JPS6143106A - 現代ロ−ズ香料組成物 - Google Patents
現代ロ−ズ香料組成物Info
- Publication number
- JPS6143106A JPS6143106A JP16372184A JP16372184A JPS6143106A JP S6143106 A JPS6143106 A JP S6143106A JP 16372184 A JP16372184 A JP 16372184A JP 16372184 A JP16372184 A JP 16372184A JP S6143106 A JPS6143106 A JP S6143106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rose
- modern
- fragrance
- dialkoxyalkylbenzene
- scent
- Prior art date
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- Granted
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- Cosmetics (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は現代ばらの香気を有する現代ローズ香料組成物
に関する。
に関する。
[従来の技術]
ばら(ローズ)の香りはジャスミンの香りなどと共に香
水やオーデコロンあるいは高級化粧料に欠かすことがで
きない重要で優れた香りの一つである。
水やオーデコロンあるいは高級化粧料に欠かすことがで
きない重要で優れた香りの一つである。
ばらの香りのなかでも最も代表的でかつ高級な香りはい
うまでもなく天然のローズ精油であり、紀元前の昔から
香りを楽しむ目的で使用されたほか、薬用としであるい
は祭儀などにも使用されてきた。
うまでもなく天然のローズ精油であり、紀元前の昔から
香りを楽しむ目的で使用されたほか、薬用としであるい
は祭儀などにも使用されてきた。
上記天然のローズ精油はその当時から変わることなくロ
ーザ・ダマセナ種あるいはローザ・センチマオリア種の
花弁から抽出されており、ややくどい甘味をもった強い
香りであり、昔もいまもその香気に変化はない。
ーザ・ダマセナ種あるいはローザ・センチマオリア種の
花弁から抽出されており、ややくどい甘味をもった強い
香りであり、昔もいまもその香気に変化はない。
[発明が解決しようとする問題点コ
このため、現在の香りに対する多様な嗜好性、とくに香
りの強さや甘さを求めるよりもむしろソフトさや新鮮さ
を求める現代消費者の嗜好性には対応しきれなくなって
いるのが現状である。
りの強さや甘さを求めるよりもむしろソフトさや新鮮さ
を求める現代消費者の嗜好性には対応しきれなくなって
いるのが現状である。
一方、ぼらば上記のローザ・ダマセナ種あるいはローザ
・センチフォリア種などの原種をベースに、その後、原
種間の自然交雑にくわえて鑑賞用として優れた品種を産
み出そうとする19世紀以降の活発な人工交雑によって
、品種数も2号数千種にもおよぶといわれているほど爆
発的な増加を見、これにともない香気にも大きな変化が
生じている。
・センチフォリア種などの原種をベースに、その後、原
種間の自然交雑にくわえて鑑賞用として優れた品種を産
み出そうとする19世紀以降の活発な人工交雑によって
、品種数も2号数千種にもおよぶといわれているほど爆
発的な増加を見、これにともない香気にも大きな変化が
生じている。
いいかえれば、現在、各家庭や生花店の店頭で我々がか
いでいるばらの香りは、もはや上記ローザ・ダマセナ種
あるいはローザ・センチフォリア種から抽出される天然
のローズ精油の香りとは大きくかけ離れているのが現状
である。
いでいるばらの香りは、もはや上記ローザ・ダマセナ種
あるいはローザ・センチフォリア種から抽出される天然
のローズ精油の香りとは大きくかけ離れているのが現状
である。
以上のような現状にかんがみ、本発明者らは現在の消費
者の嗜好にマツチし、かつ現代的なばらの香りとして受
けいれられる現代的なばらの香りは創出できないものか
と、数々の化合物の検索を中心に鋭意検討を進めた結果
、特定のジアルコキシアルキルベンゼンがローザ・ダマ
セナ種あるいはローザ・センチフォリア種から抽出され
た天然のローズ精油中や合成香料を中心に調合された調
合ローズ香料中に配合されたとき、該精油や調合香料に
現代ばらの香りをほうふつとさせる変化をあたえること
全見いだし、この知見にもとづいて本発明を完成するに
至った。
者の嗜好にマツチし、かつ現代的なばらの香りとして受
けいれられる現代的なばらの香りは創出できないものか
と、数々の化合物の検索を中心に鋭意検討を進めた結果
、特定のジアルコキシアルキルベンゼンがローザ・ダマ
セナ種あるいはローザ・センチフォリア種から抽出され
た天然のローズ精油中や合成香料を中心に調合された調
合ローズ香料中に配合されたとき、該精油や調合香料に
現代ばらの香りをほうふつとさせる変化をあたえること
全見いだし、この知見にもとづいて本発明を完成するに
至った。
[問題点を解決するための手段]
すなわち、本発明は下記一般式(1)であらわされるジ
アルコキシアルキルベンゼンを含有することを特徴とす
る現代ローズ香料組成物である。
アルコキシアルキルベンゼンを含有することを特徴とす
る現代ローズ香料組成物である。
(式中R1、R2、R3はそれぞれ別箇にCH3または
C2R5をあられす。) ジアルコキシアルキルベンゼンそのものの香気は湿っぽ
いグリーンノートとフェノリックなスパイシー・バウダ
リイーノートであり、およそ現代ばら′の香気をあたえ
るものとは考えられないが、このものを天然のローズ精
油中や調合ローズ香料中に添加したときには、まさに現
代ばらの香気といえる香りを発揮する現代ローズ香料が
提供できるのである。
C2R5をあられす。) ジアルコキシアルキルベンゼンそのものの香気は湿っぽ
いグリーンノートとフェノリックなスパイシー・バウダ
リイーノートであり、およそ現代ばら′の香気をあたえ
るものとは考えられないが、このものを天然のローズ精
油中や調合ローズ香料中に添加したときには、まさに現
代ばらの香気といえる香りを発揮する現代ローズ香料が
提供できるのである。
以下、本発明について詳述する。
本発明で用いるジアルコキシアルキルベンゼンは上記一
般式(1)であらわされる化合物であり、R1、R2、
R3がすべてメチル基のときのジメトキシメチルベンゼ
ン、R1、R2、R3がすべてエチル基のときのジェト
キシジエチルベンゼンなどがその例として挙げられる。
般式(1)であらわされる化合物であり、R1、R2、
R3がすべてメチル基のときのジメトキシメチルベンゼ
ン、R1、R2、R3がすべてエチル基のときのジェト
キシジエチルベンゼンなどがその例として挙げられる。
これらのなかでは、1.3−ジメトキシ−5−メチルベ
ンゼンは細辛(朝鮮産)の地下部の水蒸気蒸留部に含有
していることが知られており(Tr木ら、薬学会誌、第
90巻、第103頁、1970) 、また合成法も公知
である(オーガニック・シンセシス(Or−ganic
5ynthesis) 、第4@、第203頁、19
631゜上記の1.3−ジメトキシ−5−メチルベンゼ
ン以外のジアルコキシアルキルベンゼンもすべて常法に
もとすいて合成することができる。
ンゼンは細辛(朝鮮産)の地下部の水蒸気蒸留部に含有
していることが知られており(Tr木ら、薬学会誌、第
90巻、第103頁、1970) 、また合成法も公知
である(オーガニック・シンセシス(Or−ganic
5ynthesis) 、第4@、第203頁、19
631゜上記の1.3−ジメトキシ−5−メチルベンゼ
ン以外のジアルコキシアルキルベンゼンもすべて常法に
もとすいて合成することができる。
ジアルコキシアルキルベンゼンのなかでは1.3−ジメ
トキシ−5−メチルベンゼンが最も好ましく、またジア
ルコキシアルキルベンゼンの位置異性体による効果の差
はわずかである。
トキシ−5−メチルベンゼンが最も好ましく、またジア
ルコキシアルキルベンゼンの位置異性体による効果の差
はわずかである。
ジアルコキシアルキルベンゼンの配合量は、現代ローズ
香料組成物全量中の0.2〜50重量%(以下、単に%
という)が好ましい。この範囲内において比較的少ない
配合量から多い配合量に変化させることによって、+1
)バパメイアンなどの品種に代表されるところのローザ
・ダマセナ種あるいはローザ・センチフォリア種をより
ソフトにかつやや粉っぽくさせた香り、(2)レディー
・ヒリンドンなどの品種に代表されるところの軽くソフ
トな紅茶を思わせる香り、(3)ハーモニーなどの品種
に代表されるところの果実らしさを感じさせる甘い香り
、(4)ラベンダー・ラッシーなどの品種に代表される
ところのムスク調をベースに果実らしさをも感じさせる
香り、(5)ローザ・モスキャータなどの品種に代表さ
れるところのスパイシーな香り、(6)ダイアナなどの
品種に代表されるところのフェノリックでスパイシーな
香りなど多様な現代ばらの香りを天然のローズ精油や調
合ローズ香料にあたえることができる。
香料組成物全量中の0.2〜50重量%(以下、単に%
という)が好ましい。この範囲内において比較的少ない
配合量から多い配合量に変化させることによって、+1
)バパメイアンなどの品種に代表されるところのローザ
・ダマセナ種あるいはローザ・センチフォリア種をより
ソフトにかつやや粉っぽくさせた香り、(2)レディー
・ヒリンドンなどの品種に代表されるところの軽くソフ
トな紅茶を思わせる香り、(3)ハーモニーなどの品種
に代表されるところの果実らしさを感じさせる甘い香り
、(4)ラベンダー・ラッシーなどの品種に代表される
ところのムスク調をベースに果実らしさをも感じさせる
香り、(5)ローザ・モスキャータなどの品種に代表さ
れるところのスパイシーな香り、(6)ダイアナなどの
品種に代表されるところのフェノリックでスパイシーな
香りなど多様な現代ばらの香りを天然のローズ精油や調
合ローズ香料にあたえることができる。
配合量が0.2%未満では効果が発揮されず、50%を
超えるとジアルコキシアルキルベンゼン自体の香りが主
体になってしまい、もはや現代ローズ香料とはいえなく
なる。
超えるとジアルコキシアルキルベンゼン自体の香りが主
体になってしまい、もはや現代ローズ香料とはいえなく
なる。
また、上記ジアルコキシアルキルベンゼンはフェニルエ
チルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロ
ール、シトロネリルアセテートおよびゲラニルアセテー
トよりなる群から選ばれる一種または二種以上の香料成
分を含有する天然のローズ精油あるいは調合ローズ香料
中に配合されたときにとくに効果を発揮して、優れた現
代ローズ香料組成物となる。
チルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロ
ール、シトロネリルアセテートおよびゲラニルアセテー
トよりなる群から選ばれる一種または二種以上の香料成
分を含有する天然のローズ精油あるいは調合ローズ香料
中に配合されたときにとくに効果を発揮して、優れた現
代ローズ香料組成物となる。
この場合、(1)ジアルコキシアルキルベンゼンと(2
)フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニ
オール、ネロール、シトロネリルアセテートおよびゲラ
ニルアセテートよりなる群から選ばれる一種または二種
以上との比は、重量比で(1):(21= 1 :
0.5〜500、好ましくは1:1−200であり、(
1)と(2)の合計で現代ローズ香料組成物全量中の5
0〜100%が好ましく、とくに好ましくは60〜10
0%である。
)フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニ
オール、ネロール、シトロネリルアセテートおよびゲラ
ニルアセテートよりなる群から選ばれる一種または二種
以上との比は、重量比で(1):(21= 1 :
0.5〜500、好ましくは1:1−200であり、(
1)と(2)の合計で現代ローズ香料組成物全量中の5
0〜100%が好ましく、とくに好ましくは60〜10
0%である。
次に合成例および実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。本発明はこれにより限定されるものではない
。
説明する。本発明はこれにより限定されるものではない
。
[合成例および実施例]
合成例1
1−ヒドロキシ−3−メトキシ−5−メチルベンゼン1
3.8.gをINの水酸化ナトリウム水溶液300−に
溶解し、約100℃に加熱する。攪拌しながらジメチル
硫酸27.6d (約2当量)を滴加する。滴加後、加
熱しながら約2時間反応させ、反応終了後、該反応液か
らジエチルエーテルを用いて抽出して粗1.3−ジメト
キシ−5−メチルベンゼン13.9g (収率92%)
を得た。
3.8.gをINの水酸化ナトリウム水溶液300−に
溶解し、約100℃に加熱する。攪拌しながらジメチル
硫酸27.6d (約2当量)を滴加する。滴加後、加
熱しながら約2時間反応させ、反応終了後、該反応液か
らジエチルエーテルを用いて抽出して粗1.3−ジメト
キシ−5−メチルベンゼン13.9g (収率92%)
を得た。
次いで粗1.3−ジメトキシー5−メチルベンゼンをつ
ぎに示す条件の液体クロマトグラフィーによって分取精
製した。
ぎに示す条件の液体クロマトグラフィーによって分取精
製した。
機種: Waters Prep LC/ Syste
m 500カラム: Prep PAjl−500/
5ilica溶媒: 6%クロロホルム/n−ヘキサン
300J/+win以上の方法に準じて1.2−ジメト
キシ−3−メチルベンゼンおよび1,3−ジメトキシ−
2−メチルベンゼン、1,3−ジメトキシ−2−エチル
ベンゼンを得た。
m 500カラム: Prep PAjl−500/
5ilica溶媒: 6%クロロホルム/n−ヘキサン
300J/+win以上の方法に準じて1.2−ジメト
キシ−3−メチルベンゼンおよび1,3−ジメトキシ−
2−メチルベンゼン、1,3−ジメトキシ−2−エチル
ベンゼンを得た。
また、2.4−ジハイドロキシエチルベンゼンを原料と
し、ジエチル硫酸を用いて上記の方法に準じて1.4−
ジェトキシ−2−エチルベンゼンを得た。同様にして1
.2−ジェトキシ−3−メチルベンゼンを得た。
し、ジエチル硫酸を用いて上記の方法に準じて1.4−
ジェトキシ−2−エチルベンゼンを得た。同様にして1
.2−ジェトキシ−3−メチルベンゼンを得た。
合成例2
亜鉛アマルガム90.4gに濃硫酸48.2−を加え、
約100℃に加熱しなから2,4−ジメトキシベンズア
ルデヒドLogをエタノール27.2d、濃塩酸90.
4dとともに滴加し、1時間加熱攪拌する。
約100℃に加熱しなから2,4−ジメトキシベンズア
ルデヒドLogをエタノール27.2d、濃塩酸90.
4dとともに滴加し、1時間加熱攪拌する。
反応終了後、亜鉛アマルガムを除去し、該反応液からジ
エチルエーテルを用いて抽出すると粗1,3−ジメトキ
シー4−メチルベンゼンが8.0g (収率87%)得
られた。
エチルエーテルを用いて抽出すると粗1,3−ジメトキ
シー4−メチルベンゼンが8.0g (収率87%)得
られた。
これを合成例1で用いたと同様の液体クロマトグラフィ
ーを用いて分取精製した。
ーを用いて分取精製した。
以上の方法に準じて1.2−ジメトキシ−4−メチルベ
ンゼンおよび1,4−ジメトキシ−2−メチルベンゼン
を得た。
ンゼンおよび1,4−ジメトキシ−2−メチルベンゼン
を得た。
実施例1〜4、比較例1〜3
表1の香料組成からなる現代ローズ香料組成物を製造し
た。得られた実施例および比較例について、ババメイア
ンなどの品種(ローザ・ダマセナ種あるいはローザ・セ
ンチフォリア種をよりソフトにより新鮮にかつやや粉っ
ぽくさせた香り)に代表されるところの現代ばらの香り
を想起させるか否かを官能評価した。
た。得られた実施例および比較例について、ババメイア
ンなどの品種(ローザ・ダマセナ種あるいはローザ・セ
ンチフォリア種をよりソフトにより新鮮にかつやや粉っ
ぽくさせた香り)に代表されるところの現代ばらの香り
を想起させるか否かを官能評価した。
評価方法および評価点の表示は下記のとおりである。
(評価方法)
専門パネル10名による官能評価。
(評価点)
◎;10名中9名以上がパパメイアンなどの品種に代表
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
○:10名中7泡中7名以上メイアンなどの品種に代表
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
Δ;lO名中5老中5名以上メイアンなどの品種に代表
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
×;10名中2名以上がバパメイアンなどの品種に代表
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
されるところの現代ばらの香りを感じ、香り全体のバラ
ンスもよいとしたもの。
(以下余白)
(表1) 比較例1 比較
例21.3−ジメトキシ−5−メチルベンゼン 1
4001.3−ジメトキシ−2−エチルベンゼン −
−1,2−ジメトキシ−4−メチルベンゼン −50
1,2−ジェトキシ−3−メチルベンゼン −50シ
ス −3−ヘキセノール 1
1シス −3−ヘキニルアセテート 22
ベンジルアルコール 1515フエニ
ルエチルアルコール 200 100シト
ロネロール 100 100
ネロール 2525ゲラニオ
ール 600 150ゲラ
ニルアセテート 2020シトロネリ
ルアセテート 44シトラール
33オイゲノール
55フアルネゾール
2525ハイドロキシシトロネラール −−フ
ェニルアセトアルデヒド −−フェニルエチ
ルアセテート −トルコ産天然ロ
ーズ楕油 10計
1001 960評価
× x〜△ 比較例3 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4一
10 一 −−−50− 150010201tio 1310 1)
00× ○ ◎ ○
◎実施例5、比較例4〜6 表2に示す実施例および比較例について、実施例1〜4
と同様の方法で、ハーモニーなどの品種(従来の天然の
ローズ香料や調合ローズ香料にはない果実らしさを感じ
させる新鮮でソフトな香り)に代表されるところの現代
ばらの香りを感じるかどうか官能評価した。
例21.3−ジメトキシ−5−メチルベンゼン 1
4001.3−ジメトキシ−2−エチルベンゼン −
−1,2−ジメトキシ−4−メチルベンゼン −50
1,2−ジェトキシ−3−メチルベンゼン −50シ
ス −3−ヘキセノール 1
1シス −3−ヘキニルアセテート 22
ベンジルアルコール 1515フエニ
ルエチルアルコール 200 100シト
ロネロール 100 100
ネロール 2525ゲラニオ
ール 600 150ゲラ
ニルアセテート 2020シトロネリ
ルアセテート 44シトラール
33オイゲノール
55フアルネゾール
2525ハイドロキシシトロネラール −−フ
ェニルアセトアルデヒド −−フェニルエチ
ルアセテート −トルコ産天然ロ
ーズ楕油 10計
1001 960評価
× x〜△ 比較例3 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4一
10 一 −−−50− 150010201tio 1310 1)
00× ○ ◎ ○
◎実施例5、比較例4〜6 表2に示す実施例および比較例について、実施例1〜4
と同様の方法で、ハーモニーなどの品種(従来の天然の
ローズ香料や調合ローズ香料にはない果実らしさを感じ
させる新鮮でソフトな香り)に代表されるところの現代
ばらの香りを感じるかどうか官能評価した。
(以下余白)
実施例6
次に示す現代ローズ香料組成物はダマスフ系(ローズ・
ダマセナ種やローザ・センチフォリア種)の香りに果実
様の香気と紅茶様の香気をミックスしたソフトな現代ば
らの香りを有していた。
ダマセナ種やローザ・センチフォリア種)の香りに果実
様の香気と紅茶様の香気をミックスしたソフトな現代ば
らの香りを有していた。
1.3−ジメトキシ−5−メチルベンゼン 10
01.4−ジメトキシ−2−メチルベンゼン 2
00シス 〜3−ヘキセノール
5ベンジルアルコール 30リナ
ロール 5フエニルエ
チルアルコール 330シトロネロール
50ゲラニオール
200オイゲノール
10ゲラニルアセテート10 ファルネゾール 10フエニル
アセトアルデヒド 30トルコ産天然ロ
ーズ精油 20計
1000実施例7 次に示す現代ローズ香料組成物はダマスフ系の香りを残
しながら、すっきりした甘味が強調された嗜好性の高い
現代ばらの香を有していた。
01.4−ジメトキシ−2−メチルベンゼン 2
00シス 〜3−ヘキセノール
5ベンジルアルコール 30リナ
ロール 5フエニルエ
チルアルコール 330シトロネロール
50ゲラニオール
200オイゲノール
10ゲラニルアセテート10 ファルネゾール 10フエニル
アセトアルデヒド 30トルコ産天然ロ
ーズ精油 20計
1000実施例7 次に示す現代ローズ香料組成物はダマスフ系の香りを残
しながら、すっきりした甘味が強調された嗜好性の高い
現代ばらの香を有していた。
1.3−ジメトキシ−5−メチルベンゼン 20
1.4−ジェトキシ−2−エチルベンゼン 10
シス−3−ヘキセノール 2ベン
ジルアルコール 15フエニルエ
チルアルコール 650シトロネロール
120ゲラニオール
120オイゲノール
3ハイドロキシシトロネラール
10フアルネゾール
40トルコ産天然ローズ精油 10
計 1000(
以下余白) [発明の効果] 本発明の現代ローズ香料組成物は、従来得ることができ
なかった現代ばらの香りをほうふつとさせる優れた香料
組成物である。
1.4−ジェトキシ−2−エチルベンゼン 10
シス−3−ヘキセノール 2ベン
ジルアルコール 15フエニルエ
チルアルコール 650シトロネロール
120ゲラニオール
120オイゲノール
3ハイドロキシシトロネラール
10フアルネゾール
40トルコ産天然ローズ精油 10
計 1000(
以下余白) [発明の効果] 本発明の現代ローズ香料組成物は、従来得ることができ
なかった現代ばらの香りをほうふつとさせる優れた香料
組成物である。
Claims (2)
- (1)下記一般式( I )であらわされるジアルコキシ
アルキルベンゼンを含有することを特徴とする現代ロー
ズ香料組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2、R_3はそれぞれ別箇にCH_
3またはC_2H_5をあらわす。) - (2)下記一般式( I )であらわされるジアルコキシ
アルキルベンゼンと、フェニルエチルアルコール、シト
ロネロール、ゲラニオール、ネロール、シトロネリルア
セテートおよびゲラニルアセテートよりなる群から選ば
れた一種または二種以上とを含有することを特徴とする
現代ローズ香料組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中R_1、R_2、R_3はそれぞれ別箇にCH_
3またはC_2H_5をあらわす。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59163721A JPH0694417B2 (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 現代ローズ香料組成物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59163721A JPH0694417B2 (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 現代ローズ香料組成物及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6143106A true JPS6143106A (ja) | 1986-03-01 |
JPH0694417B2 JPH0694417B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=15779393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59163721A Expired - Lifetime JPH0694417B2 (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 現代ローズ香料組成物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694417B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63278585A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-16 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 缶体の製造方法 |
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