JPS6142025B2 - - Google Patents

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JPS6142025B2
JPS6142025B2 JP54047470A JP4747079A JPS6142025B2 JP S6142025 B2 JPS6142025 B2 JP S6142025B2 JP 54047470 A JP54047470 A JP 54047470A JP 4747079 A JP4747079 A JP 4747079A JP S6142025 B2 JPS6142025 B2 JP S6142025B2
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JP
Japan
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cationic
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polymer
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JP54047470A
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Inventor
Masaki Tsumadori
Kinjiro Matsunaga
Junosuke Nakagawa
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication of JPS55142772A publication Critical patent/JPS55142772A/ja
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は糊剤組成物に関するものである。更に
詳しくは、高分子エマルジヨンにカチオン性水溶
性高分子を添加することにより得られるカチオン
性高分子エマルジヨンを主剤とすることを特徴と
し、衣類に対して浴比の大きい浴液に於いても衣
類に適度の硬さを与える家庭用糊剤組成物に関す
るものである。 従来の家庭用の糊剤としては、澱粉、ポリビニ
ルアルコール等の粉末糊剤、更には、冷水に希釈
が容易な上記物質を10〜15%含む液状糊剤が使用
されてきた。近年、糊付け布に厚み感とパリツと
した張りを与え、又水に対する分散性が非常によ
いことより、酢酸ビニルエマルジヨンを主剤とす
る糊剤が広く普及している。 しかし、酢酸ビニルエマルジヨンを主剤とする
従来の液体糊剤組成物は、粒子が非イオン性若し
くはアニオン性であるために、水中で負に帯電し
ている繊維に対して吸着性が極めて弱い。従つて
家庭に於いて糊付けを行なう場合には、希釈に用
いる水の量を出来るだけ少なくしなければなら
ず、例えば、衣類の重量に対して1〜3倍量程度
である。 この様な使用は、液体糊剤組成物が水に対して
均一に分散していても、浴比が小さいため糊付き
のムラを生じ、糊付け衣料の仕上り風合を損ねて
いる。又、現在の洗濯機を用いる洗濯習慣の中に
あつて、糊付けは洗濯終了後、浴比を小さくする
ためにたらい等の容器に取り出し行なわれてお
り、手間がかかることも問題になつている。 本発明者らは、かかる欠点を解決する為に、カ
チオン性界面活性剤及びカチオン性高分子を用い
て乳化重合して作つたカチオン性高分子エマルジ
ヨンを含有する糊剤組成物を提供した(特開昭53
−70191号及び特開昭53−94688号)。これらは、
衣類に対する吸着性がよく、浴比の大きい浴液に
於いても、適度の硬さを与える。しかしながら、
これらのカチオン性エマルジヨンを衣類に対して
30倍量の水に希釈し糊付けした場合の衣類に対す
る付着率は、非カチオン性エマルジヨンを衣類に
対して1〜3倍量の水に希釈し糊付けした場合の
付着率に比べて劣り、経済性を考慮するとこれら
のカチオン性エマルジヨンの低濃度での吸着性は
不充分である。 本発明者らは、このような従来の糊剤組成物の
欠点を解決する為に、鋭意検討の結果、驚くべき
ことには意外にも非イオン性水溶性高分子水溶液
中でビニル単量体を乳化重合して得られる高分子
エマルジヨンに特定のカチオン性水溶性高分子を
添加混合して得られる乳濁液を必須成分とする糊
剤組成物が低濃度に於いても繊維とも吸着性が極
めて優れていることを見い出し本発明に到達し
た。 即ち、本発明は(A)非イオン性水溶性高分子水溶
液中でビニル単量体を乳化重合して得られる高分
子エマルジヨンと、(B)カチオン性澱粉、カチオン
性セルロース、カチオン性メタクリル酸エステル
重合体及びカチオン性アクリル酸エステル重合体
からなる群から選ばれた1種又は2種以上とを含
有する糊剤組成物を提供するものである。 本発明で用いる非イオン性水溶性高分子として
は、ポリ酢酸ビニルを70〜100%鹸化したポリビ
ニルアルコール、ヒドロキシエチル化澱粉、ヒド
ロキシプロピル化澱粉の如き化工澱粉、ヒドロキ
シエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース誘導体等々が例示され、更にはこれらの中で
1%水溶液粘度が3〜500センチポイズ(以下
cpsと略す)のものが好ましく、5〜100cpsのも
のが特に好ましい。 本発明に係るビニル重合体を得るために用いら
れるビニル単量体としては酢酸ビニルが最も好ま
しく、酪酸ビニル、プロピオン酸ビニルなどの低
級脂肪酸ビニルエステル;アクリル酸エステル、
例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル;メタクリル酸エステル、例えば
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタ
クリル酸ブチル等々も用いることができる。更に
これらのビニル単量体と共重合しうる単量体、例
えばスチレン、エチレン等も同時に使用すること
が出来る。 ビニル単量体の使用量は最終エマルジヨンに対
して20〜60重量%、好ましくは25〜50重量%がよ
い。 本発明に係るビニル重合体を得るに際しては、
必要に応じて乳化剤として、カチオン性活性剤、
非イオン性活性剤、又はこれらを組合せて添加使
用することができる。 カチオン性活性剤としては例えば次の式(1)〜(7)
で示されるようなものが挙げられる。 Γ第4級アンモニウム塩 Γイミダゾリニウム塩 Γ第4級アミドアンモニウム塩 Γカチオン性ポリアミド (ジエチレントリアミン又はジプロピレントリア
ミン1モルと炭素原子数12〜24の脂肪酸約2モル
とを反応させて得られる酸価10以下の縮合物にエ
ピクロルヒドリン約1〜2モルを付加させ次いで
アルカリ剤の存在下に開環重合させた後、酸で中
和して得られるカチオン性ポリアミド化合物)。 上記(1)〜(7)式中R1、R2、R6及びR7は夫々炭素
原子数11〜22のアルキル基又は炭素原子数13〜24
のβ−ヒドロキシアルキル基であり、R3、R4
びR5は夫々炭素原子数1〜3のアルキル基若し
くはヒドロキシアルキル基、ベンジル基又は−
(CH2CH2O−)o′Hであり、R8は炭素数12〜24の脂
肪族基、n′は1〜3、m′は2又は3であり、X
はアニオンである。 本発明に用いるカチオン性活性剤は必ずしも前
記のものに限定するものではなく、その他のカチ
オン性活性剤例えば尿素或はピユレツトから誘導
されるカチオン性活性剤等も使用出来る。より好
ましいカチオン性活性剤は、溶解性の小さいもの
がよく、合計炭素数が25〜60特に好ましくは30〜
50のものがよい。 又、非イオン性活性剤としては、例えばポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルフエニルエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル等々が例示され
る。これらの非イオン性界面活性剤はHLB11以
上のものが望ましく更に好ましくはHLB13乃至
18のものが良い。これら活性剤の使用量は全体の
エマルジヨン系の0.1重量%〜3重量%、好まし
くは0.2〜1.5重量%である。 本発明に係るビニル重合体を得る際の重合開始
剤としては2・2′−アゾビス(2−アミジノプロ
パン)が最もよいが、その他過酸化水素、t−ブ
チルハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパ
ーオキサイド、t−ブチルパーオキサイド、メチ
ルエチルケトンパーオキサイド、シクロヘキサノ
ンパーオキサイド、過酢酸、過安息香酸等も用い
ることが出来る。これら重合開始剤の添加量はビ
ニル単量体に対し0.01〜5.0重量%の範囲で使用
するのがよい。 本発明のビニル重合体を得る際の反応温度は40
〜120℃好ましくは50〜90℃、重合時のPHは3〜
9、好ましくは4〜8である。この際のPH緩衝剤
としては炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、オ
ルソリン酸ナトリウム、第二リン酸ナトリウム、
第一リン酸ナトリウム、塩化ナトリウム、硫酸ナ
トリウムの如き無機塩、又は酢酸ナトリウムのよ
うな有機酸塩を0.05〜2重量%、好ましくは0.1
〜1重量%添加するとよい。 かくして得られた高分子エマルジヨン(成分
(A))にカチオン性水溶性高分子(成分(B))を添加
混合して本発明の組成物が得られる。 本発明の糊剤組成物が上記の如き性能を発輝す
るのはエマルジヨン粒子がカチオン性であるた
め、水中で負に帯電する繊維との間に静電引力が
働くことによるのであるが、更には粒子に吸着し
たカチオン性高分子と繊維との間の複雑な相互作
用が関与し、例えば粘着効果等によつても効果が
左右され、本発明に係るカチオン性高分子以外の
カチオン性高分子、例えばポリ〔(メタ)アクリ
ルアミドアルキルアンモニウム〕、ポリ〔ビニル
ベンジルアンモニウム〕、ポリ〔ジアリルアンモ
ニウム〕、ポリ〔ビニルピリジニウム〕、ポリ〔ビ
ニルイミダゾリニウム〕、イオネン等のカチオン
性水溶性高分子化合物では本発明の目的は達成さ
れず、本発明に係るカチオン性高分子、即ちカチ
オン基が四級アンモニウムカチオン基であるカチ
オン性澱粉、カチオン性セルロース、及びカチオ
ン性アクリル酸エステル重合体及びカチオン性メ
タクリル酸エステル重合体(以下カチオン性(メ
タ)アクリル酸エステル重合体と略記する)に特
有の効果である。 本発明で用いられるカチオン性澱粉又はカチオ
ン性セルロースとしては例えば次式(8)に示される
ものが好ましい。 {式中、 A:澱粉残基又はセルロース残基 R:アルキレン基又はヒドロキシアルキレン基 R13、R14、R15:同じか又は異なつており、アル
キル基、アリール基、アラルキル基又は式中の
窒素原子を含んで複素環を形成してもよい。 X:アニオン(塩素、臭素、沃素、硫酸、スルホ
ン酸、メチル硫酸、リン酸、硝酸等) l:正の整数} カチオン性セルロース又はカチオン性澱粉のカ
チオン置換度は0.01〜1、即ち無水グルコース単
位当り0.01〜1好ましくは0.02〜0.5個のカチオン
基が導入されたものが好ましい。置換度が0.01未
満では十分でなく、又1より大きくてもかまわな
いが反応収率の点より1以下が好ましい。 又、カチオン性(メタ)アクリル酸エステル重
合体としては次式(9)に示されるものが好ましい。 (式中、 R16:水素原子又はメチル基、 R17、R18、R19:同じか異なつており水素原子、
炭素数1〜4のアルキル基又は置換アルキル
基、 X:式(8)に同じ、 m:1乃至10の整数) 本発明に係るカチオン性高分子の粘度は1%水
溶液として1〜500cps(20℃)、好ましくは3〜
300cpsがよい。本発明の糊剤組成物を得る際に
添加する成分(B)のカチオン性高分子の添加量は、
効果及び配合系の粘度から全エマルジヨン系に対
し固形分として0.01〜5重量%好ましくは0.2〜
3重量%がよく、一方成分(A)の高分子エマルジヨ
ンの添加量は全エマルジヨン系に対して固形分と
して10乃至50重量%好ましくは20乃至40重量%で
ある。 成分(B)のカチオン性高分子に由来するカチオン
性窒素の含有量は成分(A)の固形分及び成分(B)の固
形分の合計量に対して0.004乃至0.2重量%、好ま
しくは0.01〜0.15重量%である。0.004重量%未満
では十分に効果がなく、0.2重量%を越えると性
能的にはよいが糊剤組成物の着色の原因にもな
り、又、経済的にも不利となる。 本発明の糊剤組成物には更に必要に応じて、一
般の高分子エマルジヨン用の添加剤、例えば、ジ
ブチルフタレート、ジブチルアジペート、ジオク
チルアジペート、トリアセチン等々の如き可塑
剤、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、エタノールの如き凍結防止剤、その他香料、
殺菌剤、防腐剤、螢光染料、顔料などが添加出来
る。 以下、本発明の具体的な実施例を詳述するが本
発明はこれら実施例に制約されるものではない。
例中の部は重量部である。 実施例 1 温度計、撹拌機、還流冷却器、窒素導入装置及
び定量滴下装置をつけた5つ口セパラブルフラス
コにポリビニルアルコール(ポリ酢酸ビニル鹸化
度78.5%、重合度1600)8部とイオン交換水120
部を加えて80℃に溶解した。40℃に冷却してから
ポリオキシエチレンステアリルエーテル(エチレ
ンオキサイド平均25モル付加)0.8部及び炭酸ソ
ーダ1部とイオン交換水10部の炭酸ソーダ水溶液
を加え、フラスコ内の空気を窒素で置換する。次
いで酢酸ビニルモノマー10部を加え、2・2′−ア
ゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩0.1部と
イオン交換水10部の重合開始剤を加え、70℃に昇
温し重合を開始した。重合開始10分後から100分
間にわたつて酢酸ビニルモノマー90部を連続的に
添加した。連続添加が終つてから80℃で1時間熟
成し乳化重合反応を終了した。このエマルジヨン
の粒径は0.7〜1.5μ、固形分濃度は46.2%であつ
た。 次に温度計、撹拌機、還流冷却器をつけたフラ
スコ中でトリメチルアミノヒドロキシプロピル化
澱粉{ カチオン置換度(無水グルコース1単位当り導入
されたカチオン基の数の平均値)0.074、1%水
溶液粘度7センチポイズ}1部と、イオン交換水
4部を加えて80℃で15分間加熱溶解させた後20℃
に冷却する。この澱粉水溶液を先に合成して得た
ポリ酢酸ビニルエマルジヨンに第1表に示すよう
な各種配合割合で添加配合し糊剤組成物B〜Fを
得た。 配合した糊剤組成物B〜F及び比較として澱粉
末添加エマルジヨンからなる糊剤組成物Aを用い
下記の糊付け試験を行なつた。結果は次の第1表
の通りである。 〔糊付け試験〕 ターゴトメーター型洗浄試験機を用い1000mlの
イオン交換水に糊付け剤を有効分で0.6g添加
し、よく分散させ50g量の木綿布(60#)を添加
し、回転数100rpmで3分間撹拌糊付けする。脱
水機(洗濯機ナシヨナル型の脱水槽)で30秒脱水
した後、風乾、アイロンプレス(130℃で1分
間)し、20℃、65%恒温室に1日保存した後JIS
−1005−1959に準じてカンチレバー法により張り
硬さ(数値の大きなほど硬い)を測定した。
【表】 実施例 2 実施例1を準じ同一実験装置を用い、ポリビニ
ルアルコール(完全鹸化、重合度1800)8部とイ
オン交換水120部を加えて80℃にて溶解した。40
℃に冷却してからポリオキシエチレンドデシルエ
ーテル(エチレンオキサイド平均付加モル数30モ
ル)0.5部及び炭酸ソーダ1部とイオン交換水10
部の炭酸ソーダ水溶液を加え、フラスコ内の空気
を窒素置換する。次いで酢酸ビニルモノマー10部
を加え、更に2・2′−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)塩酸塩0.1部とイオン交換水10部の重合
開始剤を加え70℃に昇温し重合を開始した。重合
開始10分後から100分間にわたつて酢酸ビニルモ
ノマー90部を連続的に添加した。連続添加が終つ
てから80℃で1時間熟成し乳化重合反応を終了し
た。 このポリ酢酸ビニルエマルジヨンに2−メタク
リロキシエチルトリメチルアンモニウムメチルサ
ルフエート、又はカチオン性セルロース{JR−
400、Union Carbide Comp.製、ヒドロキシエチ
ル置換度(無水グルコース1単位当り導入された
ヒドロキシエチル基の数の平均値)1.6〜2.1、カ
チオン置換度0.35〜0.45、窒素含有量1.7〜2.2
%}を夫々ポリ酢酸ビニルエマルジヨン100部に
対して固形分として3部添加混合し糊剤に供じ
た。夫々糊剤G、Hとする。 比較例 1 実施例2で合成し得られたポリ酢酸ビニルエマ
ルジヨン100部に対し第2表に示すカチオン性水
溶性高分子を固形分として3部添加混合し糊剤に
供じた。表中のMeはメチル基、Etはエチル基を
示す。
〔糊付け試験〕
通常の家庭用洗濯機を用い10の水道水に各種
糊剤を有効分で6g添加しよく分散させ、500g
木綿布(60#)を添加し3分間撹拌糊付けする。
脱水機で30秒脱水した後、風乾、アイロンプレス
(130℃で1分間)を行なう。 上記の方法で糊付け処理した布の張りについて
10名による触感テストを一対比較により行ない各
種糊剤に性能を評価した。 +2:張りがある +1:やや張りがある 0:対照と同じ −1:やや張りがない −2:張りがない 表中の数字は人数を表わす
【表】 第3表より明らかなように、市販の非イオン性
の酢酸ビニルエマルジヨン(糊剤O)に比し、カ
チオン性のエマルジヨンの張り硬さは優れてい
る。しかし、ポリ酢酸ビニルエマルジヨンに2−
メタクリロキシエチルトリメチルアンモニウムメ
チルサルフエート又はカチオン性セルロースを添
加した本発明の糊剤サンプル(糊剤G、H)が、
他のカチオン性高分子を添加したサンプル(糊剤
I、J、K、L)に比べ、又重合時にカチオン性
高分子を添加しエマルジヨンをカチオン性にした
サンプル(糊剤組成M、N)に比べても優れてい
ることを示している。 実施例 3 次に示す配合により糊剤組成物を調製した。 ポリ酢酸ビニル(固形分)※ 38.7重量% カチオン性澱粉( 〃 )※ 3.2 シリコーン(10000センチストークスエマルジヨ
ン35%) 1 プロピレングリコール 3 エチルアルコール 3 ジブチルアジペート 3 水 48.1 ※ 実施例1で使用したものと同じものを用い
た この糊剤組成物は経時安定性も良く敷布を糊付
けしたが張りも適度で良好であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 非イオン性水溶性高分子水溶液中でビニ
    ル単量体を乳化重合して得られる高分子エマル
    ジヨンと、 (B) カチオン性澱粉、カチオン性セルロース、カ
    チオン性メタクリル酸エステル重合体及びカチ
    オン性アクリル酸エステル重合体からなる群か
    ら選ばれた1種又は2種以上 とを含有する糊剤組成物。 2 非イオン性水溶性高分子が、ケン化度70乃至
    100%のポリビニルアルコール、化工澱粉、ヒド
    ロキシエチルセルロース、及びヒドロキシプロピ
    ルセルロースからなる群から選ばれたものである
    特許請求の範囲第1項記載の糊剤組成物。 3 成分(B)がカチオン置換度0.01乃至1.0のカチ
    オン性澱粉又はカチオン性セルロースである特許
    請求の範囲第1項又は第2項記載の糊剤組成物。 4 成分(B)が下記一般式で表わされるカチオン性
    メタクリル酸エステル重合体又はカチオン性アク
    リル酸エステル重合体である特許請求の範囲第1
    項又は第2項記載の糊剤組成物。 (式中、R16は水素原子又はメチル基、R17、R18
    R19は同じか異なつており水素原子、炭素数1乃
    至4のアルキル基又は置換アルキル基、Xはアニ
    オン、mは1乃至10の数を表わす。) 5 成分(A)を固形分として10乃至50重量%、成分
    (B)を固形分として0.01乃至5重量%含有する特許
    請求の範囲第1項記載の糊剤組成物。 6 成分(B)に由来するカチオン性窒素含有量が成
    分(A)及び成分(B)の合計固形分の0.004乃至0.2重量
    %である特許請求の範囲第5項記載の糊剤組成
    物。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3001957A (en) * 1957-11-08 1961-09-26 Celanese Corp Aqueous latex comprising vinyl acetate polymer and amino ether of starch and method of coating fibrous sheet material therewith

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