JP3632720B2 - 電源制御回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源制御回路に関し、特に、リチウムイオン電池のような充電可能な電池(二次電池)を備えた電池ユニットに用いられ、二次電池の充電を制御する充電制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
充電可能な電池(二次電池)のうち、特にリチウムイオン電池は、過放電、過充電に弱いため、過放電状態、過充電状態を検出する検出装置が不可欠である。また、この検出装置は、二次電池の放電中における過電流状態をも検出している。すなわち、検出装置は、過放電検出回路と過充電検出回路と過電流検出回路とを備えている。
【0003】
図4乃至図6を参照して、従来の充電制御回路を備えたリチウムイオン電池による電池ユニットについて説明する。電池ユニットは電池パックとも呼ばれる。図示の電池ユニットは、直列接続した3個のリチウムイオン電池(単位電池)11、12、13からなる二次電池を含む。単位電池の個数は1個、2個あるいは4個以上でも良い。ここでは、接地端子の側から順番に単位電池11、12、13をそれぞれ第1、第2及び第3の単位電池と呼ぶことにする。この二次電池に検出装置が並列に接続されている。検出装置は、第1乃至第3の過充電検出回路21、22、23と、第1乃至第3の過放電検出回路(図示せず)と、過電流検出回路(図示せず)とを有する。第1乃至第3の過放電検出回路と、第1乃至第3の過充電検出回路21〜23とは、それぞれ、第1乃至第3の単位電池11〜13に並列に接続されている。第1乃至第3の単位電池11〜13は、その電池電圧として、それぞれ、第1乃至第3のセル電圧VC1、VC2、VC3を発生している。二次電池はバッテリ電圧VCCを発生している。
【0004】
本発明は充電制御回路に関するので、過放電検出回路および過電流検出回路の構成および動作についての説明を省略する。
【0005】
第1乃至第3の過充電検出回路21〜23の各々には、過充電検出電圧VD と過充電解除電圧VR とが設定されている。過充電検出電圧VD は過充電解除電圧VR より高い。第1の過充電検出回路21は、第1のセル電圧VC1と過充電検出電圧VD とを比較し、第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD よりも高くなると過充電と判定して、論理ロウレベルの第1の過充電検出信号を出力する。同様に、第2の過充電検出回路22は、第2のセル電圧VC2と過充電検出電圧VD とを比較し、第2のセル電圧VC2が過充電検出電圧VD よりも高くなると過充電と判定して、論理ロウレベルの第2の過充電検出信号を出力する。第3の過充電検出回路23は、第3のセル電圧VC3と過充電検出電圧VD とを比較し、第3のセル電圧VC3が過充電検出電圧VD よりも高くなると過充電と判定して、論理ロウレベルの第3の過充電検出信号を出力する。
【0006】
ここでは、図6の第1行目に示されるように、第1のセル電圧VC1が時刻t1 で過充電検出電圧VD よりも高くなって、第1の過充電検出信号のみが出力された場合について説明する。第1の過充電検出信号は、論理積ゲートGで論理積がとられた後、最終過充電検出信号としてバイアス回路30に供給される。最終過充電検出信号に応答して、バイアス回路30はバイアス電流生成回路40を駆動して、バイアス電流生成回路40から不感応回路50へバイアス電流を流す。不感応回路50はコンデンサCが接続されたCOV端子を持つ。
【0007】
図5を参照して、バイアス電流生成回路40と不感応回路50の構成について詳細に説明する。
【0008】
バイアス電流生成回路40は、定電流源IO1 と、npn形バイポーラトランジスタQ2 およびQ3 から成るカレントミラー回路と、pnp形バイポーラトランジスタQ4 とから構成されている。定電流源IO1 の一端はバッテリ電圧VCCの電源端子に接続され、他端はnpn形バイポーラトランジスタQ2 のコレクタに接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ2 のベースはnpn形バイポーラトランジスタQ2 のコレクタとnpn形バイポーラトランジスタQ3 のベースに接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ2 のエミッタは接地端子GND に接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ3 のエミッタは接地端子GND に接続され、コレクタはpnp形バイポーラトランジスタQ4 のコレクタに接続されている。pnp形バイポーラトランジスタQ4 のベースはpnp形バイポーラトランジスタQ4 のコレクタに接続され、エミッタはバッテリ電圧VCCの電源端子に接続されている。定電流源IO1 はバイアス回路30によって駆動されると、定電流I1 を流す。
【0009】
不感応回路50は、pnp形バイポーラトランジスタQ5 ,Q6 ,Q7 と、基準電圧発生用のツェナーダイオードZD1 と、コンパレータCOMP1 から構成されている。pnp形バイポーラトランジスタQ5 ,Q6 ,Q7 のベースはpnp形バイポーラトランジスタQ4 のベースに接続され、エミッタはバッテリ電圧VCCの電源端子に接続されている。すなわち、pnp形バイポーラトランジスタQ5 ,Q6 ,Q7 の各々は、pnp形バイポーラトランジスタQ4 と協働して定電流源として動作する。pnp形バイポーラトランジスタQ5 のコレクタはコンパレータCOMP1 の非反転端子とCOV端子とに接続されている。pnp形バイポーラトランジスタQ6 のコレクタは、コンパレータCOMP1 の反転端子とツェナーダイオードZD1 のカソードとに接続されている。pnp形バイポーラトランジスタQ7 のコレクタはコンパレータCOMP1 に接続されている。ツェナーダイオードZD1 のアノードは接地端子GND に接続されている。コンパレータCOMP1 の出力端子は、npn形バイポーラトランジスタQ1 のベースと第1乃至第3の過充電検出回路21〜23とに接続されている。
【0010】
不感応回路50は、コンデンサCの充電電圧VCov と所定の基準電圧VREF とを比較し、図6の第2行目に示す、充電電圧VCov が時刻t2 で基準電圧VREF を越えたときに充電オフ信号をnpn形バイポーラトランジスタQ1 のベースに供給して、npn形バイポーラトランジスタQ1 をオン状態とする。
【0011】
npn形バイポーラトランジスタQ1 のコレクタはOV端子に接続され、このOV端子は充電制御スイッチとして動作する電界効果トランジスタ(図示せず)のゲートに接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ1 がオンすることにより、図6の第3行目に示すように、OV端子は時刻t2 で論理ロウレベル“L”となり、電界効果トランジスタがオフし、電池ユニットの出力端子(図示せず)間に接続された充電器(図示せず)との接続を断として充電を禁止する。過充電検出回路21〜23と電界効果トランジスタと論理積ゲートGとの組み合わせは過充電防止装置として働く。
【0012】
充電オフ信号に応答して、第1の過充電検出回路21は第1の過充電検出信号をリセットする。コンデンサCの充電電圧VCov が所定の基準電圧VREF を越えた時点で、コンパレータCOMP1 のヒステリシスがかかり、コンパレータCOMP1 の反転端子には所定の基準電圧VREF より低い解除電圧が加えられる。また、COV端子とツェナーダイオードZD1 との間にはクランプ回路(図示せず)が挿入されるので、バイアス電流I2 はこのクランプ回路を介してツェナーダイオードZD1 へ流れる。したがって、コンデンサCの充電電圧VCov は上記解除電圧よりも若干高い電圧まで急激に降下する。したがって、npn形バイポーラトランジスタQ1 はオン状態のままである。
【0013】
一方、電界効果トランジスタがオフし、リチウムイオン電池の充電が禁止されると、第1の単位電池11のインピーダンスによって、第1のセル電圧VC1が徐々に降下し、時刻t3 で過充電解除電圧VR よりも低くなる。このとき、第1の過充電検出回路21は、バイアス回路30を停止するので、バイアス電流生成回路40はバイアス電流I1 を流さない。したがって、不感応回路50は動作しなくなり、npn形バイポーラトランジスタQ1 はオフ状態となり、OV端子は論理ハイレベル“H”となる。これにより、電界効果トランジスタがオンし、二次電池の充電を再開する。また、バイアス電流I2 が流れなくなるので、時刻t3 以降、コンデンサCはリーク吸収(抵抗)等(図示せず)により放電され、その充電電圧VCov は低下する。
【0014】
上記の説明では、第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD よりも高くなった場合の動作について説明したが、第2及び第3のセル電圧VC2及びVC3が過充電検出電圧VD よりも高くなった場合も同様に動作することは言うまでもない。
【0015】
このように、リチウムイオン電池を充電する場合、第1乃至第3の単位電池11〜13のインピーダンスを考慮して、不感応回路50により設定された検知不感応時間分だけ、過充電を行っている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の充電制御回路では、第1乃至第3の単位電池11〜13のインピーダンスを考慮して、不感応回路50により設定された検知不感応時間分だけ、過充電を行っている。しかしながら、COV端子に接続された、検知不感応時間を決定するためのコンデンサCの放電が遅い場合、コンデンサCの放電期間中にその充電電圧VCov が十分に下がりきらずに、コンデンサCの充電が再開されてしまうことがあった。
【0026】
この事情について図6を参照して説明する。時刻t4 で第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD を越えたとする。この時刻t4 では、コンデンサCの充電電圧VCov がほぼO〔V〕となっている。したがって、この時刻t4 から所定の検知不感応時間TOV経過した時刻t5 でコンデンサCの充電電圧VCov が基準電圧VREF を越えるので、不感応回路50は充電オフ信号を出力する。しかしながら、コンデンサCの放電が遅いので、第1のセル電圧VC1が時刻t6 で過充電解除電圧VR よりも低くなり、二次電池の充電を再開した後で、第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD を越えた時刻t7 では、コンデンサCが十分に放電しきれておらず、その充電電圧VCov は0〔V〕より若干高くなっている。この状態で、時刻t7 よりコンデンサCの充電が再開されるので、所定の検知不感応時間TOVより短い検知不感応時間TOV1 経過した時刻t´8 でコンデンサCの充電電圧VCov が基準電圧VREF を越えてしまう。このようにして、以後、図6に示すように、検知不感応時間は徐々に短くなってしまう(TOV>TOV1 >TOV2 >TOV3 )。
【0027】
上述したように、従来の充電制御回路では検知不感応時間が一定とならず、過充電検出電圧VD 付近では検知不感応時間が短くなり、過充電検出電圧VD 付近で充電制御スイッチとして動作する電界効果トランジスタがオン、オフを繰り返してしまうという問題がある。
【0029】
本発明の課題は、常に一定の検知不感応時間の間だけ、二次電池を構成する単位電池を過充電することを可能にした、電源制御回路を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、充電器による二次電池の充電を、該二次電池と前記充電器との間に接続された充電制御スイッチのオン・オフによって制御する電源制御回路であって、前記二次電池は少なくとも1つの単位電池を含み、前記電源制御回路は、前記単位電池のセル電圧が過充電検出電圧を超えたか否かを検出し、前記セル電圧が前記過充電検出電圧を超えたときに過充電検出信号を出力する過充電検出回路と、前記過充電検出信号に応答して、バイアス電流を生成するバイアス手段と、前記バイアス電流によって充電されるコンデンサに接続され、該コンデンサの充電電圧と所定の基準電圧とを比較し、前記充電電圧が前記所定の基準電圧を超えたときに、充電オフ信号を発生して、前記充電制御スイッチをオフさせる不感応回路と、前記過充電検出信号に応答して、前記コンデンサが充電を開始する前に、前記コンデンサを強制的に所定の初期電圧まで放電させるイニシャル回路とを有し、これによって、常に一定の検知不感応時間の間だけ、前記単位電池の過充電を行うことを特徴とする電源制御回路が得られる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態による電源制御回路について説明する。なお、以下においては、本発明に係る電源制御回路を二次電池の充電制御回路に適用した場合について説明する。
【0032】
図1を参照すると、本実施形態による二次電池の充電制御回路は、バイアス電流生成回路40と不感応回路50との間にイニシャル回路60を設けた点を除いて、図4に示したものと同様の構成を有する。以下では、図4のものと同様の機能をものには同一の参照符号を付して、説明の簡単化のためにそれらの説明を省略する。
【0033】
イニシャル回路60は、コンデンサCが充電を開始する前に、その充電電圧VCov を強制的に初期電圧(例えば、0〔V〕)まで低下させるための回路である。
【0034】
図2を参照すると、イニシャル回路60はpnp形バイポーラトランジスタQ8 ,Q9 ,Q10,Q11と、npn形バイポーラトランジスタQ12,Q13,Q14,Q15,Q16,Q17と、抵抗器R1 ,R2 ,R3 ,R4 ,R5 と、コンデンサC1 から構成されている。
【0035】
pnp形バイポーラトランジスタQ8 〜Q11のベースはpnp形バイポーラトランジスタQ4 のベースに接続され、pnp形バイポーラトランジスタQ8 〜Q11のエミッタは電源端子に接続されている。したがって、pnp形バイポーラトランジスタQ8 〜Q11の各々は、pnp形バイポーラトランジスタQ4 と協働くして定電流源として動作する。pnp形バイポーラトランジスタQ8 のコレクタは抵抗器R1 とコンデンサC1 の並列回路を介して接地端子GND に接続されると共に、npn形バイポーラトランジスタQ12のベースに接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ12のエミッタは接地端子GND に接続され、コレクタはpnp形バイポーラトランジスタQ9 のコレクタとnpn形バイポーラトランジスタQ13のベースと抵抗器R2 の一端に接続されている。抵抗器R2 の他端は接地端子GND に接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ13のエミッタは接地端子GND に接続され、コレクタはpnp形バイポーラトランジスタQ10のコレクタとnpn形バイポーラトランジスQ14のコレクタとnpn形バイポーラトランジスタQ15のベースに接続されている。
【0036】
npn形バイポーラトランジスタQ14のエミッタは接地端子GND に接続され、npn形バイポーラトランジスタQ14のベースは、抵抗器R3 を介して、npn形バイポーラトランジスタQ15のコレクタとpnp形バイポーラトランジスタQ11のコレクタとnpn形バイポーラトランジスタQ16のベースと抵抗器R5 の一端とに接続されると共に、直接、npn形バイポーラトランジスタQ16のコレクタに接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ15のエミッタは接地端子GND に接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ16のエミッタは、抵抗器R4 を介して、COV端子と、npn形バイポーラトランジスタQ17のコレクタに接続されている。npn形バイポーラトランジスタQ17のエミッタは接地端子GND に接続され、ベースは抵抗器R5 の他端に接続されている。
【0037】
pnp形バイポーラトランジスタQ8,Q9とnpn形バイポーラトランジスタQ12と抵抗器R1とコンデンサC1との組み合わせは、最終過充電検出信号に応答してバイアス電流がバイアス電流生成回路40から供給されたときに、放電開始信号を出力する駆動回路62として働く。npn形バイポーラトランジスタQ14,Q 16と抵抗器R3,R4との組み合わせは、コンデンサCの充電電圧VCOVを検出し、この検出した充電電圧VCOVが0〔V〕の初期電圧になったときに、放電停止信号を出力する充電電圧検出回路64として作用する。pnp形バイポーラトランジスタQ10,Q11と、npn形バイポーラトランジスタQ13,Q15,Q17と、抵抗器R2,R5との組み合わせは、放電開始信号に応答してコンデンサCの放電を行い、放電停止信号に応答してコンデンサCの放電を停止する放電回路66として働く。なお、駆動回路62は、抵抗器R1の抵抗値とコンデンサC1の容量値とによって規定される時定数に対応する所定時間の間だけ、上記放電開始信号を出力し続ける。これによって、たとえ最終過充電検出信号の発生時にコンデンサCの充電電圧VCOVが0〔V〕の初期電圧であっても、放電回路66によってコンデンサCを上記所定時間の間、強制的に放電状態にさせる。
【0038】
以下、図1乃至図3を参照して、充電制御回路の動作について説明する。なお、ここでは、第1の過充電検出回路21についてのみ説明するが、第2及び第3の充電検出回路22及び23も同様である。
【0039】
初期状態として、二次電池が十分に充電しておらず、第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD より低いとする。この状態では、バイアス回路30は動作せず、バイアス電流生成回路40はバイアス電流I1 を流さず、イニシャル回路60および不感応回路50にはバイアス電流が流れていない。また、この状態では、コンデンサCの充電電圧VCov はほぼ0〔V〕の初期電圧となっている。コンデンサCの充電電圧VCov はツェナーダイオードZD1 で設定された基準電圧VREF より低いので、コンパレータCOMP1 は充電オン信号をnpn形バイポーラトランジスタQ1 のベースに供給している。したがって、npn形バイポーラトランジスタQ1 はオフ状態となり、OV端子は論理ハイレベル“H”となっている。
【0040】
充電器により二次電池が充電されて、時刻t1 で第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD を越えたとする。このとき、第1の過充電検出回路21から第1の過充電検出信号が論理積ゲートGを介してバイアス回路30に供給され、バイアス回路30はバイアス電流生成回路40に対してバイアス電流I1 を流すように起動する。これにより、イニシャル回路60および不感応回路50にバイアス電流が流れる。
【0041】
一方、イニシャル回路60においては、バイアス電流が流れるが、駆動回路62では、抵抗器R1 とコンデンサC1 との並列回路により、npn形バイポーラトランジスタQ12がオフ状態である。すなわち、駆動回路62から放電開始信号が放電回路66に供給される。放電回路66において、駆動回路62のnpn形バイポーラトランジスタQ12がオフ状態なので、npn形バイポーラトランジスタQ13がオン状態となる。したがって、npn形バイポーラトランジスタQ15がオフ状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ17もオン状態となる。すなわち、放電回路66はコンデンサCを放電する状態にする。また、コンデンサCの充電電圧VCov は0〔V〕の初期電圧であるので、充電電圧検出回路64では、npn形バイポーラトランジスタQ16がオン状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ14がオフ状態となっている。
【0042】
駆動回路62において、抵抗器R1 の抵抗値とコンデンサC1 の容量値によって規定される時定数に対応した一定時間が経過すると、npn形バイポーラトランジスタQ12がオン状態となる。すなわち、駆動回路62は放電開始信号の送出を停止する。放電回路66において、駆動回路62のnpn形バイポーラトランジスタQ12がオン状態となったので、npn形バイポーラトランジスタQ13がオフ状態となる。これにより、npn形バイポーラトランジスタQ15がオン状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ17がオフ状態となる。したがって、放電回路66は、コンデンサCの放電を停止する。
【0043】
npn形バイポーラトランジスタQ17がオフ状態となったので、不感応回路50において、pnp形バイポーラトランジスタQ5 からバイアス電流I2 が流れ、COV端子からコンデンサCに電流が流れる。これによりコンデンサCが充電され、その充電電圧VCov が徐々に上昇していく。
【0044】
充電電圧VCov が上昇すると、充電電圧検出回路64のnpn形バイポーラトランジスタQ16がオフ状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ14がオン状態となる。
【0045】
さて、時刻t1 から所定の検知不感応時間TOV経過した時刻t2 で、コンデンサCの充電電圧VCov が基準電圧VREF に達すると、コンパレータCOMP1 は充電オフ信号をnpn形バイポーラトランジスタQ1 のベースに供給する。これにより、npn形バイポーラトランジスタQ1 がオン状態となり、OV端子は論理ロウレベル“L”となって、充電制御スイッチとして動作する電界効果トランジスタをオフとする。これにより、充電器による二次電池の充電が禁止される。
【0046】
充電オフ信号が第1の過充電検出回路21に供給されるので、第1の過充電回路21はリセットされる。コンデンサCの充電電圧VCov が所定の基準電圧VREF を越えた時点で、コンパレータCOMP1 のヒステリシスがかかり、コンパレータCOMP1 の反転端子には所定の基準電圧VREF より低い解除電圧が加えられる。また、COV端子とツェナーダイオードZD1 との間には上記クランプ回路が挿入されるので、バイアス電流I2 はこのクランプ回路を介してツェナーダイオードZD1 へ流れる。したがって、コンデンサCの充電電圧VCov は上記解除電圧よりも若干高い電圧まで急激に降下する。したがって、npn形バイポーラトランジスタQ1 はオン状態のままである。
【0047】
また、第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD以上で、コンデンサCの充電電圧VCOVが高いとき、前述したように、充電電圧検出回路64のnpn形バイポーラトランジスタQ16はオフ状態となり、充電電圧検出回路64のnpn形バイポーラトランジスタQ 14がオン状態である。
【0048】
一方、第1のセル電圧VC1も、第1の単位電池11のインピーダンスにより、徐々に降下し、時刻t3 で、過充電解除電圧VR 以下となる。これにより、第1の過充電検出回路21は過充電解除検出信号を論理積ゲートGを介してバイアス回路30へ供給する。この過充電解除検出信号に応答して、バイアス回路30は停止し、不感応回路50が動作を停止する。したがって、npn形トランジスタQ1 はオフ状態となり、OV端子が論理ハイレベル“H”となり、充電制御スイッチとして動作する電界効果トランジスタをオンし、充電器による二次電池の充電が再開される。
【0049】
二次電池が充電されることにより、第1の単位電池11の第1のセル電圧VC1が時刻t4 で過充電検出電圧VD に達する。これにより、第1の過充電検出回路21は第1の過充電検出信号を論理積ゲートGを介してバイアス回路30へ供給する。これにより、バイアス回路30はバイアス電流生成回路40に対してバイアス電流I1 を流し、イニシャル回路60および不感応回路50にもバイアス電流を流す。この時刻t4 で、コンデンサCは十分に放電を完了しており、その充電電圧VCov はほぼ0〔V〕の初期電圧となっている。
【0050】
したがって、前述したように、充電電圧検出回路64のnpn形バイポーラトランジスタQ16はオン状態となり、駆動回路62からの放電開始信号が停止した後、放電回路66のnpn形バイポーラトランジスタQ17がオフ状態となる。これにより、コンデンサCの充電が再開され、時刻t4から所定の検知不感応時間TOV経過した時刻t5で、コンデンサCの充電電圧VCOVが基準電圧VREFに達する。
【0051】
これにより、コンパレータCOMP1 は充電オフ信号をnpn形バイポーラトランジスタQ1 のベースに供給し、npn形バイポーラトランジスタQ1 がオン状態となり、OV端子は論理ロウレベル“L”となって、充電制御スイッチとして動作する電界効果トランジスタをオフとして、充電器による二次電池の充電が禁止される。
【0052】
ここまでの動作説明は、図6に示したものと同様である。二次電池の充電が禁止されたので、第1の単位電池11の第1のセル電圧VC1は、第1の単位電池11のインピーダンスにより、徐々に降下し、時刻t6 で過充電解除電圧VR 以下となる。その結果、前述したのと同様に、不感応回路50は充電オン信号を発生し、充電器による二次電池の充電が再開される。この時点から、コンデンサCは上記リーク吸収(抵抗)等により放電をし、その充電電圧VCov は徐々に降下する。
【0053】
二次電池の充電が再開されたので、第1の単位電池11の第1のセル電圧VC1は徐々に上昇し、時刻t7 で、過充電検出電圧VD に達する。この時刻t7 では、前述したように、コンデンサCは十分に放電し切っておらず、その充電電圧VCov は0〔V〕より若干高い電圧となっている。
【0054】
本発明では、イニシャル回路60により、コンデンサCの充電電圧VCov を強制的にほぼ0〔V〕にした後で、コンデンサCの充電を再開する。すなわち、時刻t7 で、第1のセル電圧VC1が過充電検出電圧VD 以上となったので、イニシャル回路60および不感応回路50においてバイアス電流I2 が流れ始める。
【0055】
イニシャル回路60の駆動回路62では、抵抗器R1 とコンデンサC1 との並列回路により、npn形バイポーラトランジスタQ12がオフ状態である。すなわち、駆動回路62から放電開始信号が放電回路66に供給される。放電回路66において、駆動回路62のnpn形バイポーラトランジスタQ12がオフ状態なので、npn形バイポーラトランジスタQ13がオン状態となる。したがって、npn形バイポーラトランジスタQ15がオフ状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ17もオン状態となる。すなわち、放電回路66はコンデンサCを放電する状態にする。また、コンデンサCの充電電圧VCov は0〔V〕の初期電圧まで下がっていなので、npn形バイポーラトランジスタQ16はオフ状態となっており、npn形バイポーラトランジスタQ14がオン状態となる。
【0056】
駆動回路62において、抵抗器R1 の抵抗値とコンデンサC1 の容量値によって規定される時定数に対応した一定時間が経過すると、npn形バイポーラトランジスタQ12がオン状態となる。すなわち、駆動回路62は放電開始信号の送出を停止する。放電回路66において、駆動回路62のnpn形バイポーラトランジスタQ12がオン状態となったので、npn形バイポーラトランジスタQ13がオフ状態となる。しかしながら、充電電圧検出回路64のnpn形バイポーラトランジスタQ14がオン状態であるので、npn形バイポーラトランジスタQ13がオフ状態であるにもかかわらず、npn形バイポーラトランジスタQ15はオフ状態を維持し、npn形バイポーラトランジスタQ17はオン状態を維持する。したがって、コンデンサCは放電を継続する。
【0057】
コンデンサCの充電電圧VCov がほぼ0〔V〕の初期電圧になると、充電電圧検出回路64のnpn形バイポーラトランジスタQ16はオン状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ14がオフ状態となる。これにより、放電回路66のnpn形バイポーラトランジスタQ15はオン状態となり、npn形バイポーラトランジスタQ17がオフ状態となる。したがって、放電回路66は、コンデンサCの放電を停止する。
【0058】
このように、コンデンサCを強制的にほぼ0〔V〕の初期電圧にしてから、コンデンサCの充電が時刻t7 で再開される。この時刻t7 から所定の検知不感応時間TOV経過した時刻t8 で、コンデンサCの充電電圧VCov が基準電圧VREF に達する。
【0059】
以下同様にして、本発明では、常に一定の検知不感応時間TOVの間だけ、二次電池を構成する単位電池を過充電することができる。
【0060】
本発明は上述した実施の形態に限定せず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更・変形が可能である。たとえば、本発明は、リチウムイオン電池に限らず、過電流からの保護を必要とする二次電池全般に適用可能であることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】
本発明による電源制御回路は、コンデンサが充電を開始する前に、コンデンサを強制的に所定の初期電圧まで放電させるイニシャル回路を設けたので、常に一定の検知不感応時間の間だけ、二次電池を構成する単位電池を過充電することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による二次電池の充電制御回路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中のバイアス電流生成回路、イニシャル回路および不感応回路を示す回路図である。
【図3】図1に示された充電制御回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図4】従来の二次電池の充電制御回路の構成を示すブロック図である。
【図5】図4中のバイアス電流生成回路および不感応回路を示す回路図である。
【図6】図4に示された充電制御回路の動作を説明するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
11〜13 単位電池
21〜23 過充電検出回路
30 バイアス回路
40 バイアス電流生成回路
50 不感応回路
60 イニシャル回路
70 電源オン検出回路
C コンデンサ
Q1 npn形バイポーラトランジスタ
Claims (3)
- 充電器による二次電池の充電を、該二次電池と前記充電器との間に接続された充電制御スイッチのオン・オフによって制御する電源制御回路であって、前記二次電池は少なくとも1つの単位電池を含み、前記電源制御回路は、
前記単位電池のセル電圧が過充電検出電圧を超えたか否かを検出し、前記セル電圧が前記過充電検出電圧を超えたときに過充電検出信号を出力する過充電検出回路と、
前記過充電検出信号に応答して、バイアス電流を生成するバイアス手段と、
前記バイアス電流によって充電されるコンデンサに接続され、該コンデンサの充電電圧と所定の基準電圧とを比較し、前記充電電圧が前記所定の基準電圧を超えたときに、充電オフ信号を発生して、前記充電制御スイッチをオフさせる不感応回路と、
前記過充電検出信号に応答して、前記コンデンサが充電を開始する前に、前記コンデンサを強制的に所定の初期電圧まで放電させるイニシャル回路とを有し、
これによって、常に一定の検知不感応時間の間だけ、前記単位電池の過充電を行うことを特徴とする電源制御回路。 - 前記イニシャル回路は、
前記過充電検出信号に応答して前記バイアス電流が前記バイアス手段から供給されたときに、放電開始信号を出力する駆動回路と、
前記コンデンサの充電電圧を検出し、この検出した充電電圧が前記初期電圧になったときに、放電停止信号を出力する充電電圧検出回路と、
前記放電開始信号に応答して前記コンデンサの放電を行い、前記放電停止信号に応答して前記コンデンサの放電を停止する放電回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の電源制御回路。 - 前記駆動回路は、所定時間、前記放電開始信号を出力し続け、これによって、たとえ前記過充電検出信号の発生時に前記コンデンサの充電電圧が前記初期電圧であっても、前記放電回路によって前記コンデンサを前記所定時間の間、強制的に放電状態にさせることを特徴とする請求項2に記載の電源制御回路。
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