JPS6140438Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6140438Y2 JPS6140438Y2 JP12740183U JP12740183U JPS6140438Y2 JP S6140438 Y2 JPS6140438 Y2 JP S6140438Y2 JP 12740183 U JP12740183 U JP 12740183U JP 12740183 U JP12740183 U JP 12740183U JP S6140438 Y2 JPS6140438 Y2 JP S6140438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic support
- support members
- plane
- substrate
- plane moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案はXY平面移動台をX,Y方向に移動可
能に支持できるXY平面移動機構に関するもので
ある。
能に支持できるXY平面移動機構に関するもので
ある。
従来技術と問題点
この種の機構としては従来第1図及び第2図に
示す構成のものが使用されている。
示す構成のものが使用されている。
第1図のものは、固定台1と、該固定台1上に
ボール2を介しX方向に移動可能に支持される第
1の移動台3と、該第1の移動台3上にボール2
を介しY方向に移動可能に支持される第2の移動
台(XY平面移動台)4とより構成されている。
ボール2を介しX方向に移動可能に支持される第
1の移動台3と、該第1の移動台3上にボール2
を介しY方向に移動可能に支持される第2の移動
台(XY平面移動台)4とより構成されている。
しかしながら、この第1図の場合は、ポール2
を案内するために各部材に形成するV溝ガイド5
の加工に高精度を必要とし、しかもポール2とV
溝ガイド5との間には各部材移動時にころがり摩
擦抵抗が存在する(ころがり摩擦係数〓0.001)
という欠点を有している。
を案内するために各部材に形成するV溝ガイド5
の加工に高精度を必要とし、しかもポール2とV
溝ガイド5との間には各部材移動時にころがり摩
擦抵抗が存在する(ころがり摩擦係数〓0.001)
という欠点を有している。
また、第2図のものは、固定台11と第1の移
動台12とを1対の弾性支持部材13により結合
するとともに、第1の移動台12と第2の移動台
(XY平面移動台)14とを1対の弾性支持部材1
5により結合してなる。第1の移動台12は固定
台11に対しY方向に移動可能で、第2の移動台
14は第1の移動台12に対しX方向に移動可能
である。従つて、第2の移動台14は固定台11
に対しX,Y方向に移動可能で、この移動に際し
ては第1図の場合のような摩擦抵抗は存在しな
い。
動台12とを1対の弾性支持部材13により結合
するとともに、第1の移動台12と第2の移動台
(XY平面移動台)14とを1対の弾性支持部材1
5により結合してなる。第1の移動台12は固定
台11に対しY方向に移動可能で、第2の移動台
14は第1の移動台12に対しX方向に移動可能
である。従つて、第2の移動台14は固定台11
に対しX,Y方向に移動可能で、この移動に際し
ては第1図の場合のような摩擦抵抗は存在しな
い。
しかしながら、この第2図の場合は、ばね性を
有する材料よりなるブロツク材を削り加工、ワイ
ヤカツト等の工法により穴16,17の加工を行
つて作られるため、加工が大変面倒でコスト高に
なるという欠点を有している。
有する材料よりなるブロツク材を削り加工、ワイ
ヤカツト等の工法により穴16,17の加工を行
つて作られるため、加工が大変面倒でコスト高に
なるという欠点を有している。
考案の目的
本考案は上述の各種の欠点を解決するためのも
ので、低コストで容易に作ることができ、しかも
作動時に摩擦抵抗が存在しないXY平面移動機構
を提供することを目的としている。
ので、低コストで容易に作ることができ、しかも
作動時に摩擦抵抗が存在しないXY平面移動機構
を提供することを目的としている。
考案の構成
本考案では、四角形のばね性を有する基板の各
周辺に、該基板に対し所定方向に直角に折れ曲り
先端に取付部を有する弾性支持部材をそれぞれ一
体に形成することによりXY平面移動機構を形成
し、対向する2つの該弾性支持部材の取付部を固
定台に取付けるとともに、他の2つの該弾性支持
部材の取付部をXY平面移動台に取り付けて使用
することにより上記目的の達成を図つている。
周辺に、該基板に対し所定方向に直角に折れ曲り
先端に取付部を有する弾性支持部材をそれぞれ一
体に形成することによりXY平面移動機構を形成
し、対向する2つの該弾性支持部材の取付部を固
定台に取付けるとともに、他の2つの該弾性支持
部材の取付部をXY平面移動台に取り付けて使用
することにより上記目的の達成を図つている。
考案の実施例
以下、第3図乃至第6図に関連して本考案の実
施例を説明する。第3図に第1の実施例を示す。
施例を説明する。第3図に第1の実施例を示す。
本例のXY平面移動機構21は、四角形のばね
性を有する基板22の各周辺にそれぞれ弾性支持
部材23,24,25,26を一体に形成してな
る。
性を有する基板22の各周辺にそれぞれ弾性支持
部材23,24,25,26を一体に形成してな
る。
弾性支持部材23,24は、同一形状のもの
で、基板22の対向する両辺から同一方向(上
方)に直角に折り曲げて形成され、先端にフラン
ジ状の取付部27,28を備えている。
で、基板22の対向する両辺から同一方向(上
方)に直角に折り曲げて形成され、先端にフラン
ジ状の取付部27,28を備えている。
また、弾性支持部材25,26は、同一形状の
もので、基板22の対向する両辺(弾性支持部材
23,24形成部と異なる両辺)から同一方向
(上方)に直角に折り曲げて形成され、先端にフ
ランジ状の取付部29,30を備えている。
もので、基板22の対向する両辺(弾性支持部材
23,24形成部と異なる両辺)から同一方向
(上方)に直角に折り曲げて形成され、先端にフ
ランジ状の取付部29,30を備えている。
このX,Y平面移動機構21の使用要領は第4
図に示す通りで、取付部27,28は固定台31
にねじ32により取り付けられ、取付部29,3
0はXY平面移動台33にねじ34により取り付
けられる。なお、これらの取り付けは、ねじ32
及びねじ34を、取付部27,28に形成された
ねじ挿入穴35及び取付部29,30に形成され
たねじ挿入穴36にそれぞれ挿入して締め付ける
ことにより行われる。この状態では、XY平面移
動台33は、X方向に対しては弾性支持部材2
3,24の弾性変形により、Y方向(第4図の紙
面と垂直方向)に対しては弾性部材25,26の
弾性変形によりそれぞれ移動可能に支持されてい
る。このXY平面移動台33の移動に際しては、
従来の第1図の場合のような摩擦力が存在せず、
移動は軽快かつ円滑に行われる。
図に示す通りで、取付部27,28は固定台31
にねじ32により取り付けられ、取付部29,3
0はXY平面移動台33にねじ34により取り付
けられる。なお、これらの取り付けは、ねじ32
及びねじ34を、取付部27,28に形成された
ねじ挿入穴35及び取付部29,30に形成され
たねじ挿入穴36にそれぞれ挿入して締め付ける
ことにより行われる。この状態では、XY平面移
動台33は、X方向に対しては弾性支持部材2
3,24の弾性変形により、Y方向(第4図の紙
面と垂直方向)に対しては弾性部材25,26の
弾性変形によりそれぞれ移動可能に支持されてい
る。このXY平面移動台33の移動に際しては、
従来の第1図の場合のような摩擦力が存在せず、
移動は軽快かつ円滑に行われる。
第5図に第2の実施例を示す。
本例のXY平面移動機構41は、四角形のばね
性を有する基板42の各周辺にそれぞれ弾性支持
部材43,44,45,46を一体に形成してな
る。
性を有する基板42の各周辺にそれぞれ弾性支持
部材43,44,45,46を一体に形成してな
る。
本例が前例と異なるのは、弾性支持部材43,
44と弾性支持部材45,46の折り曲げ方向が
異なる点であり、弾性支持部材43,44は下方
に折り曲げられ、弾性支持部材45,46は上方
に折り曲げられている。47,48,49,50
はフランジ状の取付部、51,52は取付用ねじ
挿入穴である。
44と弾性支持部材45,46の折り曲げ方向が
異なる点であり、弾性支持部材43,44は下方
に折り曲げられ、弾性支持部材45,46は上方
に折り曲げられている。47,48,49,50
はフランジ状の取付部、51,52は取付用ねじ
挿入穴である。
本例の場合も、取付部47,48を固定台に、
取付部49,50をXY平面移動台に、それぞれ
取り付けて使用され、XY平面移動台の移動は軽
快かつ円滑に行われる。
取付部49,50をXY平面移動台に、それぞれ
取り付けて使用され、XY平面移動台の移動は軽
快かつ円滑に行われる。
上述の各実施例で説明したXY平面移動機構
は、ばね板を第6図に示す形状に打ち抜いて、こ
れを鎖線記入位置で所定方向に折り曲げることに
よりきわめて容易に低コストで製造することが可
能である。
は、ばね板を第6図に示す形状に打ち抜いて、こ
れを鎖線記入位置で所定方向に折り曲げることに
よりきわめて容易に低コストで製造することが可
能である。
考案の効果
以上述べたように、本考案によれば、作動時に
摩擦抵抗が存在しないため、作動の軽快、円滑化
を図ることができ、しかも製造が容易でコスト低
減を達成することができるという各種の優れた効
果を奏することが可能である。
摩擦抵抗が存在しないため、作動の軽快、円滑化
を図ることができ、しかも製造が容易でコスト低
減を達成することができるという各種の優れた効
果を奏することが可能である。
第1図及び第2図は従来の各種XY平面移動機
構の斜視図、第3図乃至第6図は本考案に係る
XY平面移動機構の実施例を示すもので、第3図
は第1の実施例のXY平面移動機構の斜視図、第
4図は同使用要領を示す正面図、第5図は第2の
実施例のXY平面移動機構の斜視図、第6図は各
実施例のXY平面移動機構の製造要領を示す斜視
図である。 図中、21,41はXY平面移動機構、22,
42は基板、23,24,25,26,43,4
4,45,46は弾性支持部材、27,28,2
9,30,47,48,49,50はフランジ状
の取付部、31は固定台、32,34はねじ、3
3はXY平面移動台、35,36,51,52は
ねじ挿入穴である。
構の斜視図、第3図乃至第6図は本考案に係る
XY平面移動機構の実施例を示すもので、第3図
は第1の実施例のXY平面移動機構の斜視図、第
4図は同使用要領を示す正面図、第5図は第2の
実施例のXY平面移動機構の斜視図、第6図は各
実施例のXY平面移動機構の製造要領を示す斜視
図である。 図中、21,41はXY平面移動機構、22,
42は基板、23,24,25,26,43,4
4,45,46は弾性支持部材、27,28,2
9,30,47,48,49,50はフランジ状
の取付部、31は固定台、32,34はねじ、3
3はXY平面移動台、35,36,51,52は
ねじ挿入穴である。
Claims (1)
- 四角形のばね性を有する基板の各周辺に、該基
板に対し直角に折れ曲り先端に取付部を有する弾
性支持部材をそれぞれ一体に形成してなり、前記
各弾性支持部材は、少なくとも対向する2つが同
一形状をなしかつ同一方向に折り曲げられたこと
を特徴とするXY平面移動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12740183U JPS6036132U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | Xy平面移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12740183U JPS6036132U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | Xy平面移動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036132U JPS6036132U (ja) | 1985-03-12 |
JPS6140438Y2 true JPS6140438Y2 (ja) | 1986-11-18 |
Family
ID=30289365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12740183U Granted JPS6036132U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | Xy平面移動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036132U (ja) |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP12740183U patent/JPS6036132U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6036132U (ja) | 1985-03-12 |
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