JP3097376B2 - ハウリング抑制装置 - Google Patents

ハウリング抑制装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクとスピーカ間で
生じるハウリングを防止するためのハウリング抑制装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的なハウリング抑制装置を
(図10)に示す。
【0003】(図10)において、1は場内の演奏や音
声を収音するマイク、16はマイクアンプ、17はハウ
リングを抑制するグラフィックイコライザ、4はアン
プ、5はスピーカである。
【0004】以上のように構成された従来のハウリング
抑制装置においてその動作を説明する。
【0005】会場での講演中において、例えば講演者が
移動したり、講演場所の条件が変化したりすると、ハウ
リングが生じる。ハウリングが生じると、ミキサーはそ
の周波数と思われる帯域のレベルをグラフィックイコラ
イザ17により下げるか、または、全体の出力レベルを
下げる。そして、ハウリングが収まり講演者の位置が変
わるといったように、収音の条件が変化したところで、
グラフィクイコライザ17の特性または全体レベルをも
との状態に戻していた。このように従来においては、ハ
ウリングが生じる度にミキサーは上記作業を実行し、ハ
ウリングを抑えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ハウリングが生じた場合にミキサ−が
常にグラフィックイコライザのハウリング周波数を下げ
なければならず、ハウリングの抑制に手間がかかると同
時に、グラフィックイコライザー17のレベルを下げる
周波数帯域が即座に正確に解らず、ハウリングを抑える
ために時間がかかってしまうという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、いわゆる暗騒
音レベルが比較的大きな条件や部屋の残響時間が異なる
条件においても、ハウリングを自動的に検出し、ハウリ
ングの抑制が行えるハウリング抑制装置の提供を目的と
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、再生場所の音を収音するマイクと、入力信
号をディジタルに変換するA/D変換器と、ハウリング
を抑制するハウリング抑制手段と、A/D変換器からの
信号によりリアルタイムに周波数分析を行う周波数分析
手段と、ハウリングを検出するハウリング検出手段と、
暗騒音特性を測定し、ハウリング検出のためのスレッシ
ョルド時間とレベルを算出するスレッショルド算出手段
と、ハウリング検出手段にスレッショルドレベルと時間
を設定するスレッショルド制御手段と、ハウリング抑制
手段に設定するハウリング周波数を抑制するディジタル
フィルタの係数を演算する演算手段と、係数をハウリン
グ抑制手段に設定する制御手段により構成される。
【0009】
【作用】この構成によって、暗騒音の多い場所や残響時
間の長い場所においても、短時間でハウリングを正確に
検出し、その周波数を算出し、ハウリングを抑制するこ
とが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明における第1の実施例のハウリ
ング抑制装置について図面を参照しながら説明する。
【0011】本実施例の目的は、暗騒音の大きい場合や
残響時間の長い場合にも、ハウリングを正確に検出し、
ハウリングを抑制することである。
【0012】(図1)は請求項1、2記載の発明の一実
施例におけるハウリング抑制装置のブロック図である。
(図1)において、1は再生場所の音を収音するマイ
ク、16はマイク1から入力された音のレベルを増幅す
るマイクアンプ、2はマイクアンプ16から出力される
音をディジタル信号に変換するA/D変換器、3はハウ
リング抑制手段6から出力されるディジタル信号をアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、4はアンプ、5は再
生用のスピーカである。6はA/D変換器2からの信号
にノッチフィルタ処理を施し、ハウリング周波数のレベ
ルを下げるハウリング抑制手段、7はA/D変換器2か
らの信号を周波数変換する周波数分析手段、10は周波
数分析手段7の結果をもとに、ハウリングを検出するハ
ウリング検出手段、11は暗騒音結果よりハウリング検
出のためのスレッショルドレベルと時間を算出するスレ
ッショルド算出手段、12はスレッショルドをハウリン
グ検出手段10に設定するスレッショルド制御手段、8
はハウリング抑制手段6に設定するディジタルフィルタ
の特性を演算する演算部、9は演算部8で求められたデ
ィジタルフィルタの特性をハウリング抑制手段6に設定
する制御手段である。なお、従来例と同じ構成要素には
同一の符号を付している。
【0013】以上のように構成されたハウリング抑制装
置について、以下その動作を説明する。
【0014】演奏者の演奏はマイク1から収音され、マ
イクアンプ16、A/D変換器2、ハウリング抑制手段
6、D/A変換器3を通り、アンプ4で増幅され、スピ
ーカ5から再生される。通常はこの状態でハウリングが
起こらないようにスピーカ5の再生レベルが調整されて
いる。しかしながら、演奏者が移動したり、マイク1の
方向が変わったりすると、上記再生系のループゲインが
大きくなり、ゲインが1を越えるとハウリングが起きて
くる。
【0015】マイク1からの信号は、A/D変換器2で
ディジタル信号に変換されハウリング抑制手段6に入
る。一方、周波数分析手段7は、常に入力信号の周波数
分析を行う。また、ハウリング検出手段10のハウリン
グ検出方法としては、ここでは周波数領域でパワーのピ
ークのレベルと全体の平均レベルの比を求め、その比が
所定のスレッショルドレベルを越えている場合で、かつ
スレッショルドレベル以上の時間がスレッショルド時間
を越えた場合にハウリングとみなしている。
【0016】上記スレッショルドレベル、スレッショル
ド時間の算出方法としてまず、暗騒音を測定する。周波
数分析手段7の分析結果から、スレッショルド算出手段
11により、スレッショルドレベルを複数の周波数帯域
毎に算出する。(図2(a))にはスレッショルドレベ
ルの設定例を、(図2(b))にはスレッショルド時間
の設定例を示す。ハウリングは、低域の周波数でゆっく
り成長し、高域の周波数では早く成長する傾向があるの
で、スレッショルド時間はハウリング検出の時間に合わ
せて低域の周波数では短く、高域の周波数では長く設定
した。
【0017】このようにして求められたスレッショルド
時間、スレッショルドレベルは、スレッショルド制御手
段12により、ハウリング検出手段10にハウリング判
定条件として設定される。
【0018】ハウリング検出手段10では、入力信号が
上記したハウリング条件を満たした場合にはハウリング
と判断し、そのハウリング周波数を算出する。次に、演
算手段8ではこのハウリング周波数に基づいて、ハウリ
ング抑制手段6においてハウリング周波数成分のみのゲ
インを下げるディジタルフィルタを構成するような係数
を算出する。この算出されたディジタルフィルタの係数
は、制御手段9によりハウリング抑制手段6に設定され
る。なお、本実施例では、ディジタルフィルタとしてノ
ッチフィルタを用いており、上記した操作により、ハウ
リングが生じると、その周波数成分をディジタルフィル
タにより取り除くことでハウリングの抑制を行ってい
る。
【0019】以上のように、周波数分析手段7で周波数
分析を行い、スレッショルド算出手段11により暗騒音
特性に応じたスレッショルド条件を算出し、ハウリング
検出手段10を用いてハウリングを判断し、その周波数
を求め、ハウリング周波数成分をノッチフィルタにより
取り除くことにより、暗騒音の大きい場合でもハウリン
グを取り除くことが可能となる。
【0020】なお本実施例では、1本のマイクとスピー
カ間のハウリングについて説明したが、複数のマイクと
スピーカを用いた場合でも同様の効果が得られる。
【0021】また、暗騒音によるスレッショルドレベル
の設定でなく、入力信号の周波数成分に応じ、周波数成
分のレベルの大きい帯域におけるハウリング検出のため
のスレッショルドレベルを大きくし、検出感度を鈍くす
ることにより、誤検出を少なくすることもできる。
【0022】(図3)はハウリング検出手段10のフロ
ーチャートである。まず、入力された信号の周波数成分
の中で最も大きなレベルを探す。次に、(数1)の計算
式にてパワーレベルの平均値を求める。平均値の求め方
としては、パワーレベルの大きい順にN番目までのパワ
ーレベルを除いた他のレベルをすべて加算し、この合計
値を加算した数で割ることにより求めている。
【0023】
【数1】
【0024】次に、(数2)に基づいて、ピークのレベ
ルと平均値の比を求め、その比が所定の値を越えている
場合には、ピーク周波数のパワーレベルが平均値に比べ
て大きいことになるため、ハウリングとみなす。
【0025】
【数2】
【0026】ハウリングは、単一周波数で起こるが、周
波数分析の方法でハウリング周波数の前後の周波数のパ
ワーレベルもほかの周波数に比べ大きくなる。そのた
め、ハウリングの増加により、全体の平均パワーレベル
もあがり、平均レベルにハウリングの影響が大きくでて
しまう。そこで、(数1)のように、パワーレベルの大
きい順にN番目までのパワーレベルを全体の加算値に加
えないことで、ハウリングとハウリング以外のパワーレ
ベルの差がより大きくなるようにし、ハウリングが強調
されるようにしている。
【0027】(図4)は、ハウリングが起きた状態で、
従来行われている方法で求めた平均パワーレベルと、本
手法で求めたパワーレベルをもとにしたピークレベルと
の比較を示す図である。(a)はハウリング波形、
(b)は求め方による比較を表している。ハウリングが
成長すると全体のレベルに対して、ハウリング周波数の
ピークレベルが大きくなり、ハウリングのピーク周波数
のレベルを加算すると全体の平均パワーレベルもかなり
大きくなるという傾向があることがわかる。
【0028】(図5)にハウリング波形とその波形を本
手法を用いて分析した結果を示す。(a)はハウリング
波形、(b)は本手法によるレベル比のパワーレベル変
化、(c)はピーク周波数を示す。このように、ハウリ
ング信号が大きくなると、全体レベルの平均値とピーク
レベルの比は大きくなっていくことがわかる。ここで、
この比の値に対し、(図5(b))中のように適当なス
レッショルドレベルと時間を設定する。ハウリング検出
手段10では比がスレッショルドレベルを越え、スレッ
ショルド時間以上継続すると、ハウリングとみなし、同
時にハウリング周波数も算出する。
【0029】足音や定常的な暗騒音の場合は、周波数帯
域が広いため、ピークレベルと平均レベルとの比は小さ
くなり、ハウリングとみなされない。
【0030】以下ハウリングと判断された後の動作は、
既に説明した動作と同様である。以上のように、周波数
分析手段7とハウリング検出手段10を用いて周波数分
析を行いピークと平均値の比によりハウリングを判断
し、その周波数を求め、ハウリング周波数成分をノッチ
フィルタにより取り除くことにより、暗騒音の大きい場
合でもハウリングを取り除くことが可能である。
【0031】(図6)は本発明の第2の実施例における
ハウリング抑制装置の構成を示す図である。13は残響
時間測定手段、14はアンプ4への入力信号を、D/A
変換器3からの信号と残響時間測定手段13からの測定
用信号とのいずれかを選択する切り替えスイッチであ
る。他の構成は第1の実施例と同じ構成になっている。
【0032】以上のように構成されたハウリング抑制装
置について、以下その動作を説明する。
【0033】まず、暗騒音と残響時間を測定する。暗騒
音測定は第1の実施例と同じ動作である。残響時間測定
は残響時間測定手段13により行う。切り替えスイッチ
14を残響時間測定手段13側に設定する。測定は、残
響時間測定手段13からピンクノイズのような帯域成分
を有する測定信号を発生し、ある時間が経過した時点で
測定信号を発生するのをやめ、その減衰波形をもとに周
波数毎にもとのレベルから−60dBまで減衰するまで
の時間を複数の周波数帯域毎に求める。スレッショルド
算出手段11では、暗騒音特性をもとに第1の実施例と
同様の方法でスレッショルドレベルが求められ、また、
上記測定した残響時間をもとにスレッショルド時間が求
められる。スレッシュルド時間の算出方法として、残響
時間が長い周波数においては、パワーレベルの変化もゆ
っくりになるため、スレッショルド時間をやや短くし、
残響時間が短い場合は、パワー変化が早い為、スレッシ
ョルド時間をやや長めに設定する。(図7)に、残響時
間に応じたスレッショルド時間設定例の説明図を示す。
以上のようにして、スレッショルドレベルと時間が算出
される。
【0034】次に、切り替えスイッチ14を切り替え
て、マイク1からの信号(D/A変換器3からの信号)
が入力されるようにする。以下のハウリング検出、抑制
動作は上述した第1の実施例と同様である。
【0035】以上のように、残響時間測定手段12によ
り測定された残響時間をもとに算出されたスレッショル
ドレベルと時間を用いて、ハウリング検出を行うことに
より、残響時間の長い場所においても、より精度よくハ
ウリングを検出、抑制することが可能とある。
【0036】なお、上記2つの実施例では、ハウリング
を検出する方法として、ピーク値と平均レベルの比の値
で行っているが、単純にパワーレベルがあるスレッショ
ルドレベルを越えた場合にハウリングとみなす方法な
ど、他の方法を用いてもよい。残響時間測定方法として
は、インパルスやチャープ信号を用いて測定する方法を
用いて測定してもよい。また、その場所の残響時間があ
らかじめわかっている場合には、構成ブロック内に残響
時間測定手段13と切り替えスイッチ14をもたなくて
も良い。
【0037】(図8)は本発明の第3の実施例における
ハウリング抑制装置の構成を示す図である。15は周波
数測定手段、17はアンプ4への入力信号を、D/A変
換器3からの信号と周波数特性測定手段15からの測定
用信号とを選択する切り替えスイッチである。他の構成
は第1、第2の実施例と同じ構成になっている。
【0038】以上のように構成されたハウリング抑制装
置について、以下その動作を説明する。
【0039】まず、入力される信号の周波数特性を測定
する。周波数特性は、周波数特性測定手段15により行
う。切り替えスイッチ18を周波数特性測定手段15側
にする。測定は、周波数特性測定手段15からピンクノ
イズのような高帯域成分を有する測定信号を発生し、マ
イク1からの信号を周波数分析手段7で分析する。スレ
ッショルド算出手段11では、上記周波数特性をもとに
スレッショルドレベルを求める。たとえば、マイクとス
ピーカの距離が遠い場合は、高域の周波数レベルは小さ
くなるため、スレッショルドレベルは小さく設定する。
(図9)に周波数特性に応じたスレッショルドレベルの
設定例を示す。以上のようにして、スレッショルドレベ
ルが算出される。
【0040】次に、切り替えスイッチ17をマイク1か
らの信号(D/A変換器3からの信号)が入力されるよ
うにする。以下、ハウリング検出抑制動作は、第1、第
2の実施例と同様である。
【0041】以上のように、周波数特性測定手段15に
より測定された周波数特性をもとに算出されたスレッシ
ョルドレベルと時間を用いて、ハウリング検出を行うこ
とにより、部屋の条件に応じ、精度よくハウリング検出
を行うことが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、スレッショルド算出手段でハウリング検出のための
スレッショルドレベルと時間を複数の周波数帯域毎に算
出し、ハウリング検出手段でリアルタイムで周波数のピ
ーク値と平均値の比を演算し、ハウリング検出を行い、
ハウリング周波数のレベルを下げるディジタルフィルタ
の特性を求め、このディジタルフィルタによりハウリン
グ周波数成分を除くことにより、暗騒音の大きい条件や
部屋の音響条件においても、確実にかつ音質の変化が少
ない状態でハウリングマージンをあげることが実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるハウリング抑制
装置のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるスレッショルド
レベルと時間算出の説明図
【図3】本発明に係るハウリング検出手段のハウリング
検出方法を示すフローチャート
【図4】本発明の第1の実施例におけるハウリング検出
手法と従来の手法による比較図
【図5】本発明の実施例におけるハウリング検出の説明
【図6】本発明の第2の実施例におけるハウリング抑制
装置のブロック図
【図7】本発明の第2の実施例におけるスレッショルド
時間算出の説明図
【図8】本発明の第3の実施例におけるハウリング抑制
装置のブロック図
【図9】本発明の第3の実施例における、周波数特性に
応じたスレッショルドレベル設定例を示す図
【図10】従来のハウリング抑制装置のブロック図
【符号の説明】
1 マイク 6 ハウリング抑制手段 7 周波数分析手段 8 演算手段 9 制御手段 10 ハウリング検出手段 11 スレッショルド算出手段 12 スレッショルドレベル制御手段 13 残響時間測定手段 15 周波数特性測定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−47800(JP,A) 特開 平5−14476(JP,A) 特開 昭63−257361(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 3/02 H04M 1/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生場所の音を収音するマイクと、入力信
    号をディジタルに変換するA/D変換器と、周波数特性
    を制御しハウリングを抑制するハウリング抑制手段と、
    A/D変換器からの信号の周波数分析を行う周波数分析
    手段と、ハウリングを検出するハウリング検出手段と、
    暗騒音特性を測定し、ハウリング検出のためのスレッシ
    ョルドレベルと時間を算出するスレッショルド算出手段
    と、前記求められたスレッショルド特性を制御するスレ
    ッショルド制御手段と、ハウリング検出手段からの情報
    をもとに意図した周波数特性が得られるディジタルフィ
    ルタの係数を求める演算手段と、求められた係数をハウ
    リング抑制手段に設定する制御手段を具備したハウリン
    グ抑制装置。
  2. 【請求項2】スレッショルド算出手段は、周波数毎にハ
    ウリング検出のためのスレッショルド時間とレベルを算
    出することを特徴とする請求項1記載のハウリング抑制
    装置。
  3. 【請求項3】ハウリング検出手段は、周波数分析手段の
    結果をもとに、ピーク周波数のパワーレベルと、全周波
    数パワーレベル加算値から、パワーレベルの大きい順に
    N番目までを引いた値から求めた平均値との比で判断す
    ることにより検出を行うことを特徴とする、請求項一項
    記載のハウリング抑制装置。
  4. 【請求項4】部屋の残響時間を測定する残響時間測定手
    段を設け、残響時間に応じハウリング検出手段のスレッ
    ショルド特性を制御することを特徴とした請求項1記載
    のハウリング抑制装置。
  5. 【請求項5】部屋の周波数特性を測定する周波数特性手
    段を設け、周波数特性に応じハウリング検出手段のスレ
    ッショルド特性を制御することを特徴とした請求項1記
    載のハウリング抑制装置。
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