JPS6139986B2 - - Google Patents
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- JPS6139986B2 JPS6139986B2 JP14994779A JP14994779A JPS6139986B2 JP S6139986 B2 JPS6139986 B2 JP S6139986B2 JP 14994779 A JP14994779 A JP 14994779A JP 14994779 A JP14994779 A JP 14994779A JP S6139986 B2 JPS6139986 B2 JP S6139986B2
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- fibrous
- hydrotalcites
- compound
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Description
本発明は剛性その他の機械的強度、更には耐ア
ーク性、耐トラツキング性などの電気的特性など
が改善できる難燃性樹脂組成物に関し、とくに樹
脂100重量部と、長さ/直径比が約20以上である
繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハイドロ
タルサイト類よりなる群からえらばれた化合物の
少なくとも一種の約0.5〜約100重量部を含有する
ことを特徴とする機械的強度の改善された難燃性
樹脂組成物に関する。 従来、樹脂の補強剤として、ガラス繊維、アス
ベスト、タルクなどを利用することは知られてい
る。しかしながら、このような補強剤の利用によ
つては、樹脂組成物成形品の難燃性、燃焼時の煙
発生の抑制、電気特性の改善などの効果を達成す
るのには満足し得る有効性が得られない。一方、
六方晶形板状結晶の結晶形状を有する通常の水酸
化マグネシウムやハイドロタルサイトを樹脂に配
合して難燃性樹脂組成物を得ることは知られてい
る。しかしながら、このような慣用の水酸化マグ
ネシウムやハイドロタルサイトの利用によつては
樹脂組成物成形品の機械的強度の改善を達成する
ことはできず、満足すべき難燃剤量で利用すると
機械的強度の無視し得ない低下を生ずるのが普通
である。 本発明者等は、従来未知の繊維状の結晶形状を
有する水酸化マグネシウム類が存在でき且つ容易
に製造可能であることを発見して、すでに提案し
た(特開昭54−112400号)。更に、同様な繊維状
結晶構造を有するハイドロタルサイト類が存在で
き且つ容易に製造可能であることを発見して、す
でに提案した(特開昭54−46597号)。 しかしながら、これら提案においては、これら
の繊維状水酸化マグネシウム類や繊維状ハイドロ
タルサイト類の難燃性樹脂組成物への利用に際し
ては、どのような長さ/直径比の化合物を選択す
べきであるか及びどのような使用量を選択すべき
であるかについては、とくに言及されていない。 本発明者等は、上記公知の繊維状水酸化マグネ
シウム類及び上記従来未知の繊維状ハイドロタル
サイト類の難燃性樹脂組成物への利用に関して研
究を進めてきた。 その結果、長さ/直径比が約20以上である繊維
状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハイドロタル
サイト類の少なくとも一種を利用すること、及び
これらを樹脂100重量部に対して約0.5〜約100重
量部の使用量で利用することによつて、難燃性、
燃焼時の煙発生の抑制、電気的特性の改善などの
諸効果と共に、優れた機械的強度の改善が達成で
きることを発見した。 更に又、曲げ強度、曲げ弾性率などの剛性の改
善、難燃性、燃焼時の煙発生の抑制、耐アーク
性、耐トラツキング性などの電気的特性の改善な
どの諸改善効果と共に、これら化合物が無毒性で
あるため、例えば食品と接触する成形品にも安全
性よく利用できること、及びこれら諸改善性質の
兼備が品質再現性よく達成できることを知つた。 更に、これら繊維状水酸化マグネシウム類及び
繊維状ハイドロタルサイト類の粒子は、アニオン
系界面活性剤で表面処理することができ、屡々、
一層の改善を達成できることを知つた。 従つて、本発明の目的は、機械的強度の改善さ
れた新しいタイプの難燃性樹脂組成物を提供する
にある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的なら
びに利点は、以下の記載から一層明らかとなるで
あろう。 慣用の水酸化マグネシウム及びハイドロタルサ
イトは六方晶形板状結晶形状を有し、光学もしく
は電子顕微鏡下の観察で六角形もしくはその角の
部分が丸まつた板状体もしくはそれらの破片もし
くはこれらの集合体の如き形状の結晶として観察
される。 これに対して、本発明で利用する繊維状水酸化
マグネシウム類及び繊維状ハイドロタルサイト類
は、一見して、全く異つた繊維状形状もしくは針
状形状を有する点で、従来慣用の水酸化マグネシ
ウム及びハイドロタルサイトと明瞭に区別でき
る。 本発明においては、このような繊維状水酸化マ
グネシウム類及び繊維状ハイドロタルサイト類
中、前記特開昭54−112400号に、繊維状水酸化マ
グネシウム類についてその測定算出方法が特定さ
れている電子顕微鏡下1000倍倍率の条件で決定さ
れた長さ/直径比が約20以上、好ましくは約40以
上のものを選択利用する。長さ/直径比が約20未
満の過小にすぎる繊維状水酸化マグネシウム類及
び/又は繊維状ハイドロタルサイト類の利用は、
難燃性の向上に役立つことはあつても、機械的強
度、電気特性その他の諸改善を兼備した優れた効
果が達成し難い。従つて、本発明においては、長
さ/直径比が約20以上、好ましくは約40以上の新
しい結晶形状を有する繊維状水酸化マグネシウム
類及び/又は繊維状ハイドロタルサイト類を選択
利用すべきである。 本発明で利用する上記繊維状水酸化マグネシウ
ム類及び/又は繊維状ハイドロタルサイト類は、
例えば、約0.01〜約10μ程度の平均直径及び約5
〜約10000μ程度の長さを有し且つその長さ/直
径比が約20以上、好ましくは約40以上のものを選
択して利用する。例えば、長さ/直径比約20〜約
200、より好ましくは約40〜約180程度のものが好
んで利用される。 又、本発明において、利用する繊維状水酸化マ
グネシウム類及び/又は繊維状ハイドロタルサイ
ト類は、アニオン系界面活性剤で表面処理するこ
とができ、屡々、好ましい結果を与える。このよ
うな表面処理に際しては、上記の繊維状水酸化マ
グネシウム類及び繊維状ハイドロタルサイト類よ
りなる群からえらばれた化合物の重量に基いて、
約1〜約10重量%程度のアニオン系界面活性剤で
表面処理することが好ましい。例えば、ステアリ
ン酸ソーダの如きアニオン系界面活性剤の水溶液
に、上記繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状
ハイドロタルサイト類よりなる群からえらばれた
化合物を、充分な撹拌下に加えるか、或いは、そ
の逆に、これら粉末の懸濁液に、ステアリン酸ソ
ーダの水溶液を加えてこれらの固体粉末の表面上
にアニオン系界面活性剤を化学吸着させる。この
ように、表面処理を施した場合は分散性が向上
し、流動性が良好となるので作業性の改善に有効
である。 用いられるアニオン系界面活性剤としては、式
RCOOM(但し、式中、RはC3〜C40のアルキル
基を示し、Mはアルカリ金属原子を示す)で表わ
される高級脂肪酸アルカリ塩:式ROSO3M(式
中、RおよびMは上記と同義)で表わされるアル
キル硫酸塩:式RSO3M(式中、RおよびMは上
記と同義)で表わされるアルキルスルホン酸塩:
式R−aryl−SO3M(式中、RおよびMは上記し
たと同義、arylは例えばベンゼン、トルエン、ナ
フタリン)で表わされるアルキルアリールスルホ
ン酸塩:および式
ーク性、耐トラツキング性などの電気的特性など
が改善できる難燃性樹脂組成物に関し、とくに樹
脂100重量部と、長さ/直径比が約20以上である
繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハイドロ
タルサイト類よりなる群からえらばれた化合物の
少なくとも一種の約0.5〜約100重量部を含有する
ことを特徴とする機械的強度の改善された難燃性
樹脂組成物に関する。 従来、樹脂の補強剤として、ガラス繊維、アス
ベスト、タルクなどを利用することは知られてい
る。しかしながら、このような補強剤の利用によ
つては、樹脂組成物成形品の難燃性、燃焼時の煙
発生の抑制、電気特性の改善などの効果を達成す
るのには満足し得る有効性が得られない。一方、
六方晶形板状結晶の結晶形状を有する通常の水酸
化マグネシウムやハイドロタルサイトを樹脂に配
合して難燃性樹脂組成物を得ることは知られてい
る。しかしながら、このような慣用の水酸化マグ
ネシウムやハイドロタルサイトの利用によつては
樹脂組成物成形品の機械的強度の改善を達成する
ことはできず、満足すべき難燃剤量で利用すると
機械的強度の無視し得ない低下を生ずるのが普通
である。 本発明者等は、従来未知の繊維状の結晶形状を
有する水酸化マグネシウム類が存在でき且つ容易
に製造可能であることを発見して、すでに提案し
た(特開昭54−112400号)。更に、同様な繊維状
結晶構造を有するハイドロタルサイト類が存在で
き且つ容易に製造可能であることを発見して、す
でに提案した(特開昭54−46597号)。 しかしながら、これら提案においては、これら
の繊維状水酸化マグネシウム類や繊維状ハイドロ
タルサイト類の難燃性樹脂組成物への利用に際し
ては、どのような長さ/直径比の化合物を選択す
べきであるか及びどのような使用量を選択すべき
であるかについては、とくに言及されていない。 本発明者等は、上記公知の繊維状水酸化マグネ
シウム類及び上記従来未知の繊維状ハイドロタル
サイト類の難燃性樹脂組成物への利用に関して研
究を進めてきた。 その結果、長さ/直径比が約20以上である繊維
状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハイドロタル
サイト類の少なくとも一種を利用すること、及び
これらを樹脂100重量部に対して約0.5〜約100重
量部の使用量で利用することによつて、難燃性、
燃焼時の煙発生の抑制、電気的特性の改善などの
諸効果と共に、優れた機械的強度の改善が達成で
きることを発見した。 更に又、曲げ強度、曲げ弾性率などの剛性の改
善、難燃性、燃焼時の煙発生の抑制、耐アーク
性、耐トラツキング性などの電気的特性の改善な
どの諸改善効果と共に、これら化合物が無毒性で
あるため、例えば食品と接触する成形品にも安全
性よく利用できること、及びこれら諸改善性質の
兼備が品質再現性よく達成できることを知つた。 更に、これら繊維状水酸化マグネシウム類及び
繊維状ハイドロタルサイト類の粒子は、アニオン
系界面活性剤で表面処理することができ、屡々、
一層の改善を達成できることを知つた。 従つて、本発明の目的は、機械的強度の改善さ
れた新しいタイプの難燃性樹脂組成物を提供する
にある。 本発明の上記目的及び更に多くの他の目的なら
びに利点は、以下の記載から一層明らかとなるで
あろう。 慣用の水酸化マグネシウム及びハイドロタルサ
イトは六方晶形板状結晶形状を有し、光学もしく
は電子顕微鏡下の観察で六角形もしくはその角の
部分が丸まつた板状体もしくはそれらの破片もし
くはこれらの集合体の如き形状の結晶として観察
される。 これに対して、本発明で利用する繊維状水酸化
マグネシウム類及び繊維状ハイドロタルサイト類
は、一見して、全く異つた繊維状形状もしくは針
状形状を有する点で、従来慣用の水酸化マグネシ
ウム及びハイドロタルサイトと明瞭に区別でき
る。 本発明においては、このような繊維状水酸化マ
グネシウム類及び繊維状ハイドロタルサイト類
中、前記特開昭54−112400号に、繊維状水酸化マ
グネシウム類についてその測定算出方法が特定さ
れている電子顕微鏡下1000倍倍率の条件で決定さ
れた長さ/直径比が約20以上、好ましくは約40以
上のものを選択利用する。長さ/直径比が約20未
満の過小にすぎる繊維状水酸化マグネシウム類及
び/又は繊維状ハイドロタルサイト類の利用は、
難燃性の向上に役立つことはあつても、機械的強
度、電気特性その他の諸改善を兼備した優れた効
果が達成し難い。従つて、本発明においては、長
さ/直径比が約20以上、好ましくは約40以上の新
しい結晶形状を有する繊維状水酸化マグネシウム
類及び/又は繊維状ハイドロタルサイト類を選択
利用すべきである。 本発明で利用する上記繊維状水酸化マグネシウ
ム類及び/又は繊維状ハイドロタルサイト類は、
例えば、約0.01〜約10μ程度の平均直径及び約5
〜約10000μ程度の長さを有し且つその長さ/直
径比が約20以上、好ましくは約40以上のものを選
択して利用する。例えば、長さ/直径比約20〜約
200、より好ましくは約40〜約180程度のものが好
んで利用される。 又、本発明において、利用する繊維状水酸化マ
グネシウム類及び/又は繊維状ハイドロタルサイ
ト類は、アニオン系界面活性剤で表面処理するこ
とができ、屡々、好ましい結果を与える。このよ
うな表面処理に際しては、上記の繊維状水酸化マ
グネシウム類及び繊維状ハイドロタルサイト類よ
りなる群からえらばれた化合物の重量に基いて、
約1〜約10重量%程度のアニオン系界面活性剤で
表面処理することが好ましい。例えば、ステアリ
ン酸ソーダの如きアニオン系界面活性剤の水溶液
に、上記繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状
ハイドロタルサイト類よりなる群からえらばれた
化合物を、充分な撹拌下に加えるか、或いは、そ
の逆に、これら粉末の懸濁液に、ステアリン酸ソ
ーダの水溶液を加えてこれらの固体粉末の表面上
にアニオン系界面活性剤を化学吸着させる。この
ように、表面処理を施した場合は分散性が向上
し、流動性が良好となるので作業性の改善に有効
である。 用いられるアニオン系界面活性剤としては、式
RCOOM(但し、式中、RはC3〜C40のアルキル
基を示し、Mはアルカリ金属原子を示す)で表わ
される高級脂肪酸アルカリ塩:式ROSO3M(式
中、RおよびMは上記と同義)で表わされるアル
キル硫酸塩:式RSO3M(式中、RおよびMは上
記と同義)で表わされるアルキルスルホン酸塩:
式R−aryl−SO3M(式中、RおよびMは上記し
たと同義、arylは例えばベンゼン、トルエン、ナ
フタリン)で表わされるアルキルアリールスルホ
ン酸塩:および式
【式】(式中、R
およびMは上記したと同義)で表わされるスルホ
コハク酸エンテル塩等がある。 このような界面活性剤の具体例としては、ステ
アリン酸ソーダ、ステアリン酸カリ、オレイン酸
ソーダ、オレイン酸カリ、パルミチン酸ソーダ、
パルミチン酸カリ、ラウリン酸ソーダ、ラウリン
酸カリ、ベヘニン酸カリ、ラウリルベンゼンスル
ホン酸ソーダ、オクタデシル硫酸カリ、ラウリル
スルホン酸ソーダ、ジナトリウム・2−スルホエ
チル・α−スルホステアレートなどをあげること
ができる。 本発明組成物においては、熱可塑性もしくは硬
化性樹脂、好ましくは熱可塑性樹脂100重量部に
対して、前述の如き繊維状水酸化マグネシウム類
及び/又は繊維状ハイドロタルサイト類の少なく
とも一種の約0.5〜約100重量部、好ましくは、約
1〜約100重量部、より好ましくは約10〜約70重
量部、とくには約20〜約50重量部を含有せしめ
る。 このような組成物に利用する樹脂としては、メ
ラミン系樹脂、尿素系樹脂、フエノール系樹脂な
どのアミノ成分−アルデヒド系、フエノール類成
分−アルデヒド系もしくはそれらの変性樹脂の如
き熱硬化性樹脂類を例示できる。更に又、このよ
うな組成物に利用する熱可塑性樹脂の例として
は、たとえば、エチレン、プロピレン、ブテン−
1その他のα−オレフイン類の重合体もしくは共
重合体類;このようなα−オレフインの一種もし
くは複数種と共役もしくは非共役ジエン類との共
重合体類;ポリスチレンもしくはスチレン系共重
合体たとえばABS樹脂;塩化ビニル重合体もし
くは共重合体樹脂;ポリエステルもしくはコーポ
リエステル類;ポリカーボネート樹脂類;ポリア
ミド樹脂類;これらのブレンド樹脂などをあげる
ことができる。 本発明の機械的強度の改善された難燃性樹脂組
成物は、上記例示の如き樹脂類と前記例示の如き
繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハイドロ
タルサイト類よりなる群からえらばれた化合物の
少なくとも一種の約0.5〜約100重量部のほかに、
他の添加剤類を含有することができる。 このような他の添加剤類の例としては維状でな
い通常の水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム、繊維状でない通常
のハイドロタルサイト類の如き難燃剤類;例えば
カーボンブラツク、フタロシアニン、キナクリド
ン、インドリン、アゾ系顔料、酸化チタン、カド
ミウム系顔料、黄鉛、弁柄、四三酸化鉄の如き着
色剤類;例えば、ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ジステアリルチオジプロピオネート、ジラウ
リルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジ
プロピオネート、β−オクチルチオプロピオン
酸、2・2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−
t−ブチルフエノール)の如き抗酸化剤類;例え
ば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ブチルステアレート、エチレンビスステアロ
アミド、マイクロワツクス、ポリエチレンワツク
ス、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミドの
如き潤滑剤類;例えば、有機酸エステルもしくは
その誘導体類系可塑剤、無機酸エステル系可塑
剤、炭化水素誘導体系可塑剤の如き可塑剤類;例
えば、酸化アンモチン、スズ化合物、バナジン化
合物の如き難燃助剤類;例えば、2−ヒドロキシ
−4−オクトキシベンゾフエノン、2(2′−ヒド
ロキシ−5−メチルフエニル)ベンゾトリアゾー
ル、エチル−2−シアノ−3・8−ジフエニルア
クリレートの如き紫外線吸収剤類;例えば、タル
ク、マイカ、バラストナイト、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウム、アス
ベスト、グラスフアイバー、酸化マグネシウム、
カオリンクレー、パイロフイライト、二酸化チタ
ン、セリサイトの如き充填剤類;などの如き添加
剤を例示することができる。 このような他の添加剤類の使用量は適宜に選択
できるが、例えば樹脂の重量に基いて約10%〜約
100%の難燃剤類、約0.1%〜約10%の着色剤類、
約0.1%〜約10%の抗酸化剤類、約0.1%〜約5潤
滑剤類、約0.1%〜約50%の可塑剤類、約0.1%〜
約10%の難燃助剤類、約0.1〜約5%の紫外線吸
収剤類、約10%〜約100%の充填剤類の如き使用
量を例示することができる。 本発明組成物は、前述の如き樹脂類、繊維状水
酸化マグネシウム及び/又は繊維状ハイドロタル
サイト類、及び所望により前記例示の如き他の添
加剤類をできるだけ均一に混合することにより形
成することができる。混合手段それ自体は適宜に
選択できる。このような混合手段としては、例え
ば、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、一
軸押出機、二軸押機、ヘンシエルミキサー等の通
常の混練法を適用することが出来る。 本発明方法で用いる繊維状水酸化マグネシウム
や繊維状ハイドロタルサイト類は、例えば下記の
ような方法で製造することができる。 繊維状水酸化マグネシウムは、下記式、 Mg(OH)2-nx・An− x・mH2O 但し式中、An-は1価又は2価のアニオン(n
=1又は2)を示し、xは0.2≦x≦0.5であり、
mは0<m≦2である、 で表わされる針状結晶形の塩基性マグネシウム化
合物を、その針状結晶を失わない条件下に、該化
合物に対して不活性で且つ該化合物を溶解しない
液体媒体中で、アルカルと接触させることにより
製造でき、好ましくは、該化合物がその針状結晶
を失わない条件下に、該化合物の結晶水の一部が
脱離するように乾燥し、この乾燥処理物を上記液
体媒体中でアルカリ処理することにより製造する
ことができる。 前者の態様においては、該針状塩基性マグネシ
ウム化合物を乾燥することなく、水又は低級アル
コール等の液体媒体中に入れ、上記アニオンAn-
のほぼ当量以上のアルカリと、約60℃以上の温度
で接触させるか、もしくは該アニオンAn-の約
1.5倍当量以上のアルカリと室温以上の温度で接
触させることにより、繊維状水酸化マグネシウム
を製造することが出来る。 又、後者の態様においては、乾燥処理物を水又
は低級アルコール等の液体媒体中で、アニオンA
n-の当量以上のアルカリと接触させることによ
り、繊維状水酸化マグネシウムを製造することが
でき、その詳細については特開昭54−112400号に
開示されている。 又、繊維状ハイドロタルサイト類としては、下
記式、 Mg1-x1M3+ x1(OH)2+x1-oyAn− y・m1H2O 但し式中、M3+は3価金属カチオン、An-はn
価のアニオンを示し、x1、y及びm1は下記条件 0<x10.6 0<y0.5 0m12 を満足する正数を示す、 で表わされる化合物を好ましく例示でき、このよ
うな繊維状ハイドロタルサイト類は、例えば、下
記式 Mg(OH)2-o′x2An′− x2・m2H2O 但し式中、An′-は1価又は2価(n′=1又は
2)のアニオンを示し、x2及びm2は下記条件 0.2x20.5 0m22 を満足する正数を示す、 で表わされる針状結晶形の塩基性マグネシウム化
合物を、その針状結晶形状を失わない条件下に、
該化合物に対し不活性で且つ該化合物を溶解しな
い液体媒体中で、3価金属カチオンM3+を与える
該液体媒体の可溶性の化合物と、マグネシウムと
3価金属カチオンとのモル比が、 0<M3+/(Mg+M3+)0.6 となる条件下に、反応系のPHが9未満とならない
アルカリ性条件下で、接触せしめることにより製
造することができる。 上記原料3価金属カチオンM3+を与える液体媒
体可溶性のの化合物としては、例えば、アルミン
酸ナトリウム、アルミン酸カリウム、硫酸アルミ
ニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、
硫酸第2鉄、塩化第2鉄、硝酸第2鉄、硫酸クロ
ム、硝酸クロム、塩化クロム、塩化イツトリウ
ム、三塩化チタン、三塩化インジウム等を好まし
く例示することができる。 又、上記液体媒体の例としては、水のほかに、
たとえばアセトン、メチルアルコール、エチルア
ルコール、などの如きケトン類や低級アルコール
類を例示することが出来、これらは、単独でも複
数種併用してでも利用することができる。 更に、反応系のPHを9以上のアルカリ性条件に
するのに利用する原料アルカリ類の例としては、
たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カルシウ
ム、アンモニア、アンモニア水、アルミン酸ナト
リウム、アルミン酸カリウム、水ガラス等の好ま
しく例示出来る。このようなアルカリ類は、上記
3価金属カチオンM3+を与える原料化合物の有す
るアニオンが、反応系のPHを9以上に保つのに充
分な種類及び量のアルカリ源となり得る場合には
省略することもできる。このような3価金属カチ
オンM3+を与える原料化合物の例としては、アル
ミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウムの如きア
ルカリと同時にM3+を供給できる化合物を例示す
ることができる。勿論、このような場合にも、更
にアルカリ類を併用することができる。 アルカリ性条件下での上記接触処理は、例え
ば、該液体媒中、針状結晶形塩基性マグネシウム
化合物の懸濁物と該M3+を与える化合物とを、必
要に応じ、前記例示の如きアルカリ類の存在下に
接触せしめることにより行うことができる。該塩
基性マグネシウム化合物は、予め乾燥処理して用
いることができる。この際には、該塩基性マグネ
シウム化合物を、その針状形状を失わない条件下
に該化合物の結晶水の一部が脱離するように乾燥
処理するのがよい。針状形状が失われるような過
度の乾燥を行つた乾燥物は好ましくない、勿論乾
燥処理を施さずに用いることもできる。 上記繊維状ハイドロタルサイト類の製造につい
ての更に詳細な説明は、同一出願人の出願に係わ
る前記特願昭54−46597号に開示されてをり、本
発明組成物で利用する繊維状ハイドロタルサイト
類の製造に利用できる。 以下、実施例により、本発明組成物及びその優
れた効果の数例について、更に詳しく説明する。 実施例 1−3 結晶性ホモポリプロピレン100重量部に、直径
対長さの比が約150の繊維状水酸化マグネシウム
を10、25、40部それぞれ配合した後、押出機によ
り、約230℃で溶融混練し、ペレツトを作つた。
その後、そのペレツトを、約120℃で2時間乾燥
した後約235℃で、射出成形した。 成形物について、曲げ強度、曲げ弾性率、燃焼
時の煙の発生量、電気特性として、耐アーク性、
耐トラツキング性を測定した。 その結果を表1に示す。 対照例 1 実施例1で用いたホモポリプロピレンについ
て、同様のテストを行つた場合の結果を表1に示
す。 実施例 4 ポリスチレン100重量部に、直径対長さの比が
約100の繊維状ハイドロタルサイト類Mg0.8Al0.2
(OH)2(CO3)0.10.62H2Oを20重量部配合し、押
出機により、約240℃で、溶融混練し、ペレツト
を作つた。このペレツトを約120℃で1時間乾燥
した後、約230℃で射出成形した。成形物の物性
を表1に示す。 対照例 2 実施例4で用いたポリスチレンの物性を表1に
示す。 実施例 5 高密度ポリエチレン100重量部に、直径対長さ
の比が約50の繊維状ハイドロタルサイト類:
Mg0.7Al0.3(OH)2(CO3)0.150.55H2Oを30重量部
配合し、押出機により、約230℃で溶融混練し、
ペレツトを作つた。このペレツトを110℃で2時
間乾燥した後、約230℃で射出成形した。 成形物の物性を表1に示す。 対照例 3 実施例5で用いた高密度ポリエチレンの物性を
表1に示す。
コハク酸エンテル塩等がある。 このような界面活性剤の具体例としては、ステ
アリン酸ソーダ、ステアリン酸カリ、オレイン酸
ソーダ、オレイン酸カリ、パルミチン酸ソーダ、
パルミチン酸カリ、ラウリン酸ソーダ、ラウリン
酸カリ、ベヘニン酸カリ、ラウリルベンゼンスル
ホン酸ソーダ、オクタデシル硫酸カリ、ラウリル
スルホン酸ソーダ、ジナトリウム・2−スルホエ
チル・α−スルホステアレートなどをあげること
ができる。 本発明組成物においては、熱可塑性もしくは硬
化性樹脂、好ましくは熱可塑性樹脂100重量部に
対して、前述の如き繊維状水酸化マグネシウム類
及び/又は繊維状ハイドロタルサイト類の少なく
とも一種の約0.5〜約100重量部、好ましくは、約
1〜約100重量部、より好ましくは約10〜約70重
量部、とくには約20〜約50重量部を含有せしめ
る。 このような組成物に利用する樹脂としては、メ
ラミン系樹脂、尿素系樹脂、フエノール系樹脂な
どのアミノ成分−アルデヒド系、フエノール類成
分−アルデヒド系もしくはそれらの変性樹脂の如
き熱硬化性樹脂類を例示できる。更に又、このよ
うな組成物に利用する熱可塑性樹脂の例として
は、たとえば、エチレン、プロピレン、ブテン−
1その他のα−オレフイン類の重合体もしくは共
重合体類;このようなα−オレフインの一種もし
くは複数種と共役もしくは非共役ジエン類との共
重合体類;ポリスチレンもしくはスチレン系共重
合体たとえばABS樹脂;塩化ビニル重合体もし
くは共重合体樹脂;ポリエステルもしくはコーポ
リエステル類;ポリカーボネート樹脂類;ポリア
ミド樹脂類;これらのブレンド樹脂などをあげる
ことができる。 本発明の機械的強度の改善された難燃性樹脂組
成物は、上記例示の如き樹脂類と前記例示の如き
繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハイドロ
タルサイト類よりなる群からえらばれた化合物の
少なくとも一種の約0.5〜約100重量部のほかに、
他の添加剤類を含有することができる。 このような他の添加剤類の例としては維状でな
い通常の水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム、繊維状でない通常
のハイドロタルサイト類の如き難燃剤類;例えば
カーボンブラツク、フタロシアニン、キナクリド
ン、インドリン、アゾ系顔料、酸化チタン、カド
ミウム系顔料、黄鉛、弁柄、四三酸化鉄の如き着
色剤類;例えば、ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、ジステアリルチオジプロピオネート、ジラウ
リルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジ
プロピオネート、β−オクチルチオプロピオン
酸、2・2′−メチレン−ビス(4−メチル−6−
t−ブチルフエノール)の如き抗酸化剤類;例え
ば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜
鉛、ブチルステアレート、エチレンビスステアロ
アミド、マイクロワツクス、ポリエチレンワツク
ス、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミドの
如き潤滑剤類;例えば、有機酸エステルもしくは
その誘導体類系可塑剤、無機酸エステル系可塑
剤、炭化水素誘導体系可塑剤の如き可塑剤類;例
えば、酸化アンモチン、スズ化合物、バナジン化
合物の如き難燃助剤類;例えば、2−ヒドロキシ
−4−オクトキシベンゾフエノン、2(2′−ヒド
ロキシ−5−メチルフエニル)ベンゾトリアゾー
ル、エチル−2−シアノ−3・8−ジフエニルア
クリレートの如き紫外線吸収剤類;例えば、タル
ク、マイカ、バラストナイト、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸アルミニウム、炭酸カルシウム、アス
ベスト、グラスフアイバー、酸化マグネシウム、
カオリンクレー、パイロフイライト、二酸化チタ
ン、セリサイトの如き充填剤類;などの如き添加
剤を例示することができる。 このような他の添加剤類の使用量は適宜に選択
できるが、例えば樹脂の重量に基いて約10%〜約
100%の難燃剤類、約0.1%〜約10%の着色剤類、
約0.1%〜約10%の抗酸化剤類、約0.1%〜約5潤
滑剤類、約0.1%〜約50%の可塑剤類、約0.1%〜
約10%の難燃助剤類、約0.1〜約5%の紫外線吸
収剤類、約10%〜約100%の充填剤類の如き使用
量を例示することができる。 本発明組成物は、前述の如き樹脂類、繊維状水
酸化マグネシウム及び/又は繊維状ハイドロタル
サイト類、及び所望により前記例示の如き他の添
加剤類をできるだけ均一に混合することにより形
成することができる。混合手段それ自体は適宜に
選択できる。このような混合手段としては、例え
ば、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、一
軸押出機、二軸押機、ヘンシエルミキサー等の通
常の混練法を適用することが出来る。 本発明方法で用いる繊維状水酸化マグネシウム
や繊維状ハイドロタルサイト類は、例えば下記の
ような方法で製造することができる。 繊維状水酸化マグネシウムは、下記式、 Mg(OH)2-nx・An− x・mH2O 但し式中、An-は1価又は2価のアニオン(n
=1又は2)を示し、xは0.2≦x≦0.5であり、
mは0<m≦2である、 で表わされる針状結晶形の塩基性マグネシウム化
合物を、その針状結晶を失わない条件下に、該化
合物に対して不活性で且つ該化合物を溶解しない
液体媒体中で、アルカルと接触させることにより
製造でき、好ましくは、該化合物がその針状結晶
を失わない条件下に、該化合物の結晶水の一部が
脱離するように乾燥し、この乾燥処理物を上記液
体媒体中でアルカリ処理することにより製造する
ことができる。 前者の態様においては、該針状塩基性マグネシ
ウム化合物を乾燥することなく、水又は低級アル
コール等の液体媒体中に入れ、上記アニオンAn-
のほぼ当量以上のアルカリと、約60℃以上の温度
で接触させるか、もしくは該アニオンAn-の約
1.5倍当量以上のアルカリと室温以上の温度で接
触させることにより、繊維状水酸化マグネシウム
を製造することが出来る。 又、後者の態様においては、乾燥処理物を水又
は低級アルコール等の液体媒体中で、アニオンA
n-の当量以上のアルカリと接触させることによ
り、繊維状水酸化マグネシウムを製造することが
でき、その詳細については特開昭54−112400号に
開示されている。 又、繊維状ハイドロタルサイト類としては、下
記式、 Mg1-x1M3+ x1(OH)2+x1-oyAn− y・m1H2O 但し式中、M3+は3価金属カチオン、An-はn
価のアニオンを示し、x1、y及びm1は下記条件 0<x10.6 0<y0.5 0m12 を満足する正数を示す、 で表わされる化合物を好ましく例示でき、このよ
うな繊維状ハイドロタルサイト類は、例えば、下
記式 Mg(OH)2-o′x2An′− x2・m2H2O 但し式中、An′-は1価又は2価(n′=1又は
2)のアニオンを示し、x2及びm2は下記条件 0.2x20.5 0m22 を満足する正数を示す、 で表わされる針状結晶形の塩基性マグネシウム化
合物を、その針状結晶形状を失わない条件下に、
該化合物に対し不活性で且つ該化合物を溶解しな
い液体媒体中で、3価金属カチオンM3+を与える
該液体媒体の可溶性の化合物と、マグネシウムと
3価金属カチオンとのモル比が、 0<M3+/(Mg+M3+)0.6 となる条件下に、反応系のPHが9未満とならない
アルカリ性条件下で、接触せしめることにより製
造することができる。 上記原料3価金属カチオンM3+を与える液体媒
体可溶性のの化合物としては、例えば、アルミン
酸ナトリウム、アルミン酸カリウム、硫酸アルミ
ニウム、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、
硫酸第2鉄、塩化第2鉄、硝酸第2鉄、硫酸クロ
ム、硝酸クロム、塩化クロム、塩化イツトリウ
ム、三塩化チタン、三塩化インジウム等を好まし
く例示することができる。 又、上記液体媒体の例としては、水のほかに、
たとえばアセトン、メチルアルコール、エチルア
ルコール、などの如きケトン類や低級アルコール
類を例示することが出来、これらは、単独でも複
数種併用してでも利用することができる。 更に、反応系のPHを9以上のアルカリ性条件に
するのに利用する原料アルカリ類の例としては、
たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化カルシウ
ム、アンモニア、アンモニア水、アルミン酸ナト
リウム、アルミン酸カリウム、水ガラス等の好ま
しく例示出来る。このようなアルカリ類は、上記
3価金属カチオンM3+を与える原料化合物の有す
るアニオンが、反応系のPHを9以上に保つのに充
分な種類及び量のアルカリ源となり得る場合には
省略することもできる。このような3価金属カチ
オンM3+を与える原料化合物の例としては、アル
ミン酸ナトリウム、アルミン酸カリウムの如きア
ルカリと同時にM3+を供給できる化合物を例示す
ることができる。勿論、このような場合にも、更
にアルカリ類を併用することができる。 アルカリ性条件下での上記接触処理は、例え
ば、該液体媒中、針状結晶形塩基性マグネシウム
化合物の懸濁物と該M3+を与える化合物とを、必
要に応じ、前記例示の如きアルカリ類の存在下に
接触せしめることにより行うことができる。該塩
基性マグネシウム化合物は、予め乾燥処理して用
いることができる。この際には、該塩基性マグネ
シウム化合物を、その針状形状を失わない条件下
に該化合物の結晶水の一部が脱離するように乾燥
処理するのがよい。針状形状が失われるような過
度の乾燥を行つた乾燥物は好ましくない、勿論乾
燥処理を施さずに用いることもできる。 上記繊維状ハイドロタルサイト類の製造につい
ての更に詳細な説明は、同一出願人の出願に係わ
る前記特願昭54−46597号に開示されてをり、本
発明組成物で利用する繊維状ハイドロタルサイト
類の製造に利用できる。 以下、実施例により、本発明組成物及びその優
れた効果の数例について、更に詳しく説明する。 実施例 1−3 結晶性ホモポリプロピレン100重量部に、直径
対長さの比が約150の繊維状水酸化マグネシウム
を10、25、40部それぞれ配合した後、押出機によ
り、約230℃で溶融混練し、ペレツトを作つた。
その後、そのペレツトを、約120℃で2時間乾燥
した後約235℃で、射出成形した。 成形物について、曲げ強度、曲げ弾性率、燃焼
時の煙の発生量、電気特性として、耐アーク性、
耐トラツキング性を測定した。 その結果を表1に示す。 対照例 1 実施例1で用いたホモポリプロピレンについ
て、同様のテストを行つた場合の結果を表1に示
す。 実施例 4 ポリスチレン100重量部に、直径対長さの比が
約100の繊維状ハイドロタルサイト類Mg0.8Al0.2
(OH)2(CO3)0.10.62H2Oを20重量部配合し、押
出機により、約240℃で、溶融混練し、ペレツト
を作つた。このペレツトを約120℃で1時間乾燥
した後、約230℃で射出成形した。成形物の物性
を表1に示す。 対照例 2 実施例4で用いたポリスチレンの物性を表1に
示す。 実施例 5 高密度ポリエチレン100重量部に、直径対長さ
の比が約50の繊維状ハイドロタルサイト類:
Mg0.7Al0.3(OH)2(CO3)0.150.55H2Oを30重量部
配合し、押出機により、約230℃で溶融混練し、
ペレツトを作つた。このペレツトを110℃で2時
間乾燥した後、約230℃で射出成形した。 成形物の物性を表1に示す。 対照例 3 実施例5で用いた高密度ポリエチレンの物性を
表1に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂100重量部と、長さ/直径比が約20以上
である繊維状水酸化マグネシウム類及び繊維状ハ
イドロタルサイト類よりなる群からえらばれた化
合物の少なくとも一種の約0.5〜約100重量部を含
有することを特徴とする機械的強度の改善された
難燃性樹脂組成物。 2 該化合物が、該繊維状ハイドロタルサイト類
及び該ハイドロタルサイト類と該繊維状水酸化マ
グネシウム類との組合わせより成る群からえらば
れる特許請求の範囲第1項記載の樹脂組成物。 3 該化合物粒子が、アニオン系界面活性剤で表
面処理されたものである特許請求の範囲第1項も
しくは第2項のいづれかに記載の樹脂組成物。 4 該樹脂がオレフイン系重合体もしくは共重合
体又はそれらのブレンド物である特許請求の範囲
第1項〜第3項のいづれかに記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14994779A JPS5674137A (en) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | Flame-retardant resin composition with improved mechanical strength and agent therefor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14994779A JPS5674137A (en) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | Flame-retardant resin composition with improved mechanical strength and agent therefor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5674137A JPS5674137A (en) | 1981-06-19 |
| JPS6139986B2 true JPS6139986B2 (ja) | 1986-09-06 |
Family
ID=15486050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14994779A Granted JPS5674137A (en) | 1979-11-21 | 1979-11-21 | Flame-retardant resin composition with improved mechanical strength and agent therefor |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5674137A (ja) |
Families Citing this family (10)
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|---|---|---|---|---|
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| WO2010066642A1 (en) * | 2008-12-08 | 2010-06-17 | Akzo Nobel N.V. | Polymer-containing composition comprising a layered double hydroxide in a matrix |
| JP2013249361A (ja) * | 2012-05-31 | 2013-12-12 | Tosoh Corp | 耐トラッキング性改良剤 |
| JP6718258B2 (ja) * | 2016-03-01 | 2020-07-08 | 株式会社日本触媒 | アニオン伝導性膜 |
| CN112341702A (zh) * | 2020-10-13 | 2021-02-09 | 裕克施乐塑料制品(太仓)有限公司 | 一种高效抑烟无卤阻燃聚丙烯复合材料及其制备方法 |
| CN118126454B (zh) * | 2024-03-26 | 2024-11-26 | 中山市祺瑞达工程塑料实业有限公司 | 一种不易起燃的阻燃pp及其制备方法 |
-
1979
- 1979-11-21 JP JP14994779A patent/JPS5674137A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPS5674137A (en) | 1981-06-19 |
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