JPS583978Y2 - 空気抜弁 - Google Patents

空気抜弁

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Publication number
JPS583978Y2
JPS583978Y2 JP11002079U JP11002079U JPS583978Y2 JP S583978 Y2 JPS583978 Y2 JP S583978Y2 JP 11002079 U JP11002079 U JP 11002079U JP 11002079 U JP11002079 U JP 11002079U JP S583978 Y2 JPS583978 Y2 JP S583978Y2
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JP
Japan
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float
valve
hole
air vent
valve seat
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Expired
Application number
JP11002079U
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JPS5629369U (ja
Inventor
長島洋一
Original Assignee
株式会社 光合金製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷水、温水等の水道配管の中の空気を抜くため
のフロート式空気抜弁の改良に関する。
一般に空気抜弁は冷、温水配管の凸部に取付けられ凸部
にたする空気を自動的に排出して、配管内ノ空気による
トラブルをなくするために用いられている。
従来ある空気抜弁は排気口を頂部に設け、フロートにレ
バーを直結し、該レバーの一端を本体にピンで止めて支
点とし、更に該レバーには弁を取付け、前記フロートの
浮上降下によりレバーを介して弁を開閉させるものとか
、レバーの一端にフロートを直結し、レバーの他端に弁
を取付けて弁座先端を支点としてフロートの浮上降下に
より弁を開閉する形式のものが使用されている。
第1図に従来の空気抜弁の一実施例を示すが、配管Hに
空気抜弁の本体Aが接続し、取付口Bで本体A内と配管
H内は通じている。
本体Aの頂部に排気口Cがあり、その下方に弁座が設け
られている。
弁座に着脱する弁りを一端に設けであるレバーFの他端
にフロー)Gが直結され、フロートGは本体A内で浮上
降下できるようになっている。
また弁りはバネEにより付勢され、フロー)Gが浮上し
た状態で弁座に着座できるようになっている。
従ってフロー)Gの浮上降下により弁座先端を支点とし
て弁りが弁座を開閉し空気を排気したり止めたりできる
このような構造のものではウォーター・・ンマ等の圧力
変化により、本体A内に、フロー)Gを浮上させて排気
口を閉じた後に残っている空気が収縮、膨張をくり返し
、本体内の水面が上下動する。
その度にフロー)Gも上下動し、レバーFを介して弁D
Vc伝わる。
しかしフロートGが空気の収縮膨張による水面の上下動
に追従できない場合、排気口Cから水あるいは温水の噴
出をおこすことになる。
曾たフロートGが本体Aの内壁に簡単に接することがで
きるので、ボイラー等で発生する振動がフロートにも伝
わり、レバーFを介して弁りにその振動を伝えることに
なり弁りの密封性を低下させることにもなる。
本考案は上記の問題を解決しようとするフロート式空気
抜弁の改良を目的としており、そのための構成の要旨は
、コイルバネ8により弁座9−2に押圧される密封用パ
ツキンを装着した弁体6を一端に設げた種板5の、該弁
体6から適当な長さのところにフロート2を吊り下げ、
前記弁体6と弁座9−2との接触点を支点としてフロー
ト2を揺動可能に保持し、フロート2の浮上降下により
前記弁体6が弁座9−2に密着し、あるいは弁座9−2
から部分的に離れて排気口を開閉する空気抜弁において
、比重が1より小さい円柱状プラスチックフロート2に
、上記種板5に上端を遊動連結するフロート貫通棒3の
径よりも大きな径の貫通孔2−1を設け、該貫通孔2−
1にフロート貫通棒3を通し、該フロート貫通棒3の下
端に前記貫通孔2−1の径より大きな円板あるいは棒状
などのフロート台4を設置し、本体1とフロート2とフ
ロート貫通棒3が同心上にあるとき、本体1の内壁面1
−2とフロート2の外壁面2−3との面間距離を、フロ
ート貫通棒3の外周面3−1と貫通孔2−1の壁面2−
2との面間距離より小さくしたことを特徴としたもので
ある。
以下図面の一実施例に従って説明する。
本体1は一方に配管への取付口1−1を有し、内部にフ
ロート2および種板5の収容室11を有している。
比重が1より小さい円柱状プラスチックによって形成す
るフロート2には、フロート貫通棒3を通す貫通孔21
が設げられている。
フロート貫通棒3の一端には円板状のフロート台4が設
けられフロート2が下方に離脱することを防止している
捷たフロート貫通棒3の他端においては種板5に遊動接
続し、種板5の端部に密封用パツキンを埋め込み装着し
た弁体6を設けである。
弁体6は本体1と接続する弁室形成部材1に設けられる
弁室6−1内のバネ座に着座しているバネ8によて、排
気口9−1を有する弁座部材90半球形弁座9−2に押
圧されており、該弁座部材9は弁室形成部材7に螺合結
合しである。
排気口9−1には小孔1〇−1を有するキャンプ10を
かぶせゴミの耐着を防止する。
次に作用について説明すると、フロート収容室11内に
水あるいは温水が流入し、フロート2を浮上させ、種板
5は自由状態となり、弁体6はコイルバネ8により密封
用パツキンを介して弁座92に押圧され、また管内圧力
によりさらに押圧され閉弁状態となっている。
フロート2が浮上して閉弁状態になると管内圧力弁だけ
フロート収容室11内の残溜空気が圧縮されフロート2
は上方にフロート台4から離脱する。
離脱後のフロート2の動揺たとえばウォーターハンマ等
による圧力変化に同調して、フロート収容室11の残溜
空気が収縮、膨張をおこし水面が動揺し、それにともな
いフロート2も動揺する。
またボイラー等による配管を伝わる振動が、本体1の内
壁面1−2に触れているフロート2に伝わり振動したり
する。
これらはフロート2がフロート台4から離脱し、さらに
本体1とフロート2とフロート貫通棒3が同心上にある
とき、本体1の内壁面1−2とフロート2の外壁面2−
3との面間距離を、フロート貫通棒3の外周面3−1と
貫通孔2−1の壁面2−2との面間距離より小さくとっ
であるため、フロート2がフロート貫通棒3に対して垂
直に移動してきても、フロート2の内壁面2−2がフロ
ート貫通棒3の外周面3−1に接触する前に本体1の内
壁面1−2に、フロート2の外壁面2−3とが接触する
ので、フロート貫通棒3には接触することがない。
すなわちフロート2がフロート台4から離脱すると一斉
のフロート2の動揺はフロート貫通棒3に伝わることが
ないので常に安定した弁体6の密封性を保証することが
できるものである。
次に配管内の空気が本体1内に流入するとフロート2は
下降しフロート台4に着き、さらに下降し浮力を減じフ
ロート2の荷重がフロート台4を介して種板に伝わり、
種板5の端部に設けである弁体6が接点を支点として回
転させて開弁させ空気を排出する。
空気が排出され、本体1内に水捷たは温水が流入しフロ
ート2を浮上させて閉弁し、以後同じ動作を繰返し空気
を排出するわけである。
以上説明したように本考案は要はフロートが浮上した後
、フロートの動作による弁の密封性を保証するため、フ
ロートに貫通孔を設け、フロート台を設置したフロート
貫通棒をフロートに通し種板と遊動接続し、本体とフロ
ートとフロート貫通棒を同心上にとったとき、本体の円
周内壁面とフロート外壁面との面間距離をフロート貫通
棒外周面とフロート貫通孔の壁面との面間距離より小さ
くすることにより、フロートが動揺しフロート貫通棒に
対して垂直方向に動揺移動しても、フロートの貫通孔壁
面がフロート貫通棒の外周面に接触する前に本体内壁面
すなわちフロート収容室内壁円周面に接触するのでフロ
ートの動揺および振動等がフロート貫通棒を介して弁体
に伝わらないので常に弁体の密封性を保持できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気弁の一実施例の縦断面図であり、第
2図は本考案を実施した空気抜弁の縦断面図である。 1・・・本体、1−2・・・本体の内壁面、2・・・フ
ロート、2−1・・・貫通孔、2−2・・・貫通孔の壁
面、2−3・・・フロートの外壁面、3・・・フロート
貫通棒、3−1・・・フロート貫通棒の外周面、4・・
・フロート台、5・・・種板、6・・・弁体、I・・・
弁室形成部材、9・・・弁座部材、11・・・フロート
収容室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルバネ8により弁座9−2に押圧される密封片パツ
    キンを装着した弁体6を一端に設けた担板5の、該弁体
    6から適当な長さのところにフロート2を吊り下げ、前
    記弁体6と弁座9−2との接触点を支点としてフロート
    2を揺動可能に保持し、フロート2の浮上降下により前
    記弁体6が弁座9−2に密着し、あるいは弁座9−2か
    ら部分的に離れて排気口を開閉する空気抜弁において、
    比重が1より小さい円柱状プラスチックフロート2に、
    上記担板5に上端を遊動連結するフロート貫通棒3の径
    よりも大きな径の貫通孔2−1を設け、該貫通孔2−1
    にフロート貫通棒3を通し、該フロート貫通棒3の下端
    に前記貫通孔2−1の径より大きな円板あるいは棒状な
    どのフロート台4を設置し、本体1とフロート2とフロ
    ート貫通棒3が同心上にあるとき、本体1の内壁面1−
    2とフロート2の外壁面2−3との面間距離を、フロー
    ト貫通棒3の外周面3−1と貫通孔2−1の壁面2−2
    との面間距離より小さくしたことを特徴とする空気抜弁
JP11002079U 1979-08-11 1979-08-11 空気抜弁 Expired JPS583978Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11002079U JPS583978Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11 空気抜弁

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JP11002079U JPS583978Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11 空気抜弁

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Publication Number Publication Date
JPS5629369U JPS5629369U (ja) 1981-03-19
JPS583978Y2 true JPS583978Y2 (ja) 1983-01-24

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ID=29342582

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11002079U Expired JPS583978Y2 (ja) 1979-08-11 1979-08-11 空気抜弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8528526B2 (en) * 2009-12-03 2013-09-10 Federal-Mogul Corporation Snap assembly decoupled float vapor vent apparatus

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JPS5629369U (ja) 1981-03-19

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