JPH04121910U - ベルトコンベア装置 - Google Patents

ベルトコンベア装置

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Publication number
JPH04121910U
JPH04121910U JP2563191U JP2563191U JPH04121910U JP H04121910 U JPH04121910 U JP H04121910U JP 2563191 U JP2563191 U JP 2563191U JP 2563191 U JP2563191 U JP 2563191U JP H04121910 U JPH04121910 U JP H04121910U
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JP
Japan
Prior art keywords
belt conveyor
conveyor device
conveyed
inclined plane
belt
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Pending
Application number
JP2563191U
Other languages
English (en)
Inventor
秀男 石井
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付着性を有する被搬送材料でも大きな塊とな
ることなく連続的に排出できるベルトコンベア装置を提
供するもの。 【構成】 粉体または粒体の被搬送材料6を搬送するベ
ルトコンベア装置において、ベルト面3aにおける搬送
方向下流端箇所に下流側ほど下方に一定角度で傾斜する
傾斜平面部3bを形成し、この傾斜平面部3bにより、
付着性を有する被搬送材料6でも互いに分離して連続的
に排出する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、粉体または粒体の被搬送材料を搬送するベルトコンベア装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ベルトコンベア装置にて粉体または粒体などの被搬送材料を搬送す ることは知られている。従来のベルトコンベア装置は、図5に示すように、一対 の駆動ローラ1および従動ローラ2に跨って無端ベルト3がほぼ水平に架け渡さ れて構成されている。なお、4は駆動ローラ1を一定速度で回転させる駆動モー タ、5は無端ベルト3上に被搬送材料6を供給するホッパである。また、図示し ないがベルトコンベア装置の排出部には例えば混合器などの別途装置が設けられ ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のベルトコンベア装置によれば、被搬送材料6が付着性を有 する場合、図5に示すように、被搬送材料6が大きな塊となって、脈動を発生し たり、断続的に排出されたりする問題があった。
【0004】 本考案は上記問題を解決するもので、付着性を有する被搬送材料でも大きな塊 となることなく排出できるベルトコンベア装置を提供することを目的とするもの である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために本考案は、粉体または粒体からなる被搬送材料を搬 送するベルトコンベア装置において、ベルト面における搬送方向下流端箇所に下 流側ほど下方に一定角度で傾斜する傾斜平面部を形成したものである。
【0006】
【作用】
上記構成により、傾斜平面部にて被搬送材料が搬送方向前後にわたって互いに 予め分離され、被搬送材料は大きな塊となることなく連続的に排出される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。なお、従来と同じ機能のも のには同符号を付し、その説明は省略する。
【0008】 図1は本考案の一実施例に係る定速度ベルトコンベア装置を示すもので、この ベルトコンベア装置のベルト面3aにおける搬送方向下流端箇所には、第1の従 動ローラ11と、この第1の従動ローラ11の斜め下方位置に配置された第2の 従動ローラ12とがそれぞれ回転自在に設けられている。そして、これらの第1 および第2の従動ローラ11,12により、下流側ほど下方に一定角度(図1に おいては角度α)で傾斜する傾斜平面部3bが形成されている。なお、第2の従 動ローラ12は、図2に拡大して示すように、その軸受部12aが支持板13に 形成された長孔14に沿って移動可能とされ、傾斜平面部3bの傾斜角度を調整 可能とされている。
【0009】 上記構成において、ホッパ5により供給された粉体または粒体の被搬送材料6 は、無端ベルト3によりa方向に定速で搬送されて傾斜平面部3bを通った後、 下方へ排出される。この場合に、被搬送材料6が付着性を有する場合でも、被搬 送材料6は傾斜平面部3bにて搬送方向前後にわたって互いに分離されるため、 被搬送材料6は大きな塊となることなく、連続的に排出される。ここで、被搬送 材料6が付着性が小さなものである場合は傾斜角度を小さめに設定し、付着性が 大きなものである場合は傾斜角度も大きく設定する。
【0010】 図3は本考案の他の実施例に係る定流量ベルトコンベア装置で、上記実施例と 同様な位置に第1および第2の従動ローラ11,12や駆動ローラ1が配置され ている一方、駆動ローラ1を回転させる駆動モータ21は回転速度可変とされ、 図示しないコントローラ装置により速度制御される。第2の従動ローラ12には 回転量検出用のパルス発信器22が取り付けられているとともに、駆動ローラ1 と第1の従動ローラ11との間には所定地点bの被搬送材料6の重量を測定する 重量測定装置23が配設されている。
【0011】 上記構成において、ホッパ5から被搬送材料6が供給されると無端ベルト3上 の地点bの重量、すなわちホッパ5からの被搬送材料6の供給量が重量測定装置 23により計量され、重量が大きい場合は駆動ローラ1の回転速度を遅く制御し 、また重量が小さい場合は駆動ローラ1の回転速度を速く制御して被搬送材料6 を定流量で排出する。この場合に、上記実施例と同様に、被搬送材料6が付着性 を有する場合でも、被搬送材料6は傾斜平面部3bにて搬送方向前後にわたって 互いに分離されるため、被搬送材料6は大きな塊となることなく、連続的に、か つ均等に排出される。これにより、単位時間当りの排出量精度が高まり、定流量 排出性能は従来より向上する。
【0012】 なお、上記実施例においては、搬送方向上流側に駆動ローラ1を配置した場合 について述べたが、駆動ローラや従動ローラの配置はこれに限るものではないこ とはもちろんである。また、図4に示すように、搬送方向下流端箇所に3個また はそれ以上のローラ31,32,33を配設してもよく、これによっても上記実 施例と同様な作用効果が得られる。さらに、傾斜平面部3bの傾斜角度を決定す るローラを油圧シリンダなどにより移動可能とし、被搬送材料6の分離具合を視 認しながら傾斜平面部3bの傾斜角度を調整してもよい。
【0013】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、ベルト面における搬送方向下流端箇所に 下流側ほど下方に一定角度で傾斜する傾斜平面部を形成したので、傾斜平面部に て被搬送材料が搬送方向前後にわたって互いに排出前に分離され、被搬送材料は 大きな塊となることなく連続的に排出される。特に、この構造を定流量のベルト コンベア装置などに適用することにより、定流量の排出性能を向上させることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る定速度ベルトコンベア
装置の側面図である。
【図2】同定速度ベルトコンベア装置の要部拡大側面図
である。
【図3】本考案の他の実施例に係る定流量ベルトコンベ
ア装置の側面図である。
【図4】本考案の他の実施例に係るベルトコンベア装置
の要部側面図である。
【図5】従来のベルトコンベア装置の側面図である。
【符号の説明】
1 駆動ローラ 3 無端ベルト 3a ベルト面 3b 傾斜平面部 4,21 モータ 6 被搬送材料 11 第1の従動ローラ 12 第2の従動ローラ 12a 軸受部 13 支持板 14 長孔 22 パルス発信器 23 重量測定装置 31,32,33 ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体または粒体の被搬送材料を搬送する
    ベルトコンベア装置において、ベルト面における搬送方
    向下流端箇所に下流側ほど下方に一定角度で傾斜して被
    搬送材料を互いに分離させる傾斜平面部を形成したベル
    トコンベア装置。
JP2563191U 1991-04-17 1991-04-17 ベルトコンベア装置 Pending JPH04121910U (ja)

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JP2563191U JPH04121910U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ベルトコンベア装置

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JP2563191U JPH04121910U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ベルトコンベア装置

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JPH04121910U true JPH04121910U (ja) 1992-10-30

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ID=31910318

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JP2563191U Pending JPH04121910U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ベルトコンベア装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114798A (ja) * 1974-07-27 1976-02-05 Nippon Oils & Fats Co Ltd Kinkyuhinanyoratsukasan
JPH02303461A (ja) * 1989-05-16 1990-12-17 Kibun Kk 練り材料や製品を搬送するのに適したベルトコンベア

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114798A (ja) * 1974-07-27 1976-02-05 Nippon Oils & Fats Co Ltd Kinkyuhinanyoratsukasan
JPH02303461A (ja) * 1989-05-16 1990-12-17 Kibun Kk 練り材料や製品を搬送するのに適したベルトコンベア

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