JPS6141304B2 - - Google Patents
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- JPS6141304B2 JPS6141304B2 JP1797881A JP1797881A JPS6141304B2 JP S6141304 B2 JPS6141304 B2 JP S6141304B2 JP 1797881 A JP1797881 A JP 1797881A JP 1797881 A JP1797881 A JP 1797881A JP S6141304 B2 JPS6141304 B2 JP S6141304B2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、凹字状に成形された金属板(表面材
ともいう)の凹部に基材(裏打材または芯材とも
いう)を配設した防火性、断熱性および防音効果
を有する建材用の複合パネルを連続的に生産する
製造方法に関するものである。
ともいう)の凹部に基材(裏打材または芯材とも
いう)を配設した防火性、断熱性および防音効果
を有する建材用の複合パネルを連続的に生産する
製造方法に関するものである。
従来の建材用複合パネルは、その表面材の凹部
に配設又は充填する複合基材(裏打材)として、
石膏ボード、石綿ボード、硬質ウレタンフオーム
若しくは硬質ウレタンフオームをベースとしてそ
の中に無機材質の粉体や繊維を混入させたものな
どがあるが、石膏ボードや石綿ボードを裏打材と
した複合パネルは防火性能は良好であるが、材質
上比重が大きく、従つてパネルの製品単位重量が
大きくなるので施工時の取扱いに難点があり、安
全上の危険も大きい。
に配設又は充填する複合基材(裏打材)として、
石膏ボード、石綿ボード、硬質ウレタンフオーム
若しくは硬質ウレタンフオームをベースとしてそ
の中に無機材質の粉体や繊維を混入させたものな
どがあるが、石膏ボードや石綿ボードを裏打材と
した複合パネルは防火性能は良好であるが、材質
上比重が大きく、従つてパネルの製品単位重量が
大きくなるので施工時の取扱いに難点があり、安
全上の危険も大きい。
また硬質ウレタンフオームを裏打材としたもの
は比重が小さく製品が軽量で取扱いは容易である
が、一旦発火すると爆発的に燃焼し多量の燃焼ガ
スと共に有害ガスを発生するので極めて危険であ
る。また硬質ウレタンフオームに無機材料、たと
えば硝子繊維やパーライトを混入するものがある
が、発泡材料を使用しているため無機材料の混入
割合を大きくすることは困難であるから、無機材
料の混合による防火性能の向上についても多く期
待できないという欠点があつた。
は比重が小さく製品が軽量で取扱いは容易である
が、一旦発火すると爆発的に燃焼し多量の燃焼ガ
スと共に有害ガスを発生するので極めて危険であ
る。また硬質ウレタンフオームに無機材料、たと
えば硝子繊維やパーライトを混入するものがある
が、発泡材料を使用しているため無機材料の混入
割合を大きくすることは困難であるから、無機材
料の混合による防火性能の向上についても多く期
待できないという欠点があつた。
本発明は、上記のような従来の問題点を解決
し、軽量で防火性能に優れ、有害ガスを発生しな
い建材用複合パネルの製造方法を提供することを
目的としており、その要旨は、金属板を所定の形
状に成形し、その凹部に、無機軽量骨材に一液湿
分硬化型のウレタン樹脂接着剤をコーテイングし
た基材(裏打材)を充填して整形し、この基材に
湿分を添加したのちアルミクラフト紙を貼付して
加熱硬化させたのち所定の寸法に切断することを
特徴とするものである。以下図面を用いて本発明
を説明する。
し、軽量で防火性能に優れ、有害ガスを発生しな
い建材用複合パネルの製造方法を提供することを
目的としており、その要旨は、金属板を所定の形
状に成形し、その凹部に、無機軽量骨材に一液湿
分硬化型のウレタン樹脂接着剤をコーテイングし
た基材(裏打材)を充填して整形し、この基材に
湿分を添加したのちアルミクラフト紙を貼付して
加熱硬化させたのち所定の寸法に切断することを
特徴とするものである。以下図面を用いて本発明
を説明する。
第1図は従来の一般的な建材用複合パネルの縦
断面図、第2図は本発明によつて製造された建材
用複合パネルの実施例の縦断面図、第3図はその
一部拡大図である。
断面図、第2図は本発明によつて製造された建材
用複合パネルの実施例の縦断面図、第3図はその
一部拡大図である。
第1図において、Sは凹字状に成形された金属
板、Gは石膏ボードである。第2図および第3図
において、Sは凹字状に成形された金属板、Bは
基材(裏打材ともいう)、Agは無機軽量骨材、A
は接着剤、Acはアルミクラフト紙である。
板、Gは石膏ボードである。第2図および第3図
において、Sは凹字状に成形された金属板、Bは
基材(裏打材ともいう)、Agは無機軽量骨材、A
は接着剤、Acはアルミクラフト紙である。
本発明に用いる無機軽量骨材(以下骨材とい
う)は、無機質の原料例えば真殊岩、黒躍石等を
加熱発泡させて軽量化し、これを粒度別に分級し
て混合したものであり、軽量でかつ防火性能も大
である。
う)は、無機質の原料例えば真殊岩、黒躍石等を
加熱発泡させて軽量化し、これを粒度別に分級し
て混合したものであり、軽量でかつ防火性能も大
である。
また一液湿分硬化型の接着剤は、湿分(OH
基)を添加しないと硬化しないので、骨材と接着
剤の混合作業において湿分の侵入を防止すれば、
充分に時間をかけて混合しても固化したりミキサ
ー内部に固着することがない。従つて、骨材の表
面を完全に接着剤によつてコーテイングすること
が可能である。またこの種の接着剤は、一旦適量
の湿分をスチーム噴射等によつて含有させれば、
密閉された型内でも接着反応が進行し加熱によつ
て短時間で反応硬化するものである。
基)を添加しないと硬化しないので、骨材と接着
剤の混合作業において湿分の侵入を防止すれば、
充分に時間をかけて混合しても固化したりミキサ
ー内部に固着することがない。従つて、骨材の表
面を完全に接着剤によつてコーテイングすること
が可能である。またこの種の接着剤は、一旦適量
の湿分をスチーム噴射等によつて含有させれば、
密閉された型内でも接着反応が進行し加熱によつ
て短時間で反応硬化するものである。
一般に建材用複合パネルは、金属板に設けた凹
部に裏打材を充填し残る一面をアルミクラフト紙
等で覆うので、このように全面が密閉された状態
で裏打材を硬化させようとすると、溶剤タイプや
エマルジヨンタイプの接着剤を使用した場合は、
容剤や水分の揮散口がないため硬化しないか、ま
た硬化までに長時間を要し実用的でない。またア
ルミクラフト紙等を硬化后に貼布してもよいが、
硬化反応は開放されている表面から進行し、この
硬化した表面層が溶剤や水分の揮散を妨げ内部の
硬化を遅らせることになりやはり実用的ではな
い。
部に裏打材を充填し残る一面をアルミクラフト紙
等で覆うので、このように全面が密閉された状態
で裏打材を硬化させようとすると、溶剤タイプや
エマルジヨンタイプの接着剤を使用した場合は、
容剤や水分の揮散口がないため硬化しないか、ま
た硬化までに長時間を要し実用的でない。またア
ルミクラフト紙等を硬化后に貼布してもよいが、
硬化反応は開放されている表面から進行し、この
硬化した表面層が溶剤や水分の揮散を妨げ内部の
硬化を遅らせることになりやはり実用的ではな
い。
これに対して、本発明の裏打材に用いる湿分硬
化型の接着剤は、硬化に要する湿分の添加量(ス
チームの吹付量)を調整することによつて、湿分
添加后に直ちにアルミクラフト紙等で裏張りして
密閉しても硬化に支障はなく、直ちに次工程に送
られるので連続生産が可能である。
化型の接着剤は、硬化に要する湿分の添加量(ス
チームの吹付量)を調整することによつて、湿分
添加后に直ちにアルミクラフト紙等で裏張りして
密閉しても硬化に支障はなく、直ちに次工程に送
られるので連続生産が可能である。
本発明で使用する接着剤のさらに他の利点は、
前述した如く骨材との混合を充分に行うことがで
きるので、接着剤の使用割合を少くし、骨材の割
合を大きくすることができる。従つて軽量かつ防
火性、断熱性に優れた複合パネルを製造すること
ができる。
前述した如く骨材との混合を充分に行うことがで
きるので、接着剤の使用割合を少くし、骨材の割
合を大きくすることができる。従つて軽量かつ防
火性、断熱性に優れた複合パネルを製造すること
ができる。
次に本発明に使用する材料の一例を示すと、
(1) 表面材
着色亜鉛鉄板 厚さ 0.27mm
凹部の巾356mm
(2) 骨 材
黒躍石の粉砕物を加熱発泡させ次に各粒度に
分級したものを使用。
分級したものを使用。
粗粒 粒径 2.5〜5.0mm
中粒 粒径 1.2〜2.5mm
細粒 粒径 0.5〜1.2mm
各粒度のものをそれぞれ等容量配合し接着剤と
混合する。
混合する。
(3) 接着剤
一液湿分硬化型ウレタン樹脂接着剤を上記骨
材の1容量に対して40gの割合で混合し、
充分ミツクスして骨材の表面を接着剤でコー
テングする。
材の1容量に対して40gの割合で混合し、
充分ミツクスして骨材の表面を接着剤でコー
テングする。
上記骨材に粒径の異なるものを使用したのは骨
材間の空間を少くし、かつ骨材相互の接触面を多
くすることによつて接着剤の使用割合を少くして
も接着力を大きくするためである。
材間の空間を少くし、かつ骨材相互の接触面を多
くすることによつて接着剤の使用割合を少くして
も接着力を大きくするためである。
なお基材の製造において、骨材の種類と、粒径
とその配合割合ならびに接着剤の使用割合は、複
合パネルの形状使用目的によつて適宜選択し得る
ものである。
とその配合割合ならびに接着剤の使用割合は、複
合パネルの形状使用目的によつて適宜選択し得る
ものである。
上記の各材料を用い、後述の製造方法によつて
複合パネルを製造したところ、軽量で耐火性が極
めて高くかつ有毒ガスの発生の少い良質の建材用
複合パネルが得られた。
複合パネルを製造したところ、軽量で耐火性が極
めて高くかつ有毒ガスの発生の少い良質の建材用
複合パネルが得られた。
次に本発明に係る複合パネルの製造方法につい
て説明する。
て説明する。
第4図は上記製造方法の実施例のフローチヤー
ト、第5図はこれに基づく製造装置の実施例の概
略説明図である。なお第4図において、第5図の
製造装置の機能に対応する部分には同じ符号が付
してある。
ト、第5図はこれに基づく製造装置の実施例の概
略説明図である。なお第4図において、第5図の
製造装置の機能に対応する部分には同じ符号が付
してある。
両図において1はアンコイラー(巻戻し機)
で、所定寸法の着色亜鉛鉄板(以下金属板とい
う)を上出しにして表面側が下になる如く、また
ガイド板一杯になるよう装置する。2は金属板1
の表面に模様や図形をエンボイスするエンボツサ
ーで、ロール間隔を調整してエンボイス深さを加
減する。3はレベラーで金属板の反りを矯正する
ためのものである。4はロール成形機で、17組の
ホーミングローラーにより第2図に示す金属板S
のような所定の形状にかつ凹部が上になるように
成形される。成形された金属板は予熱装置5によ
り下側から温風で温められる。予熱と同時に一液
湿分硬化型ウレタン樹脂接着剤(以下接着剤とい
う)を金属板の凹部内面に圧送ポンプ7′により
スプレー塗布する。これは接着剤の接着効果を上
げるためである。6は骨材に接着剤をコーテング
するミキサーで、その実施例を第6図、第7図に
示す。第6図はミキサーの縦断面図、第7図は同
ミキサーの横断面図である。ミキサーのホツパー
は骨材の粗粒、中粒、細粒の各粒径に対応して3
組設けられており、それぞれ振動フイーダーによ
つてミキサーに供給される。7は接着剤をミキサ
ーに供給する圧送ポンプで、高圧でノズルにより
スプレー供給される。8はドライエアー吹込口
で、接着剤がミキサー内で硬化しないようにミキ
サー内を低湿度雰囲気にして反応を抑えるためで
ある。
で、所定寸法の着色亜鉛鉄板(以下金属板とい
う)を上出しにして表面側が下になる如く、また
ガイド板一杯になるよう装置する。2は金属板1
の表面に模様や図形をエンボイスするエンボツサ
ーで、ロール間隔を調整してエンボイス深さを加
減する。3はレベラーで金属板の反りを矯正する
ためのものである。4はロール成形機で、17組の
ホーミングローラーにより第2図に示す金属板S
のような所定の形状にかつ凹部が上になるように
成形される。成形された金属板は予熱装置5によ
り下側から温風で温められる。予熱と同時に一液
湿分硬化型ウレタン樹脂接着剤(以下接着剤とい
う)を金属板の凹部内面に圧送ポンプ7′により
スプレー塗布する。これは接着剤の接着効果を上
げるためである。6は骨材に接着剤をコーテング
するミキサーで、その実施例を第6図、第7図に
示す。第6図はミキサーの縦断面図、第7図は同
ミキサーの横断面図である。ミキサーのホツパー
は骨材の粗粒、中粒、細粒の各粒径に対応して3
組設けられており、それぞれ振動フイーダーによ
つてミキサーに供給される。7は接着剤をミキサ
ーに供給する圧送ポンプで、高圧でノズルにより
スプレー供給される。8はドライエアー吹込口
で、接着剤がミキサー内で硬化しないようにミキ
サー内を低湿度雰囲気にして反応を抑えるためで
ある。
なお第5図の9は接着剤混合用タンク、10は
接着剤供給用タンクで、ポンプ7および7′によ
りそれぞれ所定量が圧送され、ミキサー6および
予熱装置5に送り出される。
接着剤供給用タンクで、ポンプ7および7′によ
りそれぞれ所定量が圧送され、ミキサー6および
予熱装置5に送り出される。
ミキシングを完了した基材は、エクストルダー
11によつて必要量づつ金属板の凹部に充填され
る。このエクストルーダー11は、ミキサー6よ
り供給される基材を成形金属板の巾方向に均一に
充填すると共に充填量の微調整を行うもので、そ
の実施例を第8図、第9図に示す。第8図はエク
ストルーダーの側面図、第9図は同エクストルー
ダーの一部正面図である。
11によつて必要量づつ金属板の凹部に充填され
る。このエクストルーダー11は、ミキサー6よ
り供給される基材を成形金属板の巾方向に均一に
充填すると共に充填量の微調整を行うもので、そ
の実施例を第8図、第9図に示す。第8図はエク
ストルーダーの側面図、第9図は同エクストルー
ダーの一部正面図である。
30はミキサー6から送り出された基材が供給
されるホツパー、31,31′はエクストルーダ
ーローラー、32はローラー31,31′の間隔
調整器で、これによりローラーの回転数と共に基
材の排出量を調整する。33は駆動部、34は落
下する基材のガイドド板、35は成形板支えロー
ル、36は前工程で成形された金属板である。
されるホツパー、31,31′はエクストルーダ
ーローラー、32はローラー31,31′の間隔
調整器で、これによりローラーの回転数と共に基
材の排出量を調整する。33は駆動部、34は落
下する基材のガイドド板、35は成形板支えロー
ル、36は前工程で成形された金属板である。
再び第4図、第5図において、エクストルーダ
ー11によつて金属板の凹部に充填された基材
は、整形ローラ12により巾方向に均一に展延さ
れ所定の厚さに成形される。この際成形厚みは整
形ロール調整装置(図示せず)によつて整形ロー
ルを成形板との間隔を調整して行い、整形ロール
の周速は、基材が充填されて移動する金属板の速
度に同調するように可変モーターによつて駆動さ
れる。
ー11によつて金属板の凹部に充填された基材
は、整形ローラ12により巾方向に均一に展延さ
れ所定の厚さに成形される。この際成形厚みは整
形ロール調整装置(図示せず)によつて整形ロー
ルを成形板との間隔を調整して行い、整形ロール
の周速は、基材が充填されて移動する金属板の速
度に同調するように可変モーターによつて駆動さ
れる。
次に13はスチーム吹付装置で、本発明で使用
する接着剤の反応硬化に必要な適量の湿分を添加
する装置である。スチーム吹付は、基材の厚さ、
接着剤の特性とその配合割合および基材の移動速
度等に応じて予め設定された圧力、吹付量、温度
によつて自動的連続的に行われるが、基材はスチ
ーム吹付后密閉されるので添加水分に過不足を生
じない様に、予め先行実験に基づいてそれぞれの
製造条件に適合した吹付作業方向を設定する。最
終的に含有せしめられる水分量は、接着剤40gに
対して1.8〜2.5gが必要である。
する接着剤の反応硬化に必要な適量の湿分を添加
する装置である。スチーム吹付は、基材の厚さ、
接着剤の特性とその配合割合および基材の移動速
度等に応じて予め設定された圧力、吹付量、温度
によつて自動的連続的に行われるが、基材はスチ
ーム吹付后密閉されるので添加水分に過不足を生
じない様に、予め先行実験に基づいてそれぞれの
製造条件に適合した吹付作業方向を設定する。最
終的に含有せしめられる水分量は、接着剤40gに
対して1.8〜2.5gが必要である。
14はアルミクラフト紙の供給装置、15はア
ルミクラフト紙のクラフト紙側(内側)に接着剤
をスプレー吹付塗布する装置で、ポンプ7″によ
つて接着剤が圧送される。16はスチールベルト
コンベア、17はスチールベルトプーリーで、ア
ルミクラフト紙Acはコンベアの回転速度、すな
わちパネルの移動速度に同調して引張り勝手にな
るように繰出される。18は押圧用ロールで、パ
ネルを押圧しアルミクラフト紙を基材に密着貼布
しつつ次工程に押込まれる。
ルミクラフト紙のクラフト紙側(内側)に接着剤
をスプレー吹付塗布する装置で、ポンプ7″によ
つて接着剤が圧送される。16はスチールベルト
コンベア、17はスチールベルトプーリーで、ア
ルミクラフト紙Acはコンベアの回転速度、すな
わちパネルの移動速度に同調して引張り勝手にな
るように繰出される。18は押圧用ロールで、パ
ネルを押圧しアルミクラフト紙を基材に密着貼布
しつつ次工程に押込まれる。
次いでパネルは接着剤の硬化反応を促進するた
め加熱炉19に送り込まれ、雰囲気温度100℃以
下で約90秒間加熱され基材は硬化する。次に冷却
装置20で冷却され、走行裁断機21により定尺
に切断される。この場合、切断個所の両側を自動
的にクランプし裏打材を破損しないように切断面
を保護したうえで切断するのが望ましい。定尺に
切断されたパネルは、反転装置22によつて反転
され、金属面側の目視検査を経て積重ねテーブル
23で所定枚数積重ねられ、自動梱包機24で梱
包され出荷される。
め加熱炉19に送り込まれ、雰囲気温度100℃以
下で約90秒間加熱され基材は硬化する。次に冷却
装置20で冷却され、走行裁断機21により定尺
に切断される。この場合、切断個所の両側を自動
的にクランプし裏打材を破損しないように切断面
を保護したうえで切断するのが望ましい。定尺に
切断されたパネルは、反転装置22によつて反転
され、金属面側の目視検査を経て積重ねテーブル
23で所定枚数積重ねられ、自動梱包機24で梱
包され出荷される。
以上の作業を連続的に行うことによつて、複合
パネルを自動的に製作することができる。
パネルを自動的に製作することができる。
以上の実施例で説明した製造方法に使用する装
置はこれに限定するものではなく、製造される複
合パネルの要求に応じて装置の省略、追加あるい
は他のタイプの装置を使用しうることは云うまで
もない。
置はこれに限定するものではなく、製造される複
合パネルの要求に応じて装置の省略、追加あるい
は他のタイプの装置を使用しうることは云うまで
もない。
以上の説明で明らかなように、本発明に係る建
材用複合パネルの製造方法は、骨材と接着剤の混
合過程において基材が硬化することがないため長
時間の連続ミキシング運転が可能であり、従つて
骨材を多量に入れた軽量かつ防火性能に優れ、さ
らに有機質の含有率が少く有毒ガス発生量の少い
複合パネルを製造することができる。
材用複合パネルの製造方法は、骨材と接着剤の混
合過程において基材が硬化することがないため長
時間の連続ミキシング運転が可能であり、従つて
骨材を多量に入れた軽量かつ防火性能に優れ、さ
らに有機質の含有率が少く有毒ガス発生量の少い
複合パネルを製造することができる。
また接着剤の硬化剤としての湿分の添加はコン
トロールの容易な吹付法が採用できるため、効率
的な基材の硬化と連続運転が容易である。
トロールの容易な吹付法が採用できるため、効率
的な基材の硬化と連続運転が容易である。
以上実施例に基づき詳細に説明したように、本
発明の製造方法によれば、従来の問題点を解決し
た高品質の建材用複合パネルを自動的、連続的に
生産することができる。
発明の製造方法によれば、従来の問題点を解決し
た高品質の建材用複合パネルを自動的、連続的に
生産することができる。
第1図は従来の建材用複合パネルの縦断面図、
第2図は本発明によつて製造した建材用複合パネ
ルの一例の縦断面図、第3図はその一部拡大図、
第4図は本発明製造方法の実施例のフローチヤー
ト図、第5図はこれに基づく製造装置の概略説明
図、第6図はミキサーの実施例の縦断面図、第7
図は同横断図、第8図はエクストルーダーの実施
例の側面図、第9図はその一部エクストルーダー
ローラーの説明図である。 各図において、S:金属板、Ag:骨材、A:
接着剤、B:裏打材、Ac:アルミクラフト紙、
1:アンコイラー、2:エンボツサー、3:レベ
ラー、4:ロール成形機、5:予熱装置、6:ミ
キサー、7,7′,7″:接着剤圧送ポンプ、8:
ドライエアー吹込口、9,10:接着剤用タン
ク、11:エクストルーダー、12:整形ローラ
ー、13:スチーム吹付装置、14:アルミクラ
フト紙供給装置、19:加熱炉、20:冷却装
置、21:走行裁断機。
第2図は本発明によつて製造した建材用複合パネ
ルの一例の縦断面図、第3図はその一部拡大図、
第4図は本発明製造方法の実施例のフローチヤー
ト図、第5図はこれに基づく製造装置の概略説明
図、第6図はミキサーの実施例の縦断面図、第7
図は同横断図、第8図はエクストルーダーの実施
例の側面図、第9図はその一部エクストルーダー
ローラーの説明図である。 各図において、S:金属板、Ag:骨材、A:
接着剤、B:裏打材、Ac:アルミクラフト紙、
1:アンコイラー、2:エンボツサー、3:レベ
ラー、4:ロール成形機、5:予熱装置、6:ミ
キサー、7,7′,7″:接着剤圧送ポンプ、8:
ドライエアー吹込口、9,10:接着剤用タン
ク、11:エクストルーダー、12:整形ローラ
ー、13:スチーム吹付装置、14:アルミクラ
フト紙供給装置、19:加熱炉、20:冷却装
置、21:走行裁断機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アンコイラーに巻かれた金属板を成形機で横
断面が凹字状になるように連続的に成形し、該成
形された金属板の凹部に無機軽量骨材に一液硬化
型のウレタン樹脂接着剤をコーテイングした基材
を充填して巾方向にほゞ均一に整形し、前記基材
の表面に湿分を添加したのち該基材の表面にアル
ミクラフト紙を貼付し、ついで前記基材を加熱硬
化させたのち所定の寸法に裁断することを特徴と
する建材用複合パネルの製造方法。 2 無機軽量骨材として、黒躍石の粉砕物を加熱
発泡させた骨材を使用したことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の建材用複合パネルの製造
方法。 3 基材を硬化させるため、加熱炉によつて雰囲
気温度100℃以下で約90秒間加熱することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の建材用複合パ
ネルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1797881A JPS57133057A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Composite panel for building material and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1797881A JPS57133057A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Composite panel for building material and its manufacture |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57133057A JPS57133057A (en) | 1982-08-17 |
JPS6141304B2 true JPS6141304B2 (ja) | 1986-09-13 |
Family
ID=11958804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1797881A Granted JPS57133057A (en) | 1981-02-12 | 1981-02-12 | Composite panel for building material and its manufacture |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57133057A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02155408A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Toshiba Corp | ガス絶縁キュービクルの冷却装置 |
JPH02281698A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 筐体装置 |
JPH07221466A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Nippon Idou Tsushin Kk | キュービクル |
-
1981
- 1981-02-12 JP JP1797881A patent/JPS57133057A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02155408A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Toshiba Corp | ガス絶縁キュービクルの冷却装置 |
JPH02281698A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 筐体装置 |
JPH07221466A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Nippon Idou Tsushin Kk | キュービクル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57133057A (en) | 1982-08-17 |
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