JPS645964Y2 - - Google Patents

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JPS645964Y2
JPS645964Y2 JP1981157572U JP15757281U JPS645964Y2 JP S645964 Y2 JPS645964 Y2 JP S645964Y2 JP 1981157572 U JP1981157572 U JP 1981157572U JP 15757281 U JP15757281 U JP 15757281U JP S645964 Y2 JPS645964 Y2 JP S645964Y2
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JP
Japan
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inverter
contact
storage battery
switch
intermediate point
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JP1981157572U
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JPS5863847U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気カミソリなどの比較的小型の各種
電気機器に使用される蓄電池の充電装置に関し、
使用者がモータ等の負荷をONにしたまま誤つて
充電を行つた場合、使用者に誤使用を報知すると
ともに、誤使用による装置の破壊を防止するよう
にしたものである。
各種電気機器にはニツケルカドニウム蓄電池等
の蓄電池が多用されているが、これらの蓄電池は
一般に放電特性が良好で放電完了直前まで出力電
圧は低下せず、放電完了直前になつて急激に出力
電圧が低下する性質をもつている。従つて、放電
完了直前になると機器は急に動作を停止するた
め、使用者は電源スイツチを切り忘れたまま充電
することがあつた。
ところで、この種充電装置は小型軽量を図るた
め、トランジスタを組込んだインバータを用いて
おり、且つモータ等の負荷と蓄電池は並列になつ
ている。
従つて、電源スイツチをONにしたまま充電を
行うと、負荷側のインピーダンスが低いため、イ
ンバータの発振条件が所定のものと異つてしま
い、充電が正常に行われないだけでなく、インバ
ータを構成するトランジスタの発振が矩形状パル
スから、歪んだ発振となつて発熱破壊されること
もあつた。
これを防止する目的として、例えば実開昭54−
104017号公報に示されているように、充電用プラ
グを突出することにより、これと連動して負荷を
切り離す機械的スイツチを設けたものがあるが、
このような従来のものは機械的スイツチの接点数
が二個以上になるため、接点部の接触抵抗による
電力ロスが大きく、本来数V程度の充電池電圧で
は、この電力ロスが大きな比重を占め、使い辛い
ものとなるばかりでなく、構造的にも複雑になら
ざるを得ないという欠点もあつた。
そこで、本考案はかかる従来のものの欠点を解
消する目的でなされたものであつて、使用者が誤
使用をしたときには、装置の保護のためにインバ
ータの発振を直ちに停止させるとともに、停止さ
せることにより生じる余剰のインバータ駆動電力
を有効に利用して発光ダイオードなどの報知素子
を含むループを閉成して使用者に誤使用であるこ
とを報知するようにしたものである。
以下、図面に沿つて実施例の説明を行う。
1はインバータであつて、整流用ダイオード
D1を介して商用電源やカーバツテリー等の充電
用電源と接続されている。インバータ1は、トラ
ンジスタTr、コイルL1,L2,L3、バイアス抵抗
R1,R2、コンデンサCとから構成されている。
L3はコイルL1,L2と同一のコアに巻かれた山
力巻線で、整流ダイオードD2を通じて蓄電池B
に接続される。Mはモータであつて、スイツチ
SWを介して蓄電池Bと接続されている。このス
イツチSWは、蓄電池Bに接続された第1の接点
aと、モータMに接続された第2の接点bと、上
記抵抗R1と抵抗R2の間の中間点Pに接続された
第3の接点cの3つの接点と、これらの3つの接
点a〜cを同時に開閉する可動接点dとを有して
いる。D3は報知用の発光ダイオードであつて、
一端は抵抗R3を介して上記中間点Pに接続され、
他端は第3の接点cに接続されている。また、充
電表示用の発光ダイオードD4が保護用抵抗R4
ともにコイルL3に並列に接続されている。
次に、動作の説明を行う。
蓄電池Bが充電されている状態でスイツチSW
をONにすると、蓄電池Bより電力が供給されて
モータMは作動する。
蓄電池Bを充電するときは、スイツチSWをオ
フにして電源を接続する。するとダイオードD1
により整流された電流がインバータ1へ供給さ
れ、インバータ1は発振を開始する。これに伴つ
てコイルL3に電圧が発生し、ダイオードD2によ
り整流されて蓄電池Bを充電する。このとき、発
光ダイオードD4にも電流が流れ、点灯して充電
中であることを表示する。
さて、使用者が誤つてスイツチSWをオンにし
たまま電源を接続すると、負荷側のインピーダン
スが低いため大量の電流が流れようとする。しか
し、バイアス抵抗R1とR2の中間点Pとスイツチ
SWの第3の接点cの間には発光ダイオードD3
接続されているから、そこを流れるバイパス電流
によりトランジスタTrのベース電圧は引下げら
れ、インバータ1の発振は停止する。従つて、ト
ランジスタTrが異常発熱して破壊されることは
なく、また発光ダイオードD3の点灯によつて使
用者に誤使用を報知することができるのである。
なお発光ダイオードD3に換えてブザーや液晶表
示体等を用いてもよい。勿論これらの場合、スイ
ツチSWのON時、中間点Pの電位がインバータ
1を発振可能にするバイアス電位よりも低くなる
インピーダンスの報知素子を用いる。
以上説明したように、本考案によれば使用者に
誤使用を報知するとともに、誤使用による装置の
破損を防止することができるのである。また、回
路に設けるスイツチは一個でよいので、スイツチ
の接触抵抗による無駄な電力消費を最小に抑える
ことができ、また部品点数も節約できる長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の実施例を示すものである。 1……インバータ、B……蓄電池、D1,D2
…ダイオード、D3,D4……発光ダイオード、M
……モータ、L1,L2,L3……コイル、R1,R2
R3.R4……抵抗、SW……スイツチ、Tr……トラ
ンジスタ、P……中間点、a〜d……接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源に整流器D1を介して接続されるインバー
    タ1と、該インバータ1の出力巻線L3に接続さ
    れた蓄電池Bと、該蓄電池BとスイツチSWを介
    して接続された負荷Mとがあり、前記スイツチ
    SWが前記蓄電池Bに接続された第1の接点a
    と、前記負荷Mに接続された第2の接点bと、前
    記インバータ1を構成するトランジスタTrのバ
    イアス部R1,R2の間の中間点Pに接続された第
    3の接点cと、これらの3つの接点a〜c相互を
    同時に遮断、導通制御する可動接点dとを有し、
    上記3つの接点a〜cの導通時に、上記中間点P
    の電位を上記インバータ1が発振可能なバイアス
    電位よりも低くなるインピーダンスの報知素子
    D3を前記中間点Pと第3の接点cとの間に接続
    するようにした蓄電池の充電装置。
JP1981157572U 1981-10-20 1981-10-20 蓄電池の充電装置 Granted JPS5863847U (ja)

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JP1981157572U JPS5863847U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 蓄電池の充電装置

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JP1981157572U JPS5863847U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 蓄電池の充電装置

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JPS5863847U JPS5863847U (ja) 1983-04-28
JPS645964Y2 true JPS645964Y2 (ja) 1989-02-15

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