JPS6136823Y2 - - Google Patents

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JPS6136823Y2
JPS6136823Y2 JP15152081U JP15152081U JPS6136823Y2 JP S6136823 Y2 JPS6136823 Y2 JP S6136823Y2 JP 15152081 U JP15152081 U JP 15152081U JP 15152081 U JP15152081 U JP 15152081U JP S6136823 Y2 JPS6136823 Y2 JP S6136823Y2
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JP
Japan
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air
arm
bellows
valve
actuating member
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JP15152081U
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JPS5856237U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気ばねの密閉容器内に自動位置検
出部材(略して作動部材という。)と該作動部材
に係合する弁を内蔵した空気ばねに関する。
従来、空気ばねの自動レベル調整装置は空気ば
ねの外側に設置されており、荷重の増加によりテ
ーブルが下がると、該テーブルに取付けた突出部
材が該自動レベル調整装置の調整弁の検出レバー
を押下げることにより吸気弁が開き、圧力空気は
空気溜りから、ばね内に送られ、テーブルを元の
高さに戻し、逆に荷重が減少してテーブルが上る
と調整弁の検出レバーはスプリングの作用により
押し上げられて前記装置内の排気弁が開き、ばね
内の空気が大気中に排出され、テーブルを元の高
さに戻すのである。
該自動レベル調整装置は荷重変動による空気ば
ねの高さの変化を自動的に検出して元の高さに戻
す複雑な検出レバー機構から構成されているため
コスト高要因の1つになつており、また給気、排
出弁の気密装置の保守管理がきわめて面倒であ
る。本考案の目的は、このような欠点を解決すべ
く空気ばねの密閉容器内に圧縮空気の流入・流出
弁を有し、該流入・流出弁を作動せしむる作動部
材を内蔵した空気ばねを提供することにある。
本考案の他の目的は、所定の荷重の変動に追従
して上下動あるいは前進、後退する作動部材と該
作動部材に係合して作動する流入・流出弁を空気
ばねの密閉容器内に組込んだ空気ばねを提供する
ことにある。
本考案のさらに他の目的は、受座と基台間をゴ
ムベローズにより形成する空気ばねの密閉容器内
に流入・流出弁及び作動部材を組込むことによつ
て配管などを必要としなくなり、受座および脚の
周囲がスマートにすることのできた空気ばねを提
供することにある。
本考案のさらに他の目的は、上昇、下降する受
座に取付けた作動部材の上昇により空気ばね内の
加圧空気を外部に流出せしむる排出孔を基台中央
に形成し、また前記作動部材の下降により空気ば
ね内に加圧空気を流入せしむる給気孔を該基台と
連通する給気孔を形成した自動高さ調整弁を内蔵
した空気ばねを提供することにある。
以下図面を参照して、本考案の好適な実施例を
説明する。
10は空気ばねベローズ(以下単にベローズと
いう。)で、該ベローズ10の上端面11を荷重
を支承する受座12の下部壁面13に固定し、ベ
ローズ10の下端面14は円板状基台15の上壁
面16に固定する。
該ベローズ10の固定手段は周知の上下ビード
部を金具にて締め付けるが、あるいは空気の圧力
によりベローズを金具に圧着させる手段を用いる
のがよい。
前記基台15のほゞ中央には排出孔17が形成
され、該排出孔17を封止する流出弁18を嵌合
する。
該流出弁18を備えた第1アーム19の基端2
0は接着剤その他適宜手段を用いて保持部材21
の側壁25下方に固定する。
該保持部材21は略逆L字状パイプ、平板ある
いは角材を用い、その中央に給気孔22を有し、
そして該保持部材21の下端23を基台15の上
面に固定すると同時に該給気孔22と基台15の
第2給気孔と連通する。
該給気孔22の開口26は下向きに形成するの
が好ましい。
該給気孔22の開口を封止する給気弁27は第
2アーム28の所要個所に設け、該第2アーム2
8の基端29を前記保持部材21の側壁25上方
に固定する。
前記第1アーム19と第2アーム28間にはコ
イルスプリング30を配設し、該コイルスプリン
グ30により第1アーム19の給気弁27は給気
孔22の開口26を封止すると同時に第2アーム
28の流出弁18は排出孔17を封止する。
該第1アーム19と第2アーム28の自由端に
係合すべく全体を略柄杓状に形成した作動部材3
1の一端32を受座の中央附近に取付け、下部折
曲片33を第1アームの下側に位置し、上部折曲
片34を第2アームの上側に位置する。
図中符号35は受座12と基台15間をベロー
ズ10によつて形成する空気室、36は基台15
の半径方向に形成した供給孔で、該供給孔36の
一端は外部高圧ボンベ(図示せず。)に結合す
る。37はテーブル、38は防振ゴム、39は台
脚である。
作用について述べる。
第1図は本考案の空気ばねにおいて、荷重との
釣合いがとれて常用高さにある状態を示す断面図
である。
ところが、荷重が急激に増加し、第1図より第
2図に示す如く、テーブル37、受座12がベロ
ーズ10を押圧変形しつゝ降下すると同時に作動
部材31の上部折曲片34が第2アーム28の自
由端をコイルスプリング30に打勝つて押圧降下
せしむる。
該第2アーム28の自由端の降下にともなつて
該給気弁27が降下すると、該給気弁27にて封
止されていた給気孔26が開放し、該給気孔26
より加圧空気は空気室35内に流入し前記ベロー
ズ10の膨脹に比例して同時に作動部材31を押
し上げる。
該作動部材31の上昇にともなつて第2アーム
28はスプリング32の弾発力と相俟つてベロー
ズ10と共に常用高さまで復帰させる。
次に、逆に荷重が急激に減少することにより、
第1図より第3図に示す如くテーブル37、受座
12がベローズ10の変形に併せて上昇する。
従つて、作動部材31の下部折曲片33が第1
アーム19の自由端をコイルスプリング30の弾
力に打勝つて流出弁18を持上げるとベローズ1
0内の加圧空気は基台15の排出孔17より大気
へ排出することになり、ベローズ10内の圧力は
低下し、テーブル37を第1図に示す如き元の高
さに戻す。
上記せるように、本考案の空気ばねは荷重の変
動に追従して作動する作動部材と該作動部材に係
合して開閉する弁を直接ベローズ内に組込むこと
によつて装置全体をコンパクト化することが可能
になる。
特に本考案空気ばねを備えた計測テーブルは
弁、配管などの附属装置がすべてゴムベローズ内
に内蔵されるため、該テーブルを使用する大学実
験室、あるいは附属研究所などにおいて他の測定
器械などとマツチし、商品価値を一段と高めるこ
とができ、きわめて実用的である。
また本考案空気ばねは作動部材と弁などを内蔵
しているので、在来の自動レベル装置の如きシー
ルするための気密機構を必要としないので、コス
ト低減に役立つことができる。
本考案の空気ばねはベローズ型にいて図示設明
されているが、この型に限定されるものでなくダ
イヤフラム型の空気ばねにも勿論適用でき同一の
作用効果を奏するものである。
またベローズ内の空気を大気へ押出する手段と
して基台の略中央に排出孔を形成せしめている
が、これに限定されるものでなく、排出孔は基板
の適宜個所に形成することは勿論可能であり、ま
た、排出孔を基板の半径方向に形成することも可
能である。
また、基台は円板状について図示説明されてい
るが、この形状に限定されるものでなく、ベロー
ズの下端面を受支できるものであれば方形、楕円
形状でも同一作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案空気ばねを除振台のテーブルと
脚間にセツトし、常用高さにある状態を示す一部
断面図、第2図は荷重が急激に増加し、テーブル
が降下したさいの作動部材と吸気弁との関連を示
す一部断面図、第3図は荷重が急激に減少し、テ
ーブルが上昇したさいの作動部材と排出弁との関
連を示す一部断面図である。 10:ゴムベローズ、12:受座、15:基
台、17:排出孔、18:流出孔、19:第1ア
ーム、22:給気孔、26:上端鍔、28:第2
アーム、31:作動部材、36:空気室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷重を支承する受座と基台間に空気ばねベロー
    ズを配して密閉容器を形成し、該密閉容器内の加
    圧空気を外部に排出あるいは該密閉容器内に加圧
    空気を流入するための弁機構を前記密閉容器内に
    配設し、該弁機構は前記空気ばねベローズの変動
    に追従して動く作動部材と該作動部材の動きによ
    り変位する給気弁と流出弁を備えた第1、アーム
    および第2アームからなり、前記作動部材の上端
    を受座に固定し、該作動部材の下部折曲片を前記
    第1アームに、上部折曲片を前記第2アームにそ
    れぞれ係合若しくは離脱することによつて排出孔
    と給気孔を閉止あるいは開口せしむるべく配設す
    ることを特徴とする空気ばね。
JP15152081U 1981-10-14 1981-10-14 空気ばね Granted JPS5856237U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15152081U JPS5856237U (ja) 1981-10-14 1981-10-14 空気ばね

Applications Claiming Priority (1)

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JP15152081U JPS5856237U (ja) 1981-10-14 1981-10-14 空気ばね

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Publication Number Publication Date
JPS5856237U JPS5856237U (ja) 1983-04-16
JPS6136823Y2 true JPS6136823Y2 (ja) 1986-10-25

Family

ID=29944205

Family Applications (1)

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JP15152081U Granted JPS5856237U (ja) 1981-10-14 1981-10-14 空気ばね

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3205286B2 (ja) * 1997-09-05 2001-09-04 川崎重工業株式会社 車体支持用空気バネ装置
KR100475914B1 (ko) * 2001-12-27 2005-03-10 현대자동차주식회사 에어 서스펜션 차량의 레벨링 시스템
JP5014944B2 (ja) * 2007-10-16 2012-08-29 カヤバ工業株式会社 バルブ装置

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JPS5856237U (ja) 1983-04-16

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