JPS6034033Y2 - 精紡機におけるロ−ビングパイプ固定装置 - Google Patents

精紡機におけるロ−ビングパイプ固定装置

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Publication number
JPS6034033Y2
JPS6034033Y2 JP10968881U JP10968881U JPS6034033Y2 JP S6034033 Y2 JPS6034033 Y2 JP S6034033Y2 JP 10968881 U JP10968881 U JP 10968881U JP 10968881 U JP10968881 U JP 10968881U JP S6034033 Y2 JPS6034033 Y2 JP S6034033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roving
pipe
pipes
support bracket
iron
Prior art date
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Expired
Application number
JP10968881U
Other languages
English (en)
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JPS5815670U (ja
Inventor
三郎 鈴木
斉 相沢
究 新美
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社豊田自動織機製作所 filed Critical 株式会社豊田自動織機製作所
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Publication of JPS5815670U publication Critical patent/JPS5815670U/ja
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Publication of JPS6034033Y2 publication Critical patent/JPS6034033Y2/ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は精紡機において、機台端から順次接続されて、
機台全長に延びるロービングパイプの固定装置に関する
ものである。
ロービングパイプは、機台長手方向に適当な間隔で配設
された支持ブラケットの嵌合孔内部で接続されている。
一般にロービングパイプとしては、高周波誘導造管機で
製造されるステンレスパイプを使用するが、肉厚が小さ
いため変形しやすく、締め付は部材で直接締め付けると
変形し、保全の際に、支持ブラケットから抜けなくなっ
たり、再度取り付けるのが困難になったりする事態を招
く原因になっていた。
また高周波誘導造管機では、板状ステンレスをパイプ形
状にする製造過程において、その接合部に盛り上がった
ビードがのこり、該ビードを取り除く作業は手間がかか
り、また費用もかかるので、外周表面については、磨き
をかけてビードを取り除くにしても、内部は取り除く作
業を施さないまま、ロービングパイプとして、使用して
いる。
第1図に示すように、接続されるロービングパイプ1,
2を、直接締め付は部材で締め付けないで済むよう、ロ
ービングパイプ1,2の内側に鉄ビン3を嵌め込んで、
固定する装置は公知であるが、この構成は、図右側から
ロービングパイプが順次取り付けられてきたものとする
と、支持ブラケット4の嵌合孔5にロービングパイプ1
を嵌め込み、次に、嵌合孔5にほぼ合致する径の取付部
3aとその両側に形成されて、それよりも小径の嵌合部
3bとからなる鉄ビン3を、該ロービングパイプ1内部
に嵌合部3bが嵌まり込むように嵌合孔5に嵌め込み、
さらに、鉄ビン3の左側嵌合部3bを包むようにして、
ロービングパイプ2が支持ブラケット4の嵌合孔5に嵌
め込まれる。
そして該鉄ビン3の取付部3aの表面を締め付は部材と
してのネジ6で固定する。
これによって支持ブラケット4への両ロービングパイプ
1,2の固定を行なうようにしている。
しかしながら、ロービングパイプ1.2の内部には、前
記ビード7が存在するため、ロービングパイプ1,2の
内部に嵌め込まれる嵌合部3bは、ロービングパイプ1
,2内径とビード7の厚さ分だけ小径にする考慮が必要
であり、このために必然的に嵌合部3bとロービングパ
イプ1,2との間には隙間1が生じ、該ロービングパイ
プ1,2のガタつき及び回転を引きおこす原因となり、
確実な固定ができなかった。
上記に鑑みて、本考案では、ロービングパイプを変形さ
せることなく、しかもガタつきや回転が生じないように
、確実に固定するロービングパイプ固定装置を提供する
ものであり、その骨子は、鉄ビンの嵌合部によってロー
ビングパイプを支持ブラケットの嵌合孔内面に、押し付
けることによって、ロービングパイプの位置を確保する
ことにある。
以下、本考案の実施例を第2図に基づいて説明する。
本考案のロービングパイプ固定装置に用いられる鉄ビン
3は、第1図において示した従来装置に用いた鉄ビンの
形状を改良したものである。
すなわち、第2図に示すように鉄ビン3の形状は、ロー
ビングパイプ1,2のビード7を考慮に入れ、該パイプ
1,2の内径よりも小径の円筒形状嵌合部3bを両端に
有し、その中央部にV字形状に切り込まれている取付部
3aを有している。
本考案装置の組み付は、区名側からロービングパイプが
順次取り付けられてきたものとすると、まず支持ブラケ
ット4の嵌合孔5にロービングパイプ1を嵌め込み、次
いで鉄ビン3の右側嵌合部3bをロービングパイプ1内
部に嵌め込み、さらに鉄ビン3の左側嵌合部3bを包み
込んで、ロービングパイプ2が支持ブラケット4の嵌合
孔5に嵌め込まれる。
このとき、鉄ビン3が大きく変位しないよう、ロービン
グパイプ2の嵌め込みに先立って、支持ブラケット4に
取り付けられた締め付は部材としてのネジ6によってV
字形状取付部3aの位置を確保しておくと有利である。
このように支持ブラケット4の嵌合孔5内部に、ロービ
ングパイプ1、鉄ビン3、ロービングパイプ2を配置し
てネジ6を締め付けることによって、鉄ビン3の左右嵌
合部3bが、内面からロービングパイプ2゜1を支持ブ
ラケット4の嵌合孔5内面に押し付けるようになるので
、該ロービングパイプ1,2は確実に固定される。
上記の構成において、鉄ビン3の取付部3aの形状が、
V字形状であるため、鉄ビン3がロービングパイプ1,
2の内部で長手方向に多少の位置ズレをしていても、ネ
ジ6で締め付けることにより、位置が修正されて中央で
固定される。
もちろんV字形状の巾はネジ6の径よりも大きいことが
必要である。
したがって、鉄ビン3の左右嵌合部3bが両ロービング
パイプ2,1を支持ブラケット4に、内面から均等に押
圧して固定することができる。
なお、鉄ビン3は中央を境に左右対称であり、取付部3
aは円錐台形状で、嵌合部3bは円筒形状であるので、
ロービングパイプ1,2内で回転しても組み付は操作に
支障はない。
以上の第2図実施例は組み付は操作が容易なように、鉄
ビン3aをV字形状としたが、第3図に示されるように
鉄ビン3をロービングパイプ1,2の内径よりも小径の
単なる円筒形状とし、中央部にネジ孔8を刻設して、取
付部3aとし、このネジ孔8に支持ブラケット4に取り
付けられたネジ6を係合して両側嵌合部3bでパイプ1
,2を嵌合孔5に押し付けられるように構成してもよい
この実施例の場合、組み付は操作は支持ブラケット4へ
のロービングパイプ1、鉄ビン3の嵌入後、作業者がネ
ジ6とネジ孔8とが一致するよう鉄ビン3を廻し、ネジ
6をネジ孔8へある程度係合させて鉄ビン3の位置を確
保する。
この後ロービングパイプ2を嵌め込んでから、ネジ6を
強く締めることによりロービングパイプ1,2の固定が
完了する。
この実施例では鉄ビン3の形状が簡単であるので、加工
費が安い。
以上のように本考案装置は、精紡機のロービングパイプ
の接続部において、ロービングパイプ内径より小径の円
筒形状で、その中央部に取付部を、両端に嵌合部をそれ
ぞれ有する鉄ビンを採用し、接続させる両ロービングパ
イプをその内面から均等且つ積極的に支持ブラケットの
嵌合孔に押圧固定することによってロービングパイプの
変形を防止しつつ、確実に固定するもので、保全にも有
利である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、従来のロービングパイプ固定装置の断面図、
第2図は本考案の実施例を示す断面図、第3図は本考案
の他の実施例を示す断面図。 1.2:ロービングパイプ、3:鉄ビン、3a:鉄ビン
中央の取り付は部、3b=鉄ビン両端の嵌合部、 4:支持ブラケット、 5:支持ブラタ ットの嵌合孔、 7:ビード、 :隙間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波誘導造管機で製造されるロービングパイプを支持
    ブラケットの嵌合孔内部で順次接続するようにした精紡
    機におけるロービングパイプ固定装置において、接続す
    る両ロービングパイプ内部に、全体が該ロービングパイ
    プ内径より小径で中央部に取付部を、両側に嵌合部をそ
    れぞれ形成した鉄ビンを嵌合腰前記支持ブラケットには
    前記鉄ビンの取付部に係合する締め付は部材を取り付け
    、該締め付は部材の締め付けで、該鉄ビンが接続する両
    ロービングパイプを、内面から支持ブラケットの嵌合孔
    内面に押圧することができるように構成したことを特徴
    とするロービングパイプ固定装置。
JP10968881U 1981-07-23 1981-07-23 精紡機におけるロ−ビングパイプ固定装置 Expired JPS6034033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10968881U JPS6034033Y2 (ja) 1981-07-23 1981-07-23 精紡機におけるロ−ビングパイプ固定装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5815670U JPS5815670U (ja) 1983-01-31
JPS6034033Y2 true JPS6034033Y2 (ja) 1985-10-09

Family

ID=29904061

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