JPS5937829B2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPS5937829B2
JPS5937829B2 JP50045080A JP4508075A JPS5937829B2 JP S5937829 B2 JPS5937829 B2 JP S5937829B2 JP 50045080 A JP50045080 A JP 50045080A JP 4508075 A JP4508075 A JP 4508075A JP S5937829 B2 JPS5937829 B2 JP S5937829B2
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JP
Japan
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paper
copying
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JP50045080A
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茂弘 小森
公昭 早川
宏 二反田
恒樹 犬塚
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to US05/656,631 priority patent/US4098551A/en
Priority to DE2660559A priority patent/DE2660559C3/de
Priority to DE2605822A priority patent/DE2605822B2/de
Publication of JPS51120226A publication Critical patent/JPS51120226A/ja
Publication of JPS5937829B2 publication Critical patent/JPS5937829B2/ja
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  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシートの第1面、第2面に自動的に像形成が可
能な電子写真装置に関する。
従来第1面の複写が終了したシートを第2の収納部に導
き第1面と同様に第2面に複写を行なうものがある(例
えば米国特許第3、615、129号明細書)。
これは第1面の複写終了したシートを排出せずに第2の
収納部に導くためにシートの移動方向を変えるための偏
向装置を有している。
この偏向装置は第1面の複写の間シートが第2収納部に
向う様制御され、第1面の複写完了後は第2面複写ずみ
シートを排出する様制御される。そして複写終了後も偏
向装置を上記収納部に向う様制御している場合は次の複
写動作は禁止されている。従つて次の複写動作の開始に
遅れを生じ、結局両面の複写に要する時間が増えてしま
う不都合がある。
かといつて偏向装置を早目に切換制御すると、偏向装置
上をシートが走行しているときにその切換えをしてしま
つてジヤムを生じることがある。
又、上記従来のものは両面複写のための第1面複写にお
ける偏向装置の切換えをコピースタートボタンの押下に
より行つているので、連続して両面複写を行う様な場合
に更に時間のロスが生じてしまう。本発明は上記欠点を
除去したもので、一つの感光体と、前記感光体上に潜像
を形成し前記潜像を現像した後現像転写するプロセス手
段とを有し、前記プロセス手段によりシートの第1面に
像をシートに像形成した後第1面像形成ずみシートの第
2面に像形成する電子写真装置において、第2面への像
形成を可能にすべく第1面像形成ずみシートを収納する
第1トレイ、第2面への像形成ずみシートを収納する第
2トレイ、第1面への像形成ずみシートを上記第2トレ
イに搬送することなく上記第1トレイに到らしめ第2面
への像形成ずみシートを上記第2トレイに到らしめるべ
くシート送り方向を切換える偏向手段、転写部から上記
偏向手段までのシート搬送路が第1面像形成時と第2面
像形成時とで共通した搬送路を有し、複数の第1面像形
成行程を行つてシートの第1面に像形成し、第1面像形
成ずみ複数のシートを上記第1トレイに貯留し上記第1
トレイから再給送されるシートに対し、第2面像形成行
程を行つてシートの第2面に像形成し、第2面像形成ず
みシートを上記第2トレイに向わしめるようにし、更に
両面行程の第1面像形成の信号に応じてタイマ動作を開
始し、上記第1面像形成行程に入つてから最初の1枚目
のシートが上記偏向手段に達する最小の時間よりも短く
かつ第1面像形成行程前の他の行程の最後のシートが排
出される最大の時間よりも長い第1の時間のタイマ動作
を行う第1タイマ手段、上記第1面の像形成終了を示す
信号に応じてタイマ動作を開始し上記第1面像形成行程
の最後のシートが排出される時間よりも長くかつ次に第
2面の像形成行程に入つて最初のシートが上記偏向手段
に達する最小時間よりも短い第2の時間タノイマ動作を
行う第2タイマ手段、上記第1面の像形成開始後上記第
1時間の遅延をさせて上記偏向手段を切換え第1面像形
成ずみシートを上記第1トレイに収納させ、更に上記第
1面の像形成終了後上記第2時間の遅延をさせて上記偏
向手段を切換え第2面像形成ずみシートを上記第2トレ
イに収納させる制御手段を有することを特徴とする電子
写真装置を提供するものである。
次に、本発明の一実施例を参照して以下詳細に説明する
この実施例は転写方式の電子複写機で原稿台固定方式を
採用し厚手原稿、立体物をも手軽に複写可能とする複写
機である。
第1図において複写機の作動を説明する。
原稿3は原稿台の透明板2上に置かれ、光学系は移動反
射ミラー4,5レンズ7及び固定反射ミラー8,9によ
り構成されている。
即ち、原稿3は照明ランプ6と一体となつて移動する移
動反射ミラー4とこの移動反射ミラー4の1/2の移動
速度をもつて同一方向へ移動する移動反射ミラー5によ
り光路長を等しく保たれながら、更にレンズ7と固定反
射ミラー8,9を経てスリツト露光され、ドラム1上へ
結像される。ドラム1の表面は感光層の上を透明絶縁層
で覆つた感光体からなり、感光体はまず高圧電源10か
ら正の高圧電流を供給されているプラス帯電器11によ
り正に帯電させられる。
続いて露光部12に達すると原稿台の透明板2上の原稿
3は照明ランプ6に照明され移動反射ミラー4,5及び
レンズ7固定反射ミラー8,9によりドラム1土に結像
される。感光体は原稿像を露光されると同時に高圧電源
10からAC高圧電流を供給されている交流除電器13
により交流放電をうける。次いで全面露光ランプ14に
よる全面露光を受けて感光体ドラム表面に静電潜像が形
成され現像器15に入いる。現像は磁気スリーブカ式に
よる粉体現像により行なわれ静電潜像は顕像化される。
次に力セツト16中から送られてきた複写紙17がドラ
ム1に密着される。
転写帯電器18は高圧電源10により正の帯電を複写紙
に行いドラム1上の像を複写紙上に転写する。転写を終
えた複写紙は分離部19でドラム1から分離され定着部
20に導かれる。
一方ドラム表面(感光体)は圧接されたプレート21に
よりドラム上の残存トナーをクリーニングされ再び次の
サイクルを繰り返すことが出来る。以上のような構成を
もとにして、本発明の特徴である複写紙の表裏両面に簡
易に複写を行なうことを説明する。
まず紙搬送系について述べると、表面複写を完了した複
写紙17は排出ローラ22により第二の給紙手段50に
排出される。そして、所定枚数の表面複写が完了し第二
の給紙手段50に積載され、後述する整置手段で整置さ
れると次に裏面複写行程に入いる。第二の給紙手段50
に積載された複写紙17/はその先端A部をストツパー
プレート70に突き当てて保持されているが、ソレノイ
ド71の作動によりストツパープレート70は解除され
、複写紙17/は給送ローラー部73,74までスライ
ドして次に送リローラ73の回転により複写紙は一枚づ
つガイド板75,76中に送り込まれて搬送ローラ28
を経て再びレジスタローラ29の制御を受けながら給紙
信号によつて転写装置へ送り込まれ、転写完了后定着器
20、除電器23を経て排紙ローラ22によりトレイ5
1に排出される。ここで24に示す素子は第一もしくは
第二の給紙手段から搬送されてくる複写紙がジヤムをせ
ず排出ローラ22により排出されたかどうかを検出する
ジヤム検出素子である。次に第2図、第3図によつて両
面複写時の光学系の作動を説明する。
本実施例の原稿台はA3サイズをカバーする大きさを持
ちA4サイズの書物をA4サイズの複写紙に両面複写す
る場合を例として行なう。
原稿載置面は中央でA面とB面(それぞれA4サイズ)
に分けられておりA4サイズの二面を同時に原稿台上に
置くことが出来る。
まずA面複写の場合を第2図によつて説明すると通常の
複写機の如く光学系の照明部及びミラー6,4はそのス
タート位置が原稿台A面の直前にあり、感光ドラムの制
御されるスタート信号により始動してA面の露光行程に
入り露光が完了すると光学系ミラー及び照明部4,6は
同4a,6aの位置で停止する。
この時移動反射ミラー5も5aの位置に移動する。
次にB面複写の場合を第3図によつて説明すると照明部
及びミラー6,4はそのスタート位置が原稿台のB面の
直前4b,6bにあり、A面複写と同様にB前の露光行
程が終わると光学系は4c,5c,6cの位置に停止す
る。
A面の露光行程の長さは(B面も同じであるが)A面の
長さlにスリツト巾と運動の始動と停動の余裕を加えた
量である。
従つて光学系は第2図に示す停止位置4a,5a,6a
になる。従つてA面の複写が完了してB面の複写に移る
場合には光学系4,5,6を後退させてB面複写の光学
系スタート位置4b,5b,6bに合わせる必要がある
同様にB面複写の完了後、A面複写に移る場合にも光学
系は第1図に示す光学系のスタート位置4,5,6に合
せる必要がある。
本実施例の特徴は、原稿の2面をその都度置き換えるこ
となく複写できることは当然であるが又1枚の複写紙毎
に表裏両面複写を行なうことが容易で表面複写につづい
て裏面複写を自動的に行なう装置を容易に実現できる。
次にこれらA面及びB面をA面は表面複写用の原稿台載
置面 B面は裏面複写用の原稿台載置面 と決めることにより次の様な便利な特徴を加えることが
できる。
A面複写とB面複写の光学系スタート位置が異ること等
を利用して両行程を区別する信号を出し次のことを実施
することができる。
A面複写の時には まず表面複写であることを表示する。
更に複写完了後に複写紙が裏面複写のための給紙状態に
セツトされる様に指示又は警告の手段を設ける。
或いは更に自動化して複写完了後に裏面複写のための給
紙状態にする。
即ち排出ローラーから複写を完了した複写紙を第二の給
紙手段50に排出し整置手段で整置されて裏面複写給紙
状態にする。またB面複写の時にはまず裏面複写である
ことを表示する。
更に複写完了後に複写紙がトレイ上に排出される様に指
示又は警告を出すか、更に積極的に自動化してトレイ上
に排出する。
この様にA面複写とB面複写で、それぞれ表示や複写機
の作動を変えることにより操作性を高めることが可能で
ある。
又一般に書物は第8図に示すように、右とじ、左とじの
二種があるが、いずれの場合も1枚1枚の紙の表面は奇
数頁、裏面は偶数頁となつているのが通例である。
従つてA面には奇数頁をB面には偶数頁を置くことにす
ると右とじ左とじの区別なく、いずれの場合も間違いの
ない両面複写が可能となる。この場合書物は第8図に示
すように、左とじA,b、右とじC.dによつて天地を
逆に置かれることになる。これもA,B面をそれぞれ表
面複写、裏面複写に決めることによつて、操作上便利な
指示が与えられるという利点の一つである。又、A面複
写の後B面複写、即ち表面複写の後裏面複写という順序
で複写すれば、本実施例の場合、トレイ上に裏面を上に
して複写後の複写紙が積載されるので頁順に揃い極めて
便利である。
以上本発明を原稿台静止型複写機を実施例として説明し
たが、これらに限られることは全くなく原稿台往復型の
複写機ならば相対的に原稿台をA・B両面に対応させて
移動させればよく、又転写方式に限らず原稿台を有する
他の方式、例えば、工レクトロフアツクス方式等の全て
の複写機に適用され得るものである。次に表面複写時に
定着器20を通過し、排出口ーラ22によつて搬送され
、除電器23により余分な電荷を除電されながら進行す
る複写紙が第二の給紙手段50に排出され裏面複写工程
に移る機構上の作動について第1図、第7図、第9図、
第10図をもとに説明する。
第二の給紙手段50に積載される転写紙1Uは裏面複写
行程に入いる前に進行方向に対して横づれを防ぐために
整置作用を受けることにより、裏面複写工程を確実に通
過することができる。
整置作用を積極的に且つ効果的に行なわせる手段を第1
図、第7図、第9図に示す。揺動腕77は通常第1図の
2点鎖線で示す如く、給紙板30上には飛び出していな
いので複写紙が給紙板上に入つて行くとき障害とはなら
ない。
矯正板78は転写紙の横方向のずれを矯正するために、
揺動自在な軸82に溶接等で固定されている。この矯正
板78はその一部にあけられた穴Bに軸79がガタで嵌
合しており軸79は抜け止め部材80で揺動腕77に回
転自在に取りつけられている。又揺動腕77は軸81に
ダボ84を介してビス83で固定されており、揺動腕7
7が第1図で2点鎖線から実線に揺動すると矯正板78
は第9図において2点鎖線から実線に揺動する。前述の
如く複写紙が排出ローラ22から排出されている時には
揺動腕は第1図で2点鎖線のところに位置しており、従
つて矯正板78は第9図で2点鎖線のところに位置して
いる。即ち複写紙は給紙台30部へ何の障害もなく入り
込んでくる。しかしながら、この揺動腕77が転写紙が
排出口ーラ一22から排出中以外のときに揺動すること
により給紙板上30の転写紙17′は矯正板78、揺動
腕77及び給紙板30が傾斜しているために前後左右の
整置作用を受けてストツパープレート70に突き当るか
たちで整置される。次に裏面複写工程に入いる前にスト
ツパープレート70が第1図に示す位置から(即ち通常
はバネ72の力でストツパ一の役目をしている)ソレノ
イド71によりストツパ一の役目を解除され複写紙17
′はその先端A部が、給送ローラ部73,74までスラ
イドする。
ここで給送ローラ部の73,74は第10図に示す如く
お互いに非接触でわずかなすきまを持つている。そこで
表面複写工程において複写紙が給送ローラ部に送り込ま
れてきた際に該ローラ74を第1図に示すような矢印力
向に回転しておくことにより該複写紙は該ローラ73,
74に挟み込まれようとしては該ローラ74の作用が及
ばぬところまで房るという動きをして、ここでも整置作
用を受けることになる。このようにして該複写紙は裏面
複写工程に入いる前に万全の体制を整えられる。次に排
紙トレイ51について詳細な説明をする。
表面複写工程においては、第一図に示すとおり排出ロー
ラ22の回転軸を支軸として揺動可能な排紙トレイ51
の一部をなす揺動部材52がソレノイド等の作動(図示
せず)により二点鎖線に示す位置まで押し上げられてい
る。そのために定着部20を通過して排出ローラ22に
より排出されてくる複写紙は第二の給紙手段50に積載
されることになる。一方、裏面複写工程においては、揺
動部材52が実線の位置に復帰し、そのために排出ロー
ラ22より排出される複写紙17/は排紙トレイ51に
積載される。
次に本複写機を使用する場合のコピー操作について第4
図及び第5図をもとに詳細に説明する。
40はメインスイツチで本複写機の電源を断続するもの
である。
31はコピー枚数セツトダイヤルで指標にダイヤルの目
盛を合わせると1〜99枚までのセツトが可能であり、
32はコピー経過枚数を示す枚数標示管である。
34は複数枚コピーのときのコピースタートボタンであ
り、又1枚コピーのみを希望する時には別のコピースタ
ートボタン35を押せばコピー枚数セツトダイヤル31
の指示如何にかかわらず1枚のみのコピーをする。
36は画像の濃い淡いを決める濃淡選定ダイヤルであり
37はA面用、B面用、片面用及び両面用(AB)のコ
ピー種類の選択ダイヤルである。
ここでA面用とは、このダイヤル37をAにセツトする
と標示ランプAが点灯し、原稿台のA面のみの複写がな
される。更に所定枚数の複写が終了し、給紙板30に積
載された複写紙は揺動腕77、矯正板78で整置作用を
受けて整置され、B面複写のめの準備がなされる。次に
B面用とはダイヤル37をBにセツトすると標示ランプ
Bが点灯し、原稿台のB面のみの複写がなされ多数枚コ
ピー、1枚コピーにかかわらず給紙板30にA面複写が
完了した複写紙が存在する間、そこから複写紙が供給さ
れ、存在しない場合にはカセツ口6から複写紙が供給さ
れるが、いずれも複写完了悟、複写紙は排紙トレイ51
に排出される。
片面用ダイヤル37をセツトすると標示ランプA,B双
方とも点灯しない。そして従来の複写機と同様にA3サ
イズまでの複写が複写紙の片面に可能であり、片面に複
写された複写紙はそのまま排紙トレイ51に排出される
。次にAB用にダイヤル37をセツトし、枚数セツトダ
イヤルを所定枚数に合わせるとA面複写行程が所定枚数
分繰り返され、A面の所定枚数の複写行程が終了すると
今度は自動的にB面の複写行程に入り、所定枚数のB面
複写を繰り返してB面複写を終えた複写紙は排紙トレイ
に排出される。
このような操作力法になつているから両面複写に関し色
々の便宜を与えることが出来る。
例えば一般の書物の頁の如く原稿の表裏面をそのまま両
面複写する場合、即ち同時にはその表裏面をそれぞれの
原稿載置面に置けない場合がある。この場合でも書物の
連続した何頁かを複写する時のように書物を開いて原稿
台に置き、開いたそれぞれの頁をそれぞれの原稿載置面
に置きまず選択ダイヤル37をB面用とし1枚目の複写
紙の裏面にB面上の原稿を複写して排出し、次に選択ダ
イヤル37をA面用とし、2枚目の複写紙の表面にA面
上の原稿を複写する。
書物を一枚めくつて ダイヤル37をB面用とし 2枚目の複写紙の裏面に複
写し次にダイヤル37をA面用とし 3枚目の複写紙の
表面に複写し又書物を一枚めくつてダイヤル37をB面
用とし 3枚目の複写紙の裏面に複写し次にダイヤル3
7をA面用とし 4枚目の複写紙の表面に複写しという
風に複写すれば原稿載置面に置かれた二面の原稿は同じ
複写紙の両面に複写されるので(:なく、1枚目の複写
紙の片面と2枚目の複写紙の他面に複写されることにな
る。
しかしこの時には複写されるべき2面を同時に原稿台に
置くことにはかわりがない。当然のことながら複数枚コ
ピーを取る場合は枚数セットダイヤルを所定枚数に合わ
せて同様にA,B面を交互に複写すれはよい。又、この
際A面には書物の寄数頁が、B面には書物の偶数頁がく
るように原稿載置面にセツトすることが操作上の手間を
省くということで前述の如く必要なことである。また原
稿台上の本のどちらの頁をコピーしているかはA面、B
面の標示ランプがA面近傍B面近傍にそれぞれA面用3
9、B面用38として点灯されるので簡単に判別がつく
次にとにかく2面の原稿がそれぞれ分離でき同時に原稿
台上のA面、B面に分けて置ける場合でこれを1枚の複
写紙の両面にコピーしたい場合は次の要領で両面複写が
行なえる。
まず必要なコピー部数を枚数セツトダイヤル31により
セツトし、次に選択ダイヤル37をAB用としてコピー
スタートボタン34を押せば必要部数の両面コピーが自
動的にとれる。
この時はA,B双方の標示ランプ39,38が共に点灯
しているので自動的に両面コビ一が行なわれていること
を確認できる。以上の如く、いかなる両面複写のケース
が生じてもそれに対し操作上の複雑さを伴なわずに両面
複写が行なえるのが本複写装置の一つの特徴である。こ
こで第一の給紙手段についてより詳細に説明する。
第13図は本実施例における第一の給紙装置の斜視図で
あり、第14図は該給紙装置の正面断面図、第15図は
給紙の5駆動方法を示した図である。
本実施例において、第一の給紙手段は、いわゆる力セツ
トと送り出しローラーを配設したものであり、第13〜
第15図においてその構造、作動について詳細に説明す
る。600は力セツトの筐体であり、筐体600中にお
いて複写紙17を積載する中板601は支点602を中
心に揺動可能となつており、常時バネ603により上側
へ押されており、その中板601に積載された複写紙1
7を介して分離爪604がその複写紙の前端部に圧接し
ている。
分離爪604は分離爪取付板605に軸606を中心に
揺動可能に取り付けられており分離爪取付板605に設
けられたストツパ一607,608によつて分離爪60
4の上限、下限の動き力j制限され中板601がバネ6
03に抗して下つたときは自重で下方向に揺動しストツ
パ一608で止まり、中板601が上つた時は中板60
1と共に上方向に押されストツパ一607まで揺動して
止まる。ストツパ一607,608の位置は分離爪が適
当な位置にくるように設定されており、例えば後述する
複写紙給送手段が複写紙17を給送位置まで押し下げる
と分離爪604も自重で複写紙17に接触しながら下降
し、複写紙17の分離給送が行なわれる。
このように給送される位置においては常に分離爪604
が複写紙17上に自重で接触するようにしてあり、該ス
トツパ一が障害とならぬようにしてある。
次に給送手段について説明すると、609は力セツト中
の複写紙17を給送して給紙ガイド610,611中に
送り込むための給送ローラである。
給送ローラ609は軸612に固定されており、軸61
2は給送軸取付板Bl3に軸受614を介して回転自在
に取付けられており、該軸612の一端にはラダホイル
615が固定されており他端には該軸612の抜け止め
のためのストツパ一616が該軸612に固定されてい
る。
一対の給送軸取付板613はステー617,618によ
り固定されている。619は中空軸であり、中空軸61
9の外周に該給送軸取付板613は揺動自在に取り付け
られ、横ずれ防止のためのストツパ一620,621が
中空軸619に固定されている。
中空軸619には半月キー622を介してプロツク62
3が固定されている。中空軸619は軸受624を介し
て回転軸625に回転自在になつている。又中空軸61
9は本複写機の本体後側板627に軸受626を介して
やはり回転自在になつている。又回転軸625は本体前
側板628に軸受629を介して回転自在に取り付けら
れている。次に中空軸619にはカムフオロア一腕63
0が半月キー631を介して固定されており、カムフオ
ロア一631がカムフオロア一腕630に固定されてい
る軸631に回転自在に取り付けられている。
又、回転軸625にはスプロケツトと歯車が一体となつ
た駆動ギア632が固定されており、他方ラダホイル6
33も回転軸625に固定されている。
634は給紙カム軸で本体後側板627に固定されてお
り、軸受641に固定されたクラツチバネ受け金具63
5及びクラツチバネ受け金則35に固定された給紙カム
636が給紙カム軸634に回転自在に取り付けられて
いる。
637は給紙カム駆動ギアであり、駆動ギア632とか
みあつており給紙カム軸634に対して回転自在な軸受
638に固定されている。
639はバネクラツチでありクラツチバネ受け金具63
5と給紙カム駆動ギア637に係合しておりバネクラツ
チ639の一部は制御環640に係合しており、制御環
を外部から係止することにより給紙カム駆動ギア637
から給紙カム635への回転伝達はカツトされるが制御
環640が外部から係止されていないときは給紙カム駆
動ギア637の回転は給紙カム635はバネクラツチ6
31を介して伝達される。
642は抜け止め材であり給紙カム軸634に固定され
ている。
643はレジスター駆動ローラーであり、644は従動
ローラである。
レジスター駆動ローラ643は本体側板に取り付けられ
た軸受645を介して回転自在となつており、レジスタ
ー駆動ローラ643には駆動ギア632とかみ合うレジ
スターローラー駆動ギア646が軸受647を介して回
転自在に取りつけられており、バネクラツチ648がこ
のレジスターローラ駆動ギア646とレジスター駆動ロ
ーラー643に固定されているクラツチバネ金具649
に係合している。
又バネクラツチ648の一部は制御環650に係合して
いる。制御環650が外部から係止させられると、駆動
ギア632からレジスターローラ駆動ギアに伝えられる
回転駆動はレジスター駆動ローラー643には伝えられ
ない。しかし、制御環650が外部から係止されていな
いときは駆動ギア632からレジスターローラー駆動ギ
ア646に伝えられる回転駆動はバネクラツチ648を
介して該金具649に伝えられ、従つてレジスター駆動
ローラーは回転する。次にいかにして力セツト中の複写
紙が給送されるかを説明する。通常は駆動ギア632が
駆動源(図示せず)から駆動により回転している。
従つて、給送ローラー609も回転軸625を介し、ラ
ダホイル633からラダチエーン651によつて、ラダ
ホイル615が駆動されてやはり回転している。しかし
ながら、給紙カム636及びレジスターローラー643
は、それぞれ制御環640,650が外部から(例えば
ソレノイド等により)係止されており従つてその回転駆
動力はカツトされている。次に紙を給送する時点になる
と外部からの手段により制御環640が係止されなくな
り、これにより給紙カム636が回転を始めると給紙カ
ム636の周面形状によつて、給紙カムフオロア一63
0は揺動しこれにより、プロツク623は第14図に示
す矢印方向に揺動し、ステー618に固定されているネ
ジ652を介して通常はバネ653により一方向にテン
シヨンをかけられている給送ローラ取付板613を揺動
する。
これにより給送ローラー609も第14図の矢印方向に
下がリカセツト中の複写紙を一枚分離して給送ガイド6
10,611中に送り込む、そして給紙カム636が一
回転すると給紙カムはその制御環640が外部から係止
手段で係止されてストツプする。一方、分離されて給送
ガイド610,611中に送り込まれた複写紙17の先
端部はレジスターローラ643,644部に突き当たる
。このレジスターローラーはドラム上の画像先端部とこ
の複写材17の先端部が一致してドラム1上で密着する
べくそのタイミングを合わせる役目を持つている。従つ
てこのタイミングが合つたときに今まで止まつていたレ
ジスタローラーは、その制御環650が外部からの係止
手段が解除されて回転し、複写材をドラム部へと送り込
んでいく。以上のようにして、複写材17は一枚一枚力
セツトからドラム1へと送り込まれていく。
又、レジスターローラ643,644の役目は第1図に
おける説明のようにレジスターローラ29にもたせても
良い。
即ちドラム上の画像先端位置に対する複写材先端位置と
合致させるためのレジスターローラの役目は給紙装置か
らドラム上までの紙給送通路中の適宜なローラーに負わ
せれば良いわけである。また、第11図に示す例は第1
,7,10図に示すような分離兼送りローラのうち74
の代りに、送リローラ73と適度の間隙を形成するよう
に設置された固定部材85を使用したものであり、この
固定部材は適度の摩擦係数をもち、又複数個設置されて
もかまわない。
該固定部材を用いることにより、やはり衣面複写行程に
おいて裏面用複写紙が給紙板30上に積載され、次の裏
面複写行程において裏面複写紙は一枚々々分離されて、
次の搬送ローラ28及びレジスタローラ29へと送り込
まれていく。また、複写紙の整置手段としては第12図
に示すような軸87に対し偏心的に取り付けられたコロ
86(又はカム状のもの)が回転することにより断続的
に複写紙をしごくような手段を講じてもよい。
本発明は第1及び第2の給紙装置と原稿台のA面及びB
面を関連づけて説明したが、原稿載置面について表面複
写、裏面複写の区別をしない従来型の複写機にも同様に
適用できることは当然である。
この時には原稿を置き換えながら表面、裏面の複写をす
ることができるものである。又、複写紙については透明
紙及びオフセツトマスター紙等のシート状部材をも含め
たものでも一向にさしつかえない。
又、本実施例においては、第二の給紙手段50にはスト
ツパープレート70が装備されているが、第二の給紙手
段50に積載される複写紙はこのストツパープレート7
0無しに直接給紙ローラ部73,74に突き当てて保持
されるようになつても一向に差し支えない。
但し、この場合には少くとも表面複写行程中は給紙ロー
ラ部73は停止していることが必要である。酸化亜鉛等
の感光材料に両面に塗布したシート状部材を利用したエ
レクトロフアツクス方式に本発明による両面複写機構に
採り入れた場合は、例えば第16図に示すような一実施
例を提供することができる。
第16図について説明すると 原稿703は原稿台の透明板702上に置かれ、光学系
は移動反射ミラー704,705、レンズ707及び固
定反射ミラー708により構成され、706は照明ラン
プであり、照明ランプ706と一体となつて移動する反
射ミラー704とこの移動反射ミラー704の1/2の
移動速度をもつて同一方向へ移動する移動反射ミラー7
05により光路長を等しく保たれながら更にレンズ70
7と固定反射ミラー708を経て、原稿703は701
に示す露光面にスリツト露光される。
ここまでの構成は第1図に示す光学系と同じであり、た
だ固定反射ミラーが1枚だけの違いである。一方、第一
の給紙手段709に積載されている感光紙710は給紙
ローラ711の作用で給紙ガイド712,713中に給
送され、送りローラ714,715により帯電器716
中に送り込まれ、ここで感光紙は帯電され次に露光位置
701で原稿像がスリツト露光され現像器717で現像
される。
ここで示す現像器はマグネドライ方式の現像方法を用い
ている。次に定着器718中を通過して感光紙上の粉体
像は定着される。本定着手段は第一図に示すものと同様
のローラ定着器である。定着された感光紙は排出ローラ
ーにより排出される。ここで720は第1図に示す揺動
部材52に相当するものであり721は第二の給紙手段
であり、第1図における第二の給紙手段50に相当する
ものであり、又722,723は第1図に示す給送ロー
ラ部73,74に相当するものである。即ち、表面複写
行程では第一の給紙装置から給送された感光紙は給紙ロ
ーラ711により給紙ガイド712,713中に送り込
まれる。
更に送りローラ714,715により帯電器716中に
導かれ、701で露光され717で現像され718で定
着されて排出ローラ719によりまず第二の給紙手段7
21中に積載される。次に裏面複写行程において感光紙
は給送ローラ部722,723により紙ガイド724,
725中に導かれ送りローラ715により帯電器716
に導かれ、あとは表面複写行程と同じ行程を経て排出ロ
ーラー719によりトレイ部726に排出される。次に
本発明における電気制御方法を前記実施例において説明
する。第17図は、制御に関係する装置を機能別に分け
たプロツク図である。まず、101は、電源入力部、ド
アスイツチ、ジヤムした時のシヤツトオフ、等の安全装
置、電源をオンする時におけるドラムのホームポジシヨ
ンセツト、また、以後に説明する制御回路のりセツト等
の各種りセツト装置、更に必要とあらばウオームアツプ
設定装置等が含まれる。次に103は従来装置と同様に
第一給紙装置における力セツト、複写紙の有無及び現像
剤その他消耗品の充てん補充確認装置である。又105
は、コピー選択ダイヤル枚数設定ダイヤル、コピースタ
ート、コピーストツプボタンが含まれる。これらの三つ
の部分からの信号は107の中央制御装置部(以下Cp
Uと書く)に入力され、コピーのための各種動作部への
動作命令信号を発生するが、107は更に、次の五つの
部分に大別することが出来る。まず、109は、ドラム
のコピー回転命令を含む105によつて、設定される各
種のコピー動作を選択的に命令する部分である。又、1
11は複写の現像転写工程後に更に必要となる搬送回転
の命令信号を発生させる部分である。次に113は光学
系の移動即ち前進、後退、停止命令を発生させる部分で
あり、また115はB面コピーのために複写紙を環二の
給紙装置にセツトさせる命令信号を発生させ、117は
第二の給紙装置または、通常の時は力セツトから複写紙
を転写の位置へ給紙させる装置である。以上のようにC
PUlO7から、各動作実行部への動作命令信号が発せ
られる。121は動作実行部の中でCPUlO7へのフ
イードバツクの必要のないもの、例えば原稿照射用ラン
プ、高圧電源給紙動作部等が従来の複写機と同様に含ま
れる。
また123はドラム回転動作部で、必要な位置にドラム
回転位置検出装置を含みその信号は、CPUlO7にフ
イードバツクされる。更に125も光学系移動動作部で
、同様に位置検出装置を含み、CPUlO7にフイード
バツクされる。また127は、複写紙検出装置で複写紙
通路の必要な個所に設けられ、紙検出信号を発生させ、
107に人力される。次に131はジヤム検出装置で、
複写紙の正常な搬送を確認するためのもので従来装置に
おけるそれと変りはない。
また、129は各種表示装置で、パネル面における必要
な衣示を司どる部分である。以上簡単に構成を説明した
が、本発明にかかわる部分を中心に以後各図面を用いて
更に詳述する。
まず、第18aにおいて135,136,137,13
8,139は光学系4の位置検出装置でありマイクロス
イツチで構成されるが本例以外に光検出器等他の物体検
出装置を用いても良い。ここで135はまた片面コピー
或いはA面コピーの際のホームポジシヨン(スタートポ
ジシヨン)位置をも意味し136はB面コピーの際のス
タートポジシヨンをも意味する。次に138は、片面ハ
ーフサイズコピー及びA面コビ一の際のバツクポジシヨ
ンをも意味し139は、片面フルサイズコピー及びB面
コピーの際のバツクポジシヨンをも意味する。従つて片
面ハーフサイズコピーの場合は位置検出器135の位置
から138の位置まで光学系4が前進し、片面フルサイ
ズの場合は135から139の位置まで前進する。また
、A面コピーの場合は片面ハーフサイズコピーと全く同
様でB面コピーの場合は136から139の位置まで前
進する。ここで本実施例をハーフサイズA4版、フルサ
イズA3版とすると、各位置検知装置の位置関係は本発
明を効果的に実施するため次の様なものであつても良い
。即ち、第18図aにおいて11に相当する部分及び1
2に相当する部分はA4版サイズの進行方向に対する縦
幅に一致させる。従つて、11と12の和である13は
A3版の進行方向に対する縦幅に一致する。このそれぞ
れに示された長さの位置に原稿が載せられたとすると、
これに照射し、原稿像に反射した光像信号を導き出す光
学系の移動範囲はそれぞれの場合11,12,e3より
も多少長さに余裕を持つて移動するのが至便である。即
ち、スタート位置135あるいは136はそれぞれ11
(または13)12の左端よりもα1,α3だけ距離的
余裕を持たせ、またバツク位置138あるいは139は
それぞれ1,,12(又は13)の右端よりもα2,α
4の距離余裕を持たせる力が良い。従つてこの場合スタ
ート位置136、バツク位置138はそれぞれ中央位置
、140から左右にα3,α2だけ離れて位置する。次
にコピー枚数カウント用信号発生装置を光学系位置検出
装置として、第18図aの137に示す位置に設けても
良い。従来、この種の信号は後述する給紙命令信号を用
いたりあるいは複写紙通路における紙検知信号を用いた
り、更には他の光学系位置検出手段あるいはドラム回転
位置検出装置からの信号を用いたりする。本実施例にお
いてはこの信号を136と138の間に位置する光学系
位置検出手段を設けてそこからの信号をコピーカウント
信号として用いて以後の動作を説明する。これによつて
、この信号と光学系前進実行信号とを組合せることによ
り、双方の信号が同時に発生するのは、片面ハーフサイ
ズ、片面フルサイズ、A面、B面の各コピー時において
その行程中に1度しかなく以後の動作において至便とな
るものである。第1図における、24,133,134
は紙検知手段更に図示していない第二の給紙装置におい
て複写紙の存在を検知する紙検知手段はランプ感光素子
ペアあるいは超音波送受信器ペア、マイクロスイツチ等
で構成することが出来るが本実施例では説明の繁雑さを
避けるため単にこの検知部からの信号を紙検知中はハイ
レベル、紙非検知中はローレベルとして、以後の説明を
行なう。
更にこれらの紙検知部の位部及びそれらからの信号の複
写行程上の役割は給紙動作及び第二の給紙装置への複写
紙セツト動作説明時において説明する。次に、本回路は
主にデジタルニ値論理回路を使用して構成した制御回路
である。そこでまず始めに以下の説明を簡単なものにす
るため、本回路例で使用されるデジタル論理記号及び一
部回路ユニツトをあらかじめ説明する。まず第19−a
図510はポジテイプANDゲートで、入力端子511
,512の2端子あるいは、513以降3端子以上持つ
ものもあり、入力端子2個のものは両方ともあるいは3
個以上のものもすべての端子がハイレベル即ち論理1(
以下単に1と書く)になると出力端子514が1となり
1個でもローレベル即ち論理0(以下単にOと書く)の
ものがあると出力端子514はOとなる。次に第19−
b図516はインバーターで、入力端子517が1であ
れば出力端子518はO、517がOであれば出力端子
518は1となる。また第19−c図520は、ポジテ
ープ0Rゲートで、入力端子521,522の2個或い
は、523以降3個以上の入力端子を持ちそれらの入力
端子のうちの少なくとも1個が1であれば出力端子52
4は1となる。また第19−d図502はプリセツトカ
ウンタでこの回路の全体的機能はコピー枚数用のプリセ
ツトダイヤルからのデータ信号がPD入力端子526に
加えられるとPRS入力端子528からプリセツト命令
信号が1として加えられることによりデータ数字が内部
カウンタにセツトされる。またCP端子527はクロツ
ク入力端子で、この端子からパルスが加えられると内部
カウンタの出力は端子526からのセツトされたデータ
からパルスの数を差し引いたものとなる。Q端子531
は、内部カウンタの出力が0になるとOを出力する端子
であり、またR端子529はりセツト入力端子で、この
端子から1が加えられると内部カウンタのセツト入力及
び、Q出力ともOにりセツトされる。またDIS端子5
30はカウンタ出力の表示用出力端子である。このプリ
セツトカウンタ502の全体的機能は以上のようなもの
として本発明の回路に用いられている。この全体的機能
を満足するために内部的には、前述のカウンタ回路の他
にもO検出回路及び10進信号を2、進信号に変換する
エンコーダ等が含まれるが本発明と直接的な関係はない
ため説明の詳細は省く。次に第19−e図はフリツプフ
ロツプ回路533で本発明の実施例に用いたものはDタ
イプエッジトリカー吉フリツプフロツプであるが、これ
に限定するものではない。このDタイプエッジトリガー
ドフリップフロップ(以下単にFFと書く)の機能は、
まず、0から1への変化がCP端子536に加えられる
と、Q出力端子538から、その時のD入力端子535
の1か0かのデータが出力され保持される。またR入力
端子534は、りセツト入力端子で、D,CPの入力端
子に関係なく出力端子538の出力をOにする。またS
入力端子537は、同様にして出力端子538を1と成
す。ここで、R,S入力端子は一般にOでその機能を発
揮するものが多いが以後説明を簡便にするため1となつ
た時に機能を発揮するものとして説明する。またQ端子
539は出力端子538と逆のレベルを出力するもので
ある。以上の各論理素子を用いた各回路について詳述す
る。
まず、コピー選択部に相当する制御回路を第18図に示
す。
第20図においてまず操作盤からのコピー選択信号とし
て、片面複写(以下Sコピーと書く)、A面複写 ピ一
(以下Aコピーと書く)、B面複写(以下Bコピーと書
く)、両面自動複写(以下ABコピーと書く)の各信号
がそれぞれの場合端子149,151,153,155
から1として入力される。また装着された第一の給紙装
置における複写紙力セツトの信号としてハーフサイズの
力セツト信号(以下HSCPと書く)フルサイズの力セ
ツト信号(以下FSCPと書く)がそれぞれの場合端子
145,147から1として入力される。更にコピーボ
タンが押された場合の信号(以下CCPと書く)コピー
ストツプボタンが押された時の信号(以下CSPと書く
)、マルチコピーダイヤルによつて設定されたコピー枚
数データ信号(以下MCDと書く)がそれぞれ端子15
9,157,161からMCDを除いて1として入力さ
れ、MCDは所定入力群として入力される。また力セツ
ト内及び第二の給紙装置に紙がある場合1となる信号(
以下それぞれPDPE,PDPCと書く)それぞれ端子
150,148から入力される。更に端子163からは
光学系が第18図−aにおいて位置検出装置137の位
置を通過した時に1を発生するコピーカウントクロツク
パルス信号(以下CCCPと書く)が入力され、端子1
65から後述する光学前進信号(以下0FLと書く)が
光学系が前進中に1として入力される。更に端子166
からはこれも後述するAコピー実行信号(以下ACPL
と書く)がAコピー実行中に1として入力される。そこ
でまずプリセツトカウンタ(以下PSCNTと書く)2
02のPRS端子に通常端子159からCCPが1とし
て、二人力0Rゲート191を介して加えられると、端
子161からPSCNTO)PD端子に加えられるMC
DのデータがPSCNT回路202の内部に記憶され、
更にこのときQ出力端子が1となりこの信号がBコピー
、Aコピー、フルサイズのS(片面)コピー(以下Fコ
ピーと書く)、ハーフサイズのSコピー(以下Hコピー
と書く)の各命令信号発生の第一の条件となる。また第
2の条件としては複写紙または力セツトの装着信号がゲ
ート196,197,198,199に加えられるので
あるが、まず出力がハーフサイズコピー命令信号(以下
HCCPと書く)となるゲート199の入力端子にはP
DPE信号とHSGP信号が加えられる。次に出力がフ
ルサイズコピー命令信号(以下FCCPと書く)となる
ゲート198の入力端子にはPDPE信号とFSCP信
号が加えられ、また出力が両面Aコピー命令信号(以下
ACCPと書く)となるゲート197の入力端子にはP
DPE信号とHSCP信号が加えられる。更に出力が両
面Bコピー命令信号(以下BCCPと書く)となるゲー
口96の出力にはこの第2の条件として複写紙がハーフ
サイズカセツト内に存在しているかあるいは第二給紙装
置内に存在していればよく、この条件を満たすためにま
ずPDPE信号及びHSCP信号が、二人力ANDゲー
ト200の各入力端子に加えられ、ゲート200の出力
とPDPC信号が二人力0Rゲート195を介して、ゲ
ート196に加えて成すことが出来る。次に、第3の条
件としてコピー選択ダイヤル(第5図37)からの信号
が、ゲート196,197,198,199に加えられ
るのであるが、まずゲート199及び198にはSコピ
ー信号が加えられる。
また、ゲー口97の入力端子には、Aコピー信号が二人
力0Rゲート182を介して加えられゲート196の入
力端子にはBコピー信号が二人力0Rゲート185を介
して加えられるが、A,Bコピーの場合は更にこの第3
の条件としてABコピーの際に為されなければならない
ABコピー選択信号もそれぞれ二人力ANDゲート18
1,184の出力として0Rゲート182185の他の
入力端子を介してゲート197,196に加えられるの
であるが、複写行程において、ABコピー時にはコピー
ボタンが押されると、まず、Aコピーを設定枚数だけ行
なつた後、Bコピーを設定枚数だけ再び実行して終了す
る。この制御を成すために、まず二人力ANDゲート1
93の各入力端子にBCCPのインバータ192を介し
た反転信号とCCP信号を加えることにより、Bコピー
命令がなくて(0で)且つコピーボタンが押された時ゲ
ート193の出力が1となつてFF,2O3の端子に加
えられこの時FF2O3のQ端子は1となる。このQ出
力信号がゲート181に]として加えられゲート181
の他の入力端子にABコピー信号が加えられているため
、ゲート181の出力は1となつてAコピーの第3の条
件を満たす。また、最後のAコピーの場合、PSCNV
O)Q出力端子がOとなつてACCPが0となつても後
述するようにACPL信号(Aコピー実行信号)は未だ
Oとはならず、この時三入力ANDゲート186の各入
力端子にABコピー信号、ACPL信号及びACCPの
インバータ187による反転信号を加えることにより出
力を1となし、二人力ANDゲート190の一方の入力
端子に加えられる。他方の入力端子には前進中即ち、0
FLが1のとき二人力ANDゲート194を介してCC
CPが1として加えられる。このゲート194の出力は
、ゲート186の出力が未だOでインバータ189を介
して二人力ANDゲート188の一方の入力端子に1と
して加えられているときゲート188の他方の入力端子
を介してPSCNTのクロツクパルスとして、CP端子
に加えられている。従つて、ABコピー以外のコピーの
場合にそのままゲート188の出力がPSCNT2O2
によつてカウントされるが、ABコピーの時、最後のA
コピー実行中にゲート194の出力が1となつてゲート
188を介してPSCNT2O2のCP端子に加えられ
Q出力が0となると前述のようにゲート197の出力が
0となつてACCPがOとなるとゲート186の出力が
1となりゲート188の出力即ぢPSCNTのCP端子
に加えられる信号がOとなり、更にゲート190の出力
が1となつて0Rゲート191を介してPSCNT2O
2のPRS端子に1として加えられ、PSCNT2O2
は再びセツトされQ出力端子が1となる。
このときゲー口90の出力は更にFF2O3のR端子に
も加えられQ出力はOとなるため、このFF2O3のQ
出力がインバータ183を介して反転して1となり、ゲ
一ト184の一力の入力端子に加えられゲート184の
出力は1となり逆にゲ゛一ト181の出力は0となるた
め、このときゲート196における第三の条件が満たさ
れ、BCCPが1となりACCPは今度は1とならない
。つまりABコピー時Aコピー終了後自動的にBコピー
の開始を可能にする。従つて、更にBコビ一を設定枚数
だけ行なつてABコピーは終了する。尚、PSCNT2
O2において設定枚数データは端子161から入力され
るNCD信号により与えられ、DIS端子から出力され
るデータはPSCNT2O2がPRS端子に加えられる
信号によりセツトされた後にCP端子から加えられるク
ロツクパルス数即ち、コピー実行枚数を表示する信号D
ISPとして端子175が表示部(詳述せず)に出力さ
れる。以上のような行程で端子173,163,171
,169からそれぞれBコピー命令信号BCCP,Aコ
ピー命令信号ACCP、片面フルサイズコピー命令信号
FCCP、片面ハーフサイズコピー命令信号HCCPが
出力される。次に第18図b及び第21図において各コ
ピー実行信号及び搬送回転信号の発生工程を説明する。
まず第18図bにおいて、402は感光ドラム、401
はドラム回転位置検出用のマイクロスイツチ、更に40
3a,403b,404a,404bはマイクロスイツ
チ401を駆動させるカムで便宜上、ドラム402の周
辺に示したもので、矢印405は回転方向を示す。ここ
で各カムがマイクロスイツチ401のアクチユエータ部
に到達してマイクロスイツチを,駆動した時図示してい
ないパルス発生回路によつて1の信号を発生し制御回路
に加えられる。カム403aによつて発生する1の信号
は本実施例において感光ドラムの通常の停止位置となし
ている。以下この信号をDHPAと書く。また感光ドラ
ムの回転位置検出として更に403b,404a,40
4bが設けられるがカム403bはカム403aから1
80る回転した位置にあり、ハーフサイズコピーの時間
的効率を向上させるために設けられるが詳細は後述する
。カム403bによつて発生する1の信号を以下DHP
Bと書く。更にカム404a,404BはDHPA,D
HPBが後述するように各コピー実行信号の発生のタイ
ミングパルスとなり、コピー実行信号発生時から一定時
間遅らせて光学系前進を開始させるためのタイミング信
号を発生させるもので、以下それぞれ0SPA,0SP
Bと書く。尚、マイクロスイツチ402は各信号を分離
するために各カムそれぞれに対応させた複数個のもので
あつても良く、以後の説明においては前記DHPA,D
HPB,OSPA,OSPBは既に信号ラインが分離さ
れたものとして行う。第21図において、まず端子16
9,171,167,173からそれぞれHCCP,F
CCP,ACCP,BCCP信号が入力され、更にFF
228,224,225,226の各D端子に加えられ
る。各コピー命令信号は更にHCCP,ACCP,BC
CPが三入力0Rゲ゛一ト219の各入力端子に加えら
れゲ゛一ト219の出力とFCCPは更に二人力0Rゲ
ート220の各入力端子に加えられゲート220の出力
はまず直接二人力ANDゲート217の一方の入力端子
に加えられると共にインバータ214,215,216
を介して反転しかつ遅延されてゲート217の他方の入
力端子にも加えられる。
従つて、何れかのコピー命令信号が発生し、ゲート22
0の出力が1となるときゲート217の出力はインバー
タ214,215,216による信号遅延時間分だけの
間1となりインバータ218を介して二人力ANDゲー
ト223の一方の入力端子に加えられ、他方の入力端子
には二人力0Rゲート238の出力ゲート238の入力
端子には端子237から入力されるDHPBと前記ゲー
ト219の出力が二人力ANDゲート239を介したそ
の出力と端子210から入力されるDHPAとが加えら
れる。更にゲート223の出力はFF228,224,
225,226の各CP端子に加えられる。従つて、前
記四つのフリツプフロツプは各コピー命令信号が既に1
となつているときはDHPAをあるいはフルサイズ以外
のコピーの場合即ちゲート219の出力が1となつてい
る場合はDHPBをもクロツクとし、またDHPAまた
はDHPBが1となつてドラムが停止状態にあるときは
いずれかのコピー命令信号の立上りから前記インバータ
214,215,216による遅延時間分及びゲート2
17、インバータ218、ゲート223による遅延時間
分だけ遅れて各FFに対するクロツクパルスが発生し、
Q出力端子が1となる。このときHCCP,FCCP,
ACCP,BCCPの各コピー命令信号の発生に対応し
て、それぞれの場合FF228,224,225,22
6のQ出力が1となりそれぞれ端子236,231,1
66,234から片面ハーフサイズ、片面フルサイズ、
A,Bコピー実行信号(以下それぞれHCPL,FCP
L,ACPL,BCPLと書く)として出力される。こ
れらのコピー信号は対応するコピー命令信号がOとなつ
た後に発生するDHPAまたはDHPBによつてOとな
る。またHCPL,FCPL,ACPL,BCPLは更
に四人力0Rゲート230の各入力端子に加えられると
出力は何れかのコピー実行信号の存在を示す信号(以下
CPLと書く)となり端子232から以後の回路へ出力
される。また、インバータ214の出力と二人力0Rゲ
ート222の出力が二人力ANDゲート221の各入力
端子に加えられその出力がFF227のD端子に加えら
れ、またFF227のCP端子には、DHPA信号が加
えられ、またゲート222の各入力端子には端子213
から複写紙の排出ローラ(第1図22)部に位置する紙
検出装置24からの検知信号A(PDPA)、とFF2
27のQ出力信号が加えられることにより、FF227
のQ出力はDHPAが1となつた時、何れのコピー命令
信号もなくFF227のQ出力自体0即ち、Q出力が1
であるか、複写紙がまだ排出中であるときFF227の
Q出力が1となりドラムが1回転して再びDHPAが発
生した時複写紙の排出が終了していればOに戻る。この
FF227のQ出力は搬送回転信号(以下FILと書く
)として端子235から出力される。また二人力0Rゲ
ート229の各入力端子に前記CPL(5FIL信号を
加えその出力はドラムの回転信号として端子233から
出力させることが出来るが、図示しない回路によつてド
ラムはDHPAが発生する位置以外では停止させないよ
うに成している。次に第18図a及び第22図において
光学系前進信号(以下0FLと書く)及び後退信号(以
下0BLと書く)発生行程を説明する。まず第18図a
において位置135において1を発生する信号即ち光学
系ホームポジシヨンA(以下0HPAと書く)及び位置
136において1を発生する信号即ち光学系ホーノポジ
シヨンB(以下0HPBと書く)及び位置138,13
9において1を発生する信号即ち光学系ホームポジシヨ
ンA,B(以下それぞれ0BPA,0BPBと書く)が
それぞれ第22図端子211,212,267,268
から入力される。ここで、まずFF28lのQ出力が端
子165から0FLとして出力され、またQ出力が二人
力ANDゲート284を介して即ち、もう一つの条件を
満たして端子290から0BLとして出力されるのであ
るが、もう一つの条件は二人力ANDゲート285の各
入力端子に0HPB,BCCPがそれぞれ加えられ、ゲ
゛一ト285の出力と0HPAが二人力0Rゲート28
2の各入力端子に加えられこのゲート282の出力がイ
ンバータ283を介してゲート284の他方の入力端子
に加えて作られる。従つてFF28lのQ出力が1のと
き、即ち光学系が前進していないとき光学系がホームポ
ジシヨンAの位置にあるかまたは両面Bコピーの場合は
、ホームポジシヨンBの位置にあつても光学系は停止し
、それ以外の時はゲート284の出力が1となつて光学
系は後退する。ここでFF28lのD端子には0HPA
信号が二人力0Rゲート278を介して加えられ、また
0HPB,BCPL信号が二人力ANDゲート274の
それぞれの入力端子に加えられゲ゛一ト274の出力と
FF28lのQ出力とが二人力ANDゲート275のそ
れぞれの入力端子に加えられゲート275の出力もゲー
ト278の他方の入力端子を介してFF28lのD端子
に加えられる即ち、0HPAが1であるかまたはBコピ
ーの場合0HPBが1でかつ前進中でない場但0}Lが
O)であつてもD端子に1が加えられる。このとき、C
PLが1であればこれが二人力ANDゲート280の一
方の入力端子に加えられそいるため、前記0SPAが三
入力0Rゲート279を介して更にゲート280の他力
の入力端子を介してFF28lのCP端子に加えられこ
のときQ出力が1となり光学系が前進する。また、ハー
フサイズコピー及びA,Bコピーを連続で行なうときは
時間的効率を高めるために0SPAの発生からドラム回
転位置において180S回転した時に発生する0SPB
によつても、前進を開始し、コピー工程を実行すること
が出来る。これはHCPL,ACPL及びBCPLの信
号が三入力0Rゲート276を介して二人力ANDゲー
ト277の一方の入力端子に加え、ゲート276の出力
が1のとき0SPBがゲート277の他方の入力端子を
介して更にゲート279,280を介してFF28lの
CP端子に加えられ光学系は再び前進することができる
。ここでBコピーの場合で光学系がホームポジシヨンA
から前進を開始した後、光学系ホームポジシヨンBに達
し、0HPBが1となつてゲート274の出力が1とな
り、ゲート279,280を介してFF28lのCP端
子に加わるとこのとき、Q出力端子はOであるためゲー
ト275の出力はOとなつており、従つて、FF28l
のD端子にはOが加わつていることになるためQ出力は
Oとなつて前進が止むと同時にゲート275の出力は再
び1となつてゲ゛一ト278を介してD端子に再び1が
加わり、次に発生する0SPAあるいは0SPBによつ
て光学系は再び前進を開始する。即ち、光学系前進タイ
ミングを感光ドラムの回転位置と同期させることが出来
る。次に光学系の反転(後退開始)は次のように成され
る。まず、HCPLとACPLとが二人力0Rゲート2
71の各入力端子に加えられ、ゲート271の出力と0
BPAが二人力ANDゲート272の各入力端子に加え
られているため、ハーフサイズコピーとAコピーの場合
は0BPAが発生すると、ゲート272の出力が1とな
つて二人力0Rゲート273を介してFF28lのR端
子に加えられ、Q出力がOとなり、またQ出力が1とな
つて前進を止めると同時に後退を開始する。また、フル
サイズコピーと両面Bコピーの場合は0BPBが1にな
るとゲート273を介して、FF28lのR端子に1が
加わり光学系が反転する。次に複写紙の給紙制御回路を
第23図に示す。
本実施例において、給紙のタイミングは光学系の移動開
始に同期させて行なう事、即ち光学系がホームポジシヨ
ンから一定距離前進した時に成されるようになつている
ことは前述した。いま光学系ホームポジシヨンAから前
記一定距離だけ離れた位置に存在する位置検出装置から
の信号を給紙スタートパルスA(以下PFSAと書く)
とし同様に光学系ホームポジシヨンBから一定距離離れ
た位置に存在する位置検出装置からの信号を給紙スター
トパルスB(以下PFSBと書く)とし、位置検出装置
において光学系がその位置を通過する間だけ1の信号を
発生することは、これまでの説明と同様である。また前
述したようにBコピーの場合は第1図30に示す第二給
紙装置から複写紙が給紙されなければならず、その部分
に複写紙が存在すると1となる紙検出装置(図示せず)
からの信号(以下PDPCと書く)によつて給紙可能か
どうかを判断するがこのPDPC/)30となつていて
も、ハーフサイズカセツトが装着されてそこに複写紙が
あれば力セツトから給紙されるように成している。第2
3図においてPFSA及び0FL及びBCPLのインバ
ータ307を介した反転信号が三入力ANDゲート30
5の各入力端子に加えられるため、Bコピー以外のコピ
ー時で光学系が前進中にPFSAが1になるとゲ゛一ト
305の出力が1となり二人力0Rゲ゛一ト311を介
して端子312から、力セツトからの給紙を命令する信
号(PFCC)として出力される。また、PFSB及び
0FL及びBCPLが三入力ANDゲート306の各入
力端子に加えられると、Bコピー時光学系が前進時にP
FSBが1になるとゲート306の出力が1となるが、
このときPDPCが1であればゲート306の出力とP
DPC信号が二人力ANDゲート310の各入力端子に
加えられているため、ゲート310の出力が1となつて
端子313から第二給紙装置からの給紙命令信号(PF
CP)として出力される。また、二人力ANDゲート3
08の各入力端子にゲート306及びPDPCのインバ
ータ309を介した信号が加えられているためPDPC
が0であつたときはゲート308の出力が1となつてゲ
ート311の他方の入力端子を介して力セツトからの給
紙命令となる。このPFCCあるいはPFCP信号が発
生(1となる。
)すると、第1図において力セツト16から給紙ローラ
によりあるいは第二給紙手段から送りローラ73により
複写紙が送り込まれローラ28を介してレジスタローラ
29まで進みローラ29は、前記PFCCあるいはPF
CP信号発生時から一定時間経過後再び回転しそれまで
に到達していた複写紙を転写位置方向に搬送する。この
給紙方法に限らず、具体的制御回路例は省略するが力セ
ツト側から給紙する場合は第14図に示す送りローラ6
43,644を前記レジスタローラと成しまた第二給紙
手段からの給紙の場合は複写紙先端が送りローラ73,
28間の所定位置に到達した時に一担搬送を停止せしめ
それぞれ再びタイミングをとつて転写位置方向に搬送し
ても良い。またローラ29をレジスタローラとした時に
複写紙をローラ29までは転写時の速度よりも遅い速度
で連続的に即ち力セツト16における給紙ローラ(第1
4図、ローラ612)あるいは送りローラ73による複
写紙の取出しを連続的に成さしめ、ローラ29がタイミ
ングをとつて再回転する時に複写紙をローラ29によつ
て強制的に転写時における正常速度で搬送せしめても良
い。この力法は前記給紙ローラ612あるいは送りロー
ラ73を複数回の連続複写時に所定期間連続的に回転さ
せたままでよく制御回路の簡便化を計ることができる。
ここでPFCPが1となり第二給紙手段から複写紙が給
紙される場合このPFCP信号により第1図に示すソレ
ノイド71を駆動しストツパープレート70を移動せし
めストツパ一の役目が解除される。
次にAコピーの場合、転写が終了した複写紙を第二給紙
手段まで搬送する行程制御回路を第1図、第24図、第
25図を用いて説明する。
A面複写行程は前述のごとく力セツト16から導かれた
複写紙が転写、定着行程を終えた後ローラ22によつて
排出されるがこのとき揺動部材52は第1図2点鎖線で
示すように第2給紙手段に排出すべく上部に上つていな
ければならない。
この動作を行なわせるためにソレノイド等の電動手段で
容易に出来るが動作期間は次のように制御することがで
きる。即ちACPLが1となつてA面複写行程に入つて
から、最初の1枚目が第2給送手段に排出開始される(
揺動部材52に達する)最小の時間よりも短くかつ、A
面複写行程前の他の複写行程の最後の複写紙がトレイ部
に排出される最大の時間よりも長い時間だけ(TD)遅
れて揺動部材上昇駆動命令(以下TUCPと書く)を発
生(1と成す)させる。又両面複写終了した紙をトレイ
に排出するためにはACPLがOに戻つてから、つまり
A面複写終了後Aコピーの最後の1枚が第2給送手段に
排出完了されるまでの時間よりも長くかつ次に他の複写
行程に入つて最初の1枚目がトレイ部に排出開始される
(揺動部材52に達する)最小時間よりも短かい時間(
TD2)遅れてTUCPを解除(oとする)すれば良く
第24図にその回路を示す。まず端子166からACP
L信号が遅延タイマー回路DT327に加えられる。こ
の出力は第25図のタイムチヤートに示すように、AC
PL信号166′の立上り部から前述したTDlの時間
だけ遅れてDT327の出力328知立上つて、1とな
り166/の立下り部から前述したTD2の時間だけ遅
れて3285が立下りOとなる。このときTDlとTD
2とは等しくてもよい。DT327の具体例は省くが当
該技術者であれば容易に設計可能なものである。第24
図においてDT327の出力は端子328からTUCP
として出力される。前述の如くAコピー終了後Bコピー
の開始が可能である点と相まつて第2給紙手段への完全
収納ができるとともに次の複写動作を長時間経過を要す
ることなく速かに開始できる。以上、本発明の実施例に
おける電気制御回路の一例を説明したが、次の事からは
説明の繁雑さを防ぐために詳細は省いた。
まず一つは、電源を0Nした時各フリツプフロツプの出
力を一担すべてりセツトさせること、また各位置検出装
置の中で検出信号を発生する際マイクロスイツチのよう
な接点形式のスイツチング素子を用いて行なうものはチ
ヤタリングを起すが、これらはすべてチヤタリング防止
回路を用いたことも説明を省いた。更に各命令に従つて
駆動される各装置のドライバー回路ジヤム検出回路等、
本発明に直接的に関係しない各種制御回路も省略した。
また本発明に関する制御回路はここで説明された回路に
限られるものでは決してない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を示す装置の概要図、第2
〜3図は同両面複写と光学系の関係を示す説明図、第4
図は同装置の外観図、第5図は同装置の操作パネル面図
、第6図は原稿台土の原稿の載置説明図、第7図は給紙
ストツク部の斜視図、第8図は本等の原稿の右とじ左と
じの場合の載置説明図、第9〜10図は裏面複写時の複
写紙位置矯正手段及び給送ローラ部の断面図、第11〜
12図は裏面複写時の複写機の分離兼送りローラの動作
説明図、第13〜15図は第1給紙手段の構造と作動説
明図、第16図は他の実施例の断面図、第17図は本実
施例の電気制御系のプロツク図、第18図は光学系の位
置及び給紙制御の説明図、第19図は本実施例に用いら
れるデジタル論理回路例、第20図はコピー命令信号発
生回路図、第21図はコピー実行信号発生回路図、第2
2図は光学系移動制御回路図、第23図は給紙命令信号
発生回路図、第24〜25図はA面複写の転写後第2給
紙手段まで搬送する行程制御回路をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一つの感光体と、前記感光体上に潜像を形成し前記
    潜像を現像した後現像転写するプロセス手段とを有し、
    前記プロセス手段によりシートの第1面に像をシートに
    像形成した後第1面像形成ずみシートの第2面に像形成
    する電子写真装置において、第2面への像形成を可能に
    すべく第1面像形成すみシートを収納する第1トレイ、
    第2面への像形成ずみシートを収納する第2トレイ、第
    1面への像形成ずみシートを上記第2トレイに搬送する
    ことなく上記第1トレイに到らしめ第2面への像形成ず
    みシートを上記第2トレイに到らしめるべくシート送り
    方向を切換える偏向手段、転写部から上記偏向手段まで
    のシート搬送路が第1面像形成時と第2面像形成時とで
    共通した搬送路を有し、複数の第1面像形成行程を行つ
    てシートの第1面に像形成し、第1面像形成ずみ複数の
    シートを上記第1トレイに貯留し上記第1トレイから再
    給送されるシートに対し、第2面像形成行程を行つてシ
    ートの第2面に像形成し、第2画像形成ずみシートを上
    記第2トレイに向わしめるようにし、更に両面行程の第
    1面像形成の信号に応じてタイマ動作を開始し、上記第
    1面像形成行程に入つてから最初の1枚目のシートが上
    記偏向手段に達する最小の時間よりも短くかつ第1面像
    形成行程前の他の行程の最後のシートが排出される最大
    の時間よりも長い第1の時間のタイマ動作を行う第1タ
    イマ手段、上記第1面の像形成終了を示す信号に応じて
    タイマ動作を開始し上記第1面像形成行程の最後のシー
    トが排出される時間よりも長くかつ次に第2面の像形成
    行報に入つて最初のシートが上記偏向手段に達する最小
    時間よりも短い第2の時間タイマ動作を行う第2タイマ
    手段、上記第1面の像形成開始後上記第1時間の遅延を
    させて上記偏向手段を切換え第1面像形成ずみシートを
    上記第1トレイに収納させ、更に上記第1面の像形成終
    了後上記第2時間の遅延をさせて上記偏向手段を切換え
    第2面像形成ずみシートを上記第2トレイに収納させる
    制御手段を有することを特徴とする電子写真装置。
JP50045080A 1975-02-13 1975-04-14 電子写真装置 Expired JPS5937829B2 (ja)

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JP50045080A JPS5937829B2 (ja) 1975-04-14 1975-04-14 電子写真装置
US05/656,631 US4098551A (en) 1975-02-13 1976-02-09 Both side copying machine
DE2660559A DE2660559C3 (de) 1975-02-13 1976-02-13 Kopiergerät
DE2605822A DE2605822B2 (de) 1975-02-13 1976-02-13 Kopiermaterial-Transporteinrichtung in einem elektrophotographischen Kopiergerät für beidseitige Kopien

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JP50045080A JPS5937829B2 (ja) 1975-04-14 1975-04-14 電子写真装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5225639A (en) * 1975-08-21 1977-02-25 Ricoh Co Ltd Automatic paper source change device for the paper feed means of the copying machine
JPS53135633A (en) * 1977-04-30 1978-11-27 Ricoh Co Ltd Transport method for transfer paper in double-faced copier
JPS5683753A (en) * 1979-12-10 1981-07-08 Ricoh Co Ltd Both-side copying display device

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