JPS6140319A - ポリ(パラビフエニレン)スルフイド - Google Patents
ポリ(パラビフエニレン)スルフイドInfo
- Publication number
- JPS6140319A JPS6140319A JP59161297A JP16129784A JPS6140319A JP S6140319 A JPS6140319 A JP S6140319A JP 59161297 A JP59161297 A JP 59161297A JP 16129784 A JP16129784 A JP 16129784A JP S6140319 A JPS6140319 A JP S6140319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sulfide
- formula
- polymer
- structural unit
- poly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
- Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は特定の構造単位を有する新規な含硫黄重合体に
関するものであシ、詳しくは、良好な導電性を有する導
電体を与える含硫黄重合体゛に関するものである。
関するものであシ、詳しくは、良好な導電性を有する導
電体を与える含硫黄重合体゛に関するものである。
従来、ポリアセチレン、ポリパラフェニレン等の共役系
重合体に種々のドーピング剤1例えば、五弗化ひ素、g
り素、臭素、遷移金属ハロゲン化物、スルフォン化剤な
どでドーピングして導電体を得ることは知られている(
有機合成化学協会誌、ダー巻l63(/りt≠)コ13
〜.22弘頁)。
重合体に種々のドーピング剤1例えば、五弗化ひ素、g
り素、臭素、遷移金属ハロゲン化物、スルフォン化剤な
どでドーピングして導電体を得ることは知られている(
有機合成化学協会誌、ダー巻l63(/りt≠)コ13
〜.22弘頁)。
しかしこれら従来の重合体は、耐酸化安定性が低く、−
空気中の酸素によシ容易に酸化されて、重合体が劣化し
電導度が低下する等の問題点があった。
空気中の酸素によシ容易に酸化されて、重合体が劣化し
電導度が低下する等の問題点があった。
本発明の目的は、耐酸化安定性の優れた、かつ製造が容
易で、耐熱性が高く、良好な導電性を有する導電体を与
える重合体を提供するにある。
易で、耐熱性が高く、良好な導電性を有する導電体を与
える重合体を提供するにある。
そこで本発明者ら社、かかる点に留意し鋭意検討した結
果、@宗の構造単位を有する新規々含硫黄重合体によっ
て所期の目的が達成される事を見出し、本発BAt−完
成するに到った。
果、@宗の構造単位を有する新規々含硫黄重合体によっ
て所期の目的が達成される事を見出し、本発BAt−完
成するに到った。
すなわち、本発明の要旨は、式
(式中、R1およびR2は水素原子、アルキル基または
アルコキシ基を表わす。)で示される構造単位を有する
ポリ(パラビフェニレン)スルフィドに存する。
アルコキシ基を表わす。)で示される構造単位を有する
ポリ(パラビフェニレン)スルフィドに存する。
以下本発明を説明するに、本発明のポリ(バラビフェニ
レン)スルフィド唸前記式(1)で示される構造単位を
有するものである。
レン)スルフィド唸前記式(1)で示される構造単位を
有するものである。
式中、R1およびR2は、水素原子、炭素数7〜参等の
アルキル基または炭素数l−参等のアルコキシ基を表わ
す。
アルキル基または炭素数l−参等のアルコキシ基を表わ
す。
本発明のポリ(バラビフェニレン)スルフィドは例えば
、触媒としてニッケル化合物の存在下に一般式(If) (式中、Xはハロゲン原子を表わし、R1及びR2は前
記と同義を表わす。) で示すれる、ビス(パラハロフェニル)スルフィドとマ
グネシウムとを反応させることによって製造する事がで
きる。
、触媒としてニッケル化合物の存在下に一般式(If) (式中、Xはハロゲン原子を表わし、R1及びR2は前
記と同義を表わす。) で示すれる、ビス(パラハロフェニル)スルフィドとマ
グネシウムとを反応させることによって製造する事がで
きる。
本反応でマグネシウムは化合物(II)に対し通常はO
lり〜λ、O(モル比)用いられるが、等モルが好まし
い。触媒のニッケル化合物としては、塩化ニッケル、臭
化ニッケル、ニッケルアセチルアセトナート、ジクロロ
(λ、2′−ビピリジル)ニッケル、ジブロモビス(、
) IJフェニルホスフィ/)ニッケル等があげられる
。触媒は通常、化合物〔1)に対し0,0 / −/重
量%、好ましくは0.0λ〜O,S重量%用いられる。
lり〜λ、O(モル比)用いられるが、等モルが好まし
い。触媒のニッケル化合物としては、塩化ニッケル、臭
化ニッケル、ニッケルアセチルアセトナート、ジクロロ
(λ、2′−ビピリジル)ニッケル、ジブロモビス(、
) IJフェニルホスフィ/)ニッケル等があげられる
。触媒は通常、化合物〔1)に対し0,0 / −/重
量%、好ましくは0.0λ〜O,S重量%用いられる。
本反応は、通常エーテル性溶媒中で行われ、それらとし
て、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジブチル
エーテル、ジメトキシエタン等があけられる。溶媒の使
用量としては、化合物(II)がo、i−λモル濃度の
範囲になる様に行うのが好ましい。
て、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジブチル
エーテル、ジメトキシエタン等があけられる。溶媒の使
用量としては、化合物(II)がo、i−λモル濃度の
範囲になる様に行うのが好ましい。
本反応は、通常、0℃から溶媒の沸点の範囲の温度で、
1時間以内で完結する。その際、ニッケル化合物の添加
で反応が激しく起こる場合は、外部よシ十分冷却して行
うのが好ましい。
1時間以内で完結する。その際、ニッケル化合物の添加
で反応が激しく起こる場合は、外部よシ十分冷却して行
うのが好ましい。
なお、本反応に用いられる化合物(If)はジフェニル
スルフィドと通常のハロゲン化試剤、例工ばハロゲン、
ホスフィンペンタハライド、N−ハロコハク酸イミド等
の反応で容易に製造できる。
スルフィドと通常のハロゲン化試剤、例工ばハロゲン、
ホスフィンペンタハライド、N−ハロコハク酸イミド等
の反応で容易に製造できる。
本発明のポリ(パラフェニレン)スルフィドは、その特
性を損わない範囲で、例えば、次式(III)に示すよ
うな化合物を前記化合物(It)と共重合させたもので
あってもよい。
性を損わない範囲で、例えば、次式(III)に示すよ
うな化合物を前記化合物(It)と共重合させたもので
あってもよい。
X −A −X ・・・・・・・・・・・・・・・
(III)(式中、又はハロゲン原子を示し、ムは(エ
ン (Σ、天人、(さ00 を表わす。) かくして得、られる本発明のポリ(パラ7エ二レン)ス
ルフィドの平均重合度は、通常、j〜/、000の範囲
である。
(III)(式中、又はハロゲン原子を示し、ムは(エ
ン (Σ、天人、(さ00 を表わす。) かくして得、られる本発明のポリ(パラ7エ二レン)ス
ルフィドの平均重合度は、通常、j〜/、000の範囲
である。
本発明のポリ(パラフェニレン)スルフィドは、常法に
従いドーピングする事により導電化される。この導電体
は電気特性が優れている上に、耐酸化安定性及び耐熱性
が優れておシ実用的価値が大である。かくして本発明の
重合体は帯電防止剤、光電変換素子、蓄電池、光メモリ
−、端末機器、固体ディスクレイ、又耐熱性樹脂など広
い分野への適用が可能である。
従いドーピングする事により導電化される。この導電体
は電気特性が優れている上に、耐酸化安定性及び耐熱性
が優れておシ実用的価値が大である。かくして本発明の
重合体は帯電防止剤、光電変換素子、蓄電池、光メモリ
−、端末機器、固体ディスクレイ、又耐熱性樹脂など広
い分野への適用が可能である。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例1
i、i t tのマグネシウムをlOdのテトラ°ヒド
ロフランに含浸させ、外部から70℃で加熱した。これ
に1窒素気流下で、/&、≠1のビス(バラブロモフェ
ニル)スルフィドf1001dに溶解した均一溶液を、
1時間かけて滴下したところ灰色の濁った液が得られた
。これを更に7時間70℃で加熱した後、水冷下に、2
7■のニッケルアセチルアセトナート’iJdのテトラ
ヒドロフランに溶解した均一溶液を滴下したところ激し
い反応が見られた。滴下終了後、再び70℃で2時間加
熱した。反応混合物を冷却後、塩酸酸性条件下で加水分
解し、水及びメタノールにて洗浄をくり返したところ、
7.13 tの灰白色粉末状の下記重合体を得た。
ロフランに含浸させ、外部から70℃で加熱した。これ
に1窒素気流下で、/&、≠1のビス(バラブロモフェ
ニル)スルフィドf1001dに溶解した均一溶液を、
1時間かけて滴下したところ灰色の濁った液が得られた
。これを更に7時間70℃で加熱した後、水冷下に、2
7■のニッケルアセチルアセトナート’iJdのテトラ
ヒドロフランに溶解した均一溶液を滴下したところ激し
い反応が見られた。滴下終了後、再び70℃で2時間加
熱した。反応混合物を冷却後、塩酸酸性条件下で加水分
解し、水及びメタノールにて洗浄をくり返したところ、
7.13 tの灰白色粉末状の下記重合体を得た。
得られた重合体の空気中での熱分解の開始する温度は3
j弘℃と非常に高く、又その温度までに融点は見られな
かった。
j弘℃と非常に高く、又その温度までに融点は見られな
かった。
得られた重合体をクロロホルム−ニトロメタン混合溶媒
中で、構造単位(1)当シ!θモルチのN08bF6
と接触させたところ暗かつ色に変化した。
中で、構造単位(1)当シ!θモルチのN08bF6
と接触させたところ暗かつ色に変化した。
このものを溶媒蒸発後、ベレットに成型し、直流ダ端子
法で電導度を測定したところ、δ(電導度) = 3.
o x io””Ω−1G−1であった。このドーピン
グサンプルの電導度は室温、常圧デシケータ−中で3ケ
月保存した後も変化がなかった。
法で電導度を測定したところ、δ(電導度) = 3.
o x io””Ω−1G−1であった。このドーピン
グサンプルの電導度は室温、常圧デシケータ−中で3ケ
月保存した後も変化がなかった。
実施例λ
実XNFII/でのビス(バラブロモフェニル)スルフ
ィドの代わシに、ビス(バラブロモオルトメチルフェニ
ル)スルフィドを用いた他は全く同様に重合反応を行わ
せしめ白色粉末状の下記重合体を得た。
ィドの代わシに、ビス(バラブロモオルトメチルフェニ
ル)スルフィドを用いた他は全く同様に重合反応を行わ
せしめ白色粉末状の下記重合体を得た。
得られた重合体の空気中での熱分解開始温度は3ダ7℃
であった。
であった。
実施例/と同様に電導度を測定したところ、δ= 2,
2 X / 0−5Ω1m−1であシ、この値は3ケ月
後も不変であった。
2 X / 0−5Ω1m−1であシ、この値は3ケ月
後も不変であった。
実施例3
実m 例<でのビス(バラブロモフェニル)スルフィド
の代わ9にビス(バラブロモオルトメトキシフェニル)
スルフィドを用いた他は全く同様に行わせしめ、白色粉
末状の下記重合体を得た。
の代わ9にビス(バラブロモオルトメトキシフェニル)
スルフィドを用いた他は全く同様に行わせしめ、白色粉
末状の下記重合体を得た。
得られた重合体の空気中での熱分解開始温度は≠0/℃
であった。
であった。
実施例/と同様に電導度を測定したところ、δ” 2.
7 X / (f”Ω−1a−1であシ、この値は3ケ
月後も不変であった。
7 X / (f”Ω−1a−1であシ、この値は3ケ
月後も不変であった。
Claims (1)
- (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼……………〔 I 〕 (式中、R^1およびR^2は水素原子、アルキル基ま
たはアルコキシ基を表わす。) で示される構造単位を有するポリ(パラビフエレン)ス
ルフイド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59161297A JPS6140319A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ポリ(パラビフエニレン)スルフイド |
CN85107911A CN1017900B (zh) | 1984-07-31 | 1985-08-06 | 椭圆玫瑰树碱衍生物的生产方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59161297A JPS6140319A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ポリ(パラビフエニレン)スルフイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6140319A true JPS6140319A (ja) | 1986-02-26 |
Family
ID=15732428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59161297A Pending JPS6140319A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | ポリ(パラビフエニレン)スルフイド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6140319A (ja) |
CN (1) | CN1017900B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2964589T3 (es) * | 2016-11-25 | 2024-04-08 | Lvmh Rech | Cosmético acuoso |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP59161297A patent/JPS6140319A/ja active Pending
-
1985
- 1985-08-06 CN CN85107911A patent/CN1017900B/zh not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1017900B (zh) | 1992-08-19 |
CN85107911A (zh) | 1987-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5272238A (en) | Preparation process of polymer, and organo-ferromagnetic material | |
EP0396937A2 (en) | 3-Substituted polypyrrole | |
Hu et al. | A novel polymer gel electrolyte: direct polymerization of ionic liquid from surface of silica nanoparticles | |
US4565860A (en) | Polymer of triphenylamine | |
US5053166A (en) | Hetero-arylene vinylene polymer and highly conductive composition thereof | |
KR102458951B1 (ko) | 폴리(터페닐린) 더블하이드로옥사이드 음이온 교환막 및 이의 제조방법 | |
JPH06322078A (ja) | 線状ポリ(フェニレン−エチニレン−ビフェニレン−エチニレン)重合体 | |
US5578699A (en) | Process for making amino functional poly(para-phenylene vinylene)s | |
JP2000204158A (ja) | 芳香族アミン誘導体及び可溶性導電性化合物 | |
JPS6140319A (ja) | ポリ(パラビフエニレン)スルフイド | |
JP2001247576A (ja) | チオフェン誘導体およびその重合体 | |
US5064572A (en) | Poly (long-chain nuclear substituted phenylene vinylene), precursor therefor and highly conductive composition thereof | |
JPH04288322A (ja) | ポリ(9,10−ジヒドロフェナンスレン−2,7−ジイル)重合体、その製法および用途 | |
KR0124125B1 (ko) | 온도 특성이 향상된 전도성 고분자 화합물의 제조방법 | |
JPS63118323A (ja) | イソチアナフテン構造を有する重合体の製造方法 | |
JP2724377B2 (ja) | イオン伝導性組成物 | |
JPH01178517A (ja) | 線状ポリ(2,5―ピリジンジイル)重合体、その製造法、それを用いた膜あるいは糸状物質を製造する方法、それを使用する方法、ならびにそれを用いた半導体 | |
JPS6063212A (ja) | アセチレン重合体 | |
JPS62225517A (ja) | 有機半導体 | |
JP3141221B2 (ja) | 線状ポリ(フェニレン−エチニレン−キシリレン−エチニレン)重合体 | |
JPH06166743A (ja) | 線状ポリ(アリーレン−エチニレン−アリーレン−エチニレン)重合体 | |
JPH04301370A (ja) | 高分子固体電解質 | |
US5162470A (en) | Polymers with electrical and nonlinear optical properties | |
JPH0371453B2 (ja) | ||
JPS61103923A (ja) | 有機高分子導電体 |