JPS6143257Y2 - - Google Patents

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JPS6143257Y2
JPS6143257Y2 JP19603581U JP19603581U JPS6143257Y2 JP S6143257 Y2 JPS6143257 Y2 JP S6143257Y2 JP 19603581 U JP19603581 U JP 19603581U JP 19603581 U JP19603581 U JP 19603581U JP S6143257 Y2 JPS6143257 Y2 JP S6143257Y2
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JP
Japan
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wall
back cover
dial
recess
elongated hole
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JP19603581U
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JPS58103388U (ja
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  • Drawing Aids And Blackboards (AREA)
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  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は掛時計の壁掛構造に関するものであ
る。
第1図は従来例を示すものであつて、図中1は
裏蓋、2は裏蓋1の前面に配設される文字板、4
は枠、5はガラスであり、裏蓋1は背面中央にム
ーブメント6取付用の凹所11を有し、この凹所
11の上方に壁掛用の凹所12を有している。そ
してこの凹所12は第2図にも示すようにその上
部壁と凹所12よりも上方とに上下に連続する縦
長孔13を有しており、壁面に固着される釘やビ
スのような掛金具の頭部を凹所12から縦長孔1
3に入れることで、この掛時計は壁に掛けられる
ものである。
ところで図示従来例のように裏蓋1が合成樹脂
の一体成形品である場合、縦長孔13は前後に貫
通したものとなるため、縦長孔13の前方に直
接、文字板2が位置することになる。しかも時計
の薄型化に伴ない、文字板2と縦長孔13との間
の距離は短くなつている。従つて、掛金具9の壁
面からの突出量が大きいと、第3図に示すように
掛金具9が文字板2の背面にあたつて文字板2の
前面に打痕が浮き出たり、文字板2に浮きが生じ
たりしてしまう。
また他の問題点として、塵埃の侵入がある。つ
まり、ガラス5と枠4との間、裏蓋1と枠4との
間、裏蓋1とムーブメント6との間、縦長孔13
を通じて裏蓋1と文字板2との間から侵入した塵
埃は、文字板2の汚れ、ムーブメント起動電圧の
上昇等を招く。この塵埃の侵入に対して、枠4と
ガラス5や裏蓋1との間、あるいはムーブメント
6と裏蓋1との間については夫々防塵処置を比較
的容易にとれるのであるが、裏蓋1が縦長孔13
によつて前後が連通していることから、文字板2
と裏蓋1との間からの塵埃の侵入を防ぐことがで
きない。
第4図は他の従来例を示すものであつて、裏蓋
1の背面に開口する凹所12の底部、すなわち文
字板2に接する前面側に、縦長孔13の前方に位
置するリブ3を突設したものである。このものに
あつては、壁に掛ける際に掛金具9の先端はリブ
3に当ることになり、文字板2に直接当つてしま
うことがなくなるのであるが、縦長孔13によつ
て裏蓋1の前後が連通していることにかわりはな
く、防塵できない上に、リブ3を裏蓋1と一体に
成形した場合のリブ3の成形歪による変形や、リ
ブ3が片持であることから掛金具9に押されてた
わむことなどによつて、文字板2が浮いてしまう
おそれを、なおも有している。更に第5図に示す
ように、リブ3のたわみを防ぐために、リブ3を
裏蓋1とは別体に形成して裏蓋1にビス止めした
としても、文字板2の浮き上りを防げることには
なるものの、リブ3と裏蓋1前面との間の空間は
側方に連通しているのであるから縦長孔13から
の塵埃の侵入は依然として防止できない。
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
つて、その目的とするところは掛金具によつて文
字板に浮きが生じることがない上に、掛金具挿通
用の縦長孔からの塵埃の侵入がない掛時計の壁掛
構造を提供するにある。
以下本考案を図示実施例に基いて詳述する。第
6図は本考案の一実施例を示すものであり、前面
に文字板2が配設される裏蓋1の背面に凹所12
と、この凹所12に連続する縦長孔13とを設け
る点については従来例と同じであるが、この裏蓋
1の前面側で凹所12の外壁の上方に、凹所12
の外壁に連続して裏蓋1の前面側に開口する凹所
を形成する囲壁14を裏蓋1と一体に形成してあ
る。またこの囲壁14の前縁は文字板2の背面に
当接するようにしてある。更に、この囲壁14で
囲まれた空間8内には裏蓋1から一体に突設した
複数本のフツク15を配置してある。16はフツ
ク15の先端部の成形用の金型挿通孔である。そ
して各フツク15の先端部と、金型の抜きテーパ
のために傾斜をもつている凹所12の外壁との間
で第7図に示す当接板10を保持するのである。
縦長孔13の前方に位置することになるこの当接
板10は、掛金具9の先端が文字板2に当ること
を防ぐ。また縦長孔13から侵入する塵埃は、縦
長孔13によつて裏蓋1の前後が連通していると
はいえ、囲壁14と凹所12とが文字板2に当接
して空間8を閉じていることで、また当接板10
周縁と囲壁14内面との間の隙間がフツク15の
周囲のみであることから前記空間8内にとどま
り、文字板2の前面やムーブメント6にまで至る
ことは殆どない。
第8図及び第9図に示す実施例は、当接板10
の他の実施例を示すものであつて、取付けた時に
外周が囲壁14の内周に接するとともに、前面が
文字板2の背面になるようにしたものであり、塵
埃の侵入をより確実に防止できる。
尚、いずれの当接板10においても、裏蓋1の
成形用の金型における空間部、たとえばムーブメ
ント取付部空間等に加工することで、裏蓋1と同
時に成形することができ、金型加工費や部品費が
安くなる。また、防塵の点に関しては、囲壁14
の前縁及び凹所12における裏蓋1の前面、ある
いは当接板10の前面に両面接着テープを貼つて
文字板2に接着するようにすれば壁掛部の完全防
塵が可能となる。
以上のように本考案にあつては裏蓋の壁掛用の
縦長孔の前方に当接板を取付けたので掛金具が文
字板の背面に当ることがなく、文字板が浮いてし
まうことがないものであり、しかもこの当接板は
裏蓋から一体に突設したフツクと、凹所の外壁と
で取付けるものであるから取付けも容易であり、
更にはこれらフツクや当接板を囲んで凹所外壁に
連続し且つ前縁が文字板背面に接する囲壁を裏蓋
に設けたものであるから、縦長孔から裏蓋の前面
側に侵入する塵埃が文字板の前面やムーブメント
にまで至ることを防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は同上の要部
背面図、第3図は同上の要部断面図、第4図a,
b及び第5図a,bは夫々他の従来例の断面図及
び背面図、第6図a,b,cは本考案一実施例の
正面図、断面図及び背面図、第7図a,bは同上
の当接板の正面図及び側面図、第8図は他の実施
例の断面図、第9図a,bは同上の当接板の正面
図及び断面図である。 1は裏蓋、2は文字板、9は掛金具、10は当
接板、12は凹所、13は縦長孔、14は囲壁、
15はフツクを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字板が前面に配設される裏蓋に背面に開口す
    る凹所を形成するとともに下縁が凹所に連続して
    壁面に固定される釘やビスのような掛金具が挿通
    係止される縦長孔を設けた掛時計の壁掛構造にお
    いて、凹所の外壁に連続して縦長孔の前方空間を
    囲むとともに前縁が文字板背面に接する囲壁を裏
    蓋の前面に一体に設けるとともに、囲壁と凹所外
    壁とで囲まれる空間内に裏蓋から突設されたフツ
    クで係止されて縦長孔の前方に位置する当接板を
    配設して成る掛時計の壁掛構造。
JP19603581U 1981-12-29 1981-12-29 掛時計の壁掛構造 Granted JPS58103388U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19603581U JPS58103388U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 掛時計の壁掛構造

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JP19603581U JPS58103388U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 掛時計の壁掛構造

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Publication Number Publication Date
JPS58103388U JPS58103388U (ja) 1983-07-14
JPS6143257Y2 true JPS6143257Y2 (ja) 1986-12-06

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ID=30109288

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JP19603581U Granted JPS58103388U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 掛時計の壁掛構造

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JP7111332B2 (ja) * 2018-01-12 2022-08-02 株式会社パロマ 給湯器

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JPS58103388U (ja) 1983-07-14

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