JPS6136154Y2 - - Google Patents

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JPS6136154Y2
JPS6136154Y2 JP16952480U JP16952480U JPS6136154Y2 JP S6136154 Y2 JPS6136154 Y2 JP S6136154Y2 JP 16952480 U JP16952480 U JP 16952480U JP 16952480 U JP16952480 U JP 16952480U JP S6136154 Y2 JPS6136154 Y2 JP S6136154Y2
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JP
Japan
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ventilation
wire mesh
drying chamber
grains
air
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JP16952480U
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JPS5793795U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、穀類等のラジアルビン型交互通風乾
燥機に関するものである。
従来の技術 従来の交互通風乾燥機においては、乾燥室に入
つている穀類が少量のときに、熱風が穀類の入つ
ていない空間部に流れることにより効率の低下を
防止するために、網体内に上下する栓体を装着す
ることが行われているが、このような栓体は網体
との密着が不完全で熱風漏れが多かつた。
また、両側壁を通気板を以て形成した乾燥室内
中央へ、上端を閉鎖し、又両側壁を通気板を以て
形成した中空吸気塔を設け、その下端へ送気口を
開口し、側壁の内側上端へ非通気性幕の一端を取
付け、側壁の内側上端へロールを設け、幕の他端
を捲付け、塔の上部へ送気管を開口した縦型乾燥
機が実公昭42−6702号公報として提案され、サイ
ロ本体に噴気筒を直立し、該噴気筒内には昇降調
節のできる通風調節体を収蔵せしめると共に、通
風調節体は骨組枠を覆つた布体のスカート部下端
開放部に弾機を介してリングを装着して構成した
端数処理のできる貯蔵乾燥サイロが実公昭48−
7975号公報として提案されているが、これらのも
のは、中空吸気塔又は噴気筒内からのみ前記中空
吸気塔または噴気筒を通して乾燥風を通すもので
あり、前記中空吸気塔又は噴気筒外からこれら中
空吸気塔または噴気筒を通して乾燥風を通すと、
幕又は布体が中空吸気塔または噴気筒から剥離し
て用をなさず、ラジアルビン型交互通風乾燥機に
用いることができないものであつた。
考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、上記欠点を排除し、乾燥室内
の穀類が少量のときでも、熱風が穀類のないとこ
ろへ漏れることがなく、熱風の漏れが極めて少な
く、交互通風によつて熱風の向きが変つても、熱
風の吹きぬけが起こらず、穀類をまんべんなく乾
燥することが可能で、満足のいく穀類の乾燥を行
なうことができるラジアルビン型交互通風乾燥機
を提供することである。
問題点を解決するための手段 本考案は、タンク壁の内部に設けた二重の円筒
形金網の内部及び外部を通風路とし、その間を乾
燥室としたラジアルビン型交互通風乾燥機におい
て、乾燥室中央に位置する円筒形金網内部の通風
路に、バルブを介して空気の出入れの可能な可撓
中空輪と隔板とからなる上下に可動自在な栓体を
設け、乾燥室上部入口にはダンパーを設けたこと
を特微とする構成を有する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説
明する。
第1図は、ラジアルビン型交互通風乾燥機の側
断面図で、1はタンク、2は前記タンク1の内部
に設けた円筒形の金網で、前記金網2の下部は円
錐形となつており、前記金網2の内部には上端を
閉鎖した細長い円筒形の金網11が設けられ、前
記タンク1内の外側の金網2とタンク壁7との間
には、風の通る通風路となる周囲通風胴8が設け
られ、前記金網2と前記金網11間には乾燥室3
が形成され、タンク壁7の内部に設けた二重の円
筒形金網2,11の内部及び外部が通風路とさ
れ、その間が乾燥室3となつている。
6はタンク1の側部に設けた乾燥室3に穀類4
を供給するエレベータで、前記エレベータ6の上
部に設けた上部シユートがタンク1の上部に連結
され、乾燥室3内に穀類を供給する前記乾燥室3
の上部入口にはダンパー18が設けられ、前記タ
ンク1内に設けた金網2の円錐形の下端が排出用
スクリユーコンベア5に連結されている。
タンク1内の周囲通風胴8は通風路9を通つて
送風機10に通じ、金網11の下端が通風路12
を通つて送風機10に通じ、穀類を乾燥させるた
めの通風路が形成され、送風機10から通風路1
2及び通風路9に通じるところには弁19が設け
られ、通風路12の途中には弁21を備えた排気
口22が設けられ、通風路9の途中には弁23を
備えた排気口24が設けられている。
13は乾燥室3中央に位置する円筒形の金網1
1内を移動する栓体で、金網11の閉鎖された上
端部に設けられた巻上機14により栓体13が上
下に可動自在である。
第2図は、本考案による栓体13の拡大断面図
で、栓体13はバルブを介して空気の出入れ可能
な外周部となる可撓中空輪15と、前記可撓中空
輪15の内縁下部に設けた底部となる隔板16と
からなり、可撓中空輪15に空気を出入れするた
めのバルブとなるソレノイドバルブ17を有して
いる。
次に、この実施例の作用を説明する。まず、乾
燥室3にはエレベータ6により穀類4が供給され
る。今、弁19により通風路9を閉鎖し、弁23
を開けて排気口24を開放し、弁21を閉じて排
気口22を閉鎖し、送風機10により通風路12
に熱風が送られると、乾燥室中央に位置する円筒
形の金網11→穀類4→タンク内側の金網2→周
囲通風胴8→通風路9→排気口24の経路で熱風
が送られ、乾燥室3内の穀類は乾燥されるが、も
し、穀類が少ないと、乾燥室中央の円筒形の金網
11から乾燥室2の穀類のない部分を通つて、熱
風が逃げてしまう。そこで、ソレノイドバルブ1
7を開け、可撓中空輪15内の空気をぬいて穀類
の入つている高さまで栓体13を巻上機14を作
動して下方に移動させ、それからソレノイドバル
ブ17より可撓中空輪15内に空気を入れて脹ら
まし、栓体13と金網11を密着固定させる。
このように、乾燥室3内の穀類4が少量のとき
でも、穀類4の入つている高さで栓体13が金網
11に密着固定され、熱風は穀類のないところへ
漏れることなく、穀類をまんべんなく乾燥するこ
とになる。
次に、第3図を参照しながら、熱風を反対の向
きに送風する場合を説明する。第1図とは逆に弁
19により通風路12を閉鎖し、弁21を開けて
排気口22を開放し、弁23を閉じて排気口24
を閉鎖し、送風機10により通風路9に熱風が送
られると、周囲通風胴8→タンク内側の金網2→
穀類4→中央の円筒形の金網11→通風路12→
排気口22の経路で熱風が送られるが、もし、乾
燥室3内の穀類4が少ないと、タンク1の上部の
入口より熱風が乾燥室3外へ逃げていつてしま
う。そこで、乾燥室3上部入口に設けたダンパー
18を閉めると、穀類4の入つていない乾燥室3
の上部に熱風が流れても外へは出られないため、
熱風の吹きぬけが起こらず、結局熱風が穀類4を
通つて乾燥室3の中央に位置する円筒形の金網1
1へ流れることとなる。穀類4は熱風による乾燥
を受けた後、排出用コンベア5に導かれ適宜排出
される。
考案の効果 以上に述べたように、本考案のラジアルビン型
交互通風乾燥機によれば、穀類が少量のときで
も、タンク壁の内部に設けた二重の円筒形金綱の
内部及び外部を通風路とし、その間を乾燥室と
し、乾燥室中央に位置する円筒形金綱内部の通風
路に、バルブを介して空気の出入れの可能な可撓
中空輪と隔板とからなる上下に可動自在な栓体を
設けたので、前記バルブにより前記可撓中空輪内
の空気をぬいて穀類の入つている高さまで前気栓
体を移動した後、前記バルブにより前記可撓中空
輪内に空気を入れて膨らますことによつて、金網
の内部から外部へ通風する場合は勿論、金網の外
部から内部へ通風する場合も可撓中空輪が金網に
よく密着し、熱風が穀類のないところへ漏れるこ
とがなく、熱風の漏れが極めて少なく、穀類をま
んべんなく乾燥することができる。
また、熱風の向きと反対にして、周囲通風胴か
ら中央に向つて送風する場合、乾燥室の上部入口
にダンパーを設けたので、穀類の容量が少ないと
きでも、ダンパーを閉じておけばタンクの空間部
も周囲通風胴と同じ圧力室となるため、風の吹き
ぬけは起こらず、熱風は穀類を通つて排気される
ので、満足のいく乾燥を行うことができる。な
お、排出用スクリユーコンベアとエレベータとを
適宜手段により連結すれば、穀類を乾燥室内に間
欠的に循環投入させることもできる。この場合は
乾燥室の上部入口に設けたダンパーのかわりに公
知のロータリーバルブ等を設ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例によるラジアルビン
型交互通風乾燥機の側断面図、第2図は、同上の
要部の拡大断面図、第3図は、同上の周囲通風胴
から中央に向つて送風する場合を示す側断面図で
ある。 1……タンク、2……金網、3……乾燥室、4
……穀類、5……排出用スクリユーコンベア、6
……エレベータ、7……タンク壁、8……周囲通
風胴、9……通風路、10……送風機、11……
金網、12……通風路、13……栓体、14……
巻上機、15……可撓中空輪、16……隔板、1
7……ソレノイドバルブ、18……ダンパー、1
9,20,21,23……弁、22,24……排
気口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク壁の内部に設けた二重の円筒形金網の内
    部及び外部を通風路とし、その間を乾燥室とした
    ラジアルビン型交互通風乾燥機において、乾燥室
    中央に位置する円筒形金網内部の通風路に、バル
    ブを介して空気の出入れの可能な可撓中空輪と隔
    板とからなる上下に可動自在な栓体を設け、乾燥
    室上部入口にはダンパーを設けたことを特徴とす
    るラジアルビン型交互通風乾燥機。
JP16952480U 1980-11-28 1980-11-28 Expired JPS6136154Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16952480U JPS6136154Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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JP16952480U JPS6136154Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5793795U JPS5793795U (ja) 1982-06-09
JPS6136154Y2 true JPS6136154Y2 (ja) 1986-10-20

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ID=29528029

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JP16952480U Expired JPS6136154Y2 (ja) 1980-11-28 1980-11-28

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JPH0438231Y2 (ja) * 1986-07-31 1992-09-08
JP2590427B2 (ja) * 1994-03-23 1997-03-12 農林水産省北陸農業試験場長 湿度調節装置を付加した穀類乾燥機

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Publication number Publication date
JPS5793795U (ja) 1982-06-09

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