JPS6142750Y2 - - Google Patents

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JPS6142750Y2
JPS6142750Y2 JP1982049631U JP4963182U JPS6142750Y2 JP S6142750 Y2 JPS6142750 Y2 JP S6142750Y2 JP 1982049631 U JP1982049631 U JP 1982049631U JP 4963182 U JP4963182 U JP 4963182U JP S6142750 Y2 JPS6142750 Y2 JP S6142750Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sliding
workpiece
shaft
main body
feed shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982049631U
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English (en)
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JPS58154028U (ja
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Publication of JPS6142750Y2 publication Critical patent/JPS6142750Y2/ja
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワークの外周面3個所に当接して振れ
止め作用をなす3点支持振れ止め装置に関するも
のである。
本考案の目的は、ワーク外周面に3点で当接し
支持作用をなす当接部材の支持剛性を高めるとと
もに各当接部材のワーク中心に対する半径位置を
等しく保つようにすることである。
従来の3点支持振れ止め装置には、特公昭47−
29836号公報に示されるように、ワーク外周面に
当接する2個の支持ローラが揺動可能に枢支され
た揺動レバーの各先端に設けられ、半径方向に動
く1個の支持ローラの移動量と揺動レバー上の各
支持ローラの半径方向移動量とが等しくなるよう
に揺動レバーに角変位を与えるカム部材が設けら
れている。かかる従来装置においては、ワーク中
心に対する各支持ローラの半径位置はカム部材の
作用により等しく保たれるが、このカム部材は支
持ローラに接近して設けることは機構上困難であ
り、後方に比較的離間して設けざるを得ない。こ
れに伴い揺動レバーのスパンが長くなりこれ自体
の剛性を高めることが困難であるし、又揺動レバ
ーの枢支部においても剛性低下が生じていた。こ
のように支持剛性の低下は振れ止め装置の固有振
動数の低下をもたらし、ワーク切削加工等に伴う
振動に共振し易くなりビビリ発生が生じ易い欠点
がある。
本考案はかかる欠点をなくするために、ワーク
外周面に当接する当接部材を一端に備える3個の
摺動部材をそれぞれ振れ止め装置本体に放射方向
に摺動可能に直接案内せしめ、第1の摺動部材に
はねじ軸を直接螺合せしめて移動させるとともに
第2、第3の摺動部材には本体に案内された摺動
軸一端の傾斜係合面と係合させ、この摺動軸を前
記ねじ軸と螺合する部材と連結し、ねじ作用及び
楔作用で3個の当接部材が連動変位してワーク中
心に対する半径位置を等しく保つように、本体に
直接案内された摺動部材によつて各当接部材の支
持反力は支持され、またねじ及び傾斜面のセルブ
ロツク作用によつても支持反力は支持されるため
支持剛性を高めることができるようにしたもので
ある。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明する。
10は振れ止め装置本体で、固体台上に設置して
も良く、又必要に応じ固定台上に摺動可能に設
け、ワークの着脱に便利なようにワークから離間
させることがしても良い。この装置本体10の一
端はワークWの外周の一部を包囲するような凹部
11が形成され、この凹部11の内方にワーク外
周面に当接する当接部材としての支持ローラ12
を軸承する摺動部材13a〜13cの各一端が突
出され、各摺動部材13a〜13cはそれぞれワ
ーク半径方向に摺動可能に装置本体10に案内さ
れている。上下に配置された第2、第3の摺動部
材13b,13cは中間に配置された第1の摺動
部材13aの摺動軸線に対し線対称に配置されて
いる。第1の摺動部材13aの軸線延長上にはね
じ軸14が回転のみ可能に装置本体10に軸承さ
れ、このねじ軸14の先端の第1ねじ部14aは
第1の摺動部材13aと螺合している。第1ねじ
部14aと同軸的に形成された第2ねじ部14b
は、内周面15aが第1の摺動部材13aと嵌合
し外周面が装置本体10に嵌着されたスリーブ1
6に嵌合されたスリーブナツト15と螺合し、こ
のスリーブナツト15と第1の摺動部材13a間
にはキー22が係合し回り止めされている。この
スリーブナツト15には上下方向に突出する連結
部材17が固着されている。この連結部材17の
上端及び下端には前記ねじ軸14と平行でありか
つ上下に離間して前記本体10に摺動可能に案内
された摺動軸18a,18bが固着されている。
摺動軸18aの先端には軸線に対し傾斜する傾斜
面19,20が側方突出部21の上下面に形成さ
れ、上方配置のの摺動軸18aの傾斜面に対し、
下方配置の摺動面18bの傾斜面19,20は逆
勾配となつている。前記第2の摺動部材13b及
び第3の摺動部材13cには摺動軸18a,18
bの先端部が貫通し得る環状窓25が軸線に沿つ
て形成され、各環状窓25の側面には前記摺動軸
18a,18bの側方突出部21と係合する傾斜
溝26が刻設され、前記傾斜面19,20が合致
係止している。これによつて摺動軸18a,18
bが軸動すると第2、第3摺動部材13b,13
cは半径方向に移動し、ワーク中心に対して対称
的な運動に変換される。
ここにおいて第1の摺動部材13aの半径方向
変位量に対し第2、第3の摺動部材13b,13
cの半径方向変位量が等しくなるように第1ねじ
部14aと第2ねじ部14bのピツテ及び傾斜面
19,20の傾斜角度が適宜設定される。尚、傾
斜面19,20における傾斜角度を小さくした方
が第2、第3摺動部材13b,13cと摺動軸1
8a,18bの係合面におけるセルフロツク作用
が顕著となり、摺動部材13b,13cのワーク
支持力に対する後退阻止力が大きくなるので、傾
斜面角度を小さくし第1ねじ部14aのピツチよ
り第2ねじ部14bのピツチを大きくした方が有
利である。
前記ねじ軸14の一端は油圧モータ27に連結
され圧力流体の給排により回転が制御される。
28は連結部材17に突設されたストツパねじ
であり、本体10のストツパ部材29と当接して
支持ローラ12の最小半径位置が規制される。T
は切削工具である。
次に動作について説明する。図示実線状態は支
持ローラ12がワーク外周面に当接し3点支持し
た状態を示すものである。油圧モータ27を逆転
し各摺動部材13a〜13cを後退させた原位置
状態においては、各支持ローラ12が2点鎖線で
示す位置に後退しており、開いた支持ローラの間
よりワークWの着脱が行なわれる。尚摺動部材の
後退は摺動軸の傾斜面19の作用によつて行なわ
れる未加工ワークが挿着され図示しない主軸台及
び心押台に支持された状態で、油圧モータ27を
正転(反時計方向)に回転すると第1の摺動部材
13aは第1ねじ部14aのねじ作用によつて前
進され、スリーブナツト15も第2ねじ部14b
のねじ作用によつて前進される。このスリーブナ
ツト15と一体となつて連結部材17及び摺動軸
18a,18bが前進し、摺動軸先端の傾斜面1
9,19によつて第2、第3の摺動部材13b,
13cは互いにワーク中心方向に等量移動され3
つの支持ローラ12でワークWはワーク中心をず
らすことなく3点支持される。ワークWは回転さ
れ切削工具Tを前進させることによつて所要の加
工が行なわれる。尚図示切削工具Tは支持ローラ
12の当接する外周面を切削するのではなく当接
部と軸方向位置を異にしたクランク軸フイレツト
部の溝入れ加工等を行うものである。
かかる切削抵抗によりワークは曲げられようと
するが、装置本体10に案内された摺動部材13
a〜13cの支持ローラ12にて支持され曲げは
防止される。特に第1の摺動部材13aは第1ね
じ部14aのセルフロツク作用により、又第2、
第3の摺動部材13b,13cは傾斜係合面1
9、及び第2ねじ部14bのセルフロツク作用に
より後退変位は確実に阻止される。その上各摺動
部材は装置本体10に直接案内されているので支
持剛性も高くでき、支持ローラ12を含む系の固
有振動数を高くでき、びびりの発生を効果的に防
止することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例である振れ止め装置の縦
断面図である。 10……振れ止め装置本体、12……支持ロー
ラ、13a,13b,13c……摺動部材、14
……ねじ軸、17……連結部材、18a,18b
……摺動軸、19,20……傾斜面、25……環
状窓、27……油圧モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振れ止め装置本体に、ワークの外周面上に当接
    する当接部材を一端に備えワーク半径方向に摺動
    可能な第1ないし第3の摺動部材を円周方向3個
    所に配置し、前記第1の摺動部材の軸線延長上に
    は送り軸を回転のみ可能に前記本体に軸承し、こ
    の送り軸中心線に対し対称配置の摺動軸を前記本
    体に送り軸中心線と平行に摺動可能に案内し、こ
    の摺動軸の一端部には摺動軸の軸移動に伴い、前
    記第2、第3の摺動部材をその軸線方向に進退移
    動せしめる傾斜係合面を形成し、他端部には前記
    送り軸の第1ねじ部に螺合する連結部材を固着
    し、前記送り軸先端の第2ねじ部を前記第1の摺
    動部材に螺合させ、前記送り軸には回転駆動モー
    タを連結してなる3点支持振れ止め装置。
JP1982049631U 1982-04-06 1982-04-06 3点支持振れ止め装置 Granted JPS58154028U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982049631U JPS58154028U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 3点支持振れ止め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982049631U JPS58154028U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 3点支持振れ止め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154028U JPS58154028U (ja) 1983-10-14
JPS6142750Y2 true JPS6142750Y2 (ja) 1986-12-04

Family

ID=30060474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982049631U Granted JPS58154028U (ja) 1982-04-06 1982-04-06 3点支持振れ止め装置

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JP (1) JPS58154028U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58154028U (ja) 1983-10-14

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