JPS5916884B2 - 穿孔のバリ取り工具 - Google Patents

穿孔のバリ取り工具

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JPS5916884B2
JPS5916884B2 JP51130375A JP13037576A JPS5916884B2 JP S5916884 B2 JPS5916884 B2 JP S5916884B2 JP 51130375 A JP51130375 A JP 51130375A JP 13037576 A JP13037576 A JP 13037576A JP S5916884 B2 JPS5916884 B2 JP S5916884B2
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blade
tool
edge
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ペーター・ホイレ
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GEBURYUDAA HOIRE AG FUORURIHITONGUSU UNTO MASHIINENBAU
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GEBURYUDAA HOIRE AG FUORURIHITONGUSU UNTO MASHIINENBAU
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Publication date
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Publication of JPS5916884B2 publication Critical patent/JPS5916884B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
    • B23B51/10Bits for countersinking
    • B23B51/105Deburring or countersinking of radial holes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2215/00Details of workpieces
    • B23B2215/72Tubes, pipes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/86Tool-support with means to permit positioning of the Tool relative to support
    • Y10T408/865Pivotable Tool
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/89Tool or Tool with support
    • Y10T408/909Having peripherally spaced cutting edges

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボール盤加工或いは実質的にこれと同じ或いは
他の加工により穿孔された孔(以下、単に孔という)の
パリ除去用パリ取り工具にして、工具ホルダーと、該工
具ホルダー内に該工具ホルダー縦方向に可動に取付けら
れた数本のブレードと、該数本のブレードを連動させる
制御機構とを備えた穿孔のパリ取り工具に係る。
本発明の目的は、その縁部ならびにその近辺が任意の彎
曲面を呈している孔のパリ除去用としてのパリ取り工具
の開発である。
本発明に係るパリ取り工具は平面内の孔のパリ除去用と
しても応用可能である。
これまでのところ、例えばシリンダマントル面の孔のパ
リ除去用として応用可能な如き機械工具は公知に属して
いる。
力弓る孔の特徴としては、その縁部が立体的に彎曲して
いるという点が挙げられる。
従来公知のカウンターシンカーまたはカウンターボアな
立体的に彎曲した表面に当てた場合、表面の相対する2
つの最も高い点に位置する孔のパリが除去されるのみで
あり、当該面の他のより低い面は未加工の状態にて放置
される。
即ちそれらの部分に存在するパリは除去され得ないので
ある。
これまでのところ、立体的に彎曲した表面に設けられた
孔のパリ除去は手作業(やすりかけ)により行われて来
た。
尚従来知られて来た今1つのものとしては、市販のカウ
ンターボアを用い、それを、その切削エツジが孔のパリ
の最も低い部分にも到達し得るように手で曲面に沿って
操作しつつ加工するという方法が挙げられる。
本発明の課題は始めに述べたような種類の手作業用また
は機械式のパリ取り工具につき、孔を含む面に対し垂直
に当てることが出来、かつ孔縁部のパリ除去をその全周
にわたり均等に行い得るようにすることにある。
本発明の今1つの課題は本発明にか又るパリ取り工具を
、任意の曲面(例えば凸面、凹面、各種波打面、平面)
を対象とする加工に応用可能ならしめるということであ
る。
以下記述する本発明に力弓るパリ取り工具は楕円形、ス
リット付または非連続状等の正円形以外の孔のパリ除去
用としても応用可能である。
−これらの課題は、工具ホルダーと、該工具ホルダー内
に該工具ホルダー縦方向に可動に取付けられた数本のブ
レードと、該数本のブレードを連動させる制御機構とを
備え、前記各ブレードは穿孔の縁部を触知する触知面及
び穿孔面取用の切削エツジを備え、前記制御機構は、各
隣り合う前記ブレードが前記工具ホルダー内を縦方向に
相互に逆向きに動くように、且つ少くとも1個の前記ブ
レードの触知面が穿孔の縁部に当接することにより他の
ブレードの縦方向の移動を制御するように前記ブレード
を連結していることを特徴とする穿孔のパリ取り工具に
より解決し得るのである。
本発明の根底をなしているのは、そのブレードが前送り
方向に沿って変位し得るようになっており、その際1つ
もしくはそれ以上のブレードにより他のブレードの変位
が制御されるようになっているという点である。
本発明の重要な特徴としては、ブレードの前送り運動が
孔の形状(表面)により制御されるという点が挙げられ
る。
ブレードと組合されあるいはブレードとは別個にパリ取
りされるべき孔の縁部を触知するための触知面が設けで
ある。
そしてブレードの前送りは該触知面の前進運動もしくは
触知運動を介して、孔縁の形状に応じ強制的に制御され
るのである。
本発明の第1の実施例に於ては触知面はブレードに隣接
して設けである。
この触知面はブレードと連続した形にて設けてあり、孔
の縁を触知するようになっている。
パリ取り工具にはそのブレードと反対側の端面(S t
irnseite )に、例えばボール盤のドリルチャ
ックまたは旋盤のクランピングチャックにより保持され
る工具ホルダースピンドルが設けである。
パリ取り工具はパリ取りされるべき孔に対し、縦方向に
沿ってのみ送られ、先ずパリ取り工具の端面から張出し
ているブレードにより孔内にセンタリングされる。
孔のパリ除去用として使用される切削エツジは例えば円
孤形(R部)または直線として形成されている。
ブレードの任意の切削エツジを孔の周縁に当てた場合、
送り方向と反対の向の力がブレードに対し作用し、この
ブレードをパリ取り工具の工具ホルダー内に押込むとい
う働きをするのである。
この反力は他のブレードの送りを制御し、他のブレード
の切削エツジおよびそれに続く触知面も孔の縁に沿うよ
うにするという役割を果すのである。
本発明の第1の実施例に於ては、ブレードの夫夫がロッ
キングアームおよび軸受ボルト (Lagerbalzen )により構成された4バー
リンケージ(Ge1enkviereck )のヒンジ
ポイント、すなわち連結点に連結されて動作を及ぼすよ
うになっている。
従って4バーリンケージの夫々のヒンジポイントは送り
方向およびそれと反対の方向に一致するように回動する
のであり、その際同様に4バーリンケージのヒンジポイ
ントに作用する他のブレードも同ストローク(Hub)
の回動運動をするのである。
この点、例えば4つのブレードが設けられており、その
何れか1つが4バーリンケージのヒンジポイントの1つ
に作用している場合、1つの対角線上に相対して位置し
ているブレードが、同一ストローク、同方向(glei
chgerichtet)の運動をするのであり、一方
他の対角線上に相対して位置しているブレードは同一ス
トロークでの反対向の運動をするのである。
例えば成るシリンダマントル面の孔につきパリ除去を行
う場合、1つの対角線上に相対して設けられたブレード
が孔の縁の最も高い点に接するのである。
この最も高い点に於てパリ除去が行われる時、そこに位
置しているブレードは工具ホルダー内の最内方位置まで
押戻されるのであり、その際同時にこの変位が他の対角
線上に相対して設けられたブレードを工具ホルダー内の
最外方位置に移すという役割を果すのであり、その結果
として、このブレードが孔縁の最も低い個所に接し、孔
のその部分に存在しているパリの除去を行うこと〜なる
のである。
本発明の第2の実施例に於てはたg2つのブレードが設
けられているのみであり、これら2つのブレードが4バ
ーリンケージの対角線上に於て作用し、隣接対角線上の
他のブレードは省き得るようになっている。
本発明の今1つの実施例に於ては孔の縁を触知する触知
面が工具ホルダー内に、ブレードとは別個に配置しであ
る。
夫々の切削ブレードにつき各1つの触知エレメントが必
要とされる。
この場合触知面は孔の縁に弾力的に接する触知エレメン
トにしてその前送りもしくは後退が油圧機構、レバー機
構もしくは空気機構を介してブレードに伝達され、その
強制々御下における、相当する前送りもしくは後退をも
たらすというものであってもよい。
本発明の今1つの実施例に於いては、前記制御機構がロ
ッキングアーム及び該アームを前記工具ホルダーに軸支
する軸受はボルトを備えた4バーリンケージであり、前
記各ブレードが該4バーリンケージのヒンジポイントに
連結されている。
本発明の更に今1つの実施例に於ては、前記制御機構は
、触知エレメントまたはブレードと組合された触知面の
前進もしくは後退がピストンロンドを介して、夫々のブ
レードにつき設けられだ液圧(油圧)シリンダに伝達さ
れるようになっている。
かXるパリ取り工具の圧力媒体導管は、この場合何れか
の対角線上の相対した位置に設けられた油圧シリンダが
相互に同じ方向及び同じ向きの運動を示すのに対し、他
の対角線上に配置された油圧シリンダは反対向の運動を
するように接続される。
而して、本発明につき重要とされるのは、孔のパリ除去
用としてのブレードが工具ホルダー内に、縦方向に変位
し得るように配置されており、前送り力に対する反力が
触知エレメントまたは触知面を介して他のブレードの縦
方向の変位の強制的制御という役割を果すようになって
いる点にある。
本発明パリ取り工具は従来公知のパリ取り工具に比し、
大きな利点をもたらす。
即ち本発明パリ取り工具に於ては、孔の縁は触知エレメ
ントまたは触知面により触知され、それに応じ切削ブレ
ードの前送りが制御されるようになっているため、任意
の曲面内の孔のパリ取りが可能となるのである。
またブレードの切削エツジは触知エレメントが孔に接し
た場合にのみ切削を行い得るようになっているため、楕
円その他任意の形の、即ち正円形以外の孔についてもパ
リ取りが可能となるのである。
従って非連続的もしくはスリット付の孔についてもパリ
除去が可能である。
また工具(ブレード)は曲面の孔についてもその周縁に
正しく適合するため、パリ除去は全周縁にわたり均等に
行われるのである。
切削ブレードは工具ホルダー内にて前送り方向、更には
半径方向に例えばバネにより弾力的に支持されるように
しておくことも出来るのであり、この場合工具(ブレー
ド)は自動的に孔に心合せされ得る。
以下、添附図面を参照しつ〜、本発明の実施例につき説
明する。
本発明のその他の特徴および利点は添附図面および以下
の説明より理解し得るであろう。
第1図は本発明の第1の実施例の作用原理を略図的に示
したものである。
シリンダマントルには孔6が設けてありその周縁は33
として示しである。
孔周縁33には4本の切削ブレード8,9゜10.11
が接しており、これら切削ブレードには後記する触知面
16または触知エレメント(図示せず)が設けてありそ
れにより孔の縁33が触知されるようになっている。
両図に示された場合に於てはパリ取り工具は矢印24の
方向に回転するようになっている。
図示の場合に於てはブレード9,11が22の個所即ち
孔縁33の最も高い個所に位置しており、一方ブレード
8,10は210個所、即ち最も低い個所に位置してい
る。
回転方向24に沿っての回転に平行して、ブレ−ド9,
11が送り方向と相反する18の方向に、即ち工具ホル
ダー1内に向って反力を受け、他のブレード8,10は
下記ヒンジ機構を介して、送り方向と一致する19の方
向に、即ち孔縁に向って押圧せしめられるのである。
ブレード8,9,10,11は、ロッキングアーム12
により構成され軸受ボルト14を介して工具ホルダー1
内に於て回転し得るように軸支された4バーリンケージ
のヒンジポイントに於て作用する(切削を行う)ように
なっている。
相互に隣接して設けられたロッキングアーム12はロッ
キングアームボルト13を介してヒンジ連結されている
ブレード8,9,10,11は4バーリンケージのこれ
らのヒンジポイントに於て同時に作用するのである。
第1図に於てはロッキングアーム12が軸受ボルト14
を介し回動し得る状態にてハウジング〔工具ホルダー1
〕内にて軸受されているということが略図的に示しであ
る。
ブレード9,10が孔縁上22の最高位置に達し、18
の方向に沿って工具ホルダー1内に押戻された時、同様
にブレード9,110連結個所におけるヒンジポイント
も4バーリンケージと共に18の方向に沿って持上げら
れるのである。
その結果として、ロッキングアーム12は軸受ボルト1
4を中心として23の方向に沿った回動運動を行うので
ある。
ロッキングアーム12の反対側の自由端に於て作用する
ブレード8,10は、従って、方向19に沿った前進運
動をするのであり、その結果として孔縁33の最も低い
個所21に作用するのである。
従って、略図的に示された機構に於て、前進方向と反対
の方向18に沿って生ずる反力は19の方向に沿っての
他のブレードの動きを制御するという役割を果すのであ
る。
そしてその逆にブレード8,10も他のブレード9゜1
10前進を制御するという役割を果すのである。
第1図に示された構成は、孔縁33の触知によるブレー
ド8,9,10,110制御という機能はブレード数が
4本ではなく3本もしくは2本である場合にも発揮され
るということを示している。
こNで重要なことは、4バーリンケージは保持されてい
なげればならないということである。
この点、4バーリンケージが保持されていれば、例えば
、ブレード9,11はパリ取り工具の機能を損うことな
く省き得るのである。
第1〜7図は本発明の第1の実施例を細部にわたり詳細
に示したものであり、その中、第2図は第4図に示され
たパリ取り工具の同図に■−■とじて示された線に沿っ
た断面図を示したものである。
工具ホルダー1としては、例えば端面の片方、即ち工具
保持金具4取付側にカバー3を設けた円筒形のブツシュ
を用いることが出来る。
この工具保持金具4としては、例えばボール盤または旋
盤の適当なドリルチャックに固定されるスピンドルを用
いることが出来る。
工具ホルダー1内には第4図に斜線部として示されたガ
イドボディ2が組込んである。
第2図と第4図を比較することにより、ブレードおよび
それらに属するロッキングアーム12の配置を把握し得
る。
ガイドボディ2内には案内路32(第4図参照)が設け
てあり、その中にブレードが18,19の方向に沿って
変位し得るように嵌込んでいる。
ブレード8,10および9゜11は夫々相対する位置を
占めている。
ブレードの夫々には凹部15が設けてあり、その中に2
つのロッキングアーム12の2つのロッキングアームボ
ルト13が嵌り込んでいる(第4図参照)。
その際ロッキングアーム12は工具ホルダー1に支持さ
れた軸受ボルト14を介して回転可能なように軸受され
ている。
第2図には相対して設けられた2つのブレード9.11
が表わされており、ブレード10は図上後方に破線で示
されている。
ロッキングアーム12には、そのブレード8゜9.10
,11に沿った縁に凹部20が設けてあり、これがロッ
キングアーム12のブレードに沿っての運動を可能なら
しめるようになっている。
第2図は本発明に基くパリ取り工具のパリ除去時の状態
を示したものである。
ブレードは切削エツジ17を備えた刃部(Klinge
)により構成されている。
本実施例につき特筆すべき点としては、切削エツジが孔
の壁を切削するのみならず、パリ36を除去するための
アール部37を有しているという点が挙げられる。
第2図についてみた場合、ブレード9,10゜11は触
知面16と共に孔の縁33上にのっている。
工具ホルダー4に加えられる方向19に沿つた前送り力
に応じブレード9,11は18の方向に沿って工具ホル
ダー1内に押戻され、その際凹部15内に位置している
ロッキングアームボルト13を方向18に沿って上向に
移動せしめるのである。
それによりロッキングアーム12の他端に位置している
ロッキングアームボルト14が矢印19の方向に沿って
下向に変位し、ブレード10およびブレード8を下向に
押し、その結果として触知面16も同様に低い位置にあ
る孔の縁に当るのである。
而してと瓦で重要なことは、ブレード8.9,10,1
1の触知面16が常に任意の形の孔の縁33に接してお
り、孔の縁33の形を触知するようになっているという
ことである。
第3図は第4図の矢印■の方向から見た部分断面図であ
る。
第2図および第4図に示されたバリ取り工具との相違点
としては、切削エツジのアール部370代りにブレード
8,9,10,11に、バリ36の除去用としての該肖
な面38が設けられ得るという点が挙げられる。
ブレード8,9゜10.11がガイドピース2かも半径
方向外向に張出し、かつそれに凹部15が設けられてあ
り、これに常時2つのロッキングアーム12の2つのロ
ッキングアームボルト13が嵌り込むようになっている
ロッキングアーム12は工具ホルダー1に支持された軸
受ボルト14を介して回転可能なように軸受されている
したがってロッキングアーム12が工具ホルダー1の内
壁とガイドボディ2の外壁との間に配置されており、こ
の装置は嵩ばらない、コンパクトな構造のものとなって
いる。
第5図および第6図は切削ブレード8のみを示したもの
である。
切削ブレード8にはその上部に凹部15が設けてあり、
その中に2つのロッキングアーム12の2つのロッキン
グアームボルト13が嵌り込むようになっている。
ブレード8の下部は刃部35(Klinge )により
構成されており、その前面には切削エツジ17が設けで
ある。
こ〜で切削エツジ1Tは直刃形であってもよく、またバ
リ36除去用のアール部37(または面38)を有する
ものであってもよい。
アール部37(または面38)に隣接して触知面16が
設けてあり、これが孔の縁に接するようになっている。
触知面16は第6図に見られるが如き丸みな有するもの
であってもよく、これによりブレード8と孔の縁33と
の間の摩擦を少なくし得る。
本発明の今1つの実施例として、この触知面に代え、バ
ネ支持形式のボール、ローラまたはころを設けておくこ
とも出来、これによっても同等の効果が得られる。
更にまたバネを省き、ボール、ローラまたはころのみを
ブレードに回転可能なように取付けておくようにしても
よく、これによっても触知面16を設ける場合と同様の
効果が得られる。
第5図および第6図に示されたブレード8は分割可能な
ように設計しておくことも出来る。
ブレードを分割可能なように設けておくということは、
ブレード交換に際し工具ホルダー1内のロッキングアー
ムメカニズムを取外す必要が無いという利点をもたらす
斯くしてお(場合には、例えば刃部35のみを切削エツ
ジ17と共に取外せばよく、その際ブレードの上部はそ
の凹部15にロッキングアームボルト13が嵌り込んだ
状態にしておけるのである。
第5,6および7図には、切削エツジ17の上方に後退
した縁(Hinterschliff )34が配して
あり、これにより切削エツジ17の再加工(nacht
r’agliche Bearbeitung )が可
能なようになっている。
第7図には下方の孔縁33に面する端面を示した。
ブレード8,9,10,110切削エツジは相互に90
°の角度で配置されている。
第8図は本発明の今1つの実施例を、第1図のそれと比
較して示したものである。
図に見られるが如く、ブレード8,9,10,11はバ
ネ25により18,19の方向に変位し得る状態にて工
具ホルダー1内にてバネ支持されている。
この支持形態は、ブレードが孔縁33の輪郭に速かに適
応し得るという利点を有している。
第8図の下部には更に、ブレード8,9,10,11を
半径方向にも変位せしめ得るということが示しである。
この点、ブレードを工具ホルダー1内にてバネ25aを
用い26,27の方向にバネ支持しておくことも出来る
のである。
ブレードを半径方向(26,27の方向〕に変位せしめ
得るようにしておくということは、本発明に基くバリ取
り工具を孔の直径に合せ任意に調節し得るという利点を
有しているのである。
第9図は更に今1つの実施例を示したものである。
始めに記した如く、触知面または別個の触知エレメント
と共に孔縁33に接している幾つかのブレードの送り方
向の変位が他のブレードにどのように伝達されるかとい
うことは重要ではないのであり、重要とされるのは、例
えば四角形の対角線上に位置している4本のブレードを
備えた装置に於て、片方の対角線上にて相対した位置を
占めているブレードが同様の同じ方向の動きを示し、一
方他方の対角線に沿って配されたブレードが同一ストロ
ークの反対向きの動きをするようになっていなげればな
らないということである。
第9図はブレードの強制的な制御をランク28とピニオ
ン29を用いることによっても行い得るということを示
したものである。
夫々のブレード8,9゜10.11は2つの成る角度で
相互に相対しているラック28を構成しており、その夫
々が工具ホルダー1に回転可能なように取付けられたピ
ニオン29と噛合うようになっている。
例えば9のラックが18の方向に沿って上向に変位した
場合、ラック28と噛合っているピニオン292個が回
転し、それがブレード8,100ラツクと噛合っている
ため、これらのブレードは19の方向に沿って下向に移
動すること又なる。
これらのブレード8,10はその反対側にもラック28
を備えており、それらが図に示されていないラック29
と噛合い共働するようになっている。
第10図は本発明の今1つの実施例を示したものである
図に見られるが如く、ブレード8,9,10゜11は油
圧シリンダ30のピストンロンドとして形成されている
油圧シリンダ30の圧力媒体導管31は、対角線上に相
対するように配された油圧シリンダ30のピストンロン
ドが同一行程の同方向の運動をするのに対し、他方の対
角線上に配置されたピストンロンドは同一行程の、反対
向の運動をするように相互に接続されているのであり、
この構成によってもブレード8,9,10,110動き
の相関的な制御が可能である。
本発明につき重要な点としては、本発明にか〜るパリ取
り工具は、楕円形または他の真円形以外の孔(例えばス
リット付の孔)のパリ取り用としても応用し得るという
点が挙げられる。
尚、4本のブレードの代りに奇数のブレードを用いるこ
とも出来る。
但しこのような場合にはロッキングアーム12のレバー
比を対称ではなく、非対称とする必要がある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであり、第1図は1実施
例パリ取り工具の作用原理を示す概略図、第2図は第1
図に示す実施例の第4図■−■線に沿う縦断面図、第3
図は他の実施例の要部を一部断面で示す正面図、第4図
は第1図に示す実施例の横断面図、第5図は第2図に示
す実施例におけるブレードの正面図、第6図は第2図に
示す実施例におけるブレードの側面図、第7図は第1図
に示す実施例の要部の下面図、第8図乃至第10図は各
々、さらに他の実施例の作用原理を示す概略図である。 1は工具ホルダー、2はガイドボディ、4は工具保持金
具、6は孔、8,9,10,11は切削ブレード、12
はロッキングアーム、13はロッキングアームボルト、
14は軸受はボルト、15は凹部、16は触知面、17
は切削エツジ、25゜25aはバネ、28はラック、2
9はピニオン、30は油圧シリンダ、31は圧力媒体導
管、33は孔周縁、35は刃部、36はパリ、37はア
ール部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 工具ホルダーと、該工具ホルダー内に該工具ホルダ
    ー縦方向に可動に取付けられた数本のブレードと、該数
    本のブレードを連動させる制御機構とを備え、前記各ブ
    レードは穿孔の縁部を触知する触知面及び穿孔面取用の
    切削エツジを備え、前記制御機構は、各隣り合う前記ブ
    レードが前記工具ホルダー内を縦方向に相互に逆向きに
    動くように、且つ少くとも1個の前記ブレードの触知面
    が穿孔の縁部に当接することにより他のブレードの縦方
    向の移動を制御するように前記ブレードを連結している
    ことを特徴とする穿孔のパリ取り工具。 2 前記制御機構がロッキングアーム及び該アームを前
    記工具ホルダーに軸支する軸受ボルトを備えた4バーリ
    ンケージであり、前記各ブレードが該4バーリンケージ
    のヒンジポイントに連結されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の穿孔のパリ取り工具。 3 前記制御機構が前記各ブレードに相互にある角度を
    なして設けられた2つのラックと、前記工具ホルダーに
    回転可能に取付けられた前記ラックに噛合するピニオン
    とを備え、該ピニオンの回転が隣り合う前記ブレードの
    ラックに伝達されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の穿孔のパリ取り工具。 4 前記制御装置が、前記工具ホルダーに取り付けられ
    た油圧シリンダーと、前記ブレードにより構成されたピ
    ストンとを備え、1つの対角線上に配置された前記ピス
    トンがある向きに移動するとき、他の対角線上に配置さ
    れたピストンが逆向きに移動するように圧力媒体導管に
    より前記シリンダーが接続されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の穿孔のパリ取り工具。
JP51130375A 1975-10-28 1976-10-28 穿孔のバリ取り工具 Expired JPS5916884B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2548214A DE2548214C3 (de) 1975-10-28 1975-10-28 Werkzeug zum Entgraten von Bohrungsrändern, insbesondere mit gewölbten Werkstücksoberflächen

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Publication Number Publication Date
JPS5255083A JPS5255083A (en) 1977-05-06
JPS5916884B2 true JPS5916884B2 (ja) 1984-04-18

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ID=5960280

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51130375A Expired JPS5916884B2 (ja) 1975-10-28 1976-10-28 穿孔のバリ取り工具

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US (1) US4165201A (ja)
JP (1) JPS5916884B2 (ja)
AT (1) AT345629B (ja)
DE (1) DE2548214C3 (ja)
FR (1) FR2329393A1 (ja)
GB (1) GB1520535A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE2548214C3 (de) 1979-08-23
DE2548214A1 (de) 1977-05-12
FR2329393B1 (ja) 1981-02-06
JPS5255083A (en) 1977-05-06
AT345629B (de) 1978-09-25
GB1520535A (en) 1978-08-09
US4165201A (en) 1979-08-21
DE2548214B2 (de) 1978-12-21
ATA800276A (de) 1978-01-15
FR2329393A1 (fr) 1977-05-27

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