JPS6142502B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6142502B2
JPS6142502B2 JP9023081A JP9023081A JPS6142502B2 JP S6142502 B2 JPS6142502 B2 JP S6142502B2 JP 9023081 A JP9023081 A JP 9023081A JP 9023081 A JP9023081 A JP 9023081A JP S6142502 B2 JPS6142502 B2 JP S6142502B2
Authority
JP
Japan
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winding
wire
coil
flyer
tap
Prior art date
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Expired
Application number
JP9023081A
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English (en)
Other versions
JPS57206202A (en
Inventor
Takayuki Nishi
Hirosane Okayasu
Hiroshi Sakaguchi
Masaaki Aida
Koji Kobayashi
Minokichi Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9023081A priority Critical patent/JPS57206202A/ja
Publication of JPS57206202A publication Critical patent/JPS57206202A/ja
Publication of JPS6142502B2 publication Critical patent/JPS6142502B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電気洗濯機や扇風機に使用されるモ
ータのように、段階的に回転速度の切替えが行え
るようにした可変速モータに用いるステータコイ
ルの渡り線およびタツプ線を巻線工程中に処理す
る装置に関するものである。
モータ用ステータコイルを巻線する装置とし
て、従来、ステータコイルの極数に対応する数の
巻枠の全てに、コイルを巻回したのち各巻枠のコ
イルを同時に、コイル挿入装置へ移し替えるよう
にした巻線装置が提案されている。すなわち、単
一の基板に、その中心から放射方向に摺動自在に
複数の巻枠を備え、前記各巻枠を基板の中心から
遠ざかる方向に位置決めした状態で、基板をイン
デツクス回転させ、各巻枠を順次フライヤの回転
円周内に位置決めすることにより、コイルの極間
を切断することなく、各巻枠にコイルを連続して
巻回する。そして、全ての巻枠にコイルが巻回さ
れたのち、各巻枠の基板の中央に位置決めした状
態でコイル挿入装置のブレードと各巻枠を組合
せ、巻枠を縮小させてコイルの緊張をときコイル
をプツシヤーで巻枠からコイル挿入装置のブレー
ドの間に落し込むようになつている。
このような装置において、コイルの始端とコイ
ルの終端の間に数個の中間タツプを形成して、コ
イルを数個に分割し、コイルの始端(分割した第
1コイルの始端)と前記中間タツプもしくはコイ
ルの終端(分割した最後のコイルの終端)の間に
選択的に電流を印加して、回転子の速度を切替え
るような可変速モータのステータコイルを巻回す
る場合には、たとえば、回転速度を4段階に切替
えるとすると、コイルの始端と終端の間を第1、
第2、第3、第4コイルの4個に分割し、第1コ
イルの終端と第2コイルの始端、第2コイルの終
端と第3コイルの始端、および第3コイルの終端
と第4コイルの始端を各々引出して接続し、第
1、第2、第3の3本の中間タツプを形成する
が、第1コイル〜第4コイルを巻く毎に、各々の
コイルの始端と終端を引出し、各引出線に予じめ
定められたマークを付け、巻線終了後に、所定の
引出線を接続して中間タツプを形成したのち、巻
枠からコイル挿入装置へコイルを移すことにな
る。したがつて、可変速モータ用のステータコイ
ルのように、中間タツプを引出すようなコイルの
巻線では、作業性が悪くなる欠点がある。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、中間タツプを自動的に引出すようにして、
分割されたすべてのコイルを連続して、巻回する
作業性のよい、可変速モータ用ステータコイル巻
線装置のタツプ線処理装置を提供するにある。
上記目的を達成するため、本発明においては、
回転中心が水平になるように配置されたフライヤ
と、このフライヤに対向するように配置された垂
直な回転中心を持つターレツトヘツドに、基台上
に所要数の巻枠を放射方向に配置した巻線搬送治
具を回転および着脱自在に配置した巻線手段を設
け、巻線搬送治具をインデツクス回転させて、各
巻枠を前記フライヤの回転円周内に順次位置させ
て各巻枠にコイルを巻回するようにしたステータ
コイルの巻線装置で、巻線搬送治具上の巻枠に巻
かれたコイルの終端とフライヤの間に張られた線
材と対向し、かつ進退および回転自在に配置され
たくわえ部を備えたタツプ処理手段を設け、前記
線材を握みフライヤから線材を引出しつつ握み部
材を回転させ、コイルの終端の引出し線とフライ
ヤから引出された線材をより合わせて中間タツプ
を形成するようにしたことを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面にしたがつて説明す
る。
第1図と第2図は、本発明を4極4段切替え可
変速モータ用ステータコイルの巻線に適用したと
きの巻枠の配置および巻枠への巻線状態の一実施
例を示すものである。
巻線は第1コイル5、第2コイル6、第3コイ
ル7、そして第4コイル8の順で行い、各コイル
では、第1巻枠1、第2巻枠2、第3巻枠3、そ
して第4巻枠4の順で巻線し、第4巻枠4への巻
線が終了したら次のコイルの第1巻枠1の巻線を
行う。そして、第4コイル8の第4巻枠4の巻線
ですべての巻線が終了する。ここで、同一コイル
間における第1巻枠1と第2巻枠2、第2巻枠2
と第3巻枠3、そして第3巻枠3と第4巻枠4間
を結ぶ電線を渡り線と称す。また、第1コイル5
の第4巻枠4と第2コイル6の第1巻枠1、第2
コイル6の第4巻枠4と第3コイル7の第1巻枠
1、そして、第3コイル7の第4巻枠4と第4コ
イル8の第1巻枠1間を結び一部を所定回数撚つ
た電線をタツプ線と称す。なお、タツプ線11,
12,13は、撚り回数を変えて、撚り部の長さ
を変えることによつて第何番目のコイルと、第何
番目のコイル間のタツプ線か区別することができ
るため、コイルの始端と終端を引出してマークを
付けるなどの作業が不要である。
第3図ないし第6図において、可変速モータ用
ステータコイルの巻線装置は、複数の巻枠1,
2,3,4を所定の間隔で放射方向に持した巻線
搬送治具15と、ベース16上に垂直な軸心を中
心として回転自在に支持されたターレツトヘツド
17と、このターレツトヘツド17と対向し、タ
ーレツトヘツド17に取付けられた巻線搬送治具
15の巻枠1,2,3,4,に所要のコイルを巻
回するフライヤ18を備えた巻線手段19から成
つており、本発明のタツプ線処理装置は、前記巻
線手段19に付設されている。
前記巻線搬送治具15は第1図と第2図に示す
如く、巻線搬送治具15を前記巻線手段19に着
脱自在に結合する結合部20と、コイルを巻回す
るための4個の巻枠1,2,3,4と、この巻枠
1,2,3,4,を90゜づつインデツクスして巻
線位置に係止する係止手段(図示せず)、巻枠
1,2,3,4に巻かれたコイル9の始端および
終端の端末線を保持する一対の保持部材22,2
3とから成る。
前記巻枠1,2,3,4,は各々2分割された
構造になつており巻線時には2分割された巻枠を
離間させた状態で巻き、巻かれたコイルを外すと
きは、図示しない手段により一方の巻枠を倒し、
コイルの緊張をゆるめて、コイルの取り出しを容
易にするようになつている。
前記端末線の保持部材22,23は、板状の弾
性材の中央を巻枠1,2,3,4に巻回する線材
26の直径より小さな間隔でU字状に析曲げたも
ので、その析曲部がベース20の外周部に形成さ
れた溝24,25の中央に位置するようにベース
20、に固定されている。
前記巻線手段19は、第3図ないし第6図に示
すように、巻線を行なうための巻付手段30と、
前記巻線搬送治具15を保持し、巻枠および巻線
搬送治具15のインデツクスを行なう位置決め手
段31とから成る。
巻付手段30は、ベース16上に配置されてい
る。ベース16上に立設された支柱32には、一
対のガイドバ33が平行に固定されている。前記
ガイドバ33にブツシユ34を介して摺動自在に
支持されたシヤフトボツクス35には、ベアリン
グ36を介して、フライヤ軸37が前記ガイドバ
33と平行に、かつ、回転自在に支持され、フラ
イヤ軸37の一端には、フライヤ18が固定され
ている。そして、フライヤ18は、前記支柱32
の穴38を貫通して突出し得るようになつてい
る。また、前記フライヤ軸37の他の一端には、
スプライン部39が形成され、前記支柱32に回
転自在に支持されたスプライン軸受40と摺動自
在に嵌合している。さらに、前記スプライン部3
9の端部には、プーリ41が摺動可能に嵌合して
いる。前記ベース16には、前記フライヤ18を
回転駆動するためのモータ42が固定され、その
回転軸には、プーリ43が固定されている。そし
て、プーリ43とプーリ41の間はベルト44で
結合されている。したがつて、モータ42が回転
すると、フライヤ18が回転する。前記ベース1
6の一端には、支柱32と平行に支柱45が立設
され、この支柱45には、一端にローラ46を回
転自在に支持したアーム47が、前記フライヤ軸
37とほぼ同じ高さになるように取付けられてい
る。前記ローラ46の下方には、ワイヤパツク4
8が置かれている。そして、ワイヤパツク48か
ら引き出された線材26は、前記ローラ46によ
つて案内され、フライヤ軸37を貫通し、フライ
ヤ18の先端から引出され、前記巻線搬送治具1
5の巻枠1,2,3,4に巻回される。前記ベー
ス16上には、前記支柱32に接するように台4
9が配設されている。この台49上には、送りね
じ50とガイド51が各々軸受52によつて平行
に支持されている。前記送りねじ50の一端に
は、プーリ53が固定され、台49の下に固定さ
れたモータ54の回転軸に固定されたプーリ55
との間をベルト56で結合されている。前記送り
ねじ50と螺合するナツト57および前記送りね
じ50とガイドバ51に摺動自在に嵌合する軸受
58を形成した摺動台59が配置され、モータ5
4の回転によつて前記フライヤ軸37の軸方向に
摺動するようになつている。前記摺動台59に
は、一対の軸受60によつてスプライン軸61が
支持されている。このスプライン軸61には、摺
動可能なプーリ62と固定されたプーリ63が支
持されている。前記プーリ62は、前記台49上
に配設されたモータ64の回転軸に固定されたプ
ーリ65との間がベルト66で結合されている。
したがつて、摺動台59の移動にかかわりなく、
モータ64の回転はスプライン軸61およびプー
リ63に伝達される。減速機67は、移動台59
上に固定されている。この減速機67の入力軸に
はプーリ68が固定され、ベルト69で前記プー
リ63と結合されている。また、減速機67の出
力軸には、板カム70が固定されている。この板
カム70に形成されたカム溝71には、カムロー
ラ72が摺動自在に嵌合している。このカムロー
ラ72は、アーム73に回転自在に支持されてい
る。そして、このアーム73は、ブツシユ74を
介して前記支柱32を摺動自在に貫通し、シヤフ
トボツクス35に結合されている。したがつて、
モータ64を回転させると、減速機67を介して
板カム70が回転し、カム溝71でカムローラ7
2を移動させるので、アーム73が摺動して、シ
ヤフトボツクス35を移動させて、フライヤ18
のトラバースを行なう。
前記位置決め手段31は前記ベース16上に支
持部材75を介して回転可能に支持されたターレ
ツトヘツド17を備えている。このターレツトヘ
ツド17は、ベース16内に配置された駆動用の
モータ76と、このモータ76によつて駆動され
るゼネバ機構77とによつて駆動され、90゜づつ
インデツクス回転させられる。前記ターレツトヘ
ツド17の4つの面には巻線搬送治具15を着脱
自在に保持する保持手段(図示せず)とこの保持
手段を回して、巻線搬送治具15をインデツクス
回転させるインデツクス手段(図示せず)が配置
されている。前記ターレツトヘツド17の上端に
はハウジング78がベアリングを介して支持さ
れ、このハウジング78は連結棒79で前記支柱
32に結合されている。したがつて、ターレツト
ヘツド17が回転しても、ハウジング78は回転
しない。前記ハウジングには、シリンダが固定さ
れており、前記保持手段の駆動を行う。また前記
ベース16にはターレツトヘツド17の下側に前
記インデツクス手段を駆動するためのシリンダが
固定されており、前記巻線搬送治具15をインデ
ツクス回転させる。
前記タツプ線処理装置80は、第7図ないし第
8図に示すように、中間タツプ11,12,13
を引出すためのタツプ線引出手段81と、極間の
渡り線10を押えて、フライヤ18と、渡り線1
0の当接を防止するための渡り線押え手段82と
を備えている。タツプ線引出手段81および渡り
線押え手段82は、前記巻付手段30の支柱32
に固定された軸受83に摺動自在に支持された一
対のガイドバ84の各一端に結合された可動ベー
ス85に支持されている。この可能ベース85に
は、ラツク86が前記ガイド84と平行に植設さ
れている。このラツク86と噛合うピニオン(図
示せず)は、前記支柱32に取付けられたモータ
87によつて保持されている。したがつて、モー
タ87の回転により、ピニオンが回転してラツク
86を動かし、可動ベース85を移動させるよう
になつている。前記タツプ線引出し手段81は、
前記可動ベース85に固定されたベース88に支
持されている。このベース88の両端には、一対
の支持板89,90が固定され、その間に一対の
ガイドバ91が配置されている。このガイドバ9
1には、スライドブロツク92が摺動自在に支持
され、支持板89に支持されたシリンダ93のロ
ツドに結合されている。前記スライドブロツク9
2には、スライドベース94が固定されている。
このスライドベース94の一端には、保持ブロツ
ク95が固定されている。この保持ブロツク95
を回転自在に貫通する軸96の一端には、固定爪
97と可動爪98が支持され、スプリング99の
抗張力によつて、常時、固定爪97と可動爪98
が閉る方向に付勢されている。可動爪98には、
開口用のピン100が植設され、固定爪97を貫
通して突出している。一方、前記保持ブロツク9
5に保持されたモータ101の回転軸が、前記軸
96に結合され、モータ101の回転により、固
定爪97および可動爪98が回転するようになつ
ている。また、前記保持ブロツク95に、中央部
を回転自在に支持されたラチエツト102が、軸
96と対向するように設けられ、スプリング10
3で軸96と係合するように配置されている。前
記保持ブロツク95の上端には、シリンダ104
が支持されている。また、可動爪98開口用のレ
バ105が回転自在に支持され、一端が前記ピン
100と対向し、他の一端はシリンダ104のロ
ツドと対向している。したがつて、シリンダ10
4を作動させ、レバ105を押すと、ピン100
を介して可動爪98が押下げられ、固定爪97と
可動爪98のくわえ部が開口する。またシリンダ
104の作動によつてロツドを後退させると、ス
プリング103の抗張力によつてくわえ部を閉じ
線材26をくわえることができる。そして、線材
26をくわえた状態でモータ101を作動させる
と、コイルの終端とフライヤ18から引出された
線材をより合わせて、中間タツプ11,12,1
3を形成することができる。前記スライドブロツ
ク92には、ワイヤ106が結合され、このワイ
ヤ106の他の一端には錘り107が結合されて
いる。該錘り107は、タツプ線11,12,1
3、形成時に、線材26が切れるのを防止するた
めに、シリンダ93の空気圧を開放して、スライ
ドブロツク92がガイドバ91方向に微小の力で
移動できるようにするための、バランスウエイト
である。前記ワイヤ106は、支持板89を貫通
し、支持板89のブラケツト108に回転自在に
支持されたリール109に掛けられている。ま
た、錘り107は、前記可動ベース85から突出
するアーム110に支持された円筒状のガイド1
11の中に挿入されている。
前記渡り線押え手段82は、前記可動ベース8
5に固定されたベース112によつて支持されて
いる。このベース112にブラケツト113を介
して取付けられたシリンダ114のロツド115
の一端には、継手116が固定されている。前記
ベース112の上端には、箱状のガイド117が
取付られ、渡り線10の押え板118が摺動自在
に支持されている。この押え板118の一端は、
前記継手116に固定され、シリンダ114の作
動によつて押え板も移動するようになつている。
なお、押え板118は、シリンダ114が作動し
て、渡り線10側に移動したとき、渡り線10を
フライヤ18と当接しない位置まで押し下げるた
めに先端に傾斜部119を設けてある。
上記構成において、巻線搬送治具15の巻枠
1,2,3,4を巻線位置に係止させる。この状
態で巻線搬送治具15の軸21を巻線手段19の
ターレツドヘツド17の中空軸に挿入し取り付け
る。
そして、ターレツトヘツド17のインデツクス
回転により、巻枠1,2,3,4をフライヤ18
に対向させる。ついでモータ54を作動させ、フ
ライヤ18を巻始め位置まで前進させる。そし
て、フライヤ18の先端のノズルから出た線材2
6を保持部材22に挿入し、固定した後、モータ
42とモータ64を作動させ、フライヤ18の回
転およびトラバースにより巻枠1,2,3,4に
線材26を巻き始める。1個目の巻枠1に所定数
の巻線が終ると、巻線搬送治具15を回転させ、
次の巻枠2をフライヤ18に対向させる。ついで
モータ64の作動によつて、フライヤ18を巻始
め位置へ移動させる。すると、タツプ線処理装置
80のモータ87を作動させ、可動ベース85を
所定の位置まで前進させたのち、渡り線押え手段
82のシリンダ114を作動させ、第11図に示
すように極間の渡り線10を押え板118で押
し、渡り線10を前記フライヤ18の回転円周外
に押出す。この状態で、モータ42と64を作動
させ、フライヤ18を回転およびトラバースさせ
て次の巻線を行なう。そして、所定数の巻線が終
ると押え板118は、シリンダ114の作動によ
つて後退する。このような操作をくり返し、4個
の巻枠1,2,3,4に各々コイルを形成する。
そして、押え板118が後退し、再び最初の巻枠
1がフライヤ18と対向する位置に来ると、シリ
ンダ104が作動して、第13図aに示すように
固定爪97と可動爪98を開き、その開口部を第
10図aに示す位置から第10図bおよび第13
図bに示すように、前記フライヤ18の出口近く
で線材26をはさむ位置へシリンダ93が動作し
て前進させる。そして、シリンダ104の作動に
よつて、第13図cに示すように固定爪97と可
動爪98を閉じて線材26を挾持する。この状態
で、シリンダ93の作動により第10図cに示す
ように固定爪97と可動爪98を後退させて、フ
ライヤ18から所要量の線材26を引出す。そし
て、シリンダ93の圧縮空気の供給口を大気に連
通させたのち、モータ101を作動させ、第10
図dおよび第13図dに示すように固定爪97と
可動爪98を回転させて、4個目の巻枠4に巻か
れたコイルの終端とフライヤ18から引出された
線材26をより合せて、タツプ線11を形成す
る。このとき、線材のより合せによつて固定爪9
7と可動爪98に張力が働くが、シリンダ93が
自由に動く状態になつているので、固定爪97と
可動爪98は張力の作用する方向に移動して行
く。またタツプ線11,12,13は、それぞれ
のよりの長さを変えることによつて、どのコイル
間を結ぶものか区別することができるタツプ線1
1が形成されると、巻線手段19のモータ42,
64が作動して第10図eに示すように次の巻線
を開始する。すると、前記モータ101が逆転し
て、ラチエツト102により固定爪97と可動爪
98を定位置で止めた状態で、前記シリンダ10
4が作動して、可動爪98を押し下げ中間タツプ
を放し、シリンダ93の作動により待機位置へ戻
る。そしてモータ87を逆転させ可動ベース85
を、次のコイルの渡り線処理と、タツプ線処理を
行う位置まで後退させる。
上述の操作をくり返して所要のコイルが全て形
成されると、モータ76の作動によつて、ターレ
ツトヘツド17が回転し、次の巻線搬送治具15
がフライヤ18と対向され、巻線が開始される。
巻線された巻線搬送治具15は、巻線位置から
180゜インデツクスされた位置で、ターレツトヘ
ツド17上にある巻線搬送治具15の保持手段の
シリンダを作動させて、巻線搬送治具15の保持
を解除して、取り外し、コイル挿入装置へ移し、
コイル9をコイル挿入装置のブレードに移した
後、再びターレツトヘツド17に取り付ける。な
お巻線搬送治具15をターレツトヘツド17から
取り外す前に、次の巻線搬送治具15との治具間
の渡り線を切断して、終端線と始端線を形成し、
それぞれ、保持部材22,23にコイル9がほぐ
れないように固定する。
一方、軸96の一部に設けたラチエツト102
は、固定爪97と可動爪98が線材26をくわえ
るために前進するとき、固定爪97と可動爪が線
材26を加えられるように線材26の張り方向と
固定爪97と可動爪98の先端のくわえ部が平行
になるように位置決めするものであり、モータ1
01をタツプ線11,12,13のより方向と逆
方向に軸96が1回転するのに要する時間以上回
転させて、レバー120をラチエツト102に当
てて固定爪97と可動爪98の位置決めをしたの
ち、シリンダ104を作動して、レバー105を
押すことによつてピン100を押し下げ、可動爪
98を固定爪97から離しくわえ部を形成する。
この状態でシリンダ93を作動して、線材26を
くわえる位置まで前進する。そして、シリンダ1
04を作動させ可動爪98を閉じて、線材26を
くわえる。その後、シリンダ93を作動させ、元
の位置まで戻したのちモータ101を所定時間回
転させ線材26をより合わせて、タツプ線11,
12,13を成形する。このタツプ線11,1
2,13はそれぞれよりの時間を変えることによ
つて、何番目のタツプ線か区別できる。
固定爪97と可動爪98は、線材26をより終
つたとき、どの方向を向いているのかわからな
い。そこでラチエツト102を設けて、前進する
とき必ず線材26をくわえられるようにした。
以上述べた如く、本発明によれば、複数個の巻
枠を放射方向に配置した巻線搬送治具を設け、こ
の巻線搬送治具巻枠を所定の位置に位置決めし得
るようにしたターレツトヘツドと、前記巻枠に対
し回転および摺動可能に配置されたフライヤを備
え、巻枠に線材を巻回してコイルを形成する巻付
手段とから成る巻線手段に、前記フライヤから引
出された巻枠に達する線材を挾持して引出し、よ
り合せて中間タツプを形成するタツプ線引出手段
と、巻枠間の渡り線を押えてフライヤとの当接を
防止する渡り線押え手段を設けることにより、可
変速モータ用のステータコイルを自動的に形成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、巻線搬送治具の平面図、第2図は第
1図の側面図、第3図は、本発明を用いた巻線装
置の平面図、第4図は、第3図の側面図、第5図
は、巻線装置における巻線手段の平面図、第6図
は、第5図の側面図、第7図は、本発明のタツプ
線処理装置の斜視図、第8図は、タツプ線処理装
置の拡大図、第9図は、渡り線押え手段の拡大
図、第10図は、タツプ線処理過程を示す工程
図、第11図は、渡り線押え状態を示す側面図、
第12図は、タツプ線をより合せるための機構を
示す拡大図、第13図は、握み部材の動作を示す
工程図である。 1〜4……巻枠、9……コイル、15……巻線
搬送治具、17……ターレツトヘツド、18……
フライヤ、19……巻線手段、30……巻付手
段、31……位置決め手段、80……タツプ線処
理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の巻枠を所定の間隔で放射方向に配置
    した巻線搬送治具を設け、この巻線搬送治具上の
    巻枠を所定の位置に位置決めし得るようにしたタ
    ーレツトヘツドと、前記巻枠に対し回転および摺
    動可能に配置されたフライヤを備え、巻枠に線材
    の巻線用部分を巻回して、コイルを形成する巻線
    手段とから成る巻線装置に付設され、所定数の巻
    線終了後前記フライヤから引出され巻枠に達する
    線材のタツプ形成用部分のほぼ中央部を挾持して
    引出し、より合わせて中間タツプを形成する前後
    進および回転可能なくわえ部を備えたタツプ線引
    出手段と、巻枠間の渡り線を押える押え板を備
    え、渡り線とフライヤとの当接を防止する渡り線
    押え手段とから成ることを特徴とする可変速モー
    タ用ステータコイル巻線装置のタツプ線処理装
    置。
JP9023081A 1981-06-12 1981-06-12 Tap processing device for stator coil winding machine for varying speed motor Granted JPS57206202A (en)

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