JPS584892B2 - 粘着性素材定量供給装置 - Google Patents
粘着性素材定量供給装置Info
- Publication number
- JPS584892B2 JPS584892B2 JP12171780A JP12171780A JPS584892B2 JP S584892 B2 JPS584892 B2 JP S584892B2 JP 12171780 A JP12171780 A JP 12171780A JP 12171780 A JP12171780 A JP 12171780A JP S584892 B2 JPS584892 B2 JP S584892B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive material
- roller
- rollers
- supply device
- dough
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、粘着性素材を延展し、一定厚さを有する薄層
生地として安定供給することができる粘着性素材定量供
給装置に関する。
生地として安定供給することができる粘着性素材定量供
給装置に関する。
従来、小麦粉のドウなどの粘着性素材を定量供給する装
置としては、ポンプ式供給装置、対向ローラ一方式によ
る装置が知られている。
置としては、ポンプ式供給装置、対向ローラ一方式によ
る装置が知られている。
しかしながら、ポンプ式供給装置では、薄層生地として
、かつ高速度で安定供給することがむずかしく、素材の
有する粘着性が供給力を低下させる欠点を有している。
、かつ高速度で安定供給することがむずかしく、素材の
有する粘着性が供給力を低下させる欠点を有している。
また、対向ローラ一方式による装置は、対向するローラ
ーの間隙からローラーに粘着させないように吐出させる
機構のものであって、もしローラーの間隙を小さくし、
薄層生地を得ようとすると、吐出された素材が両方のロ
ーラーに粘着してしまうという欠点がある。
ーの間隙からローラーに粘着させないように吐出させる
機構のものであって、もしローラーの間隙を小さくし、
薄層生地を得ようとすると、吐出された素材が両方のロ
ーラーに粘着してしまうという欠点がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、粘着性素材を
薄層生地として高速度で安定供給できる装置を提供せん
とするものである。
薄層生地として高速度で安定供給できる装置を提供せん
とするものである。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すれば次のとおり
である。
である。
対向する一対のローラー1,2の上部にホッパー3を設
ける。
ける。
ホッパ−3には、粘着性素材4が連続的あるいは回分的
に供給されるようにする。
に供給されるようにする。
ローラー1と2は、粘着性素材4を下方へ導くように、
図中矢印の如く互いに逆方向に回転する。
図中矢印の如く互いに逆方向に回転する。
そして、ローラー1と2の周速度が異なるように設定す
る。
る。
第3図に示すように、ローラー1の周速度を■1、ロー
ラー2の周速度をV2とすると、■2>■1のとき、例
えばV2:■1=2:1に設定したときは、粘着性素材
4は、P点を通過するあたりから、出口幅Tが狭いため
に移動スピードが遅くなり、ローラー1,2とスリップ
を始める。
ラー2の周速度をV2とすると、■2>■1のとき、例
えばV2:■1=2:1に設定したときは、粘着性素材
4は、P点を通過するあたりから、出口幅Tが狭いため
に移動スピードが遅くなり、ローラー1,2とスリップ
を始める。
こうして徐徐に移動した素材4は、Qの位置で前方が解
放され、ローラーの周速になるが、そのときにそれまで
のスピードにより近いローラー1に粘着し、巻き付く結
果となる。
放され、ローラーの周速になるが、そのときにそれまで
のスピードにより近いローラー1に粘着し、巻き付く結
果となる。
第4図に示すように、V2:■1=1:1の場合は、Q
の位置までは上記と同じ移動をするが、各ローラーの周
速度が等しいために、素材4は片側のローラーのみにつ
かず、両方のローラー1,2にほぼ平均に粘着し、本発
明の目的を達成することができない。
の位置までは上記と同じ移動をするが、各ローラーの周
速度が等しいために、素材4は片側のローラーのみにつ
かず、両方のローラー1,2にほぼ平均に粘着し、本発
明の目的を達成することができない。
次に、ローラー1とローラー2の間隔は、該ローラー1
,2の間隙より延出する粘着性素材4の生地が、ローラ
ー1に薄層となって付着し、巻き付くように近接させる
。
,2の間隙より延出する粘着性素材4の生地が、ローラ
ー1に薄層となって付着し、巻き付くように近接させる
。
第5図に示すように、出口幅Tを広げてゆくと、Qの位
置でのローラー1に対する粘着力よりも素材4の自重が
まさったときに、素材4は、ローラー1より離れて下に
落ちる形となる。
置でのローラー1に対する粘着力よりも素材4の自重が
まさったときに、素材4は、ローラー1より離れて下に
落ちる形となる。
素材4がローラー1に粘着し、巻き付くために必要なロ
ーラー1および2の間隔は、粘着性素材4の材質および
ローラー1,2の回転速度等によって変化するため数値
的に規定することはできないが、試験的実施によって決
定することができる。
ーラー1および2の間隔は、粘着性素材4の材質および
ローラー1,2の回転速度等によって変化するため数値
的に規定することはできないが、試験的実施によって決
定することができる。
また、素材4とローラー1との粘着力が、素材4の自重
よりもまさる間は、出口幅Tを広げても、本発明の実施
が可能であり、この範囲で、延出された素材4の生地の
厚さを調節することができる。
よりもまさる間は、出口幅Tを広げても、本発明の実施
が可能であり、この範囲で、延出された素材4の生地の
厚さを調節することができる。
本発明においては、粘着性素材4の生地が巻き付くロー
ラーの適宜個所に、付着した粘着性素材4の生地を剥離
するスクレイパー5を設ける。
ラーの適宜個所に、付着した粘着性素材4の生地を剥離
するスクレイパー5を設ける。
剥離された生地は、ベルトコンベアー6に乗って移送さ
れる。
れる。
第6図および第7図に示すように、スクレイパー5を断
続的にローラー1に接触するようにすれば、間欠的に素
材4の薄層生地を供給することもできる。
続的にローラー1に接触するようにすれば、間欠的に素
材4の薄層生地を供給することもできる。
本発明において粘着性素材4としては、前述した小麦粉
のドウなどの他、ジャム等も含まれる。
のドウなどの他、ジャム等も含まれる。
本発明の一応用例を第8図および第9図に基づいて説明
すれば次のとおりである。
すれば次のとおりである。
小麦粉を主体とするドウを延展してなる薄層生地7の上
に、ジャムの薄片8を配列し、さらにその上に上記小麦
粉ドウを延展した薄層生地9を被せ、ジャムの薄片8の
周囲で切断して加熱処理し、製品10を得ることができ
る。
に、ジャムの薄片8を配列し、さらにその上に上記小麦
粉ドウを延展した薄層生地9を被せ、ジャムの薄片8の
周囲で切断して加熱処理し、製品10を得ることができ
る。
薄層生地7,9および配列されたジャムの薄片8は、い
ずれも本発明の装置によって提供することができる。
ずれも本発明の装置によって提供することができる。
第1図は本発明の装置の一例を模式的に示した正面図、
第2図は第1図の装置の平面断面図、第3図は対向する
ローラーの周速度が異なる場合における粘着性素材の挙
動を示す説明図、第4図は対向するローラーの周速度が
同じ場合における粘着性素材の挙動を示す説明図、第5
図は対向するローラーの間隔を広げた場合における粘着
性素材の挙動を示す説明図、第6図はスクレイパーの働
きを示す説明図、第7図はスクレイパーを断続的にロー
ラーに接触させた場合の生地の状態を示す説明図、第8
図は本発明の装置の応用例を示す説明図、第9図は第8
図の方法によって製造された?製品の形態を示す斜視図
である。 1・・・・・・ローラー、2・・・・・・ローラー、3
・・・・・・ホッパー、4・・・・・・粘着性素材、5
・・・・・・スクレイパー。
第2図は第1図の装置の平面断面図、第3図は対向する
ローラーの周速度が異なる場合における粘着性素材の挙
動を示す説明図、第4図は対向するローラーの周速度が
同じ場合における粘着性素材の挙動を示す説明図、第5
図は対向するローラーの間隔を広げた場合における粘着
性素材の挙動を示す説明図、第6図はスクレイパーの働
きを示す説明図、第7図はスクレイパーを断続的にロー
ラーに接触させた場合の生地の状態を示す説明図、第8
図は本発明の装置の応用例を示す説明図、第9図は第8
図の方法によって製造された?製品の形態を示す斜視図
である。 1・・・・・・ローラー、2・・・・・・ローラー、3
・・・・・・ホッパー、4・・・・・・粘着性素材、5
・・・・・・スクレイパー。
Claims (1)
- 1 ホッパーの下部に周速度の異なる対向する一対のロ
ーラーを設け、ローラーの間隙は、ホッパーより供給さ
れる粘着性素材の生地が一方のローラーのみに巻き付く
ように近接させ、さらにローラーに巻き付いた粘着性素
材の生地を剥離するスクレイパーを設けてなる粘着性素
材定量供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12171780A JPS584892B2 (ja) | 1980-09-04 | 1980-09-04 | 粘着性素材定量供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12171780A JPS584892B2 (ja) | 1980-09-04 | 1980-09-04 | 粘着性素材定量供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5747431A JPS5747431A (en) | 1982-03-18 |
JPS584892B2 true JPS584892B2 (ja) | 1983-01-28 |
Family
ID=14818130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12171780A Expired JPS584892B2 (ja) | 1980-09-04 | 1980-09-04 | 粘着性素材定量供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS584892B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6086600U (ja) * | 1983-11-22 | 1985-06-14 | 株式会社二上鉄工所 | 合紙機の糊付装置 |
JP2523355Y2 (ja) * | 1988-02-16 | 1997-01-22 | 沖電気工業株式会社 | 搬送紙葉厚み検知装置 |
-
1980
- 1980-09-04 JP JP12171780A patent/JPS584892B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5747431A (en) | 1982-03-18 |
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