JPS6137276Y2 - - Google Patents

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JPS6137276Y2
JPS6137276Y2 JP1982170149U JP17014982U JPS6137276Y2 JP S6137276 Y2 JPS6137276 Y2 JP S6137276Y2 JP 1982170149 U JP1982170149 U JP 1982170149U JP 17014982 U JP17014982 U JP 17014982U JP S6137276 Y2 JPS6137276 Y2 JP S6137276Y2
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JP
Japan
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cooked rice
belt
rice
forming
section
Prior art date
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JP1982170149U
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JPS5973193U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は米飯の連続成形移送装置さらに詳しく
はホツパーに投入された米飯を板状に予備成形し
ながら次の成型工程に搬送することを兼用した米
飯の連続成形移送装置に関する。
背景技術 従来、この種米飯の連続移送装置において本考
案に最も近似する先行技術として、たとえば特開
昭57−194756号公報所載の装置がある。すなわち
この装置は、米飯投入用のホツパーと、該ホツパ
ーの下方に設けられた一対の供給ベルトと、該供
給ベルトの下端開口部に接近して設けられたシヤ
ツタとを具備した構成にしてなるものである。
しかしながらこのような装置においては、供給
ベルトで米飯が移送される際、粘着性のある米飯
が供給ベルトに付着し、その結果供給ベルトでの
米飯の移送がスムーズに行なえなくなり、ひいて
は米飯の成形に悪影響を及ぼすことになるという
致命的な欠点があつた。従つてその都度付着した
米飯を除去しなければならない煩雑な作業が必要
となつていたのである。
さらに重要な点は、米飯が上述のように供給ベ
ルト25に多数付着すると、第6図に示すように
供給ベルト25の逆ハの字状のホツパー部26の
出口部27や略垂直に設けられた成形搬送部28
の出口部29において米飯30のブリツジ状態が
発生するおそれがあるという重大な欠点があつ
た。
さらに移送される米飯は、供給ベルトに直接接
触するために極めて不衛生になり易いという問題
があつた。
解決問題・技術目的 本考案は、上記のような未解決な問題を全て解
決することを課題とし、米飯の成形搬送時に米飯
が成形搬送部に付着することなく極めて成形搬送
ガスムースで且つ米飯がホツパーの出口部から次
工程にスムースに搬送排出され、しかも全体が簡
単な構造からなる米飯の連続成形移送装置を提供
することを目的とする。
本考案の開示 本考案は上記目的を達成するために構成された
もので、その構成上の特徴は、米飯投入用のホツ
パー部と、該ホツパー部から移送される米飯を板
状に成形しながら垂直移送する成形搬送部とを有
する少なくとも一対のコンベアからなり、且つ該
コンベアの米飯と接触する接触面をフイルム面に
て構成したことにある。
効 果 本考案は上記構成からなるため、次のような格
別顕著な効果を得るに至つた。
(イ) ホツパー部及び成形搬送部からなるコンベア
の米飯との接触面をフイルム面としてなるた
め、コンベア自体に米飯に対する剥離性が生じ
ることとなり、従つて米飯の移送時において従
来のように米飯がコンベアに付着することもほ
とんどなく、よつて米飯の移送が非常にスムー
ズに行なえるという格別顕著な効果がある。
(ロ) この結果、付着した米飯を除去するという従
来のような作業が不用となり、米飯の移送が連
続的に行なえ、作業能率が従来に比べて著しく
向上するという格別な利点がある。
(ハ) さらに米飯に対するコンベアの剥離性が良好
となるために、従来、ホツパー部や成形搬送部
の出口部において生じていた米飯のブリツジ状
態の発生を略完全に防止することができるとい
う顕著な効果がある。
(ニ) さらにフイルム面の存在によつてベルト面が
米飯と直接接触しないために、非常に衛生的に
米飯を移送できるという大なる実益がある。
実施例 次に本考案の実施態様について図面に示した一
実施例に従つて説明する。
第1図は一例としての成形移送装置2の概略正
面図で、図中1,1′は表面全周に合成樹脂組フ
イルム3を張架したベルト4,4′を駆動ローラ
5と従動ローラ6間に掛け回わしてなるベルトコ
ンベアで、該1対のコンベア1,1′は上方部の
ガイドローラ7と従動ローラ6間が夫々外向きに
傾斜して略V字状に設けられることにより上面開
口のホツパー部8を形成し且つその下方部のガイ
ドローラ7と駆動ローラ5間がガイドローラ9,
10とともに一定の間隙部11を有して相対面し
て垂直状に設けられることにより成形搬送部12
を形成したなる。
13,13′は前記駆動ローラ5をベルト14
を介して回転駆動させるためのモータを示す。
15は一端が前記成形搬送部12の下部に臨出
したシユーターで、曲面部16と水平部17を有
していなる。尚、18,18′は前記ベルトコン
ベア1,1′の側面側に立設されたサイルプレー
トを示し、且つ図示していない正面及び背面側に
もプレートが立設されている。
上記構成からなる成形搬送装置2において、次
にその使用例について説明する。
まず、第2図イのようにホツパー部8に米飯1
9を投入しこの状態で、モータ13,13′を駆
動して両側のベルトコンベア1,1′を矢印イ方
向に回転すると、ホツパー部8においては両側面
のベルト4,4′の回転により米飯19が順次出
口部20側に引き出されて、該出口部20で対面
するガイドローラー7,7にて米飯19が圧縮さ
れて成形搬送部12内にその自重と搬送ベト4,
4′により押し出される。
この成形搬送部12内に押し出された米飯19
は同図ロのように前記搬送ベルト4,4′とガイ
ドローラ7,9にて板状に予備成形されながら、
下側のシユーター15上に移送されるのである。
このシユーター15上に移送された板状の米飯
19′はシユーター15にそつてその水平部17
まで押し出されて、該水平部17で所望形状に本
成型並びに裁断されて次工程に搬送されるのであ
る。
尚、前記米飯19の移送、成形時にベルトコン
ベア1,1′のベルト表面には合成樹脂製のフイ
ルム3が張架されているため、米飯19がベルト
に付着することなく非常にスムースに移送、成
形、移送が行なわれる。
また成形搬送部12はホツパー部8に対して垂
直状に形成されているため、シユーター15,1
5′を第3図のように両側に分技しこの分技点に
カツター21を設、成形移送されて来る板状の米
飯19′を2分割しながら両側に分断移送するこ
とができる。
さらに外部のシユーター15側に重量計を設け
て成形加工された米飯19′の重量測定を行な
い、不揃いの生じることのないようベルトコンベ
ア1,1′の周速スピードを調整したりホツパー
部8への米飯の投入量を調整することにより均一
重量の米飯の成形加工が可能となる。さらに分割
成形することにより分断された米飯間に具を介在
せしめてサンドイツチ状のにぎりやかまぼこ状の
おにぎり等の成形も簡易に行なえる。
従つて1対のベルトコンベア1,1′の周速ス
ピードを変えたりあるいは一方のベルトコンベア
1を他方のベルトコンベア1′の周速スピードを
変化させたり、さらには両コンベア1,1′のベ
ルト4,4′の移送方向を正逆に変えることによ
り米飯19の密度調整を任意に変化させたりある
いはホツパー部8の出口部20における米飯19
のブリツジ防止等を行なうことができるため、両
ベルトコンベア1,1′の回転速度及び回転方向
は必ずしも一致しない。
尚、上記実施例では1対のベルトコンベア1,
1′のベルト4,4′にフイルム3を張架してなる
が、これに限らず1対のベルトコンベアは第4図
イのように一方をベルトコンベア1で構成し、他
方をフイルム供給ローラ22と巻取ローラ23間
にフイルム3のみを巻取り式に構成してコンベア
1aとしてもよく、さらに同図ロのように両コン
ベア1a,1aを巻取ローラ23とフイルム供給
ローラ22間にフイルム3を巻取り式に構成した
構造でもよく、さらには同図ハのようにフイルム
状又はシート状態の比較的肉厚のフイルム24,
24′を第1実施例のベルト4,4′に代えて使用
することにより回転式のフイルムコンベア1b,
1bとして構成してもよく、また同図ニのように
シユーターを兼用した巻取り式のフイルムコンベ
ア1cとベルトコンベア1によつて構成してもよ
く、1対のコンベア1,1′の構成態様は決して
上記実施例に限らない。要は米飯と接触する接触
面にフイルムが設けられているコンベアであれば
フイルム自体からなりあるいはフイルムが張架さ
れたベルトからなる構造であつてもよい。
さらに上記実施例ではフイルムをベルトに張架
してなるが、ベルトにフイルムを貼着してもよ
く、さらにはフイルムに限らずベルトの表面にフ
ツ素樹脂をコーテイングしてもよいものである。
尚シユーターにもフイルムを貼着したりフツ素樹
脂をコーテイングしても同様に効果がある。
さらに上記各実施例は1対のコンベア1,1′
にてホツパー部8も成形搬送部12も一体的に構
成してなるが、この他、第5図のようにホツパー
部8をコンベア1d,1dにて、成形搬送部12
を別のコンベア1e,1eにて夫々構成してもよ
いもので、このように構成することによりホツパ
ー部8のコンベア1d,1dの周速度と成形搬送
部12のコンベア1e,1eの周速度を変えたり
あるいは回転方向を変えたりすることができ、よ
つて米飯の密度度合の調整やブリツジ防止等を図
ることができる格別な効果がある。
従つて本考案の構成であるコンベアとは必ずし
も1個のコンベアによつて構成されている場合に
限られない。
【図面の簡単な説明】
第1図イは成形移送装置の概略正面図、ロはイ
の中間省略したA−A線拡大断面図。第2図は同
装置の動作状態を示す概略正面図。第3図、第4
図、第5図は他実施例を示す概略正面図。第6図
は従来の成形移送装置の供給ベルトを示す概略正
面図。 1,1′……コンベア、2……成形移送装置、
3……フイルム、4,4′……搬送ベルト、8…
…ホツパー部、12……成形搬送部、19……米
飯。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 米飯投入用のホツパー部8と、該ホツパー部8
    から移送から米飯を板状に成形しながら垂直移送
    する成形搬送部12とを有する少なくとも一対の
    コンベア1,1′の米飯と接触する接触面をフイ
    ルム面にて構成してなることを特徴とする米飯の
    連続成形移送装置。
JP1982170149U 1982-11-09 1982-11-09 米飯の連続成形移送装置 Granted JPS5973193U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982170149U JPS5973193U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 米飯の連続成形移送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982170149U JPS5973193U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 米飯の連続成形移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5973193U JPS5973193U (ja) 1984-05-18
JPS6137276Y2 true JPS6137276Y2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=30371521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982170149U Granted JPS5973193U (ja) 1982-11-09 1982-11-09 米飯の連続成形移送装置

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JP (1) JPS5973193U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722653A (en) * 1980-07-18 1982-02-05 Suzuki Kisaku Molding machine for food

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722653A (en) * 1980-07-18 1982-02-05 Suzuki Kisaku Molding machine for food

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Publication number Publication date
JPS5973193U (ja) 1984-05-18

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