JPS6141506Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6141506Y2 JPS6141506Y2 JP1982080763U JP8076382U JPS6141506Y2 JP S6141506 Y2 JPS6141506 Y2 JP S6141506Y2 JP 1982080763 U JP1982080763 U JP 1982080763U JP 8076382 U JP8076382 U JP 8076382U JP S6141506 Y2 JPS6141506 Y2 JP S6141506Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin
- walled
- diameter
- walled large
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば圧力容器、熱交換器等の薄肉
大径管の変形を防止しながら、これに回転を与え
るための治具に関し、さらに詳しくは薄肉大径管
相互のバツト溶接、トレーの取付等の溶接作業を
おこなう場合の薄肉大径管真円保持装置に関す
る。ここに薄肉大径管とは板厚に対する管外径の
割合が150以上である管をいう。
大径管の変形を防止しながら、これに回転を与え
るための治具に関し、さらに詳しくは薄肉大径管
相互のバツト溶接、トレーの取付等の溶接作業を
おこなう場合の薄肉大径管真円保持装置に関す
る。ここに薄肉大径管とは板厚に対する管外径の
割合が150以上である管をいう。
従来は、第1図または第2図に示すような管保
持装置を使用していたが、回転ローラにより薄肉
大径管に集中的かつ直接的に力が伝わるため、こ
の変形を防止するには頑丈な補強が必要であつ
た。第1図の保持装置において、1は薄肉大径管
2にとりつけた補強バンド又はリングであり、3
はトレーの取付け部分を示し、第2図の保持装置
においては、4は薄肉大径管2にとりつけたボツ
クス形の補強リングを示す。従来の保持装置によ
れば、上記構成からあきらかなように、補強バン
ド又はリング1を溶接で取付けるためその着脱が
困難であり、また再使用がむづかしいためスクラ
ツプとなることが多かつた。さらに本体を傷つけ
やすく、回転中に伸びないような厚板が必要であ
り、また径の変化に全く対応できず、さらには取
付部付近の付属品の取付が不可能となる等、多く
の欠点があつた。
持装置を使用していたが、回転ローラにより薄肉
大径管に集中的かつ直接的に力が伝わるため、こ
の変形を防止するには頑丈な補強が必要であつ
た。第1図の保持装置において、1は薄肉大径管
2にとりつけた補強バンド又はリングであり、3
はトレーの取付け部分を示し、第2図の保持装置
においては、4は薄肉大径管2にとりつけたボツ
クス形の補強リングを示す。従来の保持装置によ
れば、上記構成からあきらかなように、補強バン
ド又はリング1を溶接で取付けるためその着脱が
困難であり、また再使用がむづかしいためスクラ
ツプとなることが多かつた。さらに本体を傷つけ
やすく、回転中に伸びないような厚板が必要であ
り、また径の変化に全く対応できず、さらには取
付部付近の付属品の取付が不可能となる等、多く
の欠点があつた。
本考案は、上記欠点を解決するためになされた
もので、薄肉大径管の変形を防止して真円を保持
すると共に径の変化に対応でき、スムーズな回転
を与えることが可能で、かつその脱着が容易な真
円保持装置を得ることを目的とする。
もので、薄肉大径管の変形を防止して真円を保持
すると共に径の変化に対応でき、スムーズな回転
を与えることが可能で、かつその脱着が容易な真
円保持装置を得ることを目的とする。
本考案は上記目的を達成するためになされたも
ので、少くとも一対の回転ローラ上に載置された
リング体の円周上に端部が係止される複数の張力
調整機構付ワイヤを設け、該ワイヤを薄肉大径管
の側面に当接するようにした薄肉大径管真円保持
装置を提供するものである。以下図面を用いて説
明する。
ので、少くとも一対の回転ローラ上に載置された
リング体の円周上に端部が係止される複数の張力
調整機構付ワイヤを設け、該ワイヤを薄肉大径管
の側面に当接するようにした薄肉大径管真円保持
装置を提供するものである。以下図面を用いて説
明する。
第3図は本考案実施例の側面図、第4図はその
正面図である。本考案に係る装置は、薄肉大径管
2の径の種類に応じた充分な強度をもつリング5
と、薄肉大径管2の荷重に応じたターンバツクル
6と、ワイヤ7、及びターンバツクル6をリング
5に固定するピン9で構成されている。ワイヤ7
には、回転ローラ8を有するリング5が回転する
ときその回転力が均等に伝達されるようになつて
いる。そのため薄肉大径管2には荷重が均等にか
かることになり、薄肉大径管2を真円に近く修正
することが可能になる。以上のようにワイヤ7に
よれば、薄肉大径管2の荷重が均等に分担させら
れるので、薄肉大径管2は補強の必要がない。な
お、ターンバツクル6はワイヤー7のさらに均等
な締めつけを可能にしている。
正面図である。本考案に係る装置は、薄肉大径管
2の径の種類に応じた充分な強度をもつリング5
と、薄肉大径管2の荷重に応じたターンバツクル
6と、ワイヤ7、及びターンバツクル6をリング
5に固定するピン9で構成されている。ワイヤ7
には、回転ローラ8を有するリング5が回転する
ときその回転力が均等に伝達されるようになつて
いる。そのため薄肉大径管2には荷重が均等にか
かることになり、薄肉大径管2を真円に近く修正
することが可能になる。以上のようにワイヤ7に
よれば、薄肉大径管2の荷重が均等に分担させら
れるので、薄肉大径管2は補強の必要がない。な
お、ターンバツクル6はワイヤー7のさらに均等
な締めつけを可能にしている。
本考案に係る装置は、薄肉鋼管の溶接作用ばか
りでなく、圧力容器の溶解作業、あるいは異型物
の回転等に用いることができる。
りでなく、圧力容器の溶解作業、あるいは異型物
の回転等に用いることができる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、大径管はワイヤーの締め付けの着脱により容
易に取外しが可能で、溶接による取付けにくら
べ、短時間に施行ができ、本体へ傷を付けず、真
円を保持したまま操作できるので、実施による効
果大である。
ば、大径管はワイヤーの締め付けの着脱により容
易に取外しが可能で、溶接による取付けにくら
べ、短時間に施行ができ、本体へ傷を付けず、真
円を保持したまま操作できるので、実施による効
果大である。
第1図及び第2図は従来例の側断面図、第3図
は本考案実施例の側面図、第4図は本考案実施例
の正面図である。 2……薄肉大径管、5……リング、6……ター
ンバツクル、7……ワイヤー、8……回転ローラ
ー。
は本考案実施例の側面図、第4図は本考案実施例
の正面図である。 2……薄肉大径管、5……リング、6……ター
ンバツクル、7……ワイヤー、8……回転ローラ
ー。
Claims (1)
- 少なくとも一対の回転ローラ上に載置されたリ
ング体と、該リング体の円周上に端部が係止され
る複数の張力調整機構付ワイヤとを備え、前記リ
ング体内に薄肉大径管を挿入して前記ワイヤをそ
れぞれ該薄肉大径管の側面に当接させ、その張力
で支持するようりしたことを特徴とする薄肉大径
管の真円保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076382U JPS58184080U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 薄肉大径管の真円保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8076382U JPS58184080U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 薄肉大径管の真円保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58184080U JPS58184080U (ja) | 1983-12-07 |
JPS6141506Y2 true JPS6141506Y2 (ja) | 1986-11-26 |
Family
ID=30089897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8076382U Granted JPS58184080U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 薄肉大径管の真円保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58184080U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686284A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-13 | Mitsubishi Atomic Power Ind | Pipings whip restraint |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP8076382U patent/JPS58184080U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686284A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-13 | Mitsubishi Atomic Power Ind | Pipings whip restraint |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58184080U (ja) | 1983-12-07 |
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