発生過程と全く同一過程で発生さ
れ、結局出力端子214,215,216,21
7からそれぞれ片面ハーフ、片面フル、両面A、
両面Bの各コピー実行ラツチがハイレベルとし
て、各コピー命令に従つて出力される。
次に準備位置セツト命令信号の発生過程を説明
する。まず第1図において、本考案を効果的に実
施する為に準備位置セツト命令信号が発生した
時、(本例では第8図における端子218の出
力)次のような過程で転写紙を準備位置にセツト
できる。まず転写紙が、定着器20を通過し、排
紙ローラ22によつてトレー30の方向に移動す
るとき紙検出装置A24によつて転写紙の通過が
確認された後、転写紙が排紙ローラにくわえられ
た状態のまま、排紙ローラ22の回転を停止せし
め、且つ案内板26が移動するとともに、ローラ
22,27が転写紙を、ローラ28の方向に高速
で搬送し、その先端が紙検出装置C134によつ
て検出される。これによりこの高速準備位置セツ
ト回転は停止し、準備位置給紙命令によつて、今
度は通常の回転を行ない、ローラ28,29を経
て転写位置へ搬送される。但し、準備位置に関す
る搬送方法は前記の方法に限られるものではな
く、例えば、搬送ローラ28と29の間に紙検出
装置B133を設けて、高速準備位置セツト回転
によりその位置まで搬送した後、その回転を停止
させ、次に来る準備位置給紙命令により給紙させ
る等の方法も考えられる。但しこの時準備位置か
ら給紙される時もまたカセツトから給紙される時
も、転写位置に到達するタイミングは同一にしな
ければならない。本実施例ではローラ27と28
の間にある紙検出装置C134の位置に紙の先端
が到達したとき高速準備位置セツト回転を停止さ
せ、かつその位置から、ローラ28までの転写紙
の通常搬送時間と、給紙命令信号が発生しカセツ
トから給紙されて、ローラ28に転写紙が到達す
る時間とを等しくした場合を例にとり第9図に示
す回路を説明する。まず入力端子216からは両
面Aコピー実行ラツチ信号が、回路346のD端
子に入力され、また準備位置セツト命令信号
(PPSC)が端子218から、回路346のCP端
子に入力される。従つて、回路346の出力Qは
信号PPSCをホールドした形で、ハイレベルのま
まとなる。この出力はANDゲート350の一方
の入力端子に接続され、他方の入力端子には端子
345から紙検出A24の信号が立上ると出力が
ハイレベルとなり回路351のCP端子に入力さ
れる。このとき端子212より紙検出信号Cから
の信号がインバータ349を介して、回路351
のD端子に加えられているため、紙検出装置Cの
位置に転写紙がなければ回路351の出力Qはハ
イレベルとなる。この出力は、両面Aコピーを施
され、かつ準備位置にセツトされるべき転写紙
が、紙検出装置Aの部分を通過中であることを示
すことになる。この出力は、まず回路346のR
端子に入力され、その出力Qをリセツトし、かつ
ANDゲート352の一方の入力端子にも接続さ
れている。従つて、この時転写紙が、紙検出装置
Aを通過し、PDPAの信号がローレベルとなると
インバータ348を介してハイレベルへの立上り
信号としてANDゲート352の他方の入力端子
に接続されている。この時、立上り回路355の
CP端子に入力される。このとき、回路353の
D端子には、PDPC信号がインバータ349を介
して加えられているため、ハイレベルとなつてお
り出力Qはハイレベルとなり、端子355から高
速準備位置実行命令(HPFC)として出力され
る。またこのとき回路351は、回路353の出
力をR端子に受けてリセツトされる。次に、転写
紙が、紙検出装置Cの位置に到達するとPDPCが
ハイレベルとなり、回路353のR端子に入力さ
れ出力QをリセツトしHPFCは解除される。
以上、本考案を実施する場合の電気制御回路の
一例を説明したが、次の事項説明の繁雑さを防ぐ
ために詳細は省いた。まず一つは、電源をONし
た時各フリツプフロツプの出力を一旦すべてリセ
ツトさせること、また各位置検出装置より検出信
号を発生する際マイクロスイツチのような接点形
式のスイツチング素子を用いて行なうものはチヤ
タリングを起すが、これらはすべてチヤタリング
防止回路を用いたことも説明を省いた。更に各命
令に従つて駆動される各装置のドライバー回路も
省略した。また本考案に関する制御回路はここで
説明された回路に現われるものでは決してない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施態様を示す装置の概要
図、第2図は同装置の外観図、第3図は同装置の
操作パネル面図、第4図は本実施例の電気制御系
のブロツク図、第5図a,bは光学系の位置及び
給紙制御の説明図、第6図は本実施例に用いられ
るデジタル論理回路例、第7図はコピー選択部の
回路図、第8図は感光体ドラムの回転制御回路
図、第9図は給紙準備の制御回路図をそれぞれ示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収納部から複写材を給送しその複写材の第1面
    に複写像を転写しその転写像を定着した後、排出
    することなく第2面複写の為の準備位置にその複
    写材を搬送させる第1複写工程手段と、上記準備
    位置から複写材を給送し上記複写材の第2面に複
    写像を転写しその転写像を定着した後、排出させ
    る第2転写工程手段とを有する両面複写装置にお
    いて、上記第1複写工程手段が第1面に複写像の
    形成された複写材を上記準備位置に搬送するため
    の回転部材と、上記回転部材の駆動タイミングを
    制御する制御回路と、上記準備位置において複写
    材を検出する検出手段とを有し、第1面への複写
    像の定着完了後上記回転部材を高速回転させて上
    記第1面に複写像の形成された複写材を上記準備
    位置に高速に至らしめ、更に、上記検出手段によ
    り複写材を検出することにより前記回転部材の高
    速回転を終了せしめる様構成したことを特徴とす
    る複写機。
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