JPS6142174Y2 - - Google Patents

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JPS6142174Y2
JPS6142174Y2 JP11894080U JP11894080U JPS6142174Y2 JP S6142174 Y2 JPS6142174 Y2 JP S6142174Y2 JP 11894080 U JP11894080 U JP 11894080U JP 11894080 U JP11894080 U JP 11894080U JP S6142174 Y2 JPS6142174 Y2 JP S6142174Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は、CMOS−RAM等の半導体揮発性
メモリを実質的に不揮発性化するためのメモリバ
ツクアツプ電源回路に関し、特にバツクアツプ用
電池の電圧監視回路を備えるものに関する。
周知のように、例えばマイクロプロセツサ制御
の各種装置においては、制御プログラム等を格納
するメモリとして不揮発性のものが必要である
が、最近では、特に消費電力の少ないCMOS−
RAMをバツクアツプ電源回路によつて不揮発性
化して用いることが良く行なわれている。
この種のメモリバツクアツプ電源回路の従来の
一般的構成を第1図に示す。第1図において、シ
ステム電源1から導出される一対の給電ライン
L0,L1のうち、負極(アース)側の給電ライン
L0はメモリ2の電源端子GNDに直結され、正極
側の給電ラインL1はトランジスタQ1を介してメ
モリ2の電源端子VDDに繋がる給電ラインL2
接続されている。システム電源1による正常な給
電時にはラインL1,L0間に所定の一定電圧Es
生じ、そのときL1,L0間に抵抗R1とともに直列
接続されたツエナーダイオードZDがオンし、こ
れにより抵抗R2を介してトランジスタQ2がオン
となり、その結果抵抗R3を介して上記トランジ
スタQ1がオンするように回路構成されている。
また、トランジスタQ1よりメモリ2側の給電ラ
インL2,L0間に、バツクアツプ用電池3とダイ
オードD1の直列回路と、抵抗R4とトランジスタ
Q3の直列回路とが並列に接続されている。トラ
ンジスタQ3と抵抗R4および抵抗R5からなる回路
は、メモリ2に対するチツプイネイブル信号
を発生する反転回路であつて、メモリセーブ回路
4からメモリセーブ信号を受けてトランジス
タQ3がオン・オフ制御される。メモリ2は、所
定の電源電圧EsがラインL2,L0間に印加され、
かつチツプイネイブル信号が低レベル“L”
のとき、アクセス可能となる。またチツプイネイ
ブル信号が高レベル“H”になると、ライン
L2,L0間に印加される電源電圧がEsよりも相当
抵くなつても、メモリ2の記憶内容が保持され、
かつその電力消費は極微となる。なお、一般の
CMOS−RAMの場合の具体例を述べると、チツ
プイネイブル信号を“L”にするアクセス時
には、電源電圧VDDを5V±5%と非常に高精度
に一定に保つ必要があり、またチツプイネイブル
信号を“H”にする記憶保持状態では、電源
電圧VDDは2V程度まで低下しても問題ない。
また、比較器5はバツクアツプ用電池3の電圧
dを監視するためのもので、システム電源1の
給電ラインL1,L0間に直接接続され、システム
電源1からの給電を受けて動作する。比較器5の
反転入力端子に電池3の電圧Vdが印加されると
ともに、給電ラインL1,L0に直列接続された抵
抗R6,R7の中間点から取出される電圧Vrが基準
電圧として非反転入力端子に印加される。また、
この比較器3の出力トランジスタは図示したよう
なオープコレクタ接続されており、その出力端子
(コレクタ)は抵抗R8を介して給電ラインL1に接
続されている。
上記構成の動作を説明すると、システム電源1
をオンにして、給電ラインL1,L0間に正常に所
定電圧Esが生じている状態では、トランジスタ
Q1がオンし、ラインL2,L0を通じてメモリ2に
電圧Esが印加され、またこの場合にはメモリセ
ーブ回路4の出力信号が“H”となり、これ
を受けてトランジスタQ3がオンし、チツプイネ
イブル信号が“L”となり、メモリ2はアク
セス可能状態となる。このとき、ダイオードD1
がカツトオフして電池3は放電されない。
また、システムの動作を停止すべくシステム電
源1をオフにし、給電ラインL1,L0間の電圧が
低下すると(ついには零になる)、ツエナーダイ
オードZDがオフし、トランジスタQ2がオフし、
従つてトランジスタQ1もオフする。そのため、
ダイオードD1がオンし、電池3の電圧Vbがダイ
オードD1を介してメモリ2に印加され、またこ
の場合、メモリセーブ回路4の出力信号は
“L”となり、これを受けてトランジスタQ3がオ
フし、チツプイネイブル信号は“H“(ライン
L2と同電位)になる。従つて、メモリ2は記憶
保持状態となり、極めて微量しか電力消費をせず
に、電池3の電圧Vbが相当低下するまで、メモ
リ2の記憶内容は長時間保持される。
また、システム電源1からの給電時には上記比
較器5が動作し、電池3の電圧Vbと基準電圧Vr
とが比較される。そして、電池3の電圧Vbがメ
モリ2をバツクアツプするに充分で、Vb>Vr
場合には比較器5の出力は“L”となり、電池3
がメモリ2のバツクアツプに不充分な程まで消耗
し、Vb≦Vrになつた場合、比較器5の出力が
“H”となり、図示しない駆動回路を介して警報
ランプやブザーが駆動される。
次に、上記従来の回路の問題点について説明す
る。上記の構成では、バツクアツプ用の電池3を
所定のホルダに装着するのを忘れたり、正しく装
着しなくて、電池3を接続する端子間が解放され
た場合に、比較器5から警報信号が出力されない
という欠点があつた。つまり、電池3が接続され
ていなくても、比較器5の入力は極めて高インピ
ーダンスであるため、ダイオードD1のカツトオ
フ抵抗はほぼ無視され、比較器5の非反転入力端
子(−)への印加電圧Vbは給電ラインL2の電圧
sとほぼ等しく、従つてVb>Vrとなり、比較
器5の出力は電池電圧が正常な場合と同じく
“L”となる。
また、電池3を正負逆に装着した場合、Vb
rで一応警報信号が出力されるが、電池3を急
速に消耗してしまう欠点があつた。つまり、多く
の比較器5には静電破壊防止用の保護回路が付設
されており、その一部を点線で図示しているよう
に、反転入力端子と正負の電源端子との間にそれ
ぞれ保護ダイオードが介挿されている。ために、
電池3が逆接続されたとき、比較器5の負電源端
子と反転入力端子間の保護ダイオードを介して電
池3が短絡されてしまい。急速に放電してしま
う。
この考案は上述した従来の欠点を解消すべくな
されたもので、バツクアツプ用の電池が装着され
ていない場合、および電池の接続が逆の場合でも
比較器から警報信号が発せられ、かつ電池を不要
に放電することがないようにしたメモリバツクア
ツプ電源回路を提供するものである。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第2図はこの考案の第1の実施例を示す。同図
において、システム電源1、メモリ2、電池3、
メモリセーブ回路4、比較器5、給電ライン
L0,L1,L2、トランジスタQ1,Q2,Q3、シエナ
ーダイオードZD、ダイオードD1、抵抗R1〜R5
接続関係は第1図の従来例とほとんど同じであ
り、異なるのは比較器5の入力回路部分で、その
異なる部分についてのみ説明し、他の部分の説明
は略す。
第2図に示すごとく、バツクアツプ用電池3の
一端と比較器5の反転入力端子(−)とはダイオ
ードD2が介挿され、そのアノードが電池3側
に、カソードが反転入力端子(−)側に接続され
ている。また、基準電圧Vrが印加される比較器
5の非反転入力端子(+)にはダイオードD3
アノードが接続され、そのダイオードD3のカソ
ソードは反転入力端子(−)に接続されている。
従つて、電池3が正しく接続されていれば、電池
3の電圧VbはダイオードD2を介して比較器5の
反転入力端子(−)に印加され、その印加電圧
は、ダイオードD2による電圧降下をVthとする
と、(Vb−Vth)となる。この電圧(Vb−Vth
と非反転入力端子(+)に印加される基準電圧V
rとが比較器5で比較され、電池3の電圧Vbがメ
モリ2をバツクアツプするのに充分で(Vb−Vt
)>Vrのとき、比較器5の出力は“L”とな
り、電池3の電圧Vbが低下し(Vb−Vth)≦Vr
となると、比較器5の出力が“H”となり、警報
信号が出力されるのである。
また本考案の回路においては、上記のようにダ
イオードD2,D3を設けたことにより、電池3が
装着されておらず、電池3の接続端子が解放され
た場合、給電ラインL1から抵抗R6、ダイオード
D3を通して電流が流れ、比較器5の非反転入力
端子(+)の印加電圧をVrとすると、反転入力
端子(−)の印加電圧はVrからダイオードD3
電圧降下を差し引いた値となり、従つて比較器5
の出力は“H”となり、警報信号が出力される。
また、電池3が正負逆に接続された場合、図の
点線で示したように、比較器5の負電源端子Gと
反転入力端子(−)との間に保護ダイオードが介
挿されていても、ダイオードD2が存在するた
め、逆接続された電池3を短絡するような閉回路
は形成されず。従つて電池3が急速に放電するよ
うなことはない。また同時に、給電ラインL1
ら抵抗R6、ダイオードD3を通して電流が流れる
ため、上記と同様に、比較器5の反転入力端子
(−)の電圧は非反転入力端子(+)の電圧より
ダイオードD3の電圧降下分だけ低くなり、従つ
て比較器5の出力は“H”となり、警報信号が出
力される。
第3図はこの考案の他の実施例を示す。第3図
の回路において第2図の回路と異なる部分を中心
に説明する。第3図の回路では、比較器5の正電
端子Vcは給電ラインL2に接続され、また負電源
端子GはトランジスタQ2のコレクタ側Pに接続
され、ラインL2と点P間から給電を受けて動作
する。また、基準電圧Vrを作る抵抗R6,R7もラ
インL2と点P間に接続されている。また、比較
器5の出力端子(オーブンコレクタ形の出力トラ
ンジスタのコレクタ)はその順方向の出力電流の
みを許容するダイオードD4と抵抗R8を介して給
電ラインL1に接続されている。また第2図と同
様に、電池3の一端と比較器5の反転入力端子
(−)との間にダイオードD2が接続され、非反転
入力端子(+)と反転入力端子(−)はダイオー
ドD3で結ばれている。
さらに第3図の回路では、メモリセーブ回路4
の出力信号を抵抗R2を介してトランジスタQ2
のベースに印加し、このメモリセーブ信号に
よつてトランジスタQ2をオン,オフし、もつて
トランジスタQ1をオン,オフするように構成し
ている。また、上記トランジスタQ3をなくし、
トランジスタQ2のコレクタ側Pからメモリ2の
チツプイネイブル信号を得るようにしてい
る。つまり、メモリ、メモリセーブ信号が
“H”となり、トランジスタQ1,Q2がオンし、シ
ステム電源1からメモリ2に給電するアクセス時
にはチツプイネイブル信号はトランジスタQ2
を通じて“L”となる。反対に、メモリセーブ信
号が“L”となり、トランジスタQ1,Q2がオ
フするメモリバツクアツプ時には、チツプイネイ
ブル信号が抵抗R6,R7を通じて“H”とな
る。さらに、給電ラインL0,L1間にコンデンサ
CとこのコンデンサCの充電を許容するダイオー
ドD5を直列接続し、コンデンサCおよびダイオ
ードD2の接続点とラインL2間にコンデンサCの
放電を許容するダイオードD6を接続している。
そしてバツクアツプ時に電池3を交換する場合、
コンデンサCに充電された電圧がメモリ2に印加
され、比較的短時間ではあるが、メモリ2を記憶
保持状態に維持する。
上記の構成において、システム電源1の給電時
(メモリ2のアクセス時)にはトランジスタQ1
Q2がオンするので、給電ラインL2は給電ライン
L1とほぼ同電位になり、また点Pは給電ライン
L0とほぼ同電位となる。従つて、ラインL2と点
P間にはシステム電源1の出力電圧Esにほぼ等
しい電圧が生じ、この電圧を動作電源として比較
器5が動作し、電池3の電圧監視を行なう。その
際、前述したダイオードD2,D3の作用により、
電池3の接続忘れや逆接続時にも問題なく警報信
号が出力される。
またシステム電源1がオフし、電池3によりメ
モリ2を記憶保持状態にバツクアツプする場合に
は、前述したようにトランジスタQ1,Q2はオフ
する。従つて、給電ラインL2と点P間には電圧
は生じず、比較器5は動作しないとともに、トラ
ンジスタQ2がオフして極めて高インピーダンス
になつているので、点Pはアース側の給電ライン
L0から電気的に分離された状態となる。そのた
め、比較器5の入力回路に図示したように保護ダ
イオードが介挿されていても、比較器5の電源端
子がラインL0から電気的に浮いていることにな
り、電池3とシステム電源1の内部インピーダン
スを結ぶ閉回路は形成されず、電池3のリーク電
流はなくなり、電池3の不必要な消耗を防止する
ことができる。
以上詳細に説明したように、この考案によれ
ば、メモリバツクアツプ電源回路において、バツ
クアツプ用電池の電圧を監視する比較器の入力回
路に2つのダイオードを設けるという極めて簡単
な構成により、電池の接続忘れや逆接続に対して
も警報信号が出力され、電池を急速に放電してし
まうこともなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリバツクアツプ電源回路の
回路図、第2図は本考案の第1の実施例によるメ
モリバツクアツプ電源回路の回路図、第3図は本
考案の他の実施例の回路図である。 1……システム電源、2……メモリ、3……バ
ツクアツプ用電池、5……比較器、D2……第1
のダイオード、D3……第2のダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. システム電源からの非給電時に電池によりメモ
    リをバツクアツプして記憶保持状態に維持すると
    ともに、上記電池の電圧を基準電圧と比較する電
    池電圧監視用の比較器を備えるものにおいて、上
    記バツクアツプ用電池の監視電圧導出点に第1の
    ダイオードのアノード側を接続するとともに、上
    記比較器の基準電圧が印加される入力端子に第2
    のダイオード側を接続し、これら第1および第2
    のダイオードのカソードを共通に上記比較器の比
    較入力端子に接続したことを特徴とするメモリバ
    ツクアツプ電源回路。
JP11894080U 1980-08-22 1980-08-22 Expired JPS6142174Y2 (ja)

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JPS59172427U (ja) * 1983-05-02 1984-11-17 天野商事株式会社 肢体不自由者の特殊浴槽
JPH0130188Y2 (ja) * 1986-08-18 1989-09-14

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