JP3216172B2 - バッテリチャージャー - Google Patents
バッテリチャージャーInfo
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- JP3216172B2 JP3216172B2 JP29494491A JP29494491A JP3216172B2 JP 3216172 B2 JP3216172 B2 JP 3216172B2 JP 29494491 A JP29494491 A JP 29494491A JP 29494491 A JP29494491 A JP 29494491A JP 3216172 B2 JP3216172 B2 JP 3216172B2
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- discharge
- resistor
- diode
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、ビデオカメ
ラ装置に用いる二次電池のバッテリチャージャーに関す
る。
ラ装置に用いる二次電池のバッテリチャージャーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオカメラにおいて、充電式
の電池がバッテリパックに収納された充電式バッテリが
実用化されている。充電式バッテリの容量が少なくなっ
た場合には、ACプラグ等から充電がなされる。この場
合、充電式バッテリの容量が残留したままで充電する
と、バッテリ自体の容量が低下してしまうという問題が
あった。この問題を解決するために、リフレッシュ機能
付きのバッテリチャージャーが使用されている。このバ
ッテリチャージャーでは、バッテリに残留した容量を一
度放電させて、再び充電する方式が採用されている。こ
のため、メモリ効果により容量が減少したバッテリを元
の容量に回復させることが可能になる。
の電池がバッテリパックに収納された充電式バッテリが
実用化されている。充電式バッテリの容量が少なくなっ
た場合には、ACプラグ等から充電がなされる。この場
合、充電式バッテリの容量が残留したままで充電する
と、バッテリ自体の容量が低下してしまうという問題が
あった。この問題を解決するために、リフレッシュ機能
付きのバッテリチャージャーが使用されている。このバ
ッテリチャージャーでは、バッテリに残留した容量を一
度放電させて、再び充電する方式が採用されている。こ
のため、メモリ効果により容量が減少したバッテリを元
の容量に回復させることが可能になる。
【0003】また、上述のバッテリチャージャーには、
放電動作中に点灯し、放電完了後に消灯するような表示
ランプが配設される。
放電動作中に点灯し、放電完了後に消灯するような表示
ランプが配設される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リフレ
ッシュ機能付きのバッテリチャージャーにおいて、放電
完了後もバッテリを取り付けておくと、規定電圧で停止
する制御回路に電流が流れる。この結果、バッテリが過
放電の状態になり、バッテリの寿命を短くしてしまう問
題がある。
ッシュ機能付きのバッテリチャージャーにおいて、放電
完了後もバッテリを取り付けておくと、規定電圧で停止
する制御回路に電流が流れる。この結果、バッテリが過
放電の状態になり、バッテリの寿命を短くしてしまう問
題がある。
【0005】また、例えば、カバンの中等の放電環境の
悪い場所でバッテリをリフレッシュすると、バッテリチ
ャージャー自体の温度が上昇してしまい、放電が停止し
てしまう場合がある。この結果、放電を示す表示ランプ
が消灯してしまう。表示ランプが消灯することにより、
放電完了と間違われて、電池が取り外される場合があ
る。このため、バッテリのメモリ効果及び不活性化を取
り除くことができない問題がある。
悪い場所でバッテリをリフレッシュすると、バッテリチ
ャージャー自体の温度が上昇してしまい、放電が停止し
てしまう場合がある。この結果、放電を示す表示ランプ
が消灯してしまう。表示ランプが消灯することにより、
放電完了と間違われて、電池が取り外される場合があ
る。このため、バッテリのメモリ効果及び不活性化を取
り除くことができない問題がある。
【0006】したがって、この発明の目的は、バッテリ
の充電時に、適切に残留電気容量を放電させ、且つ放電
後にバッテリチャージャーに流れる電流を半導体の暗電
流のみにして過放電となることを防止したバッテリチャ
ージャーを提供することである。
の充電時に、適切に残留電気容量を放電させ、且つ放電
後にバッテリチャージャーに流れる電流を半導体の暗電
流のみにして過放電となることを防止したバッテリチャ
ージャーを提供することである。
【0007】また、この発明の他の目的は、バッテリチ
ャージャー自体の温度が上昇したことを検知する手段を
設けて、所定の温度以上になると放電を一時停止させて
過度に温度が上昇することを防止し、また、放電動作が
継続中であることを示す表示手段を設けて、一時停止中
でも放電動作が継続中であることが確認できるバッテリ
チャージャーを提供することである。
ャージャー自体の温度が上昇したことを検知する手段を
設けて、所定の温度以上になると放電を一時停止させて
過度に温度が上昇することを防止し、また、放電動作が
継続中であることを示す表示手段を設けて、一時停止中
でも放電動作が継続中であることが確認できるバッテリ
チャージャーを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】二次電池の容量を回復機
能を有するバッテリチャージャーであって、二次電池の
装着時に微分パルスを発生させる微分手段と、微分パル
スによって作動開始する第一のトランジスタと、第一の
トランジスタの出力端から抵抗を介して接地され、所定
の電圧が加わると導通するダイオードと、第一のトラン
ジスタの出力端に接続された第二のトランジスタと、第
二のトランジスタに接続された放電手段とからなり、ダ
イオードの導通時に第一のトランジスタ、及び第二のト
ランジスタが作動して放電手段から放電がなされ、一
方、ダイオードの遮断時には第一のトランジスタ、及び
に第二のトランジスタの作動が停止し、従って放電手段
からの放電が停止され、第二のトランジスタには、暗電
流のみが流れる状態とするバッテリチャージャーを構成
する。
能を有するバッテリチャージャーであって、二次電池の
装着時に微分パルスを発生させる微分手段と、微分パル
スによって作動開始する第一のトランジスタと、第一の
トランジスタの出力端から抵抗を介して接地され、所定
の電圧が加わると導通するダイオードと、第一のトラン
ジスタの出力端に接続された第二のトランジスタと、第
二のトランジスタに接続された放電手段とからなり、ダ
イオードの導通時に第一のトランジスタ、及び第二のト
ランジスタが作動して放電手段から放電がなされ、一
方、ダイオードの遮断時には第一のトランジスタ、及び
に第二のトランジスタの作動が停止し、従って放電手段
からの放電が停止され、第二のトランジスタには、暗電
流のみが流れる状態とするバッテリチャージャーを構成
する。
【0009】また、上述したバッテリチャージャーの構
成に、第一のトランジスタの出力端に接続され、放電動
作状態を表示する表示手段と、第二のトランジスタの作
動を制御するための、周囲温度の上昇に応じて抵抗値が
増大する可変抵抗とを更に具備し、ダイオードの導通時
に、第一のトランジスタ、及び第二のトランジスタが作
動して放電手段から放電がなされると共に表示手段が動
作し、また、ダイオードの導通時であって周囲温度の上
昇によって可変抵抗の抵抗値が増大することにより、第
二のトランジスタの作動を停止した場合においても表示
手段の表示状態は保持され、且つ、ダイオードの遮断時
には、放電に加えて表示手段の動作が停止するようにし
て課題を解決する。
成に、第一のトランジスタの出力端に接続され、放電動
作状態を表示する表示手段と、第二のトランジスタの作
動を制御するための、周囲温度の上昇に応じて抵抗値が
増大する可変抵抗とを更に具備し、ダイオードの導通時
に、第一のトランジスタ、及び第二のトランジスタが作
動して放電手段から放電がなされると共に表示手段が動
作し、また、ダイオードの導通時であって周囲温度の上
昇によって可変抵抗の抵抗値が増大することにより、第
二のトランジスタの作動を停止した場合においても表示
手段の表示状態は保持され、且つ、ダイオードの遮断時
には、放電に加えて表示手段の動作が停止するようにし
て課題を解決する。
【0010】
【作用】バッテリパックが取り付けられると、コンデン
サ及び抵抗からなる微分回路からの微分パルスが第一の
トランジスタをオンさせる。これにより所定の電位差が
加わると導通するダイオード、即ちツェナーダイオード
が導通状態となり第二のトランジスタをオンさせる。こ
のため、所定の電圧がツェナーダイオードに加わってい
る間、第二のトランジスタのオン状態が保持されると共
に、放電抵抗から放電される。更に、バッテリパックの
放電が進んでツェナーダイオードに加わる電圧が所定の
値より低下すると、ツェナーダイオードは不導通とな
り、第一のトランジスタと第二のトランジスタがオフと
なって放電が停止する。
サ及び抵抗からなる微分回路からの微分パルスが第一の
トランジスタをオンさせる。これにより所定の電位差が
加わると導通するダイオード、即ちツェナーダイオード
が導通状態となり第二のトランジスタをオンさせる。こ
のため、所定の電圧がツェナーダイオードに加わってい
る間、第二のトランジスタのオン状態が保持されると共
に、放電抵抗から放電される。更に、バッテリパックの
放電が進んでツェナーダイオードに加わる電圧が所定の
値より低下すると、ツェナーダイオードは不導通とな
り、第一のトランジスタと第二のトランジスタがオフと
なって放電が停止する。
【0011】また、バッテリパックが取り付けられる
と、コンデンサ及び抵抗からなる微分回路からの微分パ
ルスが第一のトランジスタをオンさせる。これにより、
所定の電位差が加わると導通するダイオード、即ちツェ
ナーダイオードとが導通する状態となり、第二のトラン
ジスタをオンさせる。このため、所定の電圧がツェナー
ダイオードに加わっている間、第二のトランジスタのオ
ン状態が保持されると共に、放電抵抗から放電される。
この時には表示手段であるLEDが点灯する。放電が進
んで周囲温度が上昇し、可変抵抗である正特性サーミス
タの抵抗値が増大して第二のトランジスタをオフする
が、LEDは点灯された状態が保持される。更にバッテ
リパックの放電が進んでツェナーダイオードに加わる電
圧が所定の値より低下すると、ツェナーダイオードは不
導通となり、第一のトランジスタと第二のトランジスタ
がオフとなって放電が提出する。またLEDも消灯す
る。
と、コンデンサ及び抵抗からなる微分回路からの微分パ
ルスが第一のトランジスタをオンさせる。これにより、
所定の電位差が加わると導通するダイオード、即ちツェ
ナーダイオードとが導通する状態となり、第二のトラン
ジスタをオンさせる。このため、所定の電圧がツェナー
ダイオードに加わっている間、第二のトランジスタのオ
ン状態が保持されると共に、放電抵抗から放電される。
この時には表示手段であるLEDが点灯する。放電が進
んで周囲温度が上昇し、可変抵抗である正特性サーミス
タの抵抗値が増大して第二のトランジスタをオフする
が、LEDは点灯された状態が保持される。更にバッテ
リパックの放電が進んでツェナーダイオードに加わる電
圧が所定の値より低下すると、ツェナーダイオードは不
導通となり、第一のトランジスタと第二のトランジスタ
がオフとなって放電が提出する。またLEDも消灯す
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の第一の実施例の構成を図面
を参照して説明する。図1は、この発明によるバッテリ
チャージャーを示すブロック図である。端子1にはバッ
テリパックの+極が、端子2にはその−極がそれぞれ接
続される。端子1には、抵抗3の一端が接続される。抵
抗3の他端はコンデンサ4を介して抵抗5の一端に接続
される。抵抗5の他端が端子2に接続される。なお、コ
ンデンサ4及び抵抗5で微分回路が形成される。
を参照して説明する。図1は、この発明によるバッテリ
チャージャーを示すブロック図である。端子1にはバッ
テリパックの+極が、端子2にはその−極がそれぞれ接
続される。端子1には、抵抗3の一端が接続される。抵
抗3の他端はコンデンサ4を介して抵抗5の一端に接続
される。抵抗5の他端が端子2に接続される。なお、コ
ンデンサ4及び抵抗5で微分回路が形成される。
【0013】コンデンサ4及び抵抗5の接続点には、ト
ランジスタ6のベースが接続される。トランジスタ6の
エミッタは抵抗7を介して端子2に接続され、そのコレ
クタは、トランジスタ8のベースに接続される。トラン
ジスタ8のエミッタは端子1に接続される。トランジス
タ8のコレクタには、ツェナーダイオード9のカソード
側が接続される。ツェナーダイオード9のアノード側
は、抵抗10を介してコンデンサ4及び抵抗5の接続点
に接続される。
ランジスタ6のベースが接続される。トランジスタ6の
エミッタは抵抗7を介して端子2に接続され、そのコレ
クタは、トランジスタ8のベースに接続される。トラン
ジスタ8のエミッタは端子1に接続される。トランジス
タ8のコレクタには、ツェナーダイオード9のカソード
側が接続される。ツェナーダイオード9のアノード側
は、抵抗10を介してコンデンサ4及び抵抗5の接続点
に接続される。
【0014】また、トランジスタ8のコレクタには、抵
抗11を介してトランジスタ12のベースが接続され
る。トランジスタ12のエミッタは端子2に接続され、
そのコレクタは放電抵抗13を介して端子1に接続され
る。
抗11を介してトランジスタ12のベースが接続され
る。トランジスタ12のエミッタは端子2に接続され、
そのコレクタは放電抵抗13を介して端子1に接続され
る。
【0015】以下、この発明の第一実施例の動作を説明
する。バッテリパック(図示せず)がバッテリチャージ
ャーに取り付けられると、コンデンサ4及び抵抗5から
なる微分回路から微分パルスが発生し、トランジスタ6
のベースに供給される。これにより、トランジスタ6は
オンされ、トランジスタ6のコレクタにはコレクタ電流
が流れる。トランジスタ8のベースはトランジスタ6の
コレクタに接続されているので、トランジスタ8がオン
される。トランジスタ8のコレクタ電流は、抵抗11を
介してトランジスタ12のベースに供給されるので、ト
ランジスタ12がオンされる。この結果、放電抵抗13
に電流が流れ、放電抵抗13からバッテリパックの残留
容量が放電される。
する。バッテリパック(図示せず)がバッテリチャージ
ャーに取り付けられると、コンデンサ4及び抵抗5から
なる微分回路から微分パルスが発生し、トランジスタ6
のベースに供給される。これにより、トランジスタ6は
オンされ、トランジスタ6のコレクタにはコレクタ電流
が流れる。トランジスタ8のベースはトランジスタ6の
コレクタに接続されているので、トランジスタ8がオン
される。トランジスタ8のコレクタ電流は、抵抗11を
介してトランジスタ12のベースに供給されるので、ト
ランジスタ12がオンされる。この結果、放電抵抗13
に電流が流れ、放電抵抗13からバッテリパックの残留
容量が放電される。
【0016】ところで、トランジスタ8のコレクタとツ
ェナーダイオード9の接続点を14とする。接続点14
の電圧がツェナーダイオード9のツェナー電圧以上の場
合には、上述の説明通りに、放電抵抗13からバッテリ
パックの残留容量が放電される。しかし、接続点14の
電圧がツェナーダイオード9のツェナー電圧より低い場
合には、ツェナーダイオード9が非導通状態となる。ト
ランジスタ6のベースがツェナーダイオード9に接続さ
れているために、トランジスタ6がオフされる。従っ
て、トランジスタ8及びトランジスタ12がオフされ、
放電抵抗13からの放電は停止される。
ェナーダイオード9の接続点を14とする。接続点14
の電圧がツェナーダイオード9のツェナー電圧以上の場
合には、上述の説明通りに、放電抵抗13からバッテリ
パックの残留容量が放電される。しかし、接続点14の
電圧がツェナーダイオード9のツェナー電圧より低い場
合には、ツェナーダイオード9が非導通状態となる。ト
ランジスタ6のベースがツェナーダイオード9に接続さ
れているために、トランジスタ6がオフされる。従っ
て、トランジスタ8及びトランジスタ12がオフされ、
放電抵抗13からの放電は停止される。
【0017】放電が停止されると、バッテリの電圧は徐
々に上昇するが、コンデンサ4及び抵抗5からなる微分
回路からの微分パルスは発生しない。従って、バッテリ
チャージャーには、トランジスタ12の暗電流のみが流
れ、バッテリパックをバッテリチャージャーに長時間取
り付けたままにしておいても、バッテリパックを過放電
の状態から防止することができる。
々に上昇するが、コンデンサ4及び抵抗5からなる微分
回路からの微分パルスは発生しない。従って、バッテリ
チャージャーには、トランジスタ12の暗電流のみが流
れ、バッテリパックをバッテリチャージャーに長時間取
り付けたままにしておいても、バッテリパックを過放電
の状態から防止することができる。
【0018】以下、この発明の第二の実施例の構成を図
面を参照して説明する。図2は、この発明によるバッテ
リチャージャーを示すブロック図である。端子21には
バッテリのパックの+極が、端子22には−極がそれぞ
れ接続される。端子21には、抵抗23の一端が接続さ
れる。抵抗23の他端は、コンデンサ24を介して抵抗
25の一端に接続される。抵抗25の他端が端子22に
接続される。なお、コンデンサ24及び抵抗25により
微分回路が形成される。
面を参照して説明する。図2は、この発明によるバッテ
リチャージャーを示すブロック図である。端子21には
バッテリのパックの+極が、端子22には−極がそれぞ
れ接続される。端子21には、抵抗23の一端が接続さ
れる。抵抗23の他端は、コンデンサ24を介して抵抗
25の一端に接続される。抵抗25の他端が端子22に
接続される。なお、コンデンサ24及び抵抗25により
微分回路が形成される。
【0019】コンデンサ24及び抵抗25の接続点に
は、トランジスタ26のベースが接続される。トランジ
スタ26のエミッタは抵抗27を介して端子22に接続
され、そのコレクタは、トランジスタ28のベースに接
続される。トランジスタ28のエミッタは端子21に接
続される。トランジスタ28のコレクタは、ツェナーダ
イオード29のカソード側に接続される。ツェナーダイ
オード29のアノード側は、抵抗30を介してコンデン
サ24及び抵抗25の接続点に接続される。
は、トランジスタ26のベースが接続される。トランジ
スタ26のエミッタは抵抗27を介して端子22に接続
され、そのコレクタは、トランジスタ28のベースに接
続される。トランジスタ28のエミッタは端子21に接
続される。トランジスタ28のコレクタは、ツェナーダ
イオード29のカソード側に接続される。ツェナーダイ
オード29のアノード側は、抵抗30を介してコンデン
サ24及び抵抗25の接続点に接続される。
【0020】トランジスタ28のコレクタには、抵抗3
1の一端が接続される。抵抗31の他端には、正の抵抗
係数を有し周囲温度の上昇に比例してその抵抗値が上昇
する性質を具備する正特性サーミスタ32の一端及びト
ランジスタ33のベースが接続される。正特性サーミス
タ32の他端及びトランジスタ33のエミッタは、端子
22に接続される。
1の一端が接続される。抵抗31の他端には、正の抵抗
係数を有し周囲温度の上昇に比例してその抵抗値が上昇
する性質を具備する正特性サーミスタ32の一端及びト
ランジスタ33のベースが接続される。正特性サーミス
タ32の他端及びトランジスタ33のエミッタは、端子
22に接続される。
【0021】また、トランジスタ28のコレクタには、
抵抗34、抵抗35及び放電抵抗36の一端が接続され
る。抵抗35の他端は、LED37のアノード側に接続
される。抵抗34の他端、LED37のカソード側及び
トランジスタ38のベースがトランジスタ33のコレク
タに接続される。トランジスタ38のエミッタは、端子
22に接続され、そのコレクタは上述の放電抵抗36の
他端に接続される。
抵抗34、抵抗35及び放電抵抗36の一端が接続され
る。抵抗35の他端は、LED37のアノード側に接続
される。抵抗34の他端、LED37のカソード側及び
トランジスタ38のベースがトランジスタ33のコレク
タに接続される。トランジスタ38のエミッタは、端子
22に接続され、そのコレクタは上述の放電抵抗36の
他端に接続される。
【0022】以下、この発明の第二実施例の動作を説明
する。バッテリ(図示せず)がバッテリチャージャーに
取り付けられると、コンデンサ24及び抵抗25からな
る微分回路から微分パルスが発生し、トランジスタ26
のベースに供給される。このため、トランジスタ26は
オンされ、トランジスタ26のコレクタにはコレクタ電
流が流れる。
する。バッテリ(図示せず)がバッテリチャージャーに
取り付けられると、コンデンサ24及び抵抗25からな
る微分回路から微分パルスが発生し、トランジスタ26
のベースに供給される。このため、トランジスタ26は
オンされ、トランジスタ26のコレクタにはコレクタ電
流が流れる。
【0023】トランジスタ28のベースはトランジスタ
26のコレクタに接続されているので、トランジスタ2
8がオンされる。トランジスタ28のコレクタ電流は、
抵抗34を流れると共に、抵抗35を介してLED37
に供給される。このため、LED37は点灯される。抵
抗34及びLED37を流れた電流は、トランジスタ3
8のベースに供給される。その結果、トランジスタ38
がオンされ、トランジスタ38のコレクタにコレクタ電
流が流れる。このコレクタ電流により、装着されたバッ
テリの残留容量が放電抵抗36から放電される。
26のコレクタに接続されているので、トランジスタ2
8がオンされる。トランジスタ28のコレクタ電流は、
抵抗34を流れると共に、抵抗35を介してLED37
に供給される。このため、LED37は点灯される。抵
抗34及びLED37を流れた電流は、トランジスタ3
8のベースに供給される。その結果、トランジスタ38
がオンされ、トランジスタ38のコレクタにコレクタ電
流が流れる。このコレクタ電流により、装着されたバッ
テリの残留容量が放電抵抗36から放電される。
【0024】なお、放電時の周囲温度が正常な場合に
は、正特性サーミスタ32の抵抗値が低く抑えられてい
るので、トランジスタ33のベース電圧は、トランジス
タ33をオンさせることができない。ここで、トランジ
スタ28及びツェナーダイオード29の接続点を39と
する。放電時に、接続点39の電圧がツェナー電圧より
高い場合には、ツェナーダイオード29が導通状態とな
り、放電の状態を保持する。
は、正特性サーミスタ32の抵抗値が低く抑えられてい
るので、トランジスタ33のベース電圧は、トランジス
タ33をオンさせることができない。ここで、トランジ
スタ28及びツェナーダイオード29の接続点を39と
する。放電時に、接続点39の電圧がツェナー電圧より
高い場合には、ツェナーダイオード29が導通状態とな
り、放電の状態を保持する。
【0025】ところで、放電時の周囲温度が上昇した場
合には、正特性サーミスタ32の抵抗値が周囲温度と共
に高くなる。トランジスタ33のベース電位は、接続点
39の電位を正特性サーミスタ32の抵抗値と抵抗31
の抵抗値とで分圧したものであるから、静特性サーミス
タ32の抵抗値が増大することによって、このベース電
位は上昇することになり、トランジスタ33がオンされ
ることになる。トランジスタ33がオンされると、抵抗
34及びLED37を流れる電流は、トランジスタ33
に流れる。従って、トランジスタ38のベースには電流
が供給されなくなり、トランジスタ38がオフされる。
これにより放電抵抗36からの放電が停止される。な
お、電流はLED37に流れ続けるので、点灯状態は保
持される。
合には、正特性サーミスタ32の抵抗値が周囲温度と共
に高くなる。トランジスタ33のベース電位は、接続点
39の電位を正特性サーミスタ32の抵抗値と抵抗31
の抵抗値とで分圧したものであるから、静特性サーミス
タ32の抵抗値が増大することによって、このベース電
位は上昇することになり、トランジスタ33がオンされ
ることになる。トランジスタ33がオンされると、抵抗
34及びLED37を流れる電流は、トランジスタ33
に流れる。従って、トランジスタ38のベースには電流
が供給されなくなり、トランジスタ38がオフされる。
これにより放電抵抗36からの放電が停止される。な
お、電流はLED37に流れ続けるので、点灯状態は保
持される。
【0026】放電が停止されると抵抗36での発熱がな
くなり周囲温度が低下する。このため、正特性サーミス
タ32の抵抗値が小さくなり、トランジスタ33のベー
ス電位が低下してトランジスタ33はオフとなる。従っ
て、抵抗34及びLED37を流れる電流は、再びトラ
ンジスタ38のベースに流れ、トランジスタ38はオン
になり、放電抵抗を36から放電が再開する。なお、L
ED37に流れる電流は変化しないので、LED37は
点灯状態に保持される。
くなり周囲温度が低下する。このため、正特性サーミス
タ32の抵抗値が小さくなり、トランジスタ33のベー
ス電位が低下してトランジスタ33はオフとなる。従っ
て、抵抗34及びLED37を流れる電流は、再びトラ
ンジスタ38のベースに流れ、トランジスタ38はオン
になり、放電抵抗を36から放電が再開する。なお、L
ED37に流れる電流は変化しないので、LED37は
点灯状態に保持される。
【0027】放電が進んで接続点39の電圧が低下し、
ツェナーダイオードを29のツェナー電圧より低くなる
と、ツェナーダイオード29が非導通状態となる。これ
により、トランジスタ26のベース電圧は接地電位とな
りトランジスタ26はオフとなる。トランジスタ26の
オフにより、トランジスタ28がオフされ、LED37
が消灯されると共にトランジスタ38がオフされ、放電
が終了される。
ツェナーダイオードを29のツェナー電圧より低くなる
と、ツェナーダイオード29が非導通状態となる。これ
により、トランジスタ26のベース電圧は接地電位とな
りトランジスタ26はオフとなる。トランジスタ26の
オフにより、トランジスタ28がオフされ、LED37
が消灯されると共にトランジスタ38がオフされ、放電
が終了される。
【0028】なお、上述の実施例では、バッテリチャー
ジャーの表示方式をLEDの点灯/消灯としたが、例え
ばLEDの色の変化やLEDの点滅、ブザーによる警告
音の発生等の手段を使用しても良い。
ジャーの表示方式をLEDの点灯/消灯としたが、例え
ばLEDの色の変化やLEDの点滅、ブザーによる警告
音の発生等の手段を使用しても良い。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、リフレッシュ後に、
バッテリパックをバッテリチャージャーから取り外すこ
とを忘れた場合でも、バッテリが過放電の状態になって
しまうことを防止することができる。また、バッテリパ
ックをリフレッシュする時の周囲温度が高い場合でも、
バッテリチャージャーの誤動作が生じることがなく、リ
フレッシュを完了することができる。
バッテリパックをバッテリチャージャーから取り外すこ
とを忘れた場合でも、バッテリが過放電の状態になって
しまうことを防止することができる。また、バッテリパ
ックをリフレッシュする時の周囲温度が高い場合でも、
バッテリチャージャーの誤動作が生じることがなく、リ
フレッシュを完了することができる。
【図1】この発明によるバッテリチャージャーの第一実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【図2】この発明によるバッテリチャージャーの第二実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
9、29 ツェナーダイオード 13、36 放電抵抗 32 ポジスタ 37 LED
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 7/00 - 7/12 H02J 7/34 - 7/36 H01M 10/44 H02J 1/00 308
Claims (2)
- 【請求項1】 二次電池の容量を回復機能を有するバッ
テリチャージャーであって、 二次電池の装着時に微分パルスを発生させる微分手段
と、 前記微分パルスによって作動開始する第一のトランジス
タと、 前記第一のトランジスタの出力端から抵抗を介して接地
され、所定の電圧が加わると導通するダイオードと、 前記第一のトランジスタの出力端に接続された第二のト
ランジスタと、 前記第二のトランジスタに接続された放電手段とからな
り、 前記ダイオードの導通時に前記第一のトランジスタ、及
び前記第二のトランジスタが作動して前記放電手段から
放電がなされ、 一方、前記ダイオードの遮断時には前記第一のトランジ
スタ、及び前記に第二のトランジスタの作動が停止し、
従って前記放電手段からの放電が停止され、前記第二の
トランジスタには、暗電流のみが流れる状態とすること
を特徴とするバッテリチャージャー。 - 【請求項2】 前記第一のトランジスタの出力端に接続
され、放電動作状態を表示する表示手段と、 前記第二のトランジスタの作動を制御するための、周囲
温度の上昇に応じて抵抗値が増大する可変抵抗とを更に
具備し、 前記ダイオードの導通時に前記第一のトランジスタ、及
び前記第二のトランジスタが作動して前記放電手段から
放電がなされると共に前記表示手段が動作し、 また、前記ダイオードの導通時であって周囲温度の上昇
によって前記可変抵抗の抵抗値が増大することにより、
前記第二のトランジスタの作動を停止した場合において
も前記表示手段の表示状態は保持され、 且つ、前記ダイオードの遮断時には放電に加えて前記表
示手段の動作が停止することを特徴とする請求項1に記
載の バッテリチャージャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29494491A JP3216172B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | バッテリチャージャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29494491A JP3216172B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | バッテリチャージャー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05111178A JPH05111178A (ja) | 1993-04-30 |
JP3216172B2 true JP3216172B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=17814303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29494491A Expired - Fee Related JP3216172B2 (ja) | 1991-10-15 | 1991-10-15 | バッテリチャージャー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3216172B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6141631B2 (ja) * | 2012-12-14 | 2017-06-07 | シャープ株式会社 | 電力供給システム |
DE102018208292A1 (de) | 2018-02-19 | 2019-08-22 | Brose Fahrzeugteile GmbH & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg | Entladevorrichtung, elektrische Einheit und Entladeverfahren |
-
1991
- 1991-10-15 JP JP29494491A patent/JP3216172B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05111178A (ja) | 1993-04-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |