JPH08302209A - 難燃性ポリマー組成物 - Google Patents

難燃性ポリマー組成物

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JPH08302209A
JPH08302209A JP4470196A JP4470196A JPH08302209A JP H08302209 A JPH08302209 A JP H08302209A JP 4470196 A JP4470196 A JP 4470196A JP 4470196 A JP4470196 A JP 4470196A JP H08302209 A JPH08302209 A JP H08302209A
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JP
Japan
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flame
polymer composition
retardant polymer
heat
expandable graphite
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JP4470196A
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English (en)
Inventor
Akio Okizaki
章夫 沖崎
Akinori Hamada
昭典 濱田
Shunichi Endo
峻一 遠藤
Genichiro Ochiai
玄一郎 落合
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SUZUHIRO KAGAKU KK
Tosoh Corp
Original Assignee
SUZUHIRO KAGAKU KK
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気・電子機器、自動車用材料、建築材料と
して用いられるポリマー材料の優れた特性を生かしつ
つ、燃焼時の腐蝕性ガスや発煙の抑制された難燃材料を
提供する。 【解決手段】 ポリオレフィン、ポリスチレン等のポリ
マー100重量部に対し、アンチモン、ホウ素、モリブ
デン等の金属の酸化物又は複合酸化物を1〜30重量
部、加熱膨脹性黒鉛を1〜30重量部配合して、ポリマ
ー組成物を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた難燃性能を
有し、かつ燃焼時に腐蝕性ガスや煙の発生の抑制された
ポリマー材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電線・ケーブルの絶縁材料やシース材
料、電気・電子・OA機器のエンクロージャーや内部部
品、車両の内装材料、建築材料等としてのポリマー材料
は、火災発生・延焼の危険を抑制する為に難燃化するこ
とが望ましく、さらに、難燃化が義務付けられているも
のも多い。これらのポリマー材料の難燃化には、従来、
ハロゲン系難燃剤、水酸化マグネシウム、水酸化アルミ
ニウム、赤燐、燐化合物等の難燃剤が提案されている。
しかしながら、これらも次の様な問題点を持っており、
必ずしも完全なものではない。
【0003】例えばハロゲン系難燃剤は、少量配合で高
度の難燃性(例えばUL−94V−0、V−1、V−2
等)を達成できるが、煤や煙の発生が多い。また、ポリ
マー組成物の加工時や火災時の加熱により、ハロゲン化
水素等の酸性物質を多少なりとも発生するので、加工機
器の腐蝕や、火災現場での人的又は周辺の機器への悪影
響が懸念される。
【0004】また水酸化マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム等の金属水酸化物は、発煙性や腐蝕性ガス発生の恐
れはないが、多量の配合を必要とする。従って、ポリマ
ーの優れた特性である機械強度や軽量性を大きく損う。
【0005】さらに燐系難燃剤、例えば赤燐や燐酸エス
テル等は、ポリアミド、ポリエステル、ポリフェニレン
オキシド等の所謂エンジニアリングプラスチックスに対
しては、少量で高度の難燃性を達成できる優れた難燃剤
である。しかし、ポリオレフィンやポリスチレン等の汎
用のポリマーに対しては、難燃化効果が低い。
【0006】この様な状況から、ハロゲンを含まず、低
発煙性で、腐蝕性ガス発生の恐れが少なく、かつ少量で
有効な難燃剤が希求されており、その候補として加熱膨
脹性黒鉛と何等かの相乗剤とを併用する技術が開示され
ている。例えば特開平6−73251号公報では、赤燐
と加熱膨脹性黒鉛とを少量配合することによるポリスチ
レンの難燃化が開示されている。また、特開平6−25
476号公報では赤燐又は燐化合物と加熱膨脹性黒鉛と
を少量配合することでポリオレフィンを難燃化できるこ
とが開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、赤燐自
身は消防法による危険物として規制対象となっており、
その貯蔵、輸送、ポリマーへの配合の面で必ずしも取扱
が容易とは言えない。燐化合物は、その多くが低融点で
あり、ポリマーへの配合が必ずしも容易ではない。
【0008】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、加熱膨脹性黒鉛と新たな相乗剤と
を用いることによる、赤燐や燐系化合物を用いない難燃
化技術を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、この様な
現状に鑑み、鋭意探索した結果、上記特許請求の範囲に
記載した金属酸化物系化合物と加熱膨張性黒鉛と相乗作
用があることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0010】即ち本発明は、下記(A)、(B)及び
(C)の3成分を必須成分として含有することを特徴と
する難燃性ポリマー組成物に関するものである。
【0011】(A)ポリオレフィン、ポリスチレン、エ
ラストマー、ポリウレタン及びポリシロキサンからなる
群より選ばれる1種又は2種以上のポリマー:100重
量部 (B)室温から800〜1000℃への急速加熱前後の
比容積の差が100ml/g以上の加熱膨脹性黒鉛:1
〜30重量部 (C)アンチモン、ビスマス、ジルコニウム、モリブデ
ン、タングステン、ホウ素(但しホウ砂を除く)、アル
ミニウム、マグネシウム(但しポリマーがポリオレフィ
ン及び/又はポリスチレンの場合にあっては酸化マグネ
シウムを除く)及び亜鉛からなる群より選ばれる1種又
は2種以上の金属の金属酸化物又は金属複合酸化物:1
〜30重量部。
【0012】本発明における(A)成分のポリマーは、
ポリオレフィン、ポリスチレン、エラストマー、ポリウ
レタン及びポリシロキサンからなる群より選ばれる1種
又は2種以上のポリマーである。
【0013】本発明で用いられるポリオレフィンとして
は、エチレン、プロピレン、その他のオレフィン性単量
体を主成分とするものである。例えば、高密度ポリエチ
レン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリメチルペンテ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ビニル
エステル共重合体、エチレンと(メタ)アクリル酸又は
その誘導体との共重合体が例示される。
【0014】本発明で用いられるポリスチレンとして
は、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、
ビニルナフタレン等の所謂スチレン系化合物をモノマー
とするものである。例えば、スチレンのホモポリマー、
ゴム変性された耐衝撃性ポリスチレン(以下「HIP
S」と略す)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン共重合体(以下「ABS」と略す)、アクリレート系
ゴムやエチレン−プロピレン共重合体にアクリル系モノ
マーとスチレン系モノマーとをグラフト共重合させたも
の等が挙げられる。
【0015】本発明で用いられるエラストマーとして
は、天然ゴム(以下NRゴムと略す)、スチレンブタジ
エンゴム(以下SBRゴムと略す)、ポリブタジエンゴ
ム、ポリイソプレン、エチレンプロピレンゴム、ニトリ
ルゴム、アクリレートゴム、ブチルゴム、エピクロルヒ
ドリンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共
重合体、スチレン−エチレン−ブテン−スチレンブロッ
ク共重合体、水添SBR等の炭化水素系エラストマーが
挙げられる。
【0016】本発明で用いられるポリウレタンとして
は、ジイソシアネート等のイソシアネート類とポリプロ
ピレングリコール類等の多価アルコール類とから製造さ
れる軟質ポリウレタン、硬質ポリウレタンフォーム、ポ
リウレタン繊維やポリウレタン塗料等が挙げられる。
【0017】本発明で用いられるポリシロキサンとして
は、側鎖にアルキル基やアルケニル基、フェニル基等を
もつポリオルガノシロキサンが挙げられ、具体的にはシ
リコーンエラストマーや室温硬化型シリコーンゴム、低
温硬化型シリコーンエラストマー、シリコーンシーラン
ト、シリコーン樹脂等が挙げられる。
【0018】また、本発明は、上記のポリマーを単独で
用いる場合に限定されず、要求されるポリマー物性に応
じて、これらから選ばれる2種以上、更には、これらに
含まれない他のポリマーとの混合物を用いてもよい。
【0019】本発明における(B)成分は加熱膨脹性黒
鉛である。加熱膨脹性黒鉛とは天然黒鉛又は人造黒鉛由
来の物質で、室温から800〜1000℃への急速加熱
により結晶のc軸方向に対して膨脹する性質を有し、な
おかつ室温から800〜1000℃への急速加熱前後の
比容積の差が100ml/g以上のものである。これ
は、100倍以上の膨脹性をもたないものは、100m
l/g以上の膨脹性をもつものと比べて難燃性が著しく
小さいためである。なお、本発明においていう膨脹性と
は加熱後の比容積(ml/g)と室温での比容積との差
を意味する。
【0020】膨脹性の測定方法を具体的に示す。電気炉
内で予め1000℃に加熱した石英ビーカーに加熱膨脹
性黒鉛を2g投入し、すばやく1000℃に加熱した電
気炉内に石英ビーカーを10秒間入れた後膨脹した黒鉛
の100mlの重量を計量し、ゆるみ見掛け比重(g/
ml)を測定し、 比容積=1/ゆるみ見掛け比重 とした。次に、加熱していない室温での加熱膨脹性黒鉛
の比容積を同様の方法で求め、 膨脹性=加熱後の比容積−室温での比容積 として、加熱膨脹性黒鉛の膨脹性を求めた。
【0021】なお、本発明の加熱膨脹性黒鉛を膨脹前後
で電子顕微鏡により観察したところ、a軸方向、b軸方
向にはほとんど膨脹しておらず、c軸方向にのみ膨脹が
認められた。
【0022】本発明の加熱膨脹性黒鉛を製造する方法
は、特に限定されるものではないが、例えば、天然黒鉛
又は人造黒鉛を酸化処理することによって得られる。酸
化処理としては、硫酸中での過酸化水素や硝酸等の酸化
剤による処理が例示される。また、本発明の加熱膨脹性
黒鉛は黒鉛の還元処理によっても製造される。還元処理
としては、非プロトン性有機溶媒中でのソジウムナフタ
レニド等による処理が例示される。
【0023】本発明の加熱膨脹性黒鉛の粒径は、難燃効
果に影響する。好ましい粒度分布は、80メッシュの篩
を通る粒径のものが20重量%以下であり、さらに好ま
しくは、20〜1重量%である。80メッシュの篩を通
る粒径のものが20重量%を超える場合は、難燃効果が
不十分である。また80メッシュの篩を通る粒径のもの
が1重量%未満のときは、火炎にさらされた時の樹脂組
成物の形状保持性能が若干落ちる場合がある。
【0024】加熱膨脹性黒鉛は、上記の様にある程度以
上大きい粒径であるものが好ましいが、大きな粒子配合
によるポリマー組成物の物性の低下を抑制する為に、加
熱膨脹性黒鉛の表面を、ブチルトリメトキシシラン、ヘ
キシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラ
ン、デシルトリメトキシシラン、ドデシルトリメトキシ
シラン、テトラデシルトリメトキシシラン、ヘキサデシ
ルトリメトキシシラン等のアルキルトリアルコキシシラ
ン類、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシ
シラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピル
メチルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシ
シラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシ
ラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチル
トリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリ
メトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシ
シラン等のシランカップリング剤や、イソプロピルトリ
イソステアロイルチタネート、イソプロピルトリデシル
ベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルトリス
(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート、テトラ
イソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネー
ト、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)
チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−
1−ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホスファイトチタ
ネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシ
アセテートチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフ
ェート)エチレンチタネート等のチタネートカップリン
グ剤によって表面処理することも好ましい実施態様であ
る。
【0025】加熱膨脹性黒鉛は前述のごとく、硫酸中で
の酸化処理等により製造されるので、製造条件によって
は若干酸性を帯びることがある。その場合には、水酸化
マグネシウム又は水酸化アルミニウム等のアルカリ性物
質を共存させることによって、ポリマー組成物製造・加
工時の装置腐蝕を抑制できる。これらのアルカリ性物質
は好ましくは加熱膨脹性黒鉛の近傍に存在するのが効率
的である。従って、これらのアルカリ性物質を、加熱膨
脹性黒鉛と予め混合することによって、加熱膨脹性黒鉛
粒子表面に付着させるのが好ましい。アルカリ性物質の
配合量は、加熱膨脹性黒鉛に対し、10重量%未満で十
分である。
【0026】本発明における(C)成分は金属酸化物で
ある。金属化合物としては、(B)成分の加熱膨脹性黒
鉛との相乗作用を有するものであれば、特に限定されな
いが、具体的には、アンチモン、ビスマス、ジルコニウ
ム、モリブデン、タングステン、ホウ素(但しホウ砂を
除く)、アルミニウム、マグネシウム(但しポリマーが
ポリオレフィン及び/又はポリスチレンの場合にあって
は酸化マグネシウムを除く)及び亜鉛からなる群より選
ばれる1種又は2種以上の金属の酸化物や複合酸化物が
好適である(以下、単に金属酸化物と称する)。
【0027】更に好ましくは、ポリマーがポリオレフィ
ン及びポリスチレンからなる群より選ばれる1種又は2
種以上の混合物の場合には、三酸化アンチモン、五酸化
アンチモン、アンチモン酸ナトリウム、ジルコニウム−
アンチモン複合酸化物、三酸化ビスマス、三酸化モリブ
デン、モリブデン酸塩、三酸化タングステン、酸化ホウ
素、ホウ酸塩(但しホウ砂を除く)及び酸化アルミニウ
ムからなる群より選ばれる1種又は2種以上の金属酸化
物であり、ポリマーがエラストマー、ポリウレタン及び
ポリシロキサンからなる群より選ばれる1種又は2種以
上の混合物の場合には、三酸化アンチモン、五酸化アン
チモン、アンチモン酸ナトリウム、ジルコニウム−アン
チモン複合酸化物、三酸化ビスマス、三酸化モリブデ
ン、モリブデン酸塩、三酸化タングステン、酸化ホウ
素、ホウ酸塩(但しホウ砂を除く)、酸化アルミニウム
及び酸化マグネシウムからなる群より選ばれる1種又は
2種以上の金属酸化物である。
【0028】モリブデン酸塩としてはアンモニウムオク
タモリブデート、ホウ酸塩としてはホウ酸亜鉛やメタホ
ウ酸バリウムが特に好ましい。但しホウ砂は、水への溶
解度が高く(14g/100g,55℃)、ポリマー組
成物の耐水性を損なうため好ましくない。また、ポリマ
ーがポリオレフィン及びポリスチレンからなる群より選
ばれる1種又は2種以上の混合物の場合には、酸化マグ
ネシウムは膨脹性黒鉛に対する相乗作用が不十分なため
好ましくない。
【0029】上記の金属酸化物は、ハロゲン系難燃剤の
相乗剤としては公知であるが、ハロゲンを含まないポリ
マー組成物では効果が著しく低いとされているものであ
る。例えば、特開昭62−275138号公報には、ポ
リオレフィンに黒鉛と金属酸化物の水和物等の非ハロゲ
ン系難燃剤とを併用する技術が提案され、該非ハロゲン
系難燃剤として三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、
酸化アルミニウム、ホウ酸亜鉛が例示されている。該出
願の実施例2及び5では、該黒鉛として小林商事(株)
の膨脹黒鉛を使用しているが、非ハロゲン系難燃剤とし
ては水酸化マグネシウムと赤燐とを併用しているのみ
で、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、酸化アルミ
ニウム、ホウ酸亜鉛を用いた例は全く示されておらず、
これらが加熱膨脹性黒鉛に対する有効な相乗剤であると
の知見はない。
【0030】また、特開昭55−62988号公報に
は、ポリエチレン、ポリスチレン、天然ゴム等に加熱膨
脹性黒鉛とホウ酸亜鉛やホウ酸バリウムとを併用する難
燃化技術が提案されている。しかしながら、ここに開示
された技術では、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、ホウ砂等の無機含水化合物を必須成分としてい
る。
【0031】したがって、三酸化アンチモン、五酸化ア
ンチモン、酸化アルミニウム、ホウ酸亜鉛、ホウ酸バリ
ウム等の本発明を構成する金属酸化物が、水酸化マグネ
シウム等の他の範疇の難燃剤の助けを借りることなく、
単独で加熱膨脹性黒鉛に対して優れた相乗作用を有する
ことは全く予想できないものであった。
【0032】これら(A)、(B)及び(C)成分の配
合割合は、(A)成分100重量部に対して、(B)及
び(C)成分夫々が1〜30重量部である。(B)及び
(C)成分夫々が1重量部未満では難燃性が不十分であ
り、一方、30重量部を超えての配合は、難燃効果の増
大は少なく、ポリマー物性の低下を来す。
【0033】本発明のポリマー組成物には、本発明の効
果を損わぬ範囲で他の難燃剤、例えば水酸化マグネシウ
ムや水酸化アルミニウム等の金属水酸化物やポリ燐酸ア
ンモニウム等の燐化合物を併用することが可能である。
また、必要に応じて、無機充填剤、着色剤、酸化防止
剤、光安定剤、光吸収剤等の種々の添加剤の配合が可能
である。また、必要に応じて、無機充填剤、着色剤、酸
化防止剤、光安定剤、光吸収剤、可塑剤、プロセスオイ
ル、架橋剤、発泡剤等の種々の添加剤の配合が可能であ
る。
【0034】また、水架橋、電離放射線による架橋等も
可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、加熱膨脹性黒鉛と新た
な相乗剤とを用いることで、赤燐や燐化合物を用いない
難燃性ポリマー組成物を提供することができる。
【0036】
【実施例】以下、具体例を示して本発明の効果を明確に
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0037】以下の実施例、比較例にては、原料として
次のものを用いた。
【0038】(A)成分 (A1):エチレン−酢酸ビニル共重合体(東ソー
(株)製、ウルトラセン630) (A2):低密度ポリエチレン(東ソー(株)製、ペト
ロセン202) (A3):ポリプロピレン(東ソー(株)製、トウソー
ポリプロJ7250B) (A4):HIPS(三菱化学(株)製、HT−65) (A5):ABS(東レ(株)製、トヨラック100) (A6):天然ゴム(マレーシア産、RSS−3)10
0重量部をベースとし、硫黄2.5重量部、亜鉛華(堺
化学(株)製、1号)5重量部、ステアリン酸2重量
部、ハードトップクレー(白石カルシウム(株)製)7
5重量部、促進剤CZ(大内新興(株)製、ノクセラー
CZ)1.25重量部、促進剤TT(大内新興(株)
製、ノクセラーTT)0.3重量部、老化防止剤(大内
新興(株)製、ノクラックー810A)1重量部をロー
ルで混練したコンパウンド。
【0039】(A7):SBR(旭化成(株)製、ソル
プレン1502)100重量部をベースとし、硫黄6重
量部、亜鉛華(堺化学(株)製、1号)2重量部、ステ
アリン酸2.5重量部、ホワイトカーボン(日本シリカ
(株)製 、ニップシールVN3)55重量部、ナフテ
ンオイル(出光興産(株)製、ダイアナプロオセスオイ
ル)20重量部、ジエチレングリコール5.5重量部、
促進剤DM(大内新興(株)製、ノクセラーDM)1.
7重量部、促進剤D(大内新興(株)製、ノクセラー
D)0.6重量部、老化防止剤(大内新興(株)製、ノ
クラックSP)1重量部 をロールで混練したコンパウ
ンド。
【0040】(A8):ポリエーテルポリオール(三井
東圧(株)製、MN−3050)100重量部、トリレ
ンジイソシアヌレート(日本ポリウレタン(株)製、T
−80)55重量部、水4重量部、トリエチレンジアミ
ン(東ソー(株)製)0.3部、N−エチルモルホリン
(日本乳化剤(株)製 、NEM)0.2重量部、ネオ
スタンジオクテート(日東化成(株)製、U−28)
0.35重量部、シリコーン整泡剤(日本ユニカー
(株)製、L−580)1.2重量部、ジクロロメタン
10重量部。
【0041】(A9):ポリメチルビニルシリコーンゴ
ムコンパウンド(信越化学(株)製、KE−650)1
00重量部、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ターシ
ャリーブチルパーオキシ)−ヘキサンを約25%含有し
たC−8加硫剤(信越化学(株)製)2重量部配合した
コンパウンド。
【0042】(B)成分 (B1):表面未処理の加熱膨脹性黒鉛(中央化成
(株)製、CA−60) (B2):表面をシランカップリング剤で処理した加熱
膨脹性黒鉛(中央化成(株)製、CA−60S) (B3):予め水酸化マグネシウムと混合した(配合
量:加熱膨脹性黒鉛に対し数重量%)加熱膨脹性黒鉛
(中央化成(株)製、CA−60N) B1〜B3の膨脹性及び粒度分布を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】(C)成分 (C1):三酸化アンチモン(東ソー(株)製、フレー
ムカット610R) (C2):五酸化アンチモン(日産化学(株)製、サン
エポックNA− 1070L) (C3):ホウ酸亜鉛(Climax社製、ZB22
3) (C4):アンモニウムオクタモリブデート(Clim
ax社製、ZT03 AOM) (C5):ジルコニウム−アンチモン複合酸化物(第一
稀元素(株)製、ファイヤーDTA) (C6):酸化マグネシウム(協和化学(株)製、キョ
ウワマグ150)。
【0045】実施例1〜9、比較例1〜8 (A)成分としてエチレン−酢酸ビニル共重合体を用
い、表2の配合割合で原料をロール混練し(130℃,
15分)、プレス成形(150℃,100Kg/c
2)によって試験片を調製した。難燃性はJIS K
7201に準拠した酸素指数(以下、OIと略す)と
UL−94垂直燃焼試験によって評価した。これらの結
果を表2に示す。
【0046】
【表2】
【0047】表2から明らかなように、比較例2〜比較
例6では、(B)成分(加熱膨脹性黒鉛)、(C)成分
(金属酸化物)のそれぞれ単独では、OIの向上が少な
く、UL−94燃焼性でも難燃性が認められなかった。
しかしながら、実施例1〜実施例5では、難燃剤の総量
は同じ(30phr)でありながら、著しく高い難燃性
を達成した。即ち、(C)成分には(B)成分に対する
相乗効果があることが明らかである。また、(B)成分
の加熱膨脹性黒鉛に対する表面処理や水酸化マグネシウ
ム処理が難燃性に影響しないことは、実施例1、実施例
6、実施例7から明らかである。さらに、(A)成分が
ポリオレフィン、(C)成分が酸化マグネシウムの場合
には(B)成分に対する相乗効果が不十分であることは
比較例8から明らかである。
【0048】実施例10〜16、比較例9〜17 (A)成分として低密度ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、HIPS又はABSを用い、表3の配合割合で原料
を混練し、試験片を調製した。低密度ポリエチレンはロ
ール混練し(130℃,15分)、プレス成形(150
℃,100Kg/cm2)によって試験片を調製した。
他のポリマーは押出機で混練し、射出成形で試験片を調
製した。難燃性はJIS K 7201に準拠したOI
とUL−94垂直燃焼試験によって評価した。これらの
結果を表3に示す。
【0049】
【表3】
【0050】表3の結果から、これらのポリマーでも、
(C)成分の相乗効果は明瞭である。
【0051】また(A)成分がポリスチレン、(C)成
分が酸化マグネシウムの場合には(B)成分に対する相
乗効果が不十分であることは比較例15から明らかであ
る。 実施例17〜20、比較例18〜21 エラストマーとして天然ゴム又はSBRを用い、表3に
示した配合割合で原料をロール混練し(60℃,20
分)、圧縮成形(160℃,150Kg/cm2)で加
硫し試験片を調製した。得られたエラストマー組成物を
JIS K 7201に準拠した難燃評価方法(OI)
とNBS法の有炎モードで発煙性を評価した。結果を表
4に示す。表中では発煙性として煙濃度の最大値(Dm
ax)で表示した。
【0052】
【表4】
【0053】表4に示されるように、実施例の難燃性エ
ラストマー組成物は、比較例に比べ極めて優れた高難燃
性と低発煙性を発現していることが分かる。
【0054】実施例21〜22、比較例22〜23 ポリウレタンを得る際、表5に示した配合割合で原料を
室温で混合反応させ試験片を調製した。得られたポリウ
レタン組成物をFMVSS−302に準拠した方法で難
燃性(燃焼距離)を、NBS法の有炎モードで発煙性
(Dmax)を評価した。結果を表5に示す。
【0055】
【表5】
【0056】表5に示されるように、実施例の難燃性ポ
リウレタン組成物は、比較例に比べ極めて優れた高難燃
性と低発煙性を発現していることが分かる。
【0057】実施例23〜24、比較例24〜25 ポリシロキサンとしてポリメチルビニルシロキサンゴム
コンパウンドを用い、表6に示した配合割合で原料をロ
ール混練(30℃、15分)し、圧縮成形(170℃、
120Kg/cm2)で加硫し試験片を調製した。
【0058】得られたポリシロキサン組成物をJIS
K 7201に準拠した難燃評価方法(OI)とNBS
法の有炎モードで発煙性(Dmax)を評価した。結果
を表6に示す。
【0059】
【表6】
【0060】表6に示されるように、実施例の難燃性ポ
リシロキサン組成物は、比較例に比べ極めて優れた高難
燃性と低発煙性を発現していることが分かる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 23/02 LCH C08L 23/02 LCH 25/02 LDS 25/02 LDS 83/04 LRX 83/04 LRX (72)発明者 落合 玄一郎 茨城県取手市戸頭4丁目2番6−401号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)、(B)及び(C)の3成分
    を必須成分として含有することを特徴とする難燃性ポリ
    マー組成物。 (A)ポリオレフィン、ポリスチレン、エラストマー、
    ポリウレタン及びポリシロキサンからなる群より選ばれ
    る1種又は2種以上のポリマー:100重量部 (B)室温から800〜1000℃への急速加熱前後の
    比容積の差が100ml/g以上の加熱膨脹性黒鉛:1
    〜30重量部 (C)アンチモン、ビスマス、ジルコニウム、モリブデ
    ン、タングステン、ホウ素(但しホウ砂を除く)、アル
    ミニウム、マグネシウム(但しポリマーがポリオレフィ
    ン及び/又はポリスチレンの場合にあっては酸化マグネ
    シウムを除く)及び亜鉛からなる群より選ばれる1種又
    は2種以上の金属の酸化物又は複合酸化物:1〜30重
    量部
  2. 【請求項2】 ポリマーがポリオレフィン及びポリスチ
    レンからなる群より選ばれる1種又は2種以上の混合物
    であることを特徴とする請求項1に記載の難燃性ポリマ
    ー組成物。
  3. 【請求項3】 ポリマーがエラストマー、ポリウレタン
    及びポリシロキサンからなる群より選ばれる1種又は2
    種以上の混合物であることを特徴とする請求項1に記載
    の難燃性ポリマー組成物。
  4. 【請求項4】 金属酸化物が、三酸化アンチモン、五酸
    化アンチモン、アンチモン酸ナトリウム、ジルコニウム
    −アンチモン複合酸化物、三酸化ビスマス、三酸化モリ
    ブデン、モリブデン酸塩、三酸化タングステン、酸化ホ
    ウ素、ホウ酸塩(但しホウ砂を除く)及び酸化アルミニ
    ウムからなる群より選ばれる1種又は2種以上であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の難燃性ポリマー組成
    物。
  5. 【請求項5】 金属酸化物が、三酸化アンチモン、五酸
    化アンチモン、アンチモン酸ナトリウム、ジルコニウム
    −アンチモン複合酸化物、三酸化ビスマス、三酸化モリ
    ブデン、モリブデン酸塩、三酸化タングステン、酸化ホ
    ウ素、ホウ酸塩(但しホウ砂を除く)、酸化アルミニウ
    ム及び酸化マグネシウムからなる群より選ばれる1種又
    は2種以上であることを特徴とする請求項3に記載の難
    燃性ポリマー組成物。
  6. 【請求項6】 モリブデン酸塩がアンモニウムオクタモ
    リブデートであることを特徴とする請求項4又は請求項
    5に記載の難燃性ポリマー組成物。
  7. 【請求項7】 ホウ酸塩がホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリ
    ウム又はこれらの混合物であることを特徴とする請求項
    4又は請求項5に記載の難燃性ポリマー組成物。
  8. 【請求項8】 加熱膨脹性黒鉛の粒度分布が、80メッ
    シュの篩を通る粒径のものが20重量%以下であること
    を特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載
    の難燃性ポリマー組成物。
  9. 【請求項9】 加熱膨脹性黒鉛が、シランカップリング
    剤及びチタネートカップリング剤からなる群より選ばれ
    る1種又は2種以上によって表面処理されていることを
    特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
    難燃性ポリマー組成物。
  10. 【請求項10】 加熱膨脹性黒鉛が、予め水酸化マグネ
    シウム及び/又は水酸化アルミニウムと混合されている
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに
    記載の難燃性ポリマー組成物。
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