JPS60213612A

JPS60213612A - 生地の流量定量化方法およびその装置

Info

Publication number: JPS60213612A
Application number: JP59065837A
Authority: JP
Inventors: Torahiko Hayashi; 虎彦林
Original assignee: Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Current assignee: Rheon Automatic Machinery Co Ltd
Priority date: 1984-04-04
Filing date: 1984-04-04
Publication date: 1985-10-25
Also published as: ES8608689A1; ES541973A0; JPH0331408B2; DD234225A5

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は、パン生地ｖ＋、カマボニ、１生地、あるいは
゛、その他の高分子材料のように弾性や粘性を右する可
塑性生地の流量を、その運搬中に定量化するものに関す
る。

（従来技術）例えば、パン生地のような弾性と粘性を右する可塑性生
地の供給に際しては、スクリコー装置による押出し、あ
るいは、ピストン−シリンダを用いた押出し装置ににつ
で、連続的、または、間欠的な定量供給を行っていた。

しかし、これらは、装置が大型になるという欠点があり
、さらに、生地の供給部に過剰な圧力が作用したり、ま
たは、スクリューによる攪拌等で生地が切断されたりす
ることが多く、特にパン生地においては、そのために、
生地のゲル構造が破壊されてしまうことになり、後工程
で生地のゲル構造の回復を行なわなければならないなど
の余分な工程を必要としている。

（目的）本発明は、パン生地のような粘弾性のある生地をその運
搬の過程で、連続的に定量化させるための方法とその装
置を提供することを目的とし、さらに、その定量化に際
して、生地に圧力や、攪拌力が作用しないようにする装
置を提供することを目的とする。

（構成）本発明の装置は、可変速度で駆動される供給コンベアと
、その下流に連接され、一定の速度で駆動される定速コ
ンベアとから構成される装置と、供給コンベアの所定の
位置に設けられる秤量装置とからなる。

そして、秤量装置によって、連続的に、または、間欠的
に！Ｉ−地の中位長さ当たりの申開を秤吊し、その秤量
したｌ＋ｆｉに基づいて、その生地を供給コンベアから
定速］ンベ）７へ移し換える■１の供給コンベアの速度
を制御Ｊ−るようにし一Ｃいる。

この速度の制御に際ｔノでは、例λば供給コンベアの駆
動部に回転Ｉ・ランスジコーリーを設ＧＪ　、拝聞した
部分の生地が７１〕／ベアの１１出端部に来た時に、そ
の秤量値に応じて一１ンベ）１０速匪を変化ざ１、一定
の速度で駆動されている定速コンベアに生地を移し換え
る際に、生地を伸ばしたり、または、縮めた″リＪるこ
とにＪ：って、定速コンベア上での生地の中位重量を一
定にする．Ｊ；うにしている。

《実施例》第１図に示゛リＪ：うに、本発明の装置は、供給コンベ
ア１ど、定速コンベア１１とからなり、これらのコンベ
アは、ベル１・１ａと、１１ａとによって、搬送面を形
成している。

供給コンベアのベルｈ　１　ａの下面の所定の位置には
、秤量装置３が設番１られていて、この秤ω装＠３のベ
ルｈ　１　ａに接触する部分は、長さ八の秤量台３ａを
設けている。そして、この秤量台３ａは、その上方を通
過する生地２の重量Ｘを、その荷重センサー８によって
一定し、後で述べる制御装置のマイクロコンピュータ８
に入力させる。

また、コンベア１の駆動ロール４は、モータ６にＪ：っ
て駆動されるが、その駆動ロール４に同調して回転する
回転トランスジ・−サーぺを設け、ベルト１ａの移動長
さに応じてその回転量のパルスを発信する。゛供給コンベア１の下流に連接した定速コンベア１１は、
常に一定の速度で駆動されるものである。

さらに、本発明の装置においては、供給コンベア１の後
端部と、定速コンベア１１の前端部の上方に、それぞれ
押え装置としてロー５１０、１２を設けている。ローラ
１０は、実施例で示したものにおいては、４つの突起１
０ａ・・・を有するもので、ベルト１ａと同調して回転
するこ゛とによって、生地２の上面に所定の間隔で圧力
部２ａを形成するようになっている。さらに、ローラ１
２は、表面に突起を設けるかあるいは突起のない回転体
で　５　一定速コンベア１１に乗り移った生＋１１１　２を強く定
速コンベア１１に押しつＩｌて生ＩＩ！ｌ２が定速コン
ベアと全く同じ速度で移１ｊｌ　１１−るＪ：うに作用
する。

本発明にｄ３いて用いられる制ｔｉｌ＋装置は、第２図
に示されるＪ；うに、マイクロＴ１ンピコータ９′！主
体としたもので、そのマイクロコンピュータ９に、回転
１・ランスジコーリー５と、荷重センサ−８から、その
測定値とパルスとを人力する。そして、その入力ざれた
値に応じて、マイクロコンピュータ９が演篩を行い、イ
ンバーター７を介して、コンベア１の駆動モータ６を制
御１Ｊるようになっている。

そして、その制御に際しては、生地２の中位長さ八の重
量が重いときには、コンベア１の速度Ｖを遅くするｊ；
うにした速度■ａで−［一タ６を駆動し、生地２の中位
長さ八の重量が軽いときには、速い速ｉｖｂでモータ６
を駆動するように制御する。

供給コンベア１の終端部の上方に設番』られているロー
ラ１０は、生地２を強く押圧した圧力部２　′−　６　
− ａを作り、生地２が常に供給コンベア１と周速で移動す
るようにし、一定の速度で駆動される定速コンベア１１
によって生地２が搬送されるときに単位重量の重い生地
が伸長する位置を限定する作用を行うとともに、単位重
量の軽い生地の場合にも同じく高速で供給コンベア１か
ら送り出される生地２を一定位置で縮めるようにする作
用を行うものである。そして、これらの生地の伸長や、
縮みの作用は、ローラ１２の作用との相互関係によって
行なわれるのである。

（作用）本発明の装置における各構成部材の作用について説明す
ると、生地２は人手によって予め細長く成形されて生地
供給コンベア１に載せられ、生地供給コンベア１はこの
生地を搬送の過程で秤量装置３において、単位長さＡ当
たりの重量の秤量を行う。すなわち、マイクロコンピュ
ータ９は、回転Ｉ・ランスジューサー５が、上記した間
隔Ａまたは八より短い同じ距離だけ、生地が搬送された
ことを検出する毎に、秤量装置３に秤量の指令を与え、
その指示に従って、荷重センサー８はその秤量値Ｘをマ
イクロコンピュータ９に入力する。

そして、秤量値Ｘｎを持つ生地Ａｎがそれぞれ供給コン
ベア１の終端部Ｐに到達したことを、回転トランスジュ
ー′ＩＪ−５にＪ：ってマイクロコンピュータ９に人力
するど、マイクロコンピュータ９は、その生地の重ｆｆ
１Ｘｎに応じてコンベア１の速度ｖｎを自動的に設定す
る。この場合のコンベア１の速度ど、！ｌ−地のｆｆ１
ｆｆｉとの関係は、Ｘａ−Ｖａ＝Ｘｂ　−Ｖｂ−一定、
　トナル。

すなわち、コンベア１から１出される際の生地の速度Ｖ
は、生地の重ＭＸに反比例した値となる。

また、生地の中位長さへ〇重石Ｘは、コンベア１によっ
て搬送される生地を分割した長さへの各々の部分Ａａ１
Ａｂ１・・・・・・では全てが異なるはずであるから、
供給コンベア１によって搬送される生地の各秤量部分が
コンベアの終端部Ｐに来た時には、コンベア１の駆動透
電Ｖは常に変化することになる。そして、その速度変化
の状態は、秤量値ｔｉＩｊｌ準値よりし重い時には遅く
され、軽い時には速（されるように制御されるのである
。

従って、一定の速度で駆動される定速コンベア１１に生
地が移し換えられる際には、単位重石の重い生地は伸長
され、軽い生地は圧縮されるような状態になるので、定
速コンベア１１の上では、生地２は、一定の単位重石を
有するものとして搬送され、定量化が果されることにな
る。

さらに、本発明の装置において、供給コンベア１の終端
部と、定速コンベア１１の先端部に各々設けられている
ローラ１０．１２は、生地２がお互いの速度が常に異な
っている２つのコンベア１と１１の速度の違いの分だけ
の引伸しや縮みを正しく行わせるために設けられた生地
押え装置である。

ローラ１０と１２を設けることにより、生地はその２つ
の０−ラ間においてのみ引伸ばしまたは縮めの作用が行
なわれるが、もし、この２つのローラが存在しないとき
は生地２の伸長や縮みは、コンベア１の終端と、コンベ
ア１１の先端の指定された短い距離間で行なわれるので
はなく、２つ□’　−９− のコンベア１ど１１の両方の全体にまたがった不定位置
の長い区間で発生ずるので秤ｍ位買Ａど、引伸ばしまた
は縮みの位置がずれてしまい生地重量の定量化効果は全
く現れないのである。

一般に硬い生地を秤量する場合には、ｎ−ラ１０および
ローラ１２どもに表面に突起があった方が良いし、また
軟かい生地の場合はローラのいずれにもその表面に突起
がなくてｂ生地の流量の定量化の効果を冑ることができ
る。

なお、−１１記した本発明の実施例においでは、秤量装
置３の秤量台３ａの単位長さＡは、任意に設定できるも
のであるから、その艮ざＡを短い距離とすることによっ
て、Ｊ、り正確に生地の重石を平均化することも可能と
なる。すなわち、生地の重量変化を微分測定してその変
化値が生地供給コンベア１の終端位置での反比例した速
度に変換される。このようにコンベア間での生地の移し
換えの際の速ｍの制御をぎめ細かく行って、生地の定量
化のより正確化を可能にしている。

さらに、本発明において、供給コンベア１の排　１０− 出端部の上方に設けられるローラ１０は、突起１Ｏａを
設けたものとして示されているが、本発明においては、
ローラは必ずしも、突起を設けたものに限定されるもの
ではない。すなわち、突起の間隔を次第に狭くすること
によって、上記したような連続的な秤量に対応して、制
御を容易にさせるようにすることも可能であることより
、ローラは、円筒形のものでも良いことは当然のことで
あり、さらに、ローラを用いることに代えて、他の押圧
装置を用いても良い。これは、例えば、所定の幅の板体
を用い、これを生地の移動に対応させて間欠的に上下動
させるようにしても良いのである。

従って、本発明の装置においては、複雑な機構の生地分
割装置等を用いることなしに、コンベア上で生地の重量
を定量化することができるので、重量が平均化された生
地を得ることを可能にしている。

なお、前記した実施例においては、パンの生地を取り扱
う場合の例について記載したが、本発明　１１− の装置は、この実施例に限定されるものではなく、その
他に、麺類や、カマボコのような食品等の他に、高分子
月利等のＪ：うな押付と粘性をイｊする材料を搬送の途
中で、その流量を定量化しながら送る際にも用いること
ができることはその構成から見て、当然可能なことであ
る。

（効果）本発明の！１４置は、前記したＪ：うな構成を有するも
のであるから、生地がその供給コンベア上に一定しない
状態で供給されたとしても、その生地の搬送の途中で、
コンベア間で容易に平均化することを可能にしている。

また、□本発明の装置は、比較的簡単なものであるが、
これによって得られる効果は、非常に大きいものである
。

そして、本発明の装置をパンの製造■稈に適用した場合
には、生地のゲル構造を破壊することがなくなるために
、従来の寝かし工程が不要どなり、パンの製造装置を小
型化することを可能にし、製品のコストを低下さぜるこ
とができるのである。

−１２−

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の装置の構成を示す側面図であり、第
２図は、制御装置のブロック図である。図中の符号１・・・・・・供給コンベア、２・・・・・・生地、３
・・・・・・秤量装置、４・・・・・・駆動ローラ、５
・・・・・・回転トランスジューサー、６・・・・・・
モータ、７・・・・・・インバーター、８・・・・・・
荷重センサー、９・・・用マイクロコンピュータ、１０
・・・・・・Ｄ−ラ、１１・・・・・・定速コンベア、
１２・・・・・・ローラ、 −１３− 手　絖　ネ１０　二１１三　田昭和５１９年４１−１２７日特許庁長官　若杉和夫　殿１　事件の表示特願昭！５９−６５８３７号２　発明の名称生地の流崩定部化７ｊ法およびその装置３　補正をづる
者事件とのＩｌｌ係・特許出願人しＡ゛ン自動機株式会社４代理人東京Ｉｓ港区虎ノ門−丁［１２番２９月虎）門産業ピル
５階明細書の特許請求の範囲の欄６　補正の内容別紙の通り別　紙特許請求の範囲（１）供給コンベア上に連続して供給される生地を秤量
するとともに、供給コンベアをその秤量値に反比例した
速度で駆動するように制御可能に構成し、速度の可変な
供給コンベアからその下流に連接した定速コンベアに移
し換えるようにしたことを特徴とする生地の流量定量化
装置。（２）搬送部のベルトの途中に拝聞装置を設けた供給コ
ンベアの終端部の上方に、前記供給コンベアと同調して
運動をする押え装置を設け、この供給コンベアの下流に
定速コンベアを連接し、定速コンベアの先端部には、そ
の上方に定速コンベアと同調して運動をする押え装置を
設け、生地供給コンベアは、生地の秤量値に反比例した
速度で定速コンベアに生地を移し換えることを特徴とす
る生地の流量定量化装置。（３）供給コンベアの終端部の上方に設けられる押え装
置としてローラを用いるとともに、その〇−ラは、その
外周に突起を形成して構成したことを特徴とする特Ｗ［
請求の範囲第２項記載の生地の流量定置化装置。手続補正歯（方式）％式％２　発明の名称生地の流吊定衣化方法およびその装置３　補正をする者事ｆ１との関係・特許出細人レオン自動機株式会社４代理人東京都温区虎ノ門−丁目２番２９号虎ノ門産業ビル５階
昭和５９年６月２６日６　補正の対象明細書７　補正の内容明細書の浄書（内容に変更なし）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）供給コンベア上に連続して供給される生地を秤量
するとともに、供給コンベアをその秤量値に反比例した
速度で駆動するように制御可能に構成し、速度の可変な
供給コンベアからその下流に連接した定速コンベアに移
し換えるようにしたことを特徴とする生地の流量定量化
方法。
（２）搬送部のベルトの下面に秤量装置を設けた供給コ
ンベアの終端部の上方に、前記供給コンベアと同調して
運動をする押え装置を設け、この供給コンベアの下流に
定速コンベアを連接し、定速コンベアの先端部には、そ
の上方に定速コンベアと同調して運動をする押え装置を
設け、生地供給コンベアは、生地の秤量値に反比例した
速度で定速コンベアに生地を移し換えることを特徴とす
る生地の流量定量化方法。
（３）供給コンベアの終端部の１：方にＩＮ−Ｊられる
押え装置としてＤ−ラを用いるととｂに、そのローラ（
、Ｌｌその外周に突起を形成して構成したことを特徴と
する特許請求の範囲第２項記載の生地の流一定ｍ化装置
。