JPS6214557Y2 - - Google Patents

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JPS6214557Y2
JPS6214557Y2 JP20180582U JP20180582U JPS6214557Y2 JP S6214557 Y2 JPS6214557 Y2 JP S6214557Y2 JP 20180582 U JP20180582 U JP 20180582U JP 20180582 U JP20180582 U JP 20180582U JP S6214557 Y2 JPS6214557 Y2 JP S6214557Y2
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JP
Japan
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powder
perforated plate
chamber
drying
vacuum rotary
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JP20180582U
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JPS59101189U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、真空回転乾燥機に関するものであ
る。さらに詳しくいえば、粉体を真空乾燥しての
ち、乾燥されたものを気体により流動させて取出
すようにした、真空回転乾燥機に関するものであ
る。
真空回転乾燥機は、乾燥すべき物を密閉できる
容器に入れ、容器を回転させながら加熱して、物
を乾燥する装置である。この装置を用いると、酸
素の少ない状態で、比較的低温短時間に乾燥でき
るので、酸化しやすい物、又は高温で分解しやす
い物を乾燥するのに適している。また、真空回転
乾燥機では、密閉状態で乾燥を行なうことになる
ので、不純物の混入が避けられる。このために、
真空回転乾燥機は、粉体を乾燥するのに、よく用
いられる。
従来の真空回転乾燥機は、例えば第1図に示す
ように、回転軸1を付設した円筒状部分2の両側
に、同形の円錐状部分3及び4を付設した形状の
容器からなり、容器の周りをジヤケツト5にし
て、そこに加熱媒体を循環させるようにしてい
た。容器内を減圧にするには、管6から軸1内の
内管7を経て、矢印aの方向に容器内の空気を排
出することにより行なわれた。加熱は、加熱媒体
を矢印bに沿つて軸1からジヤケツト5内に入
れ、内管7の外がわを通つて排出することにより
行なわれた。乾燥すべき物は、粉体の形として投
入口8から投入され、取出口9から取出された。
もつとも、投入口8を取出しに用い、取出口9を
投入に用いることもできた。
第1図に示したような従来の装置は、減圧乾燥
したあとで、乾燥した粉体を取出すのに支障があ
つた。すなわち、従来の真空乾燥機は、乾燥した
粉体を専らその自重により落下させて取出すこと
としていたので、取出口8又は9から取出す際
に、粉体が乾燥機の壁面に付着したり、又は粉体
がブリツジ現象を起して、取出口から取出し得な
いことになつた。容器の円錐形部分3又は4は、
粉体の安息角を考え、ブリツジ現象を起さないよ
うに、円錐頂角を小さくしており、また取出口を
も大きくしているが、それでも粉体がブリツジ現
象を起して、粉体を取出しにくいという欠点があ
つた。この考案は、このような欠点を改良しよう
として、なされたものである。
従来の真空乾燥機は、上述のように専ら粉体の
自重により落下させて取出すこととしていたの
に、この考案は、加圧気体の吹込みにより、粉体
を流動させ、気体の流れによつて粉体を取出すよ
うにしたものである。そのために、この考案の乾
燥機は、投入部と取出部とを区別し、取出部に多
孔板を設け多孔板上に堆積した粉体を反対がわか
ら気体を送つて流動させ、流動した粉体を取出口
へ導くようにしたものである。
この考案は、真空回転乾燥機の取出部に多孔板
を付設して乾燥室と加圧室とに分け、加圧室がわ
に加圧気体の流入口を設け、乾燥室がわに多孔板
に向つて開口し外部に通じるパイプを付設して取
出口としたことを特徴とする、真空回転乾燥機に
関するものである。
第2図は、この考案に係る真空回転乾燥機の一
部切欠側面図である。第2図において、番号1な
いし7は、第1図に示した従来のものと同じ部分
である。従つて、第2図の乾燥機が、減圧室に回
転軸1を付設したものからなり、回転軸1を通し
て空気を排除し、減圧を維持するものであり、ま
た回転軸1を通して加熱媒体を流通させ、減圧室
内を加熱するものであることは、従来の乾燥機と
同じである。
第2図の番号8以下の部分を説明すると、次の
とおりである。8は投入口、9は取出口、10は
多孔板、11は加圧気体の流入口、12はパイ
プ、13及び14はバルブ、xは乾燥室、yは加
圧室である。
この考案に係る真空回転乾燥機が従来のものと
大きく異なるのは、投入口8と取出口9とが区別
して設けられ、取出口9が設けられている取出部
に多孔板10が付設されて、減圧室が乾燥室xと
加圧室yとに分けられている点である。乾燥室x
は、排気するための管6の設けられているがわで
あり、加圧室yは加圧気体の流入口11が設けら
れているがわである。乾燥室xがわにはパイプ1
2が付設され、パイプ12は乾燥室xの壁を貫い
て外へ延びており、パイプ12の室内端は多孔板
10に向つて開口し、パイプ12の室外端は取出
口9に連なつている。なお、加圧流体の流入口1
1にはバルブ13が付されている。また、投入口
8には蓋又はダンパーが付され、取出口9にはダ
ンパー又はボール弁14が付されている。
多孔板10としては、布、金網、焼結体、連続
気泡の発泡体等を用いることができる。多孔板1
0としては、その中の目開き又は気泡が小さく
て、乾燥された粉体を通過させない程度のものを
用いる。また、目開き又は気泡は、加圧気体にあ
る程度の圧力差を生じさせるものを用いる。多孔
板10は、パツキンを介してフランジで挾んで気
密に固定し、取換えを容易にする。
加圧室yは、加圧気体の流入口11からの気体
が、多孔板10の全体に広がるようにするための
ものであつて、できるだけ小さな容量を持つよう
にする。また、乾燥室xの多孔板10近傍の形状
は、乾燥された粉体が多孔板10上に溜るように
する。
パイプ12は、上述のように、乾燥室xがわに
あつて、その一端が多孔板10に向つて近接し、
開口している。また、パイペ12は、乾燥室xの
壁とともにジヤケツト5の壁を貫通して室外に出
て、その端にバルブ14が付され、取出口9に連
なつている。
この考案に係る真空回転乾燥機は、次のように
して使用される。まず、蓋を開いて、投入口8か
ら乾燥すべき物を乾燥室x内に投入する。次い
で、蓋を閉じ、またバルブ13及び14を閉じ、
管6から矢印aに沿つて空気を排除し、室内を減
圧に維持する。また、回転軸1を適当な支持具で
支持して回転させながら、回転軸1を通して加熱
媒体を矢印bに沿つて流し、乾燥室xの中を加熱
する。こうして、乾燥室x内の物を減圧下に乾燥
させる。この間、乾燥されるべき物は、多孔板1
0に遮られて加圧室y内には入らない。
乾燥が終ると、加圧気体の流入口11を下にし
て、これに圧縮空気のパイプを連結し、バルブ1
3を開いて加圧室y内に圧縮気体を導入する。同
時にバルブ14を開く。すると、圧縮空気が加圧
室yから多孔板10を通り、パイプ12を経て、
取出口9から排出される。このとき、圧縮空気
が、多孔板10上に溜つている乾燥された粉体を
伴なつて流れ、粉体をパイプ12に通し、取出口
9から排出させる。
この考案に係る真空回転乾燥機によれば、乾燥
すべき物の投入から真空乾燥するまでは、従来の
乾燥機と同様に真空乾燥を行なうことができる。
この考案の乾燥機が効果を発輝するのは、乾燥後
の取出しの工程である。すなわち、乾燥後に、加
圧気の流入口から加圧気体、例えば圧縮空気を導
入して、気体の流動によつて乾燥された粉体を排
出するので、乾燥された粉体の取出しが容易かつ
確実である。詳しくいえば、従来の乾燥機では、
乾燥された粉体がブリツジを形成して取出し難い
場合があつたが、この考案の乾燥機によれば、気
体の流動によつて取出すから、ブリツジ現象に関
係なく、容易かつ確実に粉体を取出すことができ
る。だから、乾燥室xの形状には、さほど注意を
払う必要がなく、自由にその形状を定めることが
できる。従つて、製作にも便利である。この考案
は、このような利点をもたらす。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の真空回転乾燥機の一部切欠側
面図である。第2図は、この考案に係る真空回転
乾燥機の一部切欠側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真空回転乾燥機の取出部に多孔板を付設して乾
    燥室と加圧室とに分け、加圧室がわに加圧気体の
    流入口を設け、乾燥室がわに多孔板に向つて開口
    し外部に通じるパイプを付設して取出口としたこ
    とを特徴とする、真空回転乾燥機。
JP20180582U 1982-12-24 1982-12-24 真空回転乾燥機 Granted JPS59101189U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20180582U JPS59101189U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 真空回転乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20180582U JPS59101189U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 真空回転乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59101189U JPS59101189U (ja) 1984-07-07
JPS6214557Y2 true JPS6214557Y2 (ja) 1987-04-14

Family

ID=30427290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20180582U Granted JPS59101189U (ja) 1982-12-24 1982-12-24 真空回転乾燥機

Country Status (1)

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JP (1) JPS59101189U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008151411A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Sumitomo Chemical Co Ltd コニカルドライヤおよび該コニカルドライヤ内部から被乾燥体を排出する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59101189U (ja) 1984-07-07

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