JPS6137723A - 安定なアミノフイリン坐剤 - Google Patents
安定なアミノフイリン坐剤Info
- Publication number
- JPS6137723A JPS6137723A JP16101784A JP16101784A JPS6137723A JP S6137723 A JPS6137723 A JP S6137723A JP 16101784 A JP16101784 A JP 16101784A JP 16101784 A JP16101784 A JP 16101784A JP S6137723 A JPS6137723 A JP S6137723A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aminophylline
- suppository
- stable
- fatty acid
- theophylline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はアミノフィリンを有効成分として含有する層剤
に関し、更に詳細にはアミノフィリンと特定のグリセリ
ン脂肪酸エステ・ルを含有する長期間保存可能な層剤に
関する。
に関し、更に詳細にはアミノフィリンと特定のグリセリ
ン脂肪酸エステ・ルを含有する長期間保存可能な層剤に
関する。
アミノフィリン(テオフィリン・エチレンシアミン塩)
#i強心、利尿、気管支拡張作用を有し、しかも比較的
副作用の少ないことから強心症、喘息等の治療薬として
汎用されている。現在、アミノフィリン製剤としては錠
剤、散剤、注射剤が使用されているが、内服による胃腸
障害等の問題及び注射の繁雑さ等からこれらに代る投与
方法として層剤としての投与が望まれている。しかし、
アミノフィリン中のテオフィリンは安定でるるが、エチ
レンシアミンは非常に不安定でらるため通常使用される
層剤用の油脂性基剤を使用すると〜製造後室温保存2ケ
月で初期含量の40〜80%、12ケ刀でほぼ0%まで
含量低下を来たすという欠点がめった。また、冷所保存
(15℃〕でも6ケ月で初期含量の80〜90%、12
ケ刀で60〜70%まで含量低下を来たすという欠点が
めった。さらに室温保存2ケ月、冷所門存6ケカ以降で
著しい融点の上昇、液化時間の延長が認められ、事実上
外内での熔融は不可能となり、薬効は期待できない。更
Kまた、この他通常使用される層剤基剤、剤厘としては
マクロゴール基剤やン7トカプセル層剤があるがこれら
の基剤を用いた場合、熔融時間に大きな個体差が出る可
能性かメジ、小児用としても使用されることを考えると
油脂性基剤を使用することが望ましい。
#i強心、利尿、気管支拡張作用を有し、しかも比較的
副作用の少ないことから強心症、喘息等の治療薬として
汎用されている。現在、アミノフィリン製剤としては錠
剤、散剤、注射剤が使用されているが、内服による胃腸
障害等の問題及び注射の繁雑さ等からこれらに代る投与
方法として層剤としての投与が望まれている。しかし、
アミノフィリン中のテオフィリンは安定でるるが、エチ
レンシアミンは非常に不安定でらるため通常使用される
層剤用の油脂性基剤を使用すると〜製造後室温保存2ケ
月で初期含量の40〜80%、12ケ刀でほぼ0%まで
含量低下を来たすという欠点がめった。また、冷所保存
(15℃〕でも6ケ月で初期含量の80〜90%、12
ケ刀で60〜70%まで含量低下を来たすという欠点が
めった。さらに室温保存2ケ月、冷所門存6ケカ以降で
著しい融点の上昇、液化時間の延長が認められ、事実上
外内での熔融は不可能となり、薬効は期待できない。更
Kまた、この他通常使用される層剤基剤、剤厘としては
マクロゴール基剤やン7トカプセル層剤があるがこれら
の基剤を用いた場合、熔融時間に大きな個体差が出る可
能性かメジ、小児用としても使用されることを考えると
油脂性基剤を使用することが望ましい。
したがって、油脂性基剤を用いた、長期間保存しても安
定なアミノフィリン層剤の開発〔問題点を解決するため
の手段〕 本発明者らはアミノフィリンを含有する層剤について種
々研究をおこなった結果、特定のグリセリン脂肪酸エス
テルを基剤とすれば安定なアミノフィリン層剤が得られ
ることを見出し、本発明を完成した。
定なアミノフィリン層剤の開発〔問題点を解決するため
の手段〕 本発明者らはアミノフィリンを含有する層剤について種
々研究をおこなった結果、特定のグリセリン脂肪酸エス
テルを基剤とすれば安定なアミノフィリン層剤が得られ
ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は有効成分としてのアミノフィリンと
基剤としての酸価0.2以下、水酸基価5以下のグリセ
リン脂肪酸エステルを含有する層剤を提供するものであ
るO 本発明で用いるグリセリン脂肪酸エステルは、酸価0.
2以下、水酸基価5以下であれはその分子量、脂肪酸組
成に関わらず使用することができ、その例としては、例
えばBB−A)L(太陽油脂■製)等の商品名で市販さ
れているものを挙けることができる。本発明のグリセリ
ン脂肪酸エステルのより好ましい水酸基価は3以下であ
り、特に水酸基価0のものが好ましい。
基剤としての酸価0.2以下、水酸基価5以下のグリセ
リン脂肪酸エステルを含有する層剤を提供するものであ
るO 本発明で用いるグリセリン脂肪酸エステルは、酸価0.
2以下、水酸基価5以下であれはその分子量、脂肪酸組
成に関わらず使用することができ、その例としては、例
えばBB−A)L(太陽油脂■製)等の商品名で市販さ
れているものを挙けることができる。本発明のグリセリ
ン脂肪酸エステルのより好ましい水酸基価は3以下であ
り、特に水酸基価0のものが好ましい。
本発明の層剤は、一般的な層剤製造法に従い、層剤1佃
自り50〜800■のアミノフィリンを上記グリセリン
脂肪酸エステルに混合分散せしめることにより調製され
る。
自り50〜800■のアミノフィリンを上記グリセリン
脂肪酸エステルに混合分散せしめることにより調製され
る。
次に実施例を挙は不発8Aを説明する。
実施例1
基剤ム900gを70℃で熔融し、放冷後45℃となっ
た時、あらかじめ200メツシユ篩過したアミノフィリ
ン1009を添加混合し、20(1’ツシユ篩過後、層
剤コンテナに、1個Atとなるように充填する。
た時、あらかじめ200メツシユ篩過したアミノフィリ
ン1009を添加混合し、20(1’ツシユ篩過後、層
剤コンテナに、1個Atとなるように充填する。
対照例1
基剤11900 fを使用し、実施例1と同様にして1
個Atの層剤を得る。
個Atの層剤を得る。
対照例2
基剤0900fを使用し、実施例1と同様にして1個1
tの層剤を得る@ ネ 〔作用〕 実施例及び対照例で調製したアミノフィリン層剤につい
て、その安定性及び熔融時間の変化を調べた結果は第1
表及び第2表の通りでるる。なお安定性及び熔融時間は
次の如くして調べた。
tの層剤を得る@ ネ 〔作用〕 実施例及び対照例で調製したアミノフィリン層剤につい
て、その安定性及び熔融時間の変化を調べた結果は第1
表及び第2表の通りでるる。なお安定性及び熔融時間は
次の如くして調べた。
安定性:
各検体を第1表に示す条件で保存したのち、日本薬局万
第1O改正アミノフィリンの定量法・エチレンシアミン
の項に準じてエチレンシアミンの含量を定量した。
第1O改正アミノフィリンの定量法・エチレンシアミン
の項に準じてエチレンシアミンの含量を定量した。
溶融時間変化:
各検体を第2表に示す条件で保存したのちW、H,Th
0m&mらの使用した方法[J、Pharm。
0m&mらの使用した方法[J、Pharm。
Pharmae、 l 971 s 23 s 490
−494)f:準用して溶融時間変化を測定した。
−494)f:準用して溶融時間変化を測定した。
第1表 アミノフィリン坐剤中のエチレンシアミンの安
定性第2表 アミノフィリン層剤の熔融時間変化(単位
二倍)
定性第2表 アミノフィリン層剤の熔融時間変化(単位
二倍)
Claims (1)
- 1、有効成分としてのアミノフィリンと基剤としての酸
価0.2以下、水酸基価5以下のグリセリン脂肪酸エス
テルを含有する坐剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16101784A JPS6137723A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 安定なアミノフイリン坐剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16101784A JPS6137723A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 安定なアミノフイリン坐剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137723A true JPS6137723A (ja) | 1986-02-22 |
JPH0324449B2 JPH0324449B2 (ja) | 1991-04-03 |
Family
ID=15726997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16101784A Granted JPS6137723A (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 安定なアミノフイリン坐剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137723A (ja) |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP16101784A patent/JPS6137723A/ja active Granted
Non-Patent Citations (2)
Title |
---|
CHEMICAL ABSTRACTS * |
J.PHARM.PHARMACOL=1979 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0324449B2 (ja) | 1991-04-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |