JPH0331408B2 - - Google Patents
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- JPH0331408B2 JPH0331408B2 JP59065837A JP6583784A JPH0331408B2 JP H0331408 B2 JPH0331408 B2 JP H0331408B2 JP 59065837 A JP59065837 A JP 59065837A JP 6583784 A JP6583784 A JP 6583784A JP H0331408 B2 JPH0331408 B2 JP H0331408B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dough
- conveyor
- speed
- supply conveyor
- constant speed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Fish Paste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、パン生地やカマボコ生地のように粘
弾性を有する生地の流量を、その運搬中に定量化
する方法および装置に関する。
弾性を有する生地の流量を、その運搬中に定量化
する方法および装置に関する。
(従来の技術)
従来、例えば、パン生地のような弾性と粘性を
有する可塑性生地の供給に際しては、スクリユー
装置による押出し、あるいはピストンシリンダを
用いた押出し装置によつて、連続的または間欠的
な定量供給を行つていた。
有する可塑性生地の供給に際しては、スクリユー
装置による押出し、あるいはピストンシリンダを
用いた押出し装置によつて、連続的または間欠的
な定量供給を行つていた。
しかし、これらは装置が大型になるという欠点
があり、さらに、生地の供給時に過剰な圧力が作
用したり、またスクリユーによる撹拌等で生地が
切断されたりすることが多く、特にパン生地にお
いては、そのために生地のゲル構造が破壊されて
しまうことになり、後工程で生地のゲル構造の回
復を行わなければならないなどの余分な工程を必
要としている。
があり、さらに、生地の供給時に過剰な圧力が作
用したり、またスクリユーによる撹拌等で生地が
切断されたりすることが多く、特にパン生地にお
いては、そのために生地のゲル構造が破壊されて
しまうことになり、後工程で生地のゲル構造の回
復を行わなければならないなどの余分な工程を必
要としている。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、パン生地のような粘弾性のある生地
を、その運搬の過程で連続的に定量化させるとと
もに、その定量化に際して、生地に圧力や撹拌力
が作用しないようにする方法とその装置を提供す
ることを目的とする。
を、その運搬の過程で連続的に定量化させるとと
もに、その定量化に際して、生地に圧力や撹拌力
が作用しないようにする方法とその装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明の方法は、速度の可変な供給コンベアで
連続して生地を搬送し、その途中で生地の単位長
さ当たりの重量を逐次秤量し、それが供給コンベ
アの終端部に到達したとき、供給コンベアの速度
を前記生地の秤量値に反比例した速度に変更させ
て、下流に連接された定速コンベアに移し換え、
この間、供給コンベアの終端部と定速コンベアの
前端部において、各コンベアと同調して運動する
押さえ装置で生地を押さえながら行うことを特徴
とするものである。
連続して生地を搬送し、その途中で生地の単位長
さ当たりの重量を逐次秤量し、それが供給コンベ
アの終端部に到達したとき、供給コンベアの速度
を前記生地の秤量値に反比例した速度に変更させ
て、下流に連接された定速コンベアに移し換え、
この間、供給コンベアの終端部と定速コンベアの
前端部において、各コンベアと同調して運動する
押さえ装置で生地を押さえながら行うことを特徴
とするものである。
また、上記方法の実施に使用する本発明の装置
は、生地を搬送する速度の可変な供給コンベアに
連接して定速コンベアを設け、供給コンベアの搬
送部のベルトの途中に生地の単位長さ当たりの重
量を秤量する秤量装置を設け、供給コンベアの終
端部の上方および定速コンベアの先端部の上方に
は、各コンベアと同調して運動をする押さえ装置
を設け、供給コンベアが生地の秤量値に反比例し
た速度で定速コンベアに生地を移し換えるように
したことを特徴とするものである。
は、生地を搬送する速度の可変な供給コンベアに
連接して定速コンベアを設け、供給コンベアの搬
送部のベルトの途中に生地の単位長さ当たりの重
量を秤量する秤量装置を設け、供給コンベアの終
端部の上方および定速コンベアの先端部の上方に
は、各コンベアと同調して運動をする押さえ装置
を設け、供給コンベアが生地の秤量値に反比例し
た速度で定速コンベアに生地を移し換えるように
したことを特徴とするものである。
本発明において、逐次秤量された生地の単位長
さ当たりの重量に応じて、供給コンベアの速度を
制御するには、例えば、供給コンベアの駆動部に
回転トランスジユーサーを設け、秤量した部分の
生地が供給コンベアの排出端部にきたときに、そ
の秤量値に応じて供給コンベアの速度を変化させ
る。すなわち、重量が重いときには供給コンベア
の速度を遅くし、重量が軽いときには供給コンベ
アの速度を速くする。そして、一定の速度で駆動
されている定速コンベアに生地を移し換える際
に、生地を伸ばしたり、または縮めたりすること
によつて、定速コンベア上での生地の単位重量を
一定にするようにしている。
さ当たりの重量に応じて、供給コンベアの速度を
制御するには、例えば、供給コンベアの駆動部に
回転トランスジユーサーを設け、秤量した部分の
生地が供給コンベアの排出端部にきたときに、そ
の秤量値に応じて供給コンベアの速度を変化させ
る。すなわち、重量が重いときには供給コンベア
の速度を遅くし、重量が軽いときには供給コンベ
アの速度を速くする。そして、一定の速度で駆動
されている定速コンベアに生地を移し換える際
に、生地を伸ばしたり、または縮めたりすること
によつて、定速コンベア上での生地の単位重量を
一定にするようにしている。
この供給コンベアの速度の制御は、マイクロコ
ンピユータを主体とした制御装置により行なう。
すなわち、前記回転トランスジユーサーと荷重セ
ンサーから、その測定値とパルスとをマイクロコ
ンピユータに入力し、入力された値に応じて、マ
イクロコンピユータが演算を行い、インバーター
を介して供給コンベアの駆動モータを制御するよ
うになつている。
ンピユータを主体とした制御装置により行なう。
すなわち、前記回転トランスジユーサーと荷重セ
ンサーから、その測定値とパルスとをマイクロコ
ンピユータに入力し、入力された値に応じて、マ
イクロコンピユータが演算を行い、インバーター
を介して供給コンベアの駆動モータを制御するよ
うになつている。
(実施例)
図面に基づいて、本発明の実施例について説明
する。
する。
第1図に示すように、供給コンベア1と定速コ
ンベア11が連接して設けられ、これらのコンベ
アは、ベルト1aと、11aとによつて、搬送面
を形成している。
ンベア11が連接して設けられ、これらのコンベ
アは、ベルト1aと、11aとによつて、搬送面
を形成している。
供給コンベアのベルト1aの下面の所定の位置
には、秤量装置3が設けられていて、この秤量装
置3のベルト1aに接触する部分は、長さAの秤
量台3aを設けている。そして、この秤量台3a
は、その上方を通過する生地2の重量Xを、その
荷重センサー8によつて測定し、後で述べる制御
装置のマイクロコンピユータ9に入力させる。
には、秤量装置3が設けられていて、この秤量装
置3のベルト1aに接触する部分は、長さAの秤
量台3aを設けている。そして、この秤量台3a
は、その上方を通過する生地2の重量Xを、その
荷重センサー8によつて測定し、後で述べる制御
装置のマイクロコンピユータ9に入力させる。
また、供給コンベア1の駆動ロール4は、モー
タ6によつて駆動されるが、その駆動ロール4に
同調して回転する回転トランスジユーサー5を設
け、ベルト1aの移動長さに応じてその回転量の
パルスを発信する。
タ6によつて駆動されるが、その駆動ロール4に
同調して回転する回転トランスジユーサー5を設
け、ベルト1aの移動長さに応じてその回転量の
パルスを発信する。
供給コンベア1の下流に連接した定速コンベア
11は、常に一定の速度で駆動されるものであ
る。
11は、常に一定の速度で駆動されるものであ
る。
さらに、本発明の装置においては、供給コンベ
ア1の後端部と、定速コンベア11の前端部の上
方に、それぞれ押さえ装置としたローラ10,1
2を設けている。ローラ10は、本実施例におい
ては、4つの突起10aを有するもので、ベルト
1aと同調して回転することによつて、生地2の
上面に所定の間隔で圧力部2aを形成するように
なつている。また、ローラ12は、表面に突起を
設けるか、あるいは突起のない回転体で、定速コ
ンベア11に乗り移つた生地2を強く定速コンベ
ア11に押しつけて、生地2が定速コンベアと全
く同じ速度で移動するように作用する。
ア1の後端部と、定速コンベア11の前端部の上
方に、それぞれ押さえ装置としたローラ10,1
2を設けている。ローラ10は、本実施例におい
ては、4つの突起10aを有するもので、ベルト
1aと同調して回転することによつて、生地2の
上面に所定の間隔で圧力部2aを形成するように
なつている。また、ローラ12は、表面に突起を
設けるか、あるいは突起のない回転体で、定速コ
ンベア11に乗り移つた生地2を強く定速コンベ
ア11に押しつけて、生地2が定速コンベアと全
く同じ速度で移動するように作用する。
本発明において用いられる制御装置は、第2図
に示されるように、マイクロコンピユータ9を主
体としたもので、そのマイクロコンピユータ9
に、回転トランスジユーサー5と、荷重センサー
8から、その測定値とパルスとを入力する。そし
て、その入力された値に応じてマイクロコンピユ
ータ9が演算を行い、インバータ7を介して、コ
ンベア1の駆動モータ6を制御するようになつて
いる。
に示されるように、マイクロコンピユータ9を主
体としたもので、そのマイクロコンピユータ9
に、回転トランスジユーサー5と、荷重センサー
8から、その測定値とパルスとを入力する。そし
て、その入力された値に応じてマイクロコンピユ
ータ9が演算を行い、インバータ7を介して、コ
ンベア1の駆動モータ6を制御するようになつて
いる。
そして、その制御に際しては、生地2の単位長
さAの重量が重いときには、コンベア1の速度V
を遅くするようにした速度Vaでモータ6を駆動
し、生地2の単位長さAの重量が軽いときには、
速い速度Vbでモータ6を駆動するように制御す
る。
さAの重量が重いときには、コンベア1の速度V
を遅くするようにした速度Vaでモータ6を駆動
し、生地2の単位長さAの重量が軽いときには、
速い速度Vbでモータ6を駆動するように制御す
る。
供給コンベア1の終端部の上方に設けられてい
るローラ10は、生地2を強く押圧した圧力部2
aを作り、生地2aが常に供給コンベア1と同速
で移動するようにし、一定の速度で駆動される定
速コンベア11によつて生地2が搬送されるとき
に、単位重量の重い生地が伸長する位置を限定す
る作用を行うとともに、単位重量の軽い生地の場
合にも、同じく高速で供給コンベア1から送り出
される生地2を一定位置で縮めるようにする作用
を行うものである。そして、これらの生地の伸長
は、縮みの作用は、ローラ12との作用と相互関
係によつて行われるのである。
るローラ10は、生地2を強く押圧した圧力部2
aを作り、生地2aが常に供給コンベア1と同速
で移動するようにし、一定の速度で駆動される定
速コンベア11によつて生地2が搬送されるとき
に、単位重量の重い生地が伸長する位置を限定す
る作用を行うとともに、単位重量の軽い生地の場
合にも、同じく高速で供給コンベア1から送り出
される生地2を一定位置で縮めるようにする作用
を行うものである。そして、これらの生地の伸長
は、縮みの作用は、ローラ12との作用と相互関
係によつて行われるのである。
(作用)
本発明の作用について説明すると、生地2は人
手によつて予め細長く成形されて供給コンベア1
に載せられ、供給コンベア1はこの生地を搬送の
過程で秤量装置3において、単位長さA当りの重
量の秤量を行う。すなわち、マイクロコンピユー
タ9は、回転トランスジユーサー5が、上記した
間隔AまたはAより短い同じ距離だけ、生地が搬
送されたことを検出する毎に、秤量装置3に秤量
の指令を与え、その指示にしたがつて、荷重セン
サー8はその秤量値Xをマイクロコンピユータ9
に入力する。
手によつて予め細長く成形されて供給コンベア1
に載せられ、供給コンベア1はこの生地を搬送の
過程で秤量装置3において、単位長さA当りの重
量の秤量を行う。すなわち、マイクロコンピユー
タ9は、回転トランスジユーサー5が、上記した
間隔AまたはAより短い同じ距離だけ、生地が搬
送されたことを検出する毎に、秤量装置3に秤量
の指令を与え、その指示にしたがつて、荷重セン
サー8はその秤量値Xをマイクロコンピユータ9
に入力する。
そして、秤量値Xnを持つ生地Anがそれぞれ供
給コンベア1の終端部Pに到達したことを、回転
トランスジユーサー5によつてマイクロコンピユ
ータ9に入力すると、マイクロコンピユータ9
は、その生地の重量Xnに応じて供給コンベア1
の速度Vnを自動的に設定する。この場合の供給
コンベア1の速度と、生地の重量との関係は、 Xa・Va=Xb・Vb=一定、となる。
給コンベア1の終端部Pに到達したことを、回転
トランスジユーサー5によつてマイクロコンピユ
ータ9に入力すると、マイクロコンピユータ9
は、その生地の重量Xnに応じて供給コンベア1
の速度Vnを自動的に設定する。この場合の供給
コンベア1の速度と、生地の重量との関係は、 Xa・Va=Xb・Vb=一定、となる。
すなわち、供給コンベア1から排出される際の
生地の速度Vは、生地の重量Xに反比例した値と
なる。
生地の速度Vは、生地の重量Xに反比例した値と
なる。
また、生地の単位長さAの重量Xは、供給コン
ベア1によつて搬送される生地を分割した長さA
の各々の部分Aa、Ab、……では全てが異なるは
ずであるから、供給コンベア1によつて搬送され
る生地の各秤量部分がコンベアの終端部Pにした
時には、コンベア1の駆動速度Vは常に変化する
ことになる。そして、その速度変化の状態は、秤
量値が標準値よりも重い時には遅くされ、軽い時
には速くされるように制御されるのである。
ベア1によつて搬送される生地を分割した長さA
の各々の部分Aa、Ab、……では全てが異なるは
ずであるから、供給コンベア1によつて搬送され
る生地の各秤量部分がコンベアの終端部Pにした
時には、コンベア1の駆動速度Vは常に変化する
ことになる。そして、その速度変化の状態は、秤
量値が標準値よりも重い時には遅くされ、軽い時
には速くされるように制御されるのである。
したがつて、一定の速度で駆動される定速コン
ベア11に生地が移し換えられる際には、単位重
量の重い生地は伸長され、軽い生地は圧縮される
ような状態になるので、定速コンベア11の上で
は、生地2は一定の単位重量を有するものとして
搬送され、定量化が果たされることになる。
ベア11に生地が移し換えられる際には、単位重
量の重い生地は伸長され、軽い生地は圧縮される
ような状態になるので、定速コンベア11の上で
は、生地2は一定の単位重量を有するものとして
搬送され、定量化が果たされることになる。
さらに、供給コンベア1の終端部と、定速コン
ベア11の先端部に各々設けられているローラ1
0,12は、生地2がお互いの速度が常に異なつ
ている2つのコンベア1と11の速度の違いの分
だけの引伸ばしや縮みを正しく行わせるために設
けられた生地押さえ装置である。
ベア11の先端部に各々設けられているローラ1
0,12は、生地2がお互いの速度が常に異なつ
ている2つのコンベア1と11の速度の違いの分
だけの引伸ばしや縮みを正しく行わせるために設
けられた生地押さえ装置である。
ローラ10と12を設けることにより、生地は
その2つのローラ間においてのみ引伸ばしまたは
縮めの作用が行われるが、もし、この2つのロー
ラが存在しないときは生地2の伸長や縮みは、コ
ンベア1の終端と、コンベア11の先端の指定さ
れた短い距離間で行われるのではなく、2つのコ
ンベア1と11の両方の全体にまたがつた不定位
置の長い区間で発生するので、秤量位置Aと引伸
ばしまたは縮みの位置がずれてしまい、生地重量
の定量化効果は全く現れないのである。
その2つのローラ間においてのみ引伸ばしまたは
縮めの作用が行われるが、もし、この2つのロー
ラが存在しないときは生地2の伸長や縮みは、コ
ンベア1の終端と、コンベア11の先端の指定さ
れた短い距離間で行われるのではなく、2つのコ
ンベア1と11の両方の全体にまたがつた不定位
置の長い区間で発生するので、秤量位置Aと引伸
ばしまたは縮みの位置がずれてしまい、生地重量
の定量化効果は全く現れないのである。
一般に硬い生地を秤量する場合には、ローラ1
0およびローラ12ともに表面に突起があつた方
がよいし、また、軟らかい生地の場合は、ローラ
のいずれにもその表面に突起がなくても、生地の
流量の定量化の効果を得ることができる。
0およびローラ12ともに表面に突起があつた方
がよいし、また、軟らかい生地の場合は、ローラ
のいずれにもその表面に突起がなくても、生地の
流量の定量化の効果を得ることができる。
なお、上記した本発明の実施例においては、秤
量装置3の秤量台3aの単位長さAは、任意に設
定できるものであるから、その長さAを短い距離
とすることによつて、より正確に生地の重量を平
均化するとも可能となる。すなわち、生地の重量
変化を微分測定して、その変化値が供給コンベア
1の終端位置での反比例した速度に変換される。
このようにコンベア間での生地の移し換えの際の
速度の制御をきめ細かく行つて、生地の定量化の
より正確化を可能にしている。
量装置3の秤量台3aの単位長さAは、任意に設
定できるものであるから、その長さAを短い距離
とすることによつて、より正確に生地の重量を平
均化するとも可能となる。すなわち、生地の重量
変化を微分測定して、その変化値が供給コンベア
1の終端位置での反比例した速度に変換される。
このようにコンベア間での生地の移し換えの際の
速度の制御をきめ細かく行つて、生地の定量化の
より正確化を可能にしている。
さらに、本発明において、供給コンベア1の排
出端部を上方に設けられるローラ10は、突起1
0aを設けたものとして示されているが、本発明
においては、ローラは必ずしも、突起を設けたも
のに限定されるものではない。すなわち、突起の
間隔を次第に狭くすることによつて、上記したよ
うな連続的な秤量に対応して、制御を容易にさせ
るようにすることも可能であることより、ローラ
は円筒形のものでもよいことは当然のことであ
り、さらに、ローラを用いることに代えて、他の
押圧装置を用いてもよい。これは、例えば、所定
の幅の板体を用い、これを生地の移動に対応させ
て間欠的に上下動させるようにしてもよいのであ
る。
出端部を上方に設けられるローラ10は、突起1
0aを設けたものとして示されているが、本発明
においては、ローラは必ずしも、突起を設けたも
のに限定されるものではない。すなわち、突起の
間隔を次第に狭くすることによつて、上記したよ
うな連続的な秤量に対応して、制御を容易にさせ
るようにすることも可能であることより、ローラ
は円筒形のものでもよいことは当然のことであ
り、さらに、ローラを用いることに代えて、他の
押圧装置を用いてもよい。これは、例えば、所定
の幅の板体を用い、これを生地の移動に対応させ
て間欠的に上下動させるようにしてもよいのであ
る。
したがつて、本発明の装置においては、複雑な
機構の生地分割装置等を用いることなしに、コン
ベア上で生地の重量を定量化することができるの
で、重量が平均化された生地を得ることを可能に
している。
機構の生地分割装置等を用いることなしに、コン
ベア上で生地の重量を定量化することができるの
で、重量が平均化された生地を得ることを可能に
している。
なお、前記した実施例においては、パンの生地
を取り扱う場合の例について記載したが、本発明
は、この実施例に限定されるものではなく、麺類
や、カマボコのような弾性と粘性を有する食品材
料を搬送の途中で、その流量を定量化しながら送
る際にも用いることができることは、その構成か
ら見て当然可能なことである。
を取り扱う場合の例について記載したが、本発明
は、この実施例に限定されるものではなく、麺類
や、カマボコのような弾性と粘性を有する食品材
料を搬送の途中で、その流量を定量化しながら送
る際にも用いることができることは、その構成か
ら見て当然可能なことである。
(発明の効果)
本発明は、前記したような構成を有するもので
あるから、生地がその供給コンベア上に一定しな
い状態で供給されたとしても、その生地の搬送の
途中で、コンベア間に容易に平均化することを可
能にしている。
あるから、生地がその供給コンベア上に一定しな
い状態で供給されたとしても、その生地の搬送の
途中で、コンベア間に容易に平均化することを可
能にしている。
また、本発明の装置は、比較的簡単なものであ
るが、これによつて得られる効果は、非常に大き
いものである。
るが、これによつて得られる効果は、非常に大き
いものである。
そして、このような装置を用いて行う本発明の
方法によれば、生地のゲル構造を破壊することが
なくなるために、従来の寝かし工程が不要とな
り、パンの製造装置を小型化することを可能に
し、製品のコストを低下させることができるので
ある。
方法によれば、生地のゲル構造を破壊することが
なくなるために、従来の寝かし工程が不要とな
り、パンの製造装置を小型化することを可能に
し、製品のコストを低下させることができるので
ある。
第1図は、本発明の装置の構成を示す側面図で
あり、第2図は、制御装置のブロツク図である。 1……供給コンベア、2……生地、3……秤量
装置、4……駆動ローラ、5……回転トランスジ
ユーサー、6……モータ、7……インバーター、
8……荷重センサー、9……マイクロコンピユー
タ、10……ローラ、11……定速コンベア、1
2……ローラ。
あり、第2図は、制御装置のブロツク図である。 1……供給コンベア、2……生地、3……秤量
装置、4……駆動ローラ、5……回転トランスジ
ユーサー、6……モータ、7……インバーター、
8……荷重センサー、9……マイクロコンピユー
タ、10……ローラ、11……定速コンベア、1
2……ローラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 速度の可変な供給コンベアで連続して生地を
搬送し、その途中で生地の単位長さ当たりの重量
を逐次秤量し、それが供給コンベアの終端部に到
達したとき、供給コンベアの速度を前記生地の秤
量値に反比例した速度に変更させて、下流に連接
された定速コンベアに移し換え、この間、供給コ
ンベアの終端部と定速コンベアの前端部におい
て、各コンベアと同調して運動する押さえ装置で
生地を押さえながら行うことを特徴とする生地の
流量定量化方法。 2 生地を搬送する速度の可変な供給コンベアに
連接して定速コンベアを設け、供給コンベアの搬
送部のベルトの途中に生地の単位長さ当たりの重
量を秤量する秤量装置を設け、供給コンベアの終
端部の上方および定速コンベアの先端部の上方に
は、各コンベアと同調して運動をする押さえ装置
を設け、供給コンベアが生地の秤量値に反比例し
た速度で定速コンベアに生地を移し換えるように
したことを特徴とする生地の流量定量化装置。 3 供給コンベアの終端部の上方に設けられる押
さえ装置が、外周に突起の形成されたローラであ
る特許請求の範囲第2項記載の生地の流量定量化
装置。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59065837A JPS60213612A (ja) | 1984-04-04 | 1984-04-04 | 生地の流量定量化方法およびその装置 |
US06/718,126 US4631021A (en) | 1984-04-03 | 1985-04-01 | Apparatus for quantifying the flow rate of dough |
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