JP2000152394A - 軽度難聴者用補聴装置、軽度難聴者対応伝送システム、軽度難聴者対応記録再生装置、及び軽度難聴者対応再生装置 - Google Patents

軽度難聴者用補聴装置、軽度難聴者対応伝送システム、軽度難聴者対応記録再生装置、及び軽度難聴者対応再生装置

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JP2000152394A
JP2000152394A JP32330798A JP32330798A JP2000152394A JP 2000152394 A JP2000152394 A JP 2000152394A JP 32330798 A JP32330798 A JP 32330798A JP 32330798 A JP32330798 A JP 32330798A JP 2000152394 A JP2000152394 A JP 2000152394A
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hearing
speech
non
hearing aid
signal
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JP32330798A
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English (en)
Inventor
Satoru Ibaraki
Masayuki Misaki
Akira Tagami
正之 三▲さき▼
亮 田上
悟 茨木
Original Assignee
Matsushita Electric Ind Co Ltd
松下電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普段は補聴器を使用していない軽度難聴者に
対して、了解度が高く自然性にも優れた軽度難聴者用補
聴装置を提供すること。 【解決手段】 音声と非音声を含むオーディオ信号を入
力端子11を介して音声非音声判定手段12と補聴処理
手段13とに入力する。音声非音声判定手段12は、L
PCによる音声分析を行い、メモリに保持された代表的
な音韻を参照して、入力されたオーディオ信号を子音、
母音、非音声とに区分けし、音声らしさに関する判定信
号を生成する。補聴処理手段13は、入力信号が音声と
判定された場合に高域強調などの補聴処理を行い、非音
声の場合はその信号を素通りさせる。アンプ14は補聴
処理手段13の出力信号を増幅し、スピーカ16を介し
て軽度難聴者に音を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】

【0001】

【発明の属する技術分野】本発明は、普段補聴器を使用
していない高齢者のような軽度難聴者が、テレビジョン
受像機やラジオに取り付けて使用する軽度難聴者用補聴
装置と、軽度難聴者用補聴装置を備えた受信装置にオー
ディオ信号を送信する軽度難聴者対応伝送システムと、
難聴者用補聴機能を備えた軽度難聴者対応記録再生装置
と、軽度難聴者対応再生装置に関するものである。

【0002】

【従来の技術】軽度難聴の高齢者のように、普段補聴器
を使用していない人がテレビジョン受像機(以下、TV
という)やラジオのオーディオ(再生音)を聴く場合、
聴力劣化を補うために健聴者よりも大きい音量で受聴す
る。この場合、隣家あるいは同居の若者から「うるさ
い」というクレームが出ることがある。そこで、音量を
あまり増加させることなく音の明瞭度を向上するため
に、高齢者の聴力が衰えている高域周波数帯域の信号を
高利得で増幅する方式の補聴装置が開発され、使用され
ている。

【0003】高齢者のような軽度難聴者が補聴器を装着
せずに、TVやラジオのオーディオ信号を受聴するとき
に使用する従来の軽度難聴者用補聴装置の一例について
説明する。図19は従来の軽度難聴者用補聴装置の概略
構成を示すブロック図である。この軽度難聴者用補聴装
置は、高齢者のように主に高域の聴力が低下した軽度の
難聴者を対象としたものである。軽度難聴者の大部分を
占める高齢者は、一般的に高域の聴力が主に低下してい
る。図19の軽度難聴者用補聴装置は、このような高齢
者難聴に効果を有するように構成されたものである。こ
の軽度難聴者用補聴装置は、入力端子11、補聴処理手
段191、アンプ14、スピーカ15を含んで構成され
る。

【0004】以下の説明において、オーディオ信号を音
声信号と非音声信号とに分類する。音声信号は人から発
声された音声による信号を意味し、非音声信号は楽器か
ら出力された楽音や、背景から出力された背景音による
信号を意味する。背景音として、車両のエンジン音や走
行音、動物から発声された鳴き声、風の音等がある。

【0005】図19の入力端子11は、ラジオやTVに
取り付けられたオーディオ信号の出力端子に接続される
もので、TV等の内蔵スピーカの音量に比例したレベル
のオーディオ信号が入力される。補聴処理手段191
は、入力端子11に与えられたオーディオ信号の高域強
調をしたり、小レベルの信号増幅率を上げる等のダイナ
ミックレンジ圧縮処理をすることにより、補聴処理を行
うものである。補聴処理手段191の出力信号はアンプ
14で増幅され、スピーカ15に与えられる。軽度難聴
者用補聴装置がTVの付属装置として設けられる場合、
スピーカ15はTV本体に取付けられた外部スピーカと
する。なお、以上のアンプ14やスピーカ15は、TV
に内蔵されるものであっても良い。

【0006】このように構成された従来の軽度難聴者用
補聴装置の動作について説明する。まず、入力端子11
を介して入力されたオーディオ信号は、補聴処理手段1
91で例えば高域の周波数成分が強調される。図20に
この補聴処理手段191の周波数特性を示す。1kHz
までの低域の利得を0dBとすると、1kHzから10
kHzにかけて10dB〜20dB程度利得を上げる。
こうして高域強調されたオーディオ信号はアンプ14で
増幅され、スピーカ15から出力される。

【0007】なぜこのような補聴処理を行うのかを以下
に説明する。図21に高齢者の聴力損失の周波数特性を
示す。健聴者は特性211に示すように、100Hzか
ら10kHzにかけて聴力損失が無い。一方、難聴の高
齢者の多くは、全ての周波数帯域が一様に聞こえ難くな
るのではなく、特性212のように1kHzより高い周
波数の音だけが聞こえ難くなっている。だからと言っ
て、TVに設けられた音量のボリュームを操作し、高い
周波数の音が聞こえるレベルにまで全周波数帯域の音量
を上昇させたのでは、騒音公害が発生してしまう。そこ
で、図19の補聴処理手段191は、高齢者が聞き取り
難い高域成分だけを聞き取れるレベルにまで増幅し、ア
ンプ14とスピーカ15を用いて拡声する。

【0008】オーディオ信号の一般的な性質として、周
波数が高くなるほど含まれるエネルギーが小さくなるこ
と、及び高い周波数の音ほど壁やカーテンなどで容易に
吸音されることの2つの理由により、高域強調処理は、
一般に隣室などへの音漏れが少ないという特徴を持つ補
聴処理となる。この補聴処理により、高齢者は補聴器を
装着せずに、しかも周囲に騒音公害を与えることなく、
TVやラジオを楽しむことができる。

【0009】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、TVやラジオの受聴時に限って、補聴処
理手段191により高域を強調した音を聴くことから、
使用者に対して音の不自然さや不快感を与えるという重
大な欠陥を有していた。補聴器においても、初めて装着
する際、耳が順応するまでの最初の数日間は、「キンキ
ン」とか「ガンガン」とか表現される音に悩まされるこ
とが知られている。補聴器の場合は、数日が経過して一
旦補聴処理された音に慣れてしまうと、図19の軽度難
聴者用補聴装置の場合とは逆に、補聴処理された音が自
然に聞こえ、補聴処理されていない音の方は不自然に聞
こえてしまう。これは、補聴器を通した音しか聴かなく
なったためである。

【0010】図19に示す軽度難聴者用補聴装置の使用
者は、TVやラジオの聴取以外では補聴装置を使用しな
い軽度の難聴者であり、普段は補聴処理されていない自
然音を聴いている。従って、TVやラジオの聴取時に限
って急に高域強調による補聴処理された音を聞かされる
と、明瞭度の向上効果よりも、むしろ不自然さや不快感
を感じる。場合によっては、受聴に耐えられないと苦痛
すら訴えることがある。更に補聴器の場合と異なり、T
Vやラジオに対する同席の健聴者にも同じ音を聞かせる
ことになり、軽度難聴者と健聴者の同席を阻む装置にも
なりかねない。

【0011】TV補聴用のスピーカ拡声による軽度難聴
者用補聴装置に用いる技術としては、補聴器用に開発さ
れた既存技術を採用すべきではあるが、単なる音量増幅
以外の信号処理、オーディオ信号に対して高域強調処
理、ダイナミックレンジ圧縮処理、フォルマント強調処
理、子音強調処理、周波数変換処理、話速度変換処理な
どの補聴処理を行うと、音の自然性が悪化するという大
きな問題が発生していた。従って、そのままでは使用不
可能であることが判った。

【0012】図22にダイナミックレンジ圧縮処理にお
ける入力レベルと出力レベルとの関係を示す。圧縮しな
い場合の入出力特性を特性222で示し、圧縮する場合
の入出力特性を特性221で示す。この処理方法では、
小さな音と大きな音の音量差が少なくなってしまう。

【0013】図23にホルマント強調処理の一例を示
す。図23(a)は処理前の周波数特性231を示し、
特定の基本周波数とその整数倍の周波数でピークが発生
している。図23(b)は処理後の周波数特性232を
示し、特性231の各周波数ピークが夫々強調されてい
る。特性231で示す入力スペクトルと、特性232で
示す出力スペクトルとの比較から判るように、周波数特
性におけるピーク値が強調されるため、音質が大きく変
化してしまう。

【0014】図24に子音強調処理の一例を示す。図2
4(a)は処理前の音声波形241を示し、ある単語又
はメッセージを発声した場合、単語単位で子音と母音に
相当する波形が一対となり、各音素が時系列的に並ぶ。
図24(b)は処理後の音声波形242を示し、振幅の
小さな子音のレベルが強調されている。入力された音声
波形241と、出力された音声波形242との比較から
判るように、子音と判断された部分が増幅されるため、
音の脈動を感じてしまう。

【0015】図25に周波数変換処理の一例を示す。図
25(a)は処理前の音声波形251を示し、ある単語
又はメッセージを発声した場合、単語単位で子音と母音
に相当する波形が一対となり、図24の場合と同様に各
音素が時系列的に並ぶ。図25(b)は処理後の音声波
形252を示し、各音素の周波数が低域側に変換されて
いる。入力された音声波形251と、出力された音声波
形252との比較から判るように、周波数が低域側にシ
フトし、音質の変化を強く感じる。

【0016】図26に話速度変換処理の一例を示す。図
26(a)は処理前の音声波形261を示し、ある単語
又はメッセージを発声した場合、単語単位で波形が変化
し、単語単位で無音区間が発声する。図26(b)は処
理後の音声波形262を示し、各単語の発声期間が伸長
され、無音区間が短くなっている。入力された音声波形
261と出力された音声波形262の比較から判るよう
に、無音区間を詰めて音声部分をゆっくり聞かせるもの
で、音楽などではリズム感に違和感を与える可能性はあ
る。

【0017】上記のような各種の補聴処理のうち、単な
る音量増幅は補聴器においては最も効果的で基本的な処
理ではあるが、TVやラジオでは音量増加による補聴処
理は騒音公害の観点からは、採用不可能な方法と言え
る。そこで音量を増さずに、しかも、自然性を損なわな
い補聴処理の実現が待たれている。

【0018】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、オーディオ信号を音声信号と
非音声信号とに2分し、補聴処理による自然性の劣化が
少なく、かつ、明瞭度の改善を必要とする音声信号にの
みに補聴処理を施すことにより、音声の了解度向上効果
は高く、音楽や環境音などの自然性の劣化は少なくする
音声信号処理技術を開発することを目的とする。そして
この音声信号処理技術を用いた軽度難聴者用補聴装置
と、受信器側に軽度難聴者用補聴装置を設けた軽度難聴
者対応伝送システムと、記録媒体に記録されたオーディ
オ信号を記録再生する軽度難聴者対応記録再生装置と、
記録媒体に記録されたオーディオ信号を再生する軽度難
聴者対応再生装置を実現することを目的とする。

【0019】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の請求項1の発明は、入力されたオーディオ信
号を分析し、音声信号と非音声信号の混合比率を推定す
る音声非音声判定手段と、前記音声非音声判定手段によ
って前記オーディオ信号の主成分が音声信号であると判
定したときに、前記オーディオ信号に難聴者用補聴処理
を施す補聴処理手段と、を具備することを特徴とするも
のである。

【0020】本願の請求項2の発明は、請求項1の軽度
難聴者用補聴装置において、前記音声非音声判定手段
は、音声に含まれる母音と子音の特徴を音韻として登録
した音韻特徴記憶手段と、前記オーディオ信号に対して
周波数分析を用いて音声分析を行う音声分析手段と、前
記音韻特徴記憶手段から読み出された音韻特徴と前記音
声分析手段から出力された音声分析結果とを比較し、入
力オーディオ信号中に含まれる音韻を検出する音韻検出
手段と、前記音韻検出手段で検出された音韻の出現頻度
及び出現順序から、音声らしさを示す音声非音声判定信
号を生成する音声適合度計算手段と、を有することを特
徴とするものである。

【0021】本願の請求項3の発明は、音声信号及び非
音声信号を含むオーディオ信号、及び前記オーディオ信
号中に含まれる音声信号と非音声信号の混合比率を示す
音声非音声判定信号を同時に送する送信手段と、前記送
信手段から送信された前記オーディオ信号及び前記音声
非音声判定信号を受信する受信手段と、を具備すること
を特徴とするものである。

【0022】本願の請求項4の発明は、音声信号及び非
音声信号を含むオーディオ信号と、前記オーディオ信号
中に含まれる音声信号及び非音声信号の混合比率を示す
音声非音声判定信号とを記録媒体に同時に記録し、前記
記録媒体に記録された前記オーディオ信号を再生すると
き、前記音声非音声判定信号を同時に再生し、前記音声
非音声判定信号を用いて難聴者用補聴処理された音声信
号を出力することを特徴とするものである。

【0023】本願の請求項5の発明は、音声信号及び非
音声信号を含むオーディオ信号と、前記オーディオ信号
中に含まれる音声信号及び非音声信号の混合比率を示す
音声非音声判定信号とが同時に記録された記録媒体を再
生するとき、前記音声非音声判定信号を同時に再生し、
前記音声非音声判定信号を用いて難聴者用補聴処理され
た音声信号を出力することを特徴とするものである。

【0024】本願の請求項6の発明は、音声信号と非音
声信号を多重化して送信する送信手段と、前記送信手段
から送信された音声信号と非音声信号とを復号する受信
手段と、を具備することを特徴とするものである。

【0025】本願の請求項7の発明は、オーディオ信号
を構成する音声信号と非音声信号とを独立して記録媒体
に同時に記録し、前記記録媒体から前記オーディオ信号
を再生するとき、前記音声信号に対して難聴者用補聴処
理を施して出力し、前記非音声信号に対してはそのまま
出力することを特徴とするものである。

【0026】本願の請求項8の発明は、オーディオ信号
を構成する音声信号と非音声信号とが独立して同時に記
録された記録媒体から前記オーディオ信号を再生すると
き、前記音声信号に対して難聴者用補聴処理を施して出
力し、前記非音声信号に対してはそのまま出力すること
を特徴とするものである。

【0027】本願の請求項9の発明は、請求項3の軽度
難聴者対応伝送システムにおいて、前記音声非音声判定
信号が音声主体であると示すとき、前記オーディオ信号
に対して難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段を、前記
受信手段の後段に設けたことを特徴とするものである。

【0028】本願の請求項10の発明は、請求項4の軽
度難聴者対応記録再生装置において、音声非音声判定信
号が音声主体であることを示すとき、前記オーディオ信
号に対して難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段を設け
たことを特徴とするものである。

【0029】本願の請求項11の発明は、請求項5の軽
度難聴者対応再生装置において、音声非音声判定信号が
音声主体であることを示すとき、前記オーディオ信号に
対して難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段を設けたこ
とを特徴とするものである。

【0030】本願の請求項12の発明は、請求項6の軽
度難聴者対応伝送システムにおいて、音声信号と非音声
信号のうち前記音声信号にのみに難聴者用補聴処理を施
す補聴処理手段と、補聴処理されていない前記非音声信
号、及び前記補聴処理手段で補聴処理された音声信号を
加算してオーディオ信号を出力する加算手段とを、前記
受信手段の後段に設けたことを特徴とするものである。

【0031】本願の請求項13の発明は、請求項7の軽
度難聴者対応記録再生装置。において、音声信号と非音
声信号のうち前記音声信号にのみに難聴者用補聴処理を
施す補聴処理手段と、補聴処理されていない前記非音声
信号、及び前記補聴処理手段で補聴処理された音声信号
を加算して出力する加算手段と、を設けたことを特徴と
するものである。

【0032】本願の請求項14の発明は、請求項8の軽
度難聴者対応再生装置において、音声信号と非音声信号
のうち前記音声信号にのみに難聴者用補聴処理を施す補
聴処理手段と、補聴処理されていない前記非音声信号、
及び前記補聴処理手段で補聴処理された音声信号を加算
して出力する加算手段と、を設けたことを特徴とするも
のである。

【0033】本願の請求項15の発明は、請求項1の軽
度難聴者用補聴装置において、前記補聴処理手段は、前
記オーディオ信号において音声信号の混合比率が高いほ
ど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くするよう、
音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度を連続
的に調整することを特徴とするものである。

【0034】本願の請求項16の発明は、請求項9の軽
度難聴者対応伝送システムにおいて、前記補聴処理手段
は、前記オーディオ信号において音声信号の混合比率が
高いほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くする
よう、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度
を連続的に調整することを特徴とするものである。

【0035】本願の請求項17の発明は、請求項10の
軽度難聴者対応記録再生装置において、前記補聴処理手
段は、前記オーディオ信号において音声信号の混合比率
が高いほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くす
るよう、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強
度を連続的に調整することを特徴とするものである。

【0036】本願の請求項18の発明は、請求項11の
軽度難聴者対応再生装置において、前記補聴処理手段
は、前記オーディオ信号において音声信号の混合比率が
高いほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くする
よう、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度
を連続的に調整することを特徴とするものである。

【0037】本願の請求項19の発明は、請求項1の軽
度難聴者用補聴装置において、前記補聴処理手段は、高
域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処理、ダ
イナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話速変換
処理のうち、1つ以上の処理を任意に組み合わせた補聴
処理を行うことを特徴とするものである。

【0038】本願の請求項20の発明は、請求項9の軽
度難聴者対応伝送システムにおいて、前記補聴処理手段
は、高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処
理、ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話
速変換処理のうち、1つ以上の処理を任意に組み合わせ
た補聴処理を行うことを特徴とするものである。

【0039】本願の請求項21の発明は、請求項10の
軽度難聴者対応記録再生装置において、前記補聴処理手
段は、高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調
処理、ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、
話速変換処理のうち、1つ以上の処理を任意に組み合わ
せた補聴処理を行うことを特徴とするものである。

【0040】本願の請求項22の発明は、請求項11の
軽度難聴者対応再生装置において、前記補聴処理手段
は、高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処
理、ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話
速変換処理のうち、前記音声非音声判定信号に基づいて
1つ以上の処理を任意に組み合わせた補聴処理を行うこ
とを特徴とするものである。

【0041】

【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1における軽度難聴者用補聴装置について、図面を
参照しながら説明する。図1は実施の形態1における軽
度難聴者用補聴装置の全体構成を示すブロック図であ
る。この軽度難聴者用補聴装置は、入力端子11、音声
非音声判定手段12、補聴処理手段13、アンプ14、
スピーカ15を含んで構成される。

【0042】以下に述べる軽度難聴者用補聴装置は、受
聴装置がTVの場合、スピーカを含めてTV本体に内蔵
される装置としてもよいし、TVの付属装置として外部
に接続されるものでもよい。TVの付属装置の場合、ス
ピーカはTV本体に新たに設けられた補聴用スピーカと
する。以下の説明では、TVの付属装置として構成の説
明をする。

【0043】入力端子11は、軽度難聴者用補聴装置本
体に取り付けられたオーディオ信号の入力端子である。
ここではTVに取り付けられたオーディオ信号の出力端
子に接続され、TVの内蔵スピーカの音量に比例したレ
ベルのオーディオ信号が入力される。音声非音声判定手
段12は、入力端子11に与えられたオーディオ信号が
主として音声信号か、非音声信号かを判定するものであ
り、判定結果は補聴処理手段13に与えられる。補聴処
理手段13は、音声非音声判定手段12で非音声信号と
判定されたとき、入力端子11から与えられたオーディ
オ信号を素通りさせ、音声非音声判定手段12で音声信
号と判定されたとき、入力端子11から与えられたオー
ディオ信号に補聴処理を行うものである。補聴処理の一
例として高域強調の信号処理や、小レベルの信号増幅率
を上げる等のダイナミックレンジ圧縮処理等がある。補
聴処理手段13の出力信号はアンプ14で増幅され、ス
ピーカ15から出力される。

【0044】図2は音声非音声判定手段12の構成例を
示すブロック図である。本図に示すように音声非音声判
定手段12は、音声分析手段21、音韻特徴記憶手段2
2、音韻検出手段23、音声適合度計算手段24を含ん
で構成される。音声分析手段21は入力されたオーディ
オ信号をリアルタイムでLPC分析を行うものである。
音韻特徴記憶手段22は、実際に使用される言語におい
て、各単語を構成する母音と子音のLPCにおける代表
的パターンを音韻として記憶するメモリである。音韻検
出手段23は、音声分析手段21で得られたLPCに基
づいて、入力信号が子音、母音、非音声のいずれかを分
類し、入力信号が子音又は母音の場合、音韻特徴記憶手
段22に保持された音韻と照合し、音韻検出信号を出力
するものである。音声適合度計算手段24は、音声分析
手段21で得られた音韻検出信号と、音韻特徴記憶手段
22から抽出された音韻との相関度を演算し、入力され
たオーディオ信号の音声らしさを定量的に出力するもの
である。

【0045】以上のように構成された本実施の形態にお
ける軽度難聴者用補聴装置の動作を図3及び図4を用い
て説明する。先ず図1の入力端子11に入力されたオー
ディオ信号は、図3(a)に示すような単語単位又は音
節単位で入力された音声信号であるとする。このような
オーディオ信号31は図1の音声非音声判定手段12と
補聴処理手段13とに入力される。音声非音声判定手段
12では、図2の音声分析手段21にオーディオ信号が
入力されると、LPC分析により音声分析がなされ、分
析結果は音韻特徴記憶手段24に記憶されている母音と
子音の音韻特徴と比較され、音韻検出信号32が生成さ
れる。図3(b)に示すように、音韻検出信号32は母
音を0とし、子音を1とし、非音声を−1とする信号で
ある。この音韻検出結果、即ち音韻検出信号32が音声
適応度計算手段24に与えられる。音韻検出信号32が
生成される。図3(b)に示すように、音韻検出信号3
2は、母音を0とし、子音を1とし、非音声を−1とす
る信号である。このような分析結果は音韻特徴記憶手段
22に記憶されている母音と子音の音韻特徴と比較さ
れ、音韻特徴結果が音声適応度計算手段24に与えられ
る。音声適応度計算手段24では図3(c)に示すよう
な音声非音声判定信号33が演算される。音声非音声判
定信号33は、音韻出力結果の音韻の出現頻度と出現順
番がどれほど音声の規則と一致するかを示す判定信号で
あり、0〜100の値で音声らしさが表現される。この
音声非音声判定信号33は図1の補聴処理手段13に与
えられる。

【0046】図4(a)に、音声信号と非音声信号が混
ざった実際のオーディオ信号41の波形を示す。また図
4(b)に、オーディオ信号41に対する判定結果とし
て音声非音声判定信号42の出力変化を示す。図4
(a)に示すように、前半が音声のみであり、後半が音
声に加えて非音声が含まれる場合、このオーディオ信号
41に対して図4(b)に示すように、的確に音声と非
音声とが判定されていることがわかる。このような音声
非音声判定信号42が補聴処理手段13に与えられる。
補聴処理手段13は、音声非音声判定手段12の出力信
号が非音声信号が主であることを示す場合には、図5の
特性52に示すように高域強調をせずに出力する。ま
た、音声が主であると思われる場合には、補聴処理手段
13は図5の特性51に示すように、高域を強調してオ
ーディオ信号を出力する。補強処理手段13の出力は従
来例と同じくアンプ14で増幅され、スピーカ15で拡
声される。音声と非音声の判断は、図4の音声非音声判
定信号42において、例えば音声らしさが30以上を音
声と設定し、音声らしさが30未満を非音声と設定すれ
ばよい。

【0047】以上のように本実施の形態によれば、音声
非音声判定手段12と、音声非音声判定手段12によっ
て制御される補聴処理手段13とを設けることにより、
あまり音量を増加させずに、自然性を損なうことなく了
解度の高いオーディオ信号を再生することができる。軽
度難聴者は、TVやラジオのオーディオ信号に含まれる
様々な音(音声、楽音、拍手、足音、交通騒音など)の
中で、主に音声が聞き取り難いために、TVやラジオの
受聴に際して不満を持つのである。これに対して、音声
以外の音の聴取には、軽度難聴者はほとんど不満を持っ
ていないのが実情である。従って音声信号のみに補聴処
理を施せばよく、無理に非音声信号にまで補償処理を施
す必要はない。更に音声に補償処理を施す場合には自然
性の劣化や違和感を感じにくく、非音声信号に補償処理
をした場合には自然性の劣化や違和感を大きく感じる。
これは電話などで経験するように、音声信号に多少歪が
あっても、個人の音声の特徴が損なわれないという事実
に基づくものである。

【0048】同じ人間が同じ言葉を何度話しても、気分
や体調、場所などにより、毎回微妙に発声(時間特性や
周波数特性)が異なる。このように異なった発声の音声
から個人性を抽出する必要が生じる。音声に対しての人
間の聴取感覚は、非音声音に対するものとは異なってい
ると推定される。人間にとっての母国の言語の音声信号
は、非音声信号に比して、補聴処理などの信号処理に鈍
感な信号と言える。

【0049】一方、人間にとっての非音声信号は、その
周波数スペクトルやレベルなどを手がかりにして、音源
の種類や方向、距離、音場環境などを探ったりする信号
と言える。また音楽や鳥の声のように純粋に音色を楽し
んだりする場合、補聴処理などの信号処理で信号の性質
が変化すると、これらの機能がうまく働かなくなる。こ
のように人間にとっての非音声信号は、補聴処理などの
信号処理に対して極めて敏感な信号であると言える。

【0050】このような聴覚特性を考慮して、オーディ
オ信号の全てに補聴処理を施すのではなく、了解度の向
上を必要とし、しかも信号処理による音質変化には鈍感
な音声信号部分にのみ補聴処理を施すことを本発明の特
徴としている。この特徴を裏返して言えば、了解度の向
上は必要なく、しかも補聴処理をすれば違和感を大きく
感じる音楽や環境音などの非音声信号には、補聴処理を
施さないようにすることである。このような選択的な補
聴処理を行うことにより、あまり音量を増加させずに、
自然性を損なうことなく了解度の高いオーディオ信号の
受聴を可能にすることができる。

【0051】本実施の形態では、補聴処理手段13の機
能として高域強調処理を採用し、この高域強調処理を音
声非音声判定手段12で制御したが、以上の説明のよう
に、補聴処理手段13の機能として、ダイナミックレン
ジ圧縮処理を行ってもよい。図6はダイナミックレンジ
圧縮処理の動作原理を示す説明図である。非音声の場合
は、特性62に示すように、オーディオ信号の入力レベ
ルと出力レベルを同一としてダイナミックレンジ圧縮処
理を行わない。音声の場合は、特性61に示すように、
オーディオ信号の入力レベルが例えば0dBのとき、増
幅率を上げて出力レベルを20dB以上とし、オーディ
オ信号の入力レベルが40dBに近づくにつれて、増幅
率を除々に下げ、入力レベルが40dBのとき出力レベ
ルも40dBにする。このように音声信号のときだけダ
イナミックレンジ圧縮処理を行うように構成してもよ
い。さらに、前述したように補聴処理手段13をオーデ
ィオ信号が音声の場合にのみ、図23のフォルマント強
調処理、図24の子音強調処理、図25の周波数変換処
理、図26の話速変換処理をするようにしてもよい。

【0052】次に本発明の実施の形態2における軽度難
聴者対応伝送システムと、実施の形態3における軽度難
聴者用補聴装置とについて、図面を参照しながら両方を
まとめて説明する。図7は実施の形態2における軽度難
聴者対応伝送システムのシステム構成図である。また図
8は実施の形態3における軽度難聴者用補聴装置の構成
を示すブロック図である。図8の軽度難聴者用補聴装置
は図7の軽度難聴者対応伝送システムの受信手段に接続
して用いられる。

【0053】図7の軽度難聴者対応伝送システムは、送
信手段71と受信手段72とを含んで構成される。送信
手段71は、TV番組を放送する場合に、映像信号とオ
ーディオ信号に加えて、音声非音声判定信号を多重化し
て送信するものとする。音声非音声判定信号は放送局の
番組制作過程において、音声信号と非音声信号をミキシ
ングしてオーディオ信号を編集する過程で、精度よく作
成可能である。また視聴者のTVに設けられた受信手段
72は、放送方式がデジタルの場合、復号したビットス
トリームから映像信号と、オーディオ信号と、音声非音
声判定信号とを抽出するものである。放送がアナログの
場合、受信手段72は水平走査期間の制御信号の挿入部
分から音声非音声判定信号を抽出する。

【0054】図8に示す軽度難聴者用補聴装置は、オー
ディオ信号の入力端子11及び音声非音声判定信号の入
力端子81を有し、図1と同様の補聴処理手段13、ア
ンプ14、スピーカ15を含んで構成される。補聴処理
手段13は、入力端子81の音声非音声判定信号が音声
信号を示す場合にのみ、補聴処理を行うものである。

【0055】このように構成された軽度難聴者対応伝送
システムの動作を図9及び図10を用いて説明する。図
9(a)は音声信号91の波形図である。図9(b)は
非音声信号92の波形図である。また図10(a)はオ
ーディオ信号101の波形で図あり、図10(b)は音
声非音声判定信号102の波形図である。

【0056】図7の送信手段71により、図10に示す
ようなオーディオ信号101と音声非音声判定信号10
2とが送信される。そして受信手段72により、オーデ
ィオ信号101と音声非音声判定信号102とが抽出さ
れる。図10のオーディオ信号101は、図9の音声信
号91と非音声信号92とが加算されたものである。こ
のような信号が図7の受信手段72を介して図8の軽度
難聴者用補聴装置に入力される。

【0057】図8の軽度難聴者用補聴装置には、音声非
音声判定手段がなく、音声非音声判定信号を外部から直
接入力している以外は図1と同様であり、同様の動作を
する。ここでは生放送の番組や記録媒体に収録された番
組から、音声非音声判定信号が送られてくる。そしてこ
の音声非音声判定信号により補聴処理手段13が制御さ
れる。

【0058】図7に示す軽度難聴者対応伝送システム
は、テレビ放送のように電波を用いた伝送例であるが、
テープや光ディスクなどの記録媒体を視聴者が自己の記
録再生装置や再生装置を用いて直接再生する場合でも、
全く同じ効果が得られる。このような装置を軽度難聴者
対応記録再生装置又は軽度難聴者対応再生装置とする。

【0059】この軽度難聴者対応記録再生装置では、音
声信号及び非音声信号を含むオーディオ信号と、オーデ
ィオ信号中に含まれる音声信号及び非音声信号の混合比
率を示す音声非音声判定信号とを記録媒体に同時に記録
する。そして記録媒体に記録されたオーディオ信号を再
生するとき、音声非音声判定信号を同時に再生し、この
音声非音声判定信号を用いて難聴者用補聴処理された音
声信号を出力する。

【0060】音声非音声判定信号102は、放送やレコ
ーディング現場でのソフト制作過程において、音声信号
91と非音声信号92をミキシングして、オーディオ信
号101を編集する過程で、精度よく作成可能である。

【0061】以上のように本実施の形態によれば、放送
番組に音声非音声判定信号を挿入して伝送したり、記録
媒体に番組内容と合わせて音声非音声判定信号を記録再
生させることにより、音声非音声判定手段を用いた場合
より、音声と非音声の判定誤差をほとんどなくすること
ができる。こうして、より自然で明瞭度の高い補聴処理
が可能となる。更に軽度難聴者用補聴装置の回路規模も
小さくなり、低コスト化が可能となる。

【0062】次に本発明の実施の形態4における軽度難
聴者対応伝送システムと、実施の形態5における軽度難
聴者用補聴装置とについて、図面を参照しながら両者を
まとめて説明する。図11は実施の形態4における軽度
難聴者対応伝送システムのシステム構成図である。また
図12は実施の形態5における軽度難聴者用補聴装置の
構成を示すブロック図である。図12の軽度難聴者用補
聴装置は図11の軽度難聴者対応伝送システムの受信手
段に接続して用いられる。

【0063】図11の軽度難聴者対応伝送システムは、
送信手段111と受信手段112とを含んで構成され
る。送信手段111は、TV番組を放送する場合に、映
像信号に加えて、音声信号と非音声信号とを多重化して
送信するものとする。このように音声信号と非音声信号
とに区別して処理することは、従来から放送局の番組制
作部門(ミキシング)でよく行われている。また視聴者
のTVに設けられた受信手段112は、放送方式がデジ
タルの場合、復号したビットストリームから、映像信
号、音声信号、非音声信号を抽出するものである。放送
が従来方式のアナログの場合、受信手段72は例えば主
音声と副音声の帯域部分から音声信号と非音声信号とを
抽出する。

【0064】図12に示す軽度難聴者用補聴装置は、音
声信号の入力端子121及び非音声信号の入力端子12
2を有し、図1と同様の補聴処理手段123、アンプ1
4、スピーカ15と、本実施の形態で新たに設けた加算
手段124とを含んで構成される。補聴処理手段123
は、入力端子121の音声信号に対して常に補聴処理を
行うものである。加算手段124は、補聴処理手段12
3の出力信号と、入力端子122から得られる非音声信
号とを加算し、加算信号をアンプ14に与えるものであ
る。

【0065】このように構成された軽度難聴者対応伝送
システムの動作について、図13を用いて説明する。図
13(a)は音声信号131の波形を示し、図13
(b)は非音声信号132の波形を示している。図11
の送信手段111により、音声信号131及び非音声信
号132は映像信号に多重化されて送信される。受信手
段112は受信電波から映像信号、音声信号131、非
音声信号132を夫々復調し、図12に示す軽度難聴者
用補聴装置に与える。

【0066】図12において、入力端子121から入力
された音声信号は補聴処理手段123に入力され、入力
端子122から入力された非音声信号は加算手段124
に入力される。補聴処理手段123は、音声信号に対し
て高域強調等の補聴処理を行い、加算手段124に与え
る。加算手段124で加算されたオーディオ信号はアン
プ14で増幅された後、スピーカ15で拡声される。

【0067】本実施の形態では、外部から音声信号と非
音声信号とが個別に入力されるので、補聴処理手段12
3は入力信号の内容を判断することなく補聴処理を行え
る。図12に示す例は、生放送の番組や記録媒体に収録
された番組から、音声信号と非音声信号が送られてくる
ものとしている。従って、音声か非音声かの判定があい
まいにならず、確実な補聴処理ができる。

【0068】図11に示す軽度難聴者対応伝送システム
は、電波を用いた伝送システムであるが、テープや光デ
ィスクなどの記録媒体を介する方式でも、全く同じ効果
を有することは容易に類推できる。音声信号131と非
音声信号132は、放送やレコーディング現場でのソフ
ト制作過程でミキシング前の信号として容易に入手でき
る。伝送は多重伝送方式を利用すればよい。

【0069】この場合の軽度難聴者対応記録再生装置で
は、オーディオ信号を音声信号と非音声信号の2つのチ
ャンネルに分けて記録媒体に記録する。そして記録媒体
からオーディオ信号を再生するとき、音声信号に対して
は高域強調を含む難聴者用補聴処理を施して出力し、非
音声信号に対してはそのまま出力するものとする。

【0070】以上のように本実施の形態によれば、音声
信号と非音声信号を伝送したり、記録再生させることに
より、音声非音声判定信号を用いた場合よりはるかに判
定誤差が少なくなる。このため、より自然で明瞭度の高
い補聴処理が可能となる。更に軽度難聴者用補聴装置の
規模も小さくなり、低コスト化が可能となる。

【0071】次に本発明の実施の形態6における軽度難
聴者用補聴装置について図面を参照しながら説明する。
図14は実施の形態6における軽度難聴者用補聴装置の
構成を示すブロック図である。この軽度難聴者用補聴装
置は、オーディオ信号の入力端子11、音声非音声判定
手段141、補聴処理手段142、アンプ14、スピー
カ15を含んで構成される。図14に示す構成は、図1
に示す構成と同じではあるが、音声非音声判定手段14
1及び補聴処理手段142の動作が図1に示すものと異
なる。図15は補聴処理手段142の動作を示す周波数
特性図である。図1の補聴処理手段13では、図5の周
波数特性で示すように、音声と非音声とでは処理特性を
急激に変化させていたが、図14の補聴処理手段142
では、図15の周波数特性で示すように、非音声から音
声への特性を連続的に変化させるようにしている。即ち
音声非音声判定手段141から出力される音声らしさの
度合いに応じて高域強調度合いを変化させることを特徴
とする。このようにきめ細かく制御することにより、急
激な音質変化が防止され、更に自然性に優れる軽度難聴
者用補聴装置が実現できる。

【0072】本実施の形態の補聴処理手段142では、
補聴処理として高域強調処理を用い、高域強調処理を音
声非音声判定手段141で制御したものである。このよ
うな補聴処理の代わりに、図16に示す特性のダイナミ
ックレンジ圧縮処理を行ってもよい。即ち、完全な非音
声の場合は、入力レベルと出力レベルの値を同一とし、
音声らしさの度合いが増加するに連れて、低入力レベル
に対する出力レベルの値を除々に増加させる。こうする
と、音声と非音声が入れ替わるときの不自然さが解消さ
れる。

【0073】さらに、前述した図23のフォルマント強
調処理、図24の子音強調処理、図25の周波数変換処
理、図26の話速変換処理も、入力されたオーディオ信
号における音声信号成分の度合いに応じて適応できるの
は明らかである。

【0074】次に本発明の実施の形態7における軽度難
聴者用補聴装置について図面を参照しながら説明する。
図17は実施の形態7における軽度難聴者用補聴装置の
構成を示すブロック図である。この軽度難聴者用補聴装
置には、オーディオ信号の入力端子11と、音声非音声
判定手段12と、第1の補聴処理手段として高域強調を
行う高域強調手段170と、第2の補聴処理手段として
ダイナミックレンジ圧縮処理を行うダイナミックレンジ
圧縮手段171とを設ける。そしてダイナミックレンジ
圧縮手段171の後段にアンプ14とスピーカ15とを
接続する。

【0075】図1に示す軽度難聴者用補聴装置では、音
声非音声判定手段12の出力で補聴処理手段13のみを
制御していたが、本実施の形態の軽度難聴者用補聴装置
では、音声非音声判定手段12の出力で高域強調手段1
70とダイナミックレンジ圧縮手段171の両方を制御
し、さらに音質の劣化を少なくしたことを特徴とする。
高域強調手段170は図5に示すように制御され、ダイ
ナミックレンジ圧縮手段171は図6に示すように制御
されるものとする。

【0076】以上のように本実施の形態によれば、高域
強調手段170とダイナミックレンジ圧縮手段171の
2つの補聴手段を用い、音声非音声判定手段12でこの
両方を制御することにより、さらに補聴効果に優れた軽
度難聴者用補聴装置が実現できる。

【0077】次に本発明の実施の形態8における軽度難
聴者用補聴装置について図面を参照しながら説明する。
図18は実施の形態8における軽度難聴者用補聴装置の
構成を示すブロック図である。この軽度難聴者用補聴装
置は、オーディオ信号の入力端子11、音声非音声判定
手段12、第1の補聴処理手段としての高域強調手段1
80、第2の補聴処理手段としてのダイナミックレンジ
圧縮手段181、アンプ14、スピーカ15を含んで構
成される。

【0078】本実施の形態では、音声非音声判定手段1
2によって高域強調手段180だけが制御される。実施
の形態7と同様に、高域強調手段180は図5に示すよ
うに制御される。またダイナミックレンジ圧縮手段18
1は図22に示すように制御される。本実施の形態で
は、非音声信号にも音声信号と同じく、常にダイナミッ
クレンジ圧縮をかけるようにしているので、全周波数帯
域に渡って聴力が劣化している難聴者にも効果がある。

【0079】以上のように本実施の形態によれば、高域
強調手段180とダイナミックレンジ圧縮手段181の
2つの補聴処理手段を用い、音声非音声判定手段12で
高域強調手段180だけを制御することにより、さらに
補聴効果に優れた軽度難聴者用補聴装置が実現できる。

【0080】

【発明の効果】請求項1記載の軽度難聴者用補聴装置に
よれば、音声非音声判定手段と補聴処理手段とを設ける
ことにより、自然性を損なうことなく了解度の高いオー
ディオ信号を受聴することができる。

【0081】特に請求項2記載の音声非音声判定手段を
備えた軽度難聴者用補聴装置によれば、上記の効果に加
えて、音韻特徴記憶手段に母音と子音の特徴を登録し、
音声分析手段と音韻検出手段によって得られた音韻特徴
を音声適合度計算手段に入力し、入力オーディオ信号の
音声らしさを定量的に判定するので、高速で精度の高い
音声判定を可能にする。

【0082】請求項3,9記載の軽度難聴者対応伝送シ
ステムによれば、番組を放送するときに、送信手段でオ
ーディオ信号と音声非音声判定信号とを同時に伝送する
ことにより、受信手段では、再生装置に音声非音声判定
手段を設けた場合より、はるかに判定誤差が少なく、よ
り自然で明瞭度の高い補聴処理が可能となる。また装置
の規模も小さくなり、低コスト化が可能となる。

【0083】請求項4,10記載の軽度難聴者対応記録
再生装置、及び請求項5,11記載の軽度難聴者対応再
生装置によれば、記録媒体にオーディオ信号と音声非音
声判定信号とを同時に記録することにより、オーディオ
信号を再生するとき、再生装置に音声非音声判定手段を
設けた場合より、はるかに判定誤差が少なく、より自然
で明瞭度の高い補聴処理が可能となる。また装置の規模
も小さくなり低コスト化が可能となる。

【0084】請求項6,12記載の軽度難聴者対応伝送
システムによれば、番組を放送するときに、送信手段で
音声信号と非音声信号とを同時に伝送することにより、
受信手段では音声信号と非音声信号を別々に補聴処理す
ることができる。このためより自然で明瞭度の高い補聴
処理が可能となる。また装置の規模も小さくなり、低コ
スト化が可能となる。

【0085】請求項6,13記載の軽度難聴者対応記録
再生装置、及び請求項8,14記載の軽度難聴者対応再
生装置によれば、記録媒体に音声信号と非音声信号とを
同時に記録することにより、オーディオ信号を再生する
とき、音声信号と非音声信号を別々に補聴処理すること
ができる。このためより自然で明瞭度の高い補聴処理が
可能となる。また装置の規模も小さくなり、低コスト化
が可能となる。

【0086】請求項15〜18記載の補聴処理手段によ
れば、音声非音声判定手段から出力される音声らしさの
度合いを表す音声非音声判定信号の値に応じて、補聴処
理の強度を連続的に変化させることにより、急激な音質
変化が防止され、更に自然性に優れた補聴信号処理が実
現できる。

【0087】請求項19〜22記載の補聴処理手段によ
れば、複数の補聴処理方法を用意し、音声非音声判定信
号により補聴処理方法中の少なくとも1つ以上の補聴処
理方法を用いて制御することにより、さらに補聴効果に
優れた補聴信号処理が実現できる。

【図面の簡単な説明】

【図1】本発明の実施の形態1における軽度難聴者用補
聴装置の構成を示すブロック図である。

【図2】実施の形態1の軽度難聴者用補聴装置に用いら
れる音声非音声判定手段の構成図である。

【図3】音声非音声判定手段の各部の動作を示す波形図
である

【図4】音声非音声判定手段の入力信号と出力信号の波
形図である

【図5】実施の形態1による補聴処理手段の動作を示す
周波数特性図である。

【図6】実施の形態1に適応可能なダイナミックレンジ
圧縮処理の入出力特性図である。

【図7】本発明の実施の形態2における軽度難聴者対応
伝送システムのシステム構成図である。

【図8】本発明の実施の形態3における軽度難聴者用補
聴装置の構成を示すブロック図である。

【図9】実施の形態2、3におけるオーディオ信号の成
分波形図である。

【図10】実施の形態3におけるオーディオ信号及び音
声非音声判定信号の波形図である。

【図11】本発明の実施の形態4における軽度難聴者対
応伝送システムのシステム構成図である。

【図12】本発明の実施の形態5における軽度難聴者用
補聴装置の構成を示すブロック図である。

【図13】実施の形態4及び5における音声信号と非音
声信号の波形図である。

【図14】本発明の実施の形態6における軽度難聴者用
補聴装置の構成を示すブロック図である。

【図15】実施の形態6の軽度難聴者用補聴装置に用い
られる補聴処理手段の動作原理を示す周波数特性図であ
る。

【図16】実施の形態6の補聴処理に適応可能なダイナ
ミックレンジ圧縮の入出力特性図である。

【図17】本発明の実施の形態7における軽度難聴者用
補聴装置の構成を示すブロック図である。

【図18】本発明の実施の形態8における軽度難聴者用
補聴装置の構成を示すブロック図である。

【図19】従来の軽度難聴者用補聴装置の構成例を示す
ブロック図である。

【図20】従来の軽度難聴者用補聴装置に用いられる補
聴処理手段の周波数特性図である。

【図21】高齢者の代表的は聴力損失の周波数特性図で
ある。

【図22】ダイナミックレンジ圧縮処理の入出力特性図
である。

【図23】ホルマント強調処理における入出力信号の周
波数特性図である。

【図24】子音強調処理における入出力信号の波形図で
ある。

【図25】周波数変換処理における入出力信号の波形図
である。

【図26】話速変換処理の入出力信号の波形図である。

【符号の説明】

11,81,121,122 入力端子 12,141 音声非音声判定手段 13,123,142 補聴処理手段 14 アンプ 15 スピーカ 21 音声分析手段 22 音韻特徴記憶手段 23 音韻検出手段 24 音声適合度計算手段 124 加算手段 170,180 高域強調手段 171,181 ダイナミックレンジ圧縮手段 71,111 送信手段 72,112 受信手段

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551C 9/18 J (72)発明者 田上 亮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D015 CC07 KK02 5D045 AA07 AB26 AB30 DB01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたオーディオ信号を分析し、音
    声信号と非音声信号の混合比率を推定する音声非音声判
    定手段と、 前記音声非音声判定手段によって前記オーディオ信号の
    主成分が音声信号であると判定したときに、前記オーデ
    ィオ信号に難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段と、を
    具備することを特徴とする軽度難聴者用補聴装置。
  2. 【請求項2】 前記音声非音声判定手段は、音声に含ま
    れる母音と子音の特徴を音韻として登録した音韻特徴記
    憶手段と、 前記オーディオ信号に対して周波数分析を用いて音声分
    析を行う音声分析手段と、 前記音韻特徴記憶手段から読み出された音韻特徴と前記
    音声分析手段から出力された音声分析結果とを比較し、
    入力オーディオ信号中に含まれる音韻を検出する音韻検
    出手段と、 前記音韻検出手段で検出された音韻の出現頻度及び出現
    順序から、音声らしさを示す音声非音声判定信号を生成
    する音声適合度計算手段と、を有することを特徴とする
    請求項1記載の軽度難聴者用補聴装置。
  3. 【請求項3】 音声信号及び非音声信号を含むオーディ
    オ信号、及び前記オーディオ信号中に含まれる音声信号
    と非音声信号の混合比率を示す音声非音声判定信号を同
    時に送する送信手段と、 前記送信手段から送信された前記オーディオ信号及び前
    記音声非音声判定信号を受信する受信手段と、を具備す
    ることを特徴とする軽度難聴者対応伝送システム。
  4. 【請求項4】 音声信号及び非音声信号を含むオーディ
    オ信号と、前記オーディオ信号中に含まれる音声信号及
    び非音声信号の混合比率を示す音声非音声判定信号とを
    記録媒体に同時に記録し、前記記録媒体に記録された前
    記オーディオ信号を再生するとき、前記音声非音声判定
    信号を同時に再生し、前記音声非音声判定信号を用いて
    難聴者用補聴処理された音声信号を出力することを特徴
    とする軽度難聴者対応記録再生装置。
  5. 【請求項5】 音声信号及び非音声信号を含むオーディ
    オ信号と、前記オーディオ信号中に含まれる音声信号及
    び非音声信号の混合比率を示す音声非音声判定信号とが
    同時に記録された記録媒体を再生するとき、前記音声非
    音声判定信号を同時に再生し、前記音声非音声判定信号
    を用いて難聴者用補聴処理された音声信号を出力するこ
    とを特徴とする軽度難聴者対応再生装置。
  6. 【請求項6】 音声信号と非音声信号を多重化して送信
    する送信手段と、 前記送信手段から送信された音声信号と非音声信号とを
    復号する受信手段と、を具備することを特徴とする軽度
    難聴者対応伝送システム。
  7. 【請求項7】 オーディオ信号を構成する音声信号と非
    音声信号とを独立して記録媒体に同時に記録し、前記記
    録媒体から前記オーディオ信号を再生するとき、前記音
    声信号に対して難聴者用補聴処理を施して出力し、前記
    非音声信号に対してはそのまま出力することを特徴とす
    る軽度難聴者対応記録再生装置。
  8. 【請求項8】 オーディオ信号を構成する音声信号と非
    音声信号とが独立して同時に記録された記録媒体から前
    記オーディオ信号を再生するとき、前記音声信号に対し
    て難聴者用補聴処理を施して出力し、前記非音声信号に
    対してはそのまま出力することを特徴とする軽度難聴者
    対応再生装置。
  9. 【請求項9】 前記音声非音声判定信号が音声主体であ
    ると示すとき、前記オーディオ信号に対して難聴者用補
    聴処理を施す補聴処理手段を、前記受信手段の後段に設
    けたことを特徴とする請求項3記載の軽度難聴者対応伝
    送システム。
  10. 【請求項10】 音声非音声判定信号が音声主体である
    ことを示すとき、前記オーディオ信号に対して難聴者用
    補聴処理を施す補聴処理手段を設けたことを特徴とする
    請求項4記載の軽度難聴者対応記録再生装置。
  11. 【請求項11】 音声非音声判定信号が音声主体である
    ことを示すとき、前記オーディオ信号に対して難聴者用
    補聴処理を施す補聴処理手段を設けたことを特徴とする
    請求項5記載の軽度難聴者対応再生装置。
  12. 【請求項12】 音声信号と非音声信号のうち前記音声
    信号にのみに難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段と、 補聴処理されていない前記非音声信号、及び前記補聴処
    理手段で補聴処理された音声信号を加算してオーディオ
    信号を出力する加算手段とを、前記受信手段の後段に設
    けたことを特徴とする請求項6記載の軽度難聴者対応伝
    送システム。
  13. 【請求項13】 音声信号と非音声信号のうち前記音声
    信号にのみに難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段と、 補聴処理されていない前記非音声信号、及び前記補聴処
    理手段で補聴処理された音声信号を加算して出力する加
    算手段と、を設けたことを特徴とする請求項7記載の軽
    度難聴者対応記録再生装置。
  14. 【請求項14】 音声信号と非音声信号のうち前記音声
    信号にのみに難聴者用補聴処理を施す補聴処理手段と、 補聴処理されていない前記非音声信号、及び前記補聴処
    理手段で補聴処理された音声信号を加算して出力する加
    算手段と、を設けたことを特徴とする請求項8記載の軽
    度難聴者対応再生装置。
  15. 【請求項15】 前記補聴処理手段は、 前記オーディオ信号において音声信号の混合比率が高い
    ほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くするよ
    う、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度を
    連続的に調整することを特徴とする請求項1記載の軽度
    難聴者用補聴装置。
  16. 【請求項16】 前記補聴処理手段は、 前記オーディオ信号において音声信号の混合比率が高い
    ほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くするよ
    う、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度を
    連続的に調整することを特徴とする請求項9記載の軽度
    難聴者対応伝送システム。
  17. 【請求項17】 前記補聴処理手段は、 前記オーディオ信号において音声信号の混合比率が高い
    ほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くするよ
    う、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度を
    連続的に調整することを特徴とする請求項10記載の軽
    度難聴者対応記録再生装置。
  18. 【請求項18】 前記補聴処理手段は、 前記オーディオ信号において音声信号の混合比率が高い
    ほど補聴処理を強く、低いほど補聴処理を弱くするよ
    う、音声非音声判定信号の値に応じて補聴処理の強度を
    連続的に調整することを特徴とする請求項11記載の軽
    度難聴者対応再生装置。
  19. 【請求項19】 前記補聴処理手段は、 高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処理、
    ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話速変
    換処理のうち、1つ以上の処理を任意に組み合わせた補
    聴処理を行うことを特徴とする請求項1記載の軽度難聴
    者用補聴装置。
  20. 【請求項20】 前記補聴処理手段は、 高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処理、
    ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話速変
    換処理のうち、1つ以上の処理を任意に組み合わせた補
    聴処理を行うことを特徴とする請求項9記載の軽度難聴
    者対応伝送システム。
  21. 【請求項21】 前記補聴処理手段は、 高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処理、
    ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話速変
    換処理のうち、1つ以上の処理を任意に組み合わせた補
    聴処理を行うことを特徴とする請求項10記載の軽度難
    聴者対応記録再生装置。
  22. 【請求項22】 前記補聴処理手段は、 高域強調処理、フォルマント強調処理、子音強調処理、
    ダイナミックレンジ圧縮処理、周波数変換処理、話速変
    換処理のうち、前記音声非音声判定信号に基づいて1つ
    以上の処理を任意に組み合わせた補聴処理を行うことを
    特徴とする請求項11記載の軽度難聴者対応再生装置。
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