JPS6119987B2 - - Google Patents

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JPS6119987B2
JPS6119987B2 JP56088710A JP8871081A JPS6119987B2 JP S6119987 B2 JPS6119987 B2 JP S6119987B2 JP 56088710 A JP56088710 A JP 56088710A JP 8871081 A JP8871081 A JP 8871081A JP S6119987 B2 JPS6119987 B2 JP S6119987B2
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JP
Japan
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terminal
sided
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JP56088710A
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JPS5789770A (en
Inventor
Shigehiro Komori
Masao Ariga
Hiroshi Nitanda
Hisashi Sakamaki
Masayoshi Nagasawa
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP56088710A priority Critical patent/JPS5789770A/ja
Publication of JPS5789770A publication Critical patent/JPS5789770A/ja
Publication of JPS6119987B2 publication Critical patent/JPS6119987B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/22Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
    • G03G15/23Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 specially adapted for copying both sides of an original or for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/231Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material
    • G03G15/232Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member
    • G03G15/234Arrangements for copying on both sides of a recording or image-receiving material using a single reusable electrographic recording member by inverting and refeeding the image receiving material with an image on one face to the recording member to transfer a second image on its second face, e.g. by using a duplex tray; Details of duplex trays or inverters

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原稿を複数の領域に分割して複写する
ことが可能な複写装置に関する。
従来、両面複写可能な複写装置としては、いく
つかの形式が考えられてきたが、その一つとして
転写紙の片面に通常の複写(転写・定着)を行
い、複写を終えた転写紙を再び元の、或いは第二
の給紙装置に導き、今度は裏返しに再び複写装置
に送り込んで裏面に表面と同じように複写を行う
ものがある。
さて一枚の複写紙に両面複写をする場合には、
複写紙の表面及び裏面に対応する原稿を複写する
から、複写サイズの二枚分の原稿載置面を有する
原稿台を用いれば二つの原稿を同時に原稿台に置
き交互に複写させることが可能である。即ちそれ
だけ原稿台上に原稿を置く手間が少なくてすむこ
とになる。(第5図参照) この場合でも、 (1) 両面複写をしようとする二面の原稿がそれぞ
れ分離でき同時に原稿台上に分けて置ける場合
と、 (2) 一般の書物の頁の如く、原稿の表裏面をその
まま両面複写する場合、即ち同時にはその表裏
面(分離できないから)をそれぞれの原稿載置
面に置けない場合がある。
(2)の様な場合、原稿載置面上の二面の原稿に対
する複写を自動的に行う機能だけでは、原稿載置
面上の二面は異る原稿上にあるにも拘らず同じ複
写紙の両面に複写されてしまうことになり、同一
原稿の両面を同一複写紙上に複写することは困難
である。
本発明は上記点に鑑みなされたもので、二面分
の原稿載置面を持ち、両面複写に極めて有効な作
動と便利な操作性を有する複写機を提供するもの
である。
即ち本発明は、原稿を載置するための第1の領
域及び前記第1の領域に隣り合つた第2の領域を
備えた原稿載置手段と、前記原稿載置手段に載置
された原稿を光学系により走査しその原稿像を記
録材に複写する複写手段と、前記複写手段による
複写動作を開始させる開始信号を発生する信号発
生手段と、記録材の2倍の大きさの原稿を前記原
稿載置手段に載置し、前記信号発生手段からの開
始信号により前記原稿載置手段に載置された原稿
の半分を前記光学系により走査し、その原稿像を
記録材の裏面に複写して停止する第1モードと前
記開始信号により前記原稿載置手段に載置された
原稿の残りを前記光学系により走査し、その原稿
像を記録材の表面に複写する第2モードと1回の
前記開始信号により前記原稿載置手段の第1の領
域及び第2の領域の両方に載置された原稿を前記
光学系により走査し、その原稿像を連続して記録
材の裏面、表面に複写する第3モードの各複写モ
ードを選択指令する選択指令手段と、前記選択指
令手段からのモード選択信号により所望モードで
複写を行うべく前記複写手段を制御する制御手段
とを有することを特徴とする複写装置を提供する
ものである。
本発明の1実施例を参照して以下詳細に説明す
る。
この実施例は転写方式の電子複写機で原稿台固
定方式を採用し厚手原稿、立体物をも手軽に複写
可能とする複写機である。
第1図において複写機の作動を説明する。
原稿3は原稿台の透明板2上に置かれ、光学系
は移動反射ミラー4,5レンズ7及び固定反射ミ
ラー8,9により構成されている。即ち原稿3は
照明ランプ6と一体となつて移動する移動反射ミ
ラー4とこの移動反射ミラー4の1/2の移動速度
をもつて同一方向へ移動する移動反射ミラー5に
より光路長を等しく保たれながら、更にレンズ7
と固定反射ミラー8,9を経てスリツト露光さ
れ、ドラム1上へ結像される。
ドラム1の表面は感光層の上を透明絶縁層で覆
つた感光体からなり感光体はまず高圧電源10か
ら正の高圧電流を供給されているプラス帯電器1
1により正に帯電させられる。続いて露光部12
に達すると原稿台の透明板2上の原稿3は照明ラ
ンプ6に照明され移動反射ミラー4,5及びレン
ズ7固定反射ミラー8,9によりドラム1上に結
像される。感光体は原稿像を露光させると同時に
高圧電源10からAC電圧電流を供給されている
交流放電器13により交流放電をうける。
次いで全面露光ランプ14による全面露光を受
けて感光体ドラム表面に静電潜像が形成され現像
器15に入いる。
現像は磁気スリーブ方式による粉体現像により
行なわれ静電潜像は顕像化される。
次にカセツト16中から送られてきた複写紙1
7がドラム1に密着される。転写帯電器18は高
圧電源10により正の帯電を複写紙に行いドラム
1上の像を複写紙上に転写する。
転写を終えた複写紙は分離部19でドラム1か
ら分離され定着部20に導かれる。一方ドラム表
面(感光体)は圧接されたブレード21によりド
ラム上の残存トナーをクリーニングされ再び次の
サイクルを繰り返すことが出来る。
以上のような構成をもとにして、本発明の特徴
である複写紙の表裏両面に簡易に複写を行なうこ
とを説明する。まず紙搬送系について述べると表
面複写を完了した複写紙を機外に排出せずに裏面
複写のために再び転写装置に導くように構成して
ある。即ち表面複写時に定着器20を通過し排出
ローラ22によつて搬送され、除電器23により
余分な電荷を除電されながら進行する複写紙は、
その後端の通過を受光素子24によつて検出され
排出ローラ22の反転により裏面複写用の通路2
5に導かれる。案内板26は排出ローラ22の反
転と同時に通路25に複写紙を案内する位置に変
位し、複写紙は搬送ローラ27,28によりレジ
スタローラ29の近くで停止する。
続いて裏面複写に移り複写紙は再びレジスタロ
ーラ29の制御を受けながら給紙信号によつて転
写装置へ送り込まれ、転写完了後定着器20除電
器23を経て排紙ローラ22によつてトレイ30
に排出される。
次に第2図、第3図によつて両面複写時の光学
系の作動を説明する。
本実施例の原稿台はA3サイズをカバーする大
きさを持ちA4サイズの書物をA4サイズの複写紙
に両面複写する場合を例として行なう。
原稿載置面は中央でA面とB面(それぞれA4
サイズ)に分けられておりA4サイズの二面を同
時に原稿台上に置くことが出来る。
まずA面複写の場合を第2図によつて説明する
と通常の複写機の如く光学系の照明部及びミラー
6,4はそのスタート位置が原稿台A面の直前に
あり、感光ドラムの制御されるスタート信号によ
り始動してA面の露光行程に入り露光が完了する
と光学系のミラー及び照明部4,6は同4a,6
aの位置で停止する。この時移動反射ミラー5も
5aの位置に移動する。
次にB面複写の場合を第3図によつて説明する
と照明部及びミラー6,4はそのスタート位置が
原稿台のB面の直前4b,6bにあり、A面複写
と同様にB面の露光行程が終わると光学系は4
c,5c,6cの位置に停止する。
A面の露光行程の長さは(B面も同じである
が)A面の長さlにスリツト巾と運動の始動と停
動の余裕を加えた量である。従つて光学系は第2
図に示す停止位置4a,5a,6aになる。
従つてA面の複写が完了してB面の複写に移る
場合には光学系4,5,6を後退させてB面複写
の光学系スタート位置4b,5b,6bに合わせ
る必要がある。
同様にB面複写の完了后、A面複写に移る場合
にも光学系は第1図に示す光学系のスタート位置
4,5,6、に合せる必要がある。
本実施例の特徴は1枚の複写紙毎に表裏両面複
写を行なうことが容易で表面複写につづいて裏面
複写を自動的に行なう装置を容易に実現できる。
次にこれらA面及びB面を A面は表面複写用の原稿台載置面 B面は裏面複写用の原稿台載置面 と決めることにより次の様な便利な特徴を加える
とができる。
A面複写とB面複写の原稿台スタート位置が異
ることを利用して信号を出し次のことを実施する
ことができる。
A面複写の時には まず表面複写であることを表示する。
更に複写完了後に複写紙が裏面コピーの給紙状
態にセツトされる様に指示又は警告の手段を設け
る。
或いは更に自動化して複写完了後に裏面コピー
の給紙状態にする。即ち排出ローラーから複写完
了した複写紙を排出せず逆転して裏面複写給紙状
態にする。
またB面複写の時には まず裏面複写であることを表示する。
更に複写完了後に複写紙がトレイ上に排出され
る様に指示又は警告を出すか、更に積極的に自動
化してトレイ上に排出する。
この様にA面複写とB面複写で、それぞれ表示
や複写機の作動を変えることにより操作性を高め
ることが可能である。
又一般に書物は第8図に示すように、右とじ、
左とじの二種があるが、いずれの場合も一枚1枚
の紙の表面は奇数頁、裏面は偶数頁となつている
のが通例である。従つてA面には奇数頁をB面に
は偶数頁を置くことにすると右とじ左とじの区別
なく、いずれの場合も間違いのない両面複写が可
能となる。この場合書物は第8図に示すように、
左とじa,b、右とじc,dによつて天地を逆に
置かれることになる。これもA、B面をそれぞれ
表面複写、裏面複写に決めることによつて、操作
上便利な指示が与えられるという利点の一つであ
る。
又、A面複写の後B面複写、即ち表面複写の後
裏面複写という順序で複写すれば、本実施例の場
合、トレイ上に裏面を上にして複写後の複写紙が
積載されるので頁順に揃い極めて便利である。
以上本発明を原稿台静止移動型複写機を実施例
として説明したが、これに限られることは全くな
く、原稿往復型の複写機ならば相対的に原稿台を
A、B両面に対応させて、移動させればよく、又
転写方式に限らず原稿台を有する他の方式例えば
エレクトロフアツクス方式等の全ての複写機に適
用され得るものである。
次に表面複写時に定着器20を通過し、排出ロ
ーラ22によつて搬送され、除電器23により余
分な電荷を除電されながら進行する複写機がその
後端の通過を受光素子24によつて検出され、排
出ローラ22の反転により裏面複写用の通路25
に導かれる際の機構上の作動について第7図によ
り詳細に説明を加える。まず定着器20は、いわ
ゆる熱ローラによる定着方法を採用しており、そ
の構成は芯にヒータ45を有しそれとはフリーに
回転する加熱ローラ41があり、表面はシリコン
系のゴムで覆われている。42は定着ローラでヒ
ータ44を芯にもちそれとはフリーに回転する加
圧ローラ43によつて熱の補給を受けるようにな
つている。転写された複写紙は加熱ローラ41と
定着ローラ42にはさまれて定着され排出ローラ
22へと導かれていく。この際、定着された複写
紙が定着ローラ42、及び加熱ローラ41に巻き
つくことを防ぐためにスクレーバ46及び分離爪
47が設けてある。
次に排出ローラ22の正転、逆転がいかになさ
れるかを説明する。
まず排出ローラ22が、矢印A方向に回転して
いる時は電磁クラツチ53がオンで電磁クラツチ
54がオフの状態になつており、チエーン50に
よつて矢印方向に排紙ローラシヤフト57とはフ
リーなスプロケツト51の回転は電磁クラツチ5
3を介して排出ローラシヤフト57に伝えられ
る。次に排出ローラ22が矢印B方向に反転する
ときは電磁クラツチ53がオフで電磁クラツチ5
4がオンになりチエーン50によつて矢印方向に
回転するスプロケツト52の回転が電磁クラツチ
54を介してギア56に伝えられ、次に排出ロー
ラシヤフト57に固定されたギヤ55に伝えられ
て、排出ローラ22はB方向に回転する。
さて、定着器を通過した複写紙は排出ローラ2
2及びそれに従動する排出コロ48によつて搬送
される。複写紙の後端の通過を受光素子24及び
光源としてのランプ49により構成される。紙後
端検知機構により電気的に検知されるとその電気
信号により今までオンとなつていた電磁クラツチ
53はオフとなり今までオフとなつていた電磁ク
ラツチ54がオンとなつて複写紙の後端をくわえ
ていた排出ローラは逆転する。それと同時に、通
常は揺動レバー61がバネ60により引張られ、
それに伴つて、案内板26(シヤフト62に固定
されしかもこのシヤフト62には揺動レバー61
が固定されている)も第1図に示す実線の状態に
保たれている。案内板26はソレノイド58の作
動によつて第1図の点線に示す位置にシヤフト6
2を中心に変位して、複写紙は裏面複写用の通路
25中に導かれ、搬送ローラ27,28によりレ
ジスタローラ29の近くで停止する。
次に本複写機を使用する場合のコピー操作につ
いて第4図及び第5図をもとに詳細に説明する。
40はメインスイツチで本複写機を使用可能の
状態にするものである。31はコピー枚数セツト
ダイヤルで指標にダイヤルの目盛を合わせると1
〜99枚までのセツトが可能であり、32はコピー
経過枚数を示す枚数標示管である。34は複数枚
コピーのときのコピースタートボタンであり、又
1枚コピーのみを希望するときには別のコピース
タートボタン35を押せばコピー枚数セツトダイ
ヤル31の指示如何にかかわらず1枚のみのコピ
ーをする。36は画像の濃い淡いを決める濃淡選
定ダイヤルであり37はA面用、B面用、片面用
及び両面用(AB)のコピー種類の選択ダイヤル
である。ここでA面用とは、このダイヤル37を
Aにセツトすると標示ランプAが点灯し、原稿台
のA面のみの複写がなされ、1枚コピーの時には
複写紙は排出トレイに排出されず第7図に示すよ
うに複写紙後端が受光素子24によつて検知され
たのち、裏面複写用の通路へ、ソレノイド58、
及び電磁クラツチ54,53の働きによつて導か
れB面複写用の準備位置に停止する。但し多数枚
コピーのときには、最初の1枚を除いて複写完了
した複写紙はそのまま排紙トレイ30に排出され
る。次にB面用とはダイヤル37をBにセツトす
ると標示ランプBが点灯し、原稿台のB面のみの
複写がなされ多数枚コピー、1枚コピーにかかわ
らず複写完了后、複写紙は排紙トレイ30に排出
される。片面用にダイヤル37をセツトすると標
示ランプA,B双方とも点灯しない。そして従来
の複写機と同様にA3サイズまでの複写が複写紙
の片面に可能であり片面に複写された複写紙はそ
のまま排紙トレイ30に排出される。
次にAB用にダイヤル37をセツトするとA面
の複写后B面の複写行程に自動的に入りB面の複
写后自動的に排紙トレイに排出される。しかもコ
ピー枚数セツトを多数枚としても連続的に両面コ
ピーをすることが出来る。
このような操作方法になつているから両面複写
に関し色々の便宜を与えることが出来る。
例えば一般の書物の頁の如く原稿の表裏面をそ
のまま両面複写する場合即ち同時にはその表裏面
をそれぞれの原稿載置面に置けない場合がある。
この場合でも書物の連続した何頁かを複写する時
のように書物を開いて原稿台に置き、開いたそれ
ぞれの頁がそれぞれの原稿載置面に置かれた場合
には、まず選択ダイヤル37をB面用として1枚
目の複写紙の裏面にB面上の原稿を複写して排出
し、次に選択ダイヤル37をA面用とし、2枚目
の複写紙の表面にA面上の原稿を複写する。
書物を1枚めくつてダイヤル37をB面用とし
2枚目の複写紙の裏面に複写し、次にダイヤル3
7をA面用とし3枚目の複写紙の裏面に複写し又
書物を1枚めくつてダイヤル37をB面用とし3
枚目の複写紙の裏面に複写し、次にダイヤル37
をA面用とし4枚目の複写紙の裏面に複写し、と
いう風に複写すれば原稿載置面に置かれた二面の
原稿は同じ複写紙の両面に複写されるのではな
く、1枚目の複写紙の片面と2枚目の複写紙の他
面に複写されることになる。しかしこの時にも複
写されるべき2面を同時に原稿台に置くことには
かわりがない。
又、この際A面には書物の奇数ページがB面に
は書物の偶数ページがくるように原稿載置面にセ
ツトすることが操作上の手間を省くということで
前述の如く必要なことである。
又、A面、B面が原稿台上の本のどちらかの頁
へコピーをしているかは標本ランプがA面近傍、
B面近傍にそれぞれA面用39、B面用38とし
て点灯されるので簡単に判別がつく。
次にとにかく2面の原稿がそれぞれ分離でき同
時に原稿台上のA面、B面に分けて置ける場合で
これを1枚の複写紙の両面にコピーしたい場合は
次の要領で両面複写が行なえる。
まず必要コピー部数を枚数セツトダイヤル31
によりセツトし、次に選択ダイヤル37をAB用
としてコピースタートボタン34を押せば必要部
数の両面コピーが自動的にとれる。この時は、
A、B双方の標示ランプ39,38が共に点灯し
ているので自動的に両面コピーが行なわれている
ことを確認できる。以上の如くいかなる両面複写
のケースが生じてもそれに対し操作上の複雑さを
伴なわずに両面複写が行なえるのが本複写装置の
一つの特徴である。
次に本発明における電気制御方法を前記実施例
において説明する。第9図は、制御に関係する装
置を機能別に分けたブロツク図である。まず、1
01は電源入力部、ドアスイツチ、ジヤムした時
のシヤツトオフ等の安全装置電源をオンする時に
おけるドラムのホームポジシヨンセツト、また、
以後に説明する制御回路のリセツト等の各種リセ
ツト装置、更に必要とあればウオームアツプ設定
装置等が含まれる。次に103は従来装置と同様
なカセツト、転写紙、現像剤その他消もう品の充
てん補充確認装置部である。また105は、コピ
ー選択ダイヤル、枚数設定ダイヤル、コピースタ
ート、コピーストツプボタンが含まれる。これら
三つの部分からの信号は107の中央制御装置部
(以下CPUと書く)に入力され、コピーのための
各種動作部への動作命令信号を発生するが、10
7は更に、次の五つの部分に大別することが出来
る。まず、109は、ドラムのコピー回転命令を
含む105によつて、設定される各種のコピー動
作を選択的に命令する部分である。また111は
複写の現像工程後に更に必要となる搬送回転命令
信号を発生させる部分である。次に113は光学
系の移動即ち前進、後退、停止命令を発生させる
部分であり、また115は裏面コピーのために転
写紙を準備位置にセツトさせる命令信号を発生さ
せ、117は準備位置または、通常の時はカセツ
トから転写紙を転写の位置へ給紙させる装置であ
る。以上のようにCPU107から、各動作実行
部への動作命令信号が発せられる。121は動作
実行部の中でCPU107へのフイードバツクの
必要のないもの、例えば原稿照射用ランプ、電圧
電源給紙動作部等が従来の複写機と同様に含まれ
る。また123はドラム回転動作部で、必要な位
置にドラム回転位置検出装置を含みその信号は、
CPU107にフイードバツクされる。更に12
5も光学系移動動作部で、同様に位置検出装置を
含み、CPU107にフイードバツクされる。ま
た127は、転写紙検出装置で転写紙回路の必要
な個所に設けられ、紙検出信号を発生させ、10
7に入力される。
次に131はジヤム検出装置で、転写紙の正常
な搬送を確認するためのもので従来装置における
それと変りはない。また129は各種表示装置
で、パネル面における必要な表示を司どる部分で
ある。
以上簡単に構成を説明したが、本発明にかかわ
る部分を中心に以後各図面を用いて更に詳述す
る。
まず、第10図において135,136,13
7,138,139は光学系4の位置検出装置で
ありマイクロスイツチで構成されるが本例以外に
光検出器等他の物体検出装置を用いても良い。こ
こで135はまた片面コピーあるいはA面コピー
の際のホームポジシヨン(スタートポジシヨン)
位置をも意味し、136はB面コピーの際のスタ
ートポジシヨンをも意味する。次に138は片面
ハーフサイズコピー及びA面コピーの際のバツク
ポジシヨンをも意味し139は片面フルサイズコ
ピー及びB面コピーの際のバツクポジシヨンをも
意味する。従つて片面ハーフサイズコピーの場合
は位置検出器135の位置から138の位置まで
光学系4が前進し、片面フルサイズの場合は13
5から139の位置まで前進する。またA面コピ
ーの場合は片面ハーフサイズコピーと全く同様で
B面コピーの場合は136から139の位置まで
前進する。ここで本実施例をハーフサイズがA4
版、フルサイズがA3版とすると、各位置検知装
置の位置関係は本発明を効果的に実施するため次
の様なものであつても良い。即ち、第10図aに
おいてl1に相当する部分及びl2に相当する部分は
A4版サイズの横幅に一致させる。従つてl1とl2
和であるl3はA3版の縦幅に一致する。このそれぞ
れに示された長さの位置に原稿が載せられたとす
ると、これを照射し、原稿像に反射した光像信号
を導き出す光学系の移動範囲はそれぞれの場合
l1,l2,l3よりも多少長さに余裕を持つて移動す
るのが至便である。即ちスタート位置135ある
いは136はそれぞれl1またはl3,l2の左端より
もα,αだけ距離的余裕を持たせ、またバツ
ク位置138あるいは139はそれぞれl1,l2
はl3の右端よりもα,αの距離余裕を持たせ
る方が良い。従つてこの場合スタート位置13
6、バツク位置138はそれぞれ中央位置140
から左右にα,αだけ離れて位置する。
次にコピー枚数カウント用信号発生装置を光学
系位置検出装置として、第10図aの137に示
す位置として設けても良い。従来この種の信号
は、後述する給紙命令信号を用いたり、あるいは
転写紙通路における紙検知信号を用いたり更には
他の光学系位置検出手段、あるいはドラム回転位
置検出装置からの信号を用いたりする。本実施例
においてはこの信号を136と138の間に位置
する光学系位置検出手段を設けてそこからの信号
をコピーカウント信号として用いて以後の動作を
説明する。これによつて、この信号と光学系前進
実行信号とを組合せることにより、双方の信号が
同時に発生するのは、片面ハーフサイズ、片面フ
ルサイズ、A面、B面の各コピー時において工程
に1度しかなく以後の動作において至便となるも
のである。
更に第1図において、24,133,134は
紙通過検知手段でランプ−感光素子ペアあるいは
超音波送受信器ペア等で構成することが出来るが
本実施例では説明の繁雑さを避けるため単にこの
検知部からの信号を紙検知中はハイレベル、紙非
通過中はローレベルとして、以後の説明を行う。
更にこれらの紙通過検知部の位置及び、それらか
らの信号のシーケンス上の役割は給紙動作及び準
備位置セツト動作説明時において説明する。
次に、本回路は主にデジタル論理回路を使用し
て構成した制御回路であるが本発明における制御
回路はこれに限つたものではない。そこでまず始
めに以下の説明を簡便なものにするため、本回路
例で使用されるデジタル論理記号及び一部回路ユ
ニツトをあらかじめ説明する。まず第11−a図
210はボジテイブANDゲートで、入力端子2
11,212の2端子あるいは、213以降3端
子以上持つものであり入力端子2個のものは両方
ともあるいは3個以上のものをすべての端子がハ
イレベルになると出力端子214がハイレベルと
なり1個でもローレベルのものがあると出力端子
214はローレベルとなる。次に第11−b図2
16はインバーターで、入力端子217がハイレ
ベルであれば出力端子218はローレベル、21
7がローレベルであれば出力端子218はハイレ
ベルとなる。また第11−c図は、ボジテイブ
ORゲートで、入力端子221,222の2個あ
るいは、223以降3個以上の入力端子を持ちそ
れらの入力端子のうちの少なくとも1個がハイレ
ベルであれば出力端子224はハイレベルとな
る。また11−d図200はプリセツトカウンタ
でこの回路の全体的機能はプリセツトダイヤルか
らのデータ信号が入力端子226に接続されると
入力端子228からプリセツト命令信号が入力さ
れることによりテンタ数字が内部カウンタにセツ
トされる。また227はクロツク入力で、この端
子からパルスが入力されると内部カウンタの出力
は端子226からのセツトされたデータからパル
スの数を差し引いたものとなる。端子231は、
内部カウンタの出力が0になるとハイレベル出力
を出す端子でありまた229は、リセツト入力端
子で、この端子から正のパルスが入ると内部カウ
ンタのセツト入力及び、出力とも0にリセツトさ
れる。また端子230は、カウンタ出力の表示用
出力端子である。このプリセツトカウンタ202
の全体的機能は以上のようなものとして本発明の
回路に用いられている。この全体的機能を満足す
るために内部的には、前述のカウンタ回路の他に
も0検出回路及び10進信号を2進信号に変換する
エンコーダ等が含まれるか本発明と直接的な関係
はないため説明の詳細は省く。次に第11−e図
フリツプフロツプ回路233で本発明の実施例に
用いたものはDタイプエツジトリガートフリツプ
フロツプであるが、これに限定するものではな
い。このDタイプエツジトリガートフリツプフロ
ツプの機能は、まず、端子236に、ローレベル
からハイレベルへの変化が外部的に加えられる
と、出力端子238から、その時の入力端子23
5のハイレベル、ローレベルからのデータが出力
され保持される。また入力端子234は、リセツ
ト入力端子でD・CPの入力端子に関係なく出力
端子238の出力をローレベルにする。また入力
端子237は、逆に出力端子238をハイレベル
と成す。ここで、R・S入力の端子は、一般にロ
ーレベルでその機能を発揮するものが多いが以後
説明を簡便にするためハイレベルとなつた時に機
能を発揮するものとして説明する。また端子23
9は出力端子238と逆のレベルを出力するもの
である。次に第11−f図1/2分周器240はCP
入力端子241にローレベルからハイレベルの変
化が加えられるとQ出力端子243はレベルの変
化を起しハイレベルであつたときはローレベル
に、ローレベルであつたときは、ハイレベルと変
化するものである。またR入力端子はQ出力端子
243をリセツトするものでR端子にハイレベル
が加えられるとQはCP入力端子241に関係な
くローレベルとなる。
そこでまずコピー選択部105の回路例を第1
2図を用いて説明すると、まず本発明におけるコ
ピー種類を片面ハーフサイズコピー、片面フルサ
イズコピー、両面Aコピー両面Bコピー、両面自
動ABコピーの五つに考えてもよい。この時片面
ハーフサイズコピー、両面コピーの場合はハーフ
サイズの転写紙が給紙されなければならない。そ
こで、給紙カセツトがハーフサイズであれば入力
端子145がハイレベル、フルサイズカセツトで
あれば入力端子147がハイレベルとなるように
し、かつコピー選択ダイヤルからの信号を“片
面”であれば入力端子149がハイレベルとなり
また“両面A”の場合は151が、また“両面
B”の場合は153が、更に“両面自動”の場合
は155がそれぞれハイレベルとなり他はローレ
ベルになつているとすると、まずANDゲート1
81の出力はハーフサイズカセツト信号と片面コ
ピーの信号が双方ハイレベルとなるとハイレベル
となりANDゲート186の入力端子に接続され
る。またANDゲート182の出力はフルサイズ
カセツト信号片面コピーの信号が双方ハイレベル
となるとハイレベルになりANDゲート187の
入力端子に接続される。更にハーフサイズカセツ
ト信号がハイレベルであり、かつA面コピー、ま
たはB面コピー、または自動コピーがハイレベル
であればそれぞれANDゲート183,184,
185の出力端子がハイレベルとなり、更にそれ
ぞれはANDゲート188,189,190の入
力端子に接続される。従つて前記五種類のコピー
を行なうとき、ダイヤルと給紙カセツトが正しく
カセツトされるとANDゲート181,182,
183,184,185のいずれか一つがハイレ
ベルとなる。従つてこれらのゲートの出力をそれ
ぞれ別個にORゲート197の入力端子に接続す
ると一つもハイレベルの出力がない場合ORゲー
ト出力はローレベルとなる。即ちこのことはダイ
ヤルとカセツトが正しい状態にセツトされていな
い事を示すのであるから、ORゲート197の出
力をインバータ200の入力に接続すると、この
出力がハイレベルになりこれをカセツト、ダイヤ
ル点検表示ランプ点灯信号129−aとすること
が出来る。次にプリセツトカウンタには入力端子
161からセツトされるコピー枚数のデータが
PD端子に入力され、コピー開始ボタンを押すこ
とによつて159からPRS端子にハイレベルが入
り、それによつてプリセツトカウンタ202の端
子がハイレベルとなる。またQは、CP端子から
の入力パルスがセツトしたコピー枚数と同じ数に
なるかまたは、端子157からストツプ命令を受
けるまで、ハイレベルを維持する。このプリセツ
トカウンタ202からの出力は前記ANDゲート
186,187,188,189,190の入力
他端子に加えられる。従つて、このとき、片面ハ
ーフサイズコピーの場合はANDゲート186の
出力端子がハイレベルとなり、また片面フルサイ
ズの時はANDゲート187、両面Aの場合は
ANDゲート188、両面Bの場合はANDゲート
189、両面自動の場合はANDゲート190の
それぞれの出力端子がハイレベルとなりプリセツ
トカウンタのCP端子に所定のパルス数が加えら
れその出力Qがローレベルになるとローレベルに
戻る。従つてANDゲート186,187,18
8,189,190の出力はそれぞれ片面ハーフ
サイズ、片面フルサイズ、両面A、両面B、両面
自動の各コピー命令信号として用いることができ
る。
これらのコピー命令に従つて、各部がコピー動
作を実行するが、本発明の効果的な実施例は具体
的に次のようなものであつてもよい。即ち前述と
重複するがコピー選択ダイヤルが、「片面」の時
で給紙カセツトがハーフサイズの時は、ハーフサ
イズコピーを、また、給紙カセツトがフルサイズ
の時は、フルサイズコピーを、従来の複写機と全
く同様に実行する、それぞれの場合のドラムの回
転と光学系の移動、給紙。タイミング関係を簡単
に説明する。
第10図bにおいて、2は感光ドラム、1はド
ラムの回転位置検出用マイクロスイツチ、403
a,404a,403b,404bはドラムにつ
いたカムで1のマイクロスイツチのレバーを、押
し上げることによつてそれぞれの位置が検知され
る。またドラムは、矢印405の方向に回転する
のであるが今、ハーフサイズコピー命令が発生す
るとその時ドラム上のカム403aが1の位置に
あれば、ドラムのコピー回転がスタートする。次
にカム404aが401位置に達すると、光学系
が135の位置にあつて、前進を開始する。この
前進中に原稿の露光が行なわれ、138の位置に
来ると(露光行程)は終了し光学系は後退を開始
する。またその間137の位置に来た時、前述の
プリセツトカウンターにクロツクパルス1個を出
力する。また転写紙の給紙行程の開始は光学系が
前進中第10図bに示す141(但し両面Bコピ
ーの場合のみ141′)の位置に来ると機械的に
行なわれる。従つてそのコピー実行が指定数の最
後の一枚に相当する場合、光学系が138の位置
に来るまでに、コピー命令は解除される。次にド
ラムの回転が(403bの位置)に来た時、まだ
コピー命令がある場合は、403aの位置からス
タートした場合と全く同様のコピー工程が実行さ
れる。
但し、カム404aに相当するのはこの場合4
04bとなる。次にフルサイズの場合はこの40
3b,404bのカムは無関係となり、常に40
3aの位置でコピー動作が開始されまた光学系後
退開始位置は3aとなるが他の動作はハーフサイ
ズコピーと同様である。次にハーフサイズコピー
の場合ドラムの回転位置が403aあるいは40
3bの位置に来た時、またフルサイズコピーの場
合、403aの位置に来た時に既にコピー命令が
なくなつている場合、ドラムはただちに搬送回転
となる。この搬送回転の場合光学系及び給紙動作
は、停止したままとなる。またこの時、再度コピ
ー命令がない場合、ドラムは403aの位置が搬
送回転開始時を除いて二度目に401の位置に来
た時停止するようにしても不都合はない。この間
に最後にコピーされた転写紙は完全に排出され
る。以上のように片面コピーの場合は従来の複写
機と大差はない。次に両面コピーについて具体的
な実施例を次のように為すことが出来る。まず両
面Aコピーの場合コピー動作は片面ハーフサイズ
コピーと全く同様であるが、引続き両面Aコピー
命令がない場合、その両面Aコピー実行工程で、
転写された転写紙は排出されずに裏面コピー準備
位置に導入される。ここで、転写紙が準備位置に
導入されると、次に行なうコピーがいかなる種類
の場合でもその時の給紙は準備位置から為される
ようになる。次に両面Bコピーの場合は片面ハー
フサイズコピーの場合と異なるのは光学系の移動
が第10図aにおいて136から139の範囲で
原稿の露光が行なわれることである。この時どの
種類のコピーでも、光学系が前進終了後両面Bコ
ピー命令が既に出力されていると後退は136の
位置で停止し、両面Bコピー実行にそなえる。ま
た光学系が135の位置にある時、両面Bコピー
命令が来ると、ドラムは、403aから403b
までは403bから403aまでの半回転の搬送
回転を行なつた後、コピー回転に入るようにして
もよい。その間に光学系を135から136の位
置まで前進させ、両面コピーのため待機させるこ
とが出来る。次に両面自動コピーの場合は、まず
最初にA面コピー命令を出し次の命令切換点即
ち、光学系が前進中137の位置を通過後自動的
に両面Bコピー命令を出すことが出来る。両面自
動コピーの実行を上記のように分解することによ
り再び第12図に戻つて実施回路例を説明する。
まずプリセツトカウンタ202に入力されるクロ
ツクパルスは、光学系移動により第10図a13
7の位置で発生するパルスをANDゲート195
の一入力端子に接続し、他端に光学系前進命令
(発生過程は後述する)を接続することにより、
その出力端子からの信号を用いることが可能であ
る。そこで次に両面自動コピーを両面A、Bコピ
ーに分解するには更に次のようにすることが出来
る。まずこのANDゲート195の出力を更にフ
リツプフロツプ回路203のCP端子に接続しそ
のD端子には、A面コピー実行ラツチ(発生過程
は後述するがこれはA面コピー実行中であること
を意味している)と、両面自動コピー命令とを
ANDゲート193の入力端子に接続しその出力
を接続する。出力端子Qは、両面自動コピー命令
があるとき、A面コピー実行中に光学系が前進
し、第10図a137の位置を通過するときハイ
レベルとなり、次のB面コピー実行中の光学系前
進によるANDゲート195の出力発生でローレ
ベルに戻る。従つて、Q端子及びQ端子と逆の信
号を出す端子からの出力をそれぞれANDゲー
ト191,192の一入力端子に接続し、それぞ
れの他端に両面自動コピー命令信号(ANDゲー
ト190の出力)を接続すると191,192の
出力はそれぞれ両面自動コピー時における両面B
コピー、両面Aコピー命令とすることが出来る。
即ち、両面自動コピー命令が発生するとはじめは
フリツプフロツプ203のがハイレベルとなつ
ているため、ANDゲート192の出力がハイレ
ベルとなる。これははじめに両面Aコピーを命令
するものとなり、その命令によつてA面コピー実
行ラツチ即ち、167がハイレベルとなり、光学
系が前進移動中に203のQハイレベルとなる。
従つてその時点で両面Bコピー命令が発生し、自
動的にA・B面コピーが順序よく実行されること
になる。従つて、ANDゲート191,192の
出力をそれぞれORゲート199,198の一方
入力端子に接続し、他の入力端子にはそれぞれ
ANDゲート189,188の出力を接続するこ
とによつてORゲート199,198の出力は、
それぞれ両面B、両面Aコピー命令信号として用
いることが出来る。すなわち、第12−a図の端
子169,171,167,173は、それぞれ
ハイレベルのとき、片面ハーフサイズコピー、片
面フルサイズコピー、両面A、両面Bコピー命令
となる。
次に、感光ドラムの回転を制御する回路例を第
13−a図において説明すると、まず前述のよう
にコピーの実行は、第10図bに示すドラム位置
がカム403aがマイクロスイツチ1のレバーを
押下げた時に出るハイレベル出力をドラムのホー
ムポジシヨンAとし、403bのときはドラムの
ホームポジシヨンBとし、又、ドラムのホームポ
ジシヨンから次のドラムのホームポジシヨンがド
ラム回転の単位となる。ここでまず片面ハーフコ
ピー実行ラツチ214発生の過程を説明すると、
端子169から入力される片面ハーフコピー命令
は、フリツプフロツプ回路233のD端子に接続
されかつANDゲート234の一方の入力端子に
も接続される、従つて、ANDゲート234の他
端にくるドラムホームポジシヨンの信号が既にあ
るかまたは発生した時、回路233のQ端子はハ
イレベルとなり片面ハーフコピー実行ラツチが発
生したことになる。しかしここでフリツプフロツ
プ回路231、ANDゲート230、インバータ
229によつてもしその前のコピーが両面Aコピ
ーであれば前述のように転写紙は準備位置にセツ
トされるのであるから、このセツトされるまでの
間は、ドラムホームポジシヨン信号が前記AND
ゲート234の他端子に加わらないようになる。
即ち、出力端子216の両面Aコピー実行ラツチ
がハイレベルで、かつ、入力端子167の片面A
コピー命令がないとき、ANDゲート230の出
力がハイレベルとなり前述のように出力端子21
8から裏面準備位置セツト命令信号として出力さ
れる。その信号は更に回路231のS端子に入
り、詳細は後述するが、準備位置セツト完了を示
す紙検出Cの信号(PDPC)が217端子より入力
されるまでの出力は、出力端子においてローレ
ベルを維持する。その出力がANDゲート23
2,229の各一方の入力端子に接続されること
により、前記、準備位置セツト中にドラムのホー
ムポジシヨン信号が発生しても、回路233の
CP端子にハイレベル信号は入力されない。従つ
てこの時は次のドラムのホームポジシヨン信号が
入力されてから発生するようになる。但し、この
時ドラムのホームポジシヨン信号としては、ホー
ムポジシヨンA,B両方ともORゲート228を
介して入力される。
しかし、次に片面フルサイズコピーの場合は、
直接ドラムホームポジシヨンAをANDゲート2
32の一方の入力端子に接続することにより、ド
ラムのホームポジシヨンBはこの時は無関係とな
つて、片面フルサイズコピー実行ラツチ発生の動
作が行なわれるが他の過程は、ハーフコピー実行
ラツチの場合と全く同様で、入力端子169
ANDゲート229,234、回路233、出力
端子214のそれぞれが171,232,23
6,235,215に置き換えられて全く同様の
発生過程を生じる。次に両面Aコピー実行ラツチ
発生過程はホームポジシヨン信号が準備位置セツ
トのためにANDゲート238に入力されるのを
阻止する必要がないこと以外はすべて、片面ハー
フコピー実行ラツチ発生過程と全く同様に行なわ
れ、更に両面Bコピー実行ラツチ発生過程は片面
ハーフコピー実行ラツチ発生過程と全く同一過程
で発生され結局出力端子214,215,21
6,217からそれぞれ片面ハーフ、片面フル、
両面A、両面Bの各コピー実行ラツチがハイレベ
ルとして、各コピー命令に従つて出力される。次
にこれらの出力は、第13−b図に示すように2
14,216の出力がORゲート221の入力端
子に接続され、従つてこの出力は、光学系前進ス
トツプ位置が第10図a138の位置であるべき
コピー実行ラツチを示す出力端子224に導びか
れ更にORゲート222の一方の入力端子にも接
続される。また222の他の入力端子には215
の出力が接続され222の出力は更にORゲート
223の一方の入力端子に接続される。またOR
ゲート223の他端には217の出力が接続さ
れ、ORゲート223の出力は結局全種類を意味
するコピー実行ラツチとして出力端子226に導
びかれ以後の動作に利用される。
次に搬送回転命令(実行ラツチ)111につい
て第14図により説明する。いまコピー実行ラツ
チCPL(以後CPLと書く)がハイレベルとなつて
いて、コピー回転が進行中であつたとすると、こ
の信号は端子226からインバータ258を介し
てローレベルとしてANDゲート252の入力端
子に加えられる。従つて、その出力もローレベル
となり搬送回転命令出力端子259はローレベル
となつて、命令を発しない。この出力は更にイン
バータ257を介しハイレベルとしてANDゲー
ト256及び1/2分周器(2安定マルチバイブレ
ータ、:以後BMと書く。)251のR端子に接
続される。また、フリツプフロツプ回路250に
おいて、端子CPにはドラムホームポジシヨン信
号が加えられるのであるが、このときドラムホー
ムポジシヨンA信号(以後DHPAと書く)は端子
210より直接ORゲート255に加えられる
が、ドラムホームポジシヨンB信号(以後DHPB
と書く)は端子211よりANDゲート256を
介して、255の他の入力端子に加えられるた
め、ORゲート255の出力には、出力端子25
9がローレベルの時はDHPA、DHPB双方の信号
が現われたまた端子259がハイレベルとなる
と、DHPAのみが現われ端子250のCP端子に
加えられる。またこの信号は更にインバータ25
3を介して、BM、端子251のCP端子にも同時
に加えられる。更に回路250のD端子にはOR
ゲート254の出力が接続されるがゲート254
の入力端子の一方にはCPL信号が、他端には25
1の出力Qが接続される。ここでドラムのホーム
ポジシヨン信号が立上つた時それが端子250の
CP端子に到達する時間はCPLが前述第13−
a,13−b図の回路における各種のゲートを経
て、変化する時間よりはるかに早い。従つて、ド
ラムのホームポジシヨン信号の立上りによつて、
回路250の出力Qがハイレベルのままかあるい
はハイレベルに変化し、同じドラムのホームポジ
シヨン信号、(以後DHPと書く)の立上りによつ
てCPLがローレベルに変化した時はじめて端子2
59がハイレベルとなり搬送回転命令信号を発す
る。この命令は次のDHPの立上りで、CPLがハ
イレベルとなると、ANDゲート252によつて
解除されるが、搬送回転中CPLが立上らない時
は、次のシーケンスで解除される、即ち、このと
きDHPBはANDゲート256によつて、250の
CP端子には加わらないがORゲート255の出力
がまず立下る時BM、251のリセツト信号がロ
ーレベルとなつて既にリセツトが解除されている
ため出力Qがハイレベルとなる。従つて、次に2
50のCP端子にハイレベルへの立上り電圧が現
われた時ORゲート254の出力はCPLが既にロ
ーレベルとなつているがBM251の出力Qのた
め、ハイレベルとなつている。従つてこの時は回
路250の出力Qはハイレベルを維持する。しか
し次にORゲート255の出力がローレベルに変
化するとBM251の出力Qはローレベルとなり
次のDHPの立上り時にORゲート254の出力は
既にローレベルとなつているため回路250の出
力はローレベルとなり、端子259の搬送回転命
令を解除する。
次に光学系移動命令113について説明する
と、第15図において、入力端子265,26
6,215にはそれぞれ、第10図bを用いて前
に述べたドラム回転による信号、即ち光学系移動
スタートパルスA(以後OTSAと書く)、光学系
移動スタートパルスB(以後OTSBと書く)、及
び片面フルサイズコピー実行ラツチ(以後FCPL
と書く)が入力される。OTSAは直接ORゲート
275の入力端子に、またOTSBはANDゲート2
74を介してORゲート275の他方の入力端子
へ、またFCPLは、インバータ273を介して
ANDゲート274の他方の入力端子へ接続され
る。従つて、ORゲート275の出力からは、光
学系移動スタートパルス信号が発生する。しかし
片面フルサイズのコピーの時は、OTSAだけ、そ
の他のコピーの場合はOTSA、OTSB双方の信号
が出力される。また入力端子267,268,2
69,270にはそれぞれ第10図bで示した光
学系位置検出装置からの信号、即ち、光学系ホー
ムポジシヨンA,B(以後CHPA、OHPBと書
く)、光学系パツクポジシヨンA,B(以後
OBPA,OBPBと書く)が入力される。また22
6,173,224の各入力端子にはそれぞれコ
ピー実行ラツチ(CPL)、両面Bコピー命令
(BCCP)ハーフストツプコピーラツチ(HSCL)
の各信号が入力される。そこでまず回路272の
入出力について説明する。出力Qがハイレベルと
なるとANDゲート280を介して出力端子28
4に光学系前進ラツチ(OFL)信号として出力
される。しかし回路271の出力がANDゲー
ト280の他の入力端子に接続されているため、
この出力がローレベルとなつている時は、ゲート
280によつて阻止され出力端子284はローレ
ベルとなり出力されない。また回路272の出力
はANDゲート281を介して、出力端子28
5に光学系後退ラツチ(OBL)信号として出力
される。またR端子には、出力Qがハイレベルで
OFL信号がANDゲート280を介して出力され
得る状態のとき、光学系前進をストツプさせ後退
を開始させる。即ち、出力Qをハイレベルからロ
ーレベルに変化させるために光学系バツクポジシ
ヨン信号がリセツト信号として入力される。但
し、この光学系バツクポジシヨン信号としては
OBPBはORゲート283を介してそのまま入力
されるがOBPAはANDゲート282とそれの他
入力端子に接続されるHSCL信号によつて入力さ
れる。片面ハーフサイズコピーと、両面Aコピー
の場合のみORゲート283を介して入力され
る。いまCPLがハイレベルとして端子226から
回路272のD端子に加えられていると、光学系
がホームポジシヨンAにあつて端子269がハイ
レベルになるかまたは両面Bコピーを実行すると
きはホームポジシヨンBにあつて、ANDゲート
276の入力端子にそれぞれが接続されANDゲ
ート276の出力がハイレベルになるとそれぞれ
の信号がORゲート277の入力端子に接続され
ているためその出力はハイレベルとなる。更に
ANDゲート278の入力端子に接続されるため
このときはORゲート275の出力即ち光学系ス
タートパルスはクロツクパルスとしてANDゲー
ト278の出力から回路272のCP端子に入力
される。従つて、出力Qはハイレベルとなり
ANDゲート280を介して端子284からOFL
信号として出力される。いま、光学系がホームポ
ジシヨンAにあり、かつ両面Bコピー命令信号が
入力されているとすると光学系は、前述のように
前進する。ホームポジシヨンBに達してOHPBの
信号が発生するとANDゲート276が、ハイレ
ベルとなる。これが回路271のCP端子に加え
られかつこのときD端子には、BCCP信号として
ハイレベルが加えられているため出力はローレ
ベルとなる。これがANDゲート280の他の入
力端子に接続されているため、その出力はローレ
ベルとなり、端子284からの前進命令は一担解
除される。従つて、このとき光学系はホームポジ
シヨンBの位置で停止するが、次の光学系移動ス
タートパルスが発生して、回路271のR端子に
加えられると出力はハイレベルに戻り再び前進
を開始する。次に前述のように光学系が、実行中
のコピーの種類に応じた光学系バツクポジシヨン
信号がORゲート283の出力から発生され回路
272のR端子に加えられると出力Qがローレベ
ルとなつて前進命令が解除される。しかし出力
がハイレベルとなつてANDゲート281を介し
てOBL出力として出力されるため後退を開始す
る。しかしORゲートの出力はインバータ279
を介してANDゲート281の他の入力端子に加
えられているため、BCCPの信号がハイレベル、
つまり次のコピーも両面Bコピーであることを示
していればOHPBがハイレベルとなつてとき、ま
たは両面Bコピーが終了して両面Bコピー命令
(BCCP)の信号が既にローレベルに戻つている
場合はOHPAがハイレベルとなつた時ORゲート
277の出力がハイレベルとなり、インバータ2
79からローレベル信号がANDゲート281に
加えられ後退命令を解除する。
次に第16図はドラムの回転を命令する端子2
86のドラム駆動ラツチ(以後DDLと書く)の
出力の発生過程を示したものであるがこれは、前
の説明で明らかなようにCPLがハイレベルである
か搬送回転命令(以後FILと書く)がハイレベル
であるときに回転するようになる。即ち、端子2
59,226からそれぞれFIL、CPLが入力さ
れ、ORゲート283に接続されて、その出力が
DDLとなる。
次に第17図において転写紙の給紙命令信号1
17の発生過程を説明する。まず入力端子212
には、紙検出信号C(PDPC)が入力される。こ
の信号は、第13−a図の説明で述べたように裏
面コピー準備位置セツト完了を現わすとともに、
その準備位置に転写紙が存在することをも現わし
ている。このPDPCに関して詳細は更に後述す
る。この信号はANDゲート308の一入力端子
とインバータ307の入力端子に接続される。ま
た端子301,302からは、第10図bに示し
たように光学系移動によつてそれぞれ141,1
41′の位置において発生されるパルス信号が入
力される。これらはそれぞれ片面コピーと両面A
コピーの場合、両面Bコピーの場合における給紙
のタイミングパルスとなるように配置されてい
る。またそれぞれの信号はANDゲート303,
305の一方の入力端子に接続される。また端子
217からは両面Bコピー実行ラツチ信号が入力
されANDゲート305及びインバータ304を
介してANDゲート303の他方の入力端子に接
続される。また端子284からは、光学系前進ラ
ツチ信号が入力されANDゲート310の一方の
入力端子に接続される。従つて、ORゲート30
6には両面Bコピー時は、ANDゲート305を
介してPFSB信号が入力され、またそれ以外のコ
ピー時には、PFSAがANDゲート303を介して
入力される。更にこのORゲート306を介して
出力される給紙スタート信号はANDゲート31
0の一方の入力端子に接続される。またANDゲ
ート310の他の入力端子にはOFL信号が入力
されるためANDゲート310の出力端子から
は、光学系前進時に発生するPFSAあるいは
PFSBが出力され、端子342から給紙タイミン
グパルス(PFSP)として他の回路に出力され、
更にANDゲート308とANDゲート309の各
一方の入力端子に接続される。従つて、この時、
裏面給紙準備位置に紙がセツトされていれば
ANDゲート308からの出力が端子340に準
備位置給紙命令として出力され、準備位置に紙が
セツトされていなければANDゲート309の出
力から端子341にカセツト給紙命令として信号
が出力される。次に準備位置セツト命令信号の発
生過程を説明する。
まず第1図において、本発明を効果的に実施す
る為に準備位置セツト命令信号が発生した時、
(本例では第13−a図における端子218の出
力)次のような過程で転写紙を準備位置にセツト
できる。まず転写紙が、定着器20を通過し、排
紙ローラ22によつてトレー30の方向に移動す
るとき紙検出装置A24によつて転写紙の通過が
確認された後転写紙が排紙ローラ22にくわえら
れた状態のまま、排紙ローラ22の回転を停止せ
しめかつ案内板26が移動するとともに前記横づ
れ補正制御完了の後ローラ22,27が、転写紙
を、ローラ28の方向に高速で搬送し、その先端
が紙検出装置C134によつて検出される。これ
によりこの高速準備位置セツト回転は停止し、準
備位置給紙命令によつて、今度は通常の回転を行
ないローラ28,29を経て転写位置へ搬送され
る。但し、準備位置に関する搬送方法は前記の方
法に限られたものではなく例えば、搬送ローラ2
8と29の間に紙検出装置B133を設けて、高
速準備位置セツト回転によりその位置まで搬送し
た後、その回転を停止させ、次に来る準備位置給
紙命令により給紙させる等の方法も考えられる。
但しこのとき準備位置から給紙される時もまたカ
セツトから給紙される時も、転写位置到達するタ
イミングは同一にしなければならない。本実施例
ではローラ27と28の間にある紙検出装置C1
34の位置に紙の先端が到達したとき高速準備位
置セツト回転を停止させかつ、その位置から、ロ
ーラ28までの転写紙の通常搬送時間と、給紙命
令信号が発生しカセツトから給紙されて、ローラ
28に転写紙が到達する時間とを等しくした場合
を例にとり第18図に示す回路を説明する。まず
入力端子216からは両面Aコピー実行ラツチ信
号が、回路346のD端子に入力されまた準備位
置セツト命令信号(PPSC)が端子218から、
回路346のCP端子に入力される。従つて、回
路346の出力Qは信号PPSCをホールドした形
で、ハイレベルのままとなる。この出力はAND
ゲート350の一方の入力端子に接続され、他方
の入力端子には端子345から紙検出A24の信
号が立上ると出力がハイレベルとなり回路351
のCP端子に入力される。このとき、端子212
より紙検出信号Cからの信号がインバータ349
を介して、回路351のD端子に加えられている
ため、紙検出装置Cの位置に転写紙がなければ回
路351の出力Qはハイレベルとなる。この出力
は、両面Aコピーを施こされ、かつ準備位置にセ
ツトされるべき転写紙が、紙検出装置Aの部分を
通過中であることを示すことになる。この出力
は、まず回路346のR端子に入力され、その出
力Qをリセツトし、かつANDゲート352の一
方の入力端子にも接続されている。従つて、この
時転写紙が、紙検出装置Aを通過し、PDPAの信
号がローレベルとなるとインバータ348を介し
てハイレベルへの立上り信号としてANDゲート
352の他方の入力端子に接続されている。その
出力がこの時、立上り、回路355のCP端子に
入力される。このとき回路353のD端子には、
PDPC信号がインバータ349を介して加えられ
ているためハイレベルとなつており出力Qはハイ
レベルとなり、端子355から準備実行命令
(HPFC)として出力される。またこのとき回路
351は、回路353の出力をR端子に受けてリ
セツトされる。次に転写紙が、紙検出装置Cの位
置に到達するとPDPCがハイレベルとなり回路3
53のR端子に入力され出力Qをリセツトし
HPFCは解除される。
以上のように本発明の両面複写装置は、複写材
を収納し得る第1収納部16、転写終了後の複写
材を準備位置に収納し得る第2収納部25、上記
第1収納部からの複写材を所定通路を介し転写部
に給送するための第1給送手段28,29、上記
転写部以前の所定通路に合流して上記第2収納部
からの複写材を転写部に給送するための第2給送
手段27,28,29、複写材の第1面に転写終
了後複写材を排出することなく上記第2収納部に
準備セツトし、複写材の第2面に転写すべく上記
第2収納部から給送可能にする複写手段(第18
図)、上記第1給送手段により給送された複写材
及び上記第2給送手段により給送された複写材に
対して共通の通路側に設けた複写材検知素子24
とを有し、第2面への複写を可能にすべく上記検
知素子により上記複写手段を制御するものなの
で、信頼度の高い両面複写ができる。
以上、本発明を実施する場合の電気制御回路の
一例を説明したが、次の事からは説明の繁雑さを
防ぐために詳細は省いた。まず一つは、電源を
ONにした時各フリツプフロツプの出力を一担す
べてリセツトさせること、また各位置検出装置の
中で検出信号を発生する際マイクロスイツチのよ
うな接点形式のスイツチング素子を用いて行なう
ものはチヤタリングを起すが、これらはすべてチ
ヤタリング防止回路を用いたことも説明を省い
た、更に各命令に従つて駆動される各装置のドラ
イバー回路も省略した。また本発明に関する制御
回路はここで説明された回路に限られるものでは
決してない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施態様を示す装置の概要
図、第2〜3図は同両面複写と光学系の関係を示
す説明図、第4図は同装置の外観図、第5図は同
装置の操作パネル面図、第6図a,b,cは原稿
台上の原稿の載置説明図、第7図は裏面複写のた
めの機構部斜視図、第8図a,b,c,dは本等
の原稿の右とじ左とじの場合の載置説明図、第9
図は本実施例の電気制御系のブロツク図、第10
図a,bは光学系の位置及び給紙制御の説明図、
第11図a,b,c,d,e,fは本実施例に用
いられるデジタル論理回路例、第12図はコピー
選択部の回路図、第13図a,bは感光体ドラム
の回転制御回路図、第14図は搬送回転命令(実
行ラツチ)の回路図、第15図は光学系移動制御
の回路図、第16図は感光図体ドラムの回転駆動
のための回路図、第17図は転写材の給紙制御の
回路図、第18図は給紙準備の制御回路図をそれ
ぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 原稿を載置するための第1の領域及び前記第
    1の領域に隣り合つた第2の領域を備えた原稿載
    置手段と、 前記原稿載置手段に載置された原稿を光学系に
    より走査しその原稿像を記録材に複写する複写手
    段と、 前記複写手段による複写動作を開始させる開始
    信号を発生する信号発生手段と、 記録材の2倍の大きさの原稿を前記原稿載置手
    段に載置し、前記信号発生手段からの開始信号に
    より前記原稿載置手段に載置された原稿の半分を
    前記光学系により走査し、その原稿像を記録材の
    裏面に複写して停止する第1モードと前記開始信
    号により前記原稿載置手段に載置された原稿の残
    りを前記光学系により走査し、その原稿像を記録
    材の表面に複写する第2モードと1回の前記開始
    信号により前記原稿載置手段の第1の領域及び第
    2の領域の両方に載置された原稿を前記光学系に
    より走査し、その原稿像を連続して記録材の裏
    面、表面に複写する第3モードの各複写モードを
    選択指令する選択指令手段と、 前記選択指令手段からのモード選択信号により
    所望モードで複写を行うべく前記複写手段を制御
    する制御手段とを有することを特徴とする複写装
    置。
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