JP3144209B2 - 樹脂充填用水酸化アルミニウム及びその製造方法 - Google Patents
樹脂充填用水酸化アルミニウム及びその製造方法Info
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Description
の樹脂に充填される水酸化アルミニウムおよびその製造
方法に関する。詳しくは、樹脂充填時のハンドリング特
性に優れた水酸化アルミニウム及びその製造方法に関す
る。
製品、OA機器、電線、壁装材、自動車の内装材等に使
われるプラスチック、ゴムは難燃性、不燃性であること
が求められている。特に電線、ケーブル類は人口の密
集、ビルの過密化等により限られたスペースに集中して
配線されることが多く、万一火災が発生した場合にはケ
ーブル線路を伝搬して火災が拡大することが心配される
ため高度の難燃化が要求されている。さらに最近では延
焼防止のみならず、煙、有毒ガス、腐食性ガスなどの発
生を抑え、二次災害の予防も含めたハロゲンを含有しな
い難燃性ケーブルが要求されている。
シウムなどの金属水酸化物がノンハロゲン系の難燃材と
して最も広く使用されている。これら金属水酸化物は加
熱に伴う吸熱、脱水反応により難燃効果を発揮するた
め、有毒ガスの発生もなく優れた難燃剤である。しか
し、樹脂中への金属水酸化物の充填時、金属水酸化物の
樹脂中への分散性不良が生じ、樹脂組成物、特にゴム組
成物の成形加工時のハンドリング特性が悪化したり、樹
脂成形体の機械的強度が低下する場合がある。
酸化物等の無機充填剤を表面処理することにより充填剤
/樹脂界面の相互作用を高め、分散性を改良する技術が
既に公知である。例えば、EVAにシランカップリング
剤で表面処理した無機水和物等を充填する方法(特開昭
61−264034号公報)、ポリオレフィン樹脂にシ
リコーン誘導体又は脂肪酸、脂肪酸金属塩で表面処理し
たMg(OH)2 を添加する方法(特開昭62−181
353号公報)等が提案されている。またオイル、ステ
アリン酸等の添加剤を増量することでコンパウンドのハ
ンドリング性を改善する方法なども広く用いられてい
る。
ンパウンドの混練加工性はある程度改善されるものの、
表面処理や難燃助剤の添加はコスト高になり、難燃助剤
にりん系化合物を用いる場合には燃焼時に有害物質が発
生する可能性があるとか、オイル等の添加剤の増量は、
加硫ゴムの機械的強度や難燃性の低下を引き起こす等の
不都合を有する。
異な表面処理、或いは難燃助剤を添加することなく、充
填した樹脂に充分な難燃性と、得られる樹脂成形体の実
質的強度低下なく、加えて充填コンパウンドが優れた混
練加工性を示す樹脂充填用水酸化アルミニウムを得るこ
とを目的として鋭意検討した結果、本発明を完成するに
至った。
末回折測定による結晶面(110)と(002)のピー
クの比が 0.40≦(110)/(002)≦0.6
0で、かつ平均二次粒子径が2μm以下であることを特
徴とする樹脂充填用水酸化アルミニウムを提供するにあ
る。
酸アルカリ溶液の攪拌下、該液温を20℃以下に保持し
つつ、酸を添加し、平均粒子径が0.1μ以下の中和ゲ
ルを得、(2)この中和ゲルをアルカリ濃度1.3〜
2.5mol/lである過飽和アルミン酸アルカリ溶液
に、該溶液中のAl量に対してAl2 O3 換算で0.5
〜10重量%添加し、攪拌することにより水酸化アルミ
ニウムを種晶として析出せしめ、次いで(3)該種晶を
2.5mol/l以上のアルカリ濃度の過飽和アルミン
酸アルカリ溶液にAl(OH)3 として5g/l〜10
0g/l添加して晶析することを特徴とする、X線粉末
回折測定による結晶面(110)と(002)のピーク
の比が 0.40≦(110)/(002)≦0.60
で、かつ平均二次粒子径が2μm以下である樹脂充填用
水酸化アルミニウムの製造方法を提供するものである。
明に於いて、樹脂充填用水酸化アルミニウムは、X線粉
末回折測定による結晶面(110)と(002)のピー
クの比が 0.40≦(110)/(002)≦0.6
0で、かつ平均二次粒子径が2μm以下であることを必
須とする。X線粉末回折測定により得られた(110)
面と(002)面の回折ピーク比が0.40より小さい
粒子は(002)面が大きく成長した板状、0.60よ
り大きい粒子はよりc軸方向((002)面に対して垂
直な方向)に成長した柱状の形状を有しており、かかる
範囲を外れる場合には、平均二次粒子径を満足する場合
でも、樹脂、特にゴムへの充填時、コンパウンドの混練
加工性が悪化する。また平均二次粒子径が2μmを越え
る場合には、得られた樹脂成形体の機械的強度が低下す
る。特にゴムに充填した場合には加硫後の機械的強度が
著しく悪化する。さらに平均二次粒子径が0.2μmを
切る場合にはコンパウンドの混練加工性が悪化する場合
がある。
器として理学電機株式会社、ガイガーフレックスRAD
−lll A、X線源としてはCuを用い、以下の一般的定
性測定条件で実施した(Scan Speed ; 1 deg/min、Time
Const.; 5 sec、加速電圧;40 kv 、加速電流; 30mA、
スリット DS:1.0mm,SS:1.0mm,RS:0.6 ) 。また平均二次
粒子径は沈降天秤法で測定した。
含有されるナトリウム量は、熱分解特性や導電率を考慮
するとNa2 O換算で約0.4重量%以下、さらには約
0.1重量%以下であることが好ましい。水酸化アルミ
ニウムは含有ナトリウム量が多い程熱分解開始温度が低
く、樹脂成形加工時に熱分解が起こり成形体が発泡した
り、強度が低下する等の弊害が生じる。また絶縁組成物
として利用される場合も、高いナトリウム含量はその導
電率を高くするため好ましくない。
は、(1)過飽和アルミン酸アルカリ溶液の攪拌下、該
液温を20℃以下、普通には約20℃〜5℃に保持しつ
つ、酸を添加し、平均一次粒子径が約0.1μm以下の
中和ゲルを得た後、(2)この中和ゲルをアルカリ濃度
約1.3〜約2.5mol/lである過飽和アルミン酸
アルカリ溶液に、該溶液中のAl量に対してAl2 O3
換算で約0.5〜約10重量%添加し、攪拌することに
より水酸化アルミニウムを析出せしめ、これを種晶とし
て(3)約2.5mol/l以上のアルカリ濃度の過飽
和アルミン酸アルカリ溶液にAl(OH)3 として約5
g/l〜約100g/l添加して晶析することにより得
ることが出来る。
ン酸アルカリ液の分解温度が20℃より高温でゲル生成
を行った場合は晶析後の粒子形状が立方体状のものが得
られなくなり、樹脂中での分散性が悪く、混練加工性が
低下する。生成したゲルは(002)面が発達してお
り、晶析した種晶が板状に近い形状になる。使用するア
ルミン酸アルカリ溶液は普通にはアルミン酸ナトリウム
溶液が、また酸としては塩酸、硝酸、硫酸等の鉱酸、或
いは硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、塩化アルミ
ニウム、更には酢酸等の有機酸が挙げられる。
が必要である。攪拌方法は特に限定しないが、攪拌後の
ゲルが透過電子顕微鏡による観察で約0.1μm以下、
好ましくは約0.01μm〜約0.1μmの平均粒子で
構成されていないと、樹脂に充填した場合機械的強度に
優れた水酸化アルミニウムが得られない。
和アルミン酸アルカリ液のアルカリ濃度は約1.3〜約
2.5mol/lの範囲であり、アルカリ濃度がこの範
囲を外れると希薄な条件では数μm〜数十μmの凝集粒
が晶析し、濃厚な条件ではc軸方向に結晶が成長せず、
X線粉末回折測定による結晶面(110)と(002)
のピークの比0.40≦(110)/(002)≦0.
60を満足する水酸化アルミニウムが得られない。
ルの量は、溶液中のAl量に対してAl2 O3 換算で約
0.5重量%〜約10重量%である。0.5重量%より
少ない場合はアルミン酸アルカリ溶液の分解速度が遅
く、約10重量%より多い場合は晶析が十分進行せず目
的の形状を有する種晶に成長しない。
ないが、過飽和アルミン酸アルカリ溶液の液温は約20
〜約80℃、晶析時間は約0.5時間〜約200時間で
実施すればよい。一般に、種晶を得るための過飽和アル
ミン酸アルカリ溶液の液温が高いほど晶析時間は短く、
また液温が低い程所望とする種晶を得るのに長時間を要
する。
アルミン酸アルカリ溶液のアルカリ濃度は約2.5mo
l/l以上、通常は約2.5mol/l〜約5mol/
lである。2.5mol/lより希薄なアルミン酸アル
カリ溶液で晶析を行うと得られる結晶は本発明に於ける
ピーク比を満足しない。
溶液に対しAl(OH)3 として約5g/l〜約100
g/l、好ましくは約10g/l〜約60g/lであ
る。種晶の量が多い場合には粒子が目標粒径まで成長せ
ず、他方、少なすぎる場合には該溶液の分解速度が遅く
なり生産性の低下を引起こす。この場合の晶析条件も特
に制限されるものではないが、通常過飽和アルミン酸ア
ルカリ溶液の温度で約20℃〜約80℃、約2時間〜約
200時間の範囲で行えばよい。
アルミニウムは、樹脂、特にゴム等への充填材としての
使用に於いて、得られる成形体の機械的強度等の実質的
物性の低下なくして、成形加工時のハンドリング特性を
著しく改善するものであり、また樹脂中の均一分散性が
改良されるため、充填量を増大せしめ得ることが可能と
なり成形体の難燃性をも向上し得るもので、その工業的
価値は頗る大である。
ら実施例に限定されるものではない。尚、本発明に於い
て樹脂成形体の物性は以下の方法により測定した。 ○引張強度及び伸び ダンベル状3号形試験片を用い、JIS K−6301
に準拠した方法で行った。 ○引裂試験 B形試験片を用い、JIS K−6301に準拠した方
法で行った。
0mol/l、Al2O3濃度1.3mol/lのアルミ
ン酸ナトリウム溶液を入れ、10℃の恒温槽に浸漬し
た。アルミン酸ナトリウム溶液をケミスターラー(東京
理化機械株式会社製)を用い1700rpmで高攪拌し
ながらAl2 O3 濃度8重量%の硫酸アルミニウムを除
々に添加し、更に10℃で1時間保持した。 生成した
ゲル(平均粒子径0.02μm)を60℃に保持したN
aOH濃度1.6mol/l、Al2 O3 濃度0.5m
ol/lのアルミン酸ナトリウム液に添加し、1時間、
200rpmで攪拌を続け水酸化アルミニウムを晶析し
た。得られた水酸化アルミニウムを種晶としてNaOH
濃度4.0mol/l、Al2 O3 濃度1.3mol/
lのアルミン酸ナトリウム溶液に20g/l添加し、2
00rpmで攪拌しつつ60℃の温度で72時間、晶析
反応を行った。 反応終了後、スラリーは固液分離、水
洗、乾燥後、解砕を行い水酸化アルミニウムを得た。得
られた水酸化アルミニウムの物性を測定した。その結
果、平均二次粒子径は1.0μm,ピークの比は0.5
2であった。
50重量部をエチレンプロピレン共重合体(以下EPD
Mと称する)(商品名;エスプレン524、住友化学工
業株式会社製)100重量部、酸化亜鉛(商品名;亜鉛
華3号、正同化学社製)5重量部、ステアリン酸1重量
部及びオイル(商品名;ダイアナPW−90,出光石油
株式会社製)10重量部を東洋精機製ラボプラストミル
のバンバリー型ミキサーで混練後、加硫剤(商品名;D
CP−98、三建化工株式会社製 2重量部、及び商品
名;TAIC、日本化成製 2.7重量部)を4.7重
量部添加してオープンロールでさらに混練しシート状に
押し出した。この未加硫ゴムを170℃×15分プレス
加硫し2mm厚の加硫EPDMシートを得た。得られた
シートの機械的強度を測定した。その結果を表1に示
す。またバンバリー型ミキサー混練時、ミキサーへのト
ルクは1.811kg・mであった。
ムを20g/lから45g/lに代えた他は同様にして
水酸化アルミニウムの晶析反応を行った。得られた水酸
化アルミニウムは平均二次粒子径は0.7μm,ピーク
の比は0.47であった。またこの水酸化アルミニウム
を用いて実施例1と同様の方法で加硫EPDMシートを
得た。得られたシートの機械的強度を表1に示す。尚、
本実施例に於けるバンバリーミキサーへのトルクは1.
861kg・mであった。
0mol/l、Al2O3濃度1.3mol/lのアルミ
ン酸ナトリウム溶液を入れ、10℃の恒温槽に浸漬し
た。アルミン酸ナトリウム溶液を1700rpmで高攪
拌しながらAl2 O3 濃度8重量%の硫酸アルミニウム
を除々に添加し、更に10℃で1時間保持した。 生成
したゲル(平均粒子径0.02μm)を35℃に保持し
たNaOH濃度1.6mol/l、Al2 O3 濃度0.
5mol/lのアルミン酸ナトリウム液に添加し、72
時間、200rpmで攪拌を続け水酸化アルミニウムを
晶析した。得られた水酸化アルミニウムを種晶としてN
aOH濃度4.0mol/l、Al2 O3 濃度1.3m
ol/lのアルミン酸ナトリウム溶液に30g/l添加
し、200rpmで攪拌しつつ60℃の温度で72時
間、晶析反応を行った。 反応終了後、スラリーは固液
分離、水洗、乾燥後、解砕を行い水酸化アルミニウムを
得た。得られた水酸化アルミニウムは平均二次粒子径は
1.4μm,ピークの比は0.50であった。またこの
水酸化アルミニウムを用いて実施例1と同様の方法で加
硫EPDMシートを得た。得られたシートの機械的強度
を表1に示す。尚、本実施例に於けるバンバリーミキサ
ーへのトルクは1.803kg・mであった。
NaOH濃度4.0mol/l、Al2 O3 濃度1.3
mol/lのアルミン酸ナトリウム溶液を入れ、10℃
の恒温槽に浸漬した。アルミン酸ナトリウム溶液を17
00rpmで高攪拌しながらAl2 O3 濃度8重量%の
硫酸アルミニウムを除々に添加し、更に10℃で1時間
保持した。 生成したゲルを50℃に保持したNaOH
濃度4.0mol/l、Al2 O3 濃度1.3mol/
lのアルミン酸ナトリウム液に添加し、72時間、20
0rpmで攪拌を続け水酸化アルミニウムを晶析した。
得られた水酸化アルミニウムをさらにNaOH濃度4.
0mol/l、Al2 O3濃度1.3mol/lのアル
ミン酸ナトリウム溶液に添加し、60℃の温度、200
rpmで攪拌しつつ72時間、2段目の晶析反応を行っ
た。反応終了後、スラリーは固液分離、水洗、乾燥後、
解砕を行い水酸化アルミニウムを得た。得られた水酸化
アルミニウムは平均二次粒子径は1.0μm,ピークの
比は0.30であった。またこの水酸化アルミニウムを
用いて実施例1と同様の方法で加硫EPDMシートを得
た。得られたシートの機械的強度を表1に示す。尚、本
実施例に於けるバンバリーミキサーへのトルクは2.1
01kg・mであった。
濃度1.6mol/l、Al2 O3 濃度0.5mol/
lのアルミン酸ナトリウム溶液に添加し、60℃の温
度、200rpmで攪拌しつつ72時間晶析反応を行っ
た。得られた水酸化アルミニウムの平均二次粒子径は
1.0μm,ピークの比は0.69であった。またこの
水酸化アルミニウムを用いて実施例1と同様の方法で加
硫EPDMシートを得た。得られたシートの機械的強度
を表1に示す。尚、本実施例に於けるバンバリーミキサ
ーへのトルクは2.026kg・mであった。
化学工業株式会社製)をアペックスミル(寿技研製、粉
砕容量 1リットル)を用い粉砕した。得られた水酸化
アルミニウムの平均二次粒子径は1.1μm,ピークの
比は0.19であった。またこの水酸化アルミニウムを
用いて実施例1と同様の方法で加硫EPDMシートを得
た。得られたシートの機械的強度を表1に示す。尚、本
実施例に於けるバンバリーミキサーへのトルクは2.2
31kg・mであった。
55℃に代えた他は同様の方法で晶析反応を行った。得
られた水酸化アルミニウムの平均二次粒子径は1.5μ
m,ピークの比は0.35であった。またこの水酸化ア
ルミニウムを用いて実施例1と同様の方法で加硫EPD
Mシートを得た。得られたシートの機械的強度を表1に
示す。尚、本実施例に於けるバンバリーミキサーへのト
ルクは2.093kg・mであった。
粒子径0.5μmのゲルとし、このゲルを用いた他は同
様の方法で晶析反応を行った。得られた水酸化アルミニ
ウムの平均二次粒子径は3.0μm,ピークの比は0.
48であった。またこの水酸化アルミニウムを用いて実
施例1と同様の方法で加硫EPDMシートを得た。得ら
れたシートの機械的強度を表1に示す。尚、本実施例に
於けるバンバリーミキサーへのトルクは1.792kg
・mであった。
Claims (2)
- 【請求項1】X線粉末回折測定による結晶面(110)
と(002)のピークの比が 0.40≦(110)/
(002)≦0.60で、かつ平均二次粒子径が2μm
以下であることを特徴とする樹脂充填用水酸化アルミニ
ウム。 - 【請求項2】(1)過飽和アルミン酸アルカリ溶液の攪
拌下、該液温を20℃以下に保持しつつ、酸を添加し、
平均粒子径が0.1μ以下の中和ゲルを得、(2)この
中和ゲルをアルカリ濃度1.3〜2.5mol/lであ
る過飽和アルミン酸アルカリ溶液に、該溶液中のAl量
に対してAl2 O3 換算で0.5〜10重量%添加し、
攪拌することにより水酸化アルミニウムを種晶として析
出せしめ、次いで(3)該種晶を2.5mol/l以上
のアルカリ濃度の過飽和アルミン酸アルカリ溶液にAl
(OH)3 として5g/l〜100g/l添加して晶析
することを特徴とする、X線粉末回折測定による結晶面
(110)と(002)のピークの比が 0.40≦
(110)/(002)≦0.60で、かつ平均二次粒
子径が2μm以下である樹脂充填用水酸化アルミニウム
の製造方法。
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JP5-48394 | 1993-03-09 | ||
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JPH06316647A JPH06316647A (ja) | 1994-11-15 |
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CN100378000C (zh) * | 2006-08-25 | 2008-04-02 | 中国铝业股份有限公司 | 中和法生产微粉氢氧化铝的方法 |
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