JPH1098346A - 自動利得調整装置 - Google Patents

自動利得調整装置

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JPH1098346A
JPH1098346A JP8251710A JP25171096A JPH1098346A JP H1098346 A JPH1098346 A JP H1098346A JP 8251710 A JP8251710 A JP 8251710A JP 25171096 A JP25171096 A JP 25171096A JP H1098346 A JPH1098346 A JP H1098346A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定常な暗騒音と抑圧し、かつ非定常な雑音を
増幅せずに目的音声のみを受聴できるようにすることで
ある。 【解決手段】 定常雑音識別回路102で定常雑音を識
別し、その情報を元に定常雑音抑圧回路103で定常雑
音を抑圧する。そして、音声識別回路108において入
力信号が音声かどうかを識別し、その情報を元に音声実
効値平均化回路109において、音声信号の平均実効値
を算出する。この音声の平均実効値により利得算出回路
105で利得を算出し、雑音抑圧後の音声信号に乗算す
ることにより、定常な雑音および非定常な雑音も抑圧さ
れ、音声のみを一定の音量にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡声通話装置や難
聴者が使用する補助受聴装置等の音響機器における自動
利得調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】TV会議装置や電話会議装置では複数人
対複数人の会話の必要性から、拡声通話が利用される場
合が多い。この際、収音マイクが机等に置かれ、発言者
の口からの距離が一様でないことも多い。すると、発言
者によってマイクへの入力レベルが一定せず、受聴側で
の聴きづらさの一因となる。また、補聴器を装用してい
れば、一対一の会話にはそれほど不自由しない難聴者の
中でも、会議や講演会等のように、話者との距離が遠く
なると、相手の言っていることがわからなくなると訴え
る人が非常に多い。この理由の一つにも補聴器への入力
レベルの低下が考えられる。
【0003】一般に音源と収音位置の距離が遠くなれば
遠くなるほど、入力音圧レベルは低下する。低下の程度
は音源の指向性や部屋の反響の状態に依存するが、例え
ば自由音場(壁,床,天井等の音を反射する境界が全く
ない仮想空間)で音源を点音源(360度どの方向にも
均等に音を放射する仮想音源)と仮定すると、音圧レベ
ルは、音源と受聴点の距離が2倍になると6dB減衰す
る。実際の部屋では直接音だけでなく境界での反射音が
加算されるため、それほどは減衰しないものの、5mも
離れると1mの位置での音圧レベルから10dB程度は
減衰する。
【0004】入力音圧レベルを一定に保つために、従来
は例えばコンプレッサと呼ばれる装置があった。これは
入力信号のダイナミックレンジを圧縮して相対的に小さ
いレベルの入力に対する利得を増すことができる装置で
ある。しかしこの装置は、入力レベルを数msecから
数10msecという短い時間で測定し、その値によっ
て高速に圧縮率を変更する。そのため急激な過大入力を
抑えることが主な本来の利用目的であり、比較的レベル
幅の大きな距離減衰による音圧低下を補償するために
は、不向きである。
【0005】さらに、通常の音響空間には、目的とする
音以外に空調機等の騒音が存在する場合が多い。目的音
を一定の音圧レベルに保とうとすると、騒音レベルが、
目的音の大小によって変動してしまうため非常に聴きづ
らくなる。
【0006】このような目的音を聴きやすくするために
は、例えば本発明者等が先に提案した「自動利得制御装
置(特願平8−125697号)」のような手段があ
る。この従来手段の概略を図8に示す。入力端101か
ら入力された定常騒音の量を定常雑音識別回路102で
自動的に測定し、定常雑音抑圧回路103でそれを抑圧
した後、利得算出回路105で利得を算出する前に、実
効値平均化回路104で入力音の平均実効値を計算し、
算出した利得を定常雑音が抑制された入力音に乗算回路
106で乗算することにより、入力音を歪ませずに平均
的に一定の音量にして出力端107から出力するもので
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この方法により上述し
た問題点は一応解決するが、定常な騒音以外の非定常な
騒音(例えば紙をめくる音、ドアを閉める音など)も一
定の音量にするべく増幅してしまう問題がある。これら
の非定常音は必ずしも常に「雑音」でありえないが、拡
声通話装置では特殊な利用以外では音声以外の音は不用
な音、即ち雑音であり、また難聴者の場合、特にそのよ
うな非定常な雑音は耳障りになる。
【0008】本発明の目的は、拡声通話装置や難聴者が
使用する補助受聴装置等の音響機器において、定常な暗
騒音を抑圧し、かつ非定常な雑音を増幅せずに目的音声
のみを適切な音量でかつ歪みなく受聴できるようにする
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる自動利得
調整装置は、以上述べた問題点を解決し、目的音(この
場合は音声信号)のみを最適な音量で受聴出来るように
したもので、定常雑音を識別する定常雑音識別手段と、
その識別結果を元に定常騒音を抑圧する定常雑音抑圧手
段と、入力信号が音声であるかどうかを識別する音声識
別手段と、その識別結果を元に音声の平均実効値を計算
する音声実効値平均化手段と、音声の平均実効値から必
要な利得を計算する利得算出手段と、利得を入力信号中
の音声信号に乗算し、その信号を出力する乗算手段とを
有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の基
本構成を示すブロック図である。図8で説明した先に提
案した自動利得制御装置と同様、定常雑音識別回路10
2で定常雑音を識別し、その情報を元に定常雑音抑圧回
路103で定常雑音を抑圧する。そして新たに設けた音
声識別回路108において入力信号が音声であるかどう
かを識別して、その情報を元に音声実効値平均化回路1
09において、音声信号の平均実効値を算出する。音声
の平均実効値により利得算出回路105で利得を算出
し、雑音抑圧後の音声信号に乗算することによって、定
常な雑音、及び非定常な雑音も抑圧され、音声のみを一
定の音量にすることができる。
【0011】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図2において、1は入力端、2は周波数
分析回路、3は線形予測分析回路、4は自己相関分析回
路、5は最大値検出回路、6は定常雑音検出回路で、こ
の出力で後述のスイッチ10A,10Bをオン,オフ制
御する。
【0012】7は平均雑音パワースペクトル算出回路
で、ここで視覚的重み付けが行われる。8は減算回路、
9は逆周波数分析回路で、周波数分析回路2と逆の順序
の動作を行う。10A,10Bはスイッチ、11は実効
値算出回路、12は実効値記憶回路、13はしきい値算
出回路、14は音声識別回路、15は音声識別フラグ記
憶回路、16は利得算出回路、17A,17Bは乗算回
路、18は音声平均実効値算出回路、19は圧縮比算出
回路、20は圧縮比平滑化回路、21は出力端である。
【0013】次に、動作を説明する。入力端1より入力
される信号は、適当な時間で区切られたフレーム毎の信
号である。まず、定常雑音検出回路6でそれが定常雑音
であるかどうかを判定する。そのために、まず、入力信
号を線形予測分析回路3によって線形予測分析し、その
線形予測残差信号(ここではこれを残差信号と呼ぶ)を
取り出す。その自己相関関数を自己関数分析回路4で計
算し、その最大値(CM)を最大値検出回路5で算出す
る。これにより、入力信号の周期性の大小を検出でき
る。一般に空調機騒音などの定常な雑音の性質として周
期性が低いものが多い。よって、定常雑音検出回路6に
おいて、CMがあるしきい値よりも小さい場合に定常雑
音(BN)と判定する。
【0014】入力端1より入力される信号は、並行して
周波数分析回路(FFT)2に送られ周波数領域に変換
される。定常雑音検出回路6で定常雑音と判定されたフ
レームのパワースペクトルS(f)は、平均雑音パワー
スペクトル算出回路7にスイッチ10Aの作用により送
られ、ここに格納される。平均雑音パワースペクトル算
出回路7では、過去適当なフレーム数分のパワースペク
トルS(f)を格納しておき、その平均値を算出する。
さらに特願平8−125697号で先に提案した残量雑
音の「聴こえ」を限りなく小さくするための重み付け関
数W(f)を乗じてそれを雑音平均パワースペクトルS
ns(f)とする(重み付け関数W(f)については、
後に補足説明する)。それを減算回路8によって、S
(f)より差し引く。雑音を差し引いた信号のパワース
ペクトルS′(f)と、原信号の位相P(f)より、逆
周波数分析回路(IFFT)9で時間領域信号に戻す。
ここまでが、定常雑音抑圧処理である。
【0015】音声識別回路14では、入力信号毎に音声
(SP)か、非定常雑音(NSN)か、定常雑音(B
N′)かを判定する。なお、雑音抑圧する前の定常雑音
をBN、雑音抑圧した後の定常雑音(残留雑音)をB
N′とする。
【0016】図3は、音声識別回路14の一実施例の詳
細を示すブロック図である。この図で、14Aはパワー
スペクトル傾斜算出回路、14Bは信号種判定回路、1
4Cはパラメータしきい値記憶部で、thd(CM),
thd(SS)が記憶されている。音声識別回路14で
は前段で算出されている二つの値、即ち実効値算出回路
11で計算された実効値rmsと、線形予測残差の最大
値CMの他に、パワースペクトルS(f)からパワース
ペクトル傾斜算出回路14Aで算出される周波数特性の
傾斜(dB/Oct.)を利用する。その方法例を以下
に説明する。
【0017】まず、パワースペクトルS(f)の3分の
1オクターブ毎の平均を取り、その値のレベル(dB)
を計算する。この値の回帰直線の傾きbは、以下のよう
に計算される。
【0018】
【数1】 ここで、xは3分の1オクターブ毎の分割総数をNとす
れば、x=1,2,・・・〜,Nで、yは3分の1オク
ターブ毎に平均されたN個のパワースペクトルレベルで
ある。Sxyは、x,y各々の残差の積の和、Sxはx
の残差平方和である。bは3分の1オクターブ毎の傾き
であるから、3倍すれば、オクターブ毎の傾き(dB/
Oct.)が得られる。音声の場合、この傾きは通常、
負の値になるので、符号を反転し、その値をSSとす
る。即ち、
【0019】
【数2】 以上の信号の特徴量、rms,CM,SSを信号種判定
回路14Bに入力し、信号種を以下のように判定する。
【0020】1 定常雑音:実効値rmsが、そのしき
い値thd(rms)より小さい時、定常雑音(B
N′)と判定する。
【0021】2 非定常雑音:実効値rmsがしきい値
thd(rms)以上で、CM,SSのいずれかが各々
のしきい値thd(CM),thd(SS)より小さい
時、非定常雑音(NSN)と判定する。
【0022】3 音声:いずれのしきい値も各々のしき
い値を超えた場合、音声(SP)と判定する。
【0023】再び図2において、音声識別回路14で識
別された信号種(SP/NSN/BN′)は、過去Mフ
レーム分連続して音声識別フラグ記憶回路15に格納さ
れる。新しい信号種を格納する場合、最も古い値を消去
する。
【0024】実効値算出回路11で計算された実効値r
msのうち、定常雑音検出回路6で定常雑音と判定され
た過去Lフレームの実効値をしきい値算出回路13に格
納しておく。これは、定常雑音抑圧処理により消し残っ
た残留雑音の実効値と考えられる。新たに(残留)雑音
と判定された実効値NS (N)を格納する場合、最も古
い値NS (N−L)を消去する。そして、それらの平均
値〈NS (N)〉を計算し、それに1以上の定数を乗算
し、しきい値thd(rms)を得る。この作用は、定
常雑音検出回路6で新たに入力信号が雑音と判定された
場合のみスイッチ10Bの切替により行なわれ、thd
(rms)の値が更新される。
【0025】一方、実効値算出回路11で算出された実
効値rmsは、過去Mフレーム分連続して実効値記憶回
路12に格納される。新しい実効値を格納する場合、最
も古い値を消去する。この格納された実効値列(rms
(N−M+1),・・・,rms(N−1),rms
(N))から、音声平均実効値算出回路18において、
平均実効値〈rms(N)〉を以下の手順で得る。これ
を図4を参照して説明する。
【0026】(a)音声の発話中:格納された実効値列
(rms(N−M+1),・・・,rms(N−1),
rms(N))の中から、音声識別フラグ記憶回路15
で音声(SP)と判定されている値を平均し、〈rms
(N)〉とする。
【0027】(b)非定常雑音:ただし、音声と判定さ
れているフレーム数よりも非定常雑音(NSN)と判定
されているフレーム数が多い場合は、しきい値thd
(rms)に1より小さい適当な定数aを掛けた値を
〈rms(N)〉とする。
【0028】(c)無音声時:K(<M)フレーム連続
して音声以外の入力、即ち、しきい値thd(rms)
以下定常雑音か非定常雑音の入力が続いた場合、無音声
時と判定し、しきい値thd(rms)に1より小さい
適当な定数aを掛けた値を〈rms(N)〉とする。
【0029】平均実効値〈rms(N)〉を使って、圧
縮比算出回路19で圧縮比p(N)を(3)式のように
計算する。
【0030】
【数3】 さらに、特に音声の立上がり、立下がりでの急激な圧縮
比p(N)の変化を抑えるために、圧縮比平滑化回路2
0で、(4)式のように平滑化する。
【0031】
【数4】 〈p(N−1)〉は一つ前のフレームの平滑化圧縮比
で、C0+C1=1.0であり、C1が大きいほど、な
めらかに変化する。利得算出回路16では、出力される
音声の目標とする平均実効値をd1とすると、(5)式
で利得Gが計算される。
【0032】
【数5】 乗算回路17A,17Bで利得G,平滑化圧縮比〈p〉
を入力信号に乗算し、出力端21より出力する。
【0033】図5は、入出力の関係を両対数で示したも
のである。しきい値thd(rms)以上の入力は全て
目標値dlに圧縮,増幅され、しきい値thd(rm
s)以下は伸長,減衰されている。音声平均実効値算出
回路18で、音声以外の入力は全てしきい値以下になる
ように計算されるので、音声以外の非定常雑音も減衰さ
れる。
【0034】ここで、図1と図2の各部の対応を符号を
用いて示すと下記のようになる。
【0035】 101:1 102:3,4,5,6 103:2,7,8,9,10A 105:16,19,20 106:17A,17B 107:21 108:14,15 109:11,12,18 図6は、本発明によって得られる処理結果の一例であ
る。(a)が入力信号で、ある会議室において、男声
(マイク−スピーカ間距離:50cm)と女声(同:3
m)を、男声より約20dB低い空調騒音下で収音し、
その間に数種の非定常雑音を付加したものである。
(b)は従来法(特願平8−125697号)による処
理波形で、定常な空調騒音は抑圧されて、音声はほぼ同
じレベルになっているものの、非定常な雑音も音声同様
に増幅されている。(c)が本発明によって得られる処
理結果の一例で、音声以外の非定常雑音も十分抑圧され
ているのがわかる。
【0036】次に、上述した重み付け関数W(f)につ
いて、補足説明する。
【0037】図7は、重み付け関数W(f)の説明図で
ある。重み付け関数W(f)は、式(6)で表せる。
【0038】
【数6】 図7に示されるように、W(f)は雑音パワースペクト
ルが大きいほど差し引く量を増やしている。こうするこ
とで、雑音パワーの大きな低域における消し残りと、パ
ワーの小さい高域における引き過ぎの低減を図ることが
できる。
【0039】なお、βは平均の重み付け係数、S
ns(f)は雑音平均パワースペクトルを示す。
【0040】なお、上記本発明の実施の形態においてブ
ロック図の各部を「回路」として示してあるが、これは
ソフトウエア等で実現することも可能であるので、一般
的には「手段」として表現されるものである。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、まず定常
雑音を抑圧し、音声と非定常雑音を識別した後に利得制
御を行なうため、非定常な雑音を増幅することなしに、
目的の音声のみを一定の音圧レベルにすることが可能で
ある。これにより不快な紙めくり音や、ドアの音等を定
常な暗騒音と共に抑圧し、音声のみを常に一定の音量で
受聴できる快適な受聴システムの実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】図2の実施例中の音声識別回路の詳細を示すブ
ロック図である。
【図4】図2の実施例中の音声平均実効値算出回路の動
作を説明する図である。
【図5】図2の実施例の入出力関係図である。
【図6】本発明による一処理例を示す波形図である。
【図7】図2の実施例で用いた重み付け関数の説明図で
ある。
【図8】先に提案した自動利得調整装置の概略構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】 1 入力端 2 周波数分析回路 3 線形予測分析回路 4 自己相関分析回路 5 最大値検出回路 6 定常雑音検出回路 7 平均雑音パワースペクトル算出回路 8 減算回路 9 逆周波数分析回路 10A,10B スイッチ 11 実効値算出回路 12 実効値記憶回路 13 しきい値算出回路 14 音声識別回路 14A パワースペクトル傾斜算出回路 14B 信号種判定回路 14C パラメータしきい値記憶部 15 音声識別フラグ記憶回路 16 利得算出回路 17 乗算回路 18 音声平均実効値算出回路 19 圧縮比算出回路 20 圧縮比平滑化回路 21 出力端 101 入力端 102 定常雑音識別回路 103 定常雑音抑圧回路 104 実効値平均化回路 105 利得算出回路 106 乗算回路 107 出力端 108 音声識別回路 109 音声実効値平均化回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定常雑音を識別する定常雑音識別手段
    と、その識別結果を元に定常騒音を抑圧する定常雑音抑
    圧手段と、入力信号が音声であるかどうかを識別する音
    声識別手段と、その識別結果を元に音声の平均実効値を
    計算する音声実効値平均化手段と、音声の平均実効値か
    ら必要な利得を計算する利得算出手段と、利得を入力信
    号中の音声信号に乗算し、その信号を出力する乗算手段
    とを有することを特徴とする自動利得調整装置。
JP25171096A 1996-09-24 1996-09-24 自動利得調整装置 Expired - Lifetime JP3367592B2 (ja)

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