JPS6140802Y2 - - Google Patents

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JPS6140802Y2
JPS6140802Y2 JP16663081U JP16663081U JPS6140802Y2 JP S6140802 Y2 JPS6140802 Y2 JP S6140802Y2 JP 16663081 U JP16663081 U JP 16663081U JP 16663081 U JP16663081 U JP 16663081U JP S6140802 Y2 JPS6140802 Y2 JP S6140802Y2
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JP
Japan
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bolt
composite panel
panel
mounting bracket
core material
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JP16663081U
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JPS5872303U (ja
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、梁や柱などの骨材に固定するため
の取付金具を具備した複合パネルに関するもので
ある。
従来、例えば複合パネルをプレハブ冷凍庫や無
菌室などの天井材や壁材として使用する場合、第
5図に示す如く、複合パネル101の厚さ方向に
ボルト107を貫通させ、該ボルト107とナツ
ト111とによつて骨材115に固定していた。
このため、前記ボルトとナツトを締結する作業に
は、パネルの室内側と室外側の両方に作業者が必
要であつた。また室内側表面板102aにボルト
の頭部108が突出するため、塵介が溜つたり人
体や収納物を損傷するなどの問題点があつた。
また、他の複合パネルとして第6図に示すもの
も使用されていた。即ち、複合パネル201の縁
部には芯材214中に埋込まれた断面矢印状の鉤
部216と、該鉤部216と直角に折曲しパネル
端面に添つて室外側表面板202bよりも外方に
まで立上つた掛止板217とによつて構成された
取付金具203が設けられており、骨材215へ
の取付けは前記取付金具203の掛止板217の
端部においてボルト207とナツト211で固定
されている。この複合パネル201によれば、ボ
ルトとナツトの締結作業は1人の作業者で可能で
あるとともに、室内側表面板202aには突出す
るものがないため安全かつ衛生的である。しかし
ながらこの複合パネル201では、取付金具20
3の配設個所がパネル縁部に限定されてしまうこ
とと、取付金具の係止板217が表面板より突出
しているために、保管、搬送に不都合をきたして
いた。
然るに、この考案は、芯材の所定個所に空洞部
を形成し、該空洞部に予めボルトを螺合してある
取付金具を配設し、該ボルトのねじ部が進退自在
になる如く一方の表面板に透孔を形成することに
より前記諸問題を悉く解決したものである。
つぎにこの考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。複合パネル1は2枚のアルミニウム合金
製表面板即ち室内側表面板2aと室外側表面板2
bとの間に硬質ポリウレタン発泡材が芯材14と
して充填されているとともに、前記芯材14には
所定の間隔をおいて複数の空洞部12が形成され
ており、該空洞部12にはボルト7を螺合した取
付金具3が2枚の表面板2a,2bに挾着され配
設されている。
この取付金具3は、高さが2枚の表面板2a,
2bの間隔と同じである断面〓型の鋼板製補強板
4と、中央部にボルトの頭部8を下側にしてボル
ト7を螺合した断面〓型の鋼板製基板5とを、上
部フランジ面を同一面に合わせて断面〓型に溶接
で一体とし、さらに硬質ポリウレタン製密閉板6
によつて前記補強板4と基板5とによつて形成さ
れた側部開放面を閉塞する如く囲んで密閉された
空洞部12を形成し、該空洞部12は、基板5に
螺合するボルト7の頭部8が収納された密閉室と
なつている。
またボルト7の長さは、該ボルトを複合パネル
1内に最も沈下させた時、ボルトのねじ端部が室
外側表面板2bより突出しない寸法とし、ねじ端
部には十字型の溝10が設けられている。
一方、室外側表面板2bには前記ボルト7のね
じ部9が進退自在に挿通可能な、ボルトのねじ部
外径よりもわずかに大きい直径の透孔13が設け
られている。
なお、上記実施例における芯材14は硬質ポリ
ウレタン樹脂液を2枚の表面板2a,2b内で発
泡成形して本複合パネルを製作する場合について
述べたものであるが、予め成形された芯材を用い
る場合には前記密閉板6は不要である。また取付
金具の構造は上記実施例に限定されるものではな
く、材質についても複合パネルを断熱用として使
用する場合には、剛性があつて熱伝導の悪い材
質、例えばプラスチツク製としてもよい。さらに
は、前記ボルト7のねじ端部に形成した十字型の
溝はこれに限らず、一型の溝や六角溝穴等ドライ
バーや棒スパナなどの工具により回転し得るよう
な係合部を形成していればよい。また前記室外側
表面板に設けた透孔13は、ボルトをパネル内に
沈下させた状態で、蓋等により閉鎖しておくこと
ができる。
この考案は上記のように構成されているので、
ボルト7はねじ端部の溝10をドライバー等の工
具で回転操作することによつて、ねじ部9を室外
側表面板2bの透孔13より複合パネル1の内外
に沈下させたり浮上させたりすることができる。
従つて複合パネル1を骨材15に取付けるには、
パネル内より浮上させたボルト7とナツト11と
で簡単に固定することができ、ボルトとナツトと
の締結作業は一人で充分である。また室内側表面
板2aには何ら突起物がないため、外観がよく、
安全かつ衛生的で、特に無菌室に使用した場合に
はこの効果は極めて大きい。しかしながら、用途
および目的に応じ本複合パネルの表、裏は適宜選
択すればよく、前述の使用法に限定されるもので
はない。また取付金具の配設位置はパネルの縁部
に限定されることなく、中央部にも自由に設定で
きるし、保管、搬送時にはボルトをパネル内に沈
下させておくことにより、表面板の外側に突起物
がないため取扱いに不都合をきたすこともない。
さらに、ボルトは取付金具に螺合しているため、
重力や振動によつて遊動することがなく、パネル
の取扱いに際しての煩わしさや危険が皆無であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同じく要部拡大断面図、第3図は同じく取付
金具の一部欠切斜視図、第4図は同じく骨材への
固定状態図を示す要部拡大断面図、第5図、第6
図は従来の固定状態図である。 図において、1はパネル、2a,2bは表面
板、3は取付金具、12は空洞部、14は芯材、
15は骨材をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚の表面板と芯材とからなる複合のパネルに
    おいて、前記芯材の所定個所に空洞部を形成し、
    該空洞部に、ボルトを螺合した取付金具を配設す
    るとともに、前記表面板の一方に前記ボルトのね
    じ部が進退自在に挿通すべき透孔を有することを
    特徴とする複合パネル。
JP16663081U 1981-11-10 1981-11-10 複合パネル Granted JPS5872303U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16663081U JPS5872303U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 複合パネル

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JP16663081U JPS5872303U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 複合パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5872303U JPS5872303U (ja) 1983-05-16
JPS6140802Y2 true JPS6140802Y2 (ja) 1986-11-20

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JP16663081U Granted JPS5872303U (ja) 1981-11-10 1981-11-10 複合パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS606020U (ja) * 1983-06-27 1985-01-17 日本碍子株式会社 複合耐火パネル
JP7109786B2 (ja) * 2019-06-12 2022-08-01 株式会社ダイクレ 床材固定部材と床材固定方法

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JPS5872303U (ja) 1983-05-16

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