JP3420831B2 - 骨伝導音声のノイズ除去装置 - Google Patents

骨伝導音声のノイズ除去装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、骨伝導マイクロホンに
よって検出された音声から、発声者の上下の歯が当たる
ことによって生じるパルス性の異音(歯当たり音)を除
去する装置に関するものである。本発明の装置は、骨伝
導音声の歯当たり音による聴感上の違和感や不快感を低
減するものであり、骨伝導音声を用いて通信を行う場合
全般に利用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】発声時における声道内の空気振動は、声
道壁を通して頭骨を中心とした体組織の振動となる。振
動センサを額や頬骨、顎、外耳道壁などの体の表面組織
の比較的薄い部位に押しつけることによって体組織の振
動を検出して得られた信号は、音声としての情報をも有
している。
【0003】上記振動センサすなわち骨伝導マイクロホ
ンにより得た音声信号は、通常のマイクロホンにより得
た音声信号に比べて、使用者周辺の外部騒音による影響
が小さいため、高騒音環境下においてもS/N比の良い
音声信号が得られるという利点がある。このため、空港
あるいは工場などで広く利用されている。この骨伝導マ
イクロホンを使用して良質な骨伝導音声を得るために
は、マス・ばね・ダンパ系である表面組織による高域の
減衰をできるだけ少なくするために、マイクロホン受感
部をある強さ以上の力で押しつけ、骨組織の振動をでき
るだけ忠実に検出することが必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】骨伝導マイクロホンを
装着した発声者が発声をする場合、程度や頻度に個人差
はあるが、発声中に上下の歯が軽く当る。この歯当たり
音は、通常のマイクロホンで音声を検出する場合には、
検出される歯当たり音が小さいため全く問題にならな
い。しかしながら、骨伝導マイクロホンを用いる場合、
上下の歯が当たった時に引き起こされる振動が音声によ
る骨組織の振動に重畳し、これを振動検出型の骨伝導マ
イクロホンによって検出すると、歯が当たることによる
振動がパルス的なノイズとして知覚され、聴感上非常に
耳障りなものとなる。
【0005】さらに、前述のように骨伝導マイクロホン
受感部をある強さ以上の力で押しつけ、骨組織の振動を
できるだけ忠実に検出しようとすると、この歯当たり音
もハッキリと検出されてしまい、聴感上非常に違和感の
ある音声になってしまうという問題が生ずる。本発明
は、歯当たり音による聴感上の違和感を低減するための
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、発声による体組織の振動を検出して音声信
号へ変換する骨伝導マイクロホン、該検出された音声信
号に含まれる発声者の歯当たりによって生じるパルス性
ノイズを検出するノイズ検出部及び、該ノイズ検出部に
より検出したパルス性ノイズを除去するノイズ除去部と
により、骨伝導音声のノイズ除去装置を構成するもので
ある。
【0007】
【作用】骨伝導マイクロホンが検出した音声波形中に
は、音声信号に比べて大きな振幅を持つ歯当たり音によ
るパルス性ノイズが含まれる。ノイズ検出部は、このパ
ルス性ノイズの波形的特徴を抽出して歯当たり音を検出
する。ノイズ除去部は、検出されたパルス性ノイズの振
幅を小さく又は無音とし、又はノイズの前後の波形デー
タを用いて置換える。これにより、骨伝導マイクロホン
が検出した音声波形から歯当たり音の影響が少なくな
り、聴感上の違和感が低減される。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の実施例の骨伝導音声のノイ
ズ除去装置を用いたシステム全体を示すブロック図であ
る。図において、骨伝導マイクロホン1により検出され
た音声信号は、通常、図2の波形図に示すように、歯当
たり音Aを含む。この音声信号は、マイクアンプ2を通
して、ノイズ除去装置3へ入力される。なお、マイクア
ンプ2の代わりに通信装置等を使用することもできる。
また、この音声信号は、アナログ信号及びディジタル信
号のいずれの形態をとることもできる。
【0009】ノイズ除去装置3に入力された入力信号
は、ノイズ検出部4とノイズ除去部5に入力される。ノ
イズ検出部4は、音声信号中に歯当たり音によるパルス
性ノイズが存在するか否かを判定し、その判定結果をノ
イズ除去部5に出力する。この判定の方法としては、本
発明においては種々のものが用意されている。ノイズ検
出部4の具体的な構成については後述する。
【0010】ノイズ除去部5は、ノイズ検出部4がパル
ス性ノイズを検出しないときは、入力信号をそのまま出
力する。ノイズ検出部4がパルス性ノイズを検出した時
は、判定された区間について振幅を小さく又は無音と
し、又は当該区間の前後の音声波形データを用いて置換
するようにする。このパルス性ノイズの除去方法につい
ても、本発明においては種々のものが用意されている。
ノイズ除去部5の具体的構成については後述する。
【0011】ノイズ除去装置3の出力信号は、音声信号
データ中のパルス性ノイズの振幅が小さく又は無音とさ
れ、又は他のデータに置換されることとなる。この出力
信号がスピーカアンプ6を通ってスピーカ7に出力され
る。スピーカ7から出力される音声は、音声信号データ
中のパルス性ノイズが抑制されていることから歯当たり
音が除去されたものとなっており、聴感上の違和感が無
くなる。
【0012】なお、スピーカアンプ6の代わりに通信装
置等を使用することもできる。また、スピーカ7の代わ
りに、録音機等を使用することもできる。次に、ノイズ
検出部4の具体例について説明する。図3は、ノイズ検
出部4の第1の実施例を示すブロック図である。この実
施例では、波形形状を表すパラメータとして、入力信号
の適当な時間長を持つ区間(フレーム)内での最大の振
幅値を用いるものである。
【0013】図示のノイズ検出部4は、フレーム処理部
11、最大値・最小値検出部12、2つの除算器13,
15、2つの遅れ回路14,16及びしきい値判定部1
7から構成される。このノイズ検出部4の動作につい
て、図4の波形図を用いて説明をする。ノイズ検出部4
に入力された入力信号は、図4(a)に示すように、歯
当たり音によるパルス性ノイズAを含んでいる。この入
力信号がフレーム処理部11に入力され、フレーム処理
部11は、入力信号を適当な時間長さのフレームに分け
て、最大値・最小値検出部12に出力する。
【0014】最大値・最小値検出部12は、各フレーム
毎に、フレーム内の最大値と最小値の差を計算して出力
する。この差の出力は、第1の除算器13に直接入力さ
れると同時に、同じ第1の除算器13に第1の遅れ回路
14を通しても入力される。したがって、第1の除算器
13は、現在のフレームにおける差の値と直前のフレー
ムにおける差の値の除算を行い、しきい値判定部17に
出力する。
【0015】また、第1の遅れ回路14の出力は、第2
の除算器15に直接入力されると同時に、同じ第2の除
算器15に第2の遅れ回路16を通しても入力される。
したがって、第2の除算器15は、1つ前のフレームに
おける差の値と、2つ前のフレームにおける差の値との
除算を行い、しきい値判定部17に出力する。しきい値
判定部17は、2つの入力された信号のうち、大きい方
又は小さい方又はそれらの平均値が所定のしきい値を超
えるか否かを判定する。その差が所定のしきい値を超え
た時、当該フレームつまり1つ前のフレームにパルス性
ノイズ即ち、歯当たり音が発生したと判定し、その判定
結果を出力する。2つの入力された信号のうち大きい方
をプロットしたものを図4(b)に示す。
【0016】本実施例によれば、フレーム間の最大振幅
の比によりパルス性ノイズを判定するので、音声信号の
振幅が大きい場合でも小さい場合でも、正確にノイズを
検出できる。図5は、ノイズ検出部の第2の実施例を示
すブロック図である。この実施例では、波形形状を表す
パラメータとして、入力信号の振幅値を直接用いる。
【0017】図示のノイズ検出部4は、振幅正規化部2
1、バンドパスフィルタからなる平滑フィルタ22及び
しきい値判定部23から構成される。入力信号は、振幅
正規化部21及び平滑フィルタ22により処理され、し
きい値判定部23により、入力信号の振幅値が所定のし
きい値を超えるか否かが判定される。そして、振幅値が
所定のしきい値を超えた時、入力信号にパルス性ノイズ
即ち、歯当たり音が発生したと判定し、その判定結果を
出力する。
【0018】本実施例によれば、比較的簡単な回路でも
ってノイズ検出部4を構成することができる。図6は、
ノイズ検出部4の第3の実施例を示すもので、前述の第
2の実施例の図5の回路とほぼ同様に構成されるが、振
幅正規化部21と平滑フィルタ22の間に自乗回路24
が挿入される。この回路では、振幅の自乗値(パワー)
が用いられる。その他の部分の動作については、前述の
第2の実施例とほぼ同様であるのでここでの重複する説
明は省略する。
【0019】なお、第1〜第3の実施例に示したノイズ
検出部4はそれぞれ単独で実施することができるが、更
に複数を併用することによって、より精度良く歯当たり
音を検出することができる。例えば、しきい値の異なる
第1の実施例と第2の実施例のノイズ検出部4の両者が
判定した区間にノイズがあると判定するようにしてもよ
い。
【0020】次に、ノイズ除去部5の具体例について説
明する。図7は、ノイズ除去部5の第1の実施例を示す
ブロック図である。図示のノイズ除去部5は、遅れ回路
31とゲイン調整回路32とから構成される。このノイ
ズ除去部5の動作について、図8の波形図を用いて説明
をする。
【0021】ノイズ除去部5に入力された入力信号は、
図8(a)のように、パルス性ノイズAを含んでいる。
なお、図8において左側は、波形の全体を示し、右側は
パルス性ノイズA付近の波形を拡大して示したものであ
る。ゲイン調整回路32は、ノイズ検出部4からの検出
信号がない場合には動作を行わない。そして、ノイズ検
出部4がパルス性ノイズが生じたと判定して検出信号が
入力されると、ゲイン調整回路32は、そのゲインを0
とする。この時、遅れ回路31により、ゲイン調整回路
32に入力される入力信号は、丁度ノイズ部分が入力さ
れるようにされている。したがって、ノイズ除去部5か
ら出力される音声信号においては、ノイズ部分が0レベ
ルとなる。
【0022】この処理後の音声信号を図8(b)に示
す。処理後の音声には無音区間Bが発生する。これは聴
感上知覚されるが、歯当たり音による違和感はかなり軽
減される。なお、ゲイン調整回路32におけるパルス性
ノイズと判定された区間におけるゲインは、必ずしも0
に限るものではなく、歯当たり音による違和感を感じな
い範囲で、ある程度のゲインがあっても良いものであ
る。
【0023】図9は、ノイズ除去部5の第2の実施例を
示すブロック図である。図示のノイズ除去部5において
は、入力信号が第1の遅れ回路33を通して切替器34
の一方の入力端子に入力される。切替器34は、ノイズ
検出部4からの検出信号が無いときは、その接点を第1
の遅れ回路側に切替えており、ノイズ除去部5に入力さ
れた入力信号は第1の遅れ回路33を通して出力され
る。また、切替器34は、ノイズ検出部4から検出信号
が出力されたときは、その接点を他方側に切り替える。
【0024】入力信号は、更に混合器36の一方の入力
側に入力される。混合器36の他方の入力側には、第1
の遅れ回路33及び第2の遅れ回路35を通した入力信
号が入力される。そして、混合器36の出力は切替器3
4の他方の入力側に入力される。また、この混合器36
は、ノイズ検出部4からの検出信号が出力されたときに
動作させられる。
【0025】以上の回路においては、通常のノイズ検出
部4からの検出信号が出力されていないときは、切替器
34は第1の遅れ回路33側に切り替えられており、第
1の遅れ回路33を通った入力信号がノイズ除去5か
ら出力される。ノイズ検出部4から検出信号が出力され
ると、切替器34は混合器36の出力側に切り替えられ
る。同時に混合器36が動作を開始する。この時、混合
器36には、現在の入力信号と第1の遅れ回路33と第
2の遅れ回路35の2つの遅れ回路を通した入力信号が
入力されている。混合器36は、これらの2つの入力信
号を混合して切替器34に出力する。
【0026】この混合器36が動作するとき、即ちノイ
ズ検出部4がパルス性ノイズの検出信号を出力した時
は、その検出信号はノイズより遅れているのであるか
ら、混合器36には、ノイズより前の区間の入力信号と
ノイズの後の区間の入力信号が入力されていることとな
り、混合器36は、両方の入力信号を混合して出力す
る。したがって、ノイズ除去部5からは、入力信号のパ
ルス性ノイズが除去され、その区間が前後の区間の音声
信号により置き換えられた信号が出力される。これによ
り、音声が再生されたとき、歯当たり音を除去した部分
における違和感が無くなる。
【0027】以上の回路により得られる入力信号と出力
信号を図10に示す。図10(a)は入力信号を示す。
図10(b)の出力信号においては、入力信号のパルス
性ノイズAに対応する部分Cが前後の区間の波形を用い
て置き換えられている。また、混合器36においては、
音声信号のデータが滑らかにつながるように、前後のデ
ータの混合比を時間的に変えることもできる。
【0028】図11は、ノイズ除去部5の第3の実施例
を示すもので、前述の第2の実施例の図9の回路とほぼ
同様に構成されるが、図9の回路の入力側と出力側にそ
れぞれ分析部37と合成部38が接続される。これら分
析部37と合成部38においては、例えば、フーリエ変
換及び逆変換が行われ、保存する情報量を少なくするこ
とが行われる。また、LPCすなわち線形予測分析ある
いはウエーブレット変換による分析・合成を行って、音
声の符号化/号化が行われる。また、図9の混合器3
6に対応するブロックはパラメータ補間回路39に置き
換えられる。このパラメータ補間回路39は、フーリエ
変換あるいは線形予測によって得られるパラメータに対
して補間を行う。
【0029】図11のその他の回路部分については、図
9におけるものと同様であるので、ここでの重複する説
明は省略する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、骨伝導マイクロホンに
より検出した音声に含まれる歯当たり音を検出し、除去
することができるので、聴感上の違和感の少ない音声信
号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の骨伝導音声のノイズ除去装置
の全体を示すブロック図。
【図2】歯当たり音を含む音声信号の波形を示す波形
図。
【図3】図1におけるノイズ検出部の第1の実施例のブ
ロック図。
【図4】図3の回路における音声信号の波形を示す波形
図。
【図5】図1におけるノイズ検出部の第2の実施例のブ
ロック図。
【図6】図1におけるノイズ検出部の第3の実施例のブ
ロック図。
【図7】図1におけるノイズ除去部の第1の実施例のブ
ロック図。
【図8】図7の回路における音声信号の波形を示す波形
図。
【図9】図1におけるノイズ除去部の第2の実施例のブ
ロック図。
【図10】図9の回路における音声信号の波形を示す波
形図。
【図11】図1におけるノイズ除去部の第3の実施例の
ブロック図。
【符号の説明】 1…骨伝導マイクロホン 3…ノイズ除去装置 4…ノイズ検出部 5…ノイズ除去部 11…フレーム処理部 12…最大値・最小値検出部 13,15…除算器 14,16,31,33,35…遅れ回路 17,23…しきい値判定部 21…振幅正規化部 22…バンドパスフィルタ 24…自乗回路 32…ゲイン調整回路 34…切替器 36…混合器 37…分析部 38…合成部 39…パラメータ補間回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10L 21/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発声による体組織の振動を検出して音声
    信号へ変換する骨伝導マイクロホン、該検出された音声
    信号に含まれる発声者の歯当たりによって生じるパルス
    性ノイズを検出するノイズ検出部及び、前記音声信号か
    ら該ノイズ検出部により検出したパルス性ノイズを除去
    するノイズ除去部とを具備したことを特徴とする骨伝導
    音声のノイズ除去装置。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ検出部は、前記音声信号の振
    幅値を検出し、該振幅値が所定のしきい値を超えた場合
    には歯当たりによるパルス性ノイズと判定することを特
    徴とする請求項1記載の骨伝導音声のノイズ除去装置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ検出部は、前記音声信号の振
    幅値を検出し、該振幅値の自乗値が所定のしきい値を超
    えた場合には歯当たりによるパルス性ノイズと判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の骨伝導音声のノイズ除
    去装置。
  4. 【請求項4】 前記ノイズ検出部は、前記音声信号の振
    幅値を検出し、該振幅値を所定の時定数で平滑した値が
    所定のしきい値を超える場合には歯当たりによるパルス
    性ノイズと判定することを特徴とする請求項1記載の骨
    伝導音声のノイズ除去装置。
  5. 【請求項5】 前記ノイズ検出部は、前記音声信号の振
    幅値を検出し、所定の時間長の区間内での最大値と最小
    値の差をその前後の区間内の差の値で除算し、その除算
    した値が所定のしきい値を超えた場合には歯当たりによ
    るパルス性ノイズと判定することを特徴とする請求項1
    記載の骨伝導音声のノイズ除去装置。
  6. 【請求項6】 前記ノイズ除去部は、音声波形を所定時
    間長の区間に区切り、歯当たり音によるノイズが検出さ
    れた区間の振幅を小さくし又は無音とするようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の骨伝導音声のノイズ除去
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ノイズ除去部は、音声波形を所定時
    間長の区間に区切り、歯当たり音によるノイズが検出さ
    れた区間の振幅をその前後の区間の音声波形データを用
    いて置換するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の骨伝導音声のノイズ除去装置。
  8. 【請求項8】 前記ノイズ除去部は、音声波形を所定時
    間長の区間に区切り、歯当たり音によるノイズが検出さ
    れた区間の波形データを、ノイズの前後の波形データを
    フーリエ変換あるいは線形予測等の音声分析合成法によ
    って得られるパラメータにより補間したパラメータを用
    いて、波形データに置換したことを特徴とする請求項1
    記載の骨伝導音声のノイズ除去装置。
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