JP3365940B2 - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JP3365940B2 JP29631597A JP29631597A JP3365940B2 JP 3365940 B2 JP3365940 B2 JP 3365940B2 JP 29631597 A JP29631597 A JP 29631597A JP 29631597 A JP29631597 A JP 29631597A JP 3365940 B2 JP3365940 B2 JP 3365940B2
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  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメインスピーカの後方に
放射された音をキャンセルすることによりメインスピー
カをキャビネットに装着することなしに、低域からの再
生が可能な音響再生装置において、キャンセルの性能を
維持するための手法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスピーカシステムでは、スピーカ
ユニットは背面に放射した音が前面に回り込むことによ
って低域をキャンセルしてしまい低音が出なくなること
を防ぐために、キャビネットに取り付けられている。こ
の構造でキャビネットが小さいと背面のコンプライアン
スが小さくなり、振動板の振動が制限を受けてしまい、
その結果スピーカの最低共振周波数f0 が高くなって低
音が出なくなってしまう。さらに、前後のコンプライア
ンスが異なるため前後均等に振幅せず歪みを生じてしま
う。
【0003】従って、これを改善するには極めて大きい
キャビネットが必要となる。また後面解放タイプにする
ことも考えられるが、この構造で低音の減少を防ぐには
数m四方のバッフルが必要となったりして実用上不具合
があった。
【0004】この問題を解決するために、本出願人が出
願したスピーカシステム(特願平8−122298号)
では、再生用スピーカユニットのすぐ後ろに消音用スピ
ーカユニットが設置してあり再生用スピーカユニットの
背面から放射された音をキャンセルするように構成して
いる。このときの構成の接続図を図5に示す。図におい
て音楽等の入力信号1はA/D変換器2によってデジタ
ル信号に変換された後、デジタルフイルター3および遅
延装置4に入力される。遅延装置4に入力された信号は
所定時間遅延されてD/A変換器5で再びアナログ信号
に戻され、パワーアンプ6によって増幅されて前側の再
生用スピーカ7に入力される。一方デジタルフイルター
3に入力された信号は適用制御されて加工され、同様に
D/A変換器8で再びアナログ信号に戻され、パワーア
ンプ9によって増幅されて後ろ側の消音用スピーカl0
に入力される。
【0005】再生用スピーカユニット7と消音用スピー
カユニット10の中間位置にキャンセル状態を検出する
ためのエラーマイクロホン12を設け、キャンセルする
ための信号を作り出すためのデジタルフイルタ3を随
時、制御部17によって制御し適応させていた。
【0006】また、デジタルフイルター3は前側の再生
用のスピーカの後方に放射される音をキャンセルするよ
うに後ろ側の消音用スピーカ10に入力される信号を加
工するように設定されるが、最初に最適値に適応したフ
イルターを作っておき、それを固定フイルターとして用
いるようにする場合もあった。
【0007】このようなシステムでは、デジタルフイル
タを随時適応制御している場合には何らかの外部要因で
システムが不安定になったり、固定している場合にはス
ピーカユニットの経時変化や環境の変化によってキャン
セル効果が十分に得られなくなるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
装置では、フイルターを随時適応制御している場合には
何らかの外部要因でシステムが不安定になったり、固定
している場合には経時変化や環境の変化に対して追従で
きなかった。従ってキャンセルが十分に行えない状態が
生じ音質が劣化するという欠点があった。
【0009】本発明は上記した点に鑑みなされたもので
あり、その目的は経時変化や環境の変化によりメインス
ピーカの後方に放射された音をキャンセルするキャンセ
ル用スピーカのキャンセル効果が失われることのない音
響再生装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の欠点を解決するた
め、本発明においては複数の固定フイルターを用意し、
入力レベルや、温度、湿度の変化によって最適な係数の
フイルターを選べるようにした。
【0011】その構成を説明すると、再生用スピーカユ
ニットの後ろに消音用スピーカユニットが設置してあり
再生用スピーカユニットの背面から放射された音をキャ
ンセルするように構成している。このとき、従来は再生
用スピーカユニットと消音用スピーカユニットの中間位
置にキャンセル状態を検出するためのエラーマイクロホ
ンを設けて、キャンセルするための信号を作り出すため
の最適なフイルター係数を求めている。
【0012】このフイルター係数は、周囲の環境やスピ
ーカユニットに変化がなければ完全に固定したままでも
よいが、実際には温度や湿度、或いはスピーカユニット
の経時変化で固定したままでは係数が最適値でなくなり
キャンセル効果が減少してくる。
【0013】従って、入力レベルや、温度、湿度等の条
件の違いによって設定した、複数のフイルターをあらか
じめ用意して、それらのフイルターの中から最適なもの
を選ぶようにしている。
【0014】この最適なフイルターを選ぶ手法として
は、次の3通りが考えられる。 音響再生装置への入力信号の平均レベルを検知して自
動的にその入力に対応して用意されたフイルターを選ぶ
ようにする。 再生用スピーカユニットと消音用スピーカユニットの
中間位置にキャンセル状態を検出するためのエラーマイ
クロホンを設け、指定した周波数範囲でのオーバーオー
ル値で、該エラーマイクロホンからの信号と、前側のス
ピーカユニットに入力される信号を比較して、ある規定
値以下(好ましくは100〜1000Ηzのバンドバス
フイルターを通した後のオーバーオール値の差がキャン
セルする前の状態で比べた値を基準として15dB以
下)に小さくなった状態が一定時間以上(好ましくは3
0秒以上)続いた場合に、用意されたフイルターから任
意のものを選択し、先の信号の比較した結果が規定値以
上(ここでは、好ましくは100〜1000Hzのバン
ドパスフイルターを通した後のオーバーオール値の差が
キャンセルする前の状態で比べた値を基準として20d
B以上)に大きくなった状態が一定時間以上(好ましく
は30秒以上)続いた場合にそのフイルターを固定す
る。 比較した信号をインジケータによって表示し、その状
態を観察して手動で行い最適なフイルターを選択出来る
ようにする。
【0015】ここでにおいては、再生用スピーカユニ
ットと消音用スピーカユニットの中間位置にキャンセル
状態を検出するためのエラーマイクロホンを設け、指定
した周波数範囲でのオーバーオール値で、該エラーマイ
クロホンからの信号と、前側のスピーカユニットに入力
される信号を比較して、ある規定値以下(好ましくは1
00〜1000Hzのバンドパスフイルターを通した後
のオーバーオール値の差がキャンセルする前の状態で比
べた値を基準として15dB以下)に小さくなった状態
が一定時間以上(好ましくは30秒以上)続いた場合
に、上述の動作を行うようにする。
【0016】また、およびにおいて、前側のスピー
カユニットに入力される信号を比較する代りに、ノイズ
のような一定した信号を入力信号として使用することに
より、該中間に設置したエラーマイクロホンからの信号
のみを、キャンセルする前の状態とキャンセルしている
状態とで比較して、ある規定値以下(好ましくは100
〜1000Hzのバンドパスフイルターを通した後のオ
ーバーオール値の差がキャンセルする前の状態で比べた
値を基準として15dB以下)に小さくなった状態が一
定時間以上(好ましくは30秒以上)続いた場合に、上
述の動作を行うようにしても良い。
【0017】以上のようにして、最適フイルターを選ぶ
ことができ、良好な音質で音楽を聴くくことができる。
【0018】さらに、外部騒音が極めて大きかったりし
て、信号の比較値が正確に判断できないような場合に
は、以上の動作を行わないように指示できるようにして
おくことにより、誤ったフイルターを選択することを防
止できる。
【0019】
【実施例】本発明に係る実施例を図1〜図3により説明
する。図1は本発明による請求項1にかかる実施例で、
各装置の接続を示したものである。
【0020】本図において音楽等の入力信号1はA/D
変換器2によってデジタル信号に変換された後、デジタ
ルフイルター3および遅延装置4に入力される。遅延装
置4に入力された信号は所定時間遅延されてD/A変換
器5で再びアナログ信号に戻され、パワーアンプ6によ
って増幅されて前側の再生用スピーカ7に入力される。
一方デジタルフイルター3に入力された信号は所定のフ
イルターにより加工されて、同様にD/A変換器8で再
びアナログ信号に戻され、パワーアンプ9によって増幅
されて後ろ側の消音用スピーカl0に入力される。
【0021】デジタルフイルター3は前側の再生用のス
ピーカの後方に放射される音をキャンセルするように後
ろ側の消音用スピーカ10に入力される信号を加工する
ように設定されている。
【0022】但し、この設定値は入力レベルによって多
少異なるため、レベルによってあらかじめn種類の設定
値を用意している。最適な設定値を選ぶために、入力レ
ベル検出装置11を設け、再生側のスピーカに入力され
る信号をD/A変換器5の前段階で抽出し入力レベル検
出器11に入力しレベルを判断し、最適な設定値を選ぶ
ように働く。これにより、本システムは常に最良の状態
で働き、高音質な再生音を提供することが出来る。
【0023】さらに、入力レベルは、ある一定時間(こ
こでは1秒)の平均値で判断される。
【0024】図2は本発明による請求項2〜4にかかる
実施例で、各装置の接続を示したものである。
【0025】本図において入力信号のスピーカへの流れ
は図1と同様である。ここでは再生用スピーカユニット
7と消音用スピーカユニット10の中間位置にキャンセ
ル状態を検出するためのエラーマイクロホン12を設
け、該マイクロホンによって検出された信号はマイクロ
ホンアンプ13によって増幅された後A/D変換器14
によってデジタルに変換された後に、比較判定装置15
に入力される。
【0026】また、同時に再生用スピーカ7に入力され
る信号を遅延装置3の後ろから検出し比較定装置15に
入力する。これにより比較判定装置15は、指定した周
波数範囲でのオーバーオール値で、エラーマイクロホン
13からの信号と、前側のスピーカユニットに入力され
る信号を比較して、ある規定値以下(好ましくは100
〜1000Ηzのバンドパスフイルターを通した後のオ
ーバーオール値の差がキャンセルする前の状態で比べた
値を基準として15dB以下)に小さくなった状態が一
定時間以上(好ましくは30秒以上)続いた場合に、そ
のときの再生用スピーカ7に入力される信号の入力レベ
ルに対応したフイルターに切り替わるようにしている。
【0027】さらにデジタルフイルター3の設定値が入
力レベルだけによらず温度や湿度にも対応して設定され
ている場合には、この段階で入力レベルを基準にして用
意されたフイルターから任意のものを選択し、先の信号
の比較した結果が規定値以上(ここでは、好ましくは1
00〜1000Hzのバンドパスフイルターを通した後
のオーバーオール値の差がキャンセルする前の状態で比
べた値を基準として20dB以上)に大きくなった状態
が一定時間以上(好ましくは30秒以上)続いた場合に
そのフイルターを固定する。
【0028】図3は本発明による請求項5にかかる実施
例で、各装置の接続を示したものである。本図において
入力信号のスピーカへの流れは図1と同様である。ま
た、図2と同様にごこでは再生用スピーカユニット7と
消音用スピーカユニット10の中間位置にキャンセル状
態を検出するためのエラーマイクロホン12を設け、エ
ラーマイクロホン12によって検出された信号はマイク
ロホンアンプ13によって増幅された後A/D変換器1
4によってデジタル信号に変換された後に、比較判定装
置15に入力される。
【0029】本構成では入力信号にホワイトノイズのよ
うなレベルの一定した信号を用いるのでマイクロホンか
らの信号のみを観測し、キャンセル前とキャンセル後の
レベルを比較して、前述のような動作を行えばよい。
【0030】図4は本発明による請求項6にかかる実施
例で、各装置の接続を示したものである。本図において
入力信号のスピーカへの流れは図1と同様である。ま
た、図2と同様にここでは再生用スピーカユニット7と
消音用スピーカユニット10の中間位置にキャンセル状
態を検出するためのエラーマイクロホン12を設け、エ
ラーマイクロホン12によって検出された信号はマイク
ロホンアンプ13によって増幅された後、A/D変換器
14によってデジタルに変換された後に、比較判定装置
15に入力される。
【0031】また、同時に再生用スピーカ7に入力され
る信号を遅延装置4の後から検出し比較判定装置15に
入力する。これにより比較判定装置15は、指定した周
波数範囲でのオーバーオール値(ここでは、好ましくは
100〜1000Hzのバンドバスフイルターを通した
後のオーバオール値)でエラーマイクロホン12からの
信号と、前側のスピーカユニット10に入力される信号
を比較して、比較判定装置15の比較した値(dB値)
を、図4に示すように、インジケータ16で表示するよ
うにして、その表示を見て人間の判断で手動入力部18
より手動でデジタルフイルター3を切り替えるようにす
ることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、フイルターを入力レベ
ルやキャンセル状態を観測しながら、適宜デジタルフイ
ルターを切り替えるようにしたので、フイルターを随時
適応制御している場合には何らかの外部要因でシステム
が不安定になったり、固定している場合にはレベル変化
や環境の変化に対して追従できず、キャンセルが十分に
行えない状態が生じ音質が劣化するという欠点を解決す
ることができ、常に高音質な音が再生可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示したブロック
図である。
【図5】従来例の構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 入力信号 2 入力信号用A/D変換器 3 デジタルフイルター 4 遅延装置 5 再生スピーカ用D/A変換器 6 再生用スピーカパワーアンプ 7 再生用スピーカ 8 消音用スピーカ用D/A変換器 9 消音用スピーカパワーアンプ 10 消音用スピーカ 11 入力レベル検出器 12 エラー検出用マイクロホン 13 エラーマイクロホン用アンプ 14 エラーマイクロホン用A/D変換器 15 比較判定装置 16 インジケータ 17 制御部 18 手動入力部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に2つのスピーカユニットを配置
    し、前側のスピーカユニットが後ろ側に放射する音をキ
    ャンセルするように、後ろ側のスピーカユニットに入力
    される信号を制御する音響再生装置において、前記音響
    再生装置の入力レベルを一定時間観測し、そのときの平
    均入力レベルに対応して、自動的に、後ろ側のスピーカ
    ユニットに入力される信号を制御するフイルターを切り
    替えるように構成したことを特徴とする音響再生装置。
  2. 【請求項2】 前記後ろ側のスピーカユニットに入力さ
    れる信号を制御するためのフイルターの切り替えは、前
    側の再生用スピーカユニットと後ろ側の消音用スピーカ
    ユニットの中間に設置したエラーマイクロホンからの信
    号と、前側のスピーカユニットに入力される信号を比較
    して、その差が指定した周波数範囲でのオーバーオール
    値において規定値以下に小さくなった状態が一定時間以
    上続いた場合に、そのときの入力レベルに対応したフイ
    ルターに切り替えるように構成した請求項1記載の音響
    再生装置。
  3. 【請求項3】 前後に2つのスピーカユニットを配置
    し、前側のスピーカユニットが後ろ側に放射する音をキ
    ャンセルするように、後ろ側のスピーカユニットに入力
    される信号を制御するように、自動的に、後ろ側のスピ
    ーカユニットに入力される信号を制御するフイルターを
    切り替える音響再生装置において、前記後ろ側のスピー
    カユニットに入力される信号を制御するためのフイルタ
    ーの切り替えは、前側の再生用スピーカユニットと後ろ
    側の消音用スピーカユニットの中間に設置したエラーマ
    イクロホンからの信号と、前側のスピーカユニットに入
    力される信号を比較して、その差が指定した周波数範囲
    でのオーバーオール値において規定値以下に小さくなっ
    た状態が一定時間以上続いた場合に、あらかじめ用意さ
    れた特定のフイルターに切替え、エラーマイクロホンか
    らの信号と、前側のスピーカユニットに入力される信号
    を比較して、その差が指定した周波数範囲でのオーバー
    オール値において規定値以上になる状態が一定時間以上
    続いた場合に、他の特定のフイルターに切り替えるよう
    に構成したことを特徴とした音響再生装置。
  4. 【請求項4】 前記後ろ側のスピーカユニットに入力さ
    れる信号を制御するために、あらかじめ用意されたフイ
    ルターは、入力レベルや周囲の温度、湿度等の違いによ
    って設定された2種類以上のフイルター群により構成さ
    れたことを特徴とする請求項3記載の音響再生装置。
  5. 【請求項5】 前記後ろ側のスピーカユニットに入力さ
    れる信号を制御するためのフイルターの切り替えは、前
    側の再生用スピーカユニットと後ろ側の消音用スピーカ
    ユニットの中間に設置したエラーマイクロホンからの信
    号と、前側のスピーカユニットに入力される信号を比較
    する代りに、ノイズのような一定した信号を入力信号と
    して使用し、前記中間に設置したエラーマイクロホンか
    らの信号を、キャンセルする前の状態とキャンセルして
    いる状態とで比較したことを特徴とする請求項2から4
    に記載した音響再生装置。
  6. 【請求項6】 前後に2つのスピーカユニットを配置
    し、前側のスピーカユニットが後ろ側に放射する音をキ
    ャンセルするように、後ろ側のスピーカユニットに入力
    される信号を制御するように、後ろ側のスピーカユニッ
    トに入力される信号を制御するフイルターを切り替える
    音響再生装置において、前記後ろ側のスピーカユニット
    に入力される信号を制御するためのフイルターの切り替
    えは、前側の再生用スピーカユニットと後ろ側の消音用
    スピーカユニットの中間に設置したエラーマイクロホン
    からの信号と、前側のスピーカユニットに入力される信
    号を比較した結果をインジケータによって表示し、その
    状態を観察して手動で行い、あらかじめ用意されたフイ
    ルターから最適なフイルターを選択出来るようにしたこ
    とを特徴とする音響再生装置。
  7. 【請求項7】前記後ろ側のスピーカユニットに入力され
    る信号を制御するために、あらかじめ用意されたフイル
    ターは、入力レベルや周囲の温度、湿度等の違いによっ
    て設定された2種類以上のフイルター群により構成され
    たことを特徴とする請求項6記載の音響再生装置。
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