JPH0811991B2 - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH0811991B2 JPH0811991B2 JP4352028A JP35202892A JPH0811991B2 JP H0811991 B2 JPH0811991 B2 JP H0811991B2 JP 4352028 A JP4352028 A JP 4352028A JP 35202892 A JP35202892 A JP 35202892A JP H0811991 B2 JPH0811991 B2 JP H0811991B2
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- JP
- Japan
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- tightening
- casing
- screw
- clamping
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L17/00—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure
- F16L17/02—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket
- F16L17/04—Joints with packing adapted to sealing by fluid pressure with sealing rings arranged between outer surface of pipe and inner surface of sleeve or socket with longitudinally split or divided sleeve
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/002—Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces
- F16L21/005—Sleeves or nipples for pipes of the same diameter; Reduction pieces made of elastic material, e.g. partly or completely surrounded by clamping devices
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
- F16L21/08—Joints with sleeve or socket with additional locking means
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/16—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders
- F16L55/168—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from outside the pipe
- F16L55/17—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from outside the pipe by means of rings, bands or sleeves pressed against the outside surface of the pipe or hose
- F16L55/172—Devices for covering leaks in pipes or hoses, e.g. hose-menders from outside the pipe by means of rings, bands or sleeves pressed against the outside surface of the pipe or hose the ring, band or sleeve being tightened by a tangentially arranged threaded pin and a nut
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、組立て前に、連結しよ
うとする管の外径より大きな寸法を有する弾性シールス
リーブを備えており、この弾性シールスリーブが縦軸線
の方向で分割された環状のケーシングによって取り囲ま
れ、該ケーシングが弾性シールスリーブを管に当接する
ために締付装置によって周方向に収縮可能であり、該締
付装置がケーシングに対してほぼ接線方向に延びる少な
くとも１つの締付ねじを有し、この締付ねじがケーシン
グギャップの片側でそれぞれケーシングに係合する２つ
の締付部材を貫通して延び、かつ締付ねじのヘッドが一
方の締付部材のアーチ状の外側面に当接している形式の
管継手に関する。
うとする管の外径より大きな寸法を有する弾性シールス
リーブを備えており、この弾性シールスリーブが縦軸線
の方向で分割された環状のケーシングによって取り囲ま
れ、該ケーシングが弾性シールスリーブを管に当接する
ために締付装置によって周方向に収縮可能であり、該締
付装置がケーシングに対してほぼ接線方向に延びる少な
くとも１つの締付ねじを有し、この締付ねじがケーシン
グギャップの片側でそれぞれケーシングに係合する２つ
の締付部材を貫通して延び、かつ締付ねじのヘッドが一
方の締付部材のアーチ状の外側面に当接している形式の
管継手に関する。
【０００２】
【従来の技術】ドイツ特許明細書第２４２８１０１号
（もしくは相当する米国特許明細書第３，８７７，７３
３号）、並びにヨーロッパ特許公開第０４４７９５５号
（もしくは相当する米国特許明細書第５，１３７，３０
５号）により、前述の形式の管継手が公知であり、これ
らの管継手においては、ケーシングのための締付装置が
互いに平行な２つのねじボルトを有しており、これらの
ねじボルトは２つの円筒状の締付ボルトを貫通して延び
ている。この締付ボルトは、ライナによってブリッジさ
れるケーシングギャップの両側でケーシングに取り付け
られかつ貫通孔を備えている締付舌片内に延びて、前記
貫通孔の内ねじ山にねじボルトが捩じ込まれている。ね
じボルトの、内側六角縁を備えた円筒状のヘッドが締付
ボルトに当接する。
（もしくは相当する米国特許明細書第３，８７７，７３
３号）、並びにヨーロッパ特許公開第０４４７９５５号
（もしくは相当する米国特許明細書第５，１３７，３０
５号）により、前述の形式の管継手が公知であり、これ
らの管継手においては、ケーシングのための締付装置が
互いに平行な２つのねじボルトを有しており、これらの
ねじボルトは２つの円筒状の締付ボルトを貫通して延び
ている。この締付ボルトは、ライナによってブリッジさ
れるケーシングギャップの両側でケーシングに取り付け
られかつ貫通孔を備えている締付舌片内に延びて、前記
貫通孔の内ねじ山にねじボルトが捩じ込まれている。ね
じボルトの、内側六角縁を備えた円筒状のヘッドが締付
ボルトに当接する。
【０００３】シールスリーブの管端部への押圧を生ぜし
めるケーシングの収縮のためには、大きな締付力が必要
である。さらに、管継手を組立てる際には、締付ボルト
ひいては締付舌片も比較的長い距離を互いに進まなけれ
ばならない。その結果、締付ボルトを介して、締付舌片
内に捩じ込まれたねじボルトに著しい曲げ力が全体に伝
達され、この曲げ力がねじボルトを曲げることになる。
その上、締め付ける場合には、ケーシングの周方向に生
じる締付力が発生するだけでなく、半径方向に作用する
力も発生し、ケーシングの申し分のない収縮及びこれに
よる管端部へのシールスリーブの均一な当接を妨害す
る。
めるケーシングの収縮のためには、大きな締付力が必要
である。さらに、管継手を組立てる際には、締付ボルト
ひいては締付舌片も比較的長い距離を互いに進まなけれ
ばならない。その結果、締付ボルトを介して、締付舌片
内に捩じ込まれたねじボルトに著しい曲げ力が全体に伝
達され、この曲げ力がねじボルトを曲げることになる。
その上、締め付ける場合には、ケーシングの周方向に生
じる締付力が発生するだけでなく、半径方向に作用する
力も発生し、ケーシングの申し分のない収縮及びこれに
よる管端部へのシールスリーブの均一な当接を妨害す
る。
【０００４】ドイツ実用新案登録第８５１２００７号明
細書において、導管の非気密な個所を掴むシール部材を
シールして導管に当て付ける管破壊クランプが開示され
ている。このような公知の管破壊クランプにおいては、
縦方向に分割されたケーシングにおいてケーシングギャ
ップの両側に舌片が取り付けられており、これらの舌片
を貫通して円筒状の締付ボルトが延びている。締付ボル
トは遊嵌状態で締付ねじが貫通しており、締付ねじはナ
ットを有し、ナットは他方の締付ボルトに支持される。
比較的大きなケーシングギャップは、ライナによって被
われる。
細書において、導管の非気密な個所を掴むシール部材を
シールして導管に当て付ける管破壊クランプが開示され
ている。このような公知の管破壊クランプにおいては、
縦方向に分割されたケーシングにおいてケーシングギャ
ップの両側に舌片が取り付けられており、これらの舌片
を貫通して円筒状の締付ボルトが延びている。締付ボル
トは遊嵌状態で締付ねじが貫通しており、締付ねじはナ
ットを有し、ナットは他方の締付ボルトに支持される。
比較的大きなケーシングギャップは、ライナによって被
われる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、締付
ねじが不都合かつ妨害となる曲げ力作用を受けず、かつ
ケーシングに作用する締付力が、ケーシングのほぼ周方
向にのみ作用し、ケーシングのすぐ近くに付加されるよ
うな管継手を提供することである。
ねじが不都合かつ妨害となる曲げ力作用を受けず、かつ
ケーシングに作用する締付力が、ケーシングのほぼ周方
向にのみ作用し、ケーシングのすぐ近くに付加されるよ
うな管継手を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、組立て前に連結しようとする管の外径よ
り大きな寸法を有している弾性シールスリーブと、この
弾性シールスリーブを取り囲み、かつ１つの縦軸線を形
成して、その縦軸線の方向に分割されてケーシングギャ
ップを形成する環状のケーシングとを含んでいる形式の
管継手において、各々がアーチ状の外側面を有しかつ断
面形状がほぼＵ字形である一対の締付部材と、この締付
部材の各々をケーシングギャップの両側のケーシング部
分に連結して、前記ケーシングギャップから離れて対面
する前記アーチ状の外側面とともにケーシングに対して
締付力を加える手段と、前記締付部材を貫通し、ケーシ
ングに対して接線方向に配置され、一方の締付部材のア
ーチ状の外側面に支持されている締付ねじと、この締付
ねじに螺合し、他方の締付部材のアーチ状の外側面に支
持されているナットとを備えており、前記締付部材は、
遊嵌状態で前記締付ねじを受け入れるように形成され、
前記締付ねじ、ナット、及び締付部材は、ケーシングを
周回り方向に引き締めてケーシングギャップを狭め、か
つ連結される管に対して弾性シールスリーブを押圧する
ようになっていることを特徴としている。
め、本発明は、組立て前に連結しようとする管の外径よ
り大きな寸法を有している弾性シールスリーブと、この
弾性シールスリーブを取り囲み、かつ１つの縦軸線を形
成して、その縦軸線の方向に分割されてケーシングギャ
ップを形成する環状のケーシングとを含んでいる形式の
管継手において、各々がアーチ状の外側面を有しかつ断
面形状がほぼＵ字形である一対の締付部材と、この締付
部材の各々をケーシングギャップの両側のケーシング部
分に連結して、前記ケーシングギャップから離れて対面
する前記アーチ状の外側面とともにケーシングに対して
締付力を加える手段と、前記締付部材を貫通し、ケーシ
ングに対して接線方向に配置され、一方の締付部材のア
ーチ状の外側面に支持されている締付ねじと、この締付
ねじに螺合し、他方の締付部材のアーチ状の外側面に支
持されているナットとを備えており、前記締付部材は、
遊嵌状態で前記締付ねじを受け入れるように形成され、
前記締付ねじ、ナット、及び締付部材は、ケーシングを
周回り方向に引き締めてケーシングギャップを狭め、か
つ連結される管に対して弾性シールスリーブを押圧する
ようになっていることを特徴としている。
【０００７】
【作用】締付ねじのシャフトと締付部材との間の遊び
が、締付部材とねじシャフトとの間の横方向の相対運動
を可能にし、締付方向に対して横方向、すなわちねじの
縦軸線に対して横方向に相対移動できる。ねじの締付、
かつこれにより惹起される締付部材の収縮において生じ
るこのような横方向の運動に際して、ねじヘッドもナッ
トも、横断面でＵ形状の締付部材の所属のアーチ状の当
接面において転動することができる。このことによっ
て、前述の横方向運動は、締付ねじの、締付部材に当接
するヘッド及びナットによって妨害されない。それ故、
締付ねじは締付時にほぼ引張り応力しか生じない。締付
ねじ及び相応して締付部材も小さく構成することがで
き、このことによって材料及び重量を削減することがで
きる。
が、締付部材とねじシャフトとの間の横方向の相対運動
を可能にし、締付方向に対して横方向、すなわちねじの
縦軸線に対して横方向に相対移動できる。ねじの締付、
かつこれにより惹起される締付部材の収縮において生じ
るこのような横方向の運動に際して、ねじヘッドもナッ
トも、横断面でＵ形状の締付部材の所属のアーチ状の当
接面において転動することができる。このことによっ
て、前述の横方向運動は、締付ねじの、締付部材に当接
するヘッド及びナットによって妨害されない。それ故、
締付ねじは締付時にほぼ引張り応力しか生じない。締付
ねじ及び相応して締付部材も小さく構成することがで
き、このことによって材料及び重量を削減することがで
きる。
【０００８】締付ねじを締め付ける際に、該締付ねじの
ほぼ縦軸線の方向で生じる締付力は、その締付力がケー
シングのほぼ周方向に作用しかつケーシングの周面の近
くに付加されるように、横断面でＵ形状の締付部材を介
してケーシングに伝達される。締付部材は、請求項２及
び４に記載された請求項の構成において特に有効に作用
する。
ほぼ縦軸線の方向で生じる締付力は、その締付力がケー
シングのほぼ周方向に作用しかつケーシングの周面の近
くに付加されるように、横断面でＵ形状の締付部材を介
してケーシングに伝達される。締付部材は、請求項２及
び４に記載された請求項の構成において特に有効に作用
する。
【０００９】
【実施例】図１〜図３に示された管継手は環状のケーシ
ング１を有しており、このケーシングはその縦軸線１ａ
の方向で分割されている。ケーシング１は円筒状の周壁
２と、内方に曲げられた側壁３，４を有している。ケー
シングギャップ１ｂ（図３）は、ライナ薄板５によって
周知の形式でブリッジされている。
ング１を有しており、このケーシングはその縦軸線１ａ
の方向で分割されている。ケーシング１は円筒状の周壁
２と、内方に曲げられた側壁３，４を有している。ケー
シングギャップ１ｂ（図３）は、ライナ薄板５によって
周知の形式でブリッジされている。
【００１０】ケーシング１は、横断面でほぼＣ形状の、
弾性体から成る公知のシールスリーブ６を取り囲んでい
る。シールスリーブ６はケーシング１の周壁２に当接す
るウェブ７を有しており、このウェブから内方へ互いに
向かい合って延びるシールリップ８，９（図２）が突出
している。シールスリーブ６は側方で、ケーシング１の
側壁３，４に支持される薄片状の固定リング１０に常に
当接する。
弾性体から成る公知のシールスリーブ６を取り囲んでい
る。シールスリーブ６はケーシング１の周壁２に当接す
るウェブ７を有しており、このウェブから内方へ互いに
向かい合って延びるシールリップ８，９（図２）が突出
している。シールスリーブ６は側方で、ケーシング１の
側壁３，４に支持される薄片状の固定リング１０に常に
当接する。
【００１１】ケーシング１は、その直径を減少するため
に締付装置１１を介して収縮される。この締付装置１１
は、ケーシングギャップ１ｂの側方に配置された２つの
締付舌片１２，１３を有しており、該締付舌片は締付力
を加える手段として作用し、環の形式で構成されてい
る。締付舌片１２，１３は周壁２と一体に、かつ曲げら
れた材料区分によって形成されており、この材料区分は
その端部において符号１４で示された個所で周壁２と溶
接されている。
に締付装置１１を介して収縮される。この締付装置１１
は、ケーシングギャップ１ｂの側方に配置された２つの
締付舌片１２，１３を有しており、該締付舌片は締付力
を加える手段として作用し、環の形式で構成されてい
る。締付舌片１２，１３は周壁２と一体に、かつ曲げら
れた材料区分によって形成されており、この材料区分は
その端部において符号１４で示された個所で周壁２と溶
接されている。
【００１２】それぞれの締付舌片１２，１３は、ほぼ半
径方向に延びていてほぼ平らな壁区分１２ａもしくは１
３ａを有している。両方の壁区分１２ａ，１３ａは互い
に向かい合っている。それぞれの締付舌片１２，１３は
貫通開口１５を備えており、この貫通開口は、図示の実
施例では長孔の形式で構成されている（図２参照）。そ
れぞれの締付舌片１２，１３は、横断面でＵ形状の締付
機構（締付部材）１６もしくは１７を取り囲んでおり、
この締付機構の脚１８，１９はアーチ状部２０を介して
互いに結合されている。図４において符号ｃで示された
端部範囲では、前記脚１８，１９はほぼ平らである。
径方向に延びていてほぼ平らな壁区分１２ａもしくは１
３ａを有している。両方の壁区分１２ａ，１３ａは互い
に向かい合っている。それぞれの締付舌片１２，１３は
貫通開口１５を備えており、この貫通開口は、図示の実
施例では長孔の形式で構成されている（図２参照）。そ
れぞれの締付舌片１２，１３は、横断面でＵ形状の締付
機構（締付部材）１６もしくは１７を取り囲んでおり、
この締付機構の脚１８，１９はアーチ状部２０を介して
互いに結合されている。図４において符号ｃで示された
端部範囲では、前記脚１８，１９はほぼ平らである。
【００１３】締付機構１６，１７は、図１及び図３から
明らかなように、脚端部１８ａ，１９ａによって締付舌
片１２，１３の平らな壁区分１２ａ，１３ａに載せられ
ている。それぞれの締付機構１６，１７に、貫通孔２１
（図４）が形成されており、この貫通孔を通って締付ね
じ２２のシャフト２３が差し込まれる。この場合、この
貫通孔２１は相応する締付機構１６，１７の少なくとも
周方向でねじシャフト２３の外径Ｄ（図３）より大き
い。このことは、ねじシャフト２３が貫通孔２１を半径
方向に遊嵌状態で貫通することを意味し、従ってねじシ
ャフト２３と締付機構１６，１７との間の相対運動が可
能である。
明らかなように、脚端部１８ａ，１９ａによって締付舌
片１２，１３の平らな壁区分１２ａ，１３ａに載せられ
ている。それぞれの締付機構１６，１７に、貫通孔２１
（図４）が形成されており、この貫通孔を通って締付ね
じ２２のシャフト２３が差し込まれる。この場合、この
貫通孔２１は相応する締付機構１６，１７の少なくとも
周方向でねじシャフト２３の外径Ｄ（図３）より大き
い。このことは、ねじシャフト２３が貫通孔２１を半径
方向に遊嵌状態で貫通することを意味し、従ってねじシ
ャフト２３と締付機構１６，１７との間の相対運動が可
能である。
【００１４】図示の実施例では、円筒状のねじヘッド２
４が、締付機構１７のアーチ状の外側面２０ａに載せら
れており、これに対してねじシャフト２３にねじ嵌めら
れたナット２５は、反対側に位置する締付機構１６のア
ーチ状の外側面２０ａに支持される。図２に示すよう
に、有利には、貫通開口１５の幅ａはナット２５のレン
チ幅ｂにほぼ同じであり、従ってナット２５は貫通開口
１５内に回動に対抗して保持されている。締付ねじ２２
の締付は、ねじヘッド２４の図面に示されていない内側
六角縁内に差し込まれる工具によって行われる。
４が、締付機構１７のアーチ状の外側面２０ａに載せら
れており、これに対してねじシャフト２３にねじ嵌めら
れたナット２５は、反対側に位置する締付機構１６のア
ーチ状の外側面２０ａに支持される。図２に示すよう
に、有利には、貫通開口１５の幅ａはナット２５のレン
チ幅ｂにほぼ同じであり、従ってナット２５は貫通開口
１５内に回動に対抗して保持されている。締付ねじ２２
の締付は、ねじヘッド２４の図面に示されていない内側
六角縁内に差し込まれる工具によって行われる。
【００１５】周知のように、シールスリーブ６は連結し
ようとする管の外径に比べて過剰寸法を有している。継
手は、前組立て状態で管に差し嵌められ、次いで管を配
管した後に突き合わせ継目の上に押し嵌められる。締付
ねじ２２を回動することによって、ケーシング１は周方
向で直径を減少しつつ収縮される。この場合、このよう
な管継手において周知であるように、シールスリーブ６
は連結しようとする管の外側に緊密に圧着される。
ようとする管の外径に比べて過剰寸法を有している。継
手は、前組立て状態で管に差し嵌められ、次いで管を配
管した後に突き合わせ継目の上に押し嵌められる。締付
ねじ２２を回動することによって、ケーシング１は周方
向で直径を減少しつつ収縮される。この場合、このよう
な管継手において周知であるように、シールスリーブ６
は連結しようとする管の外側に緊密に圧着される。
【００１６】図１において、管継手がその開放状態で示
されており、これに対して図３は継手ケーシング１の組
立て完了後を示している。ケーシング１を収縮する間、
締付機構１６，１７は互いに向かい合って近付くように
運動する。この運動において、締付機構１６，１７は、
図１及び図３において示された両方の状態を比較すれば
直ぐに判るように、締付ねじ２２に関するその位置が変
化する。この場合に生じる締付機構１６，１７とねじシ
ャフト２３との間の相対運動は避けられない。これは、
既に述べたように、ねじシャフト２３が遊嵌状態で締付
機構１６，１７の貫通孔２１に貫通案内されているから
である。この場合、ねじヘッド２４もナット２５も、締
付機構１６，１７の湾曲された外側面２０ａにおいて転
動することができるので、ねじシャフト２３と締付機構
１６，１７との間の順応運動は妨害されない。ねじシャ
フト２３は、主に引張りにおいてのみ応力がかけられ、
かつ曲げ力は全くあるいは極めてわずかしか受け止める
必要がない。これに相応して、ねじシャフト２３はそれ
ほど強く構成されていなくてもよい。
されており、これに対して図３は継手ケーシング１の組
立て完了後を示している。ケーシング１を収縮する間、
締付機構１６，１７は互いに向かい合って近付くように
運動する。この運動において、締付機構１６，１７は、
図１及び図３において示された両方の状態を比較すれば
直ぐに判るように、締付ねじ２２に関するその位置が変
化する。この場合に生じる締付機構１６，１７とねじシ
ャフト２３との間の相対運動は避けられない。これは、
既に述べたように、ねじシャフト２３が遊嵌状態で締付
機構１６，１７の貫通孔２１に貫通案内されているから
である。この場合、ねじヘッド２４もナット２５も、締
付機構１６，１７の湾曲された外側面２０ａにおいて転
動することができるので、ねじシャフト２３と締付機構
１６，１７との間の順応運動は妨害されない。ねじシャ
フト２３は、主に引張りにおいてのみ応力がかけられ、
かつ曲げ力は全くあるいは極めてわずかしか受け止める
必要がない。これに相応して、ねじシャフト２３はそれ
ほど強く構成されていなくてもよい。
【００１７】ねじヘッド２４及びナット２５によって所
属の締付機構１６，１７に及ぼされる力は、該締付機構
によって、既に述べたようにほぼ半径方向で延びる締付
舌片１２，１３の平らな壁区分１２ａ，１３ａに伝達さ
れる。このことによって、締付力はケーシング１のほぼ
周方向に作用させることができる。締付力の付加は、ケ
ーシング１の周面の近くで行われる。
属の締付機構１６，１７に及ぼされる力は、該締付機構
によって、既に述べたようにほぼ半径方向で延びる締付
舌片１２，１３の平らな壁区分１２ａ，１３ａに伝達さ
れる。このことによって、締付力はケーシング１のほぼ
周方向に作用させることができる。締付力の付加は、ケ
ーシング１の周面の近くで行われる。
【００１８】ケーシングギャップ１ｂの幅は、継手の組
立て完了状態では、このような形式の公知の管継手の場
合より小さく保持される。これにより、ケーシングギャ
ップ１ｂをブリッジするライナ薄板５を相対的に弱く設
計することができる。
立て完了状態では、このような形式の公知の管継手の場
合より小さく保持される。これにより、ケーシングギャ
ップ１ｂをブリッジするライナ薄板５を相対的に弱く設
計することができる。
【００１９】締付機構は、ねじヘッド２４もしくはナッ
ト２５のための支持面として使用される円筒状の面及び
平らな面を有する部分円筒体として構成することもで
き、前記の平らな面は、締付舌片１２，１３の壁区分１
２ａ，１３ａに当接する。この部分円筒体も、ねじシャ
フト２３のための貫通開口を備えていなければならず、
しかもこの貫通開口はねじシャフト２３の外径より大き
い。
ト２５のための支持面として使用される円筒状の面及び
平らな面を有する部分円筒体として構成することもで
き、前記の平らな面は、締付舌片１２，１３の壁区分１
２ａ，１３ａに当接する。この部分円筒体も、ねじシャ
フト２３のための貫通開口を備えていなければならず、
しかもこの貫通開口はねじシャフト２３の外径より大き
い。
【００２０】しかし、このような構成は、締付機構１
６，１７をＵ形状に曲げた部材として構成する図示の実
施例に比べて、ケーシング１への力作用があまり良くな
いという欠点を有している。さらに、部分円筒体、例え
ば半円筒体として構成された締付機構においては、ねじ
シャフト２３と締付機構１６，１７との間で同じ量の相
対運動性を可能にするために、ねじシャフト２３が所望
の直径Ｄである場合の貫通孔は横断面でＵ形状の締付機
構１６，１７におけるより著しく大きくなければならな
い。脚範囲ｃの幅を拡大することによって、Ｕ形状の締
付機構１６，１７の曲げ強さは著しく高められる。
６，１７をＵ形状に曲げた部材として構成する図示の実
施例に比べて、ケーシング１への力作用があまり良くな
いという欠点を有している。さらに、部分円筒体、例え
ば半円筒体として構成された締付機構においては、ねじ
シャフト２３と締付機構１６，１７との間で同じ量の相
対運動性を可能にするために、ねじシャフト２３が所望
の直径Ｄである場合の貫通孔は横断面でＵ形状の締付機
構１６，１７におけるより著しく大きくなければならな
い。脚範囲ｃの幅を拡大することによって、Ｕ形状の締
付機構１６，１７の曲げ強さは著しく高められる。
【００２１】
【発明の効果】本発明によれば、締付ねじは、締付部材
に対しては遊嵌状態で受け入れられ、かつナットに螺合
しており、締付ねじを締めると、対向配置された締付部
材がそれぞれ締付ねじのヘッドとナットにより押圧され
て、一対の締付部材間の距離が狭められ、ケーシングを
収縮させることができる。そして、このケーシングの締
付時において、ねじヘッドとナットは締付部材のアーチ
状の外側面で転動し、締付部材とねじシャフトとの間の
横方向の相対運動を可能にしているので、締付ねじは、
ケーシングの締付け時に生じる曲げ応力の影響を受けな
いようにしている。この結果、ケーシングにはその周面
に近いところで周回り方向の力が作用し、締付ねじの強
度をそれほど大きくする必要がなくなり、締付部材、締
付ねじを含む締付装置を小型かつ軽量の構造ものとする
ことができる。
に対しては遊嵌状態で受け入れられ、かつナットに螺合
しており、締付ねじを締めると、対向配置された締付部
材がそれぞれ締付ねじのヘッドとナットにより押圧され
て、一対の締付部材間の距離が狭められ、ケーシングを
収縮させることができる。そして、このケーシングの締
付時において、ねじヘッドとナットは締付部材のアーチ
状の外側面で転動し、締付部材とねじシャフトとの間の
横方向の相対運動を可能にしているので、締付ねじは、
ケーシングの締付け時に生じる曲げ応力の影響を受けな
いようにしている。この結果、ケーシングにはその周面
に近いところで周回り方向の力が作用し、締付ねじの強
度をそれほど大きくする必要がなくなり、締付部材、締
付ねじを含む締付装置を小型かつ軽量の構造ものとする
ことができる。
【図１】管継手の正面図である。
【図２】図１による管継手を矢印Ａの方向で見た、しか
も管継手の下方半部を断面して示した図である。
も管継手の下方半部を断面して示した図である。
【図３】締め付けられた状態の締付装置を有する継手ケ
ーシングの範囲を、図１に相応して示す拡大図である。
ーシングの範囲を、図１に相応して示す拡大図である。
【図４】締付機構の斜視図である。
１ ケーシング、 １ａ 縦軸線、 １ｂ ケーシング
ギャップ、 ２ 周壁、 ３，４ 側壁、 ５ ライナ
薄板、 ６ シールスリーブ、 ７ ウェブ、８，９
シールリップ、 １０ 固定リング、 １１ 締付装
置、 １２，１３ 締付舌片、 １２ａ，１３ａ 壁区
分、 １４ 個所、 １５ 貫通開口、１６，１７ 締
付機構、 １８，１９ 脚、 ２０ アーチ状の部材、
２０ａ 外側面、 ２１ 貫通孔、 ２２ 締付ね
じ、 ２３ ねじシャフト、 ２４ ねじヘッド、 ２
５ ナット
ギャップ、 ２ 周壁、 ３，４ 側壁、 ５ ライナ
薄板、 ６ シールスリーブ、 ７ ウェブ、８，９
シールリップ、 １０ 固定リング、 １１ 締付装
置、 １２，１３ 締付舌片、 １２ａ，１３ａ 壁区
分、 １４ 個所、 １５ 貫通開口、１６，１７ 締
付機構、 １８，１９ 脚、 ２０ アーチ状の部材、
２０ａ 外側面、 ２１ 貫通孔、 ２２ 締付ね
じ、 ２３ ねじシャフト、 ２４ ねじヘッド、 ２
５ ナット
Claims (6)
- 【請求項１】 組立て前に連結しようとする管の外径よ
り大きな寸法を有している弾性シールスリーブ（６）
と、この弾性シールスリーブを取り囲み、かつ１つの縦
軸線（１ａ）を形成して、その縦軸線の方向に分割され
てケーシングギャップを形成する環状のケーシング
（１）とを含んでいる形式の管継手において、 各々がアーチ状の外側面（２０ａ）を有しかつ断面形状
がほぼＵ字形である一対の締付部材（１６，１７）を含
み、 締付部材（１６，１７）の各々が、前記ケーシングギャ
ップから離れて対面する前記アーチ状の外側面（２０
ａ）とともにケーシング（１）に対して締付力を加える
ために 、ケーシングギャップ（１ｂ）の両側のケーシン
グに連結されており、 さらに、前記締付部材（１６，１７）を貫通し、ケーシ
ング（１）に対して接線方向に配置され、一方の締付部
材（１７）のアーチ状の外側面（２０ａ）に支持されて
いる締付ねじ（２２）と、 この締付ねじに螺合し、他方の締付部材（１６）のアー
チ状の外側面（２０ａ）に支持されているナット（２
５）とを備えており、 前記締付部材（１６，１７）は、遊嵌状態で前記締付ね
じ（２２）を受け入れるように形成され、前記締付ね
じ、ナット、及び締付部材は、ケーシング（１）を周回
り方向に引き締めてケーシングギャップ（１ｂ）を狭
め、かつ連結される管に対して弾性シールスリーブ
（６）を押圧するようになっていることを特徴とする管
継手。 - 【請求項２】 さらに、一対の締付舌片（１２，１３）
含み、その各々は、ケーシングギャップ（１ｂ）の両側
におけるケーシング（１）にそれぞれ固定されており、
締付部材（１６，１７）の各々は、締付ねじ（２２）の
両側に配置される脚端部（１８ａ，１９ａ）を備え、こ
れらの各脚端部は、それぞれの前記締付舌片（１２，１
３）に支持され、これにより締付部材（１６，１７）を
ケーシング（１）に連結することを特徴とする請求項１
の管継手。 - 【請求項３】 各締付部材（１６，１７）は少なくとも
１つの貫通孔（２１）を有し、前記締付部材（１６，１
７）の周方向における前記貫通孔の内寸法を、締付ねじ
シャフト（２３）の外径（Ｄ）より大きくしたことを特
徴とする請求項１または２の管継手。 - 【請求項４】 各締付舌片（１２，１３）は、ケーシン
グギャップ（１ｂ）に向かう壁区分（１２ａ，１３ａ）
を有し、該壁区分が、ほぼ平らでほぼ半径方向に延び
て、それぞれの締付部材（１６，１７）のための支持部
として使用されることを特徴とする請求項２の管継手。 - 【請求項５】 少なくとも１つの締付舌片（１２）の貫
通開口（１５）の幅（ａ）が締付ねじ（２２）のナット
（２５）のレンチ幅（ｂ）とほぼ同じである請求項２の
管継手。 - 【請求項６】 シールスリーブ（６）が、横断面でほぼ
Ｃ形状に形成され、かつ向かい合って延びるシールリッ
プ（８，９）を有しており、該シールリップが管端部の
それぞれに緊密に当接可能となっている請求項１の管継
手。
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| ATE336685T1 (de) | 1998-09-21 | 2006-09-15 | Straub Werke Ag | Rohrkupplung |
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