JPS6138544Y2 - - Google Patents

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JPS6138544Y2
JPS6138544Y2 JP6192584U JP6192584U JPS6138544Y2 JP S6138544 Y2 JPS6138544 Y2 JP S6138544Y2 JP 6192584 U JP6192584 U JP 6192584U JP 6192584 U JP6192584 U JP 6192584U JP S6138544 Y2 JPS6138544 Y2 JP S6138544Y2
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JP
Japan
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sewing machine
stitch
speed
sewing
display means
Prior art date
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JP6192584U
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JPS60173276U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、ミシンの回転速度の表示装置に関
する。
〔従来技術〕
予め半導体メモリ等の記憶手段に縫い模様を記
憶させてあり、縫製の際に、ミシン操作者がそれ
らの縫い模様から所要の縫いパタンを選択できる
ように電子制御されたミシンにあつては、縫製中
に、操作者がペダルの踏込量を加減することによ
り、縫い速度(すなわちミシン主軸の回転速度)
を意のまゝに可変できるようになつている。とこ
ろが、例えば止め縫いの縫目を合わせるなどの被
縫製物の品質を維持する必要上、或いはまたミシ
ンの機構上の制約を受けて、ペダル踏込量とは無
関係にある一定の回転速度で制御すべき区間があ
る。この区間中の定回転速度は予め設定しておけ
ばよいが、ミシンのメインテナンスの立場から
は、時には設定された定回転速度を確認したり、
その結果設定値と実測値との間に差異がみつかれ
ば調整し直すなどの作業が必要である。従来の定
回転速度の確認作業は、例えば、予め組み込んで
ある回転速度測定用のプログラムの起動によりミ
シンを設定速度で回転させる一方、別に用意した
光学式回転計により、外部からミシンプーリの回
転数を測定するという方法で行われている。
しかしながら、このような従来の定回転速度の
確認方式では、わざわざ別に回転計を準備しなけ
ればならず大変不便である。かといつて、ミシン
に予め専用の回転計を搭載することは、コストア
ツプを招き、かつその分の収納スペースを要する
等の問題があり採用し難い。
〔考案の目的〕
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、ミシンの機能を縫製モードか
ら定速度測定モードに適時切り替えるとともに、
縫製制御信号を利用して求めた回転速度を既設の
数字表示手段により表示するミシンの回転速度表
示装置を提供することにより、上記問題点を解決
することを目的としている。
〔考案の構成〕
上記の目的を達成するこの考案は、手動入力ス
イツチを介して入力した縫目パタン各部の針数な
どの縫目情報を数字表示する表示手段を備えると
共に、その縫目情報信号とミシンの縫い動作の指
令手段を介して入力したミシン操作信号と可変速
の主軸の回転角・回転数を検出する針位置検出器
を介して入力した針動作信号とに基づいてミシン
動作を制御しつつ所定の縫目を形成するようにし
たミシンにおいて、前記可変速の主軸の回転を定
速回転に維持する定速モードに切替える機能切替
手段と定速モードに切替後の前記針動作信号の周
期から主軸の回転速度を演算する演算手段とを設
けるとともに、その演算手段から出力した演算結
果を前記縫目情報の数字表示手段上に表示するよ
うにしたことを特徴とするミシンの回転速度表示
装置である。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を、図面に基づいて
説明する。
テーブル1上に載置したミシン2は、主軸(図
示しない)にプーリ3を固定してあり、このプー
リ3とテーブル下方に固定したモータ4の駆動プ
ーリ5を、ベルト6を介して連結してある。モー
タ4は、クラツチソレノイドCSおよびブレーキ
ソレノイドBSをもつ周知の電磁クラツチモータ
で、テーブル1下方に取付けたペダル7の操作で
駆動停止させ、かつペダル7の前方への踏み込み
量に比例して駆動速度を変化させることができ
る。上記のプーリ3内には、主軸の回転により上
下運動する針8の上下位置を検出する針位置検出
器9が内蔵されている。この針位置検出器9から
は、針動作信号として縫製時の針位置制御に必要
な針位置検出信号9aが主軸1回転につき1個の
割合で出力される。更に加えて、ミシンのスピー
ド制御に必要な速度検出信号9bが主軸1回転に
つき複数個のパルスとして出力される。
10は布押え足11の作動スイツチ(図示しな
い)をON・OFFする押え足操作レバー、12は
電源スイツチである。なお、返し縫いや半針縫い
など、特定の縫いパタンの形成が必要とされる場
合は、要求仕様に応じて逆送りスイツチや半針ス
イツチなど、ペダル7や押え足操作レバー10以
外に、各種のミシン操作信号入力手段13が設け
られる。
14はマイクロコンピユータMC(以下マイコ
ンという)の如き制御手段を内蔵した操作パネル
である。第2図において、15は複数種の縫いパ
タン例えばM1〜M5の表示部であり、これらの各
縫いパタンの形成に対応するミシン操作プログラ
ムが予めマイコンの記憶部に格納してある。Sは
縫いパタンM1〜M5の選択スイツチ、16は選択
された縫いパタンの種別番号を縫目情報として数
字表示するパタン表示手段である。17は縫いパ
タンの設定解除ボタン、18は電源ONのとき点
燈する電源灯である。Dは縫いパタンM1〜M5
おける各部分A〜Jの針数設定スイツチ、19は
このスイツチDにより手動入力した縫目情報とし
ての針数を数字表示する針数表示手段である。2
0は機能切替手段としての切替スイツチで、上述
のパターンと針数の縫目情報に基づいて周知の手
順でミシン動作を制御し所定の縫目を形成するよ
うにした縫製モードと、この縫製モードにおいて
可変速できる主軸の回転を定速回転に維持し回転
速度を計測する定速モード(スピードテストモー
ド)との切替信号を出力する。
次にこの実施例の制御回路について説明する。
第3図において、MCはマイコンで、各縫いパタ
ンM1〜M5に対応する縫目情報、パタン選択スイ
ツチSに関連するパタン選択プログラム、更にス
ピードテストプログラム等を予め記憶するととも
に、入力ポートからデータを読み込み可能とし、
これらのデータに基づき予め記憶した情報を読み
出し、その情報をレジスタに格納して演算を行い
出力する機能を有する。マイコンMCの入力ポー
トには、パターン選択スイツチS,針数設定スイ
ツチD,針位置検出器9,及び各種のミシン操作
信号入力手段13(ペダル・逆送りスイツチ・布
押え作動スイツチ・半針スイツチ等)の他に、機
能切替スイツチ20を接続する。出力ポートに
は、パタン表示手段16や針数表示手段19に所
定の数字表示をさせるための表示制御回路21,
ペダル7の踏み込み量やスピードテストモードに
おける定速回転指令信号に対応してクラツチソレ
ノイド22およびブレーキソレノイド23を交互
にオン・オフさせるなどしてモータ4の速度を設
定可能とした速度制御回路25、返し縫いソレノ
イド26の制御回路27、糸切りソレノイド28
の制御回路29、布押えソレノイド30の制御回
路31、半針ソレノイド32の制御回路33等を
接続する。
次に、以上の構成による作用を、第4図のフロ
ーチヤートに基づいて説明する。なお図はミシン
の回転速度表示を行うためにマイコンMCに記憶
させた、スピードテストモードのプログラムであ
り、従来と同様の縫製モードについては省略して
ある。図中P1〜P12はステツプを表わしている。
電源スイツチ12がオンされると、機能切替ス
イツチ20がスピードテストモード側にオンされ
ているか判断する。スピードテストモードでなけ
れば、通常の縫製モードプログラムをスタートす
る(P3)。スピードテストモード・オンであれ
ば、プログラムを切換える(P4)。針数表示手段
19の表示内容を針数表示から回転数表示に変更
する(P5)。
ミシン操作信号入力手段13の操作で与えられ
る信号、例えばペダルの踏み込み信号・逆送り信
号・布押え上げ信号・半針信号などの各信号のう
ちのいずれかを回転開始の指令信号として用い
る。
上記のいずれかの信号入力によりミシンを所定
の設定速度で回転させる(P6,P7)。
針位置検出器9から針位置信号9aの周期を計
測し、一定信号数の周期の平均値を算出し、得ら
れた平均周期値を回転速度に変換する(P8
P9)。得られた回転速度データを、表示制御回路
21を介して針数表示手段19へ送り表示させる
(P10)。ステツプP11で、ミシン操作手段13のい
ずれかの操作信号を回転停止信号として用い、入
力されていればミシンを停止する(P12)。入力さ
れていなければ、ステツプP8へ戻り次の検出信号
に対して周期計測・演算・回転速度表示を繰返
す。なお、測定すべき回転速度が複数である場合
は、ミシン停止後の再度の回転指令信号により、
次の設定回転速度を指令し、ミシンを回転させ
る。以後順次この手段を繰返す。通常の縫製モー
ドへの復帰は、機能切替スイツチ20をオフした
後、電源を再投入することにより行う。
上記の実施例は、回転速度表示に針数表示手段
19を兼用する場合を示したが、その他のミシン
制御データの数字表示器を有するミシンであれ
ば、他の表示器を利用してもよい。例えば実施例
におけるパタン表示手段16を兼用することも可
能である。また、回転周期を計測するのに、針位
置検出器9からの針位置信号9aを用いた場合を
示したが、同検出器9から同時に出力される他の
信号、すなわちミシン1回転につき複数個発信さ
れる速度検出信号9bを用いてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、
ミシンを縫製モードから定速モードに切替え、縫
製制御信号を利用して求めた回転速度を既設の数
字表示手段により表示するものとしたため、専用
の回転計は不要となり、コスト及び収納スペース
の問題点を解消できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの正面図、第2図はこの考案に
係る一実施例のミシン操作パネルの要部拡大部分
図、第3図は同実施例の制御回路を示すブロツク
図、第4図は同実施例の定速モードのフローチヤ
ート図である。 D,S……手動入力スイツチ、M1……縫
目パタン、9……針位置検出器、16,19……
表示手段、20……機能切替手段、MC……演算
手段(マイコン)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 手動入力スイツチを介して入力した縫目パタン
    各部の針数などの縫目情報を数字表示する表示手
    段を備えると共に、その縫目情報信号とミシンの
    縫い動作の指令手段を介して入力したミシン操作
    信号と、 可変速の主軸の回転角・回転数を検出する針位
    置検出器を介して入力した針動作信号とに基づい
    てミシン動作を制御しつつ所定の縫目を形成する
    ようにしたミシンにおいて、前記可変速の主軸の
    回転を定速回転に維持する定速モードに切替える
    機能切替手段と定速モードに切替後の前記針動作
    信号の周期から主軸の回転速度を演算する演算手
    段とを設けるとともに、その演算手段から出力し
    た演算結果を前記縫目情報の数字表示手段上に表
    示するようにしたことを特徴とするミシンの回転
    速度表示装置。
JP6192584U 1984-04-26 1984-04-26 ミシンの回転速度表示装置 Granted JPS60173276U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6192584U JPS60173276U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ミシンの回転速度表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6192584U JPS60173276U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ミシンの回転速度表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173276U JPS60173276U (ja) 1985-11-16
JPS6138544Y2 true JPS6138544Y2 (ja) 1986-11-06

Family

ID=30590656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6192584U Granted JPS60173276U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ミシンの回転速度表示装置

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JP (1) JPS60173276U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60173276U (ja) 1985-11-16

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