JPS6141360Y2 - - Google Patents

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JPS6141360Y2
JPS6141360Y2 JP1980128858U JP12885880U JPS6141360Y2 JP S6141360 Y2 JPS6141360 Y2 JP S6141360Y2 JP 1980128858 U JP1980128858 U JP 1980128858U JP 12885880 U JP12885880 U JP 12885880U JP S6141360 Y2 JPS6141360 Y2 JP S6141360Y2
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JP
Japan
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woofer
low
comparator
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JP1980128858U
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、3Dスピーカ装置に関するもので、
特に音響特性を向上させる為に、スピーカの振動
系の運動を検出し、その検出出力をスピーカの駆
動アンプ系へ帰還させ、スピーカの振動を制御す
るようにしたモーシヨナルフイードバツクを有す
るものに関する。
従来、3Dスピーカ装置は、100〜150Hz以上の
音を左右の高域側スピーカより出し、それ以下の
低音を中央の低域側スピーカ1本で再生しようと
するものであり、低域側スピーカには左右を合成
した信号が入力される(第1図参照)。ここで、
100〜150Hz以上の音を再生する高域側スピーカに
ウーハー、100〜150Hz以下の音を再生する低域側
スピーカにスーパーウーハーという名称を付与す
る。又、3Dスピーカ装置に於いて、ステレオ感
を損わない為にはクロスオーバー周波数をできる
だけ低くとる必要があり、通常150Hz位にクロオ
ーバー周波数がとられるがステレオ感を充分に出
すにはウーハーの再生可能な帯域を100%利用す
ることが望ましい。その為には、ウーハーに低域
カツトフイルターを挿入しない状態で、スーパー
ウーハーのみにハイカツトフイルターをいれて音
圧のバランスをとる必要がある。一般にウーハー
の低域特性は12dB/octで減衰し、低域カツトフ
イルターと同様の特性を示している。この為、ス
ーパーウーハーには12dB/octの商域カツトフイ
ルターを挿入すればよいが、このような固定フイ
ルターを使用する場合以下の様な問題点があつ
た。
一般にウーハーの低域共振周波数oにはバ
ラツキがあり、それと固定フイルターとの合成
では第2図に示すように、低域共振周波数o
付近で音圧レベルが変動してピークやデイツプ
を生じる。即ち第2図は、スーパーウーハー、
ウーハーの夫々の場合若しくは合成した場合の
音圧レベルの周波数特性を示す図で()は調
整時、()は低域共振周波数が上昇した時を
示している。第2図に於いて、aはスーパーウ
ーハーのみ、bはウーハーのみ、破線は合成し
た場合を示している。
ウーハーのQ値が高い場合、低域共振周波数
oでピークを生じる。ウーハーにフイルター
を挿入していないため、ピークの影響がそのま
ま残る。
そこで、本考案の目的は、上記の問題点に鑑
みなされたもので、モーシヨナルフイードバツ
ク方式を用いることにより3Dスピーカ装置の
改善を図るものである。
以下、本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。
第3図は、本考案による3Dスピーカ装置を示
すブロツク図である。第3図に於いて、1はスー
パーウーハー(低域側スピーカー)、2はウーハ
ー(高域側スピーカー)、3は第1検出器、4は
第2検出器、5は第1増幅器、6は第2増幅器、
7はウーハー2への入力原信号SiL,SiRと第1及
び第2検出器の出力信号Dr,Dlとを比較する比
較器、8は比較器7の出力信号の高域成分をカツ
トするハイカツトフイルター、9はハイカツトフ
イルター8の出力信号を増幅する第3増幅器であ
る。尚比較器7の一例を第5図に示す。第5図に
於いて、7a,7b,7c,7dは抵抗、7eは
演算増幅器である。ウーハー2に取付けた第1及
び第2検出器3,4によりウーハー2の振動量を
検出し、その第1及び第2検出器3,4の出力信
号Dr,Dlとウーハー2への入力原信号SiL,SiR
とを比較器7に印加し、比較器7の出力信号を補
正信号とし、ハイカツトフイルター8を通して第
3増幅器9に印加する。又、検出する振動量とし
ては振動加速度が用いられる。この場合、低中域
では音圧に比例した特性を示し、高域では振動数
は分割振動をする為検出信号は乱され、補正信号
も乱される。この影響を取除くためハイカツトフ
イルター8により高域をカツトさせている。さて
ウーハー2の入力電圧をA、ウーハー2の周波数
レスポンスをB、スーパーウーハー1の周波数レ
スポンスをC、又、第3増幅器9の利得をαとす
ると3Dスピーカ装置で合成された音Dは、D=
(BLL+BRR)+αC{AL+AR−(BLL
RR)}に比例する。尚サフイツクスL及びR
は各々左、右チヤンネルを示している。そして、
中域に於いてはBL及びBRは1となるようにレベ
ル調整され、又、スーパーウーハー1の能率に合
わせて中域でαCも1となるように増幅器のレベ
ルを調整させておく。
さて、中域ではBL=BR=1である故AL+AR
=(BLL+BRR)の条件となる為にスーパー
ウーハー1への入力は零であり、ウーハー2のみ
が音を出すことになる。
次にスーパーウーハー1の低域共振周波数o
がウーハー2の低域共振周波数oに比べてかな
り低いとすると、ウーハー2の低域共振周波数
o付近の周波数ではスーパーウーハー1はαC〓
1となる。その為D〓AL+ARとなり周波数特性
はフラツトなものになる。又、左右のウーハーの
低域共振周波数oが異なる場合にも、夫々の低
域共振周波数oに対応する検出器3,4の検出
信号Dr,Dlが比較器7に印加され、各々補正信
号が働き合成された音Dは入力波形と同一波形と
なるという働きがある。又、ウーハーのQ値が高
くて音圧のピークが生じた場合も、そのピークを
打ち消す様な補正信号が出力され合成音の周波数
特性をフラツトにする働きがある。
次にスーパーウーハーの低域共振周波数o付
近の周波数では、BL,BRが小さくなる為、BL
LやBRRはαC(AL+ARに比べて小さい。
従つてDを示す式をD=αC(AL+AR)+(1−
αC)(BLL+BRR)と変形した場合(1−
αC)(BLL+BRR)の項は更に小さいの
で、合成された音DはD〜αC(AL+AR)とな
り、これはスーパーウーハー1自体の周波数特性
を示している。上記のことにより合成された音D
は、第4図に示す如くスーパーウーハー1の低域
共振周波数o迄フラツトな周波数特性を示す。
第4図に於いて、破線はQ値が高い時のウーハー
のみの音圧レベルの周波数特性、実線は合成させ
た場合の音圧レベルの周波数特性を示している。
以上、詳述した通り本考案に依れば、ウーハー
の再生帯域を100%使用しているので3Dスピーカ
装置に於けるステレオ感の減少は少なく、又低音
域に於ける不足部分のみを補充するためスーパー
ウーハーの低域共振周波数までフラツトな周波数
特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は3Dスピーカ装置に於けるスピーカ配
置の一例を示す図、第2図はスーパーウーハー、
ウーハー夫々の場合若しくは合成した場合の音圧
レベルの周波数特性図で()は調整時、()
は低域共振周波数が上昇した時である。第3図
は、本考案による3Dスピーカ装置を示すブロツ
ク図、第4図は、本考案による合成音の周波数特
性を示す図である。第5図は比較器の一例を示す
図である。 1……スーパーウーハー(低域側スピーカ)、
2……ウーハー(高域側スピーカ)、3……第1
検出器、4……第2検出器、5……第1増幅器、
6……第2増幅器、7……比較器、8……ハイカ
ツトフイルター、9……第3増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対の高域側スピーカと、該スピーカを、
    駆動する第1及び第2増幅器と、前記スピーカの
    振動加速度を検出する第1及び第2検出器と、該
    第1及び第2検出器の出力と前記高域側スピーカ
    への入力原信号とを比較する比較器と、該比較器
    の出力信号の高域成分をカツトするハイカツトフ
    イルターと、該ハイカツトフイルターの出力信号
    を増幅する第3増幅器と、該第3増幅器により駆
    動される低域側スピーカとよりなり、前記高域側
    スピーカの振動加速度検出信号と前記高域側スピ
    ーカへの入力原信号を前記比較器に入力し、前記
    比較器の出力により前記低域側スピーカの駆動を
    制御するようにしたモーシヨナルフイードバツク
    を有することを特徴とする3Dスピーカ装置。
JP1980128858U 1980-09-09 1980-09-09 Expired JPS6141360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980128858U JPS6141360Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

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Publication Number Publication Date
JPS5751390U JPS5751390U (ja) 1982-03-24
JPS6141360Y2 true JPS6141360Y2 (ja) 1986-11-25

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ID=29489222

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JP1980128858U Expired JPS6141360Y2 (ja) 1980-09-09 1980-09-09

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JPS59166590U (ja) * 1983-04-20 1984-11-08 松下電器産業株式会社 音響再生装置
JP6898538B1 (ja) * 2021-03-09 2021-07-07 足立 静雄 スピーカーシステム

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JPS5751390U (ja) 1982-03-24

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