JPS6136229Y2 - - Google Patents

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JPS6136229Y2
JPS6136229Y2 JP1982073218U JP7321882U JPS6136229Y2 JP S6136229 Y2 JPS6136229 Y2 JP S6136229Y2 JP 1982073218 U JP1982073218 U JP 1982073218U JP 7321882 U JP7321882 U JP 7321882U JP S6136229 Y2 JPS6136229 Y2 JP S6136229Y2
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JP
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speed
pattern
sewing
motor
signal
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JP1982073218U
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JPS58174077U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、模様選択操作毎に必要とされる模様
に適したモータ速度設定調節作業を、きわめて容
易且つ能率的とする多模様縫いミシンにおけるモ
ータ速度指令装置に関するものである。
ミシンによる縫製作業においては、作業に適し
た縫製速度が模様毎に存在するので、作業者は縫
製作業の開始に先立つて、その模様および自己の
作業能力に応じたモータ速度を設定する必要があ
る。このため、作業者は、模様に適した標準的モ
ータ速度を表わす対照表を参照したり、試し縫い
をしてモータ速度を決定したりしてモータ速度を
設定せねばならず、モータ速度設定作業が面倒と
なり、また時間のかかるものとなつていた。
本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その目的とするところは、模様毎のモー
タ速度設定調節作業を容易且つ能率的とする多模
様縫ミシンにおけるモータ速度指令装置を提供す
ることにある。
斯る目的を達成するため、本考案の要旨とする
ところは、多数の縫目模様中から所望の模様を選
択するための模様選択操作体と、速度指令信号に
従つてミシンモータの速度を制御する速度制御装
置とを備えたミシンに於いて、 (1) 前記選択される模様の形成に適合する標準縫
製速度に対応した数値コード信号を前記模様選
択操作体の操作に関連して発生するコード発生
回路と、 (2) 前記標準縫製速度より高いまたは低い縫製速
度を設定するためにミシンフレーム前面に配置
された第一及び第二の速度変更操作体と、 (3) 前記模様選択操作体の操作に応答して前記コ
ード発生回路からの数値コード信号を保持し、
前記各速度変更操作体の操作に応答して保持内
容を順次増大または減少させる可逆計数回路
と、 (4) 該可逆計数回路の保持内容に対応した縫製速
度を表示するためにミシンフレーム前面に配置
された速度表示器と、 (5) 前記速度制御装置に供給すべき速度指令信号
を前記可逆計数回路の保持内容に従つて発生す
る指令発生回路と を、設けたことにある。
このようにすれば、模様の形成に適合する標準
縫製速度に対応した数値コード信号が、模様選択
操作毎に可逆計数回路に保持されて、その保持内
容に対応した縫製速度が速度表示器に表示される
とともにその縫製速度を設定指令する速度指令信
号が発生させられ、また、速度変更操作体の操作
によつてその速度表示器の表示内容および速度指
令信号の内容である標準縫製速度が所望の値に変
更され得る。したがつて、模様毎に標準的なモー
タ速度が自動的に設定されるとともに、その標準
的なモータ速度を基にして作業者に適したモータ
設定速度に増減操作できるので、対照表を参照し
て設定したり試し縫いによつて設定したりする必
要がなく、模様毎のモータ速度設定調節作業がき
わめて容易且つ能率的となる優れた効果が得られ
るのである。
以下、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
第1図に於いて、ベツド部10には脚柱部12
が立設され、ミシンアーム14はその脚柱部12
によつて水平に且つ片持状に支持されている。ミ
シンアーム14の先端部には頭部16が形成さ
れ、頭部16の下部には針20が固定された針棒
18が設けられるとともに、その針20の落下点
付近に於けるベツド部10上には加工布を送るた
めの送り歯22が設けられている。針棒18は上
下動させられるとともに図示しない針揺動装置に
よつて横方向に揺動させられるようになつてお
り、送り歯22は図示しない送り調節装置によつ
てその送り量が調節され得、その針棒18と送り
歯22との共動によつて所定の縫目模様が形成さ
れるようになつている。
ミシンアーム14の前面には多数の模様記号2
4が表示された模様表示板26が取付けられると
ともに、模様記号24のそれぞれに対応して
LED28が配設され、そのLED28の点灯位置
を順次変更することによつて縫目模様を選択操作
する模様選択操作体である押釦30が配設されて
いる。そして、脚柱部12の下部前面には、設定
されたモータ速度即ち縫製速度を表示するための
複数のLED31が直列に配設された速度表示器
32と、速度表示器32の下側に隣接してモータ
設定速度をより高く設定変更するための第一の速
度変更操作体である速度上昇押釦34と、モータ
設定速度をより低く設定変更するための第二の速
度変更操作体である速度下降押釦36とが配設さ
れている。尚、頭部16の下部前面には、押圧操
作毎にミシンを始動、停止させるスタートストツ
プ押釦37が設けられている。
以上の様に構成された多模様縫ミシンには第2
図に示される回路が備えられている。
即ち、押釦30の操作によつて閉成されるスイ
ツチ38から、選択操作信号SSがカウンタ40
及び可逆計数回路であるU/D(アツプダウン)
カウンタ42に供給される。カウンタ40は、電
源投入信号SWによつてクリアされるとともに、
縫目模様の種類数即ち本実施例では13種類の状態
を表わすように0から12まで計数し、その後の選
択操作信号SSに応答して再び0に戻る。カウン
タ40の計数内容である模様信号SMは選択され
た模様を表わしており、縫目データ発生回路44
及びROM46に供給される。この模様信号SMは
図示しない模様表示器にも供給され、模様信号
SMの内容に対応した模様記号24の場所を示す
LED28を点灯させる。
縫目データ発生回路44は、模様信号SMが表
す模様を縫製するための送り位置信号SF及び針
揺動位置信号SBを、送り調節位置制御回路48
及び針揺動位置制御回路50に供給し、送り調節
位置制御回路48及び針揺動位置制御回路50
は、それぞれの入力信号SF及びSBに応じた駆動
信号を、送りアクチユエータ52及び針揺動アク
チユエータ54に供給する。そして、送りアクチ
ユエータ52及び針揺動アクチユエータ54は、
前記送り調節装置及び針揺動装置を駆動して、送
り歯22の送り量及び送り方向と針20の揺動位
置とを決定する。縫目データ発生回路44から
は、図示しないミシン主軸に同期して、それ等送
り位置信号SF及び針揺動位置信号SBが逐次出力
されて縫目位置が次々と決定され、模様信号SM
が表す縫目模様が加工布上に形成されるのであ
る。
一方、ROM46は、コード発生回路を成し、
模様信号SMが表す縫目模様の形成に適した標準
縫製速度に対応する数値コード信号SCをU/D
カウンタ42に供給する。U/Dカウンタ42は
選択操作信号SSに同期してその数値コード信号
SCをロードするとともに、速度上昇押釦34の
操作によつて閉成されるスイツチ56から供給さ
れる増加信号SZの数をその計数内容に加算し、
また速度下降押釦36の操作によつて閉成される
スイツチ58から供給される減少信号SGの数を
その計数内容から減算する。U/Dカウンタ42
の計数内容としての、増加信号SZ及び減少信号
SGによつて増加または減少させられた数値コー
ド信号SCは、速度指令発生回路58及びマルチ
プレクサ60に供給される。
マルチプレクサ60は、供給された信号が表す
モータ速度に応じて速度表示器32を構成する複
数のLED31のうち該当する1個のLEDを点灯
させて速度表示する。速度指令発生回路58は、
供給された信号が表すモータ速度でミシンモータ
64を駆動するための速度指令信号SVを速度制
御回路66に供給する。速度検出装置68は、ミ
シンモータ64に作動的に連結されたタコメータ
を含み、ミシンモータ64の実際の回転速度を表
す速度信号STを速度制御回路66に供給する。
速度制御回路66は速度指令信号SVと速度信号
STとを比較し、それらの信号SVとSTとの差が
零となるように駆動信号SDをモータ駆動回路7
0に供給し、モータ駆動回路70に駆動信号SD
に応じた駆動電力をミシンモータ64に供給させ
る。即ち、速度指令信号SVは速度制御回路66
に対するモータ速度設定値であり、ミシンモータ
64はその設定された速度で回転するように回転
制御されるのである。
以下、本実施例の作動を説明する。
図示しない電源スイツチによつて電源が投入さ
れると、電源投入信号SWによつててカウンタ3
8がクリヤされる。同時に、押釦30が操作され
所望の模様が選択されると、模様信号SMに対応
した数値コード信号SCがROM46からU/Dカ
ウンタ42に供給されてロードされるとともに、
U/Dカウンタ42の内容である数値コード信号
SCが速度指令発生回路58およびマルチプレク
サ60に供給される。この結果、選択された模様
に適合した標準的なモータ速度が速度制御回路6
6に設定されるとともに、速度表示器32によつ
てそのモータ速度が表示される。
この様に、押釦30による模様選択操作によつ
て選択された模様に最も適合したモータ速度が自
動的に設定されるのである。従つて、作業者は模
様とその模様に適したモータ速度との対照表を参
照したり、試し縫いをする等の煩雑な作業から全
解放されるのである。
尚、選択された縫目模様に対する標準的なモー
タ設定速度に対して、作業者の要求するモータ設
定速度が異なる場合には、速度上昇押釦34また
は速度下降押釦36を操作することによつて、標
準的なモータ設定速度から容易且つ迅速に変更さ
れ得る。このような設定変更操作は、作業者が経
験的に判つておれば縫製開始前に行なわれ得る
し、また縫製開始後に於いても縫製しつつ容易に
行なわれ得るのである。即ち、例えば作業者の要
求するモータ設定速度が、標準的なモータ設定速
度より速い場合には作業者は速度上昇押釦34を
押圧操作する。このためU/Dカウンタ42はそ
の計数内容に速度上昇押釦34の押圧操作回数を
加算するので、その加算された内容を表す信号が
速度指令発生回路58に供給されて、速度指令発
生回路58からは速度上昇押釦34の押圧操作回
数に対応して増加させられたモータ速度が速度制
御回路64に設定されるのである。作業者の要求
速度が標準的なモータ設定速度よりも遅い場合に
は、速度下降押釦36が操作され同様にモータ設
定速度が所望の値に設定変更される。
この様に、作業者の所望のモータ設定速度が標
準的なモータ設定速度から簡単な操作によつて変
更され得るので、極めて容易且つ迅速に所望のモ
ータ設定速度が得られるのである。また、速度表
示器32によつてモータ設定速度が表示されてい
るので、作業者は経験に基づいて予め所望のモー
タ設定速度に反復的且つ正確に設定できる利点が
ある。従つて、以上のようにモータ速度設定操作
が模様毎に極めて容易且つ迅速に為されるので、
家庭の主婦等の比較的機械操作に慣れない者であ
つても、模様毎のモータ速度設定操作が何等の抵
抗感なく最適な値に為され得、多模様縫いミシン
の縫製作業の効率が大幅に高められ得るのであ
る。
以上、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
説明したが、本考案はその他の態様に於いても適
用される。
例えば、第2図の回路に於けるカウンタ40,
縫目データ発生回路44,ROM46,U/Dカ
ウンタ42,速度指令発生回路58,速度制御回
路66,及びマルチプレクサ60等の一部または
全部は、所謂マイクロコンピユータによつて構成
され得、また縫目データ発生回路44中の図示し
ない縫目データメモリ及びROM46は共通の記
憶装置によつて構成され得るのである。
また、速度表示器32における速度表示におい
ては、ミシンモータ64の設定速度に該当する
LED31とこれよりも低い設定速度を表すLED
31をすべて点灯させ、バーグラフ状にモータ設
定速度を表示させても良いのである。
尚、上述したのはあくまでも本考案の一実施例
であり、本考案はその精神を逸脱しない範囲にお
いて種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による多模様縫いミシンの斜視
図であり、第2図は第1図に示された多模様縫ミ
シンの回路図である。 30:押釦(模様選択操作体)、32:速度表
示器、34:速度上昇押釦(第一速度変更操作
体)、36:速度下降押釦(第二速度変更操作
体)、42:U/Dカウンタ(可逆計数回路)、4
6:ROM(コード発生回路)、58:速度指令発
生回路(指令発生回路)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 多数の縫目模様中から所望の模様を選択するた
    めの模様選択操作体と、速度指令信号に従つてミ
    シンモータの速度を制御する速度制御装置とを備
    えたミシンに於いて、 前記選択される模様の形成に適合する標準縫製
    速度に対応した数値コード信号を前記模様選択操
    作体の操作に関連して発生するコード発生回路
    と、 前記標準縫製速度より高いまたは低い縫製速度
    を設定するためにミシンフレーム前面に配置され
    た第一及び第二の速度変更操作体と、 前記模様選択操作体の操作に応答して前記コー
    ド発生回路からの数値コード信号を保持し、前記
    各速度変更操作体の操作に応答して保持内容を順
    次増大または減少させる可逆計数回路と、 該可逆計数回路の保持内容に対応した縫製速度
    を表示するためにミシンフレーム前面に配置され
    た速度表示器と、 前記速度制御装置に供給すべき速度指令信号を
    前記可逆計数回路の保持内容に従つて発生する指
    令発生回路と を含む、モータ速度指令装置。
JP7321882U 1982-05-19 1982-05-19 多模様縫ミシンにおけるモ−タ速度指令装置 Granted JPS58174077U (ja)

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JP7321882U JPS58174077U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 多模様縫ミシンにおけるモ−タ速度指令装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58174077U JPS58174077U (ja) 1983-11-21
JPS6136229Y2 true JPS6136229Y2 (ja) 1986-10-21

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ID=30082736

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JP7321882U Granted JPS58174077U (ja) 1982-05-19 1982-05-19 多模様縫ミシンにおけるモ−タ速度指令装置

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JP (1) JPS58174077U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55122495A (en) * 1979-03-16 1980-09-20 Hitachi Ltd Controller for electric sewing machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55122495A (en) * 1979-03-16 1980-09-20 Hitachi Ltd Controller for electric sewing machine

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JPS58174077U (ja) 1983-11-21

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