JPS6136461Y2 - - Google Patents

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JPS6136461Y2
JPS6136461Y2 JP14570581U JP14570581U JPS6136461Y2 JP S6136461 Y2 JPS6136461 Y2 JP S6136461Y2 JP 14570581 U JP14570581 U JP 14570581U JP 14570581 U JP14570581 U JP 14570581U JP S6136461 Y2 JPS6136461 Y2 JP S6136461Y2
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JP
Japan
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trailer
wind deflector
roof
tractor
switch
Prior art date
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JP14570581U
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English (en)
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JPS5850078U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トレーラ連結の状態に応じて空気抵
抗を変更できるようにしたセミトレーラ用トラク
タに関するものである。
トラクタのキヤブの高さより高いバン型トレー
ラ又は積荷を積載したトレーラを連結した連結車
の空気抵抗を低減して燃料消費率を低減させるた
めには、トレーラの前部上端とトラクタのルーフ
上面の前端とを結ぶ円滑な曲面に沿うウインドデ
フレクタを設けることが有効であるとされてい
る。
ところが、トラクタ単車での走行時には、ウイ
ンドデフレクタの装着によつてトラクタの正面投
影面積が増加してしまうため、ウインドデフレク
タを装着していないほうが空気抵抗が小さくなる
という不都合が生じる。
本考案は上記に鑑みてなされたものであつて、
トレーラの連結時はもとより、単車時の空気抵抗
をも小さくできるようにした空力特性の優れたト
ラクタを提供するものである。
以下に本考案を図示された一実施例に基づいて
詳細に説明する。
前輪1を備えた前軸及び後輪2を備えた後軸上
にスプリングを介して搭載したシヤシ3の後軸上
部近傍にはカプラ4を装着すると共に、シヤシ3
の前部には図示しないエンジンを搭載し、このエ
ンジンを覆うようにしてキヤブ5を装着してセミ
トレーラ用トラクタを構成している。尚、前記カ
プラ4は、図示しないセミトレーラの前端部下面
に固設したキングピンを係脱自在に連結できるよ
うになつている。
キヤブ5のルーフ6の前端中央部には速度表示
灯7を装着し、この速度表示灯7より後方のルー
フ6のほぼ全面を覆う程度の大きさに形成された
ウインドデフレクタ8の前端を車幅方向に沿うピ
ン9及びブラケツト10を介してルーフ6の上面
に枢着している。そしてウインドデフレクタ8の
下面ほぼ中央部とルーフ6の後端部とをエアシリ
ンダ11を介して枢支連結することにより、エア
シリンダ11を短縮作動させると第1図に実線で
示すようにウインドデフレクタ8がルーフ6の上
面に沿つて倒伏し、エアシリンダ11を伸長させ
ると同図に二点鎖線で示すようにルーフ6に対し
て所定の角度で起き上るように構成している。
尚、二点鎖線で示す傾斜位置では、トラクタに連
結したバン型トレーラ等の前部上部とルーフ6の
前端とを結ぶ円滑な曲面の一部をウインドデフレ
クタ8が構成して連結時の空気抵抗を最も小さく
するようになつている。12はエアシリンダ11
を短縮付勢するスプリングである。
又、前記エアシリンダ11は、第2図に示すよ
うに電磁三方弁13を介して、トラクタのエアリ
ザーバ14に接続されている。尚、電磁三方弁1
3は、常時はエアリザーバ14への接続口を閉じ
てエアシリンダ11への接続口を大気開放口に連
通させているが、カプラ4の状態からトレーラが
連結されたことを感知した時に閉じるスイツチ1
5及び手動で操作されるメインスイツチ16がと
もに閉じてバツテリ17から三方弁13に電流が
流れている時は、大気開放口を閉じてエアシリン
ダ11への接続口をエアリザーバへの接続口に連
通させるようになつている。18はヒユーズであ
る。
上記の構成において、バン型トレーラ等のよう
に全高の高いトレーラを連結する頻度が高いトラ
クタでは、メインスイツチ16を閉成操作してお
く。ところが、トラクタ単車の時、つまり、カプ
ラ4にトレーラのキングピンが連結保持されてい
ない時は、スイツチ15が開成保持されているの
で電磁三方弁13は作動せず、エアシリンダ11
は大気に開放されている。従つて、トラクタ単車
での走行時及びトレーラの着脱作業時にはスプリ
ング12の張力でエアシリンダ11が短縮保持さ
れるのでウインドデフレクタ8は第1図に実線で
示すようにルーフ6の上面に沿つて倒伏保持され
る。このために、連結時を前提としたウインドデ
フレクタ8を装備していようとも、単車時の空気
抵抗を小さくできる。
又、図示しないトレーラが連結されると、カプ
ラ4に取り付けたスイツチ15が閉成する。する
と、ヒユーズ18、メインスイツチ16及びスイ
ツチ15を介してバツテリ17から電磁三方弁1
3に電流が流れるので、エアリザーバ14内のエ
アが電磁三方弁13を介してエアシリンダ11に
供給され、該シリンダ11がスプリング12に抗
して伸長作動する。
このようにしてエアシリンダ11が伸長作動す
ると、ルーフ6の上面に沿つて倒伏していたウイ
ンドデフレクタ8の後端が次第に持ち上つて最終
的に第1図に二点鎖線で示す傾斜斜位置に保持さ
れる。このようにウインドデフレクタ8が傾斜位
置に回動保持されると、トラクタのルーフ6の上
面に沿つてトレーラの前端面に衝突しようとして
いた走行風がウインドデフレクタ8の整流作用で
上方へと偏流される。従つて、トレーラの前端面
に衝突する走行風が減少し、連結車の抵抗係数が
小さくなつて空気抵抗が減少する。
そして、トレーラを切り離すと、スイツチ15
が開成復帰して電磁三方弁13に電流が流れなく
なるため、エアシリンダ11内のエアが電磁三方
弁13を経て大気中に流出し、該シリンダ11が
スプリング12の張力で短縮作動する。従つて、
トレーラを切り離すと同時にウインドデフレクタ
8が倒伏回動復帰してトラクタ自体の正面投影面
積が減少し、空気抵抗が低減する。このために、
トレーラ連結時は従来のウインドデフレクタを装
着した場合と同程度にまで空気抵抗を小さくで
き、かつ、トラクタ単車時にはウインドデフレク
タを設けていない場合と同程度にまで空気抵抗が
小さくなるので燃料消費率を改善できる。
因みに、カプラ4が第3図及び第4図に示すよ
うに構成されている時は、図示しないキングピン
を挾持するジヨー19,19の開閉回動にともな
つてベース20の前端部から出没するヨークシヤ
フト21に操作プレート22を固定し、前記ベー
ス20にスイツチ15を取り付けて該スイツチ1
5の可動端部を操作プレート22に対向させるこ
とにより、第4図に示すようにジヨー19,19
が閉鎖回動(キングピンを挾持)してヨークシヤ
フト21の突出量が少なくなつた時に操作プレー
ト22をスイツチ15の可動端部に衝突させて該
スイツチ15を閉成作動させるようにすれば良
い。23はヨーク、24はカムプレート、25は
リリースレバーである。
上記実施例では、スイツチ15と直列にメイン
スイツチ16を介挿することにより、比較的背の
低いコンテナ等を積載したトレーラ又は、空車の
トレーラのようにウインドデフレクタを必要とし
ないトレーラを連結した時はメインスイツチ16
を開成操作してウインドデフレクタ8を倒伏保持
させるようにしているが、必ずしもメインスイツ
チ16を設ける必要はない。又、トレーラの種類
あるいは積荷の高さ等に応じてウインドデフレク
タ8の傾斜角度を可変制御できるようにしても良
く、アクチユエータをエアシリンダ以外のもので
構成しても良い。更に、スイツチ15の取付位置
及び連結の有無の検出機構は必ずしも実施例に限
定されるものではない。
以上説明したように本考案によれば、トレーラ
の連結状態に応じてウインドデフレクタが自動的
に起伏して連結時の抵抗係数を減少させると共
に、単車時(非連結時)の正面投影面積を最少限
に小さくできるので、連結時はもとよりのこと単
車時の空気抵抗をも小さくでき、いずれの場合に
も燃料消費率を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面図、第2図は
要部の構成図、第3図はトレーラを連結していな
いときのカプラの状態を示す要部の底面図、第4
図はトレーラ連結時のカプラの状態を示す要部の
底面図である。 4……カプラ、5……キヤブ、6……ルーフ、
8……ウインドデフレクタ、9……ピン、10…
…ブラケツト、11……エアシリンダ、12……
スプリング、13……電磁三方弁、14……エア
リザーバ、15……スイツチ、16……メインス
イツチ、17……バツテリ、19……ジヨー、2
1……ヨークシヤフト、22……操作プレート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セミトレーラに設けたキングピンを係脱自在に
    連結するカプラを装備したトラクタにおいて、キ
    ヤブのルーフ上面の前端部にウインドデフレクタ
    の前端を起伏回動自在に枢着し、所定角度に起き
    上つた傾斜位置とルーフの上面に沿う倒伏位置と
    の少なくとも2位置にウインドデフレクタを切換
    回動保持させるアクチユエータを設けると共に、
    カプラがキングピンを連結保持していないことを
    検出した時にアクチユエータに倒伏信号を与えて
    ウインドデフレクタをルーフ上に倒伏回動させる
    スイツチを設けたことを特徴とするセミトレーラ
    用トラクタ。
JP14570581U 1981-09-30 1981-09-30 セミトレ−ラ用トラクタ Granted JPS5850078U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14570581U JPS5850078U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 セミトレ−ラ用トラクタ

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JP14570581U JPS5850078U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 セミトレ−ラ用トラクタ

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Publication Number Publication Date
JPS5850078U JPS5850078U (ja) 1983-04-05
JPS6136461Y2 true JPS6136461Y2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=29938625

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JP14570581U Granted JPS5850078U (ja) 1981-09-30 1981-09-30 セミトレ−ラ用トラクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003059722A1 (fr) * 2001-12-27 2003-07-24 Kanki,Kenzou Dispositif destine a reduire la resistance a l'air d'un vehicule

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JPH03108192U (ja) * 1990-02-21 1991-11-07

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JPS5850078U (ja) 1983-04-05

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