JPS6136596Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6136596Y2
JPS6136596Y2 JP16526080U JP16526080U JPS6136596Y2 JP S6136596 Y2 JPS6136596 Y2 JP S6136596Y2 JP 16526080 U JP16526080 U JP 16526080U JP 16526080 U JP16526080 U JP 16526080U JP S6136596 Y2 JPS6136596 Y2 JP S6136596Y2
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JP
Japan
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washer
ropes
push
receiving
slope
Prior art date
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JP16526080U
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JPS5791849U (ja
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は交差して張設されたロープの交差部
を締着するクロスクリツプに関する。
地肌が露出した道路沿いの法面などには、落石
を防止しかつその法面を保護する目的で、金網を
張設し、客土を施こし、芝等を殖生させることが
一般に行なわれている。この施工に当つては、ま
ず法面の上下および左右方向に多数本のロープを
張設し、その各交差部をUボルトで締着し、これ
らロープを介して金網を支持するようにしてい
る。ところが、ロープの交差部を単なるUボルト
で締着する従来の手段では、ロープ相互がずれ動
いたり、或いはロープの交差部の全体がUボルト
と一体に動きやすく、このため金網が変形され、
客土が流出しやすくなつてしまう難点があつた。
この考案はこのような点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、ロープ相互のず
れ動き、および交差部全体の動きを確実に防止し
て安定したロープの締着ならびにその係止を図る
ことができるようにしたクロスクリツプを提供す
ることにある。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
図中1は法面で、この法面1にそれぞれ定着し
たアンカー2…を介して上下および左右方向に複
数本のロープ3…が張設されている。そして各ロ
ープ3…の交差部がクロスクリツプ4により締着
されている。このように張設されたロープ3…の
上面側に金網5が配設され、この金網5が第2図
に示すようにピンアンカー6…を介してロープ3
に係止されている。そしてこの金網5を埋めるよ
うに法面1の表面に客土7が施こされ、この客土
7に芝等を植付けて落石の防止や法面1の風化を
防止するものである。
上記クロスクリツプ4は、第3図ないし第4図
に示すように、それぞれ楕円形をなす受座金8と
押座金9とを備えてなる。これら受座金8と押座
金9は互いに対向して配置し、それぞれその内面
に互いに交差する方向を向いて定置溝10,11
が刻設され、これら定置溝10,11の内底面
に、第5図および第7図に示すようにそれぞれ複
数ずつの突条12…,13…が形成されている。
そして上記定置溝10,11にロープ3,3がそ
れぞれ嵌合定置され、これによりロープ3と3と
が直角に交差して受座金8と押座金9との間に挾
持されている。
受座金8と押座金9との間には、第1の締付具
としてのボルト14と、第2の締付具としてのル
ーフボルト15および一対のナツト16,17が
設けられている。ボルト14は押座金9を貫通し
て受座金8に螺合し、またルーフボルト15は押
座金9および受座金8を貫通してその一端側が受
座金8の外面側に大きく延出し、その延出部分を
アンカー部18となし、このアンカー部18が法
面1の地盤中に埋め込まれている。このルーフボ
ルト15の途中には、受座金8の外面側および押
座金9の外面側において上述のナツト16,17
が螺合されている。ボルト14とルーフボルト1
5はロープ3,3の交差部を隔てて対向する位置
に配設され、そしてボルト14の締付けおよび一
方のナツト17の締付けにより押座金9が受座金
8側に押圧され、これによりロープ3,3が押座
金9と受座金8との間に圧着して保持されてい
る。
このような構成によれば、ロープ3,3が定置
溝10,11内に嵌合して定置するため、たとえ
ボルト14およびナツト17が緩んだとしても、
そのロープ3,3は定置溝10,11の幅方向に
対するずれ動きが防止され、長期に渡つて確実な
締着状態を保持できる。また、ルーフボルト15
の一端側はアンカー部18として法面1の地盤中
に埋め込まれており、このためロープ3,3の交
差部は受座金8および押座金9と一体に法面1の
定位置に係止される。
このようにロープ3,3はその相互のずれ動き
が防止されるとともに、交差部全体が確実に法面
1に係止され、したがつて従来のように金網5が
変形し客土7が流出してしまうような事態が発生
するようなことがなく、長期に渡つて客土7を安
定して保持することができる。
なお、この考案は上記一実施例に限定されるも
のではなく、第9図に示すように受座金8にルー
フボルト15を溶接等により固着して上記実施例
におけるナツト16を省略し、また受座金8にね
じ軸19を溶接等により固着するとともに、これ
を押座金9に貫通させ、その先端にナツト20を
螺合して締付具を構成するようにしてもよい。
以上説明のようにこの考案によれば、ロープ相
互のずれ動き、および交差部全体の動きを確実に
防止して安定したロープの締着およびその係止を
図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は法面の保護装置の平面図、第2図は
その一部の断面図、第3図はクロスクリツプの側
面図、第4図は同じく平面図、第5図は受座金の
平面図、第6図は同じく断面図、第7図は押座金
の平面図、第8図は同じく断面図、第9図はこの
考案の他の実施例に係るクロスクリツプの側面図
である。 3……ロープ、4……クロスクリツプ、8……
受座金、9……押座金、10,11……定置溝、
14……ボルト(締付具)、15……ルーフボル
ト(締付具)、16,17……ナツト(締付具)、
18……アンカー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向して配置した受座金および押座金と、上
    記受座金の内面および押座金の内面に互いに交差
    する方向を向いて形成された定置溝と、これら定
    置溝に交差して嵌合定置されたロープと、上記受
    座金と押座金との間に渡つて設けられその押座金
    を受座金側に締付ける一対の締付具とを具備し、
    上記一対の締付具は上記ロープの交差部を隔てて
    対向する位置に配置するとともに、一方の締付具
    は上記受座金の外方側に延出するアンカー部を有
    してなることを特徴としたクロスクリツプ。
JP16526080U 1980-11-18 1980-11-18 Expired JPS6136596Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16526080U JPS6136596Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16526080U JPS6136596Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5791849U JPS5791849U (ja) 1982-06-05
JPS6136596Y2 true JPS6136596Y2 (ja) 1986-10-23

Family

ID=29523960

Family Applications (1)

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JP16526080U Expired JPS6136596Y2 (ja) 1980-11-18 1980-11-18

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0351370Y2 (ja) * 1986-04-22 1991-11-05
JP4525956B2 (ja) * 2001-01-22 2010-08-18 日鐵住金建材株式会社 斜面安定化工法および斜面安定化構造

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Publication number Publication date
JPS5791849U (ja) 1982-06-05

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