JPS6137077Y2 - - Google Patents

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JPS6137077Y2
JPS6137077Y2 JP11570880U JP11570880U JPS6137077Y2 JP S6137077 Y2 JPS6137077 Y2 JP S6137077Y2 JP 11570880 U JP11570880 U JP 11570880U JP 11570880 U JP11570880 U JP 11570880U JP S6137077 Y2 JPS6137077 Y2 JP S6137077Y2
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diode
transistor
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、CMOS−RAM等の半導体揮発性
メモリを実質的に不揮発性化するためのメモリバ
ツクアツプ電源回路に関する。
周知のように、マイクロプロセツサ制御の各種
装置においては、制御プログラム等を格納するメ
モリとして不揮発性のものが必要であるが、最近
では、特に消費電力の少ないCMOS・RAMをバ
ツクアツプ電源回路により不揮発性化して用いる
ことが良く行なわれている。
第1図はこの種のメモリバツクアツプ電源回路
の従来例を示す。システム電源1から導出された
給電ラインL0とL1のうち、負極(アース)側の
ラインL0はメモリ2に連結され、正極側のライ
ンL1はトランジスタQ1を介してメモリ2への給
電ラインL2に接続されている。システム電源1
による正常な給電時にはラインL1,L0間に所定
の一定電圧Esが生じ、そのときラインL1,L0
に抵抗R1とともに直列接続されたツエナーダイ
オードZDがオンし、これにより抵抗R2を介して
トランジスタQ2がオンとなり、その結果抵抗R3
を介して上記トランジスタQ1がオンするように
回路構成されている。また、トランジスタQ1
りメモリ2側の給電ラインL2,L0間に、バツク
アツプ用電池3とダイオードD1の直列回路と、
電池3の交換の際のバツクアツプ用であるコンデ
ンサ4と、抵抗R4とトランジスタQ3の直列回路
とが、それぞれ並列に接続されている。トランジ
スタQ3と抵抗R4および抵抗R5からなる回路は、
メモリ2に対するチツプイネイブル信号を発
生する反転回路であつて、メモリセーブ回路5か
らのメモリセーブ信号を受けてトランジスタ
Q3がオン,オフ制御される。メモリ2は、所定
の電源電圧EsがラインL2,L0間に印加され、か
つチツプイネイブル信号が低レベル“L”の
とき、アクセス可能となる。またチツプイネイブ
ル信号が高レベル“H”になると、ライン
L2,L0間に印加される電源電圧がEsよりも相当
低くなつても、メモリ2の記憶内容が保持され、
かつその電力消費は極微となる。
上記構成の動作を説明すると、システム電源1
をオンにして、給電ラインL1,L0間に正常に所
定電圧Esが生じている状態では、トランジスタ
Q1がオンし、ラインL2,L0を通じてメモリ2に
電圧Esが印加され、またこの場合にはメモリセ
ーブ回路5の出力信号が“H”となり、これ
を受けてトランジスタQ3がオンし、チツプイネ
イブル信号が“L”となり、メモリ2はアク
セス可能状態となる。なお、この状態にては、コ
ンデンサ4が電圧Esまで充電されるとともに、
ダイオードD1がカツトオフしていて電池3は放
電されない。これがシステムの動作状態である。
また、システムの動作を停止すべくシステム電
源1をオフにし、給電ラインL1,L0間の電圧が
低下すると(ついには零になる)、ツエナーダイ
オードZDがオフし、トランジスタQ2がオフし、
従つてトランジスタQ1もオフする。そのため、
まずコンデンサ4の充電電圧が給電ラインL1
L0間を介してメモリ2に印加され、コンデンサ
4の充電電圧がある程度低下すると、ダイオード
D1がオンし、電池3の電圧EbがダイオードD1
介してメモリ2に印加される。つまり、システム
電源1がオフすると、メモリ2への給電ライン
L2,L0間の電圧すなわちメモリ2電源電圧VDD
は、電池3の電圧EbからダイオードD1の順方向
降下電圧Vfを差し引いた値となり、勿論コンデ
ンサ4の充電電圧もこれに等しくなる。一方、シ
ステム電源1がオフしたことにより、メモリセー
ブ回路5の出力信号は“L”となり、これを
受けてトランジスタQ3がオフし、チツプイネイ
ブル信号は“H”(ラインL2と同電位)にな
る。従つて、メモリ2は記憶保持状態となり、極
めて微量しか電力消費をせずに、電池3の電圧
Ebが相当低下するまで、メモリ2の記憶内容は
長時間保持される。また、電池3の交換時には、
コンデンサ4の充電電圧によりメモリ2は比較的
短時間記憶保持に保たれる。
なお、一般のCMOS−RAMの場合の具体例を
述べると、チツプイネイブル信号を“L”に
するアクセス時には、電源電圧VDDを5V±5%
と非常に高精度に一定に保つ必要があり、またチ
ツプイネイブル信号を“H”にする記憶保持
状態では、電源電圧VDDは2V程度まで低下して
も問題ない。
次に、上記従来の回路の問題点について説明す
る。トランジスタQ1がオフするとともにチツプ
イネイブル信号が“H”となり、電池3によ
りメモリ2をバツクアツプして記憶保持状態にす
るバツクアツプ時において、上記の回路ではコン
デンサ4が電池3の負荷となつており、コンデン
サ4のリーク電流を電池3から補充する形とな
る。コンデンサ4は大容量のものが使われるた
め、そのリーク電流は比較的大きい。従つて、記
憶保持状態でのメモリ2の消費電力が極微である
のに、上記リーク電流による電池3の消耗が比較
的大きく、電池3の寿命を短縮してしまうという
欠点がある。
なお、トランジスタQ1のコレクタとコンデン
サ4の接続点と、ダイオードD1のカソードとを
結ぶラインL2の途中に逆流防止用のダイオード
を介挿し、トランジスタQ1のコレクタ電流およ
びコンデンサ4の放電電流がメモリ2側へ流れる
が、電池3からの電流がコンデンサ4側へ流出し
ないように構成すれば、コンデンサ4のリーク電
流による電池3の消耗という上記の欠点をなくす
ことができる。しかし、このような解決法は、ラ
インL2途中に介挿する上記逆流防止用のダイオ
ードの順方向電圧降下が問題となるため採用でき
ない。つまり、メモリ2のアクセス時には上述し
たように電源電圧VDDを高精度に所定値に保たね
ばならないが、給電ラインL2途中にダイオード
が介挿されると、システム電源1からの給電時
(メモリ2のアクセス時)にそのダイオードの比
較的大きい順方向電圧降下(シリコンダイオード
で0.7V程度)のために、メモリ2への印加電圧
が所定値以下になつてしまう。この場合、システ
ム電源1の出力電圧Esを上記ダイオードによる
電圧降下を見込んで予め高くしておけば良いこと
になるが、システム電源1はメモリ2の専用電源
ではなく、システム全体の電源であり、メモリ2
にのみ合わせて出力電圧Esを決定する訳にはい
かない。元々第1図において、システム電源1側
とバツクアツプ用電池3側を分離するトランジス
タQ1をダイオードに置き換えることができる
が、この部分の電圧降下をできるだけ小さくする
ことからトランジスタQ1を採用しているのであ
つて、従つて上述のように給電ラインL2途中に
ダイオードを介挿するのは本来の設計思想から大
きく逸脱するものである。
この考案は以上説明した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、バツクアツプ時にバ
ツクアツプ用コンデンサが電池の負荷とならず、
かつシステム電源からメモリへの給電時にその給
電ラインの電圧降下が極めて小さい構成のメモリ
バツクアツプ電源回路を提供することにある。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第2図はこの考案の第1の実施例を示す。同図
において、システム電源1,メモリ2,電池3,
メモリセーブ回路5,給電ラインL0,L1,L2
トランジスタQ1,Q2,Q3,ツエナーダイオード
ZD,ダイオードD1,抵抗R1〜R5の接続関係は第
1図の従来例と同じであるので、その説明は省略
する。この考案に係る回路においては、電池3の
交換時の短期バツクアツプ用コンデンサ4の接続
関係が第1図の従来例と異なる。つまり第2図に
おいて、コンデンサ4の一端はアース側の給電ラ
インL0に接続され、その他端はダイオードD2
カソードとダイオードD3のアノードに共通に接
続されている。また、ダイオードD2のアノード
はシステム電源1側の給電ラインL1に接続さ
れ、他方のダイオードD3のカソードはメモリ2
側の給電ラインL2に接続されている。すなわ
ち、給電ラインL0,L1間にコンデンサ4とこの
コンデンサ4の充電を許容するダイオードD2
直列接続され、コンデンサ4とダイオードD2
の接続点と給電ラインL2間にこのコンデンサ4
の放電を許容するダイオードD3が接続されてい
る。
従つて、システム電源1がオンとなるメモリ2
のアクセス時に、トランジスタQ1がオンし、シ
ステム電源1の出力電圧EsがトランジスタQ1
みを介してメモリ2に印加されるので、その間の
電圧降下は極めて小さく、メモリ2の電源電圧V
DDはアクセス時(=“L”)に必要な所定値に
維持される。また、この時コンデンサ4はダイオ
ードD2を通して充電される。そして、システム
電源1がオフし、トランジスタQ1,Q2,Q3がオ
フするメモリバツクアツプ時には、電池3の電圧
がダイオードD1を通してメモリ2に印加される
とともに、チツプイネイブル信号が“H”と
なり、メモリ2は記憶保持状態となる。この時コ
ンデンサ4がリークしてその充電電圧が多少低下
しても、ダイオードD3があるため、電池3から
コンデンサ4側に電流は流れない。つまり、コン
デンサ4は電池3の負荷にはなつておらず、コン
デンサ4のリークにより電池3が消耗されること
はない。また、電池3を交換する際には、コンデ
ンサ4の充電電圧がダイオードD3を介してメモ
リ2に印加され、メモリ2は記憶保持状態に維持
される。なお、コンデンサ4の充電電圧を第1図
の従来例と比較すると、第2図の本考案の場合、
充電時にはダイオードD2の電圧降下のために低
くなり、放電時にはダイオードD3の電圧降下の
ためにメモリ2への印加電圧はさらに低くなる。
しかし、コンデンサ4が有効に働くのはメモリ2
を記憶保持状態にする時であつて、その場合には
前述したようにメモリ2への印加電圧はアクセス
時のような精度を必要としないので、問題はない
のである。
第3図はこの考案の他の実施例を示す。第3図
の回路において第2図の回路の異なる部分につい
て説明する。第3図の回路では、メモリセーブ回
路5の出力信号を抵抗R2を介してトランジス
タQ2のベースに印加し、このメモリセーブ信号
によつてトランジスタQ2をオン,オフし、も
つてトランジスタQ1をオン,オフするように構
成している。また、トランジスタQ2のコレクタ
とラインL2間に抵抗R6を接続し、このコレクタ
からメモリ2のチツプイネイブル信号を得る
ようにしている。つまり、メモリセーブ信号
が“H”となり、トランジスタQ1,Q2がオン
し、システム電源1からメモリ2に給電するアア
クセス時には、チツプイネイブル信号はトラ
ンジスタQ2を通じて“L”となる。反対に、メ
モリセーブ信号が“L”となり、トランジス
タQ1,Q2がオフし、電池3またはコンデンサ4
からメモリ2に給電するバツクアツプ時には、チ
ツプイネイブル信号が抵抗R6を通じて“H”
となる。
以上詳細に説明したように、この考案に係るメ
モリバツクアツプ電源回路は、システム電源から
メモリへの給電ライン途中に介挿され、システム
電源の非給電時にオフされるスイツチング用トラ
ンジスタと、このトランジスタよりメモリ側の給
電ライン間に直列に接続されたバツクアツプ用電
池およびこの電池の放電を許容するダイオード
と、上記トランジスタよりシステム電源側の給電
ライン間に直列に接続されたバツクアツプ用コン
デンサおよびこのコンデンサの充電を許容するダ
イオードと、上記コンデンサとダイオードの接続
点と上記トランジスタよりメモリ側の給電ライン
との間に接続され、上記コンデンサの放電を許容
するダイオードとを備えたものであるから、シス
テム電源からメモリへの給電時にその給電ライン
途中の電圧降下は極めて小さく、また電池による
バツクアツプ時に、上記コンデンサが電池の負荷
とはならず、コンデンサのリーク電流により電池
の消耗を早めることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のメモリバツクアツプ電源回路の
回路図、第2図は本考案の一実施例によるメモリ
バツクアツプ電源回路の回路図、第3図は本考案
の他の実施例の回路図である。 1……システム電源、2……メモリ、3……バ
ツクアツプ用電池、4……バツクアツプ用コンデ
ンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. システム電源からメモリへの給電ライン途中に
    介挿され、システム電源の非給電時にオフされる
    スイツチング用トランジスタと、このトランジス
    タよりメモリ側の給電ライン間に直列に接続され
    たバツクアツプ用電池およびこの電池の放電を許
    容するダイオードと、上記トランジスタよりシス
    テム電源側の給電ライン間に直列に接続されたバ
    ツクアツプ用コンデンサおよびこのコンデンサの
    充電を許容するダイオードと、上記コンデンサと
    ダイオードの接続点と上記トランジスタよりメモ
    リ側の給電ラインとの間に接続され、上記コンデ
    ンサの放電を許容するダイオードとを備えたメモ
    リバツクアツプ電源回路。
JP11570880U 1980-08-15 1980-08-15 Expired JPS6137077Y2 (ja)

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JPS5738230U JPS5738230U (ja) 1982-03-01
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JPS593523A (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置

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