JPS6335599Y2 - - Google Patents

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JPS6335599Y2
JPS6335599Y2 JP1982184072U JP18407282U JPS6335599Y2 JP S6335599 Y2 JPS6335599 Y2 JP S6335599Y2 JP 1982184072 U JP1982184072 U JP 1982184072U JP 18407282 U JP18407282 U JP 18407282U JP S6335599 Y2 JPS6335599 Y2 JP S6335599Y2
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JP
Japan
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hopper
conveyors
cooked rice
forming
section
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JP1982184072U
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は米飯の連続成形移送装置、さらに詳し
くは、ホツパーに投入された米飯を板状に予備成
形しながら次の成形工程に搬送することを兼用し
た米飯の連続成形移送装置に関する。
(従来の技術) 従来、本考案に近似する先行技術として、たと
えば特開昭57−194756号公報所載の米飯の連続成
形移送装置がある。すなわち、この装置は、米飯
投入用のホツパーと、該ホツパーの下方に設けら
れた1対の供給ベルトと、該供給ベルトの下端開
口部に接近して設けられたシヤツタとを具備した
構成にしてなるものである。
(考案が解決しようとする問題点) (イ) しかしながら、このような装置は、供給ベル
トが左右一対のみで構成されているため、該供
給ベルトで米飯を移送する際、米飯の密度を均
一に調整することが困難であり、その結果、米
飯成形物が不均一になるおそれがあるという欠
点があつた。
すなわち、これをさらに詳細に説明すると、
上記のような供給ベルト31は、第6図に示す
ように略逆ハの字状のホツパー部32と、略垂
直な成形搬送部33とからなるものであるが、
ホツパー32と成形搬送部33とが1つのベル
ト31で構成されているために該ホツパー32
と成形搬送部33との相互間の回転速度や回転
方向を変えることができず、よつて幅の異なる
ホツパー部32から成形搬送部33にかけて米
飯が移送される際に米飯の密度がどうしても不
均一になりがちであつた。
そしてこのようにホツパー部32と成形搬送
部33相互間の回転速度等を変えることができ
ず、且つ米飯の密度が不均一になる結果、ホツ
パー部32の出口部34や成形搬送部33の出
口部35において米飯36のブリツジ状態が発
生するおそれがあるという重大な問題があつ
た。
(ロ) さらに、成形搬送部33の出口部35からの
米飯の排出は、シヤツター37の開閉によつて
なされるため、成形搬送部33の上部に比べ、
出口部35の近辺はどうしても米飯の密度が高
くなり、よつて成形搬送部33内での全体の密
度が不均一になるという問題点があつた。
本考案は、上述のような問題をすべて解決する
ためになされたもので、ホツパー部内に投入され
た米飯がホツパー部や成形搬送部の出口付近でブ
リツジ状態となることがなく、よつてホツパーの
出口から次工程にスムーズに移送排出され、且つ
米飯は密度の均一な状態にて次工程に搬送されう
る米飯の連続成形移送装置を提供することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような目的を達成すべく上記問
題点を解決せんとしてなされたもので、米飯投入
用の略逆ハの字状のホツパー部7を形成する少な
くとも1対のホツパー用コンベア1a,1bと、
該ホツパー用コンベア1a,1bの直下に設けら
れ且つ該ホツパー用コンベアa,1bから移送さ
れる米飯を板状に予備成形しながら垂直移送する
ための成形搬送部10を形成する少なくとも1対
の垂直コンベア8a,8bとの計少なくとも2対
のコンベアを上下に有し、しかも、前記垂直コン
ベア8a,8bの直下に、該垂直コンベア8a,
8bにて形成された米飯を移送するためのシユー
ター18を設けてなることにある。
(作用) そして、上記構成からなる米飯の連続成形移送
装置を使用する場合には、先ず上記ホツパー用コ
ンベア1a,1bと垂直コンベア8a,8bとを
それぞれ適宜の速度にて回転させる。
次に、その状態で米飯をホツパー用コンベア1
a,1b内に投入すると、米飯はホツパー用コン
ベア1a,1bから成形搬送部10を形成する垂
直コンベア8a,8b側に移送される。
この場合において、ホツパー用コンベア1a,
1bの出口部で米飯のブリツジ状態が発生して
も、ホツパー用コンベア1a,1bの回転速度や
回転方向を垂直コンベア8a,8bに対して変え
ることによつて米飯はホツパー用コンベア1a,
1bの出口部で停滞することなく、垂直コンベア
8a,8b側に移送されるのである。
さらに、垂直コンベア8a,8b側に移送され
た米飯は、該垂直コンベア8a,8bで密度調整
されながら予備成形としての圧縮成形がなされ、
その後、シユーター18側に移送されて本成形さ
れることとなる。
この場合において、垂直コンベア8a,8bの
出口部側は、常時開口された状態なるため、垂直
コンベア8a,8bで予備成形された米飯は、そ
のままスムーズにシユーター18側に移送され、
密度が不均一になることなく本成形されるのであ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について、図面に従つて
説明する。
第1図は一例としての成形移送装置2の概略正
面図で、図中1a,1bは表面全周に合成樹脂製
フイルム3を表面に貼着したベルト4a,4bを
駆動ローラ5a,5bと従動ローラ6a,6b間
に掛け回してなるホツパー用コンベアで、該駆動
ローラ5a,5bと従動ローラ6a,6b間がそ
れぞれ外向きに傾斜して略V字状に設けられてホ
ツパー7が形成されている。
8a,8bは、前記ホツパー用コンベア1a,
1bの下方部に一定の間隙部9を有して相対面す
るよう垂直状に設けられた垂直コンベアで、前記
ホツパー用コンベア1a,1bと同様に合成樹脂
製フイルム3を貼着したベルト11a,11bを
駆動ローラ12a,12bと従動ローラ13a,
13b間に掛け回されて構成されている。14
a,14b及び15a,15bはベルト16,1
7を介して回転駆動させるためのモータを示す。
18は一端が前記垂直コンベア8a,8bの下
部に臨出するよう該垂直コンベア8a,8bの直
下に設けられたシユーターで、曲面部19と水平
部20を有して形成されてなる。尚、21a,2
1bは、前記ホツパー用コンベア1a,1b及び
垂直コンベア8a,8bの側面側に立設されたサ
イドプレートを示し、且つ図示していないが正面
側及び背面側にもプレートが立設されている。
上記構成からなる米飯の連続成形移送装置にお
いて、次にその使用例について説明する。
先ず、第2図イのようにホツパー部7に米飯2
2を投入し、その状態でモータ14a,14b及
びモータ15a,15bを駆動してホツパー用コ
ンベア1a,1bと垂直コンベア8a,8bを共
に矢印イ方向に等周速度で回転すると、ホツパー
部7においては両側面のベルト4a,4bの回転
により米飯22が順次出口部23に引き出され
て、該出口部23で対面する駆動ローラ5a,5
bにて米飯22が圧縮されてその自重にとベルト
4a,4bにより成形搬送部10内に押し出され
る。
このとき、上記出口部23の近辺で米飯22に
よるブリツジ状態の生ずるおそれがあるが、この
場合にはホツパー用コンベア1a,1bの周速度
や回転方向を垂直コンベア8a,8bに対して変
化させたり、或いは上記一方のコンベ1aと他方
のコンベア1bとの周速度や回転方向を変化させ
ることによつて米飯22がホツパー部7の出口部
23付近で停滞することがなく極めてスムーズに
成形搬送部10へ搬送されることとなり、よつて
出口部23付近における米飯22のブリツジ状態
がほぼ完全に解消されるのである。
しかも、ホツパー用コンベア1a,1bの周速
度や回転方向を種々変化させることによつて米飯
22がホツパー部7内で適度に撹拌されてほぼ均
一な密度の状態にて成形搬送部10内に搬送され
る。
たとえば回転方向を変える例として両ホツパー
用コンベア1a,1bを共に正方向に(矢印イ方
向)に回転させる場合、ホツパー用コンベア1
a,1bを共に逆方向に回転させる場合等が考え
られる。
特にホツパー用コンベア1a,1bを共に正方
向から逆方向に変えて回転させるとホツパー部7
の出口部23付近で米飯22がB一旦持ち上がつ
て自重により落下することとなり、米飯22が成
形搬送部10内へ一層スムーズに押し出されると
いう利点がある。
このようにして成形搬送部10内に一層スムー
ズに押し出された米飯22は同図ロのようにベル
ト11a,11bや従動ローラ13a,13bに
て板状に予備成形されながら下側のシユーター1
8上に移送されるのである。
この場合において、垂直コンベア8a,8bの
周速度や回転方向を上記ホツパー用コンベア1
a,1bとは別途変化させることにより上記ホツ
パー部7側から送られる米飯22の密度を自在に
調整することができ、よつて成形目的に応じて米
飯の成形密度を変えることが可能となる。しかも
上記ホツパー部7内で万一米飯22の密度が不均
一になつていたとしても成形搬送部10内で垂直
コンベア8a,8bの周速度や回転方向を変える
ことによつて米飯22の密度を均一に調整するこ
とができるのである。
このようにして成形搬送部10内で圧縮成形及
び密度調整された米飯22aは、シユーター18
上に移送され、該シユーター18に沿つてその水
平部20まで押し出されて該水平部20で所望形
状に本成形並びに裁断されて次工程に搬送される
のである。
尚、上記実施例においてはホツパー部7側と成
形搬送部10側にそれぞれ1対ずつのホツパー用
コンベア1a,1b及び垂直コンベア8a,8b
を設けてなるが、コンベアの数は決してこれに限
定されるものではなく、たとえば第3図のように
2対ずつ設けてもよい。そしてこの場合には、各
コンベアの周速度や回転方向をより多様に変化さ
せることができるため、米飯22のブリツジ状態
防止をより確実に行え、密度調整をより精密に行
うことができる。
要は、ホツパー部7を形成するコンベアが少な
くとも1対、成形搬送部10を形成するコンベア
が少なくとも1対、計少なくとも2対のコンベア
が設けられていればよいのである。
さらに、上記ホツパー用コンベア1a,1b
は、必ずしも左右対称にV字状に設けられる必要
はなく、たとえば第4図に示すように一方のホツ
パー用コンベア1a,1bを他方のホツパー用コ
ンベア1a,1bより傾斜させて設けてもよい。
要は、両ホツパー用コンベア1a,1bが略逆
ハの字状に設けられていればよいのである。
さらに、上記実施例ではフイルムをベルトに貼
着してもよく、さらにはフイルムに限らずベルト
の表面にフツ素樹脂をコーテイングしてもよいも
のである。尚、シユーター18にもフイルムを貼
着したりフツ素樹脂をコーテイングしても同様に
効果がある。ただしこれらフイルム等をベルト上
の米飯22との接触面に設けることは、米飯22
のベルトへの付着をより完全に防止するための好
ましい実施例であつて決して本考案に必須のもの
ではない。
さらに、上記実施例ではコンベアをすべてベル
トで構成してなるが、これに限らず、たとえば第
5図のように一方をベルトコンベア1a,8aで
構成し、他方をフイルムコンベア1c,8cで構
成してもよく、さらに両側のコンベアともフイル
ムで構成してもよい。
(考案の効果) 本考案は、以上のような特徴を有するため、次
のような顕著な効果を有するに至つた。
(イ) ホツパー用コンベアが少なくとも1対、垂直
コンベアが少なくとも1対、計2対のコンベア
が設けられてなるため、ホツパー用コンベアと
垂直コンベアとの回転速度や回転方向を相互に
適宜変えることによつて該ホツパー部から成形
搬送部にかけて移送される米飯の密度を自在に
調節することができ、よつて米飯成形物が従来
のように不均一になることもなく、しかも成形
目的に応じて米飯の成形密度を変えることがで
きるという格別顕著な効果を有するに至つた。
(ロ) 特に少なくとも2対のコンベアをホツパー部
と成形搬送部とに独立して上下に設け、それに
よつて上下のコンベアの回転速度等を相互に変
えるように構成したため、万一ホツパー部の出
口部で米飯のブリツジ状態が発生しても、ホツ
パー用コンベアの回転速度や回転方向を垂直コ
ンベアに対して変えることにより、従来のよう
にホツパーの出口部で米飯が停滞することもな
く、米飯は該ホツパーから成形搬送部にスムー
ズに移送されることとなるのである。又、成形
搬送部の出口部で発生しうる米飯のブリツジ状
態も、該成形搬送部のコンベアの回転速度や回
転方向を適宜変えることによつて防止すること
ができるのである。
(ハ) さらに、粘性のある米飯がコンベア等に付着
したとしても、上下少なくとも2対、計4個の
コンベアの回転方向をそれぞれ正逆回転するこ
とによつて付着した米飯を剥離することができ
るという利点がある。
(ニ) さらに、垂直コンベアの直下には、シユータ
ーが設けられてなるため、垂直コンベアにて予
備成形された米飯はそのままスムーズにシユー
ター側に移送されて該シユーターにて本成形さ
れることとなり、よつて従来のようにコンベア
の成形搬送部の上下において米飯の密度が不均
一になるようなこともないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図イは成形移送装置の概略正面図、ロはイ
の中間省略したA−A線拡大断面図。第2図は同
装置の動作状態を示す概略正面図。第3図、第4
図、第5図は他実施例を示す概略正面図。第6図
は従来例を示す概略正面図。 1a,1b……ホツパー用コンベア、7……ホ
ツパー部、8a,8b……垂直コンベア、10…
…成形搬送部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 米飯投入用の略逆ハの字状のホツパー部7を形
    成する少なくとも1対のホツパー用コンベア1
    a,1bと、該ホツパー用コンベア1a,1bの
    直下に設けられ且つ該ホツパー用コンベア1a,
    1bから移送される米飯を板状に予備成形しなが
    ら垂直移送するための成形搬送部10を形成する
    少なくとも1対の垂直コンベア8a,8bとの計
    少なくとも2対のコンベアを上下に有し、しか
    も、前記垂直コンベア8a,8bの直下に、該垂
    直コンベア8a,8bにて形成された米飯を移送
    するためのシユーター18を設けてなることを特
    徴とする米飯の連続成形移送装置。
JP1982184072U 1982-12-03 1982-12-03 米飯の連続成形移送装置 Granted JPS5987284U (ja)

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JP1982184072U JPS5987284U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 米飯の連続成形移送装置

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JP1982184072U JPS5987284U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 米飯の連続成形移送装置

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JPS5987284U JPS5987284U (ja) 1984-06-13
JPS6335599Y2 true JPS6335599Y2 (ja) 1988-09-21

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ID=30398221

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JP1982184072U Granted JPS5987284U (ja) 1982-12-03 1982-12-03 米飯の連続成形移送装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194756A (en) * 1981-05-21 1982-11-30 Kisaku Suzuki Material feeding mechanism of food forming machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194756A (en) * 1981-05-21 1982-11-30 Kisaku Suzuki Material feeding mechanism of food forming machine

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JPS5987284U (ja) 1984-06-13

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