JPS63206716A - 同一面内における一方向移動装置 - Google Patents

同一面内における一方向移動装置

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JPS63206716A
JPS63206716A JP62040698A JP4069887A JPS63206716A JP S63206716 A JPS63206716 A JP S63206716A JP 62040698 A JP62040698 A JP 62040698A JP 4069887 A JP4069887 A JP 4069887A JP S63206716 A JPS63206716 A JP S63206716A
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forked leaf
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Yoshio Kano
快男 鹿野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、同一面内における一方向移動装置に係り、と
くに、微少な水平移動を必要とする顕微鏡の一方向ステ
ージ等に好適な同一面内における一方向移動装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一方向移動装置の多くは、例えば直線運動を行うアクチ
ュエータにみられるごとく可動子の支持機構が重要視さ
れ、種々の試みがなされている。
この可動子の支持機構としては、通常はスライドベアリ
ング又はリニアベアリングを介して水平移動する。及び
ガイドレール上を摺動させるか、或いはローラベアリン
グを脚部に設けてその回転移動により移動せしめる機構
が使用されている。
この種の一方向移動装置は、顕微鏡写真の撮影及びIC
製造装置におけるリード線の溶着作業等においては、そ
の可動子であるステージを微少移動せしめることが重要
となっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例においては、可動子がいづれ
もガイド機構を介して移動する構成であるため、可動子
の移動に際して常に摩擦力が作用することから、微少変
位の移動制御に支障をきたしている。また、原位置への
復帰に際しては、多くは復帰ばね及びその係合手段を必
要とすることから、装置全体が煩雑化するという欠点が
ある。
〔発明の目的〕
本発明は、かかる従来例の有する不都合を改善し、とく
に摩擦力を排除して微少変位の移動を極く容易に行うよ
うにした構造が簡単で耐久性ある同一面内における一方
向移動装置を提供することを、その目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本発明では、同一面内にて一端部から他端部に
向けて形成された切除部を有する二又状板ばねを少なく
とも二個設け、この各二又状板ばねを同一面内での可動
板の移動方向に直交する形態をもって当該可動板に所定
間隔をへだてて配設し、これら各二又状板ばねの一方の
自由端側ばね部の自由端を可動板に植設するとともに、
前記各二又状板ばねの他方の自由端側ばね部を固定支持
部に固着し、これら各一方と他方の自由端側ばね部の長
さを同一の長さに設定するという構成を採り、これによ
って前記目的を達成しようとするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の第1実施例を第1図ないし第2図に基づ
いて説明する。
この第1図ないし第2図において、1.2は各々固定支
持部材を示す。この固定支持部材1. 2は、図に示す
如く所定間隔を隔てて水平に設けられ、その間に可動板
3が同じく水平に配設されている。この可動板3は、本
実施例では四角形状の部材によって形成され、その四隅
に、二又状板ばね4が下方に向かって突設されている。
前記二又状板ばね4は、素材として長方形状に形成され
た薄板状の板ばね材が使用されている。
この板ばね材の長手方向の一方の端部から他方の端部の
近くまでその中央部を切除され、これによって二又状板
ばね4が形成されている。4A、4Bは、この二又状板
ばね4の自由端側ばね部を示す。
可動板3の四隅に配設された各二又状板ばね4は、それ
ぞれ平行に且つ水平面に対して鉛直に下方に向けて突設
されている。そして、固定支持部材1.2側の自由端側
ばね部4Aの先端部が第1図に示す如く当該固定部材1
.2に植設され、可動板3側の自由端側ばね部4Bの先
端部が可動板3に各々植設されている。
この場合、二又状板ばね4の各自由端側ばね部4A、4
Bのばね作用を成す部分の長さし、はそれぞれ同一寸法
に設定されている。
可動板3の下面側中央には、当該可動板に往復移動力を
付勢する駆動手段5が装備されている。
この駆動手段5は、第2図に示すように可動板3の下面
中央に装着された二個の板状磁石5A、5Bと、これら
の板状磁石5A、5Bに対向して配設された駆動コイル
5Cと、この駆動コイル5Cを支持するコイル支持台5
Dとにより構成されている。この内、板状磁石5A、5
Bは、移動方向に沿って配設され、N極とS極とが第2
図に示す如く逆になるように装着されている。また、駆
動コイル5Cは、外部の制御手段(図示せず)に付勢さ
れて作動し、板状磁石5A、5Bとの間の駆動用動力源
としての電磁力を出力する作用を成す。
これにより、可動板3は第2図のA又はBの方向へ往復
移動されるようになっている。このため、制御手段によ
る駆動コイル5Cへの通電電流の大小により、可動板3
の移動距離及びその停止を自由に設定し得るようになっ
ている。第2図は、駆動コイル5Cが作動して可動板3
が図のA方向へ移動した状態を示しである。
次に、この第1実施例の作用について説明する。
駆動手段5の作用によって可動板3が第2図のA方向へ
移動すると、二又状板ばね4は第2図に示す如く変形し
た状態となる。この場合、二又状板ばね4の第1図にお
けるばね作用を成す部分L1は、その°高さ方向の寸法
成分Ll ’  (Ll  >Ll’)となる。しかし
ながら、この二又状板ばね4は、固定支持部材1.2側
と可動板側の各ばね作用部分が全く同一に形成されてい
ることから作用・反作用の原則から両者とも全く同一に
その高さ方向の寸法成分がLlからL′に変化する。
そして、二又状板ばね4は、その一方の自由端が固定支
持部材1.2に各々固着されていることから、結局その
二又状板ばね4の腹部40部分が第2図の矢印C又はD
方向の上下動を成し、これによって可動板3は常に水平
方向の変位が全く無い状態でA又はB方向に往復移動さ
れるようになっている。更に、二又状板ばね4は、本来
的に仮ばねであることから、原位置復帰に際しては外力
(駆動手段5の駆動力)を解除することにより、極く容
易に原位置へ復帰するようになっている。
このため、復帰ばね等が全く不要となっている。
また永久磁石5A、5Bと駆動コイル5Cとの電磁力に
ついては、駆動コイル5Cに通電する電流の向き及び大
小を制御することにより、両者の対向範囲内にて永久磁
石側の可動板3を自在に移動させる位置を定めることが
できるようになっている。
このように、本実施例においては、二又状板ばねの作用
により、摺動摩擦を生じることなく、且つ第1図ないし
第2図における2方向及びy方向の変位を全く生せしめ
ることなく可動板3を一方向に自在に往復移動させるこ
とができ、また、他に復帰用ばねを用いることなく原位
置への復帰が可能となるという優れた利点を備えている
なお、この第1実施例において、駆動コイル5Cを固定
した場合を例示したが、この駆動コイル5Cを可動板3
上に装備するとともに、永久磁石5A、5Bを第1図の
コイル支持台5Dに装着したものであってもよい。また
、この場合、駆動コイル5Cに対しては二又状板ばね4
を介して通電することができ、これがため電機配線の簡
略化を図り得る。
〔第2実施例〕 次に、第2実施例を第3図に基づいて説明する。
この第2実施例は、前述した第1実施例において使用さ
れている二又状板ばね4を可動板3の第1図における上
方部分にも装備した点が、前述した第1実施例と相違す
る。
この場合、上方に装備された二又状板ばね4は下方に装
備された二又状板ばね4に対して対称位置に且つ対称に
装着されている。その他の構成は前述した第1実施例と
同一となっている。
このようにしても前述した第1実施例と同様の作用効果
を有するほか、とくに可動板が比較的重いものであって
も充分に対応することができるほか、往復移動方向以外
の方向への変位を有効に防止することができるという利
点がある。
〔第3実施例〕 次に、第3実施例を第4図に基づいて説明する。
この第3実施例は、前述した第1実施例において使用さ
れている二又状板ばね4を、外側下方に向けて第4図に
示す如く45e方向に突設した点が、前述した第1実施
例と著しく相違する。
このようにしても前述した第1実施例と同一の作用効果
を有するほか、とくに駆動手段のスペースを大きくとれ
ることから、微少精密駆動を容易になし得るという利点
がある。
〔第4実施例〕 次に、第4実施例を第5図ないし第6図に基づいて説明
する。
これらの図において、固定支持部材11は、中央部に比
較的大きい角形の切除穴11Aを有する環体状に形成さ
れたものが使用されている。この固定支持部材11上に
は、適当な間隙をおいて可動板13が配設されている。
この可動板13と固定支持部材11の第5図における左
右両側端部分には、第6図に示すように適当な間隙Sを
へだてて前述した第1実施例の場合と同様に形成された
二又状板ばね14がそれぞれ突設されている。この二又
状板ばね14は、可動板13の移動方向A又はBに直交
するようにして突設されている。そして、前記可動板1
3は、図示しない駆動手段によって、第6図のA、Hの
方向に往復移動されるようになっている。
その他の構成は、前述した第1実施例と同一となってい
る。
このようにしても前述した第1実施例と同一の作用効果
を有するほか、とくに上下方向を薄く構成し得るという
利点がある。
〔第5実施例〕 次に、第5実施例を第7図ないし第8図に基づいて説明
する。
この第5実施例は、前述した第4実施例のものを二組形
成するとともに、これらを背中合わせにして重合せしめ
たのと全く同様の構造となっている。このため、第4実
施例における二又状板ばね14は、本実施例ではE型状
の板ばね24となっている。又、第4実施例の固定支持
部材11が1個であるのに対して、本実施例では全く同
様に形成された固定支持部材21.22が可動板23を
介して所定の間隙をおいて上下方向に積層された形態を
もって配設されている。25.26は固定支持部材21
.22の相互面に介装されたスペーサを示す。
このようにしても、前述した第4実施例と同様の作用効
果を有するほか、とくにE型状板ばね24の作用により
移動板23上に比較的重い被測定部材等を載置する。と
ができ、さらに第7図ないし第8図における垂直方向の
変化を有効に抑えることができるという利点がある。
〔第6実施例〕 次に、第6実施例を第9図ないし第10図に基づいて説
明する。
この第6実施例は、前述した第1実施例において用いら
れている4個の二又状板ばね4の腹部4Cの先端部を、
枠体9によって一体的に連結した点に特徴を有している
。その他の構成は前述した第1実施例と同一となってい
る。
このようにしても、前述した第1実施例と同一の作用効
果を有するほか、各二又状板ばね4に作動中に捩れ成分
が全く生じなくなり、これがためA、B方向の往復移動
を上下方向の変位が生じることなく高精度に行うことが
できるという利点がある。
なお、この場合、二又状板ばね4の全部を枠体9によっ
て一体化した場合を例示したが、これらを前後方向の組
み合わせ、又は前後方向に直交する方向の組み合わせの
2組2点に分けたものであってもよい。
そして、これら、各実施例は、下記の各機器もしくは装
置の微少変化機構にそのまま適用されるものであり、こ
れによって当該各機器もしくは装置の測定精度もしくは
位置決め精度等を著しく向上せしめることができるとい
う利点がある。
■FDD (フロッピー・ディスク・ドライブ)。
ODD (オプティカル・ディスク・ドライブ)などの
ヘッドのシーク及びトラッキングの機構、■マニピュレ
ータの駆動機構。0本装置を直角に二台重ねることによ
る、X−Yステージ。■センサ 。
と組み合わせて、厚さ計、回転体の偏位計などの微小変
位検出器。■微小位置決め機構。■加振機。
■プロッタなどのペンの上下機構、■レコーダなどのペ
ン移動機構。■カメラ、CDなどのフォーカスイング機
構。
なお、上記各実施例では、二又状板ばねもしくはこれに
準づる板ばね4.14.24をそれぞれ4個用いた場合
を例示したが、可動板の移動方向に相前後して二個装備
したものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成され機能するので、これによ
ると、二又状板ばねの作用により摩擦力を全く生じるこ
となく可動板の微少変位の移動を極く容易に行うことが
でき、別に復帰手段を設けることなく原位置方向への復
帰力を得ることができ、構造が簡単であることから微少
移動変位を必要とする機器もしくは装置に極く容易に組
み込むことができるという従来にない優れた同一面内に
おける一方向移動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のn−n線に沿った断面図、第3図は第2実施例を示
す正面図、第4図は第3実施例を示す正面図、第5図は
第4実施例を示す断面図、第6図は第5図の右側面図、
第7図は第5実施例を示す断面図、第8図は第7図の右
側面図、第9図は第6実施例を示す一部断面した正面図
、第10図は第9図のX−X線に沿った断面図である。 1.2・・・・・・固定支持部材、3・・・・・・可動
板、4・・・・・・二又状板ばね、4A、4B・・・・
・・自由端側ばね部。 第3図 第4図 第5図 第7図 第8図 りl

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、同一面内にて一端部から他端部に向けて形成さ
    れた切除部を有する二又状板ばねを少なくとも二個設け
    、この各二又状板ばねを同一面内での可動板の移動方向
    に直交する形態をもって当該可動板に所定間隔をへだて
    て配設し、 これら各二又状板ばねの一方の自由端側ばね部の自由端
    を可動板に植設するとともに、前記各二又状板ばねの他
    方の自由端側ばね部を固定支持部に固着し、これら各一
    方と他方の自由端側ばね部の長さを同一の長さに設定し
    たことを特徴とする同一面内における一方向移動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555118U (ja) * 1991-12-26 1993-07-23 日立電子株式会社 微動ステージ
US6992407B2 (en) 2002-07-30 2006-01-31 Tamura Corporation Precision machining stage equipment
CN108627965A (zh) * 2018-05-08 2018-10-09 广西劢梦科技有限公司 一种生物科技用显微镜

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